JPH05304902A - マイクロ波加熱を利用した中間水分帯の煮熟製品の製法 - Google Patents

マイクロ波加熱を利用した中間水分帯の煮熟製品の製法

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JPH05304902A
JPH05304902A JP3311302A JP31130291A JPH05304902A JP H05304902 A JPH05304902 A JP H05304902A JP 3311302 A JP3311302 A JP 3311302A JP 31130291 A JP31130291 A JP 31130291A JP H05304902 A JPH05304902 A JP H05304902A
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JP
Japan
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boiled
seasoning
microwave heating
product
seasoning liquid
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JP3311302A
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English (en)
Inventor
Masaru Takashi
勝 高師
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AJIKEN KK
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AJIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ガス等による低コストの加熱手段
とマイクロ波加熱との併用により色調良好で薄味の高品
質のものを均一に自動化量産し得るマイクロ波加熱を利
用した中間水分帯の煮熟製品の製法の製造方法に係る。 【構成】 魚肉等からなる原料を、ガス、蒸気等の加熱
手段で醤油、砂糖などからなる調味液により煮熟して適
度な味付けを行った後、調味液と煮熟品とに分離させ、
その煮熟品を出力600〜1400w、10〜120秒
間の条件でマイクロ波加熱するこにより保存性を高める
ための目安となっいる水分活性値を容易に得るようにし
たことを特徴とする。本発明は前記マイクロ波加熱した
煮熟品に、分離した調味液を加えて包装することもあ
る。この製法は、蒸気等の加熱手段とマイクロ波加熱の
併用により薄味で高品質なものが均一に得られ、保存性
良好で、製造に際し経験と勘によることなく機械化生産
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス等による低コスト
の加熱手段とマイクロ波加熱との併用により色調良好で
薄味な高品質のものを均一に自動化生産し得るマイクロ
波加熱を利用した中間水分帯の煮熟製品の製法。
【0002】
【従来の技術】従来、水産加工品の一種であるつくだ煮
の製法は、魚肉等からなる原料を醤油、砂糖、水あめ、
化学調味料などを濃厚に配合した調味液に入れてガス加
熱機により充分煮込んだもので、前記のように醤油と砂
糖を主体とする濃厚調味液の中で103〜120℃に加
熱するものであるから、耐熱性芽胞以外の細菌はほとん
ど死滅し、食品は強力に脱水され同時に浸入した調味液
によって水分活性値が低下するため、その後微生物の発
育が抑制される。従ってこのような製品は長時間の貯蔵
に耐えるが、煮込まないで単に表面に粘度の高い調味液
をまぶしたような製品では貯蔵性は低い。そこで良好な
製品を得るためには調味料の選択、配合、煮熟工合いな
どに注意を除う必要があり、特に煮熟工合いと製品の品
質と保存性とは密接な関係があって、前記原料を調味液
によって充分煮込む必要がある。しかし、長時間煮熟す
ると味、テクスチャー、色調、歩留り等が悪くなる。ま
た、前記製法によるつくだ煮は、濃い味付けであるため
健康意識が高まってきた現在では減塩、減糖がクローズ
アップされこれらは健康志向と消費者ニーズに合わず敬
遠されているのが実状であるし、しかも製造に於ては旧
態依然として長年の経験と勘による製造が主であるた
め、機械化が困難であって生産効率はきわめて低い等の
課題を有するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の課題を解消するためになされたもので、その目的とす
るところは、複雑な形状の素材でも表面から、或いは内
部からも略同時に熱を発し短時間にムラなく均一に加熱
し、水分蒸発の大きいとされる特性をもつマイクロ波加
熱を利用し、このマイクロ波加熱と通常の加熱手段とを
併用することにより、低コストで、薄味で高品質のもの
が得られ、且つ保存性良好で機械化生産を可能とし生産
効率を高めるマイクロ波加熱を利用した中間水分帯おけ
る煮熱製品の製法の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明に係るマイクロ波加熱を利用した中間水分帯
の煮熟製品の製法の手段は、魚肉等からなる原料を、ガ
ス、蒸気等の加熱手段で醤油、砂糖などからなる調味液
により煮熟して適度な味付を行った後、調味液と前記煮
熟品とを分けてその煮熟品を出力600〜1400w、
10〜120秒間の条件でマイクロ波加熱するこにより
保存性を高めるための目安となっている水分活性値を容
易に得るようにしたことを特徴とする。また、本発明
は、前記マイクロ波加熱した原料に、分離した調味液を
加えて包装することもある。 前記マイクロ波加熱は消
費電力量が高いため、コスト面からみて最小限の出力と
時間で利用することが好ましく、これらを勘案して低コ
ストであるガス、蒸気等の煮熟手段とを組合わせること
で自動化を進めることにおいても大きく貢献する。
【0005】
【実施例】次に本発明に係るマイクロ波加熱を利用した
中間水分帯の煮熟製品の製法の実施例を説明すると、こ
の実施例においては、原料に鰻白焼きを使用し所定の鰻
白焼きを小形にカットしたものをガス加熱によって、醤
油、砂糖、みりん等からなる調味液とともに煮熟し味付
けした後、煮熟鰻と調味液とに分けて、この煮熱鰻をマ
イクロ波加熱により加熱する方法によるものを示すもの
で、既存の鰻白焼きを解凍して2cm四方にカットしこ
の矩形にカットしたものを300g用意し、他方醤油2
00ml、砂糖100g、みりん100ml、水250
mlからなる調味液を作って、この調味液の中に前記3
00gの原料を入て煮釡でガスからなる加熱手段により
100℃〜104℃の温度で15分間煮熟して味付けし
た後、ザルにあけて調味液をきり煮熟鰻と調味液(タ
レ)とに分ける。さらに煮熱鰻を150gの二つに分け
てマイクロ波加熱器にかける。このときマイクロ波の出
力は1、120Wで30秒の短時間で加熱し、雑菌等に
よる二次汚染を防ぐため直ちに加熱した煮熱鰻を50g
に対し前記の調味液5mlとともに真空包装する。
【0006】
【表1】
【0007】マイクロ波加熱は消費電力量が高いため、
コスト面からみても最小限の出力と時間で利用すること
が好ましい。そこで低コストであるガス、蒸気加熱との
併用について検討した結果、ガス又は蒸気煮熟により適
度な味付けを行った後、調味液と煮熱鰻とに分離しその
煮熟鰻のみにマイクロ波加熱(出力600〜1400w
・10〜120秒間)を行い、調味液と煮熟品両者の水
分活性値が均一になるような最適条件を見いだした。前
記実施例のうなぎの煮熱製品による場合、表1の値を得
ることができた、すなわち、ガス加熱によって調味液
(醤油、砂糖、みりん)と共に、鰻白焼きを煮熟しこれ
を適度に味付けを行った後、調味液と煮熱鰻とに分離し
てマイクロ波の出力1、120wで30秒間加熱して中
間水分帯の煮熟製品を得た。このうなぎの製品について
官能と品質について検討した結果、色が明るく食感も良
好あった。また、マイクロ波加熱は加工時における脂質
の酸化を抑制することも明らかとなりゝ品質的に高い評
価を得た。以上のことから、マイクロ波加熱を利用する
ことにより色調良好で薄味の高品質のものが得られ、保
存性も良好な製品開発を可能とした。
【0008】
【表2】
【0009】表2によって前記実施例の鰻の煮熱製品と
従来品との比較による酸価(AV)と過酸化物価(PO
V)との関係を示すもので、一般的な佃煮の製造による
場合と本発明による製造との脂質の酸化度合いを分析し
た結果、表2のごとく、本発明によるマイクロ波加熱に
よれば、脂質の劣化を抑ることのできることが確認され
た。
【0010】次に本発明の他の実施例を説明すると、こ
の実施例によるものは原料にマグロを使用し、ナマリ節
状に加工したマグロを小形にカットしたものをガス加熱
によって、醤油、砂糖、みりん、生姜等からなる調味液
とともに煮熟し味付けした後、原料の煮熟魚肉と調味液
とに分けて、この煮熟魚肉をマイクロ波加熱により加熱
する方法によるものを示すもので、マグロのナマリ節を
2cm角にカットしこのカットしたものを500g用意
し、他方醤油250ml、砂糖200g、みりん50m
l、水150mlからなる調味液を作って、この調味液
の中に前記500gの原料を入れて煮釡でガスからなる
加熱手段により100℃〜104℃の温度で18分間煮
熟して味付けした後、ザルにあけて調味液をきり煮熟魚
肉と調味液(タレ)とに分ける。さらに煮熟魚肉を25
0gの二つに分けてこれをマイクロ波加熱器にかける。
このときマイクロ波の出力は980Wで45秒の短時間
で加熱し、雑菌等による二次汚染を防ぐため直ちに加熱
した魚肉を50gに対し前記の調味液5mlと共に真空
包装する。
【0011】前記両実施例においては、原料に鰻白焼き
とマグロの使用例を示したが、その外に穀物、野菜等を
使用する場合もあって、前記実施例と同様の作用・効果
を示す。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るマイクロ波加熱を利用した
中間水分帯の煮熟製品の製法は前記のように、魚肉等か
らなる原料を、ガス、蒸気等の加熱手段で醤油、砂糖な
どからなる調味液により煮熟して適度な味付けを行った
後、調味液と煮熟品とを分けてその煮熟品を出力600
〜1400w、10〜120秒間の条件でマイクロ波加
熱するこにより保存性を高めるための目安となっている
水分活性値を容易に得るようにしたことを特徴としたも
ので、マイクロ波は例え複雑な形状をなす素材であって
も表面から、或いは内部からも略同時に熱を発するため
短時間にムラなく均一に加熱され、水分蒸発がきわめて
多いとされている。この特性を利用し低コストのガス、
蒸気等の加熱手段との併用により薄味で高品質なものを
均一に得られ、しかも保存面においても保存性良好な製
品の開発を可能とするとともに、製造に際しても自動化
を進めることができる。また、味、テクスチャー、色
調、歩留りなどもきわめて良くて、薄味の味付けである
ため、健康志向と消費者ニーズに合った製品となる。さ
らに製造においても経験と勘による製造によることはな
いので、機械化生産を可能として生産効率を大巾に高め
ることができる特有の効果を奏する。尚、マイクロ波加
熱した煮熟品に、分離した調味液を加えて包装すること
により、煮熟した際原料より抽出されたエキスを含む調
味液により再度煮熟品は味付けられて、さらに良好な煮
熟製品を得ることのできる実施上の効果がある。また、
本発明においてマイクロ波の出力を600w以下で10
秒以下の条件による場合は、加熱不足を生じて製品化が
困難となり、さらに600wで120秒以上の場合は、
加熱時間がかかってきわめて作業性は悪く量産性に乏し
い。また、1400wで120秒以上の条件による場合
は、煮熟品が飛び散って焦げ破壊を生じて、これまた商
品化には困難をきたすものであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚肉等からなる原料を、ガス、蒸気等の
    加熱手段で醤油、砂糖などからなる調味液により煮熟し
    て適度な味付けを行った後に、調味液と前記煮熟品とを
    分離しその煮熟品を出力600〜1400w、10〜1
    20秒間の条件でマイクロ波加熱するこにより保存性を
    高めるための目安となっている水分活性値を容易に得る
    ようにしたことを特徴とするマイクロ波加熱を利用した
    中間水分帯の煮熱製品の製法。
  2. 【請求項2】 マイクロ波加熱した煮熟製品に、分離し
    た調味液を加えて包装したことを特徴とする請求項1記
    載のマイクロ波加熱を利用した中間水分帯の煮熟製品の
    製法。
JP3311302A 1991-09-18 1991-09-18 マイクロ波加熱を利用した中間水分帯の煮熟製品の製法 Pending JPH05304902A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1163855A1 (fr) * 2000-06-16 2001-12-19 Neptune S.A. Cuisson combinée en continu microondes vapeur
US6679425B1 (en) * 1997-06-18 2004-01-20 Express Technology, Inc. Systems, apparatus and processes to verify a person's age to determine if the person is authorized

Cited By (3)

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FR2810202A1 (fr) * 2000-06-16 2001-12-21 Neptune Sa Cuisson combinee en continu microondes vapeur

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