JPH05305964A - 缶蓋開口部の密封方法 - Google Patents
缶蓋開口部の密封方法Info
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- JPH05305964A JPH05305964A JP10684692A JP10684692A JPH05305964A JP H05305964 A JPH05305964 A JP H05305964A JP 10684692 A JP10684692 A JP 10684692A JP 10684692 A JP10684692 A JP 10684692A JP H05305964 A JPH05305964 A JP H05305964A
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- sheet material
- frame
- sealing sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】金属密封シート材を高周波加熱により剥離容易
に融着できる缶蓋開口部の密封方法を提供する。 【構成】缶蓋1は巻締部6を外周縁部に備え、水平パネ
ル部10に開口部9を画成した支持リング2と、ポリエ
チレンのフレーム3とを備える。開口部9に金属密封シ
ート材5を重ねて閉蓋し、金属密封シート材5を上部か
ら高周波加熱してフレーム3に剥離自在に融着して密封
する。高周波加熱は、フレーム3に沿って高周波コイル
23を配置すると共に高周波コイル23の単一コイルの
幅の中央L 1 とフレーム3の幅の中央L2 とを一致する
ように配置し、金属密封シート材5の外周端部5bから
さらに外方に突出して外周端部5bを被覆する遮蔽板1
7を介して、高周波コイル23をフレーム3上の金属密
封シート材5の外表面に圧接することにより行う。遮蔽
板17は、環状の銅板が軟質のシリコンゴム製シート材
20、20に挟持されている。
に融着できる缶蓋開口部の密封方法を提供する。 【構成】缶蓋1は巻締部6を外周縁部に備え、水平パネ
ル部10に開口部9を画成した支持リング2と、ポリエ
チレンのフレーム3とを備える。開口部9に金属密封シ
ート材5を重ねて閉蓋し、金属密封シート材5を上部か
ら高周波加熱してフレーム3に剥離自在に融着して密封
する。高周波加熱は、フレーム3に沿って高周波コイル
23を配置すると共に高周波コイル23の単一コイルの
幅の中央L 1 とフレーム3の幅の中央L2 とを一致する
ように配置し、金属密封シート材5の外周端部5bから
さらに外方に突出して外周端部5bを被覆する遮蔽板1
7を介して、高周波コイル23をフレーム3上の金属密
封シート材5の外表面に圧接することにより行う。遮蔽
板17は、環状の銅板が軟質のシリコンゴム製シート材
20、20に挟持されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶蓋開口部の密封方法
に関するものであり、さらに詳しくは、粉乳容器などに
使用される缶蓋の開口部に金属密封シート材を高周波加
熱により剥離自在に融着して密封する方法に関するもの
である。
に関するものであり、さらに詳しくは、粉乳容器などに
使用される缶蓋の開口部に金属密封シート材を高周波加
熱により剥離自在に融着して密封する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、調製粉乳等の容器として使用され
る金属製缶体では、缶蓋にアルミニウム箔等からなる金
属シート材を剥離自在に接着して開口部を密封したもの
が知られている。このような缶体を開缶する際には前記
シート材を剥離すればよく、缶切り等の用具が不要であ
るので、開缶が容易である。
る金属製缶体では、缶蓋にアルミニウム箔等からなる金
属シート材を剥離自在に接着して開口部を密封したもの
が知られている。このような缶体を開缶する際には前記
シート材を剥離すればよく、缶切り等の用具が不要であ
るので、開缶が容易である。
【0003】前記缶蓋として、例えば、金属製缶体に巻
締めるための巻締部を周縁部に備え、該巻締部に囲繞さ
れた水平パネル部に開口部を画成した金属製支持リング
の水平パネル部に、前記シート材を直接ホットメルト接
着剤などにより接着したものがある。ところが、このよ
うな缶蓋にあっては、前記接着剤の金属に対する接着性
が十分でなく、また前記支持リングは比較的に硬質であ
って且つその水平パネル部の表面に小さな凹凸やうねり
があり、前記シート材を均一に接着することが難しい。
締めるための巻締部を周縁部に備え、該巻締部に囲繞さ
れた水平パネル部に開口部を画成した金属製支持リング
の水平パネル部に、前記シート材を直接ホットメルト接
着剤などにより接着したものがある。ところが、このよ
うな缶蓋にあっては、前記接着剤の金属に対する接着性
が十分でなく、また前記支持リングは比較的に硬質であ
って且つその水平パネル部の表面に小さな凹凸やうねり
があり、前記シート材を均一に接着することが難しい。
【0004】そこで、環状の合成樹脂製フレームを射出
成形により前記支持リングの開口部の内周縁部に沿って
一体的に形成し、前記フレームの上に金属シート材を高
周波加熱などにより剥離自在に融着することが提案され
ている。前記フレームは射出成形により形成されるので
平坦な表面が容易に得られ、均一に融着されやすくな
る。
成形により前記支持リングの開口部の内周縁部に沿って
一体的に形成し、前記フレームの上に金属シート材を高
周波加熱などにより剥離自在に融着することが提案され
ている。前記フレームは射出成形により形成されるので
平坦な表面が容易に得られ、均一に融着されやすくな
る。
【0005】このような缶蓋1は、例えば図1及び図2
に示すように、金属製缶体に巻締めるための巻締部6を
外周縁部に備え、該巻締部6に囲繞された水平パネル部
10に開口部9を画成した金属製支持リング2の開口部
9に沿って環状の中密度ポリエチレン樹脂製フレーム3
が射出成形により前記支持リング2と一体的に形成され
ており、前記フレーム3の上面部4に前記開口部9を密
封する金属密封シート材5が剥離自在に融着された構成
となっている。
に示すように、金属製缶体に巻締めるための巻締部6を
外周縁部に備え、該巻締部6に囲繞された水平パネル部
10に開口部9を画成した金属製支持リング2の開口部
9に沿って環状の中密度ポリエチレン樹脂製フレーム3
が射出成形により前記支持リング2と一体的に形成され
ており、前記フレーム3の上面部4に前記開口部9を密
封する金属密封シート材5が剥離自在に融着された構成
となっている。
【0006】前記構成を有する缶蓋1において、金属密
封シート材5はアルミニウム箔に合成樹脂が被覆されて
おり高周波加熱或はヒート・シール等の方法によりフレ
ーム3に融着される。金属密封シート材5の融着を高周
波加熱により行うときには、通常、図5に示すように、
固定治具15上に前記フレーム3を載置し、フレーム3
の上面部4に金属密封シート材5を重ねて、支持リング
2の開口部9を閉蓋し、金属密封シート材5の上からフ
レーム3に沿って配置された高周波コイル23を圧接し
て、誘導加熱する。この結果、金属密封シート材5を構
成するアルミニウム箔が発熱しフレーム3に融着され
る。
封シート材5はアルミニウム箔に合成樹脂が被覆されて
おり高周波加熱或はヒート・シール等の方法によりフレ
ーム3に融着される。金属密封シート材5の融着を高周
波加熱により行うときには、通常、図5に示すように、
固定治具15上に前記フレーム3を載置し、フレーム3
の上面部4に金属密封シート材5を重ねて、支持リング
2の開口部9を閉蓋し、金属密封シート材5の上からフ
レーム3に沿って配置された高周波コイル23を圧接し
て、誘導加熱する。この結果、金属密封シート材5を構
成するアルミニウム箔が発熱しフレーム3に融着され
る。
【0007】前記金属密封シート材5は開封時には、金
属密封シート材5に連設されたタブ5aを引き上げるこ
とにより容易に剥離できるように融着されていることが
好ましく、このため前記フレーム3に均一に融着されて
いることが望ましい。そこで、従来は図5に示すように
前記高周波コイル23の単一コイルの幅をフレーム3の
幅よりも狭く形成し、コイル23の幅の中央を示す中心
線L1 が前記フレーム3の幅の中央を示す中心線L2 に
一致するように配置して、フレーム3の上方の金属密封
シート材5を中心線L2 の左右で均等に加熱することが
試みられている。高周波加熱装置18では、一般にコイ
ル23の直下の部分が最も加熱されるので、コイル23
を前記のように配置することにより熱がコイル23の直
下の部分から前記アルミニウム箔中を周辺部に伝導さ
れ、金属密封シート材5が中心線L 2 の左右で均等に加
熱されるものと考えられる。
属密封シート材5に連設されたタブ5aを引き上げるこ
とにより容易に剥離できるように融着されていることが
好ましく、このため前記フレーム3に均一に融着されて
いることが望ましい。そこで、従来は図5に示すように
前記高周波コイル23の単一コイルの幅をフレーム3の
幅よりも狭く形成し、コイル23の幅の中央を示す中心
線L1 が前記フレーム3の幅の中央を示す中心線L2 に
一致するように配置して、フレーム3の上方の金属密封
シート材5を中心線L2 の左右で均等に加熱することが
試みられている。高周波加熱装置18では、一般にコイ
ル23の直下の部分が最も加熱されるので、コイル23
を前記のように配置することにより熱がコイル23の直
下の部分から前記アルミニウム箔中を周辺部に伝導さ
れ、金属密封シート材5が中心線L 2 の左右で均等に加
熱されるものと考えられる。
【0008】しかしながら、前記のようにして高周波加
熱を行うと、金属密封シート材5の外周端部が部分的に
強く融着し、剥離しにくくなるとの不都合がある。この
ため、高周波加熱を弱くすると金属密封シート材5のフ
レーム3に対するシール性が低下するという不都合があ
る。また、前記のように高周波コイル23を金属密封シ
ート材5に直接圧接すると、フレーム3に融着された金
属密封シート材5に皺が生じるとの不都合もある。
熱を行うと、金属密封シート材5の外周端部が部分的に
強く融着し、剥離しにくくなるとの不都合がある。この
ため、高周波加熱を弱くすると金属密封シート材5のフ
レーム3に対するシール性が低下するという不都合があ
る。また、前記のように高周波コイル23を金属密封シ
ート材5に直接圧接すると、フレーム3に融着された金
属密封シート材5に皺が生じるとの不都合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、金属密封シート材を高周波加熱により剥
離容易に融着することができる缶蓋開口部の密封方法を
提供することを目的とする。
て、本発明は、金属密封シート材を高周波加熱により剥
離容易に融着することができる缶蓋開口部の密封方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記高周
波加熱により金属密封シート材の外周端部が部分的に強
く融着される原因について検討した結果、前記金属密封
シート材において前記高周波加熱によって生じる熱は、
前記金属密封シート材の前記フレームの内周側に当たる
部分では開口部の中心方向に伝導されて放熱されるが外
周側では金属密封シート材の端部で逃げ場を失って蓄熱
され、金属密封シート材の外周端部が過熱状態になって
強く融着されることを見い出し、本発明を完成させた。
波加熱により金属密封シート材の外周端部が部分的に強
く融着される原因について検討した結果、前記金属密封
シート材において前記高周波加熱によって生じる熱は、
前記金属密封シート材の前記フレームの内周側に当たる
部分では開口部の中心方向に伝導されて放熱されるが外
周側では金属密封シート材の端部で逃げ場を失って蓄熱
され、金属密封シート材の外周端部が過熱状態になって
強く融着されることを見い出し、本発明を完成させた。
【0011】即ち、本発明の缶蓋開口部の密封方法は、
缶容器に巻締めるための巻締部を外周縁部に備え、該巻
締部に囲繞された水平パネル部に開口部を画成した金属
製支持リングと、該開口部の内周縁部に沿って一体的に
形成された合成樹脂製のフレームとを備える缶蓋の該フ
レームに、金属密封シート材を重ねて閉蓋し、該金属密
封シート材を上部から高周波加熱して該フレームに剥離
自在に融着し、該開口部を密封する方法において、該フ
レームに沿って高周波コイルを配置すると共に高周波コ
イルの単一コイルの幅の中央と該フレームの幅の中央と
を一致するように配置し、該金属密封シート材の外周端
部からさらに外方に突出して該金属密封シート材の外周
端部を被覆する遮蔽板を介して、該高周波コイルを該フ
レーム上の該金属密封シート材の外表面に圧接して前記
高周波加熱を行うことを特徴とする。
缶容器に巻締めるための巻締部を外周縁部に備え、該巻
締部に囲繞された水平パネル部に開口部を画成した金属
製支持リングと、該開口部の内周縁部に沿って一体的に
形成された合成樹脂製のフレームとを備える缶蓋の該フ
レームに、金属密封シート材を重ねて閉蓋し、該金属密
封シート材を上部から高周波加熱して該フレームに剥離
自在に融着し、該開口部を密封する方法において、該フ
レームに沿って高周波コイルを配置すると共に高周波コ
イルの単一コイルの幅の中央と該フレームの幅の中央と
を一致するように配置し、該金属密封シート材の外周端
部からさらに外方に突出して該金属密封シート材の外周
端部を被覆する遮蔽板を介して、該高周波コイルを該フ
レーム上の該金属密封シート材の外表面に圧接して前記
高周波加熱を行うことを特徴とする。
【0012】また、本発明の缶蓋開口部の密封方法は、
該フレームに沿って高周波コイルを配置すると共に高周
波コイルの単一コイルの幅の中央を該フレームの幅の中
央よりも内周側に位置し、且つ該コイルの外周側端が前
記フレームの外周側端よりも内周側に位置するように配
置して、該高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シ
ート材の外表面に圧接して前記高周波加熱を行うことを
特徴とする。
該フレームに沿って高周波コイルを配置すると共に高周
波コイルの単一コイルの幅の中央を該フレームの幅の中
央よりも内周側に位置し、且つ該コイルの外周側端が前
記フレームの外周側端よりも内周側に位置するように配
置して、該高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シ
ート材の外表面に圧接して前記高周波加熱を行うことを
特徴とする。
【0013】前記方法では、いずれも、前記高周波コイ
ルを耐熱性軟質樹脂シート材を介して前記金属密封シー
ト材の外表面に圧接するようにしてもよい。前記耐熱性
軟質樹脂シート材としては、例えば、シリコンゴム製の
シート材が使用される。
ルを耐熱性軟質樹脂シート材を介して前記金属密封シー
ト材の外表面に圧接するようにしてもよい。前記耐熱性
軟質樹脂シート材としては、例えば、シリコンゴム製の
シート材が使用される。
【0014】
【作用】前記フレームに沿って高周波コイルを配置する
と共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央と該フレー
ムの幅の中央とを一致するように配置し、前記金属密封
シート材の外周端部からさらに外方に突出して前記金属
密封シート材の外周端部を被覆する遮蔽板を介して、該
高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シート材の外
表面に圧接する方法によれば、金属密封シート材は前記
コイルの直下の部分が最も加熱されるが、前記金属密封
シート材の外周端部では前記遮蔽板により高周波が減衰
されるので、前記金属密封シート材の外周端部における
発熱量が低減して過熱が避けられる。前記発熱量の低減
分は前記金属密封シート材の前記フレームの内周側に当
たる部分から伝導される熱量により補われるので、前記
金属密封シート材の前記フレームに当接する部分が均一
に加熱され、前記フレームに均一に融着される。
と共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央と該フレー
ムの幅の中央とを一致するように配置し、前記金属密封
シート材の外周端部からさらに外方に突出して前記金属
密封シート材の外周端部を被覆する遮蔽板を介して、該
高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シート材の外
表面に圧接する方法によれば、金属密封シート材は前記
コイルの直下の部分が最も加熱されるが、前記金属密封
シート材の外周端部では前記遮蔽板により高周波が減衰
されるので、前記金属密封シート材の外周端部における
発熱量が低減して過熱が避けられる。前記発熱量の低減
分は前記金属密封シート材の前記フレームの内周側に当
たる部分から伝導される熱量により補われるので、前記
金属密封シート材の前記フレームに当接する部分が均一
に加熱され、前記フレームに均一に融着される。
【0015】また、前記フレームに沿って高周波コイル
を配置すると共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央
を該フレームの幅の中央よりも内周側に位置し、且つ該
コイルの外周側端が前記フレームの外周側端よりも内周
側に位置するように配置する方法によれば、金属密封シ
ート材は前記コイルの直下の部分が最も加熱されるが、
前記金属密封シート材の外周端部は高周波コイルの位置
から遠ざかるので、前記金属密封シート材の外周端部に
おける発熱量が低減して過熱が避けられる。前記発熱量
の低減分は前記金属密封シート材の前記フレームの内周
側に当たる部分から伝導される熱量により補われる。一
方、金属密封シート材の前記フレームの内周側に当たる
部分では高周波コイルの位置に近いので、発熱量は増加
するが、前記発熱量の増加分は金属密封シート材中を開
口部の中心方向に伝導して放熱されるので、過熱される
ことはない。この結果、前記金属密封シート材の前記フ
レームに当接する部分が均一に加熱され、前記フレーム
に均一に融着される。
を配置すると共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央
を該フレームの幅の中央よりも内周側に位置し、且つ該
コイルの外周側端が前記フレームの外周側端よりも内周
側に位置するように配置する方法によれば、金属密封シ
ート材は前記コイルの直下の部分が最も加熱されるが、
前記金属密封シート材の外周端部は高周波コイルの位置
から遠ざかるので、前記金属密封シート材の外周端部に
おける発熱量が低減して過熱が避けられる。前記発熱量
の低減分は前記金属密封シート材の前記フレームの内周
側に当たる部分から伝導される熱量により補われる。一
方、金属密封シート材の前記フレームの内周側に当たる
部分では高周波コイルの位置に近いので、発熱量は増加
するが、前記発熱量の増加分は金属密封シート材中を開
口部の中心方向に伝導して放熱されるので、過熱される
ことはない。この結果、前記金属密封シート材の前記フ
レームに当接する部分が均一に加熱され、前記フレーム
に均一に融着される。
【0016】前記方法では、いずれも、前記高周波コイ
ルを耐熱性軟質樹脂シート材を介して前記金属密封シー
ト材の外表面に圧接することにより、前記金属密封シー
ト材を均一に加圧することができ、融着の際に前記金属
密封シート材が皺になることが防止される。前記耐熱性
軟質樹脂シート材としては、例えば、厚さ1〜3mmの
シリコンゴム製シート材が使用される。
ルを耐熱性軟質樹脂シート材を介して前記金属密封シー
ト材の外表面に圧接することにより、前記金属密封シー
ト材を均一に加圧することができ、融着の際に前記金属
密封シート材が皺になることが防止される。前記耐熱性
軟質樹脂シート材としては、例えば、厚さ1〜3mmの
シリコンゴム製シート材が使用される。
【0017】
【実施例】次に、添付の図面を参照しながら本発明の缶
蓋開口部の密封方法についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法により得られ
る缶蓋の一例を示す平面図、図2は図1のII−II線
断面図、図3は本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法の
一実施例を示す説明的断面図、図4は他の実施例を示す
説明的断面図である。
蓋開口部の密封方法についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法により得られ
る缶蓋の一例を示す平面図、図2は図1のII−II線
断面図、図3は本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法の
一実施例を示す説明的断面図、図4は他の実施例を示す
説明的断面図である。
【0018】本発明の方法により開口部が密封される缶
蓋1は、未だ容器に巻締められていない状態で図1及び
図2に示すように、ブリキ製の支持リング2と、該支持
リング2の内周縁部に沿って固定されたポリエチレン樹
脂からなる環状のフレーム3と、フレーム3の上面部4
に剥離自在に融着された金属密封シート材5とによって
構成されている。
蓋1は、未だ容器に巻締められていない状態で図1及び
図2に示すように、ブリキ製の支持リング2と、該支持
リング2の内周縁部に沿って固定されたポリエチレン樹
脂からなる環状のフレーム3と、フレーム3の上面部4
に剥離自在に融着された金属密封シート材5とによって
構成されている。
【0019】支持リング2は、その外周縁部に缶容器に
巻締めが可能になる形状として巻締部6、シーミングパ
ネル7及びチャックウォール8が形成されている。そし
て、巻締部6に囲繞され、チャックウォール8から連続
して内方に水平に延びて開口部9を画成する水平パネル
部10が設けられている。該水平パネル部10の先端は
直線状でもよいが、更に本実施例では、水平パネル部1
0の内周縁部に沿って、内方に湾曲させてフレーム支持
部11が形成されている。フレーム支持部11はその先
端が水平パネル部10と平行になるように折り返されて
いる。
巻締めが可能になる形状として巻締部6、シーミングパ
ネル7及びチャックウォール8が形成されている。そし
て、巻締部6に囲繞され、チャックウォール8から連続
して内方に水平に延びて開口部9を画成する水平パネル
部10が設けられている。該水平パネル部10の先端は
直線状でもよいが、更に本実施例では、水平パネル部1
0の内周縁部に沿って、内方に湾曲させてフレーム支持
部11が形成されている。フレーム支持部11はその先
端が水平パネル部10と平行になるように折り返されて
いる。
【0020】支持リング2の外表面には、図3に示すよ
うに、サイジングニスからなる下塗り層12が設けら
れ、その上にポリエチレン成分を含有するエポキシフェ
ノール系塗料の塗膜13が設けられている。そして、支
持リング2は塗膜13を介してフレーム3と融着されて
いる。
うに、サイジングニスからなる下塗り層12が設けら
れ、その上にポリエチレン成分を含有するエポキシフェ
ノール系塗料の塗膜13が設けられている。そして、支
持リング2は塗膜13を介してフレーム3と融着されて
いる。
【0021】前記フレーム3には、棒状のすりきり部材
14が一体に設けられており、すりきり部材14により
開口部9が2分されている。すりきり部材14は、粉乳
などの内容物を計量スプーン等により定量ごとに取り出
す際の便宜のために設けられている。
14が一体に設けられており、すりきり部材14により
開口部9が2分されている。すりきり部材14は、粉乳
などの内容物を計量スプーン等により定量ごとに取り出
す際の便宜のために設けられている。
【0022】なお、金属密封シート材5は、図示しない
が、アルミニウム箔の内表面にポリエチレンテレフタレ
ート樹脂のシート材が積層され、該ポリエチレンテレフ
タレート樹脂層上にさらにポリエチレン樹脂の被覆層が
形成された構成を備えており、図1及び図2に示すよう
に、前記フレーム3の上面部4及び支持リング2の水平
パネル部10の一部に剥離自在に融着されて開口部9が
密封されている。金属密封シート材5の外周の一部には
手指によって把持できるタブ5aが連設されており、金
属密封シート材5は開缶時にはタブ5aを把持して引き
上げることにより容易に剥離できるようになっている。
が、アルミニウム箔の内表面にポリエチレンテレフタレ
ート樹脂のシート材が積層され、該ポリエチレンテレフ
タレート樹脂層上にさらにポリエチレン樹脂の被覆層が
形成された構成を備えており、図1及び図2に示すよう
に、前記フレーム3の上面部4及び支持リング2の水平
パネル部10の一部に剥離自在に融着されて開口部9が
密封されている。金属密封シート材5の外周の一部には
手指によって把持できるタブ5aが連設されており、金
属密封シート材5は開缶時にはタブ5aを把持して引き
上げることにより容易に剥離できるようになっている。
【0023】次に、本実施例の缶蓋開口部の密封方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0024】まず、図3に示すように、固定治具15上
に厚さ1〜3mmのシリコンゴム製マット16を介して
フレーム3を載置し、フレーム3の上面部4に金属密封
シート材5を重ねて開口部9を閉蓋する。次いで、金属
密封シート材5の上から遮蔽板17を備えた高周波加熱
装置18を圧接し、誘導加熱する。
に厚さ1〜3mmのシリコンゴム製マット16を介して
フレーム3を載置し、フレーム3の上面部4に金属密封
シート材5を重ねて開口部9を閉蓋する。次いで、金属
密封シート材5の上から遮蔽板17を備えた高周波加熱
装置18を圧接し、誘導加熱する。
【0025】遮蔽板17は厚さ0.1mmの環状の銅板
が厚さ1mmの軟質のシリコンゴム製シート材20、2
0に挟持された構成となっており、高周波加熱装置18
の下面に装着されている。遮蔽板17は金属密封シート
材5の外周端部5bからさらに外方に突出して外周端部
5bを被覆するように配置されている。
が厚さ1mmの軟質のシリコンゴム製シート材20、2
0に挟持された構成となっており、高周波加熱装置18
の下面に装着されている。遮蔽板17は金属密封シート
材5の外周端部5bからさらに外方に突出して外周端部
5bを被覆するように配置されている。
【0026】高周波加熱装置18は、ベークライト材の
支持部材21に取着された粉末フェライトからなる磁束
収束部材22に高周波コイル23が組み込まれた構成と
なっている。高周波コイル23はフレーム3に沿って配
置されているとともに、図3にその断面形状を示すよう
に、コイル23の単一コイルの幅の中央を示す中心線L
1 がフレーム3の幅の中央を示す中心線L2 に一致する
ように配置されている。コイル23の内面側は空洞部2
4となっており、空洞部24には冷却水が流通されてい
る。
支持部材21に取着された粉末フェライトからなる磁束
収束部材22に高周波コイル23が組み込まれた構成と
なっている。高周波コイル23はフレーム3に沿って配
置されているとともに、図3にその断面形状を示すよう
に、コイル23の単一コイルの幅の中央を示す中心線L
1 がフレーム3の幅の中央を示す中心線L2 に一致する
ように配置されている。コイル23の内面側は空洞部2
4となっており、空洞部24には冷却水が流通されてい
る。
【0027】コイル23の周囲に配設された磁束収束部
材22は、発生する磁束をコイル23直下に集束させ、
金属密封シート材5のコイル23直下の部分で加熱効果
が高められるように作用する。磁束収束部材22は、強
磁性体であるフェライトで構成することにより、前記作
用の効率が高められる。なお、前記遮蔽板17は磁束収
束部材22の外周端部からも、さらに外方に突出するよ
うに配置されている。
材22は、発生する磁束をコイル23直下に集束させ、
金属密封シート材5のコイル23直下の部分で加熱効果
が高められるように作用する。磁束収束部材22は、強
磁性体であるフェライトで構成することにより、前記作
用の効率が高められる。なお、前記遮蔽板17は磁束収
束部材22の外周端部からも、さらに外方に突出するよ
うに配置されている。
【0028】金属密封シート材5は、コイル23により
上部から遮蔽板17を介して誘導加熱されると、前記高
周波が磁束収束部材22の作用によりコイル23の直下
に集束され、且つ、外周端部5bでは遮蔽板17により
遮蔽されるので、外周端部5bに作用する高周波が減衰
される。また、遮蔽板17は前記のように磁束収束部材
22の外周端部からさらに外方に突出するようにも配置
されているので、外方から回り込んで金属密封シート材
5の外周端部5bに作用する高周波も減衰される。この
結果、外周端部5bにおける発熱量が低減され、外周端
部5bが過熱されることがない。
上部から遮蔽板17を介して誘導加熱されると、前記高
周波が磁束収束部材22の作用によりコイル23の直下
に集束され、且つ、外周端部5bでは遮蔽板17により
遮蔽されるので、外周端部5bに作用する高周波が減衰
される。また、遮蔽板17は前記のように磁束収束部材
22の外周端部からさらに外方に突出するようにも配置
されているので、外方から回り込んで金属密封シート材
5の外周端部5bに作用する高周波も減衰される。この
結果、外周端部5bにおける発熱量が低減され、外周端
部5bが過熱されることがない。
【0029】前記発熱量の低減分は、金属密封シート材
5のフレーム3の内周側に当たる部分から伝導される熱
量により補われるので、金属密封シート材5が図3に示
す中心線L2 の左右で均等に加熱され、金属密封シート
材5のフレーム3に当接する部分がフレーム3の上面部
4に剥離自在に融着される。
5のフレーム3の内周側に当たる部分から伝導される熱
量により補われるので、金属密封シート材5が図3に示
す中心線L2 の左右で均等に加熱され、金属密封シート
材5のフレーム3に当接する部分がフレーム3の上面部
4に剥離自在に融着される。
【0030】金属密封シート材5は前述のようにアルミ
ニウム箔の内表面にポリエチレンテレフタレート樹脂層
及びポリエチレン樹脂被覆層が形成されているので、前
記アルミニウム箔の発熱により該ポリエチレン樹脂被覆
層とフレーム3とが融着され、金属密封シート材5とフ
レーム3との接着力が向上すると共に開口部9が確実に
閉蓋、密封される。
ニウム箔の内表面にポリエチレンテレフタレート樹脂層
及びポリエチレン樹脂被覆層が形成されているので、前
記アルミニウム箔の発熱により該ポリエチレン樹脂被覆
層とフレーム3とが融着され、金属密封シート材5とフ
レーム3との接着力が向上すると共に開口部9が確実に
閉蓋、密封される。
【0031】本実施例の方法によれば、コイル23は遮
蔽板17を介して金属密封シート材5に圧接されるが、
遮蔽板17はシリコンゴム製シート材20、20に挟持
された構成となっているので、遮蔽板17の厚さがシー
ト材20に吸収され、シート材20の金属密封シート材
5に当接する面は平坦になっている。また、フレーム3
は前記のようにマット16を介して固定治具15上に載
置されているので、金属密封シート材5はマット16及
びシート材20により挟持された状態となっており、両
者の弾性により高周波加熱装置18の押圧力が均等化さ
れる。この結果、金属密封シート材5は融着に際して皺
の発生が防止される。
蔽板17を介して金属密封シート材5に圧接されるが、
遮蔽板17はシリコンゴム製シート材20、20に挟持
された構成となっているので、遮蔽板17の厚さがシー
ト材20に吸収され、シート材20の金属密封シート材
5に当接する面は平坦になっている。また、フレーム3
は前記のようにマット16を介して固定治具15上に載
置されているので、金属密封シート材5はマット16及
びシート材20により挟持された状態となっており、両
者の弾性により高周波加熱装置18の押圧力が均等化さ
れる。この結果、金属密封シート材5は融着に際して皺
の発生が防止される。
【0032】次に、他の実施例の缶蓋開口部の密封方法
について説明する。
について説明する。
【0033】この実施例では、図4に示すように、固定
治具15上にシリコンゴム製マット16を介してフレー
ム3を載置し、フレーム3の上面部4に金属密封シート
材5を重ねて開口部9を閉蓋する。次いで、金属密封シ
ート材5の上から、図3に示す遮蔽板17に代えてシリ
コンゴム製シート材25を備えた高周波加熱装置26を
圧接し、誘導加熱する。シリコンゴム製シート材25は
厚さ1.5mmの軟質のシリコンゴムからなり、高周波
加熱装置26の下面に装着されている。
治具15上にシリコンゴム製マット16を介してフレー
ム3を載置し、フレーム3の上面部4に金属密封シート
材5を重ねて開口部9を閉蓋する。次いで、金属密封シ
ート材5の上から、図3に示す遮蔽板17に代えてシリ
コンゴム製シート材25を備えた高周波加熱装置26を
圧接し、誘導加熱する。シリコンゴム製シート材25は
厚さ1.5mmの軟質のシリコンゴムからなり、高周波
加熱装置26の下面に装着されている。
【0034】高周波加熱装置26において、高周波コイ
ル23はフレーム3に沿って配置されていると共に、図
4にその断面形状を示すように、高周波コイル23の単
一コイルの幅の中央を示す中心線L1 がフレーム3の幅
の中央を示す中心線L2 よりも内周側に位置し、且つコ
イル23の外周側端23aがフレーム3の外周側端3a
よりも内周側に位置するように配置されている。また、
コイル23の幅はフレーム3の幅よりも狭く形成され、
コイル23の内周側端23bはフレーム3の内周側端3
bに一致するように配置されている。高周波加熱装置2
6の前記以外の構成は、図3に示す高周波加熱装置18
と同様の構成となっている。
ル23はフレーム3に沿って配置されていると共に、図
4にその断面形状を示すように、高周波コイル23の単
一コイルの幅の中央を示す中心線L1 がフレーム3の幅
の中央を示す中心線L2 よりも内周側に位置し、且つコ
イル23の外周側端23aがフレーム3の外周側端3a
よりも内周側に位置するように配置されている。また、
コイル23の幅はフレーム3の幅よりも狭く形成され、
コイル23の内周側端23bはフレーム3の内周側端3
bに一致するように配置されている。高周波加熱装置2
6の前記以外の構成は、図3に示す高周波加熱装置18
と同様の構成となっている。
【0035】金属密封シート材5は、シート材25を介
して圧接されたコイル23により上部から誘導加熱され
ると、前記高周波が磁束収束部材22の作用によりコイ
ル23の直下に集束されるので、コイル23の位置から
遠い外周端部5bでは発熱量が低減して過熱が避けられ
る。前記発熱量の低減分は金属密封シート材5の前記フ
レーム3の内周側に当たる部分から伝導される熱量によ
り補われる。一方、金属密封シート材5のフレーム3の
内周側に当たる部分ではコイル23の位置に近いので発
熱量は増加するが、前記発熱量の増加分は金属密封シー
ト材5中を開口部9の中心方向に伝導して放熱される。
この結果、金属密封シート材5が図3に示す中心線L2
の左右で均等に加熱され、金属密封シート材5のフレー
ム3に当接する部分がフレーム3の上面部4に剥離自在
に融着される。
して圧接されたコイル23により上部から誘導加熱され
ると、前記高周波が磁束収束部材22の作用によりコイ
ル23の直下に集束されるので、コイル23の位置から
遠い外周端部5bでは発熱量が低減して過熱が避けられ
る。前記発熱量の低減分は金属密封シート材5の前記フ
レーム3の内周側に当たる部分から伝導される熱量によ
り補われる。一方、金属密封シート材5のフレーム3の
内周側に当たる部分ではコイル23の位置に近いので発
熱量は増加するが、前記発熱量の増加分は金属密封シー
ト材5中を開口部9の中心方向に伝導して放熱される。
この結果、金属密封シート材5が図3に示す中心線L2
の左右で均等に加熱され、金属密封シート材5のフレー
ム3に当接する部分がフレーム3の上面部4に剥離自在
に融着される。
【0036】なお、フレーム3は前記各実施例に使用し
たポリエチレン樹脂以外の樹脂により形成されていても
よいが、フレーム3をポリエチレン樹脂またはポリエチ
レンテレフタレート樹脂により形成することにより、食
品衛生法に基づく昭和26年12月27日付の厚生省令
第52号「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳
等省令)」の規定に合致し、粉乳の容器に好適に使用す
ることができる。
たポリエチレン樹脂以外の樹脂により形成されていても
よいが、フレーム3をポリエチレン樹脂またはポリエチ
レンテレフタレート樹脂により形成することにより、食
品衛生法に基づく昭和26年12月27日付の厚生省令
第52号「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳
等省令)」の規定に合致し、粉乳の容器に好適に使用す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】前記フレームに沿って高周波コイルを配
置すると共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央と該
フレームの幅の中央とを一致するように配置し、前記金
属密封シート材の外周端部からさらに外方に突出して前
記金属密封シート材の外周端部を被覆する遮蔽板を介し
て、該高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シート
材の外表面に圧接する方法によれば、前記金属密封シー
ト材の外周端部では前記遮蔽板により高周波が減衰され
るので、前記金属密封シート材の外周端部で発熱量が低
減して過熱を避けることができる。前記発熱量の低減分
は前記金属密封シート材の前記フレームの内周側に当た
る部分から伝導される熱量により補われるので、前記金
属密封シート材の前記フレームに当接する部分が均一に
加熱され、前記フレームに均一に融着することができ
る。
置すると共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央と該
フレームの幅の中央とを一致するように配置し、前記金
属密封シート材の外周端部からさらに外方に突出して前
記金属密封シート材の外周端部を被覆する遮蔽板を介し
て、該高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シート
材の外表面に圧接する方法によれば、前記金属密封シー
ト材の外周端部では前記遮蔽板により高周波が減衰され
るので、前記金属密封シート材の外周端部で発熱量が低
減して過熱を避けることができる。前記発熱量の低減分
は前記金属密封シート材の前記フレームの内周側に当た
る部分から伝導される熱量により補われるので、前記金
属密封シート材の前記フレームに当接する部分が均一に
加熱され、前記フレームに均一に融着することができ
る。
【0038】また、前記フレームに沿って高周波コイル
を配置すると共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央
を該フレームの幅の中央よりも内周側に位置し、且つ該
コイルの外周側端が前記フレームの外周側端よりも内周
側に位置するように配置する方法によれば、金属密封シ
ート材の外周部が高周波コイルの位置から遠ざかるの
で、前記金属密封シート材の外周部で発熱量が低減して
過熱を避けることができる。前記発熱量の低減分は前記
金属密封シート材の前記フレームの内周側に当たる部分
から伝導される熱量により補われる。一方、金属密封シ
ート材の前記フレームの内周側に当たる部分では高周波
コイルの位置に近いので発熱量は増加するが、前記発熱
量の増加分は金属密封シート材中を開口部の中心方向に
伝導して放熱されるので、過熱されることはない。従っ
て、前記金属密封シート材の前記フレームに当接する部
分を均一に加熱することができ、前記フレームに均一に
融着することができる。
を配置すると共に高周波コイルの単一コイルの幅の中央
を該フレームの幅の中央よりも内周側に位置し、且つ該
コイルの外周側端が前記フレームの外周側端よりも内周
側に位置するように配置する方法によれば、金属密封シ
ート材の外周部が高周波コイルの位置から遠ざかるの
で、前記金属密封シート材の外周部で発熱量が低減して
過熱を避けることができる。前記発熱量の低減分は前記
金属密封シート材の前記フレームの内周側に当たる部分
から伝導される熱量により補われる。一方、金属密封シ
ート材の前記フレームの内周側に当たる部分では高周波
コイルの位置に近いので発熱量は増加するが、前記発熱
量の増加分は金属密封シート材中を開口部の中心方向に
伝導して放熱されるので、過熱されることはない。従っ
て、前記金属密封シート材の前記フレームに当接する部
分を均一に加熱することができ、前記フレームに均一に
融着することができる。
【0039】従って、前記いずれかの方法によれば、金
属密封シート材を均一な力で剥離できるように融着する
ことができる。
属密封シート材を均一な力で剥離できるように融着する
ことができる。
【0040】前記方法では、いずれも、前記高周波コイ
ルを耐熱性軟質樹脂シート材を介して前記金属密封シー
ト材の外表面に圧接することにより、前記金属密封シー
ト材を均一に加圧することができ、融着の際に前記金属
密封シート材が皺になることを防止することができる。
ルを耐熱性軟質樹脂シート材を介して前記金属密封シー
ト材の外表面に圧接することにより、前記金属密封シー
ト材を均一に加圧することができ、融着の際に前記金属
密封シート材が皺になることを防止することができる。
【図1】本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法により得
られる缶蓋の一例を示す平面図。
られる缶蓋の一例を示す平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法の一実施
例を示す説明的断面図。
例を示す説明的断面図。
【図4】本発明に係わる缶蓋開口部の密封方法の他の実
施例を示す説明的断面図。
施例を示す説明的断面図。
【図5】従来の缶蓋開口部の密封方法を示す説明的断面
図。
図。
1…缶蓋、 2…支持リング、 3…フレーム、 5…
金属密封シート材、6…巻締部、 9…開口部、 10
…水平パネル、20、25…耐熱性軟質樹脂シート材、
23…高周波コイル、L1 …高周波コイルの幅の中央
を示す中心線、L2 …フレームの幅の中央を示す中心
線。
金属密封シート材、6…巻締部、 9…開口部、 10
…水平パネル、20、25…耐熱性軟質樹脂シート材、
23…高周波コイル、L1 …高周波コイルの幅の中央
を示す中心線、L2 …フレームの幅の中央を示す中心
線。
Claims (3)
- 【請求項1】缶容器に巻締めるための巻締部を外周縁部
に備え、該巻締部に囲繞された水平パネル部に開口部を
画成した金属製支持リングと、該開口部の内周縁部に沿
って一体的に形成された合成樹脂製のフレームとを備え
る缶蓋の該フレームに、金属密封シート材を重ねて閉蓋
し、該金属密封シート材を上部から高周波加熱して該フ
レームに剥離自在に融着し、該開口部を密封する方法に
おいて、 該フレームに沿って高周波コイルを配置すると共に高周
波コイルの単一コイルの幅の中央と該フレームの幅の中
央とを一致するように配置し、該金属密封シート材の外
周端部からさらに外方に突出して該金属密封シート材の
外周端部を被覆する遮蔽板を介して、該高周波コイルを
該フレーム上の該金属密封シート材の外表面に圧接して
前記高周波加熱を行うことを特徴とする缶蓋開口部の密
封方法。 - 【請求項2】缶容器に巻締めるための巻締部を外周縁部
に備え、該巻締部に囲繞された水平パネル部に開口部を
画成した金属製支持リングと、該開口部の内周縁部に沿
って一体的に形成された合成樹脂製のフレームとを備え
る缶蓋の該フレームに、金属密封シート材を重ねて閉蓋
し、該金属密封シート材を上部から高周波加熱して該フ
レームに剥離自在に融着し、該開口部を密封する方法に
おいて、 該フレームに沿って高周波コイルを配置すると共に高周
波コイルの単一コイルの幅の中央を該フレームの幅の中
央よりも内周側に位置し、且つ該コイルの外周側端が該
フレームの外周側端よりも内周側に位置するように配置
して、該高周波コイルを該フレーム上の該金属密封シー
ト材の外表面に圧接して前記高周波加熱を行うことを特
徴とする缶蓋開口部の密封方法。 - 【請求項3】前記高周波コイルを、耐熱性軟質樹脂シー
ト材を介して前記金属密封シート材の外表面に圧接する
ことを特徴とする請求項1または2記載の缶蓋開口部の
密封方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10684692A JPH05305964A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 缶蓋開口部の密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10684692A JPH05305964A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 缶蓋開口部の密封方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305964A true JPH05305964A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14444018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10684692A Pending JPH05305964A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 缶蓋開口部の密封方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305964A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008129679A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 容器のヒートシール方法およびその装置 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP10684692A patent/JPH05305964A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008129679A1 (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | 容器のヒートシール方法およびその装置 |
| JP5200266B2 (ja) * | 2007-04-11 | 2013-06-05 | 東洋製罐株式会社 | 容器のヒートシール方法およびその装置 |
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