JPH05301028A - 同位体分離方法 - Google Patents
同位体分離方法Info
- Publication number
- JPH05301028A JPH05301028A JP4104787A JP10478792A JPH05301028A JP H05301028 A JPH05301028 A JP H05301028A JP 4104787 A JP4104787 A JP 4104787A JP 10478792 A JP10478792 A JP 10478792A JP H05301028 A JPH05301028 A JP H05301028A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isotope
- component
- specific
- separation method
- laser beam
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】不純物同位体の製品(特定同位体成分)への混
入を極力防止して、製品の品位向上を図ることができる
同位体分離方法を提供するにある。 【構成】この同位体分離方法は複数種類の同位体を含む
原料を加熱して蒸気流を発生させ、この蒸気流に特定同
位体成分に固有の選択励起・電離用レーザ光22,2
4,25を照射して励起され、電離した特定同位体成分
を電極に回収する同位体分離方法において、前記特定同
位体成分の選択励起・電離用レーザ光22,24,25
の照射と同時にその特性同位体成分の光吸収周波数の広
がり内に光吸収共鳴周波数を有する他の不純物同位体成
分にACシュタルク効果を生じさせるレーザ光26を照
射する方法である。
入を極力防止して、製品の品位向上を図ることができる
同位体分離方法を提供するにある。 【構成】この同位体分離方法は複数種類の同位体を含む
原料を加熱して蒸気流を発生させ、この蒸気流に特定同
位体成分に固有の選択励起・電離用レーザ光22,2
4,25を照射して励起され、電離した特定同位体成分
を電極に回収する同位体分離方法において、前記特定同
位体成分の選択励起・電離用レーザ光22,24,25
の照射と同時にその特性同位体成分の光吸収周波数の広
がり内に光吸収共鳴周波数を有する他の不純物同位体成
分にACシュタルク効果を生じさせるレーザ光26を照
射する方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばウラン濃縮法と
して適用される原子レーザ法に基づく同位体分離方法に
係わり、特にレーザ光による同位体の選択励起工程を改
良した同位体分離方法に関する。
して適用される原子レーザ法に基づく同位体分離方法に
係わり、特にレーザ光による同位体の選択励起工程を改
良した同位体分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、天然或いは回収ウランには、ウ
ラニウム234(U−234)、ウラニウム235(U
−235)、ウラニウム236(U−236)、ウラニ
ウム238(U−238)等の同位体成分が含まれてい
る。そして、原子炉用燃料として使用されるU−235
は、天然ウラン中に0.7%程度しか含まれておらず、
燃料とするためには、U−235を2%乃至5%程度ま
で濃縮させる必要がある。
ラニウム234(U−234)、ウラニウム235(U
−235)、ウラニウム236(U−236)、ウラニ
ウム238(U−238)等の同位体成分が含まれてい
る。そして、原子炉用燃料として使用されるU−235
は、天然ウラン中に0.7%程度しか含まれておらず、
燃料とするためには、U−235を2%乃至5%程度ま
で濃縮させる必要がある。
【0003】このウラン濃縮技術として、近年レーザ式
同位体分離方法、特に原子レーザ法による同位体分離技
術の開発が進められている。
同位体分離方法、特に原子レーザ法による同位体分離技
術の開発が進められている。
【0004】この原子レーザ法に基づく同位体分離法
は、金属ウランを電子ビームの照射によって真空中で加
熱してウラン蒸気流を発生させ、このウラン蒸気流にレ
ーザ光を照射してU−235を選択的に励起・電離さ
せ、電離したU−235を、例えば電気的方法により電
極に回収し製品化する方法である。
は、金属ウランを電子ビームの照射によって真空中で加
熱してウラン蒸気流を発生させ、このウラン蒸気流にレ
ーザ光を照射してU−235を選択的に励起・電離さ
せ、電離したU−235を、例えば電気的方法により電
極に回収し製品化する方法である。
【0005】この同位体分離方法は、U−235とU−
238とのエネルギー準位の違い(同位体シフト)を利
用して、U−235のみを選択的に励起させて電離さ
せ、さらに電離回収して濃縮するようにしたものであ
る。
238とのエネルギー準位の違い(同位体シフト)を利
用して、U−235のみを選択的に励起させて電離さ
せ、さらに電離回収して濃縮するようにしたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな同位体分離方法によってウラン濃縮を行った場合、
U−235と同時に原料ウラニウムに少量含まれるU−
234あるいはU−236も電離回収されてしまう。こ
れは、U−235とU−234乃至U−236の間の同
位体シフトが、U−235とU−238の間の同位体シ
フトに比べ、一般に小さいからである。これらの不純物
同位体の製品への混入は、核燃料施設の遮蔽や原子炉中
性子経済の観点から望ましいことではなく、製品の品位
低下をもたらしてしまう。
うな同位体分離方法によってウラン濃縮を行った場合、
U−235と同時に原料ウラニウムに少量含まれるU−
234あるいはU−236も電離回収されてしまう。こ
れは、U−235とU−234乃至U−236の間の同
位体シフトが、U−235とU−238の間の同位体シ
フトに比べ、一般に小さいからである。これらの不純物
同位体の製品への混入は、核燃料施設の遮蔽や原子炉中
性子経済の観点から望ましいことではなく、製品の品位
低下をもたらしてしまう。
【0007】従来の原子レーザ法による同位体分離で
は、レーザ光の照射により目標とする特定同位体成分に
付随して、その特定同位体成分の光吸収周波数の広がり
内に光吸収共鳴周波数を有する他の不純物同位体成分も
励起・電離され、製品の品位を低下させてしまうといっ
た問題があった。
は、レーザ光の照射により目標とする特定同位体成分に
付随して、その特定同位体成分の光吸収周波数の広がり
内に光吸収共鳴周波数を有する他の不純物同位体成分も
励起・電離され、製品の品位を低下させてしまうといっ
た問題があった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、不純物同位体の製品(特定同位体成分)への
混入を極力防止して、製品の品位向上を図ることができ
るようにした同位体分離方法を提供することを目的とす
る。
たもので、不純物同位体の製品(特定同位体成分)への
混入を極力防止して、製品の品位向上を図ることができ
るようにした同位体分離方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る同位体分離方法は、複数種類の同位体
を含む原料を加熱して蒸気流を発生させ、この蒸気流に
特定同位体成分に固有の選択励起・電離用レーザ光を照
射して励起させ、電離した特定同位体成分を電極に回収
する同位体分離方法において、前記特定同位体成分の選
択励起・電離用レーザ光の照射と共にその特性同位体成
分の光吸収周波数の広がり内に光吸収共鳴周波数を有す
る他の不純物同位体成分にACシュタルク効果を生じさ
せるレーザ光を照射するようにしたものでる。
め、本発明に係る同位体分離方法は、複数種類の同位体
を含む原料を加熱して蒸気流を発生させ、この蒸気流に
特定同位体成分に固有の選択励起・電離用レーザ光を照
射して励起させ、電離した特定同位体成分を電極に回収
する同位体分離方法において、前記特定同位体成分の選
択励起・電離用レーザ光の照射と共にその特性同位体成
分の光吸収周波数の広がり内に光吸収共鳴周波数を有す
る他の不純物同位体成分にACシュタルク効果を生じさ
せるレーザ光を照射するようにしたものでる。
【0010】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、他の不
純物同位体成分にACシュタルク効果を生じさせると、
この不純物同位体成分の光吸収ラインは2つに部分に分
裂し、しかもこの分裂の間隔は、投入エネルギーに比例
する。従って、投入エネルギーを十分大きくとって、こ
の分裂の結果生じた2つの光吸収ラインを電離・回収す
べき特定同位体成分の一連の光吸収周波数の広がりの外
に押出し、このような状況の元で、電離・回収しようと
する特定同位体成分を選択励起するためのレーザ光を照
射することにより、不純物同位体の光吸収ラインはもは
や特定同位体成分の光吸収周波数の広がりの中にないた
め、不純物同位体が励起・電離して製品に混入してしま
うことを防止することができる。
純物同位体成分にACシュタルク効果を生じさせると、
この不純物同位体成分の光吸収ラインは2つに部分に分
裂し、しかもこの分裂の間隔は、投入エネルギーに比例
する。従って、投入エネルギーを十分大きくとって、こ
の分裂の結果生じた2つの光吸収ラインを電離・回収す
べき特定同位体成分の一連の光吸収周波数の広がりの外
に押出し、このような状況の元で、電離・回収しようと
する特定同位体成分を選択励起するためのレーザ光を照
射することにより、不純物同位体の光吸収ラインはもは
や特定同位体成分の光吸収周波数の広がりの中にないた
め、不純物同位体が励起・電離して製品に混入してしま
うことを防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係わる同位体分離方法の一実
施例を図面を参照して説明する。先ず、図1によってこ
の同位体分離方法を適用する同位体分離装置を概略的に
説明する。
施例を図面を参照して説明する。先ず、図1によってこ
の同位体分離方法を適用する同位体分離装置を概略的に
説明する。
【0012】この同位体分離装置では天然ウラン若しく
は使用済み核燃料の再処理によって得られる回収ウラン
など同位体原料としての金属ウラン1を蒸発用るつぼ2
内に収容する。次に、電子銃3から発射される電子ビー
ム4を図示しない外部磁場コイルにより偏向して蒸発用
るつぼ2内の金属ウラン1に照射する。すると、電子ビ
ーム4の照射を受けた金属ウラン1は、加熱されて蒸発
し蒸気流5となる。
は使用済み核燃料の再処理によって得られる回収ウラン
など同位体原料としての金属ウラン1を蒸発用るつぼ2
内に収容する。次に、電子銃3から発射される電子ビー
ム4を図示しない外部磁場コイルにより偏向して蒸発用
るつぼ2内の金属ウラン1に照射する。すると、電子ビ
ーム4の照射を受けた金属ウラン1は、加熱されて蒸発
し蒸気流5となる。
【0013】一方、蒸発用るつぼ2の上方には、帯状プ
レートからなる陽電極6と陰電極7とが交互に配置さ
れ、その電極6,7間にそれぞれ光反応部8が形成され
る。この光反応部8の長手方向にレーザ光照射装置9か
らパルスレーザ光10を照射することによって、同位体
原料から特定同位体原子であるU−235原子が選択的
に励起されてエネルギ準位が高められ、電離されて(イ
オン化)イオンとなる。
レートからなる陽電極6と陰電極7とが交互に配置さ
れ、その電極6,7間にそれぞれ光反応部8が形成され
る。この光反応部8の長手方向にレーザ光照射装置9か
らパルスレーザ光10を照射することによって、同位体
原料から特定同位体原子であるU−235原子が選択的
に励起されてエネルギ準位が高められ、電離されて(イ
オン化)イオンとなる。
【0014】また、陽電極6と陰電極7との間には電圧
を印加し、この電圧印加によりイオン化された特定同位
体原子のU−235が電界によって陰電極7の表面に吸
着され、回収される。
を印加し、この電圧印加によりイオン化された特定同位
体原子のU−235が電界によって陰電極7の表面に吸
着され、回収される。
【0015】なお、イオン化されないで光反応部8を通
過した蒸気流1は、光反応部8の外縁側に配置された廃
品回収板11に回収される。
過した蒸気流1は、光反応部8の外縁側に配置された廃
品回収板11に回収される。
【0016】図2は、原子レーザ法によるU−235の
選択励起・電離工程及びACシュタルクを応用した不純
物同位体(この例ではU−236)の選択励起・電離工
程からの排除の工程を示すものである。
選択励起・電離工程及びACシュタルクを応用した不純
物同位体(この例ではU−236)の選択励起・電離工
程からの排除の工程を示すものである。
【0017】先ず、基底レベル20から第1励起レベル
21へ光遷移させる第1励起用レーザ光22、第1励起
レベル21から第2励起レベル23に光遷移させる第2
励起用レーザ光24、及び第2励起レベルから電離させ
る電離用レーザ光25の照射と同時に、ACシュタルク
効果惹起用レーザ光26を照射する。このレーザ光26
の周波数は、不純物同位体U−236の事前に選定され
たACシュタルク効果惹起用レベル27と基底レベル2
0乃至第1励起レベル21との間の光遷移周波数に同調
するように設定されている。
21へ光遷移させる第1励起用レーザ光22、第1励起
レベル21から第2励起レベル23に光遷移させる第2
励起用レーザ光24、及び第2励起レベルから電離させ
る電離用レーザ光25の照射と同時に、ACシュタルク
効果惹起用レーザ光26を照射する。このレーザ光26
の周波数は、不純物同位体U−236の事前に選定され
たACシュタルク効果惹起用レベル27と基底レベル2
0乃至第1励起レベル21との間の光遷移周波数に同調
するように設定されている。
【0018】そして、電離・回収しようとする特定同位
体成分の光吸収周波数の広がり内に光吸収共鳴周波数を
有する不純物同位体の特定の光吸収ラインに周波数同調
させてレーザ光26を照射し、このレーザ光26のエネ
ルギーを十分大きくするとACシュタルク効果が生じ、
この光吸収に係わる上下エネルギーレベルはそれぞれ2
つに分裂して分裂レベル28となる。
体成分の光吸収周波数の広がり内に光吸収共鳴周波数を
有する不純物同位体の特定の光吸収ラインに周波数同調
させてレーザ光26を照射し、このレーザ光26のエネ
ルギーを十分大きくするとACシュタルク効果が生じ、
この光吸収に係わる上下エネルギーレベルはそれぞれ2
つに分裂して分裂レベル28となる。
【0019】この時の分裂した2つの分裂レベル28間
のエネルギーの差Ωは、光の周波数[ GHz]でエネルギ
ーを表した時、レーザ光26の出力密度をI[Kw/ c
m2 ]、この光吸収に係わるダイポールモーメントをμ
[ Debye]とした時、
のエネルギーの差Ωは、光の周波数[ GHz]でエネルギ
ーを表した時、レーザ光26の出力密度をI[Kw/ c
m2 ]、この光吸収に係わるダイポールモーメントをμ
[ Debye]とした時、
【数1】Ω=0.437・μ・I1/2 で表わされる。
【0020】この時、ACシュタルク効果を生じる上下
エネルギーレベルのどちらか一方を、原子の基底レベル
20または電離・回収しようとする特定同位体成分の選
択励起の為の励起レベルと一致させ、更に特定同位体成
分の光吸収周波数の広がり幅をΔとしてΩ>Δとなるよ
うなレーザ出力密度Iを取れば、不純物同位体の光吸収
ラインは2つの部分に分裂したうえ2つの部分は共に特
定同位体成分の光吸収周波数の広がり幅の外に押し出さ
れる。
エネルギーレベルのどちらか一方を、原子の基底レベル
20または電離・回収しようとする特定同位体成分の選
択励起の為の励起レベルと一致させ、更に特定同位体成
分の光吸収周波数の広がり幅をΔとしてΩ>Δとなるよ
うなレーザ出力密度Iを取れば、不純物同位体の光吸収
ラインは2つの部分に分裂したうえ2つの部分は共に特
定同位体成分の光吸収周波数の広がり幅の外に押し出さ
れる。
【0021】ここで、不純物同位体の光吸収ラインは、
本来特定同位体成分の光吸収周波数の広がりの中央に有
ったものとしたが、Ω>2Δとなるようなレーザ出力密
度Iを取れば、不純物同位体の光吸収ラインが本来特定
同位体成分の光吸収周波数の広がりの中の何処に有った
としても、不純物同位体の分裂した光吸収ラインの2つ
の部分は、共に特定同位体成分の光吸収周波数の広がり
幅の外に押し出されることになる。
本来特定同位体成分の光吸収周波数の広がりの中央に有
ったものとしたが、Ω>2Δとなるようなレーザ出力密
度Iを取れば、不純物同位体の光吸収ラインが本来特定
同位体成分の光吸収周波数の広がりの中の何処に有った
としても、不純物同位体の分裂した光吸収ラインの2つ
の部分は、共に特定同位体成分の光吸収周波数の広がり
幅の外に押し出されることになる。
【0022】従って、この時、レーザ光26の出力密度
Iを
Iを
【数2】I>(Δ/0.437μ)2 乃至は
【数3】I>(2Δ/0.437μ)2 とすれば、図3(a)に示すように、本来U−235の
光吸収ライン29の広がり幅Δの間に有ったU−236
の光吸収ライン30は分裂し、この分裂した光吸収ライ
ン31は、図3(b)に示すように、U−235の光吸
収ライン29の広がり幅Δの外側に押し出される。
光吸収ライン29の広がり幅Δの間に有ったU−236
の光吸収ライン30は分裂し、この分裂した光吸収ライ
ン31は、図3(b)に示すように、U−235の光吸
収ライン29の広がり幅Δの外側に押し出される。
【0023】ここに、一例として、ダイポールモーメン
トを1 Debye、広がり幅Δを3 GHzとすると、レーザ出
力密度Iが100 kW/cm2 以上あればエネルギ差Ωが4
GHz以上となり、U−236の光吸収ライン30は、U
−235の光吸収ライン29の広がり幅Δの外側に押し
出されることになる。
トを1 Debye、広がり幅Δを3 GHzとすると、レーザ出
力密度Iが100 kW/cm2 以上あればエネルギ差Ωが4
GHz以上となり、U−236の光吸収ライン30は、U
−235の光吸収ライン29の広がり幅Δの外側に押し
出されることになる。
【0024】このような状況の元で、電離・回収しよう
とする特定同位体成分を選択励起するための励起用レー
ザ光23を照射すると、不純物同位体、即ちU−236
の光吸収ライン30はもはや特定同位体成分の光吸収周
波数の広がりの中にないので、不純物同位体は、このレ
ーザ光23に感応せず、従って励起・電離して製品に混
入することがない。
とする特定同位体成分を選択励起するための励起用レー
ザ光23を照射すると、不純物同位体、即ちU−236
の光吸収ライン30はもはや特定同位体成分の光吸収周
波数の広がりの中にないので、不純物同位体は、このレ
ーザ光23に感応せず、従って励起・電離して製品に混
入することがない。
【0025】このように、ACシュタルク効果惹起用レ
ーザ光26を照射することにより、不純物同位体U−2
36の光吸収ライン30をU−235の光吸収同位体の
広がりの中からなくすことができ、これによって、U−
236が選択励起用レーザ23に感応してしまうことを
なくして、U−236が励起・電離して製品に混入して
しまうことを防止ことができる。
ーザ光26を照射することにより、不純物同位体U−2
36の光吸収ライン30をU−235の光吸収同位体の
広がりの中からなくすことができ、これによって、U−
236が選択励起用レーザ23に感応してしまうことを
なくして、U−236が励起・電離して製品に混入して
しまうことを防止ことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
特定同位体成分の選択励起・電離用レーザ光の照射と同
時に照射されるACシュタルク効果を生じさせる為のレ
ーザ光の効果により、不純物同位体成分の励起や電離を
低減させ、これにより製品の品位を保つ意味から望まし
くない不純物同位体の電離・回収による製品への混入を
極力防止することができる。
特定同位体成分の選択励起・電離用レーザ光の照射と同
時に照射されるACシュタルク効果を生じさせる為のレ
ーザ光の効果により、不純物同位体成分の励起や電離を
低減させ、これにより製品の品位を保つ意味から望まし
くない不純物同位体の電離・回収による製品への混入を
極力防止することができる。
【図1】本発明に係る同位体分離方法を適用する同位体
分離装置の概略図。
分離装置の概略図。
【図2】本発明の一実施例の光励起・電離のプロセスの
説明に付する図。
説明に付する図。
【図3】(a),(b)はACシュタンク効果の前後に
おけるウランの光吸収ラインを示すグラフ。
おけるウランの光吸収ラインを示すグラフ。
【図4】ACシュタンク効果による分裂計算例を示すグ
ラフ。
ラフ。
1 原料ウラン 3 電子銃 4 電子ビーム 5 蒸気流 6,7 電極 8 光反応部 10 レーザビーム 20 基底レベル 21,23 励起レベル 22,24 励起用レーザ光 25 電離用レーザ光 26 ACシュタルク効果惹起用レーザ光 27 ACシュタルク効果惹起用レベル 28 分裂レベル 29,30,31 光吸収ライン
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種類の同位体を含む原料を加熱して
蒸気流を発生させ、この蒸気流に特定同位体成分に固有
の選択励起・電離用レーザ光を照射して励起させ、電離
した特定同位体成分を電極に回収する同位体分離方法に
おいて、前記特定同位体成分の選択励起・電離用レーザ
光の照射と同時にその特性同位体成分の光吸収周波数の
広がり内に光吸収共鳴周波数を有する他の不純物同位体
成分にACシュタルク効果を生じさせるレーザ光を照射
することを特徴とする同位体分離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104787A JPH05301028A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 同位体分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104787A JPH05301028A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 同位体分離方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05301028A true JPH05301028A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14390182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4104787A Pending JPH05301028A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 同位体分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05301028A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002007865A1 (es) * | 2000-07-07 | 2002-01-31 | Cenita, S.A. | Método para la identificación de sustancias, la determinación de sus características moleculares y su manipulación para aislarlas o concentrarlas a partir de mezclas o disoluciones |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4104787A patent/JPH05301028A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002007865A1 (es) * | 2000-07-07 | 2002-01-31 | Cenita, S.A. | Método para la identificación de sustancias, la determinación de sus características moleculares y su manipulación para aislarlas o concentrarlas a partir de mezclas o disoluciones |
| ES2164030A1 (es) * | 2000-07-07 | 2002-02-01 | Cenita S A | Metodo para la identificacion de sustancias, la determinacion de sus caracteristicas moleculares y su manipulacion para aislarlas o concentrarlas a partir de mezclas o disoluciones. |
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