JPH05303048A - 光路切替装置 - Google Patents
光路切替装置Info
- Publication number
- JPH05303048A JPH05303048A JP13428592A JP13428592A JPH05303048A JP H05303048 A JPH05303048 A JP H05303048A JP 13428592 A JP13428592 A JP 13428592A JP 13428592 A JP13428592 A JP 13428592A JP H05303048 A JPH05303048 A JP H05303048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- matching agent
- optical waveguide
- slit portion
- optical
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 作動が迅速で確実、耐久性のよい光路切替装
置を提供する。 【構成】 第1光導波路1と、平板状のスリット部4を
隔てて同軸的に延びる同様材料の第2光導波路2と、前
記スリット部4において前記第1光導波路1,2に対し
て交差角αをもって交差する第3光導波路3とを有し、
前記スリット部4は前記各光導波路の材料にほぼ等しい
屈折率を有する整合剤6を貯留する整合剤ポット5に連
通する。整合剤ポット5は給排路10を経由して加圧供
給手段8により整合剤6を加圧供給することによって前
記スリット部4に充満させるか、あるいは空にする。充
満状態では、第1光導波路1を進んできた光は第2光導
波路2の方へ進み、空の状態ではスリット部4で反射さ
れて第3光導波路3の方へ進むので光路の切替えが行わ
れる。
置を提供する。 【構成】 第1光導波路1と、平板状のスリット部4を
隔てて同軸的に延びる同様材料の第2光導波路2と、前
記スリット部4において前記第1光導波路1,2に対し
て交差角αをもって交差する第3光導波路3とを有し、
前記スリット部4は前記各光導波路の材料にほぼ等しい
屈折率を有する整合剤6を貯留する整合剤ポット5に連
通する。整合剤ポット5は給排路10を経由して加圧供
給手段8により整合剤6を加圧供給することによって前
記スリット部4に充満させるか、あるいは空にする。充
満状態では、第1光導波路1を進んできた光は第2光導
波路2の方へ進み、空の状態ではスリット部4で反射さ
れて第3光導波路3の方へ進むので光路の切替えが行わ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光路切替装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光路切替装置は光コネクタ付の光
ファイバで構成され、光コネクタの差し替えにより光線
路の切り替えを行っている。この方法による光路切替装
置は、装置が大型になり、切り替えの速度も遅く、しか
も自動切替えが複雑になるなどの欠点があり、この欠点
を解決する手段として近時、光マトリックススイッチに
る光路切替装置が各種提案されている。
ファイバで構成され、光コネクタの差し替えにより光線
路の切り替えを行っている。この方法による光路切替装
置は、装置が大型になり、切り替えの速度も遅く、しか
も自動切替えが複雑になるなどの欠点があり、この欠点
を解決する手段として近時、光マトリックススイッチに
る光路切替装置が各種提案されている。
【0003】スイッチングの原理上これらを大別すれ
ば、(1)量子効果を利用する半導体材料等によるも
の、(2)非線形光学特性を利用するLiNbO3 等に
よるもの(3)光の偏光を利用するガラス系導波路プラ
ス液晶等によるもの、さらに(4)光の反射と透過を利
用するガラス系導波路プラス整合剤等によるものがある
が、これらの方法には記載順にそれぞれ、(1)量子効
果が小さく半導体内の光の導波損失が大きい、(2)光
学定数変化対印加電圧比が小さく非線形光学特性のドリ
フトが大きい、また(3)液晶を光が透過する際の光の
散乱、偏波依存性の光損失が大きい、等の欠点があって
実用化は極めて困難であった。
ば、(1)量子効果を利用する半導体材料等によるも
の、(2)非線形光学特性を利用するLiNbO3 等に
よるもの(3)光の偏光を利用するガラス系導波路プラ
ス液晶等によるもの、さらに(4)光の反射と透過を利
用するガラス系導波路プラス整合剤等によるものがある
が、これらの方法には記載順にそれぞれ、(1)量子効
果が小さく半導体内の光の導波損失が大きい、(2)光
学定数変化対印加電圧比が小さく非線形光学特性のドリ
フトが大きい、また(3)液晶を光が透過する際の光の
散乱、偏波依存性の光損失が大きい、等の欠点があって
実用化は極めて困難であった。
【0004】このような事情で現時点では、最後の
(4)光の反射と透過を利用するガラス系導波路プラス
整合剤等による方法が開発、提案されている。図7およ
び図8についてこの方法の代表的例を以下に説明する。
両図において、石英等のガラス材料による第1光導波路
1(軸線はXX)に対し、同様の第2光導波路2が平板
状のスリット部101を隔てて同軸的に延び、このスリ
ット部101のところで軸線XXに対して所定の角度範
囲内の交差角αをもって交差する軸線YYの第3光導波
路3があってこれらが分岐光路を形成しているものとす
る。幾何学的にさらに正確に言えば、スリット部101
と第1光導波路1および第3光導波路3との境界面MM
は、軸線XXと軸線YYとの交点Pにおける二等分線M
Mを含み、XY平面(つまり紙面)に直交する平面であ
る。
(4)光の反射と透過を利用するガラス系導波路プラス
整合剤等による方法が開発、提案されている。図7およ
び図8についてこの方法の代表的例を以下に説明する。
両図において、石英等のガラス材料による第1光導波路
1(軸線はXX)に対し、同様の第2光導波路2が平板
状のスリット部101を隔てて同軸的に延び、このスリ
ット部101のところで軸線XXに対して所定の角度範
囲内の交差角αをもって交差する軸線YYの第3光導波
路3があってこれらが分岐光路を形成しているものとす
る。幾何学的にさらに正確に言えば、スリット部101
と第1光導波路1および第3光導波路3との境界面MM
は、軸線XXと軸線YYとの交点Pにおける二等分線M
Mを含み、XY平面(つまり紙面)に直交する平面であ
る。
【0005】スリット部101はこの平面MMと、この
平面MMに対して微小な間隔を置いて平行に延びる別の
平面とによって薄い平板状に区画形成される。符号10
2は第1の物質(実質的にはガラス材料と屈折率のほぼ
等しい整合剤)103を貯留しておくタンクであり、点
線の矢印104は、タンク102からスリット部101
になんらかの手段で第1の物質103を供給する経路を
示し、矢印105は同様にスリット部101からその第
1の物質103を排出させる経路を示す。スリット部1
01から第1の物質103が排出された後には第2の物
質(実質的には空気等)が取って代わってそのスリット
部101を満たすことになる。
平面MMに対して微小な間隔を置いて平行に延びる別の
平面とによって薄い平板状に区画形成される。符号10
2は第1の物質(実質的にはガラス材料と屈折率のほぼ
等しい整合剤)103を貯留しておくタンクであり、点
線の矢印104は、タンク102からスリット部101
になんらかの手段で第1の物質103を供給する経路を
示し、矢印105は同様にスリット部101からその第
1の物質103を排出させる経路を示す。スリット部1
01から第1の物質103が排出された後には第2の物
質(実質的には空気等)が取って代わってそのスリット
部101を満たすことになる。
【0006】この図7および図8に示される従来技術の
スイッチングの理論は、スリット部101内に第1の物
質103を充満させれば図7に示すように、第1光導波
路1からの入力光は第2光導波路2にそのまま直進する
が、もしこのスリット部101から第1の物質を排出さ
せて代わりに空気を満たせば、図8に示すように第1光
導波路1からの入力光は境界面MMにおいて全反射して
第3光導波路3に進むことになり、このようにして光路
の切り替えがなされる、というものである。
スイッチングの理論は、スリット部101内に第1の物
質103を充満させれば図7に示すように、第1光導波
路1からの入力光は第2光導波路2にそのまま直進する
が、もしこのスリット部101から第1の物質を排出さ
せて代わりに空気を満たせば、図8に示すように第1光
導波路1からの入力光は境界面MMにおいて全反射して
第3光導波路3に進むことになり、このようにして光路
の切り替えがなされる、というものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の方
法においては、第1の物質103をタンク102からス
リット部101に供給したり、また排出したりする輸送
手段をどうするか、この場合の超微小流量制御をどうす
るか、またこの輸送の途中に外気中のダストの混入をど
うして防ぐか(もしダストが混じると、これが第1の物
質103の正常な流動を阻止したり、光導波路の端面に
付着して光の正常な伝送を阻害することになる)、また
第1の物質103が外気に触れて蒸発減少する事態をど
うするか、等等多くの課題が残されている。
法においては、第1の物質103をタンク102からス
リット部101に供給したり、また排出したりする輸送
手段をどうするか、この場合の超微小流量制御をどうす
るか、またこの輸送の途中に外気中のダストの混入をど
うして防ぐか(もしダストが混じると、これが第1の物
質103の正常な流動を阻止したり、光導波路の端面に
付着して光の正常な伝送を阻害することになる)、また
第1の物質103が外気に触れて蒸発減少する事態をど
うするか、等等多くの課題が残されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明が上述の課題を
解決するためにとる手段は、石英等のガラス材料からな
る第1光導波路と、この第1光導波路と平板状のスリッ
ト部を隔てて同軸的に延びる同様材料の第2光導波路
と、前記スリット部において前記第1光導波路に対して
所定の角度範囲内の交差角をもって交差する同様材料の
第3光導波路とを有し、前記スリット部は前記各光導波
路の材料にほぼ等しい屈折率を有する整合剤を貯留する
整合剤ポットに連通するとともに、該整合剤ポットは単
一または複数の給排路を経由して密閉された加圧供給手
段に気密に連通し、前記整合剤ポット内に前記加圧供給
手段により整合剤または適宜気体を加圧供給することに
よって前記整合剤ポット内の整合剤レベルを変化させ、
これにより前記スリット部に前記整合剤が充満する状態
か、あるいはこの整合剤が排除されて代わりに適宜気体
が満たされる状態かの2つの状態が切り替えられるよう
に構成されて成る光路切替装置である。
解決するためにとる手段は、石英等のガラス材料からな
る第1光導波路と、この第1光導波路と平板状のスリッ
ト部を隔てて同軸的に延びる同様材料の第2光導波路
と、前記スリット部において前記第1光導波路に対して
所定の角度範囲内の交差角をもって交差する同様材料の
第3光導波路とを有し、前記スリット部は前記各光導波
路の材料にほぼ等しい屈折率を有する整合剤を貯留する
整合剤ポットに連通するとともに、該整合剤ポットは単
一または複数の給排路を経由して密閉された加圧供給手
段に気密に連通し、前記整合剤ポット内に前記加圧供給
手段により整合剤または適宜気体を加圧供給することに
よって前記整合剤ポット内の整合剤レベルを変化させ、
これにより前記スリット部に前記整合剤が充満する状態
か、あるいはこの整合剤が排除されて代わりに適宜気体
が満たされる状態かの2つの状態が切り替えられるよう
に構成されて成る光路切替装置である。
【0009】この発明のとる別の手段は、上述の光路切
替装置において前記給排路が単一の給排路であって、こ
の給排路を経由して前記整合剤ポット内の整合剤と適宜
気体との気液交換がなされることを特徴とする光路切替
装置である。
替装置において前記給排路が単一の給排路であって、こ
の給排路を経由して前記整合剤ポット内の整合剤と適宜
気体との気液交換がなされることを特徴とする光路切替
装置である。
【0010】
【作用】密閉されている加圧供給手段はこれと気密に連
通する整合剤ポットに、外界からダスト等の混入の心配
なく整合剤および適宜気体を給排して該整合剤ポット内
の油面を上下させ、これによりスリット部に整合剤が充
満するか、あるいは整合剤の代わりに気体が充満するか
の2つの状態を切り替え実現して光路の切り替えがなさ
れる。
通する整合剤ポットに、外界からダスト等の混入の心配
なく整合剤および適宜気体を給排して該整合剤ポット内
の油面を上下させ、これによりスリット部に整合剤が充
満するか、あるいは整合剤の代わりに気体が充満するか
の2つの状態を切り替え実現して光路の切り替えがなさ
れる。
【0011】
【実施例】図1および図2についてこの発明の第一実施
例を説明する。この第一実施例は第二実施例以下の理解
を容易にし、その説明を簡単にできるようにするため、
十分詳しく説明することにする。図示の第1光導波路
1,第2光導波路2および第3光導波路3の間の幾何学
的関係は従来の技術の項で既に述べたことと同様なので
ここでは省略する。スリット部4は第1光導波路1の材
料と同一のガラス材料によって形成され、その第1光導
波路1および第3光導波路3に接する側の内壁面はすで
に述べた平面MMに正確に一致する十分平坦な平面であ
ることが必要である。
例を説明する。この第一実施例は第二実施例以下の理解
を容易にし、その説明を簡単にできるようにするため、
十分詳しく説明することにする。図示の第1光導波路
1,第2光導波路2および第3光導波路3の間の幾何学
的関係は従来の技術の項で既に述べたことと同様なので
ここでは省略する。スリット部4は第1光導波路1の材
料と同一のガラス材料によって形成され、その第1光導
波路1および第3光導波路3に接する側の内壁面はすで
に述べた平面MMに正確に一致する十分平坦な平面であ
ることが必要である。
【0012】このスリット部4に近接して、たとえばシ
リコン,ガラス,合成樹脂材料等によるひとつの容器で
ある整合剤ポット5が設けられ、この整合剤ポット5の
内部とスリット部4は連通して全体として一つの密閉さ
れた空間を区画生成するように構成される。この整合剤
ポット5の内部には上方に適当な空隙部を残すように適
当なレベルで整合剤6が入れられる。この空隙部は空気
のままでもよいし、真空にするか、または窒素などの適
宜の気体7を入れてもよい。なお整合剤6の屈折率は各
光導波路の材料のそれとできるだけ近似しているもので
あるべきことは言うまでもない。
リコン,ガラス,合成樹脂材料等によるひとつの容器で
ある整合剤ポット5が設けられ、この整合剤ポット5の
内部とスリット部4は連通して全体として一つの密閉さ
れた空間を区画生成するように構成される。この整合剤
ポット5の内部には上方に適当な空隙部を残すように適
当なレベルで整合剤6が入れられる。この空隙部は空気
のままでもよいし、真空にするか、または窒素などの適
宜の気体7を入れてもよい。なお整合剤6の屈折率は各
光導波路の材料のそれとできるだけ近似しているもので
あるべきことは言うまでもない。
【0013】整合剤ポット5には1本の給排路10を介
して加圧供給手段であるダイヤフラム型押圧ポンプ8が
連通して設けられる。ここで重要なことはこの流体の給
排システムが全体として外気との間が気密に遮断されて
いることである。ダイヤフラム型押圧ポンプ8の後端部
には電磁アクチュエータ9の押板94が固着される。こ
の押板94には押棒91が固着されており、この押棒9
1の周囲にソレノイド93が配設される。またコイル状
の戻しばね92が、ばねの弾性力が常時ダイヤフラム型
押圧ポンプ8を押すように押板94の後部に設けられ
る。ダイヤフラム型押圧ポンプ8の内部には整合剤6が
満たされる。
して加圧供給手段であるダイヤフラム型押圧ポンプ8が
連通して設けられる。ここで重要なことはこの流体の給
排システムが全体として外気との間が気密に遮断されて
いることである。ダイヤフラム型押圧ポンプ8の後端部
には電磁アクチュエータ9の押板94が固着される。こ
の押板94には押棒91が固着されており、この押棒9
1の周囲にソレノイド93が配設される。またコイル状
の戻しばね92が、ばねの弾性力が常時ダイヤフラム型
押圧ポンプ8を押すように押板94の後部に設けられ
る。ダイヤフラム型押圧ポンプ8の内部には整合剤6が
満たされる。
【0014】つぎにこの第一実施例の作動を説明する。
図1は電磁アクチュエータ9に通電されていない非励磁
の状態を示し、このときは戻しばね92がダイヤフラム
型押圧ポンプ8を押して整合剤6を整合剤ポット5内に
押し込むためにその油位が上がってスリット部4に整合
剤6が充満する。この状態のときは、第1光導波路1か
らの入力光は直進して第2光導波路2内に進行する。
図1は電磁アクチュエータ9に通電されていない非励磁
の状態を示し、このときは戻しばね92がダイヤフラム
型押圧ポンプ8を押して整合剤6を整合剤ポット5内に
押し込むためにその油位が上がってスリット部4に整合
剤6が充満する。この状態のときは、第1光導波路1か
らの入力光は直進して第2光導波路2内に進行する。
【0015】こんどは電磁アクチュエータ9に通電して
これを励磁する。すると図2に明示するように押棒91
が吸引されてダイヤフラム型押圧ポンプ8が拡げられる
から整合剤6は整合剤ポット5からダイヤフラム型押圧
ポンプ8内に吸い込まれて整合剤ポット5内の油位が下
がり、このためスリット部4からも整合剤6が排出され
てここが真空、または空気等7の気体雰囲気になり、第
1光導波路1からの入力光は光学的に異なる媒質の境界
面MMにおいて全反射して第3光導波路3に導かれ、こ
うして光路切替えがなされるわけである。
これを励磁する。すると図2に明示するように押棒91
が吸引されてダイヤフラム型押圧ポンプ8が拡げられる
から整合剤6は整合剤ポット5からダイヤフラム型押圧
ポンプ8内に吸い込まれて整合剤ポット5内の油位が下
がり、このためスリット部4からも整合剤6が排出され
てここが真空、または空気等7の気体雰囲気になり、第
1光導波路1からの入力光は光学的に異なる媒質の境界
面MMにおいて全反射して第3光導波路3に導かれ、こ
うして光路切替えがなされるわけである。
【0016】次に図3および図4を参照してこの発明の
第二実施例を説明する。この実施例ではスイッチング部
材として使用する電磁アクチュエータ9は第一実施例と
同一であるが、加圧供給手段として往復動プランジャ1
1が使用される点、また整合剤ポット5に2本の給排
路、つまり整合剤給排路13と気体給排路14が設けら
れる点が異なる。往復動プランジャ11はピストン12
を境にして左右2室に分離され、図で左側の室は整合剤
6が満たされた整合剤室11Aとなり、右側の室は空
気、または適宜の気体7、または真空とされた気体室1
1Bとなされる。整合剤給排路13は往復動プランジャ
11の整合剤室11Aに連通し、気体給排路14は同じ
く気体室11Bに連通するようにセットされる。
第二実施例を説明する。この実施例ではスイッチング部
材として使用する電磁アクチュエータ9は第一実施例と
同一であるが、加圧供給手段として往復動プランジャ1
1が使用される点、また整合剤ポット5に2本の給排
路、つまり整合剤給排路13と気体給排路14が設けら
れる点が異なる。往復動プランジャ11はピストン12
を境にして左右2室に分離され、図で左側の室は整合剤
6が満たされた整合剤室11Aとなり、右側の室は空
気、または適宜の気体7、または真空とされた気体室1
1Bとなされる。整合剤給排路13は往復動プランジャ
11の整合剤室11Aに連通し、気体給排路14は同じ
く気体室11Bに連通するようにセットされる。
【0017】この第二実施例の作動も改めて説明するま
でもなく自明であろう。すなわち、図3では整合剤6が
往復動プランジャ11のピストン12によって整合剤ポ
ット5内に押し込まれ、第一実施例で説明した理由で第
1光導波路1からの入力光は直進して第2光導波路2内
に進行する。
でもなく自明であろう。すなわち、図3では整合剤6が
往復動プランジャ11のピストン12によって整合剤ポ
ット5内に押し込まれ、第一実施例で説明した理由で第
1光導波路1からの入力光は直進して第2光導波路2内
に進行する。
【0018】電磁アクチュエータ9が励磁されて往復動
プランジャ11のピストン12が右方に押されれば、整
合剤ポット5内に気体給排路14を経由して適宜気体7
が吹き込まれて整合剤ポット5内の整合剤の油位が下が
り(その分の整合剤6は往復動プランジャ11の整合剤
室11Aに収容される)、このためスリット部4からも
整合剤6が排出されてここが真空、または空気等の気体
雰囲気になり、第1光導波路1からの入力光は光学的に
異なる媒質の境界面MMにおいて全反射して第3光導波
路3に導かれ、こうして光路切替えがなされることにな
る。
プランジャ11のピストン12が右方に押されれば、整
合剤ポット5内に気体給排路14を経由して適宜気体7
が吹き込まれて整合剤ポット5内の整合剤の油位が下が
り(その分の整合剤6は往復動プランジャ11の整合剤
室11Aに収容される)、このためスリット部4からも
整合剤6が排出されてここが真空、または空気等の気体
雰囲気になり、第1光導波路1からの入力光は光学的に
異なる媒質の境界面MMにおいて全反射して第3光導波
路3に導かれ、こうして光路切替えがなされることにな
る。
【0019】図5および図6について本発明の第三実施
例の整合剤加圧供給手段15を説明する。これはバイモ
ルフ型のピエゾ素子15Aを励磁,非励磁の両状態に対
応して図示のように振動させ、これにより室15B内に
貯えた整合剤6を整合剤ポット5に給排させるものであ
る。ピエゾ素子を用いた加圧供給手段には別の形式のも
のも考えられるが、微小な量の液の給排に適しており、
本発明に十分好適に使用できるものである。
例の整合剤加圧供給手段15を説明する。これはバイモ
ルフ型のピエゾ素子15Aを励磁,非励磁の両状態に対
応して図示のように振動させ、これにより室15B内に
貯えた整合剤6を整合剤ポット5に給排させるものであ
る。ピエゾ素子を用いた加圧供給手段には別の形式のも
のも考えられるが、微小な量の液の給排に適しており、
本発明に十分好適に使用できるものである。
【0020】ここでこの発明の実際的構造について考察
しよう。光路切り替えをすべき光導波路間に介在するス
リット部4の間隙は数μmないし十数μm程度のオーダ
ーであり、したがってここに出し入れする整合剤6の量
も極めて微量であるが、この発明の構成では、たとえば
第一、第二実施例でも見る通り、整合剤ポット5の断面
積を適宜の大きさとし、その上で電磁アクチュエータ9
のストロークを小さくし、またダイヤフラム型押圧ポン
プ8や往復動プランジャ11の内径を小さくすれば、整
合剤レベルの変動を十分微量に制御できるから、実際の
装置として製造するとき特に微小寸法なるがゆえの困難
はそれ程大きいものではない。また第三実施例に示した
バイモルフ型のピエゾ素子を用いた加圧供給手段15は
微小量の整合剤の給排に極めて好適である。
しよう。光路切り替えをすべき光導波路間に介在するス
リット部4の間隙は数μmないし十数μm程度のオーダ
ーであり、したがってここに出し入れする整合剤6の量
も極めて微量であるが、この発明の構成では、たとえば
第一、第二実施例でも見る通り、整合剤ポット5の断面
積を適宜の大きさとし、その上で電磁アクチュエータ9
のストロークを小さくし、またダイヤフラム型押圧ポン
プ8や往復動プランジャ11の内径を小さくすれば、整
合剤レベルの変動を十分微量に制御できるから、実際の
装置として製造するとき特に微小寸法なるがゆえの困難
はそれ程大きいものではない。また第三実施例に示した
バイモルフ型のピエゾ素子を用いた加圧供給手段15は
微小量の整合剤の給排に極めて好適である。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、光路を切り替える主
役の加圧供給手段と整合剤ポットの整合剤供給システム
は外部に対して密封されているため、整合剤にダストが
混入すること、および整合剤が蒸発減少する事態は完全
に防止され、この結果確実正確で安定したスイッチング
が達成される効果があり、耐久性もよい。またこの発明
によれば、困難な整合剤の輸送および超微小流量制御の
問題等はなく、また電磁アクチュエータの励磁、非励磁
の切り替えによって光路切り替えがなされるため、あた
かも現行の電気諸機器のスイッチと同様の使用感覚で使
用できる利点もある。
役の加圧供給手段と整合剤ポットの整合剤供給システム
は外部に対して密封されているため、整合剤にダストが
混入すること、および整合剤が蒸発減少する事態は完全
に防止され、この結果確実正確で安定したスイッチング
が達成される効果があり、耐久性もよい。またこの発明
によれば、困難な整合剤の輸送および超微小流量制御の
問題等はなく、また電磁アクチュエータの励磁、非励磁
の切り替えによって光路切り替えがなされるため、あた
かも現行の電気諸機器のスイッチと同様の使用感覚で使
用できる利点もある。
【図1】この発明の第一実施例を示す側断面図であり、
光路が切り替えられていない状態を示す。
光路が切り替えられていない状態を示す。
【図2】同じく光路が切り替えられた状態を示す。
【図3】この発明の第二実施例を示す側断面図であり、
光路が切り替えられていない状態を示す。
光路が切り替えられていない状態を示す。
【図4】同じく光路が切り替えられた状態を示す。
【図5】この発明の第三実施例を示す側断面図であり、
光路が切り替えられていない状態を示す。
光路が切り替えられていない状態を示す。
【図6】同じく光路が切り替えられた状態を示す。
【図7】従来の光路切替装置の一例を示す側断面図であ
り、光路が切り替えられていない状態を示す。
り、光路が切り替えられていない状態を示す。
【図8】同じく光路が切り替えられた状態を示す。
1 第1光導波路 2 第2光導波路 3 第3光導波路 4 スリット部 5 整合剤ポット 6 整合剤 7 適宜気体 8,11 加圧供給手段 9 電磁アクチュエータ
Claims (2)
- 【請求項1】 石英等のガラス材料からなる第1光導波
路(1)と、この第1光導波路(1)と平板状のスリッ
ト部(4)を隔てて同軸的に延びる同様材料の第2光導
波路(2)と、前記スリット部(4)において前記第1
光導波路(1)に対して所定の角度範囲内の交差角
(α)をもって交差する同様材料の第3光導波路(3)
とを有し、前記スリット部(4)は前記各光導波路の材
料にほぼ等しい屈折率を有する整合剤(6)を貯留する
整合剤ポット(5)に連通するとともに、該整合剤ポッ
ト(5)は単一または複数の給排路(10,13,1
4)を経由して密閉された加圧供給手段(8,11,1
5)に気密に連通し、前記整合剤ポット(5)内に前記
加圧供給手段(8,11,15)により整合剤(6)ま
たは適宜気体(7)を加圧供給することによって前記整
合剤ポット(5)内の整合剤レベルを変化させ、これに
より前記スリット部(4)に前記整合剤(6)が充満す
る状態か、あるいはこの整合剤が排除されて代わりに適
宜気体(7)が満たされた状態かの2つの状態が切り替
えられるように構成されて成る光路切替装置。 - 【請求項2】 前記給排路が単一の給排路(10)であ
って、この給排路(10)を経由して前記整合剤ポット
(5)内の整合剤(6)と適宜気体(7)との気液交換
がなされることを特徴とする請求項1記載の光路切替装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13428592A JPH05303048A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 光路切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13428592A JPH05303048A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 光路切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05303048A true JPH05303048A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15124712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13428592A Pending JPH05303048A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 光路切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05303048A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001201701A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-27 | Agilent Technol Inc | 光スイッチ |
| EP1067421A3 (en) * | 1999-07-07 | 2002-04-17 | Agilent Technologies, Inc. (a Delaware corporation) | An optical switching device and method utilizing fluid pressure control to improve switching characteristics |
| US6988301B2 (en) | 2000-12-22 | 2006-01-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for manufacturing a matrix type actuator |
| US7374628B2 (en) | 2001-04-06 | 2008-05-20 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for manufacturing a cell-driving-type micro pump member |
| WO2020105459A1 (ja) * | 2018-11-21 | 2020-05-28 | 日本電信電話株式会社 | 光演算素子と多層ニューラルネットワーク |
| WO2020225873A1 (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | 日本電信電話株式会社 | 光演算素子と多層ニューラルネットワーク |
| WO2020240623A1 (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 日本電信電話株式会社 | 光演算素子と多層ニューラルネットワーク |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP13428592A patent/JPH05303048A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1067421A3 (en) * | 1999-07-07 | 2002-04-17 | Agilent Technologies, Inc. (a Delaware corporation) | An optical switching device and method utilizing fluid pressure control to improve switching characteristics |
| JP2001201701A (ja) * | 1999-12-22 | 2001-07-27 | Agilent Technol Inc | 光スイッチ |
| US6988301B2 (en) | 2000-12-22 | 2006-01-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for manufacturing a matrix type actuator |
| US7374628B2 (en) | 2001-04-06 | 2008-05-20 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for manufacturing a cell-driving-type micro pump member |
| WO2020105459A1 (ja) * | 2018-11-21 | 2020-05-28 | 日本電信電話株式会社 | 光演算素子と多層ニューラルネットワーク |
| WO2020225873A1 (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | 日本電信電話株式会社 | 光演算素子と多層ニューラルネットワーク |
| WO2020240623A1 (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 日本電信電話株式会社 | 光演算素子と多層ニューラルネットワーク |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1300707B1 (en) | Total internal reflection optical switch | |
| US6473543B2 (en) | Optical component | |
| Uenishi et al. | Micro-opto-mechanical devices fabricated by anisotropic etching of (110) silicon | |
| US6320994B1 (en) | Total internal reflection optical switch | |
| JP2002221680A (ja) | 熱光学スイッチング素子及び光線スイッチング方法 | |
| JPH05303048A (ja) | 光路切替装置 | |
| EP0961150A2 (en) | Micro-opto-electromechanical devices and method therefor | |
| CN114754800B (zh) | 一种空芯微结构光纤陀螺光路装配方法及系统 | |
| JP2003215479A (ja) | 圧電駆動型液体起動式光クロスバースイッチ | |
| KR102901383B1 (ko) | 열-광학 컴포넌트의 제조 프로세스 | |
| US6856718B2 (en) | High-speed, low-power optical modulation apparatus and method | |
| JP2000075223A (ja) | 光学素子 | |
| JPH05289006A (ja) | 光路切替装置 | |
| WO2003005079A1 (en) | Broad-band variable optical attenuator | |
| US20070211190A1 (en) | Apparatus for injecting liquid crystal into hollow fiber and method thereof | |
| US20020034372A1 (en) | Method of simultaneously fabricating waveguides and intersecting etch features | |
| US20030002778A1 (en) | Photo-polymer based fiber-optic switch using total internal reflection and micro-fluidic actuation | |
| JP6318673B2 (ja) | 空間光変調装置 | |
| JPH06175052A (ja) | 光スイッチおよび光スイッチアレイ | |
| US6993218B2 (en) | Optical switch and optical switch array | |
| JP2002090565A (ja) | 光導波路 | |
| US6870111B2 (en) | Bending mode liquid metal switch | |
| JPS60216324A (ja) | 流体の変位を電気的に制御する装置 | |
| GB2072936A (en) | Acoustically dithered ring laser gyro | |
| JPS6329986A (ja) | 光導波形レ−ザ− |