JPH05302111A - スラグ流出検知器、転炉スロッピング予知法 - Google Patents

スラグ流出検知器、転炉スロッピング予知法

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JPH05302111A
JPH05302111A JP10690392A JP10690392A JPH05302111A JP H05302111 A JPH05302111 A JP H05302111A JP 10690392 A JP10690392 A JP 10690392A JP 10690392 A JP10690392 A JP 10690392A JP H05302111 A JPH05302111 A JP H05302111A
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JP
Japan
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converter
coil
slag
sloping
present
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Withdrawn
Application number
JP10690392A
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English (en)
Inventor
Junichiro Yoshiyama
純一郎 芳山
Hiroshi Ikenaga
寛 池永
Yuji Nakamura
雄二 中村
Yoshio Sato
良雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱による影響が小さく、検知および解析に
時間を要さず、検知に要する機器の損傷もなく、さらに
は大規模な設備改造を必要とせずに、スロッピングを予
知する。 【構成】 スラグ7を挟んで対向して設置された一対の
送信コイル2および受信コイル3とを、転炉の出鋼口部
1の近傍に設置し、送信コイル2および受信コイル3間
に生じる誘起電圧を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラグ流出検知器およ
びこれを用いた転炉スロッピング予知法に関する。
【0002】
【従来の技術】スロッピングは、転炉の吹錬中に突発的
に炉内のスラグおよび溶鋼が炉口から炉外に噴出する現
象である。すなわち、吹錬中期のスラグ層が鋼浴から発
生するCOガスによって炉口付近の高さまでフォーミング
したときに発生し易い現象である。特に、ソフトブロー
や酸化鉄系副原料投入量が多いときに、スラグ中FeO が
増加し、スラグ−溶鋼界面でCO反応が爆発的に起こって
発生する。
【0003】スロッピングは、溶鋼成分を乱し、出鋼歩
留りを低下させるとともに、精錬時間の増加、OGガス回
収率の低下、作業環境の低下さらには周辺機器の損傷と
いった様々な問題を引き起こす。そこで、転炉の吹錬中
期におけるスラグフォーミング状況をリアルタイムで認
識して転炉操業条件を最適なタイミングで適宜修正する
ことにより、スロッピングの発生を防止する必要があ
る。したがって、従来より、様々な転炉スロッピング予
知法が提案されている。
【0004】(i) 特開昭54−33790 号公報には吹錬中の
炉内の音響の周波数や強度の変化からスラグ高さを推定
する方法が、特開昭58−48615 号公報には炉体表面温度
の変化からスロッピングの発生を予知する方法が、さら
に特開昭54−114414号公報にはランスまたは炉体の発生
する振動の変化からスラグ高さを推定する方法が、それ
ぞれ提案されている。しかし、これらの方法はいずれも
他の代用特性からスラグ高さを間接的に測定するため、
外乱による影響は大きく測定精度が高くないという問題
がある。
【0005】(ii)特開昭54−114414号公報には吹錬中の
排ガスの発生量または成分を測定してスラグ高さを推定
する方法が提案されているが、排ガスの分析・解析にあ
る程度の時間を要するため、現実に適用することは難し
い。
【0006】(iii) 特開昭57−140812号公報には炉口の
上部から炉内に向けてマイクロ波を投射して反射波から
スラグ高さを推定する方法が提案されているが、炉口上
部に設置する必要があるマイクロ波センサがフレームに
より損傷しやすい。
【0007】(iv)特開昭60−228928号公報には炉体側壁
に貫通孔を設けるとともにこの貫通孔に光検出装置を設
置し、色彩信号を測定してスロッピングの発生を検出す
る方法が提案されているが、貫通孔の設置といった大規
模な転炉改造を要するため、望ましい方法であるとは言
い難い。
【0008】近年では、転炉の出鋼口およびその近辺を
撮像し、撮像した画像の処理を行うことにより、スロッ
ピングを予知する方法が幾つか提案されている。例えば
特開平1−15311 号公報には、転炉の出鋼口に対向して
設けられた撮像装置によって出鋼口及びその近辺を撮像
し、その撮像された像をモニターである炉況表示装置に
表示して観察し、また撮像装置からの信号を前処理する
画像処理装置を通して演算装置に入力し、ここで転炉の
出鋼口の輝度またはその時間的な変化を定量的に求め、
この値を警報装置に入力してこれがスロッピング発生の
おそれがある範囲にはいった場合に警報装置から警報を
発することにより、スロッピングの発生を予知する方法
が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−15311 号公報により提案された方法では、撮像装置
を用いることを前提とするため、撮像装置と出鋼口との
間に存在する粉塵・煙等のために撮像装置のレンズが汚
れると、光量変化を引き起こしてしまい、検出精度が極
端に低下してしまうという問題がある。
【0010】また、建屋の振動に起因して、撮像装置の
視野が変化して撮像を行えなくなってしまったり、撮像
装置が傷み易いという問題もある。
【0011】ここに、本発明の目的は、従来の技術の有
する問題を解消し、外乱による影響が小さく、検知およ
び解析に時間を要さず、検知に要する機器の損傷もな
く、さらには大規模な設備改造を必要としないスラグの
流出検知器およびこれを用いた転炉スロッピング予知法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため種々検討を重ねた結果、転炉の出鋼口の出
鋼孔からの地金混在スラグの流出現象をスロッピングの
前兆であると捉え、転炉の出鋼孔からの地金混在スラグ
の流出を、一対の送信コイルおよび受信コイルを出鋼孔
を挟むようにして設置して検知することにより、上記課
題を解消できることを知見して、本発明を完成した。
【0013】ここに、本発明の要旨とするところは、地
金が混在したスラグの流出部を挟んで対向して設置され
た一対の送信コイルおよび受信コイルと、前記送信コイ
ルおよび受信コイル間の誘起電圧の測定器とを備えたこ
とを特徴とするスラグ流出検知器である。
【0014】また、別の面からは、上記のスラグ流出検
知器の送信コイルおよび受信コイルを転炉の出鋼口の出
鋼孔を挟む位置に対向させて設置し、前記送信コイルお
よび受信コイル間に生じる誘起電圧を測定することによ
り、スロッピングの発生を予知することを特徴とする転
炉スロッピング予知法である。
【0015】
【作用】以下、添付図面を参照しながら本発明を作用効
果とともに詳述する。図1は、本発明にかかるスラグ流
出検知器の一例を転炉の出鋼口1の近傍に設置した様子
を示す説明図であり、同図(a) は出鋼口1の近傍を拡大
して示す縦断面図であり、同図(b) は同図(a) における
A−A断面を示す断面図である。
【0016】図1において、スラグ7の流出部である転
炉の出鋼孔1' を挟んで送信コイル2および受信コイル
3が一対対向して設置されており、送信コイル2に交流
電流を流すことにより受信コイル3との間に電磁界6が
形成される。送信コイル2および受信コイル3は、鉄皮
4に直接設置してよく、または鉄皮4内のレンガ5中に
埋設してもよい。
【0017】なお、本発明においては、送信コイル2、
受信コイル3は公知のものでよく、特定のものには限定
されない。また、出鋼口1や出鋼孔1' の形状や設置位
置、さらにはレンガ5の種類等も本発明では何ら限定を
要さない。さらに、図1においては図示していないが、
前記送信コイルおよび受信コイル間に生じる誘起電圧の
測定器がケーブル13、14により接続されている。
【0018】図2は、本発明にかかる転炉スロッピング
予知法を実施するための装置全体の構成例を示す説明図
である。図2において、転炉8の出鋼口1の近傍には図
1に示す本発明にかかるスラグ流出検知器 (図2におい
ては送信コイル2および受信コイル3のみ示す) が設置
されている。以下、図1および図2を参照しながら、本
発明にかかる転炉スロッピング予知法を説明する。
【0019】転炉吹錬中にスラグフォーミングにより出
鋼孔1' の内部に侵入した、地金が混在するスラグ7
が、送信コイル2および受信コイル3との間に形成され
る電磁界6を横ぎると、送信コイル2および受信コイル
3間の透磁率が変化する。この変化により検知された誘
起電圧の変化を、ターミナルボックス9を介して接続さ
れたプリアンプ10で増幅し、制御盤12によって出力波形
となる。
【0020】本発明では、この波形、特に波の高さ (誘
起電圧の大きさ) により、出鋼孔1' へのスラグ7の侵
入状況を直接的に検知し、転炉8のスロッピングを予知
する。スロッピングを予知した後は、転炉操作室内の操
作盤11に信号を出力して、オペレータに警報を発生させ
る。したがって、本発明によれば、スロッピングの発生
を確実に予知できるため、スロッピング発生前に転炉の
操業条件を変更することができ、スロッピングへの対応
を容易にできる。
【0021】また、本発明では、転炉の出鋼口に送信コ
イルおよび受信コイルを設置するとともに、これらの間
における誘起電圧の変化を測定する測定器を設置すれば
よいため、外乱による影響が小さく、検知および解析に
時間を要さず、検知に要する機器の損傷もなく、さらに
は大規模な設備改造を必要としないで実施できる。さら
に、本発明を実施例とともに詳述するが、これは本発明
の例示であり、これにより本発明が限定されるものでは
ない。
【0022】
【実施例】表1に示す溶鋼組成および操業条件で、図1
および図2に示す構成の装置を用いて、転炉吹錬を行っ
た。なお、送信コイル2への電流印加条件は、表2のよ
うに設定した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】約50ヒートの吹錬中、約10%の図3のよう
な誘起電圧の変化が認められた。予め設定された警報レ
ベル (誘起電圧:2.5V) を越えたものをスロッピングと
して予知し、実際のスロッピング発生との対応を調べ
た。結果を表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】表3から明らかなように、本発明によれ
ば、極めて高い確率でスロッピングの発生を予知するこ
とができた。また、送信コイルおよび受信コイルともに
全く損傷しておらず、少なくとも5000ヒート以上のスロ
ッピング予知が可能であった。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、検
知および解析に時間を要さず、大規模な設備改造を必要
としないで、高精度でスロッピング予知を行うことが可
能となるとともに、ノーメンテナンスで長期間にわたっ
てスロッピング予知が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスラグ流出検知器の一例を転炉
の出鋼口1の近傍に設置した様子を示す説明図であり、
同図(a) は出鋼口1の近傍を拡大して示す縦断面図であ
り、同図(b) は同図(a) におけるA−A断面を示す断面
図である。
【図2】本発明にかかる転炉スロッピング予知法を実施
するための装置全体の構成例を示す説明図である。
【図3】実施例における誘起電圧の経時的な変化を示す
グラフである。
【符号の説明】
1:出鋼口 1' :出鋼孔 2:送信コイル 3:受信コイル 4:鉄皮 5:レンガ 6:電磁界 7:スラグ 8:転炉 9:ターミナルボックス 10:プリアンプ 11:操作盤 12:制御盤 13:ケーブル 14:ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 良雄 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地金が混在したスラグの流出部を挟んで
    対向して設置された一対の送信コイルおよび受信コイル
    と、前記送信コイルおよび受信コイル間の誘起電圧の測
    定器とを備えたことを特徴とするスラグ流出検知器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスラグ流出検知器の送信
    コイルおよび受信コイルを転炉の出鋼口部の出鋼孔を挟
    む位置に対向させて設置し、前記送信コイルおよび受信
    コイル間に生じる誘起電圧を測定することにより、スロ
    ッピングの発生を予知することを特徴とする転炉スロッ
    ピング予知法。
JP10690392A 1992-04-24 1992-04-24 スラグ流出検知器、転炉スロッピング予知法 Withdrawn JPH05302111A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10690392A JPH05302111A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 スラグ流出検知器、転炉スロッピング予知法

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JPH05302111A true JPH05302111A (ja) 1993-11-16

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JP10690392A Withdrawn JPH05302111A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 スラグ流出検知器、転炉スロッピング予知法

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JP (1) JPH05302111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116200570A (zh) * 2022-12-20 2023-06-02 华北理工大学 一种转炉用横向式滑板挡渣控流装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116200570A (zh) * 2022-12-20 2023-06-02 华北理工大学 一种转炉用横向式滑板挡渣控流装置

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Effective date: 19990706