JPH05304737A - 永久磁石形モータ - Google Patents
永久磁石形モータInfo
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- JPH05304737A JPH05304737A JP5012090A JP1209093A JPH05304737A JP H05304737 A JPH05304737 A JP H05304737A JP 5012090 A JP5012090 A JP 5012090A JP 1209093 A JP1209093 A JP 1209093A JP H05304737 A JPH05304737 A JP H05304737A
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- JP
- Japan
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- rotor
- permanent magnet
- stator
- field
- pole
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- Brushless Motors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子コイル
を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心で且つ
若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄心に円弧状
の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S極となるよ
うに略円周状に配置した回転子とを備え、前記固定子コ
イルに順次通電させることにより前記回転子を回転駆動
させる永久磁石形モータにおいて、1極分における前記
界磁用永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存する
回転子鉄心部分の幅を均一としない。 【効果】コギングトルクを低減してモータの振動や騒音
を低下させることができ、また、高回転数の範囲までモ
ータの駆動トルクを有効に得ることが可能である、とい
った優れた効果を奏する。
を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心で且つ
若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄心に円弧状
の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S極となるよ
うに略円周状に配置した回転子とを備え、前記固定子コ
イルに順次通電させることにより前記回転子を回転駆動
させる永久磁石形モータにおいて、1極分における前記
界磁用永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存する
回転子鉄心部分の幅を均一としない。 【効果】コギングトルクを低減してモータの振動や騒音
を低下させることができ、また、高回転数の範囲までモ
ータの駆動トルクを有効に得ることが可能である、とい
った優れた効果を奏する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫やエアコンのコ
ンプレッサー駆動用のモータなどに使用される永久磁石
形モータに関するものである。
ンプレッサー駆動用のモータなどに使用される永久磁石
形モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫やエアコンのコンプレッサ
ーを駆動させるモータとしては、回転数の制御が容易な
永久磁石形モータが一般的に利用されることが多い。以
下、図28乃至図34を参照しながら、上記したような
現在一般的に利用されている永久磁石形モータについて
説明する。
ーを駆動させるモータとしては、回転数の制御が容易な
永久磁石形モータが一般的に利用されることが多い。以
下、図28乃至図34を参照しながら、上記したような
現在一般的に利用されている永久磁石形モータについて
説明する。
【0003】図28中141は略円環状形状をなす固定
子であり、この固定子141の鉄心部分には、内周面側
に開孔部141bを有する半閉形スロット141aが、
略円周状に等間隔を存するように例えば12個形成され
ている。そして、これらの半閉形スロット141aに
は、図中に示すように6個の固定子コイル143u、1
43v,143w及び144u,144v,144wが
巻回収納されている。そして、これら6個の固定子コイ
ル143u乃至144wには、三相の直流励磁電源が供
給されるように構成されている。この三相の直流励磁電
流のうち、U相には固定子コイル143u,144u
が、V相には固定子コイル143v,144vが、W相
には固定子コイル143w,144wがそれぞれ対応す
るように接続されている。
子であり、この固定子141の鉄心部分には、内周面側
に開孔部141bを有する半閉形スロット141aが、
略円周状に等間隔を存するように例えば12個形成され
ている。そして、これらの半閉形スロット141aに
は、図中に示すように6個の固定子コイル143u、1
43v,143w及び144u,144v,144wが
巻回収納されている。そして、これら6個の固定子コイ
ル143u乃至144wには、三相の直流励磁電源が供
給されるように構成されている。この三相の直流励磁電
流のうち、U相には固定子コイル143u,144u
が、V相には固定子コイル143v,144vが、W相
には固定子コイル143w,144wがそれぞれ対応す
るように接続されている。
【0004】図中142は、上記固定子141の内周面
内に若干の空隙部分150を介するように配置され、薄
板状の珪素鋼板の積層により構成されている回転子であ
り、図29に示すように回転子142の鉄心部分の中心
位置に回転軸145を嵌着している。そして、回転軸1
45の周囲には、中心角が略90度程度に形成された円
弧状をなすフェライト製の界磁用永久磁石146,14
7,148及び149が、直交する位置で且つ等間隔を
存して環状に配置され、それぞれで回転軸145を中心
位置で囲むようになっている。そして、これら界磁用永
久磁石146乃至149と回転子142の鉄心部分との
間は、回転子142の組み立てのための0.1mmから
0.5mm程度の、最小限どの隙間(図示しない)しかで
きないように作成されていた。
内に若干の空隙部分150を介するように配置され、薄
板状の珪素鋼板の積層により構成されている回転子であ
り、図29に示すように回転子142の鉄心部分の中心
位置に回転軸145を嵌着している。そして、回転軸1
45の周囲には、中心角が略90度程度に形成された円
弧状をなすフェライト製の界磁用永久磁石146,14
7,148及び149が、直交する位置で且つ等間隔を
存して環状に配置され、それぞれで回転軸145を中心
位置で囲むようになっている。そして、これら界磁用永
久磁石146乃至149と回転子142の鉄心部分との
間は、回転子142の組み立てのための0.1mmから
0.5mm程度の、最小限どの隙間(図示しない)しかで
きないように作成されていた。
【0005】回転子142に設けられた界磁用永久磁石
146乃至149のうち、互いに対向する界磁用永久磁
石146及び148はN極に着磁されており、もう一方
の対向する界磁用永久磁石147及び149は逆にS極
に着磁され、N極,S極が交互に配置するように構成さ
れている。
146乃至149のうち、互いに対向する界磁用永久磁
石146及び148はN極に着磁されており、もう一方
の対向する界磁用永久磁石147及び149は逆にS極
に着磁され、N極,S極が交互に配置するように構成さ
れている。
【0006】上述した構成の永久磁石形モータは、図示
しないモータ駆動装置から、固定子141の夫々の固定
子コイル143u乃至144Wに対応するU相,V相及
びW相の各相に対して、二相ずつ所定の順序で電機角に
して120度通電することにより発生する磁気的な吸引
力及び反発力により、回転子142が回転駆動するよう
に構成されている。
しないモータ駆動装置から、固定子141の夫々の固定
子コイル143u乃至144Wに対応するU相,V相及
びW相の各相に対して、二相ずつ所定の順序で電機角に
して120度通電することにより発生する磁気的な吸引
力及び反発力により、回転子142が回転駆動するよう
に構成されている。
【0007】ところで、このような構成の永久磁石形モ
ータにおいては、固定子141と回転子142との間に
存する空隙部分150の磁束分布は、空隙寸法などの設
計によっても種々の分布となり得るが、通常は図30に
示してあるように電気角に対して略台形波状となる。そ
して、このような空隙磁束密度分布には、第3次,第5
次,第7次などといった多くの高調波磁束密度成分が含
まれるようになり、これらの高調波磁束密度成分によっ
て数多くのエネルギー成分が空隙中に存在するようにな
る。
ータにおいては、固定子141と回転子142との間に
存する空隙部分150の磁束分布は、空隙寸法などの設
計によっても種々の分布となり得るが、通常は図30に
示してあるように電気角に対して略台形波状となる。そ
して、このような空隙磁束密度分布には、第3次,第5
次,第7次などといった多くの高調波磁束密度成分が含
まれるようになり、これらの高調波磁束密度成分によっ
て数多くのエネルギー成分が空隙中に存在するようにな
る。
【0008】一方、固定子コイル143u乃至144w
は、直流励磁電流が電気角にして1極分30度乃至15
0度の120度分通電されて、図32に示されているよ
うに電気角にして1極分30度乃至150度に相当する
部分の磁束が作用して、駆動トルクを発生させるように
なっている。
は、直流励磁電流が電気角にして1極分30度乃至15
0度の120度分通電されて、図32に示されているよ
うに電気角にして1極分30度乃至150度に相当する
部分の磁束が作用して、駆動トルクを発生させるように
なっている。
【0009】ここで、モータの1相分に発生する駆動ト
ルクは、下記(1)式の電圧・電流の方程式によって決
定される電流から、下記(2)式によって表すことがで
きる。 V=R×i+L×d(i)/dt+k×N×B……(1) V:電圧 R:固定子コイルの抵抗 i:電流 L:固定子コイルのインダクタンス k:固定子コイルの巻数などに関する定数 N:回転子の回転数 B:通電区間において固定子コイルに作用する空隙の磁
束密度 T=G×B×I……(2) T:モータの駆動トルク G:固定子コイルの巻数などに関する定数 I:巻線電流
ルクは、下記(1)式の電圧・電流の方程式によって決
定される電流から、下記(2)式によって表すことがで
きる。 V=R×i+L×d(i)/dt+k×N×B……(1) V:電圧 R:固定子コイルの抵抗 i:電流 L:固定子コイルのインダクタンス k:固定子コイルの巻数などに関する定数 N:回転子の回転数 B:通電区間において固定子コイルに作用する空隙の磁
束密度 T=G×B×I……(2) T:モータの駆動トルク G:固定子コイルの巻数などに関する定数 I:巻線電流
【0010】これらの関係式(1)及び(2)から、回
転子142の回転数が大きくなると固定子コイル143
u乃至144wに流れる直流励磁電流は少なくなり、こ
れに伴ってモータの駆動トルクも小さくなってしまう。
そこで、従来は図33に示すように、1極分の電気角に
して15度乃至135度に相当する部分の磁束が、固定
子コイル143u乃至144wに作用するように、通電
介し時刻を早めるなどの操作を施すことにより、固定子
コイル143u乃至144wに作用する空隙磁束密度を
少なくして、回転数が大きくなっても流れる電流が少な
くならないようにして必要な駆動トルクを得、大きい回
転数で駆動させるという方法を採用するなどして対向し
ていた。
転子142の回転数が大きくなると固定子コイル143
u乃至144wに流れる直流励磁電流は少なくなり、こ
れに伴ってモータの駆動トルクも小さくなってしまう。
そこで、従来は図33に示すように、1極分の電気角に
して15度乃至135度に相当する部分の磁束が、固定
子コイル143u乃至144wに作用するように、通電
介し時刻を早めるなどの操作を施すことにより、固定子
コイル143u乃至144wに作用する空隙磁束密度を
少なくして、回転数が大きくなっても流れる電流が少な
くならないようにして必要な駆動トルクを得、大きい回
転数で駆動させるという方法を採用するなどして対向し
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来の永久磁石形モータにおいては、以下に述べるよう
な問題点が発生してくる。
従来の永久磁石形モータにおいては、以下に述べるよう
な問題点が発生してくる。
【0012】まず、上述したような空隙高調波磁束密度
成分によって発生するエネルギー成分のうちでも、特に
第12次,第24次,第36次などの空隙エネルギー成
分は、固定子141の鉄心部分に12個の半閉形スロッ
ト141aの開孔部141bが存在しているために、空
隙磁束密度の高調波成分との相互作用によって、図31
に実測例で示されているように、いわゆるコギングトル
クを発生してしまう。更に、固定子141と回転子14
2との間に存する空隙部分150における磁束密度分布
は、磁極境界近傍の磁束が回転子142の鉄心部分内を
通って、界磁用永久磁石146乃至149のそれぞれの
反対極に短絡するので、その分布は矩形波形状から若干
正弦波形状に近付いたものとなり、コギングトルクを発
生してしまう。このコギングトルクはモータの駆動トル
クに重畳するが、有効な駆動トルクとして作用すること
はなく、回転子142に振動を与えるという不必要なト
ルクである。従って、このコギングトルクはモータのフ
レームやモータが駆動させる機器に伝達し、振動の発生
やこの振動などに伴って発生する騒音などを発するとい
った問題点があった。
成分によって発生するエネルギー成分のうちでも、特に
第12次,第24次,第36次などの空隙エネルギー成
分は、固定子141の鉄心部分に12個の半閉形スロッ
ト141aの開孔部141bが存在しているために、空
隙磁束密度の高調波成分との相互作用によって、図31
に実測例で示されているように、いわゆるコギングトル
クを発生してしまう。更に、固定子141と回転子14
2との間に存する空隙部分150における磁束密度分布
は、磁極境界近傍の磁束が回転子142の鉄心部分内を
通って、界磁用永久磁石146乃至149のそれぞれの
反対極に短絡するので、その分布は矩形波形状から若干
正弦波形状に近付いたものとなり、コギングトルクを発
生してしまう。このコギングトルクはモータの駆動トル
クに重畳するが、有効な駆動トルクとして作用すること
はなく、回転子142に振動を与えるという不必要なト
ルクである。従って、このコギングトルクはモータのフ
レームやモータが駆動させる機器に伝達し、振動の発生
やこの振動などに伴って発生する騒音などを発するとい
った問題点があった。
【0013】また、通電する電気角にして120度の部
分を図32に示してある電気角にして30度乃至150
度に相当する斜線の部分から、図33に示してある電気
角にして15度乃至135度に相当する斜線の部分に変
更したとしても、固定子コイル143u乃至144wに
作用する空隙磁束密度の変化は大きいものではなく、図
34に示されているように、通常の回転数と比較しても
若干の向上が得られるだけであった。
分を図32に示してある電気角にして30度乃至150
度に相当する斜線の部分から、図33に示してある電気
角にして15度乃至135度に相当する斜線の部分に変
更したとしても、固定子コイル143u乃至144wに
作用する空隙磁束密度の変化は大きいものではなく、図
34に示されているように、通常の回転数と比較しても
若干の向上が得られるだけであった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な技術的課題を解決するためになされたものであり、略
円環状の固定子鉄心に複数相の固定子コイルを巻回した
固定子と、この固定子の内周面と同心で且つ若干の空隙
部分を介して配置された回転子鉄心に、円弧状の界磁用
永久磁石を連続して交互にN極,S極となるように略円
周状に配置した回転子とを備え、前記固定子コイルに順
次通電させることにより、前記回転子を回転駆動させる
永久磁石形モータにおいて、1極分における前記界磁用
永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存する回転子
鉄心部分の幅を、均一としないことを特徴とする永久磁
石形モータを提供するものである。
な技術的課題を解決するためになされたものであり、略
円環状の固定子鉄心に複数相の固定子コイルを巻回した
固定子と、この固定子の内周面と同心で且つ若干の空隙
部分を介して配置された回転子鉄心に、円弧状の界磁用
永久磁石を連続して交互にN極,S極となるように略円
周状に配置した回転子とを備え、前記固定子コイルに順
次通電させることにより、前記回転子を回転駆動させる
永久磁石形モータにおいて、1極分における前記界磁用
永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存する回転子
鉄心部分の幅を、均一としないことを特徴とする永久磁
石形モータを提供するものである。
【0015】また、前記回転子鉄心部分の幅を、1極分
の界磁用永久磁石の極中心位置から両端側のそれぞれの
方向に向かうにしたがって、少なくとも狭まらないよう
に形成、或いは1極分の界磁用永久磁石の一端側から他
端側に向かうにしたがって、少なくとも狭まらないよう
に形成し、且つ最も幅の広い部分を同一方向に向けるよ
うにしたことを特徴とする永久磁石形モータを提供する
ものである。
の界磁用永久磁石の極中心位置から両端側のそれぞれの
方向に向かうにしたがって、少なくとも狭まらないよう
に形成、或いは1極分の界磁用永久磁石の一端側から他
端側に向かうにしたがって、少なくとも狭まらないよう
に形成し、且つ最も幅の広い部分を同一方向に向けるよ
うにしたことを特徴とする永久磁石形モータを提供する
ものである。
【0016】更に、略円環状の固定子鉄心に複数相の固
定子コイルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と
同心で且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄
心に円弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S
極となるように略円環状に配置した回転子とを備え、前
記固定子コイルに順次通電させることにより前記回転子
を回転駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分に
おける前記界磁用永久磁石の径方向内側或いは外側或い
はその両側の前記回転子鉄心部分に、前記界磁用永久磁
石の極中心位置近傍から両端側のそれぞれの方向に向か
うにしたがって少なくとも狭まらないように隙間を形成
し、特にこの隙間は、前記界磁用永久磁石の内周面と、
この内周面を形成する円弧の曲率より小さい曲率の円弧
により形成された円弧面、或いは、前記界磁用永久磁石
の外周目と、この外周面を形成する円弧の曲率より大き
い曲率の円弧により形成された円弧面とにより形成され
たことを特徴とする永久磁石形モータを提供するもので
ある。
定子コイルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と
同心で且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄
心に円弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S
極となるように略円環状に配置した回転子とを備え、前
記固定子コイルに順次通電させることにより前記回転子
を回転駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分に
おける前記界磁用永久磁石の径方向内側或いは外側或い
はその両側の前記回転子鉄心部分に、前記界磁用永久磁
石の極中心位置近傍から両端側のそれぞれの方向に向か
うにしたがって少なくとも狭まらないように隙間を形成
し、特にこの隙間は、前記界磁用永久磁石の内周面と、
この内周面を形成する円弧の曲率より小さい曲率の円弧
により形成された円弧面、或いは、前記界磁用永久磁石
の外周目と、この外周面を形成する円弧の曲率より大き
い曲率の円弧により形成された円弧面とにより形成され
たことを特徴とする永久磁石形モータを提供するもので
ある。
【0017】また、略円環状の固定子鉄心に複数相の固
定子コイルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と
同心で且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄
心に円弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S
極となるように略円環状には位置した回転子とを備え、
前記固定子コイルの順次通電させることにより前記回転
子を回転駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分
の界磁用永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存す
る回転子鉄心部分の幅を、極両端側から極中心位置に向
かうにしたがって少なくとも狭まらないように形成し、
且つ、前記界磁用永久磁石の残留磁束密度をBr(tesl
a) 、前記固定子と前記回転子との間に存する空隙部分
と前記界磁用永久磁石との間を隔てる回転子鉄心の極両
端側の厚み寸法をt(mm)、前記界磁用永久磁石の軽方向
の厚み寸法をl(mm)としたとき、前記回転子鉄心の厚み
寸法tが、 Br×0.05×l≦t≦Br×0.35×l の範囲内にあることを特徴とする永久磁石形モータを提
供するものである。
定子コイルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と
同心で且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄
心に円弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S
極となるように略円環状には位置した回転子とを備え、
前記固定子コイルの順次通電させることにより前記回転
子を回転駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分
の界磁用永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存す
る回転子鉄心部分の幅を、極両端側から極中心位置に向
かうにしたがって少なくとも狭まらないように形成し、
且つ、前記界磁用永久磁石の残留磁束密度をBr(tesl
a) 、前記固定子と前記回転子との間に存する空隙部分
と前記界磁用永久磁石との間を隔てる回転子鉄心の極両
端側の厚み寸法をt(mm)、前記界磁用永久磁石の軽方向
の厚み寸法をl(mm)としたとき、前記回転子鉄心の厚み
寸法tが、 Br×0.05×l≦t≦Br×0.35×l の範囲内にあることを特徴とする永久磁石形モータを提
供するものである。
【0018】
【作用】本発明の永久磁石形モータでは、円弧状の界磁
用永久磁石と空隙部分との間に存する回転子鉄心を、1
極分の界磁用永久磁石の中心位置から両端部に向かうに
したがって、途中まで同一幅でその後徐々に広がるよう
に形成、或いは中心位置から徐々に幅が広くなるように
形成、或いは円弧状の界磁用永久磁石の内周側或いは外
周側に、1極分の界磁用永久磁石の極中心位置近傍から
両端側のそれぞれの方向に向かうにしたがって少なくと
も狭まらないように隙間を形成することにより、空隙部
分における空隙磁束分布の高調波磁束密度成分を少なく
したものを得ることができるようになるので、不必要な
コギングトルクを極力低下させることが可能となる。
用永久磁石と空隙部分との間に存する回転子鉄心を、1
極分の界磁用永久磁石の中心位置から両端部に向かうに
したがって、途中まで同一幅でその後徐々に広がるよう
に形成、或いは中心位置から徐々に幅が広くなるように
形成、或いは円弧状の界磁用永久磁石の内周側或いは外
周側に、1極分の界磁用永久磁石の極中心位置近傍から
両端側のそれぞれの方向に向かうにしたがって少なくと
も狭まらないように隙間を形成することにより、空隙部
分における空隙磁束分布の高調波磁束密度成分を少なく
したものを得ることができるようになるので、不必要な
コギングトルクを極力低下させることが可能となる。
【0019】更に、円弧状の界磁用永久磁石の一端側の
空隙部分から他端側の空隙部分に向かうにしたがって、
空隙部分における空隙磁束密度を、途中まで一定でその
後徐々に減少させるように構成、或いは一端側から他端
側に向かうにしたがって徐々に減少させるように構成し
ているので、通電区間の範囲により固定子コイルの作用
させる空隙磁束密度の量を大きく変化させることが可能
となる。
空隙部分から他端側の空隙部分に向かうにしたがって、
空隙部分における空隙磁束密度を、途中まで一定でその
後徐々に減少させるように構成、或いは一端側から他端
側に向かうにしたがって徐々に減少させるように構成し
ているので、通電区間の範囲により固定子コイルの作用
させる空隙磁束密度の量を大きく変化させることが可能
となる。
【0020】また、円弧状の界磁用永久磁石のと空隙部
分との間に存する回転子鉄心の幅を、極両端側から極中
心位置に向かうに従って少なくとも狭まらないように形
成することにより、1極分の空隙部分における120度
(電気角)分の空隙磁束分布を略一定にすることができ
るので、トルクリップルを極力低減させることが可能と
なる。
分との間に存する回転子鉄心の幅を、極両端側から極中
心位置に向かうに従って少なくとも狭まらないように形
成することにより、1極分の空隙部分における120度
(電気角)分の空隙磁束分布を略一定にすることができ
るので、トルクリップルを極力低減させることが可能と
なる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例として、三相4
極の永久磁石形モータに適用した場合について図1乃至
図4を参照しながら説明する。
極の永久磁石形モータに適用した場合について図1乃至
図4を参照しながら説明する。
【0022】まず、図1中1は環状で円盤状の固定子で
あり、この固定子1は、固定子鉄心1´と固定子コイル
3u,3v,3w及び4u,4v,4wとにより構成さ
れている。固定子鉄心1´は略円環状をなし、固定子鉄
心1´には内周面側に開孔部1bを有する半閉形スロッ
ト1aが、例えば12個等間隔を存するように円周状に
形成されている。そして、この半閉形スロット1aに
は、図示しているように6組の固定子コイル3u乃至4
wが、所定の半閉形スロット1aに巻回されて収納配置
される構造となっている。これら固定子鉄心1´及び固
定子コイル3u乃至4wにより固定子1が構成されてい
る。固定子コイル3u乃至4wには、後述する直流電源
11から三相の直流励磁電流が供給されるように構成さ
れており、この三相の直流励磁電流のうち、U相には固
定子コイル3u及び4uが、V相には固定子コイル3v
及び4vが、W相には固定子コイル3w乃至4wがそれ
ぞれ対応するように接続されている。
あり、この固定子1は、固定子鉄心1´と固定子コイル
3u,3v,3w及び4u,4v,4wとにより構成さ
れている。固定子鉄心1´は略円環状をなし、固定子鉄
心1´には内周面側に開孔部1bを有する半閉形スロッ
ト1aが、例えば12個等間隔を存するように円周状に
形成されている。そして、この半閉形スロット1aに
は、図示しているように6組の固定子コイル3u乃至4
wが、所定の半閉形スロット1aに巻回されて収納配置
される構造となっている。これら固定子鉄心1´及び固
定子コイル3u乃至4wにより固定子1が構成されてい
る。固定子コイル3u乃至4wには、後述する直流電源
11から三相の直流励磁電流が供給されるように構成さ
れており、この三相の直流励磁電流のうち、U相には固
定子コイル3u及び4uが、V相には固定子コイル3v
及び4vが、W相には固定子コイル3w乃至4wがそれ
ぞれ対応するように接続されている。
【0023】また、固定子1の同心円内周部には、固定
子1の内周面との間に若干の空隙部分10を均一に存す
るように回転子2が配置されている。この回転子2は、
回転子鉄心2´,回転軸5及び界磁用永久磁石6,7,
8及び9とにより構成されている。回転子鉄心2´は、
例えば薄板状の珪素鋼板を多数積層してなるものであ
り、前述したように、固定子1の内周面との間に若干の
空隙部分10を均一に存するようにして配置されてい
る。そして、この回転子鉄心2´は、図2においても示
すように、中心位置に回転軸5が嵌着されている。回転
子鉄心2´の外周面より径方向内側に若干入った位置に
は、中心角が略90度程度に形成された円弧状をなす、
例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石6乃至9
が、等間隔を存するように略円周状に固定配置されてい
る。これらの界磁用永久磁石6乃至9のうち、互いに対
向する界磁用永久磁石6及び8は例えばN極に着磁され
ており、もう一方の対向する界磁用永久磁石7及び9は
逆にS極に着磁され、N極,S極が交互に配置するよう
に構成されている。これらの界磁用永久磁石6乃至9
と、その外周側に位置する空隙部分10との間に存する
回転子鉄心2´部分の厚みは、界磁用永久磁石6乃至9
のそれぞれの中心位置から両端側のそれぞれの方向に向
かうにしたがって、少なくとも厚みが狭まらないように
構成(換言すると、1極分の界磁用永久磁石の中心位置
に対応する回転子鉄心2´部分から、界磁用永久磁石の
両端側のそれぞれの方向に向かうにしたがって、徐々に
厚みを増すように構成、或いは途中まで同一の厚みであ
りその後徐々に厚みを増すように構成)されている。
子1の内周面との間に若干の空隙部分10を均一に存す
るように回転子2が配置されている。この回転子2は、
回転子鉄心2´,回転軸5及び界磁用永久磁石6,7,
8及び9とにより構成されている。回転子鉄心2´は、
例えば薄板状の珪素鋼板を多数積層してなるものであ
り、前述したように、固定子1の内周面との間に若干の
空隙部分10を均一に存するようにして配置されてい
る。そして、この回転子鉄心2´は、図2においても示
すように、中心位置に回転軸5が嵌着されている。回転
子鉄心2´の外周面より径方向内側に若干入った位置に
は、中心角が略90度程度に形成された円弧状をなす、
例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石6乃至9
が、等間隔を存するように略円周状に固定配置されてい
る。これらの界磁用永久磁石6乃至9のうち、互いに対
向する界磁用永久磁石6及び8は例えばN極に着磁され
ており、もう一方の対向する界磁用永久磁石7及び9は
逆にS極に着磁され、N極,S極が交互に配置するよう
に構成されている。これらの界磁用永久磁石6乃至9
と、その外周側に位置する空隙部分10との間に存する
回転子鉄心2´部分の厚みは、界磁用永久磁石6乃至9
のそれぞれの中心位置から両端側のそれぞれの方向に向
かうにしたがって、少なくとも厚みが狭まらないように
構成(換言すると、1極分の界磁用永久磁石の中心位置
に対応する回転子鉄心2´部分から、界磁用永久磁石の
両端側のそれぞれの方向に向かうにしたがって、徐々に
厚みを増すように構成、或いは途中まで同一の厚みであ
りその後徐々に厚みを増すように構成)されている。
【0024】次に、本実施例における永久磁石形モータ
の駆動用として、一般に広く利用されているインバータ
電源の電気的構成を、図3を参照しながら説明する。1
1は直流電源であり、この直流電源11にはスイッチン
グ主回路12が接続されている。このスイッチング主回
路12は、6対のトランジスタ13及び還流ダイオード
14を有しており、これら6対のトランジスタ13及び
還流ダイオード14は、三相ブリッジ接続されてなるも
ので、三相のアーム部12u,12v及び12wのそれ
ぞれが有するトランジスタ13の共通接続点は、それぞ
れU相,V相及びW相に対応する出力線に接続されてい
る。U相,V相及びW相に対応する出力線は、固定子コ
イル3u及び4u,固定子コイル3v及び4v,固定子
コイル3w及び4wをY字結線した夫々の端子に接続さ
れている。15はスイッチング主回路12中に配置され
ているトランジスタ13に制御信号を与える制御回路で
あり、固定子コイル3u及び4u,固定子コイル3v及
び4v,固定子コイル3w及び4wの隣接する二相分の
固定子コイルに対して、電気角にして120度ずつ位相
をずらして通電するように構成されている。また、この
制御回路15は、U相,V相及びW相に対応する夫々の
出力線にも接続されており、回転子2の回転により固定
子コイル3u乃至4wに誘起される電圧を検出し、回転
子2の回転位置に応じたモータ駆動信号を得られるよう
にしている。図4は、各相に対する通電のシーケンスを
示したもので、各相には電気角にして120度ずつの直
流励磁電流が順次通電されるようにしている。
の駆動用として、一般に広く利用されているインバータ
電源の電気的構成を、図3を参照しながら説明する。1
1は直流電源であり、この直流電源11にはスイッチン
グ主回路12が接続されている。このスイッチング主回
路12は、6対のトランジスタ13及び還流ダイオード
14を有しており、これら6対のトランジスタ13及び
還流ダイオード14は、三相ブリッジ接続されてなるも
ので、三相のアーム部12u,12v及び12wのそれ
ぞれが有するトランジスタ13の共通接続点は、それぞ
れU相,V相及びW相に対応する出力線に接続されてい
る。U相,V相及びW相に対応する出力線は、固定子コ
イル3u及び4u,固定子コイル3v及び4v,固定子
コイル3w及び4wをY字結線した夫々の端子に接続さ
れている。15はスイッチング主回路12中に配置され
ているトランジスタ13に制御信号を与える制御回路で
あり、固定子コイル3u及び4u,固定子コイル3v及
び4v,固定子コイル3w及び4wの隣接する二相分の
固定子コイルに対して、電気角にして120度ずつ位相
をずらして通電するように構成されている。また、この
制御回路15は、U相,V相及びW相に対応する夫々の
出力線にも接続されており、回転子2の回転により固定
子コイル3u乃至4wに誘起される電圧を検出し、回転
子2の回転位置に応じたモータ駆動信号を得られるよう
にしている。図4は、各相に対する通電のシーケンスを
示したもので、各相には電気角にして120度ずつの直
流励磁電流が順次通電されるようにしている。
【0025】以下、本実施例の動作及び作用について説
明する。まず、制御回路15によりスイッチング主回路
12に設けられている6つのトランジスタ13に制御信
号が供給される。トランジスタ13に制御信号が供給さ
れると、固定子コイル3u乃至4wのうちの隣接する二
相の固定子コイル3u,4u及び固定子コイル3v,4
vに通電され、以下、固定子コイル3v,4v及び固定
子コイル3w,4w、固定子コイル3w,4w及び固定
子コイル3u,4u……のように順次電気角にして12
0度通電される。このように固定子コイル3u乃至4w
に順次120度通電されると、固定子1による回転磁界
が発生し、回転子2は磁気吸引力及び反発力により回転
駆動を開始する。
明する。まず、制御回路15によりスイッチング主回路
12に設けられている6つのトランジスタ13に制御信
号が供給される。トランジスタ13に制御信号が供給さ
れると、固定子コイル3u乃至4wのうちの隣接する二
相の固定子コイル3u,4u及び固定子コイル3v,4
vに通電され、以下、固定子コイル3v,4v及び固定
子コイル3w,4w、固定子コイル3w,4w及び固定
子コイル3u,4u……のように順次電気角にして12
0度通電される。このように固定子コイル3u乃至4w
に順次120度通電されると、固定子1による回転磁界
が発生し、回転子2は磁気吸引力及び反発力により回転
駆動を開始する。
【0026】このような構成の永久磁石形モータにおい
ては、回転子2における界磁用永久磁石6乃至9の外周
側に位置し、空隙部分10に挟まれている回転子鉄心2
´部分の厚みを、1極分の界磁用永久磁石において極中
心位置から両端部に至るにしたがって、厚みが徐々に広
くなるように形成しているので、極中心位置と比較して
極の両端部に近づくほど、界磁用永久磁石6乃至9から
出る磁束のうち、空隙部分10に到達する磁束が減少す
るようになる。つまり、極中心位置から両端部に至るに
したがって磁束は低減され、空隙磁束密度分布における
高調波磁束密度成分が少なくなり、図5に示すような極
めて正弦波の形状に近い波形に分布するようになる。
ては、回転子2における界磁用永久磁石6乃至9の外周
側に位置し、空隙部分10に挟まれている回転子鉄心2
´部分の厚みを、1極分の界磁用永久磁石において極中
心位置から両端部に至るにしたがって、厚みが徐々に広
くなるように形成しているので、極中心位置と比較して
極の両端部に近づくほど、界磁用永久磁石6乃至9から
出る磁束のうち、空隙部分10に到達する磁束が減少す
るようになる。つまり、極中心位置から両端部に至るに
したがって磁束は低減され、空隙磁束密度分布における
高調波磁束密度成分が少なくなり、図5に示すような極
めて正弦波の形状に近い波形に分布するようになる。
【0027】従って、本実施例の場合、空隙磁束密度の
高調波磁束密度成分を極力減少させるようにして空隙磁
束密度の分布が正弦波の形状に近似するように構成して
いるので、図6に実測例として示してあるように、コギ
ングトルクを低減することができるようになるので、図
示しない駆動装置により通電されると滑らかな回転駆動
を行い得るようになる。
高調波磁束密度成分を極力減少させるようにして空隙磁
束密度の分布が正弦波の形状に近似するように構成して
いるので、図6に実測例として示してあるように、コギ
ングトルクを低減することができるようになるので、図
示しない駆動装置により通電されると滑らかな回転駆動
を行い得るようになる。
【0028】次に、第2の実施例を図7を参照しながら
説明する。図7は第2の実施例における回転子を示した
ものである。回転子22以外の構成、つまり固定子や電
気構成などは上記第1の実施例と同様であるので図示は
省略し、説明文中においては同一の符号を用いて説明す
る。尚、以下第3乃至第5の実施例についても同様にし
て説明を行う。
説明する。図7は第2の実施例における回転子を示した
ものである。回転子22以外の構成、つまり固定子や電
気構成などは上記第1の実施例と同様であるので図示は
省略し、説明文中においては同一の符号を用いて説明す
る。尚、以下第3乃至第5の実施例についても同様にし
て説明を行う。
【0029】第1の実施例と同様、固定子1の同心円内
周部に、この回転子22が若干の空隙部分10を均一に
存するようにして配置されている。この回転子22は、
回転子鉄心22´,回転軸5及び界磁用永久磁石26,
27,28及び29により構成されている。回転子鉄心
22´は、例えば薄板状の珪素鋼板の積層により形成さ
れたものであり、中心位置に回転軸5を嵌着している。
回転子鉄心22´の外周面より径方向内側に若干入った
位置には、中心角が略90度程度に形成された円弧状を
なす、例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石26
乃至29が、等間隔を介するように略円周状に固定配置
されている。これらの界磁用永久磁石26乃至29のう
ち、互いに対向する界磁用永久磁石26及び28は例え
ばN極に着磁されており、もう一方の対向する界磁用永
久磁石27及び29は逆にS極に着磁され、N極,S極
が交互に配置するように構成されている。
周部に、この回転子22が若干の空隙部分10を均一に
存するようにして配置されている。この回転子22は、
回転子鉄心22´,回転軸5及び界磁用永久磁石26,
27,28及び29により構成されている。回転子鉄心
22´は、例えば薄板状の珪素鋼板の積層により形成さ
れたものであり、中心位置に回転軸5を嵌着している。
回転子鉄心22´の外周面より径方向内側に若干入った
位置には、中心角が略90度程度に形成された円弧状を
なす、例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石26
乃至29が、等間隔を介するように略円周状に固定配置
されている。これらの界磁用永久磁石26乃至29のう
ち、互いに対向する界磁用永久磁石26及び28は例え
ばN極に着磁されており、もう一方の対向する界磁用永
久磁石27及び29は逆にS極に着磁され、N極,S極
が交互に配置するように構成されている。
【0030】これらの界磁永久磁石26乃至29と空隙
部分10との間に存する回転子鉄心22´部分の厚み
は、1極分の界磁用永久磁石の極中心位置が最も薄くな
っており、両端部に向かうにしたがって徐々に厚みを増
すように構成されている。また、回転子鉄心22´の外
周面近傍で、且つ上記界磁用永久磁石26乃至29のう
ち、隣接する2つの界磁用永久磁石(例えば界磁用永久
磁石26と27)の間に位置する回転子鉄心22´部分
には、空間部分aをそれぞれ形成してあり、夫々が直交
するようになっている。
部分10との間に存する回転子鉄心22´部分の厚み
は、1極分の界磁用永久磁石の極中心位置が最も薄くな
っており、両端部に向かうにしたがって徐々に厚みを増
すように構成されている。また、回転子鉄心22´の外
周面近傍で、且つ上記界磁用永久磁石26乃至29のう
ち、隣接する2つの界磁用永久磁石(例えば界磁用永久
磁石26と27)の間に位置する回転子鉄心22´部分
には、空間部分aをそれぞれ形成してあり、夫々が直交
するようになっている。
【0031】このように空間部分aを形成することによ
り、界磁用永久磁石26乃至29から空隙部分10に到
達する磁束量を低減することができ、更には空間部分a
の大きさなどを調整することにより、空隙部分10に到
達させる磁束量を調整することも可能となる。
り、界磁用永久磁石26乃至29から空隙部分10に到
達する磁束量を低減することができ、更には空間部分a
の大きさなどを調整することにより、空隙部分10に到
達させる磁束量を調整することも可能となる。
【0032】以下、第3乃至第5の実施例を図8乃至図
10を参照しながら説明する。図8は第3の実施例に相
当する回転子を示したものである。回転子32は、薄板
状の珪素鋼板を多数積層してなる回転子鉄心32´,回
転子鉄心32´の中心位置に嵌合された回転軸5、及び
フェライト製の界磁用永久磁石36乃至39により構成
されている。界磁用永久磁石36乃至39は、外周側が
中心角略90度の円弧状をした蒲鉾状の形態を有するも
のである。そして、この円弧状をした外周面と空隙部分
10との間に存する回転子鉄心32´部分の厚みは、1
極分の界磁用永久磁石の中心位置が最も薄く形成されて
おり、両端部に向かうにしたがって徐々に厚みを増すよ
うになっている。
10を参照しながら説明する。図8は第3の実施例に相
当する回転子を示したものである。回転子32は、薄板
状の珪素鋼板を多数積層してなる回転子鉄心32´,回
転子鉄心32´の中心位置に嵌合された回転軸5、及び
フェライト製の界磁用永久磁石36乃至39により構成
されている。界磁用永久磁石36乃至39は、外周側が
中心角略90度の円弧状をした蒲鉾状の形態を有するも
のである。そして、この円弧状をした外周面と空隙部分
10との間に存する回転子鉄心32´部分の厚みは、1
極分の界磁用永久磁石の中心位置が最も薄く形成されて
おり、両端部に向かうにしたがって徐々に厚みを増すよ
うになっている。
【0033】また、図9は第4の実施例に相当する回転
子を示したものである。回転子42は、薄板状の珪素鋼
板を多数積層してなる回転子鉄心42´,回転子鉄心4
2´の中心位置に嵌合された回転軸5、及びフェライト
製の界磁用永久磁石46乃至49により構成されてい
る。界磁用永久磁石46乃至49は、中心角が略90度
の円弧状をなす形状であり、1極分の界磁用永久磁石の
中心位置における厚みが最も厚く、外周面側が両端部に
向かうにしたがって内周面側に近づく形状、つまり、中
心位置から両端部に向かうにしたがって徐々に薄くなる
ように形成されている。界磁用永久磁石46乃至49の
形状をこのようにすることにより、界磁用永久磁石46
乃至49の外周面と空隙部分10との間に存する回転子
鉄心42´部分の厚みを、1極分の界磁用永久磁石の極
中心位置から両端部に向かうにしたがって徐々に厚くす
るようにしている。
子を示したものである。回転子42は、薄板状の珪素鋼
板を多数積層してなる回転子鉄心42´,回転子鉄心4
2´の中心位置に嵌合された回転軸5、及びフェライト
製の界磁用永久磁石46乃至49により構成されてい
る。界磁用永久磁石46乃至49は、中心角が略90度
の円弧状をなす形状であり、1極分の界磁用永久磁石の
中心位置における厚みが最も厚く、外周面側が両端部に
向かうにしたがって内周面側に近づく形状、つまり、中
心位置から両端部に向かうにしたがって徐々に薄くなる
ように形成されている。界磁用永久磁石46乃至49の
形状をこのようにすることにより、界磁用永久磁石46
乃至49の外周面と空隙部分10との間に存する回転子
鉄心42´部分の厚みを、1極分の界磁用永久磁石の極
中心位置から両端部に向かうにしたがって徐々に厚くす
るようにしている。
【0034】更に、図10は第5の実施例に相当する回
転子を示したものである。回転子52は、薄板状の珪素
鋼板を多数積層してなる回転子鉄心52´,回転子鉄心
52´の中心位置に嵌合された回転軸5、及びフェライ
ト製の界磁用永久磁石56乃至59により構成されてい
る。上記第1乃至第4の実施例における回転子鉄心は、
環状で円盤状の形態をなしていたが、本実施例における
回転子鉄心52´の形態は、図示しているように2つの
楕円を直交させるように重ね合わせたような形態をなし
ている。
転子を示したものである。回転子52は、薄板状の珪素
鋼板を多数積層してなる回転子鉄心52´,回転子鉄心
52´の中心位置に嵌合された回転軸5、及びフェライ
ト製の界磁用永久磁石56乃至59により構成されてい
る。上記第1乃至第4の実施例における回転子鉄心は、
環状で円盤状の形態をなしていたが、本実施例における
回転子鉄心52´の形態は、図示しているように2つの
楕円を直交させるように重ね合わせたような形態をなし
ている。
【0035】界磁用永久磁石56乃至59は、中心角が
略90度の円弧状をなす形状であり、1極分の界磁用永
久磁石の中心位置における厚みが最も厚く、外周面が両
端部に向かうにしたがって近づく形状、つまり、極中心
位置から両端部に向かうにしたがって徐々に薄くなるよ
うに形成されている。そして、界磁用永久磁石56乃至
59の外周面と空隙部分10との間に存する回転子鉄心
52´部分の厚みを1極分の界磁用永久磁石の中心位置
から両端部に向かうにしたがって徐々に厚くするように
している。上記した第3乃至第5の実施例の回転子であ
れば、第1及び第2の実施例と同様の効果を奏すること
ができる。
略90度の円弧状をなす形状であり、1極分の界磁用永
久磁石の中心位置における厚みが最も厚く、外周面が両
端部に向かうにしたがって近づく形状、つまり、極中心
位置から両端部に向かうにしたがって徐々に薄くなるよ
うに形成されている。そして、界磁用永久磁石56乃至
59の外周面と空隙部分10との間に存する回転子鉄心
52´部分の厚みを1極分の界磁用永久磁石の中心位置
から両端部に向かうにしたがって徐々に厚くするように
している。上記した第3乃至第5の実施例の回転子であ
れば、第1及び第2の実施例と同様の効果を奏すること
ができる。
【0036】尚、第5の実施例における界磁用永久磁石
の形状は、他の実施例において説明しているような形状
のものであっても、同様の効果を奏することができるも
のである。
の形状は、他の実施例において説明しているような形状
のものであっても、同様の効果を奏することができるも
のである。
【0037】次に、第6乃至第11の実施例について図
11乃至図20を参照しながら説明する。尚、以下の実
施例においても図示するものは回転子のみであり、他の
構成は上記実施例と同様であるので図示は省略し、説明
文中においても同一の符号を用いて説明をする。
11乃至図20を参照しながら説明する。尚、以下の実
施例においても図示するものは回転子のみであり、他の
構成は上記実施例と同様であるので図示は省略し、説明
文中においても同一の符号を用いて説明をする。
【0038】まず、第6の実施例として図11を参照し
ながら説明する。図11は第6の実施例に相当する回転
子である。上記実施例と同様、固定子1の同心円内周部
には、例えば薄板状の珪素鋼板を多数積層してなる回転
子鉄心62´が、固定子1の内周部との間に若干の空隙
部分10を均一に存するようにして配置されている。こ
の回転子鉄心62´には、中心位置に回転軸5が嵌合さ
れている。回転子鉄心62´の外周面より径方向内側に
若干入った位置には、中心角が略90度に形成された円
弧状をなす、例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁
石66乃至69が等間隔を存するように、且つ略円周状
に固定配置されている。これらの界磁用永久磁石66乃
至69のうち、互いに対向する界磁用永久磁石66及び
68は例えばN極に着磁されており、もう一方の対向す
る界磁用永久磁石67及び69は逆にS極に着磁され、
N極,S極が交互に配置するように構成されている。
ながら説明する。図11は第6の実施例に相当する回転
子である。上記実施例と同様、固定子1の同心円内周部
には、例えば薄板状の珪素鋼板を多数積層してなる回転
子鉄心62´が、固定子1の内周部との間に若干の空隙
部分10を均一に存するようにして配置されている。こ
の回転子鉄心62´には、中心位置に回転軸5が嵌合さ
れている。回転子鉄心62´の外周面より径方向内側に
若干入った位置には、中心角が略90度に形成された円
弧状をなす、例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁
石66乃至69が等間隔を存するように、且つ略円周状
に固定配置されている。これらの界磁用永久磁石66乃
至69のうち、互いに対向する界磁用永久磁石66及び
68は例えばN極に着磁されており、もう一方の対向す
る界磁用永久磁石67及び69は逆にS極に着磁され、
N極,S極が交互に配置するように構成されている。
【0039】これらの界磁用永久磁石66乃至69と、
その外周側に位置する空隙部分10との間に存する回転
子鉄心62´部分の厚みは、1極分の界磁用永久磁石の
一端側から他端側に向かうにしたがって、連続して徐々
に厚みを増すように形成され、且つ回転子鉄心62´部
分で最も厚みのある部分が同一方向を向くようにしてい
る。そのため、界磁用永久磁石66乃至69は若干歪ん
だ位置に固定されており、1極分の界磁用永久磁石の一
端側の外周側に位置する回転子鉄心62´部分の厚み
と、他端側の外周側に位置する回転子鉄心62´部分の
厚みとが、最も厚みの差が大きいこととなる。このよう
に、珪素鋼板の積層により形成された回転子鉄心62
´,回転子鉄心62´の中心位置に嵌合された回転軸
5、及び界磁用永久磁石66乃至69により回転子62
が構成されている。
その外周側に位置する空隙部分10との間に存する回転
子鉄心62´部分の厚みは、1極分の界磁用永久磁石の
一端側から他端側に向かうにしたがって、連続して徐々
に厚みを増すように形成され、且つ回転子鉄心62´部
分で最も厚みのある部分が同一方向を向くようにしてい
る。そのため、界磁用永久磁石66乃至69は若干歪ん
だ位置に固定されており、1極分の界磁用永久磁石の一
端側の外周側に位置する回転子鉄心62´部分の厚み
と、他端側の外周側に位置する回転子鉄心62´部分の
厚みとが、最も厚みの差が大きいこととなる。このよう
に、珪素鋼板の積層により形成された回転子鉄心62
´,回転子鉄心62´の中心位置に嵌合された回転軸
5、及び界磁用永久磁石66乃至69により回転子62
が構成されている。
【0040】このような構成の回転子62を有する永久
磁石形モータにおいては、固定子1と回転子62の間に
存する空隙部分10における磁束分布は、図17に示し
たように略三角形の波形となる。つまり、固定子コイル
3u乃至4wへの通電区間に対応する空隙部分10にお
ける空隙磁束分布は、1極分の界磁用永久磁石における
回転子鉄心62´部分の薄いほうの一端側では空隙磁束
密度が多くなり、回転子鉄心62´部分の厚い他端側で
は空隙磁束密度が少なくなる。従って、空隙磁束密度の
最大値は1極分の界磁用永久磁石の中央部分近辺ではな
く、回転子鉄心62´部分の薄い方の一端部となる。
磁石形モータにおいては、固定子1と回転子62の間に
存する空隙部分10における磁束分布は、図17に示し
たように略三角形の波形となる。つまり、固定子コイル
3u乃至4wへの通電区間に対応する空隙部分10にお
ける空隙磁束分布は、1極分の界磁用永久磁石における
回転子鉄心62´部分の薄いほうの一端側では空隙磁束
密度が多くなり、回転子鉄心62´部分の厚い他端側で
は空隙磁束密度が少なくなる。従って、空隙磁束密度の
最大値は1極分の界磁用永久磁石の中央部分近辺ではな
く、回転子鉄心62´部分の薄い方の一端部となる。
【0041】一方、固定子コイル3u乃至4wは、直流
励磁電流が電気角にして1極分30度乃至150度に相
当する120度分通電され、図18に示されているよう
に、電気角にして30度乃至150度に相当する部分の
磁束が作用して、モータの駆動トルクを発生させるよう
になっているが、ここで従来行っていたように、図19
に示すように、1極分の界磁用永久磁石で電気角にして
15度乃至135度に相当する部分に通電するように、
通電開始時刻を早める操作を施すことにより、固定子コ
イル3u乃至4wに作用する空隙磁束密度は大きく変化
するようになり、図20に示すように高い回転数までモ
ータの駆動トルクをえることができるようになる。
励磁電流が電気角にして1極分30度乃至150度に相
当する120度分通電され、図18に示されているよう
に、電気角にして30度乃至150度に相当する部分の
磁束が作用して、モータの駆動トルクを発生させるよう
になっているが、ここで従来行っていたように、図19
に示すように、1極分の界磁用永久磁石で電気角にして
15度乃至135度に相当する部分に通電するように、
通電開始時刻を早める操作を施すことにより、固定子コ
イル3u乃至4wに作用する空隙磁束密度は大きく変化
するようになり、図20に示すように高い回転数までモ
ータの駆動トルクをえることができるようになる。
【0042】第7の実施例として図12を参照しながら
説明する。図12は、第7の実施例に相当する回転子を
示したものである。回転子72は、薄板状の珪素鋼板を
多数積層してなる回転子鉄心72´と、この回転子鉄心
72´の中央位置に嵌合されている回転軸5と、回転子
鉄心72´の外周面より径方向内側に若干入った位置に
設けられている、中心角が略90度に形成した略円弧状
をなす、例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石7
6,77,78及び79とにより構成されている。これ
ら界磁用永久磁石76乃至79は、等間隔を存するよう
に且つ略円周状に固定配置されており、互いに対向する
界磁用永久磁石76及び78はN極に着磁されており、
もう一方の対向する界磁用永久磁石77及び79は逆に
S極に着磁され、N極,S極が交互に配置するように構
成されている。
説明する。図12は、第7の実施例に相当する回転子を
示したものである。回転子72は、薄板状の珪素鋼板を
多数積層してなる回転子鉄心72´と、この回転子鉄心
72´の中央位置に嵌合されている回転軸5と、回転子
鉄心72´の外周面より径方向内側に若干入った位置に
設けられている、中心角が略90度に形成した略円弧状
をなす、例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石7
6,77,78及び79とにより構成されている。これ
ら界磁用永久磁石76乃至79は、等間隔を存するよう
に且つ略円周状に固定配置されており、互いに対向する
界磁用永久磁石76及び78はN極に着磁されており、
もう一方の対向する界磁用永久磁石77及び79は逆に
S極に着磁され、N極,S極が交互に配置するように構
成されている。
【0043】これらの界磁用永久磁石76乃至79は、
ほぼ一定の厚みで中心角が略90度の円弧状に形成され
た永久磁石を、その外周側のほぼ中心位置から一端側の
端面の径方向におけるほぼ中心位置まで、徐々に削りと
ったような形状をしている。つまり、界磁用永久磁石7
6乃至79の外周側のほぼ中央位置から一端側までの外
周側に位置する回転子鉄心72´の厚みが、端部に向か
うにしたがって徐々に厚みを増すように形成されてい
る。このとき、図示しているように、界磁用永久磁石7
6乃至79は、最も厚みの薄くなった一端側が同一方向
を向くようにして配置されている。
ほぼ一定の厚みで中心角が略90度の円弧状に形成され
た永久磁石を、その外周側のほぼ中心位置から一端側の
端面の径方向におけるほぼ中心位置まで、徐々に削りと
ったような形状をしている。つまり、界磁用永久磁石7
6乃至79の外周側のほぼ中央位置から一端側までの外
周側に位置する回転子鉄心72´の厚みが、端部に向か
うにしたがって徐々に厚みを増すように形成されてい
る。このとき、図示しているように、界磁用永久磁石7
6乃至79は、最も厚みの薄くなった一端側が同一方向
を向くようにして配置されている。
【0044】このように界磁用永久磁石76乃至79の
厚みを変化させるように形成することで、上記第6の実
施例と同様に、高い回転数までモータの駆動トルクを得
ることができるようになる。
厚みを変化させるように形成することで、上記第6の実
施例と同様に、高い回転数までモータの駆動トルクを得
ることができるようになる。
【0045】第8の実施例として図13を参照しながら
説明する。図13は、第8の実施例に相当する回転子を
示したものである。界磁用永久磁石86乃至89の形状
は、一定の厚みで中心角が略90度の円弧状に形成され
た永久磁石の内周側を、一端側から他端側の端面の径方
向におけるほぼ中央位置までに至る部分を、徐々に削り
とったような形状、つまり、一端側から他端側に向かう
ほど薄くなるようにした形状をなしており、図示してい
るように、界磁用永久磁石86乃至89の最も厚みの薄
くなった他端側の端面が同一方向を向くようにしてい
る。そして、この界磁用永久磁石86乃至89を等間隔
を存し、且つ外周面と空隙部分10との間に存する回転
子鉄心82´部分の厚みを均一にするように配置してい
る。
説明する。図13は、第8の実施例に相当する回転子を
示したものである。界磁用永久磁石86乃至89の形状
は、一定の厚みで中心角が略90度の円弧状に形成され
た永久磁石の内周側を、一端側から他端側の端面の径方
向におけるほぼ中央位置までに至る部分を、徐々に削り
とったような形状、つまり、一端側から他端側に向かう
ほど薄くなるようにした形状をなしており、図示してい
るように、界磁用永久磁石86乃至89の最も厚みの薄
くなった他端側の端面が同一方向を向くようにしてい
る。そして、この界磁用永久磁石86乃至89を等間隔
を存し、且つ外周面と空隙部分10との間に存する回転
子鉄心82´部分の厚みを均一にするように配置してい
る。
【0046】界磁用永久磁石86乃至89の形状をこの
ような形態とすると、空隙部分10において、固定子コ
イル3u乃至4wに作用する磁束は、厚みの厚い一端側
では少なくなり、厚みが最も薄い他端側では多くなるの
で、上記第6乃至第7の実施例と同様の効果を奏するこ
とが可能となる。
ような形態とすると、空隙部分10において、固定子コ
イル3u乃至4wに作用する磁束は、厚みの厚い一端側
では少なくなり、厚みが最も薄い他端側では多くなるの
で、上記第6乃至第7の実施例と同様の効果を奏するこ
とが可能となる。
【0047】次に、第9の実施例として図14に示した
回転子を参照しながら説明する。本実施例の特徴として
は、上記第6乃至第8の実施例とは異なり、図示してあ
るように回転子鉄心92´の周囲に界磁用永久磁石96
乃至99を固定配置する構成である点である。界磁用永
久磁石96乃至99の形状は、中心角が90度で厚みが
一定の円弧状の永久磁石を形成し、外周面を一端側から
他端側の端面の径方向におけるほぼ中央位置に向かって
徐々に削りとったような形状、つまり、一端側から他端
側に向かうにしたがって徐々に薄くなるようにした形状
である。そして、このようにして形成した界磁用永久磁
石96乃至99を、回転子鉄心92´の外周表面に最も
厚みの薄くなった他端側の端面を同一方向に向け、且つ
隙間のあかないように接着などにより固定して回転子9
2を構成したものである。
回転子を参照しながら説明する。本実施例の特徴として
は、上記第6乃至第8の実施例とは異なり、図示してあ
るように回転子鉄心92´の周囲に界磁用永久磁石96
乃至99を固定配置する構成である点である。界磁用永
久磁石96乃至99の形状は、中心角が90度で厚みが
一定の円弧状の永久磁石を形成し、外周面を一端側から
他端側の端面の径方向におけるほぼ中央位置に向かって
徐々に削りとったような形状、つまり、一端側から他端
側に向かうにしたがって徐々に薄くなるようにした形状
である。そして、このようにして形成した界磁用永久磁
石96乃至99を、回転子鉄心92´の外周表面に最も
厚みの薄くなった他端側の端面を同一方向に向け、且つ
隙間のあかないように接着などにより固定して回転子9
2を構成したものである。
【0048】このような回転子92であっても、上記第
6乃至第8の実施例と同様に、固定子コイル3u乃至4
wに作用する磁束の量を、一端側と他端側とで異なるよ
うにすることができるので、同様の効果を奏することは
可能である。但し、本実施例では界磁用永久磁石96乃
至99を、中心角90度に形成して隙間なく固定配置す
る構成としているが、若干の隙間を介して等間隔に配置
するようにしても同様の効果を奏することができる。
6乃至第8の実施例と同様に、固定子コイル3u乃至4
wに作用する磁束の量を、一端側と他端側とで異なるよ
うにすることができるので、同様の効果を奏することは
可能である。但し、本実施例では界磁用永久磁石96乃
至99を、中心角90度に形成して隙間なく固定配置す
る構成としているが、若干の隙間を介して等間隔に配置
するようにしても同様の効果を奏することができる。
【0049】以下、第10及び第11の実施例を図15
及び図16を参照しながら説明する。まず、第10の実
施例としては、図15に示すように、1極分の界磁用永
久磁石を例えば上方の断面が略台形状をなす大部分をN
極に着磁して形成し、下方の断面が略三角形をなす小さ
い部分をS極に着磁した形成とすることにより、これら
の部分でN極とS極により磁束を打消す作用を起こさせ
て、磁束の強弱をつけるようにした構成である。
及び図16を参照しながら説明する。まず、第10の実
施例としては、図15に示すように、1極分の界磁用永
久磁石を例えば上方の断面が略台形状をなす大部分をN
極に着磁して形成し、下方の断面が略三角形をなす小さ
い部分をS極に着磁した形成とすることにより、これら
の部分でN極とS極により磁束を打消す作用を起こさせ
て、磁束の強弱をつけるようにした構成である。
【0050】また、第11の実施例としては、図16に
示すように、1極分の界磁用永久磁石のの高さを一端側
と他端側とで変化させ、図中に示すように一端側の高さ
αを他端側の高さβより低く形成することにより、固定
子コイル3u乃至4wに作用する磁束に強弱をつけるよ
うに形成したものである。
示すように、1極分の界磁用永久磁石のの高さを一端側
と他端側とで変化させ、図中に示すように一端側の高さ
αを他端側の高さβより低く形成することにより、固定
子コイル3u乃至4wに作用する磁束に強弱をつけるよ
うに形成したものである。
【0051】これら第10及び第11の実施例のように
して形成した界磁用永久磁石を、磁束の弱い側、或いは
磁束の強い側を同一方向に向けて回転子鉄心に固定配置
することにより、上記第6乃至第9の実施例と同様の効
果を奏することが可能である。
して形成した界磁用永久磁石を、磁束の弱い側、或いは
磁束の強い側を同一方向に向けて回転子鉄心に固定配置
することにより、上記第6乃至第9の実施例と同様の効
果を奏することが可能である。
【0052】次に、第12及び第13の実施例について
図21乃至図23を参照しながら説明する。尚、以下の
実施例においても図示するものは回転子のみであり、他
の構成は上記実施例と同様であるので図示は省略し、説
明文中においても同一の符号を付して説明する。
図21乃至図23を参照しながら説明する。尚、以下の
実施例においても図示するものは回転子のみであり、他
の構成は上記実施例と同様であるので図示は省略し、説
明文中においても同一の符号を付して説明する。
【0053】まず、第12の実施例として図21を参照
しながら説明する。図21は第12の実施例に相当する
回転子である。上記実施例と同様、固定子1の同心円内
周部には、例えば薄板状の珪素鋼板を多数積層してなる
回転子鉄心102´が、固定子1の内周部との間に若干
の空隙部分10を均一に介するようにして配置されてい
る。この回転子鉄心102´には、中心位置に回転軸5
が嵌合されている。回転子鉄心102´の外周面より径
方向内側に若干入った位置には、中心角が略90度程度
に形成された円弧状をなす、例えばフェライト製の4つ
の界磁用永久磁石106乃至109を等間隔で且つ略円
周状に配置させるための孔103が形成されており、こ
の孔103に界磁用永久磁石106乃至109を内包し
ている。そして、これらの界磁用永久磁石106乃至1
09のうち、互いに対向する界磁用永久磁石106及び
108は例えばN極に着磁されており、もう一方の対向
する界磁用永久磁石107及び109は逆にS極に着磁
され、N極,S極が交互に配置するように構成されてい
る。
しながら説明する。図21は第12の実施例に相当する
回転子である。上記実施例と同様、固定子1の同心円内
周部には、例えば薄板状の珪素鋼板を多数積層してなる
回転子鉄心102´が、固定子1の内周部との間に若干
の空隙部分10を均一に介するようにして配置されてい
る。この回転子鉄心102´には、中心位置に回転軸5
が嵌合されている。回転子鉄心102´の外周面より径
方向内側に若干入った位置には、中心角が略90度程度
に形成された円弧状をなす、例えばフェライト製の4つ
の界磁用永久磁石106乃至109を等間隔で且つ略円
周状に配置させるための孔103が形成されており、こ
の孔103に界磁用永久磁石106乃至109を内包し
ている。そして、これらの界磁用永久磁石106乃至1
09のうち、互いに対向する界磁用永久磁石106及び
108は例えばN極に着磁されており、もう一方の対向
する界磁用永久磁石107及び109は逆にS極に着磁
され、N極,S極が交互に配置するように構成されてい
る。
【0054】これら界磁用永久磁石106乃至109
と、その外周側に位置する空隙部分10との間に存する
回転子鉄心102´部分の厚みは、上記実施例とは異な
り、どの部分も略均一に形成されているが、本実施例で
は、界磁用永久磁石106乃至109の径方向内側に隙
間100を形成している。この隙間100は、界磁用永
久磁石106乃至109を内包するための孔103と、
界磁用永久磁石106乃至109とにより形成されてお
り、これは、孔103の形状に特徴を有しているからで
ある。この孔103の形状について説明すると、孔10
3の径方向外側は、界磁用永久磁石106乃至109の
外周面を形成する円弧と同一の曲率を有する円弧で形成
されているが、径方向内側は、界磁用永久磁石106乃
至109の内周面を形成する円弧より曲率の小さい円弧
で形成されている。そのため、界磁用永久磁石106乃
至109の外周面は孔103に密着されるが、内周面で
は極中心位置近傍のみで接触するだけであり、他の部分
では密着していないので、その部分に隙間100が形成
されている。
と、その外周側に位置する空隙部分10との間に存する
回転子鉄心102´部分の厚みは、上記実施例とは異な
り、どの部分も略均一に形成されているが、本実施例で
は、界磁用永久磁石106乃至109の径方向内側に隙
間100を形成している。この隙間100は、界磁用永
久磁石106乃至109を内包するための孔103と、
界磁用永久磁石106乃至109とにより形成されてお
り、これは、孔103の形状に特徴を有しているからで
ある。この孔103の形状について説明すると、孔10
3の径方向外側は、界磁用永久磁石106乃至109の
外周面を形成する円弧と同一の曲率を有する円弧で形成
されているが、径方向内側は、界磁用永久磁石106乃
至109の内周面を形成する円弧より曲率の小さい円弧
で形成されている。そのため、界磁用永久磁石106乃
至109の外周面は孔103に密着されるが、内周面で
は極中心位置近傍のみで接触するだけであり、他の部分
では密着していないので、その部分に隙間100が形成
されている。
【0055】このように界磁用永久磁石106乃至10
9の径方向内側に、極中心位置から両端部に向かうにし
たがって、少なくとも隙間の幅が狭まらないように構成
することにより、空隙部分10における磁束密度分布を
正弦波形状に近付けることができるようになり、また、
従来技術と本実施例の空隙磁束密度の高調波の基本成分
に対する比率を比較すると、図23に示すように本実施
例の高調波の含有量を低減させることができるので、コ
ギングトルクの発生を極力低減させることが可能とな
る。
9の径方向内側に、極中心位置から両端部に向かうにし
たがって、少なくとも隙間の幅が狭まらないように構成
することにより、空隙部分10における磁束密度分布を
正弦波形状に近付けることができるようになり、また、
従来技術と本実施例の空隙磁束密度の高調波の基本成分
に対する比率を比較すると、図23に示すように本実施
例の高調波の含有量を低減させることができるので、コ
ギングトルクの発生を極力低減させることが可能とな
る。
【0056】また、図22は第13の実施例に相当する
回転子を示したものである。回転子112は、薄板状の
珪素鋼板を多数枚積層してなる回転子鉄心112´,回
転子鉄心112´の中心位置に嵌合された回転軸5,回
転子鉄心112´に設けられた4つの孔113,及びこ
の孔113により内包される、フェライト製の界磁用永
久磁石116乃至119により構成されている。
回転子を示したものである。回転子112は、薄板状の
珪素鋼板を多数枚積層してなる回転子鉄心112´,回
転子鉄心112´の中心位置に嵌合された回転軸5,回
転子鉄心112´に設けられた4つの孔113,及びこ
の孔113により内包される、フェライト製の界磁用永
久磁石116乃至119により構成されている。
【0057】上記第12の実施例と異なる点は孔113
の形状であり、この孔113の径方向内側は、界磁用永
久磁石116乃至119の内周面を形成する円弧と同一
の極率を有する円弧で形成されているが、径方向外側
は、界磁用永久磁石116乃至119の外周面を形成す
る円弧の極率より大きい円弧で形成されている。したが
って、界磁用永久磁石116乃至119の内周面は孔1
13に密着されるが、外周面では極中心位置近傍のみで
接触するだけであり、他の部分の密着しない部分で隙間
110を形成している。このときの界磁用永久磁石11
6乃至119の外周面と回転子鉄心112´の外周面と
の距離は、どの部分においても略均一に形成されてい
る。
の形状であり、この孔113の径方向内側は、界磁用永
久磁石116乃至119の内周面を形成する円弧と同一
の極率を有する円弧で形成されているが、径方向外側
は、界磁用永久磁石116乃至119の外周面を形成す
る円弧の極率より大きい円弧で形成されている。したが
って、界磁用永久磁石116乃至119の内周面は孔1
13に密着されるが、外周面では極中心位置近傍のみで
接触するだけであり、他の部分の密着しない部分で隙間
110を形成している。このときの界磁用永久磁石11
6乃至119の外周面と回転子鉄心112´の外周面と
の距離は、どの部分においても略均一に形成されてい
る。
【0058】このように、界磁用永久磁石116乃至1
19の外周側に隙間110を形成しても、上記第12の
実施例と同様の効果を得ることは可能であり、更に、界
磁用永久磁石の内周側及び外周側の両側に隙間を形成し
ても、同様の効果を得ることは可能である。
19の外周側に隙間110を形成しても、上記第12の
実施例と同様の効果を得ることは可能であり、更に、界
磁用永久磁石の内周側及び外周側の両側に隙間を形成し
ても、同様の効果を得ることは可能である。
【0059】更に、上記第12及び第13の実施例で
は、隙間を界磁用永久磁石と孔とにより形成している
が、界磁用永久磁石を内包する孔とは別の部分に隙間を
設けるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば
種々の変更は可能である。
は、隙間を界磁用永久磁石と孔とにより形成している
が、界磁用永久磁石を内包する孔とは別の部分に隙間を
設けるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば
種々の変更は可能である。
【0060】次に、第14乃至第15の実施例について
図24乃至図27を参照しながら説明する。尚、以下の
実施例においても図示するものは回転子のみであり、他
の構成は上記実施例と同様であるので図示は省略し、説
明文中においても同一の符号を付して説明する。
図24乃至図27を参照しながら説明する。尚、以下の
実施例においても図示するものは回転子のみであり、他
の構成は上記実施例と同様であるので図示は省略し、説
明文中においても同一の符号を付して説明する。
【0061】まず、第14の実施例として、図24に示
す回転子122を参照しながら説明する。上記実施例と
同様、固定子1の同心円内周部には、例えば薄板状の珪
素鋼板を多数積層してなる回転子鉄心122´が、固定
子1の内周部との間に若干の銃撃部分10を均一に介す
るようにして配置されている。この回転子鉄心122´
には、中心位置に回転軸5が嵌合されている。回転子鉄
心122´の外周面より径方向内側に若干入った位置に
は、中心角が略90度程度に形成された、円弧状をなす
例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石126乃至
129が、等間隔で且つ略円周状に配置されている。そ
して、これらの界磁用永久磁石126乃至129のう
ち、互いに対向する界磁用永久磁石126及び128は
例えばN極に着磁されており、もう一方の対向する界磁
用永久磁石127及び129は逆にS極に着磁され、N
極,S極が交互に配置するように構成されている。
す回転子122を参照しながら説明する。上記実施例と
同様、固定子1の同心円内周部には、例えば薄板状の珪
素鋼板を多数積層してなる回転子鉄心122´が、固定
子1の内周部との間に若干の銃撃部分10を均一に介す
るようにして配置されている。この回転子鉄心122´
には、中心位置に回転軸5が嵌合されている。回転子鉄
心122´の外周面より径方向内側に若干入った位置に
は、中心角が略90度程度に形成された、円弧状をなす
例えばフェライト製の4つの界磁用永久磁石126乃至
129が、等間隔で且つ略円周状に配置されている。そ
して、これらの界磁用永久磁石126乃至129のう
ち、互いに対向する界磁用永久磁石126及び128は
例えばN極に着磁されており、もう一方の対向する界磁
用永久磁石127及び129は逆にS極に着磁され、N
極,S極が交互に配置するように構成されている。
【0062】これらの界磁用永久磁石126乃至129
と、その外周側に位置する空隙部分10との間に存する
回転子鉄心122´部分の厚みは、界磁用永久磁石12
6乃至129のそれぞれの極両端側から極中心位置に向
かうにしたがって、少なくとも厚みが狭まらないように
構成(逆に言うと、極中心位置に対応する回転子鉄心1
22´部分が最も厚くなり、極両端側へ向かうにしたが
って少なくとも厚みが広がらないように徐々に薄くなる
ように構成)されている。
と、その外周側に位置する空隙部分10との間に存する
回転子鉄心122´部分の厚みは、界磁用永久磁石12
6乃至129のそれぞれの極両端側から極中心位置に向
かうにしたがって、少なくとも厚みが狭まらないように
構成(逆に言うと、極中心位置に対応する回転子鉄心1
22´部分が最も厚くなり、極両端側へ向かうにしたが
って少なくとも厚みが広がらないように徐々に薄くなる
ように構成)されている。
【0063】これら界磁用永久磁石126乃至129
は、残留磁束密度がBr(Tesla) 、径方向の厚み寸法が
l(mm)、極両端側の回転子鉄心122´の厚み寸法がt
(mm)に形成されている。このとき、回転子鉄心122´
の極両端側に対応する部分の厚み寸法t(mm)は、 Br×0.05×l≦t≦Br×0.35×l に示すような関係にある。
は、残留磁束密度がBr(Tesla) 、径方向の厚み寸法が
l(mm)、極両端側の回転子鉄心122´の厚み寸法がt
(mm)に形成されている。このとき、回転子鉄心122´
の極両端側に対応する部分の厚み寸法t(mm)は、 Br×0.05×l≦t≦Br×0.35×l に示すような関係にある。
【0064】また、図25は第15の実施例に相当する
回転子132を示したものである。この回転子132
は、薄板状の珪素鋼板を多数枚積層してなる回転子鉄心
132´,回転子鉄心132´の中心位置に嵌合された
回転軸5,回転子鉄心132´に設けられたフェライト
製の界磁用永久磁石136乃至139により構成されて
いる。
回転子132を示したものである。この回転子132
は、薄板状の珪素鋼板を多数枚積層してなる回転子鉄心
132´,回転子鉄心132´の中心位置に嵌合された
回転軸5,回転子鉄心132´に設けられたフェライト
製の界磁用永久磁石136乃至139により構成されて
いる。
【0065】上記第14の実施例と異なる点は界磁用永
久磁石136乃至139の形状であり、本実施例の界磁
用永久磁石136乃至139は、外周側の形状は上記第
14の実施例の界磁用永久磁石126乃至129と同じ
であるが、内周側が直線状に形成されており、全体とし
ては蒲鉾形をなす形状をしている。このときの界磁用永
久磁石136乃至139の厚み寸法l(mm)は、全体を平
均化した値を利用している。
久磁石136乃至139の形状であり、本実施例の界磁
用永久磁石136乃至139は、外周側の形状は上記第
14の実施例の界磁用永久磁石126乃至129と同じ
であるが、内周側が直線状に形成されており、全体とし
ては蒲鉾形をなす形状をしている。このときの界磁用永
久磁石136乃至139の厚み寸法l(mm)は、全体を平
均化した値を利用している。
【0066】上記第14及び第15の実施例における空
隙磁束密度の分布と合成トルクを図26及び図27に示
すが、これらの実施例のような形状の回転子鉄心122
及び132であると、界磁用永久磁石126乃至129
及び界磁用永久磁石136乃至139から出る磁束のう
ち、極両端側から極中心位置に向かうに従い、磁束は回
転子鉄心122´及び132´を通り、極両端側のほう
に流れる傾向となるが、極中心位置に比較して極両端側
では磁気飽和が起こりやすい寸法としてあるので、磁束
は空隙部分10から固定子鉄心1´に流れるようにな
る。つまり、従来例では空隙部分10中の極中心位置に
磁束が多くなるが、この磁束が極両端側に流れ、しかも
少しずつ空隙部分10から固定子1へと流れるので、空
隙磁束密度は平均化されるようになり、少なくとも1極
分で120度(電気角)区間程度では、図26に示すよ
うに正弦波形状の上端部をほぼ平らな状態に潰したよう
な略一定となる。従って、この120度(電気角)の区
間において固定子コイル3u乃至4wに略一定の電流が
流れると、相互作用で発生する合成トルクは図27に示
すように、凹凸が極めて少ない波形となり、滑らかな回
転駆動を得ることが可能となる。
隙磁束密度の分布と合成トルクを図26及び図27に示
すが、これらの実施例のような形状の回転子鉄心122
及び132であると、界磁用永久磁石126乃至129
及び界磁用永久磁石136乃至139から出る磁束のう
ち、極両端側から極中心位置に向かうに従い、磁束は回
転子鉄心122´及び132´を通り、極両端側のほう
に流れる傾向となるが、極中心位置に比較して極両端側
では磁気飽和が起こりやすい寸法としてあるので、磁束
は空隙部分10から固定子鉄心1´に流れるようにな
る。つまり、従来例では空隙部分10中の極中心位置に
磁束が多くなるが、この磁束が極両端側に流れ、しかも
少しずつ空隙部分10から固定子1へと流れるので、空
隙磁束密度は平均化されるようになり、少なくとも1極
分で120度(電気角)区間程度では、図26に示すよ
うに正弦波形状の上端部をほぼ平らな状態に潰したよう
な略一定となる。従って、この120度(電気角)の区
間において固定子コイル3u乃至4wに略一定の電流が
流れると、相互作用で発生する合成トルクは図27に示
すように、凹凸が極めて少ない波形となり、滑らかな回
転駆動を得ることが可能となる。
【0067】以上説明した第1乃至第15の実施例にお
いては、三相4極の永久磁石形モータに適用して説明し
ているが、この形状のモータに限ったものではなく、種
々変形して実施することが可能である。
いては、三相4極の永久磁石形モータに適用して説明し
ているが、この形状のモータに限ったものではなく、種
々変形して実施することが可能である。
【0068】また、上記実施例では、薄板状の珪素鋼板
を多数枚積層することにより構成した回転子鉄心を適用
したものについて説明しているが、これに限るものでは
なく、磁性体材料よりなる回転子鉄心であれば適用して
実施することは可能であり、上記実施例と同様の効果を
奏することは可能である。
を多数枚積層することにより構成した回転子鉄心を適用
したものについて説明しているが、これに限るものでは
なく、磁性体材料よりなる回転子鉄心であれば適用して
実施することは可能であり、上記実施例と同様の効果を
奏することは可能である。
【0069】また、上記実施例では、フェライト製の永
久磁石を適用した永久鉄心形モータについて説明してい
るが、これに限るものではなく、アルニコや希土類など
の永久磁石を利用して実施することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏することが可能である。更に、
モータの駆動方法も上述した方法に限るものではなく、
種々の駆動方法を採用することも可能である。
久磁石を適用した永久鉄心形モータについて説明してい
るが、これに限るものではなく、アルニコや希土類など
の永久磁石を利用して実施することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏することが可能である。更に、
モータの駆動方法も上述した方法に限るものではなく、
種々の駆動方法を採用することも可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明の永久磁石形モータによれば、界
磁用永久磁石の外周面と空隙部分との間に存する回転子
鉄心部分の幅を、1極分の界磁用永久磁石の一端側から
他端側に向かうにしたがって徐々に広く形成する、或い
は途中まで同一幅でその後徐々に幅を広く形成、或いは
円弧状の界磁用永久磁石の内周側或いは外周側に、1極
分の界磁用永久磁石の極中心位置近傍から両端側のそれ
ぞれの方向に向かうにしたがって、少なくとも狭まらな
いように隙間を形成するように構成しているので、空隙
部分における空隙磁束分布の高調波磁束密度成分を極力
減少させることができるので、コギングトルクを低下
し、ひいては永久磁石形モータや、このモータを利用し
て駆動させる機器から発生する振動、及びこの振動など
により発生する騒音などを低減することができる、など
といった優れた効果を奏するものである。
磁用永久磁石の外周面と空隙部分との間に存する回転子
鉄心部分の幅を、1極分の界磁用永久磁石の一端側から
他端側に向かうにしたがって徐々に広く形成する、或い
は途中まで同一幅でその後徐々に幅を広く形成、或いは
円弧状の界磁用永久磁石の内周側或いは外周側に、1極
分の界磁用永久磁石の極中心位置近傍から両端側のそれ
ぞれの方向に向かうにしたがって、少なくとも狭まらな
いように隙間を形成するように構成しているので、空隙
部分における空隙磁束分布の高調波磁束密度成分を極力
減少させることができるので、コギングトルクを低下
し、ひいては永久磁石形モータや、このモータを利用し
て駆動させる機器から発生する振動、及びこの振動など
により発生する騒音などを低減することができる、など
といった優れた効果を奏するものである。
【0071】また、固定子コイルの作用する1極分の界
磁用永久磁石の空隙磁束密度が、一端側から他端側に向
かうにしたがって通電角により大きく変化させることが
できるように構成しているので、高い回転数の範囲まで
モータの駆動トルクを得ることが可能であるという優れ
た効果を奏するものである。
磁用永久磁石の空隙磁束密度が、一端側から他端側に向
かうにしたがって通電角により大きく変化させることが
できるように構成しているので、高い回転数の範囲まで
モータの駆動トルクを得ることが可能であるという優れ
た効果を奏するものである。
【図1】第1の実施例における永久磁石形モータの平面
図
図
【図2】図1における回転子の拡大図
【図3】永久磁石形モータの電気的構成図
【図4】固定子コイルへの通電シーケンスを示す図
【図5】本発明における空隙磁束密度の分布を示す図
【図6】第1の実施例におけるコギングトルクの実測値
を示す図
を示す図
【図7】第2の実施例における回転子の拡大図
【図8】第3の実施例における回転子の拡大図
【図9】第4の実施例における回転子の拡大図
【図10】第5の実施例における回転子の拡大図
【図11】第6の実施例における回転子の拡大図
【図12】第7の実施例における回転子の拡大図
【図13】第8の実施例における回転子の拡大図
【図14】第9の実施例における回転子の拡大図
【図15】第10の実施例における界磁用永久磁石の形
状を示す図
状を示す図
【図16】第11の実施例における界磁用永久磁石の形
状を示す図
状を示す図
【図17】第6乃至第11の実施例における空隙磁束密
度の分布を示す図
度の分布を示す図
【図18】通電区間と空隙磁束密度分布の関係を示す図
【図19】通電区間と空隙磁束密度分布の関係を示す図
【図20】モータ特性を示す図
【図21】第12の実施例における回転子の拡大図
【図22】第13の実施例における回転子の拡大図
【図23】従来例及び本発明の高調波成分の比較図
【図24】第14の実施例における回転子の拡大図
【図25】第15の実施例における回転子の拡大図
【図26】第14及び第15の実施例における空隙磁束
密度の分布を示す図
密度の分布を示す図
【図27】第14及び第15の実施例における合成トル
クを示す図
クを示す図
【図28】従来の永久磁石形モータの平面図
【図29】図28における回転子の拡大図
【図30】従来の空隙磁束密度分布を示す図
【図31】従来のコギングトルクの実測値を示す図
【図32】通電区間と空隙磁束密度分布の関係を示す図
【図33】通電区間と空隙磁束密度分布の関係を示す図
【図34】従来のモータ特性を示す図
1 固定子 1´ 固定子鉄心 2 回転子 2´ 回転子鉄心 3u,3v,3w 固定子コイル 4u,4v,4w 固定子コイル 6,7,8,9 界磁用永久磁石 10 空隙部分
Claims (7)
- 【請求項1】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子コ
イルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心で
且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄心に円
弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S極とな
るように略円周状に配置した回転子とを備え、前記固定
子コイルに順次通電させることにより前記回転子を回転
駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分における
前記界磁用永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存
する回転子鉄心部分の幅を均一としないことを特徴とす
る永久磁石形モータ。 - 【請求項2】前記回転子鉄心部分の幅を、1極分の界磁
用永久磁石の極中心位置から両端側のそれぞれの方向に
向かうにしたがって少なくとも狭まらないように形成し
たことを特徴とする請求項1記載の永久磁石形モータ。 - 【請求項3】前記回転子鉄心部分の幅を、1極分の界磁
用永久磁石の一端側から他端側に向かうにしたがって少
なくとも狭まらないように形成し、且つ最も幅の広い部
分を同一方向に向けるようにしたことを特徴とする請求
項1記載の永久磁石形モータ。 - 【請求項4】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子コ
イルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心で
且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄心に円
弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S極とな
るように略円環状に配置した回転子とを備え、前記固定
子コイルに順次通電させることにより前記回転子を回転
駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分における
前記界磁用永久磁石の径方向内側或いは外側或いはその
両側の前記回転子鉄心部分に、前記界磁用永久磁石の極
中心位置近傍から両端側のそれぞれの方向に向かうにし
たがって少なくとも狭まらないように隙間を形成したこ
とを特徴とする永久磁石形モータ。 - 【請求項5】前記隙間は、前記界磁用永久磁石の内周面
と、この内周面を形成する円弧の曲率より小さい曲率の
円弧により形成された円弧面、或いは、前記界磁用永久
磁石の外周面と、この外周面を形成する円弧の曲率より
大きい曲率の円弧により形成された円弧面により形成し
たことを特徴とする請求項4記載の永久磁石形モータ。 - 【請求項6】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子コ
イルを巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心で
且つ若干の空隙部分を介して配置された回転子鉄心に円
弧状の界磁用永久磁石を連続して交互にN極,S極とな
るように略円環状に配置した回転子とを備え、前記固定
子コイルに順次通電させることにより前記回転子を回転
駆動させる永久磁石形モータにおいて、1極分の界磁用
永久磁石の外周面と前記空隙部分との間に存する回転子
鉄心部分の幅を、極両端側から極中心位置に向かうにし
たがって少なくとも狭まらないように形成したことを特
徴とする永久磁石形モータ。 - 【請求項7】前記界磁用永久磁石の残留磁束密度をBr
(Tesla) 、前記固定子と前記回転子との間に存する空隙
部分と前記界磁用永久磁石との間を隔てる回転子鉄心の
極両端側の厚み寸法をt(mm)、前記界磁用永久磁石の径
方向の厚み寸法をl(mm)としたとき、前記回転子鉄心の
厚み寸法tが Br×0.05×l≦t≦Br×0.35×l の範囲内にあることを特徴とする請求項6記載の永久磁
石形モータ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3903192 | 1992-02-26 | ||
| JP4-39031 | 1992-02-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05304737A true JPH05304737A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12541743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5012090A Pending JPH05304737A (ja) | 1992-02-26 | 1993-01-28 | 永久磁石形モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05304737A (ja) |
Cited By (27)
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| JP2009050148A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-03-05 | Meidensha Corp | 広範囲定出力永久磁石式モータ |
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| JP2009219291A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | 同期電動機の回転子及び圧縮機 |
| JP2011147346A (ja) * | 2011-05-02 | 2011-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機 |
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-
1993
- 1993-01-28 JP JP5012090A patent/JPH05304737A/ja active Pending
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