JPH05303632A - スポットカラーイメージの類似カラー領域同定のための方法と装置 - Google Patents

スポットカラーイメージの類似カラー領域同定のための方法と装置

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JPH05303632A
JPH05303632A JP4177398A JP17739892A JPH05303632A JP H05303632 A JPH05303632 A JP H05303632A JP 4177398 A JP4177398 A JP 4177398A JP 17739892 A JP17739892 A JP 17739892A JP H05303632 A JPH05303632 A JP H05303632A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スポットカラーイメージの類似色領域を同定し
て、支配的カラーに置きかえる。 【構成】原イメージを走査しスポットカラーイメージを
生成し、カラーを分類する。分類されたカラーの出現頻
度から支配的色を決定する。前記原イメージを(再度)
走査し、スポットカラーイメージを生成し、その中のカ
ラーを支配的カラーのうち最も近いもので置き換える。
色類が減少し、記憶・操作の効率が上る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の技術分野】この発明はカラーイメージ処理に関
し、特に電子的に捕捉されたスポットカラーイメージ中
の類似するカラーの領域を発見し、この類似する色を一
つの支配的なカラーに置き換えるシステムと方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術とその問題点】最近のコンピュータデスク
トップパブリッシングおよびイメージ処理システムには
ユーザーが合成図形イメージおよびテキストを作成もし
くは変更できるものがいくつかある。後者の場合には、
イメージはユーザーがそのイメージを見て、そのシステ
ムによって支援されるイメージ処理ルーチンを行うよう
にメモリから表示装置に直接取り出される。しかし、メ
モリからイメージを取り出す前に、イメージはイメージ
走査装置(スキャナ)を用いて走査されねばならない。
イメージスキャナはたとえば文書の原イメージをドット
/インチ(dpi)が所定値の解像度のラスタフォーマ
ットに変換する。 【0003】イメージデータを捕捉するあらゆるスキャ
ナ、あるいはほとんどあらゆる電子装置はイメージを0
から255までのグレースケール値として、あるいは通
常赤、緑、および青(RGB)に分割されるカラー値の
いずれかとして取り込み、各カラーの強さはたとえば0
から255の数値範囲によって表される。このように表
されたイメージは通常連続トーンあるいは“コントー
ン”イメージと呼ばれる。したがって、コントーンは各
画素にある範囲の値を割り当てる処理を指す。グレース
レールイメージはコントーンイメージである。それはも
っとも一般的な場合において0から255の範囲の値を
含むからである。RGBイメージは通常コントーンであ
る。それは各カラーが0から255の範囲で表されるか
らである。白黒コントーンはもっとも簡単なケースであ
る。グレースケールでは0は純粋な黒であり255は純
白である。カラーコントーンはこれより複雑であるが、
同じ原理が当てはまる。各カラーには3つのバイトが割
り当てられ、各バイトはR、G、あるいはBを表し、対
応するバイトの大きさがそのカラーの強さを表す。 【0004】コントーンイメージには簡単なしきい値法
を用いてしきい値を与えることができる。1つの簡単な
しきい値法では128以上のグレースケール値を白と
し、127以下の値を黒とする。カラーイメージを発生
させるためのカラーイメージに対するしきい値の設定は
多少異なる。 【0005】色にしきい値を設ける方法はより一般的に
は“ポスタライゼーション”と呼ばれる。ポスタライゼ
ーションは真のカラーイメージからパレットイメージを
抽出する技術である。真のカラーイメージは赤、緑、お
よび青の成分を含むイメージである。通常、他の色空間
も使えるが、赤、緑、および青がもっとも一般的であ
る。上述したように、RGBの各色は0から255の間
の値を有する。この場合、イメージは実際には3バイト
の情報(たとえば、3ビット成分(を有する。1つは
赤、1つは緑、そして1つは青である。各画素はその画
素によって表される色を記述するこれら3つのバイトを
有する。また、パレットイメージは1画素当たり1つの
パレット索引を有する。パレット索引は、赤、青および
緑に対する値のパレットへの索引である。 【0006】ポスタライゼーションの処理は基本的には
真のカラーイメージを取り出し、そのRGB画素をパレ
ット中の画素に置き換えることによってパレット中の最
もそれに近いものに変換するものであり、あるいはそれ
をパレットイメージに変換する場合には、それを索引中
で置き換えるものである。そこで、真のカラーイメージ
はパレットへの索引から構成されるカラーイメージ(パ
レットイメージ)に変換される。ポスタライゼーション
はしたがってRGBカラーをこのパレットに写像する処
理であり、得られるイメージはパレット中のカラーだけ
を有する。“スポットカラー”イメージはその最も純粋
な形態においては、イメージ中のカラーが別々の印刷ロ
ールおよびインクによって再生されるオフセット印刷プ
レスによって印刷されたイメージである。各カラーは単
色であり無地である。最終的なイメージはカラーのスポ
ットのみによって形成される。それぞれが無地でありカ
ードストックに印刷されたオレンジ、黄色、緑、赤、青
および黒の6つのカラーを含むスポットカラーイメージ
を考察する。このもとのイメージを生成するためには、
6回の別々のプレス印刷が行われ、それぞれのプレス印
刷において特定のカラーの1つあるいはそれ以上の無地
の領域が印刷される。これは雑誌や本のためのコントー
ンイメージや写真上のイメージの生成に用いられる従来
の“ハーフトーニング”処理とは異なる。ハーフトーン
イメージは4つのプレス工程を用いて生成され、その1
つ1つがそれぞれシアン、黄色、マゼンタおよび黒を印
刷する。このようなシステムではこれらの様々なカラー
でハーフトーニングを行うことよってカラーの組合せを
有するイメージを作成することができる。しかし、この
場合カラーがそれぞれパターンを含んでいるため無地で
はない。したがってハーフトーニング処理はスポットカ
ラー処理ではない。 【0007】ハーフトーニング処理を用いて再生された
写真イメージを考察する。ハーフトーニングされたイメ
ージを近くから見ると、これは実際には一連のドットパ
ターンから形成されていることがわかる。基本的には、
ドットは写真上のイメージを表すためにその大きさが違
っている。これは実際にはもとの写真に比べるとはるか
に粗いレベルである。白黒のハーフトーニングされたイ
メージはある色に変換される分子の数を変えることによ
って同じことを行う。白黒ハーフトーニングされたイメ
ージは非常になめらかであり、カラーハーフトーニング
されたイメージも同様である。これは、これらの粒状度
が非常に高いためである。オフセットプレスでは粒子が
より大きい新聞紙を見ると粒子が粗く、実際にパターニ
ングを非常にはっきりと見ることができる。パターニン
グはドットの規則的な格子模様であり、ドットは異なる
強さを表すよう大きさが異なっており、それによって写
真でいうハーフトーンが与えられている。 【0008】スポットカラーイメージが走査されコンピ
ュータに入力されるとき、それから得られるカラーは実
際には様々なカラーになる。このように真のカラーが失
われるのは印刷処理の不安定さやスキャナ自身からくる
システム中の雑音の結果である。それぞれのカラー成分
には非常に大きなばらつきがある場合がある。たとえ
ば、RGBスキャナにおいては、0から255までの範
囲において、ばらつきが±10にもなることがある。不
幸にして各カラーに20種類の色むらがある場合、20
×20×20、あるいは8,000の異なるデジタル的
な色むらが裸眼では一色に見える場合がある。通常、ユ
ーザーは走査されたスポットイメージをコンピュータに
入力されているプリントパッケージあるいは表現パッケ
ージにロードし、それを編集するかあるいはカラーを変
える。CRT(陰極線管)に現れる走査されたイメージ
は依然としてスポットカラーに見える場合がある。しか
し、走査されたスポットイメージは必ず多数の検出不能
な色むらを含んでいる。商業的に入手できるパッケージ
の中にはスクリーン上に現れるカラーを変える機能を含
むものがいくつかある。たとえば、米国アップル社のm
acintosh用ペイントパッケージに共通のペイン
トバスケットツールがある。ユーザーは特定のスポット
カラー対象に新しい色を充填することができる。実際に
は8000の異なるカラーがあるため、この充填機能を
用いても目に見えるような結果は得られないかもしれな
い。したがって、色むらを1つずつ編集することを除い
ては、この対象を編集することができない。PC Pa
intbrushはIBMベースのシステムに使用する
ことのできる製品であり、DeskpaintはZed
cor Inc.の販売するプリントパッケージであ
り、これはMacintosh上で動作し、いずれのパ
ッケージもペイントバケット充填機能を支援する。さら
に、Deskpaintはユーザーがある範囲の色を充
填することができるという点でより優れている。しか
し、この範囲は制御することが非常に難しく色の遷移に
おける問題のためにイメージに歪みが発生するため有効
ではない。 【0009】ユーザーがスポットカラーと見なすハーフ
トーンのイメージや写真であるイメージがある。色につ
いていえば、スポットカラーと同等であるカラー図面、
実際には別々の処理で生成されるイメージ、およびハー
フトーンの色で生成される他のものがある。カラーハー
フトーンはプレス上のハーフトーン処理を用いて作成さ
れ通常コントーン用のものであるが、カラー図面はカラ
ーハーフトーンで表現されることが多い。最後に、カラ
ー写真がある。 【0010】一方、合成イメージは通常コンピュータに
よって作成されてきたものである。一般にイメージを作
成する3つの方法がある。一つは人物や山の写真を撮る
といった自然物の場合である。これは実物イメージであ
る。これは通常コントーンイメージである。2番目のイ
メージとしては手描きのイメージ、たとえば手描きの図
面や絵がある。通常、これらの中には合成イメージのも
のあるいは合成と考えられるイメージがある。3番目の
イメージはコンピュータで生成したイメージあるいはそ
の他の機械的に生成したイメージである。あるイメージ
の中にある異なるカラーの数は、膨大な数の相異る色を
有する実世界から色の数が大幅に少なくなった合成的に
生成したイメージへとかなり減少する。実際のカラーの
数は合成イメージ中では10以上であることはまれであ
る。通常、合成イメージは4つあるいは5つのカラーを
有する。 【0011】たとえばコンピュータで生成した3次元の
家の合成イメージを考える。するとこの家の壁は非常に
質感の乏しい非常に平坦でべたっとしたものであること
に気付く。また、それには自然のイメージに生命と現実
感を与えるものの一つであるノイズが存在しない。現実
の世界の物体はまったく滑らかなものではない。合成的
に生成された物体は通常非常に平坦で滑らかである。 【0012】 【発明の目的】この発明のシステムと方法(この発明)
は電子的に捕捉されたスポット色イメージ中の類似した
カラーの領域を発見し、この類似したカラーを一つの支
配的な色に置き換えるためのものである。 【0013】 【発明の概要】この発明においては、もとのイメージが
まず低い解像度で走査され電子的なイメージが生成され
る。このステップはプリスキャンステップと呼ばれる。
プリスキャンステップからの情報を用いて、このシステ
ムは3次元(3−D)ヒストグラムを用いて生成された
イメージ中のカラーを分類する。ヒストグラムの次元は
スキャナの赤、青および緑(RGB)のカラーである。
しかし、ヒストグラムの次元はその他の周知のイメージ
座標系からなるものであってもよい。このヒストグラム
分類をもとに支配的なカラーのパレットが同定される。
この色パレットはこのイメージ中の支配的な色を同定す
るのに用いられる。 【0014】もとのイメージのそれぞれの線は第2の解
像度で走査され、この第2の解像度は第1の解像度より
かなり高い。次に走査された線が処理されてそれぞれの
線の中のどこに異なる色が存在するかが判定される。異
なるカラーの位置はそれぞれの画素を評価する一組の規
則からなる状態抽出箱(Break out box)
を用いてメモリ等へ記録される。各線の部分は互いに関
係付けられまた隣合う線の部分と関係付けられて記録さ
れたカラーが近い位置にあるかどうかが判定され、それ
によって原画を表すカラーの様々な空間的領域同定され
る。この空間的領域は最後にカラーパレットと比較さ
れ、この空間的領域の平均的なカラーがそれに最も近い
対応するパレットカラーに置き換えられる。 【0015】 【発明の実施例】この発明においてイメージは各線ごと
に処理される。各線は水平方向にある数の画素を有し、
これを幅と呼ぶ。線の数は高さと呼ばれる。画素で表し
た幅と高さ(あるいは水平方向の画素数と線の数)は画
素で表したイメージの寸法を記述する。水平方向には、
バイト単位の幅も調べられる。これは、イメージの水平
方向の画素数、線の数、幅およびバイトからイメージが
十分に記述されるようにとの考え方である。この発明に
用いられるイメージにはいくつかの種類がある。白黒イ
メージは8ビットワードすなわち1バイト当たり1画素
として入力されるグレースケールイメージに基づいて1
画素当たり1ビットとして処理および出力することがで
きる。 【0016】さらに、このシステムは2つのRGBデー
タフォーマットを処理する。1つは24ビットであり、
赤、緑および青のバイトがある。もう1つは32ビット
であり、アルファバイト、赤、緑および青がある。アル
ファバイトは実際には用いられない。32ビット型式は
Macintosh上の取り決めであり、RGB画素を
1つの32ビット整数としてロードおよび記憶し処理ス
ピードを上げることが可能である。これらの種類のデー
タはパレットイメージとして処理され出力される。パレ
ットイメージは1画素あたり8ビットのイメージからな
り、したがって各バイトは1つの画素を表す。上述した
ように、それぞれの8ビットワードはカラーパレットへ
の索引である。 【0017】このスポットカラー抽出の発明を実施する
ためのハードウエアイシステムの一例を図1に示す。コ
ンピュータプラットフォーム102は中央演算処理装置
(CPU)114、ランダムアクセスメモリ(RAM)
112、および入出力インターフェース116を含むハ
ードウエアユニット110を有する。RAM112は主
記憶装置とも呼ばれる。この発明はスキャナ134によ
って走査されデータ記憶装置124に記憶されるイメー
ジのスポットカラー抽出のプロセス130として示され
ている。データ記憶装置124は2次記憶装置とも呼ば
れ、ハードディスクおよびテープ駆動装置を含む場合が
ある。データ記憶装置124は不揮発生記憶装置を表
す。このスポットカラー抽出の発明はソフトウエアある
いは直接ハードウエアで実施することができる。またこ
の発明はハードウエアの特定の機能を最適化することに
よってソフトウエアとハードウエアの組み合わせとして
実施し、システム全体の効率を上げることができる。こ
のコンピュータシステムは表示装置120、キーボード
121、マウス122および印刷装置128を含む。ユ
ーザー132は表示装置120、キーボード121、お
よびマウス122を介してコンピュータおよびスポット
カラー抽出処理130と対話する。 【0018】この発明を支援するシステムの例として
は、Macintosh ModelII、SEおよび
Plusパーソナルコンピュータシリーズ、IBM P
Cとコンパチブルな286、386および486モデル
のほとんど、さらにそれらの相等品がある。この発明の
高いレベルにおける概要を図2を参照して説明する。プ
レビュー走査202はスポットカラー抽出すべきオリジ
ナルの低解像度イメージを得るために行われる。このイ
メージは8ビットグレースケールあるいは24ビットの
真のカラーである。 【0019】プレビュー走査202からの情報を用いて
この発明のシステムと方法は3次元ヒストグラム(ステ
ップ204参照)を用いたカラーパレットを発見する。
支配的なカラーの発見は関連するカラーの“クラスタ”
を作成することによって達成される。これは最大発生セ
グメントを取り、それに関連しまたカラークラスタ中の
関連するカラーを含むその最大発生セグメントの周囲の
カラーを発見することによって行われる。 【0020】次に各線(ライン)の高解像度の走査がス
テップ206に示すように8ビットグレースケールある
いは24ビットカラーで得られる。ここから、次のステ
ップであるステップ208で同じかあるいは類似したカ
ラー、ピークカラーおよびカラーの遷移を含む現在のそ
れぞれの線上の領域を発見しうるように線が個々に処理
される。ステップ208で識別された線の領域はステッ
プ210に示すように互いに関係付けられまた隣合う線
の領域とも関係付けられる。 【0021】データ構造が作成され更新される。これは
前のステップで判定されたスポットカラー領域の輪郭を
表す。(ステップ212参照)次にシステムはステップ
214の条件文に示すようにまだ処理しなければならな
い線があるかどうかを判定する。このとき、処理すべき
線がない場合、システムは次にこのスポットカラー抽出
したイメージを出力する準備をする。さらに評価しなけ
ればならない線がある場合、システムはステップ206
に示すようにジャンプしてこの追加の線の処理を開始す
る。 【0022】ステップ216−220に示すように、3
つの追加の処理ステップがこのシステムによってオプシ
ョン的に実行される。線の“ぎざぎざ”がステップ21
0に示すようにデータ構造中に記述されたイメージから
除去される。ステップ218ではスキューの異状が除去
され、ステップ220ではノイズが除去される。次に、
このフィルタリングされた、あるいはフィルタリングさ
れていないスポットカラー抽出されたイメージがステッ
プ222に示されるように出力される。 【0023】この発明のスポットカラー抽出システムお
よび方法の上記のステップを個々にさらに詳細に説明す
る。 【0024】プレビュー走査は比較的簡単で従来からあ
るステップであり、ユーザーがイメージ全体あるいはイ
メージの一部を下見することを可能にする。プレビュー
走査は約37dpiの24ビットカラーあるいは8ビッ
トグレースケールの低い解像度で実行される。なお37
dpiは毎1インチ(2.54cm)37画素(ドッ
ト)の画素密度を表わす。プレビュー走査はユーザーが
スクリーン上で見ることができるイメージを発生する。
周知の技術を用いて、ユーザーはスポットカラー抽出を
行いたい領域を選択することができる。また、事前走査
されたスポットイメージ全体を選択することもできる。
dpi値はプレビュー領域の大きさおよびユーザーがプ
レビュー領域の完全な走査あるいは部分的な高解像度の
走査のいずれを選択するかによって変わる。低解像度走
査は良好な初回プレビュー走査である37dpiからス
キャナの最大走査速度までの間で変化しうる。次に説明
するように、3−Dヒストグラムはあるパーセンテイジ
のデータを捨ててカラーパレットを決定するため、低解
像度走査のための大きなdpiは不要である。 【0025】このプレビュー走査を実施するためのソフ
トウエアあるいはハードウエアは標準的なものであり、
通常スキャナの製造業者あるいはそのセカンドソースか
らユーザーに提供される。IBMベースの機械用のSc
anning Gallery2.0、Scannin
g Gallery5.0やMacintosh用のD
eskskn1.0等である。(これらの3つのパッケ
ージはいずれも米国Hewlett−Packerd社
の製品である。)これらのパッケージおよびそれと同様
のパッケージによれば、ユーザーはマウスとカーソルを
用いてイメージ領域を選択し、高解像度で走査すべき領
域の周りに選択ボックスを作成することができる。 【0026】3−Dカラーヒストグラムを説明する前
に、2−Dグレースケールヒストグラムを簡単に説明す
る。2−Dヒストグラムはたとえば0から255の範囲
の値を有するX軸上の1つのグラフを含む。X軸上に
は、黒から白までのグレースケール値の強さわ示す。Y
軸上には、これらの強さを値のそれぞれの発生セグメン
ト数を示す。たとえば、黒いテキストを有する白いペー
ジのグレースケールイメージのプロットからは、この黒
いテキストを表す0近辺の大きな密集と白い字を表す2
55近辺の大きな密集を有する2−Dヒストグラムが得
られる。 【0027】別の例として、何らかの実世界の対象のグ
レースケールイメージ写真の2−Dヒストグラムがあ
る。それはこのイメージの内容に基づくX軸全体に広が
る強さの範囲を有する。それが暗いイメージであった場
合、発生セグメントは黒の方に多く、明るいイメージで
あった場合スケールの白の側により多くの発生セグメン
トがある。複雑なイメージの2−Dヒストグラムは多数
の異なるグレーなトーンのために山脈のように見える場
合がある。したがって、このヒストグラムはそれぞれの
強さのレベルの発生セグメント数を示すものである。 【0028】3−Dカラー(RGB)ヒストグラムは、
それぞれの強さの範囲が0から255である赤、緑およ
び青の3つの軸を有する。したがって、原点(0,0,
0)では、この3つの強さのそれぞれは0であり対応す
るカラーは黒である。3−DRGBヒストグラムの反対
のコーナーは(255,255,255)であり、これ
は白に対応する。もとのスポットカラーイメージの白黒
表現を図3Aに示す。外側の境界線302は赤、文字
“COLOR SCANNING”の背景304は黄
色、レタリング306は青そして文字の影308は黒で
ある。線310は図3Bから図3Dのカラープロファイ
ルを示すこのイメージのスライスを示す。図3Bから図
3Dはそれぞれ赤、緑、青の色に対応するスライスのカ
ラープロファイルを表す。 【0029】また、図3Bから図3Dの部分314には
境界部分312のカラーの強さが示されている。境界部
分312は主として赤であるから、赤のプロファイルの
強さが大きく、緑のプロファイルの強さは非常に小さ
く、青のプロファイルの強さはほぼ0である。また図3
Bから図3Dの部分314には背景部分314のカラー
の強さが示されている。背景部分314は主として黄で
あるから、赤のプロファイルの強さが大きく、緑のプロ
ファイルの強さが大きく(すなわち、赤と緑から黄色が
できる)、青のプロファイルの強さはほぼ0である。 【0030】図3Bから図3Dには文字“C”の部分3
16は非常に小さいレベルの赤、いくらかの緑、そして
高いレベルの青を持つものとして示されている。 【0031】最後に、この三つのプロファイルには黒の
境界部分318も示されている。この三つの色プロファ
イルはそれぞれが黒の境界部分318の色の強さが非常
に小さいことを示している。 【0032】また、図3Bから図3Dには図3Aの残り
の部分が示されている。これらの図のカラーの高原部が
ぎざぎざになっていることに注意しなければならない。
これは走査処理と雑音の侵入によるものである。さら
に、もとのスポットカラーイメージに多くのトーンが存
在する場合もある。 【0033】図3Aのもとのイメージの3−D RGB
ヒストグラムを図4に示す(また、図5のステップ50
2を参照)。この三つの軸には適宜名称が付けられ、3
2のインクリメントに細分されている。原点(0,0,
0)は図の右側にある。図4中の“雲”は図3Aのもと
のイメージのスライス310の黒、赤、青および黄の四
つのカラーの発生セグメント数を表す。402で示す雲
はオリジナルの黒の画素の発生セグメントと強さを表
す。この黒の雲は原点の近くに位置する。404で示す
雲はオリジナルの赤の画素の発生セグメントと強さを表
す。この赤の雲404は赤軸に隣接して位置する。40
6で示す雲はオリジナルの青の画素の発生セグメントと
強さを表し、青軸の近くに位置する。408で示す雲は
オリジナルの黄の画素の発生セグメントと強さを表す。
黄の雲408はこの4次元立方体の前景に赤軸と緑軸の
間に形成される平面の近くに位置する。 【0034】この黒、赤および青の雲は3次元図形の2
次元表示で見ることは困難であるが、これらもまた黄の
雲と同様に次元を有する。それぞれの雲のカラーは実際
には雲の中心に集中している。雲の外側の部分は薄く、
このことは、これらの外側の色調の発生セグメントの数
が低いことを表している。それぞれの雲の中心には発生
セグメントが最大の部分がある。あらゆる空間情報がこ
のヒストグラムによって失われることに注意しなければ
ならない。それは、このヒストグラムが特定のカラーを
有する画素の発生セグメント数を表すのみであるからで
ある。 【0035】次のタスクはそれぞれの雲の中心を発見す
ることである。これは対応するスポットカラーによって
表されるべきであった実際のカラーを表す。 【0036】三つの最下位ビットは無視され、ヒストグ
ラムはそれぞれの側に0−31、合計32、768(=
32×32×32)のエントリを有する5ビットカラー
になる。一つのエントリは“セル”と呼ばれる。それぞ
れのセルはもとのRGB空間の64の値を表す。特定の
最大発生セグメントに関する陰影を同定するための探索
中に、もと発生セグメントの数が減少したらそのセルを
含め、一つのセルの中の発生セグメント数が10未満に
なるまでそれをおこなう。概念的には、ヒストグラムの
ピークがあり、次に谷、さらに別のピークがある場合、
ピークの値が最大値になる。この地形をたどっていく
と、セルの値は谷の底に達するまで小さくなっていく。
次にこの探索は次の傾斜を登り始め、発生セグメントの
数が増大する。次にこの方向の探索は終了し、この底ま
でのすべてのセルが含められる。再度の登りはこの探索
が別の色の雲に達することを示している。 【0037】このシステムはまず最大発生セグメント数
を有するセルを探す(図5のステップ504参照)。図
6Aおよび図6Bには最大発生セグメント数を有するセ
ルを示す。類似した色のすべての隣合うセルをここで判
定しなければならない。 【0038】それぞれのセルには六つのセルが相接して
いる(一つのセルあたり六つの面)。このシステムはそ
れぞれの面の方向を見て類似した色を持ち発生セグメン
ト数が減少していくセル群を含めるべきかどうかを判定
しなければならない。図6Aおよび図6Bは、この六つ
の方向うちの一つの方向への探索を表す。9個のセルの
最初の面が自動的にこの探索に含められ、類似した色と
してタグが付けられる。図には正の赤の方向への探索を
示している。図6Aの602に示すように、隣接する面
が含められる。したがって、六つの方向で合計26個の
セルが自動的に含められる。図5のステップ506を参
照されたい。セル群中の星印は発生セグメント数の減少
していく、したがってタグの付けられたセル群を示す。 【0039】面から面への移動にはオフセットが用いら
れる。オフセット1の面は最大セル601に隣接する面
602である。オフセット2の面はその方向の次の面6
04、というように続いていく。したがって、オフセッ
トはこのRGBヒストグラム中でスライスが最大セルか
らどれだけ遠くまで探索されるかを表す。 【0040】オフセットのカットオフもまた含められ
る。任意の一つの方向のオフセットカットオフは最大セ
ルから6面離れている。あるクラスタ中のセルの最大数
はしたがって12×12×12である。カットオフはユ
ーザーが定義することができる。通常、RGBヒストグ
ラムにおいては、探索中の発生セグメントの数は非常に
急激に減少し、カットオフは必要ないか、あるいはほと
んどそれに達することはない。 【0041】オフセットは508に示すように1に設定
され、正の赤の方向の次の面が510に示すように評価
される。次にステップ512に示すように反対の方向の
赤の面が評価される。この処理が緑と青の面について引
き続き行われる(すなわち、正と負の両方向が探索され
る)。ステップ514−520を参照されたい。その
後、次の面のセットを評価するためにオフセットが増分
される(522参照)。ステップ524において、シス
テムはそれ以上適合しない場合(たとえば発生セグメン
ト数が10以下である、あるいはそれが増大する場
合)、探索を停止する。 【0042】雲の中のセルが解像されて、その雲の平均
的な色が当業者には周知であるカラー平均技術を用いて
判定される。その結果が次に色パレットに記録され、こ
れがそのイメージのもとのスポット色であった可能性の
最も高い色を表す。図5Bのステップ526参照。最初
の雲のカラーがパレットに記録されると、ステップ52
8に示すようにその雲に対応するすべてのセルがゼロに
される。次の最大セルが発見され、そのセルに隣合うセ
ルが上述した方法で評価される。ステップ530を参照
されたい。この処理がすべてのスポットカラーが抽出さ
れるまで続く。 【0043】次に高解像度走査が行われる。高解像度走
査は、メモリスペースを保護するために一度に一つの走
査線の情報しか処理されない点を除いてプレビュー走査
と同様である。ここでも、たとえば100dpiから4
00dpiの間で24ビットの真のカラーあるいは8ビ
ットのグレースケールデータが得られる。各線にカラー
フィルタ処理を行って(すなわち平均化して)データを
平滑化することもできる。イメージが75dpi以下で
ある場合、フィルタ処理を行う必要はない。線が75d
piから150dpiの間で走査される場合、3画素毎
に平均化される。150dpiから300dpiの間で
は、5画素毎に平均される。たとえば、100dpiの
場合、走査されたデータのセットを用いて第1から第3
までの画素が平均され、第2の画素の平均値が得られ
る。第2から第4までの画素が平均され、第3の画素の
平均値が得られる、という具合に移動平均をとる。もと
のデータのセットがこの平均化に用いられ、新しい値が
新しいデータのセットに記憶される。この平均化はR、
G、Bの各要素を分離することによって色ごとに行うこ
とができる。この処理を図7のステップ702から70
4に示す。 【0044】各線の色(カラー)領域は“状態抽出箱”
と呼ばれるものを用いて見つけられる(図7のステップ
706参照)。状態抽出箱の機能を図8Aおよび図8B
を参照して説明する。図8Aに示すように、状態抽出箱
(以下単に箱と言う)は七つの画素状態を識別すること
ができる。この箱が一つの画素から次の画素に移るとき
画素が側面から箱を出る場合には高原部802が検出さ
れる。画素が底からボックスに入りまたは出るときはピ
ーク強度804が検出される。画素が上部からボックス
に入り、出る場合には谷806が検出される。傾斜(8
08、810)の始点と終点、および連続的な傾斜(8
12、814)を検出するともできる。状態抽出箱81
6の高さは強度の許容差Tを表し、Dは画素で測定した
箱の中心から後部あるいは前部までの距離を表す。した
がって、DとTは状態抽出箱のパラメータを表す。Tは
たとえば16の強度とすることができ、Dは0−150
dpiに対して3、151−1600dpiに対して4
と設定することができる。 【0045】図8Bは一つのイメージ線の一つの色要素
を示す。色強度をY軸上に示し、画素で表した線の幅を
X軸に示す。状態抽出箱は各画素の強度と線上での強度
の変化の状態を評価するのに用いられる高速で効率的な
方法である。この情報は線の色領域の判定と記憶に用い
られる。820に示すように高原部818が検出され
る。この高原部の強度は約10と判定され、その開始画
素と最終画素がX軸上に示される。ボックス822は高
原部819とピーク824の間の傾斜の変化を表す。次
にボックス826に示すように増大する傾斜が検出され
る。ピーク824の最大値はボックス828によって検
出される。ピーク824について強度値220が記憶さ
れる。第2の高原部を830に示してる。ボックス83
2において、谷834が記録される。谷834は二つの
高原部836と838によって制限されている。この線
は高原部840の終点で終わる。 【0046】各高原部、ピークおよび谷は始点と終点お
よび色によって記述される。ピークのカラーは最大のカ
ラーの値であり、谷のカラーの値は最小であり、高原部
のカラーの値はその領域の始点から終点までの平均値で
ある。 【0047】次に、図9および図10に図示し説明する
方法でカラー領域の関係づけが行われる。図9は整合し
たカラー領域のための先入れ先出し(FIFO)バッフ
ァを示す。FIFOは7本の線を含むがすべての線が必
要であるわけではない。各線について一つのFIFOへ
の入口がある。FIFOはデータ構造のリストへのポイ
ンタのアレーとして実施される。この構造は線の色領域
を定義する。各構造はカラー、カラーの始点(次のカラ
ーの始点が前のカラーの終点を規定するため)、その領
域が他の領域に整合しているかどうかを示すフラグ、お
よびカラーパレットへの索引からなる。線によって定義
することのできる最大の領域数はたとえば256を限度
に設定される。FIFOの最も上にある線が解像された
線と呼ばれる。FIFOの2番目の線は現在処理されて
いる線である。次の線とその次の線は整合処理に用いら
れる。この実施例のシステムと方法とはFIFO中の線
が4本の場合に合わせて最適化されているが、この数は
システムの速度や効率の目標に適うように変えることが
できる。この処理はFIFOに新しい線を加えることに
よって始まる(ステップ1002参照)。 【0048】図9は白いページの中程の赤いスポットに
対応する線を表す。解像された線は一つの領域だけを含
んでおり、これはすべて白である。その開始位置はゼロ
である。この解像された線には他の領域はなく、したが
ってその終点がこのイメージの終点である。処理は現在
の線に続く。現在の線は白で0から始まる一つの領域を
有する。第2の領域は赤であり100から始まり、第3
の領域は白であり200から始まる。現在の線(当該
線)は左から右に評価され、それぞれの領域が解像され
た線の中の隣合う領域と比較される。現在の線の第1の
白い領域の色は解像された線の中の色と垂直方向に比較
される。これは解像された線は一つの領域だけを有する
ためである。ステップ1004を参照されたい。このカ
ラーが解像された線のパレットカラーの許容誤差Tに入
っている場合、現在の線の第1の白の領域には、“整合
済”というフラグがセットされ、処理は現在の線の赤の
領域に移っていく。 【0049】このシステムはまずこの赤の領域を垂直方
向に整合させようとし、次に水平方向に整合させようと
する。ステップ1006を参照されたい。しかし、それ
を整合させるべき前に整合された赤の領域がないため、
この領域には“整合せず”のフラグがセットされる。次
にこのシステムは次の線を現在の線に対して垂直方向に
整合させようとする。ステップ1008を参照された
い。次に、次の線についてすべての水平方向の整合が行
われる。ステップ1010を参照されたい。次にこのシ
ステムは整合されていない領域を探す。その後、整合し
ていない領域が次の2本の線上の領域と整合するかどう
かをチェックする。ステップ1012を参照されたい。 【0050】場合によっては当該線のある領域がその下
の領域と整合しないことがある。このような領域は一時
的なカラーあるいは偽のカラーである。システムはこの
領域を保持しそれを適当なパレット色に割り当てる代わ
りに、その上あるいは下の線が整合しているかどうかを
チェックする。下の線が整合していない場合、この領域
は上の領域に写像される。下の領域が整合している場
合、その領域のカラーが最も類似しているのはどの領域
であるかについての判断が行われる。次に、それは最も
近いカラーをもつ領域に写像される。ステップ1014
を参照されたい。 【0051】その後、このシステムはすべての整合する
領域を組み合わせる。次に、この組み合わせられた領域
の平均的なカラーが周知の方法で判定される。この平均
的なカラーはパレットカラーと比較され、最も近い色が
各領域に対して設定される。この処理はステップ101
6に示す。データ構造を更新して抽出されたスポット色
を追跡するためのこの発明の方法を次に説明する。 【0052】白のページの上のもう少し複雑な赤のドッ
トを図11に示す。この赤のドットには二つのパスが定
義されている。赤のパス1102と白のパス1104で
ある。データ構造を更新するには、解像された線からの
情報をこのドットの左側に沿ったパス1102と右側に
沿ったパス1104に変換しなければならない。エッジ
を表すデータ構造には大きな利点がいくつかある。具体
的には次に説明するぎざきざの除去を行うさいに有効で
ある。 【0053】このデータ構造を変換する主たる理由の一
つはシステムメモリの保存である。この発明ではスポッ
トカラーをもとのイメージよりはるかに小さなデータ構
造に変換する。それによってはるかに高速に動作し、迅
速にイメージを出力することができる。ある線が完了す
ると、それはFIFOから出力され、新しいパスが作成
されるか、あるいは図12のステップ1202に示すよ
うに現在のパスが更新されうるようにそれにフラグをセ
ットしなければならない。FIFOの線からの最初の
(あるいは次の)領域が得られ(ステップ1204参
照)、システムはこの領域を既存のパスにマッチさせよ
うとする(ステップ1206)。これを行うために、シ
ステムはこの新しい領域と重なって始まりまた終わるパ
スがあるかどうかをチェックする。 【0054】ステップ1208はシステムがパスを迂回
する場合を示す。このような場合には、迂回されたパス
は、更新が行われなかったためそのパスが終了したこと
を示す。次に、この更新されなかったパスが終止する。
パスが終止した後、そのパスが1本の線しか持っていな
い場合、それは排除される。システムは1画素の高さし
かないと判定されるパスを除去することによって水平方
向のぎざぎざを除去する。 【0055】次に、整合されたパスが更新される。ある
パスが整合しないとき、あるいは現在のパスのセットの
前の線に整合するものがないとき、システムはその新し
いデータを表す新しいパスを作成する。ステップ121
0を参照されたい。 【0056】データ構造は線の中にパスを割り当てるべ
き領域がある間更新され続ける。したがって、領域がま
だ残っている場合、システムはステップ1212に示す
ようにステップ1204に戻る。データ構造の各要素を
構成する五つの項目はフラグ、パレット色、垂直方向の
開始位置、線の数および各線についての水平方向の位置
である。パスは、空(たとえば、未使用のデータ構
造)、可能(たとえば、パスあるいは1本だけの線に対
する試み)、実在(たとえば1本以上の線を有する実在
するパス)、あるいは終止(たとえば完了したパス)の
状態をとることができる。 【0057】スポットカラー抽出されたイメージの出力
の前に、追加の処理を行うこともでいる。垂直方向のぎ
ざぎざの例を図13の1302に示す。このぎざぎざは
通常、スキャナによって作り出されるアーティファクト
(artifact)である。垂直の線のぎざぎざはの
右あるいは左への垂直方向の1画素の変化を探し、次に
反対方向への1画素の変化を探すことによって除去され
る。これら1画素分の変化の間の領域が次に変化の前の
値に設定される。以下の擬似コードはこの発明に採用す
る垂直方向のぎざぎざを除去する技術の簡単な例であ
る。 【0058】次の画素が現在の画素の右側であるとき、 現在の画素=次の画素 次の画素が現在の画素に等しいとき 現在の画素=次の画素 次の画素が現在の画素の1画素左である場合、 ぎざぎざの最上部=現在の画素 現在の画素=次の画素 次の画素が現在の画素に等しいとき、 次の画素が現在の画素の1画素右である場合、 ぎざぎざの最上部から現在の画素までの画素をぎざぎざ
の最上部の画素の値に設定する。 【0059】水平方向のスキューの例を図14Aの14
02に示す。水平方向のスキューは水平方向に大きな変
化が連続して発生するパスを探すことによって除去され
る。このスキュー部分の値は次に図14Bの1403に
示すようにスキューの前後の値に設定される。7の値は
4に変更され、14は20に変更されていることに注意
しなければならない。 【0060】垂直方向のスキューの例を図15Aの15
02に示す。垂直方向のスキューは同じ水平方向位置に
長い連なりがいくつかあり、その連なりの間に1画素分
の変化があるものを探すことによって発見される。垂直
方向のスキューは、図15Bの1504に示すように、
すべての位置をスキューの始点と最下部の平均値に設定
することによって除去される。 【0061】雑音の例を図16の1602に示す。雑音
はあらゆる1画素分の変化とそれに伴う次の線上での反
対方向への1画素分の変化である。雑音は変化した画素
の位置を図16の1602に示すようにその前の値に設
定することによって除去される。 【0062】当該技術分野では多くのスキューおよび雑
音除去技術が周知であり、イメージ処理に精通する者に
は標準的ルーチンをこの発明のスポットカラー抽出シス
テムに適応させることは容易であろう。 【0063】最後に、この発明の出力シーケンスを図1
7に示す。スポットカラー抽出されたイメージはパス形
成の逆の処理で作成しなおされる。この出力処理は図1
7のステップ1702に示すように現在の線(当該線)
をゼロに設定することによって開始される。パスがこの
線上で始まる場合、それらは現在のパス(当該パス)に
加えられる(ステップ1704参照)。次に、当該パス
に基づいてイメージ線が作成される(ステップ1706
参照)。ステップ1708に示すように、パスがこの線
上で終わる場合、それらは当該パスから削除される。当
該線は増分され次の線に処理が移り、処理は最後の線に
達するまでステップ1704にループする。ステップ1
710および1712参照。 【0064】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の実施によ
り簡単な方法で、連続トーンのイメージをパレットイメ
ージに変換できるので、イメージ処理の高速化、イメー
ジ記憶の低容量化に役立つ。また、本発明の方法は、既
存のシステムに容易に適合せしめうるので、利用範囲が
広く有益である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を実現するためのハードウェ
アシステムの高レベルのブロック図である。 【図2】本発明の一実施例に関連したスポットカラー抽
出の高レベルフローチャートである。 【図3A】スポットカラーイメージの白黒表現を示す図
である。 【図3B】図3Aのイメージのスライス310における
赤の強度プロファイルを示す図である。 【図3C】図3Aのイメージのスライス310における
緑の強度プロファイルを示す図である。 【図3D】図3Aのイメージのスライス310における
青の強度プロファイルを示す図である。 【図4】図3Aのイメージの3−Dヒストグラムを示す
図である。 【図5A】本発明の一実施例における色検出作業を示す
フローチャートである。 【図5B】本発明の一実施例におけるカラー検出作業を
示すフォローチャートである。 【図6A】本発明の一実施例におけるカラー雲を示す図
である。 【図6B】本発明の一実施例におけるカラー雲を示す図
である。 【図7】本発明の一実施例におけるカラー領域検出のフ
ローチャートである。 【図8A】本発明の一実施例で用いる状態抽出箱を説明
するための図である。 【図8B】図8Aの状態抽出箱を用いて、1イメージ線
の1つの色について状態を検出する場合を説明するため
の図である。 【図9】本発明の一実施例で用いる領域整合FIFOを
示す図である。 【図10】本発明の一実施例における色領域の関係づけ
を行う方法のフローチャートである。 【図11】本発明の一実施例で用いるカラーパスを説明
するための図である。 【図12】本発明の一実施例で用いるデータ構造の更新
手順を示すフローチャートである。 【図13】本発明の一実施例でおこなえる垂直方向のぎ
ざぎざの除去を説明するための図である。 【図14A】本発明の一実施例で除去される水平方向の
スキューを示すパスの図である。 【図14A】図14Aのスキューを除去し補正されたパ
スを示す図である。 【図15A】本発明の一実施例で除去される垂直方向の
スキューを有するパスを示す図である。 【図15B】図15Aのスキューを除去し補正されたパ
スの図である。 【図16】本発明の一実施例における雑音の除去を説明
するための図である。 【図17】本発明の一実施例におけるイメージ出力動作
を説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 102:コンピュータプラットフォーム 106:オペレーティングシステム 110:ハードウェアユニット 120:表示装置 121:キーボード 122:マウス 128:プリンタ 124:データ記憶装置 130:スポット色抽出プロセス 134:スキャナ
【手続補正書】 【提出日】平成5年3月11日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を実現するためのハードウェ
アシステムの高レベルのブロック図である。 【図2】本発明の一実施例に関連したスポットカラー抽
出の高レベルフローチャートである。 【図3A】スポットカラーイメージの白黒表現を示す図
である。 【図3B】図3Aのイメージのスライス310における
赤の強度プロファイルを示す図である。 【図3C】図3Aのイメージのスライス310における
緑の強度プロファイルを示す図である。 【図3D】図3Aのイメージのスライス310における
青の強度プロファイルを示す図である。 【図4】図3Aのイメージの3−Dヒストグラムを示す
図である。 【図5A】本発明の一実施例における色検出作業を示す
フローチャートである。 【図5B】本発明の一実施例におけるカラー検出作業を
示すフォローチャートである。 【図6A】本発明の一実施例におけるカラー雲を示す図
である。 【図6B】本発明の一実施例におけるカラー雲を示す図
である。 【図7】本発明の一実施例におけるカラー領域検出のフ
ローチャートである。 【図8A】本発明の一実施例で用いる状態抽出箱を説明
するための図である。 【図8B】図8Aの状態抽出箱を用いて、1イメージ線
の1つの色について状態を検出する場合を説明するため
の図である。 【図9】本発明の一実施例で用いる領域整合FIFOを
示す図である。 【図10】本発明の一実施例における色領域の関係づけ
を行う方法のフローチャートである。 【図11】本発明の一実施例で用いるカラーパスを説明
するための図である。 【図12】本発明の一実施例で用いるデータ構造の更新
手順を示すフローチャートである。 【図13】本発明の一実施例でおこなえる垂直方向のぎ
ざぎざの除去を説明するための図である。 【図14A】本発明の一実施例で除去される水平方向の
スキューを示すパスの図である。 【図14B】図14Aのスキューを除去し補正されたパ
スを示す図である。 【図15A】本発明の一実施例で除去される垂直方向の
スキューを有するパスを示す図である。 【図15B】図15Aのスキューを除去し補正されたパ
スの図である。 【図16】本発明の一実施例における雑音の除去を説明
するための図である。 【図17】本発明の一実施例におけるイメージ出力動作
を説明するためのフローチャートである。 【符号の説明】 102:コンピュータプラットフォーム 106:オペレーティングシステム 110:ハードウェアユニット 120:表示装置 121:キーボード 122:マウス 128:プリンタ 124:データ記憶装置 130:スポット色抽出プロセス 134:スキャナ 【手続補正2】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図3B】 【図3C】 【図6A】 【図1】 【図3A】 【図3D】 【図4】 【図6B】 【図7】 【図2】 【図10】 【図11】 【図14A】 【図16】 【図5A】 【図13】 【図14B】 【図15A】 【図15B】 【図5B】 【図8B】 【図8A】 【図12】 【図9】 【図17】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)後記(イ)乃至(ヘ)のステップから成るスポッ
    トカラーイメージの類似カラー領域同定のための方法。 (イ)原イメージを第1の解像度で走査し第1のスポッ
    トカラーイメージを生成するステップ。 (ロ)所定の色空間を用いて、前記第1のスポットカラ
    ーイメージのカラーを分類するステップ。 (ハ)前記分類されたカラーの出現頻度から、前記第1
    のスポットカラーイメージの支配的カラーを同定するス
    テップ。 (ニ)前記原イメージを第2の解像度で走査し第2のス
    ポットカラーイメージを生成するステップ。 (ホ)前記第2のスポットカラーイメージの相異なるカ
    ラーのカラー領域を決定するステップ。 (ヘ)前記カラー領域のカラーを最も近い前記支配的カ
    ラーで置き換えるステップ。 (2)前記第1の解像度が前記第2の解像度より低いこ
    とを特徴とする請求項1記載のスポットカラーイメージ
    の類似カラー領域同定のための方法。 (3)前記(ニ)のステップの走査が前記原イメージ複
    数の線の走査から成ることを特徴とした請求項1あるい
    は請求項2記載のスポットカラーイメージの類似カラー
    領域同定のための方法。 (4)前記(ホ)のステップが前記複数の線の隣接する
    線間で同じカラーを有するセグメント同志を関連づけ
    て、前記相異るカラーの空間領域をカラー領域として決
    定するものである請求項3記載のスポットカラーイメー
    ジの類似カラー領域同定のための方法。 (5)後記(イ)乃至(ハ)から成るスポットカラーイ
    メージの類似カラー領域同定のための装置。 (イ)スポットカラーイメージの支配的カラーを同定
    し、前記支配的カラーのパレットを生成するための同定
    手段。 (ロ)前記スポットカラーイメージからカラー領域を決
    定するための処理手段。 (ハ)前記カラー領域のカラーに最も近い前記パレット
    に含まれるカラーで前記カラー領域のカラーを置換する
    ための比較手段。 (6)前記同定手段が後記(ニ)乃至(ヘ)から成る請
    求項5記載のスポットカラーイメージの類似カラー領域
    同定のための装置。 (ニ)原イメージを第1の解像度で走査して第1のスポ
    ットカラーイメージを生成する第1の走査手段。 (ホ)前記第1のスポットカラーイメージのカラーを分
    類する分類手段。 (ヘ)前記分類されたカラーの出現頻度を求め、前記支
    配的カラーを同定するため、前記原イメージを第2の解
    像度で走査するための第2の走査手段。
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