JPH05307174A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH05307174A
JPH05307174A JP4135821A JP13582192A JPH05307174A JP H05307174 A JPH05307174 A JP H05307174A JP 4135821 A JP4135821 A JP 4135821A JP 13582192 A JP13582192 A JP 13582192A JP H05307174 A JPH05307174 A JP H05307174A
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JP
Japan
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diffraction grating
type diffraction
grating
phase type
liquid crystal
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JP4135821A
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English (en)
Inventor
Shigeru Aoyama
茂 青山
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の画素から画像を構成する画像表示装置
において、光学的ローパスフィルタとして働く位相型回
折格子の格子周期、デューティー比、格子断面のプロフ
ィール等を設計パラメータとすることにより、位相型回
折格子を最適設計できるようにする。 【構成】 位相型回折格子73のデューティー比をa=
0.5とし、かつ、格子厚をd=λ0/{2(n−1)}
とすることにより、1次回折光の回折効率を最大にす
る。但し、λ0は設定波長、nは位相型回折格子の屈折
率である。カラー表示用の場合には、緑色光Gの波長λ
2を設定波長λ0として格子厚dを決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に関する。
具体的にいうと、マトリックス画像表示装置の画質改良
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マトリックス画像表示装置の構成例とし
ては、液晶表示パネル、液晶プロジェクタ、液晶ビュー
ファインダ等がある。これらは、いずれも2次元的に配
列された画素によって画像を再現する画像表示装置であ
る。
【0003】液晶表示パネル 液晶による表示装置は、消費電力が小さく、平面パネル
化することが可能であるため、実用化が進んでいる。な
かでも、液晶によるテレビ表示装置の開発が盛んであ
り、2次元的に配列された画素をマトリックス駆動する
薄膜トランジスタ(以下、TFTという)を用いる方式
が主流となってきている。TFTを用いたカラー液晶表
示パネル1の構成を図1及び図2(a)(b)に示す。
【0004】図1はカラー液晶表示パネル1を模型的に
示した平面図であって、多数の画素2がマトリックス状
に配列されており、各画素2にはスイッチング用のTF
T3が設けられており、TFT3のドレイン電極4が画
素2に接続されている。縦1列に並んだ各画素2に設け
られているTFT3のソース電極5には、各走査電極X
1,X2,…,Xiが接続されており、横1列に並んだ各
画素2に設けられているTFT3のゲート電極6には、
各表示電極Y1,Y2,…,Yjが接続されている。
【0005】図2(a)(b)はカラー液晶表示パネル
1のほぼ1つの画素2の具体的構造を示す断面図であ
る。ガラス基板7の上には、各画素2のパターンが得ら
れるようマトリックス状に透明電極8を形成してあり、
各透明電極8間には横方向にゲート電極6(表示電極Y
1,Y2,…,Yj)を配線している。このゲート電極6
及び透明電極8は絶縁膜9で覆われており、透明電極8
間には絶縁膜9の上から縦方向にソース電極5(走査電
極X1,X2,…,Xi)を配線してある。TFT部分で
は、絶縁膜9を介してゲート電極6の上に半導体層10
が形成され、半導体層10の上にドレイン電極4電極及
びソース電極5が対向させられており、ドレイン電極4
は絶縁膜9の窓を介して透明電極8に導通させている。
一方、対向ガラス基板11の下面には対向透明電極1
2、絶縁膜13及びカラーフィルタ14を設け、ガラス
基板7と対向ガラス基板11の間にはスペーサ15を介
して液晶16を封止している。カラーフィルタ14は、
青、緑、赤の3色のうちいずれかが各透明電極8と対向
させて配設されている。さらに、液晶16を封止した液
晶セル17の両面には互いに偏光方向を直交させて偏光
フィルタを装荷する。
【0006】このようなカラー液晶表示パネル1は、つ
ぎのようにして表示用動作を行なう。各画素2は、ゲー
ト電極6に画像信号を印加し、ソース電極5に駆動用印
加電圧を印加すると、TFT3がオンになってソース電
極5とドレイン電極4間が導通し、ドレイン電極4と導
通している透明電極8と対向透明電極12間に電界が生
じて液晶16の偏光特性が変化し、当該画素2が表示を
行なう。したがって、走査電極X1,X2,…,Xiに走
査電圧を印加し、走査電圧と同期させながら表示電極Y
1,Y2,…,Yjに画像信号を送ることにより交点(選
択点)の画素2を表示させることができ、液晶表示パネ
ル1による2次元表示が可能となる。
【0007】図3はカラー液晶表示パネル1を裏面側か
ら照らすバックライトの強度スペクトル(実線)とカラ
ーフィルタ14の分光透過率(破線)を示す図である。
バックライトのスペクトルは、図3の実曲線αに示すよ
うに、青色光(B)、緑色光(G)、赤色光(R)に相
当する波長λ1=0.44μm、λ2=0.54μm、λ3
=0.62μmの3点で大きなピークを有している。一
方、3種のカラーフィルタ14は、図3に破線で示すよ
うに、青色光(B)領域、緑色光(G)領域、赤色光
(R)領域でそれぞれ大きな透過率を有しており、バッ
クライト光源の光をこれらのカラーフィルタ14を透過
させることによって青色、緑色、赤色に着色させること
ができ、これらの3色の画素2によって1つの表示点が
構成されている。なお、カラーフィルタ14の材料とし
ては、有機材料と無機材料とがあるが、一般には有機材
料が用いられている。
【0008】液晶プロジェクタ プロジェクタ方式のTV(テレビ受像機)としては、こ
れまでブラウン管方式が主流であったが、ブラウン管方
式のTVは、大型で設置スペースが大きい、持ち運びが
不便、コストが高くつく、設置作業に手間がかかる等の
問題があった。このため、液晶プロジェクタは、今後一
般家庭でも画面サイズの大型化が進んでいく中で、従来
方式の問題点を解決する方式として注目されている。液
晶プロジェクタの光学系構成には、カラー液晶表示パネ
ル1を1枚用いた構成と、両面の高精細化を目的にモノ
クロ液晶表示パネル1A,1B,1Cを3枚用いた構成
とがある。
【0009】図4に示すものは、1枚のカラー液晶表示
パネル1を用いた液晶プロジェクタ21の基本的構成で
ある。これは、画像形成部としてのカラー液晶表示パネ
ル1と、リフレクタ付きの白色ランプ22及びコンデン
サレンズ23からなるバックライト光源24と、液晶表
示パネル1で形成された画像を拡大してスクリーン27
に投影するための投射レンズ25とから構成されてい
る。なお、18a,18bは偏光フィルタである。
【0010】また、図5に示すものは3枚のモノクロ液
晶表示パネル1A,1B,1Cを用いてカラー化した液
晶プロジェクタ31の基本的構成である。32は、赤色
光Rのみを反射させ、青色光B及び緑色光Gを透過させ
るダイクロイックミラー、33は青色光Bを反射させ、
緑色光Gを透過させるダイクロイックミラー、34は赤
色光Rを透過させ、青色光Bを反射させるダイクロイッ
クミラー、35は赤色光R及び青色光Bを透過させ、緑
色光Gを反射させるダイクロイックミラー、36,37
は反射鏡である。
【0011】しかして、バックライト光源24から出射
された白色光は反射鏡38によって反射された後、ダイ
クロイックミラー32へ向かい、ダイクロイックミラー
32によって赤色光Rのみが反射され、赤色光Rは反射
鏡36で方向を変えられた後、モノクロ液晶表示パネル
1Aを透過して画像を形成される。画像を形成された赤
色光Rはダイクロイックミラー34及び35を透過した
後、投射レンズ39に入射する。また、ダイクロイック
ミラー32を透過した青色光B及び緑色光Gのうち青色
光Bだけがダイクロイックミラー33で反射される。ダ
イクロイックミラー33で反射された青色光Bは、モノ
クロ液晶表示パネル1Bを透過して画像を形成される。
画像を形成された青色光Bはダイクロイックミラー34
で反射された後、ダイクロイックミラー35を透過して
投射レンズ39に入射する。さらに、ダイクロイックミ
ラー33を透過した緑色光Gは、モノクロ液晶パネル1
Cを透過して画像を形成された後、反射鏡37で方向を
変えられ、ダイクロイックミラー35で反射されて投射
レンズ39に入射する。こうして投射レンズ39からス
クリーン上に投影された赤色画像、青色画像及び緑色画
像はスクリーン上でカラー画像に合成される。
【0012】また、図6に示す液晶プロジェクタ41は
ダイクロイックプリズム40を用いて図5の液晶プロジ
ェクタ31をコンパクトに構成したものである。すなわ
ち、バックライト光源24から出た白色光のうち、赤色
光Rはダイクロイックミラー32及び反射鏡36で反射
され、モノクロ液晶表示パネル1Aで画像形成された
後、ダイクロイックプリズム40に入射する。青色光B
はダイクロイックミラー32を透過し、ダイクロイック
ミラー33で反射され、モノクロ液晶表示パネル1Bで
画像形成された後、ダイクロイックプリズム40に入射
する。緑色光Gはダイクロイックミラー32及び33を
透過し、反射鏡37a,37bで反射し、モノクロ液晶
表示パネル1Cで画像形成された後、ダイクロイックプ
リズム40に入射する。ダイクロイックプリズム40に
おいては、赤色光Rはイ面で反射され、緑色光Gはア面
で反射され、青色光Bは透過するので、画像形成された
赤色光R、青色光B及び緑色光Gは投射レンズ39を透
過し、スクリーン上でカラー画像に合成される。
【0013】液晶ビューファインダ 液晶ビューファインダ51は、例えばビデオ録画装置の
ファインダ部分に用いられており、図7に示すように、
リフレクタ及び拡散板を備えた液晶表示パネル1とコリ
メート用の接眼レンズ52とからなっている。接眼レン
ズ52と観察者の眼53とはコリメート型接続の関係に
あり、液晶表示パネル1の画像を眼球網膜上に結像させ
ている。なお、結像倍率Mは、接眼レンズ52の焦点距
離をfとすると、 M=250(mm)/f となっている。
【0014】その他の用途 液晶表示パネルは、上記用途以外にも、液晶テレビ、パ
ソコン用液晶表示パネル等としても用いられている。ま
た、いわゆるフラットパネル表示装置として用いる場合
には、パネル上に画像を伝達する光学系はなく、観察者
は直接液晶表示パネルの画像を見ることになる。
【0015】液晶表示パネルの画像特性 液晶表示パネル1は、上記説明のごとく、連続的な空間
情報を液晶画素2に対応して不連続にサンプリングして
画像を形成している。図8(a)(b)は連続的に変化
する入力画像56と液晶表示パネル1に表示された不連
続的な再生画像57の強度分布の一例を1次元空間で模
式的に表わしたものであって、液晶表示パネル1は、図
8(a)に示すように連続的に変化している入力画像5
6から画素ピッチに応じた間隔のサンプル点58で入力
画像56をサンプリングし、図8(b)に示すように不
連続な再生画像57として表示している。
【0016】しかしながら、これらの画素2の不連続的
な周期構造により再生画像57が不連続性を持ち、しか
も、技術上の問題により画素2を高密度に配置すること
は困難であるため、再生された画面が粗いものとなり、
いわゆるサンプリングノイズと称されるノイズが発生し
て画質が極めて悪くなるという問題がある。これは画素
2間の隙間が認識されるということでもあるので、画素
2間の隙間を黒色に着色して目立ちにくくするブラック
マトリックス方式が用いられるが、これは画素2間の隙
間を目立ちにくくしているだけで、本質的な解決方法と
なっておらず、画質を向上させるものでなかった。
【0017】このため液晶表示パネル1の表示品質を向
上させる方法として、液晶表示パネル1上に位相型回折
格子59を装荷する方法が提案されている。これは位相
型回折格子59を光学的ローパスフィルタとして用いる
ものであって、その原理図を図9に示す。図9におい
て、1はマトリックス状に配列された多数の画素2を有
する液晶表示パネル、59は位相型回折格子、60は観
察者の眼(水晶体)、61は観察者の網膜である。位相
型回折格子59は、図10(a)(b)に示すように、
デューティー比a=0.5で縦方向及び横方向に山と溝
が周期Λで交互に繰り返す断面矩形波形状を有してお
り、全体としては山と溝とが碁盤目状に配置されてい
る。この位相型回折格子59は、入射する光のうち一部
(0次回折光)を真っ直ぐに透過させ、残部(高次回折
光)を回折させるが、回折光の回折方向(回折角)は画
像の空間周波数成分に応じて異なる。なお、図9の説明
においては±2次以上の高次回折光は無視し、±1次回
折光のみを考慮する。
【0018】図9において、いま1つの画素2に注目す
ると、観察者は位相型回折格子59を通して当該画素2
を見ている。しかしながら、この画素2から出射する光
の一部は位相型回折格子59によって、その出射方向を
1次回折光の回折角に対応する方向に曲げられるので、
観察者にとっては液晶表示パネル1上のp点及びq点に
当該画素2の虚像を見ることになる。この虚像p,qが
画素2間の隙間に生じるようにすれば、網膜61上には
0次回折光による画素2の画像Cに隣接して同じ画素2
の虚像p,qによる画像P,Qが生じる。このため観察
者の網膜上においては、画素2間の隙間が虚像p,qの
像P,Qによって埋められ、不連続的にサンプリングし
た画像の間が補間され、元の入力画像56が疑似的に再
現される。すなわち、位相型回折格子59は、入力画像
56の空間周波数成分よりも高い画素2の配列による周
波数成分を光学的にフィルタリングするローパスフィル
タの機能を持つことになる。
【0019】これを図8(a)(b)の場合に当てはめ
ると、図8(c)に示すように各サンプル点58の強度
が一点鎖線57aのように補間されるので、これらを合
成すると折れ線56aのようになり、もとの滑らかな強
度分布が疑似的に再現される。
【0020】図9の条件を数式で表わすとつぎのように
なる。1次回折光の回折方向(回折角)をθとすると、
その回折方向θは位相型回折格子59の格子周期Λと設
定波長λ0により、 sinθ=λ0/Λ で表わされるから、虚像p,qの生じる点は中心の画素
2から Lsinθ≒(λ0/Λ)L となる。但し、Lは画素2と位相型回折格子59との間
の距離である。この虚像p,qの点が画素2間の隙間内
に位置するためには、中心の画素2から虚像p,qまで
の距離Lsinθが液晶表示パネルの画素周期Λ1よりも小
さければよい。したがって、条件は、 Λ1≧(λ0/Λ)L ……(1) となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶表示パネルに用いられている位相型回折格子はデュ
ーティー比aが0.5の断面矩形波形状をしており、格
子周期Λは画素2間を補間するように液晶表示パネル
(画素)の周期によって決められており、格子厚につい
ては特に考慮されていなかった。
【0022】このため従来の液晶表示装置にあっては最
適設計されておらず、以下に説明するような問題点があ
った。 光学的ローパスフィルタのMTF(Modulation Tra
nsfer Function:振幅変調度)特性は位相型回折格子の
断面形状によって一義的に決まり、断面のプロフィール
が矩形波形状となった従来の位相型回折格子において
は、再生画像の本来必要とする低い空間周波数領域での
MTF値が低下する。 一般に、位相型回折格子は波長のスペクトル成分に
よって回折効率が変化するため、カラー方式の液晶表示
装置において光学的ローパスフィルタとして位相型回折
格子を用いた場合、画素2を透過する光線のスペクトル
成分によってフィルタリング特性がばらついたり、低下
したりする。 また、従来の位相型回折格子を装荷した液晶表示パ
ネルにあっては、画素間を補間して隙間(ブラックマト
リックス)を消去できるように位相型回折格子の周期を
決定した場合、画素の周期的配列と位相型回折格子の周
期的配列による干渉のため、図11に示すようなモアレ
縞(干渉パターン)が画像に生じることがあった。 しかも、位相型回折格子を液晶表示パネルに対して
決められた条件で配置する場合、良好な光学的ローパス
フィルタ特性を持ち、かつ、モアレ縞が発生しないよう
な位相型回折格子の構造を実現する構造設計手段がなか
った。
【0023】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、複数の画素
から画像を構成する画像表示装置において、位相型回折
格子の構造を光学的ローパスフィルタとして最適化する
ことにより、上記問題点を解決することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、バックライト手段と、複数の画素が配列されている
液晶表示手段と、位相型回折格子とを備えた画像表示装
置において、前記位相型回折格子は、格子深さが連続的
に変化する部分を持った格子構造であることを特徴とし
ている。
【0025】本発明の別な画像表示装置は、バックライ
ト手段と、複数の画素が配列されている液晶表示手段
と、位相型回折格子とを備えた画像表示装置において、
前記位相型回折格子は、所望の遮断周波数においてモア
レ縞が発生しないように、デューティー比を基準値=
0.5より変化させて構成されていることを特徴として
いる。
【0026】また、前記位相型回折格子の周期をΛ、前
記液晶表示手段の画素の配列の周期をΛ1、前記画素と
前記位相型回折格子の格子構造との距離をL、前記バッ
クライト手段から発せられた光が前記画素を通過すると
きの波長スペクトルのほぼ中心波長をλcとしたとき、 Λ≧(λc/Λ1)L の関係を満たすようにするとよい。
【0027】また、前記位相型回折格子の周期をΛ、前
記液晶表示手段の画素の配列の周期をΛ1、前記位相型
回折格子の周期構造と前記画素の配列の周期構造とによ
って発生するξ次のモアレ縞の周期をΛξとしたとき、 Λ=2Λ1/(2M+1) の関係を満たすMが、 1/Λξ=|(ξ/Λ1)−(1/Λ)| の関係を満たすξに対して、 ξ<M<ξ+1 の関係を満たすようにしてもよい。
【0028】さらに、前記位相型回折格子は、前記液晶
表示手段の画素を透過する光の波長スペクトルのほぼ中
心波長の光に対して、1次回折光の強度が最大となるよ
うに格子厚を設定しても良い。
【0029】
【作用】本発明の画像表示装置においては、光学的ロー
パスフィルタとして用いられている位相型回折格子の格
子厚やデューティー比、回折格子パターン(断面のプロ
フィール)等をパラメータとして変化させるようにした
ので、位相型回折格子を最適設計することができ、前記
の従来の問題点を解消することができる。
【0030】例えば、位相型回折格子をその格子深さが
連続的に変化する部分を持った構造とすることにより、
位相型回折格子の光利用効率を向上させることができ、
MTF値をより大きくすることができ、画像の鮮明度を
向上させることができる。
【0031】また、 Λ=2Λ1/(2M+1) を満たす正数Mが、 1/Λξ=|(ξ/Λ1)−(1/Λ)| を満たすモアレ縞の次数ξに対して、 ξ<M<ξ+1 の関係を満たすようにすれば、画像表示装置の画像に発
生するモアレ縞を除去することができる。
【0032】また、、デューティー比を基準値=0.5
から変化させ、格子周期及びデューティー比を適切な値
をとるように設計すれば、画素と位相型回折格子との光
学距離が制限される場合にも、モアレ縞を除去すると同
時に所望の遮断周波数が得られるように設計することが
できる。
【0033】また、バックライト手段から発せられた光
が画素を通過するときの波長スペクトルのほぼ中心波長
をλcに関して、格子波長Λを Λ≧(λc/Λ1)L となるように決めているので、カラーの画像表示装置の
各色について各画素間の隙間を均一に補間させることが
でき、高品質のカラー画像を得ることができる。
【0034】また、画素を透過する光スペクトルのほぼ
中心波長の光に対して1次回折光の強度(回折効率)が
最大となるように格子厚を設計すれば、遮断周波数に対
する画素配列の強度を十分に小さくすることができる。
また、遮断周波数において、波長によるMTF値のバラ
ツキを小さくすることができ、さらに、各波長に対する
回折効率のバラツキが小さくなり、1次回折光によって
画素間の隙間を効果的に補間させることができる。
【0035】
【実施例】図12は本発明の一実施例による画像表示装
置71の構成を示す断面図である。この画像表示装置7
1は、バックライト光源24、液晶表示パネル1及び位
相型回折格子73から構成されている。バックライト光
源24は、リフレクタ付きの白色ランプ22及びコンデ
ンサレンズ23からなる。液晶表示パネル1は、液晶セ
ル17の両面に偏光方向を互いに直交させて偏光フィル
タ18a,18bを重ねて装荷したものであり、図1及
び図2に示した液晶表示パネル1と同様な構造を有して
いる(したがって、詳細は省略する)。位相型回折格子
73は偏光素子18bの上に重ねて一体化されている
(位相型回折格子73の構造については後述する)。
【0036】この位相型回折格子73を備えた画像表示
装置71は、図13〜図15のような液晶プロジェクタ
74〜76や図16のような液晶ビューファインダ77
として用いられる。また、図17に示す液晶ビューファ
インダ77のように液晶表示パネル1と位相型回折格子
73とは分離して配置しても良い。また、図18に示す
液晶ビューファインダ77のように接眼レンズ52と観
察者53の間に位相型回折格子73を介在させてあって
も良い。また、図13〜図15の液晶プロジェクタ74
〜76においても、想像線で示した位置に位相型回折格
子73を配置しても良い。
【0037】位相型回折格子の種々の断面プロフィール つぎに本発明の画像表示装置71に用いられている種々
の位相型回折格子73について詳述する。図19(a)
(b)に示すものは位相型回折格子73の一例を示す正
面図及び断面図であって、格子断面のプロフィールが矩
形波形状をしており、そのデューティー比がa=0.5
となっている。また、格子厚dがつぎの数式1のように
なっている。ここで、nは位相型回折格子73の屈折
率、λ0は設定波長である。
【0038】
【数1】
【0039】また、図20(a)(b)に示すものは別
な位相型回折格子73を示す断面図であって、格子断面
のプロフィールが矩形波形状をしており、そのデューテ
ィー比がそれぞれa<0.5、a>0.5となっている。
【0040】図21はさらに別な位相型回折格子73を
示す断面図であって、格子断面のプロフィールが正弦波
状をしており、したがって、格子厚d内で格子深さが連
続的に変化している。また、図22(a)(b)(c)
(d)は格子深さが連続的に変化する部分(例えば、図
22(a)(b)では傾斜面)を持つパターンの繰り返
しによって格子断面のプロフィールが構成されている位
相型回折格子73を示す断面図である。
【0041】なお、位相型回折格子73のパターンは図
19のように2次元状に変化する2次元回折格子に限ら
ず、1次元回折格子であっても差し支えない。
【0042】位相型回折格子の格子周期 前記各種画像表示装置においても、画素間の隙間(ブラ
ックマトリックス)を消去するため、画素配列の周期を
Λ1、画素2と位相型回折格子73との距離をL、設定
波長(設計波長)をλ0とするとき、格子周期Λが、 Λ≧(λ0/Λ1)L ……(3) の関係を満たすようにしている。
【0043】しかし、カラー液晶表示パネルにおいて
は、設定波長λ0として例えば青色光Bの波長λ1、緑色
光Gの波長λ2、赤色光Rの波長λ3のうちいずれの波長
を選択するかによって、カラー液晶表示パネルの性能が
異なる。このため、本発明に係る画像表示装置にあって
は、設定波長λ0をバックライト光源24のスペクトル
のうちの略中心波長に選択している。具体的には、緑色
光Gの波長λ2を設定波長λ0=λ2としている。すなわ
ち、 Λ≧(λ2/Λ1)L ……(4) としている。これにより、青、緑、赤の各色について各
画素間の隙間を均一に補間させることができ、高品質の
カラー画像を得ることができる。
【0044】1次回折光の回折効率を最大にした位相型回折格子 本発明にあっては、格子厚d(格子深さの最大値)を設
計パラメータとしているので、格子厚dを最適設計する
ことにより1次回折光の回折効率を最大にすることがで
きる。そして、1次回折光の虚像が画素間の隙間に生じ
るようにしている場合、1次回折光の回折効率を高くす
れば、効果的に画素間の隙間を消去することができる。
以下、その設計手法を説明する。
【0045】一般に、格子パターン(格子断面のプロフ
ィール)が関数g(x)で表わされる位相型回折格子73
に単位強度の入射光が入射したとき、位相型回折格子7
3を通過したm次の回折光の複素振幅Smは、次の数式
2で表わされる。
【0046】
【数2】
【0047】ここで、xは位相型回折格子73の表面と
平行な方向の座標、βは定数、Λは位相型回折格子73
の周期、j=√(−1)である[Diffraction efficien
ciesof thin phase grating with arbitrary grating s
hape;J.Opt.Soc.Am.,Vol.68,No.6,June 1978]。
【0048】βg(x)=f(x)とおくと、f(x)
はg(x)で表わされる格子パターンを位相として表現
したものとなり、前記(5)式は次の数式3のようにな
る。
【0049】
【数3】
【0050】いま、図23に示すようなデューティー比
a、位相に換算した格子厚dpの矩形波形状をした位相
型回折格子について、振幅Smを求め、これからm次回
折光の回折効率(=m次回折光の強度/入射光の強度)
ηmAを求めると、つぎの数式4が得られる。
【0051】
【数4】
【0052】上記(7)式によれば、1次回折光(m=±
1)については、dp=πのときに回折効率η1Aが最大
となる。また、同じく(7)式によれば、1次回折光はデ
ューティー比がa=0.5のときに回折効率η1Aが最大
となる。すなわち、格子厚dp=π、かつ、デューティ
ー比a=0.5のとき、1次回折光の回折効率η1Aが最
大値η1A=(2/π)2=40.5%となる。
【0053】図24はデューティー比をa=0.5とし
た場合の0次回折光(m=0)、1次回折光(m=±
1)及び3次回折光(m=±3)の各回折効率ηmAの格
子厚dに対する変化のようすを示している((7)式、(8)
式)。図24によれば、1次回折光の回折効率η1Aはd
p=πに対応する格子厚dのとき最大値(40.5%)と
なり、この近傍では各次数の回折光の回折効率、特に0
次回折光の回折効率η0Aよりも大きくなっている。ま
た、図25は格子厚dp=πの場合の1次回折光の回折
効率η1Aとデューティー比aとの関係を示す図であっ
て、デューティー比aが0.5のときに回折効率η1A
最大となる。
【0054】以上より、矩形波形状の断面プロフィール
を有する位相型回折格子73の場合に、1次回折光の回
折効率η1Aが最大となる条件は、格子厚dp=π、か
つ、デューティー比a=0.5の場合であって、このと
き回折効率η1A=(2/π)2=40.5%となる。この
p=πの条件は、格子厚dの部分で位相型回折格子7
3内を通過した光と空間を通過した光とでは位相が半波
長λ0ずれることであるから、位相型回折格子73の屈
折率をn、設定波長をλ0とすると、 光路差=nd−d=λ0/2 という関係が得られ、格子厚dは、 d=λ0/〔2(n−1)〕 ……(9) となる。従って、格子厚dの設計厚を(9)式を満たすよ
うに決めてあり、これは図19(a)(b)に示した位
相型回折格子73である。
【0055】なお、図24の横軸には、格子厚誤差kを
併せて示している。これは、実際の格子厚と設計格子厚
との比であって、最適格子厚dp0=πとして位相型回折
格子を設計したが、実際には格子厚がdpであった場合
には、格子厚誤差kは、 k=dp/dp0=dp/π ……(10) となる。また、この格子厚誤差kは、位相エラー係数と
も呼ばれ、入射波長(設定波長)をλ0として設計され
た位相型回折格子に波長λの光が入射した場合の波長誤
差kを k=実際の波長λ/設定波長λ0 とすれば、波長誤差kの場合の回折効率ηmAは、図24
において波長誤差kと等しい値の格子厚誤差kに対応す
る回折効率ηmAを読めば、当該波長誤差の場合の回折効
率ηmAを知ることができる。
【0056】また、図21のように断面のプロフィール
が正弦波状をしている位相型回折格子73を考え、位相
に換算した格子厚をdpとすると、m次の回折効率ηmB
は、(6)式を用いて計算すると、次の数式5で表わされ
る。但し、Jmはm次のベッセル関数、kは波長誤差で
ある。
【0057】
【数5】
【0058】このような正弦波状のプロフィールを持つ
位相型回折格子73による1次回折光(m=1)の回折
効率η1Bは、dp=πの場合に最大値となる。この条件
は、設定波長をλ0、位相型回折格子73の屈折率をn
とすると、格子厚dが次の数式6を満たすことである。
【0059】
【数6】
【0060】カラー表示用の液晶表示パネルの場合 図14や図15のような液晶プロジェクタ75,76の
場合には、各使用波長に合わせて設計された単色用の位
相型回折格子73を用いればよいが、例えば図13のよ
うな液晶プロジェクタ74の場合には3つの波長λ1
λ2,λ3の光線が1枚の位相型回折格子73を通過する
ので、いずれの波長を設定波長λ0とするかによって液
晶表示パネル1の特性が異なってくる。
【0061】いま、液晶表示パネル1のバックライト光
源24の青色光B、緑色光G、赤色光Rに対応するピー
ク波長λ1,λ2,λ3をそれぞれ λ1=0.44μm λ2=0.54μm λ3=0.62μm とする。断面が矩形波形状をした位相型回折格子73の
厚みdを(9)式を満たすように設定した場合、設定波長
をλ0とすると、入射波長λi(i=1,2,3)に対す
る各波長誤差は、 ki=λi/λ0 となる。いま、設定波長λ0をバックライト光源24の
波長スペクトル帯域のほぼ中心値であるλ2=0.54μ
mとしたときの各波長誤差は、 k1=0.81 k2=1 k3=1.15 となる。一方、設定波長λ0をλ1=0.44μmとした
ときの各波長誤差は、 k1=1 k2=1.23 k3=1.41 となる。さらに、設定波長λ0をλ3=0.62μmとし
たときの各波長誤差は、 k1=0.71 k2=0.87 k3=1 となる。これらの1次回折光の回折効率η1Aを図24の
上で比較すると、バックライト光源24の波長スペクト
ル帯域のほぼ中心(G帯域)の波長λ2に設定波長λ0
設定して格子厚dを決定した方が、回折効率のバラツキ
が小さいことが分かる。
【0062】MTF特性の波長誤差(位相エラー係数)の依存性 位相型回折格子73を配置した光学系のMTF特性は、
線像関数をフーリエ変換することで求められる。位相型
回折格子73の線像関数U(x)は、観測距離をrとす
ると、次の数式7で表わされる。
【0063】
【数7】
【0064】ここで ηiはそれぞれの空間周波数に応じ
た回折効率、xは回折格子パターンに沿った距離、λ0
は設定波長、Λは位相型回折格子73の周期である。し
たがって、当該光学系のMTFは、次の数式8となる。
【0065】
【数8】
【0066】ここで、ωは空間周波数である。この(14)
式から、MTF特性、特に遮断周波数ωcは位相型回折
格子73の回折効率ηiに依存することが分かる。
【0067】つぎに、液晶表示パネル1の空間周波数ω
における強度f(ω)を求める。液晶表示パネル1の画
素2の周期をΛ1として、フーリエ級数に展開すると、
液晶表示パネル1の画素配列の空間周波数ωにおける強
度f(ω)は、次の数式9のようになる。ただし、δは
ディラックのデルタ関数、Aは画素2の寸法である。
【0068】
【数9】
【0069】図26は、液晶表示パネル1の画素配列の
空間周波数スペクトル分布((15)式)を示しており、横
軸は空間周波数ω(line/mm)、縦軸は相対強度f
(ω)を表わしている。図26の空間周波数スペクトル
を求めるにあたっては、画素2の縦方向周期を30μ
m、横方向周期を50μmとし、画素2の寸法Aを縦横
それぞれ20μmとし、横方向における空間周波数スペ
クトルを図26に示した。空間周波数スペクトルに表わ
れる基本周波数の整数倍の高調波成分は、観察者にとっ
て光学的なノイズとなり、画質の低下を招く。例えば、
いまの場合、画素2間の隙間の空間周波数ωは、横方向
では20line/mm、3色(3画素)で1点となる画素の
空間周波数ωは約7line/mmであるから、図26のよう
に20line/mmでの強度が大きいと、画素2間の隙間が
かなりはっきりと認識される。したがって、ノイズの少
ない良好な画像を得るためには、位相型回折格子73の
ローパスフィルタの機能により20line/mmあたりでの
強度をほぼ0まで低下させる必要があり、位相型回折格
子73の遮断周波数ωcを20line/mmに設定する必要
がある。
【0070】図27は位相型回折格子73の設定波長λ
0を緑色光Gの波長λ2と等しくして(9)式により格子厚
dを決めたときのMTF特性を示し、図28は位相型回
折格子73の設定波長λ0を青色光Bの波長λ1と等しく
して(9)式により格子厚dを決定したときのMTF特性
を示している。図27及び図28は、それぞれ設定波長
λ2,λ1に対して遮断空間周波数ωcを等しくし、いず
れも遮断周波数ωcを20line/mmにしている(以下に
おいては、画素周期が50μmで、遮断周波数ωcが2
0line/mmであるとして説明する)。図27と図28を
比較すると、設定波長をλ1(B)にした場合の方が、
遮断周波数ωc=20line/mmに対する設定波長以外
(λ2,λ3)のMTF値が相対的に高くなり、MTF値
のバラツキが大きくなっていることが分かる。なお、設
定波長λ0を赤色光Rの波長λ3と等しくした場合も図2
8と同様、遮断周波数ωc=20line/mmに対する設
定波長以外(λ1,λ2)のMTF値が相対的に高くな
り、MTF値のバラツキが大きくなる。従って、設定波
長λ0にほぼ中央の波長であるλ2を用いることにより波
長間におけるMTF値のバラツキの小さな良好な結果が
得られる。
【0071】図29は位相型回折格子73の設定波長λ
0を緑色光Gの波長λ2と等しくして(9)式により格子厚
dを決め、その光学的ローパスフィルタ(位相型回折格
子73)を通した時の画素配列の空間周波数スペクトル
分布を示す。また、図30は位相型回折格子73の設定
波長λ0を青色光Bの波長λ1にして(9)式により格子厚
dを決定し、その光学的ローパスフィルタ(位相型回折
格子73)を通した時の画素配列の空間周波数スペクト
ル分布を示す。図29及び図30の図を比較すると、設
定波長λ0を緑色光Gの波長λ2にした場合の方が、効果
的に高調波成分をカットできることが分かる。
【0072】したがって、緑色光Gの波長λ2を設定波
長λ0として位相型回折格子73を設計することによ
り、波長によるMTF特性のバラツキを小さくできると
共に遮断周波数ωcにおける光強度を十分に小さくで
き、カラー方式の液晶表示装置において光学的ローパス
フィルタとして位相型回折格子を用いた場合、画素を透
過する波長のスペクトル成分によってフィルタリング特
性がばらついたり、低下したりすることを防止できる。
【0073】モアレ縞の除去 モアレ縞の周期をΛξ、液晶表示パネルの画素配列の周
期をΛl、位相型回折格子の周期をΛとすると、次の数
式10が成立している。但し、ξは正の整数で、モアレ
縞の高調波成分の次数を表わしている。
【0074】
【数10】
【0075】(16)式はΛ1で規格化すると、つぎの数式
11のように変形される。
【0076】
【数11】
【0077】(17)式で表わされるΛξ/Λ1とΛ/Λ1
の関係(モアレ縞周期Λξの依存性)は図示すると、図
31で表わされる。図31によれば、モアレ縞を除去す
るためには、いずれかの次数ξiに対してΛ1/Λ=ξi
が成り立てば、この次数ξ1のモアレ縞周期Λξは無限
大となって発生せず、それ以外の次数ξ≠ξiのモアレ
縞は画素周期Λ1よりも小さくなって無視できる。モア
レ縞を除去するには、いずれかの次数のモアレ縞周期Λ
ξが必ずしも無限大である必要はなく、十分大きければ
よいから、モアレ縞を除去するための条件は、つぎのよ
うに言える。つまり、位相型回折格子の周期Λが、いず
れかの正整数ξiに対して、 ξi−1/2<Λ1/Λ<ξi+1/2 ……(18) を満たせば、次数ξiのモアレ縞周期Λξは十分大きく
なり、それ以外の次数ξ≠ξiのモアレ縞周期Λξは画
素周期Λ1に対して十分小さくなり、モアレ縞が除去さ
れる。
【0078】これを別な表現で表わせば、 Λ=2Λ1/(2M+1) ……(19) の関係を満たす正数Mが、モアレ縞周期Λξを決める 1/Λξ=|(ξ/Λ1)−(1/Λ)| ……(20) の関係式を満たすξに対して、 ξ<M<ξ+1 ……(21) の関係を満たせば良い。この表現と(18)式とが等価であ
ることは容易に確かめることができる。
【0079】遮断周波数特性とモアレ縞が発生しない条件の設定 図32は遮断周波数ωcを一定値(20line/mm)と
し、液晶表示パネル1の画素面からデューティー比a=
0.5の位相型回折格子73の形成されている面までの
光学距離をLとした場合の位相型回折格子73の周期Λ
を示す。これより、光学距離Lを自由に設定できる場合
は、所望の遮断周波数ωcと、モアレ縞が発生しないよ
うな周期Λを比較的容易に設定可能なことが分かる。例
えば、モアレ縞が発生しないように位相型回折格子73
の周期Λを決めた後、所望の遮断周波数ωcが得られる
ように光学距離Lを決めることができる。
【0080】しかしながら、位相型回折格子73を用い
た光学的ローパスフィルタの光学系配置が制限される場
合も想定される。いま、光学距離Lが固定された場合を
考える。この場合、所望の遮断周波数ωcを得るために
液晶表示パネル1の画素配列によって一義的に位相型回
折格子73の周期Λは決定されてしまい、モアレ縞が発
生しない条件を満足しないことが生じる。この問題を解
決する手段として、図20(a)(b)のようにデュー
ティー比aを0.5からずらせたa≠0.5の位相型回折
格子73に着目する。
【0081】図33は位相型回折格子73のデューティ
ー比aを変化させたときの空間周波数ωとMTF値との
関係を示すMTF特性図である。図33の各曲線はデュ
ーティー比a=0.5、格子周期Λ=51.5μmの時に
遮断周波数ωcが20line/mmとなるように設定し、そ
こからデューティー比をa=0.6〜0.9まで変化させ
た時のMTF特性を示しており、かっこ内に示した値は
等価な格子周期Λを示している。例えば、a=0.9
(Λ=20.4μm)と付記した曲線は、格子周期をΛ
=51.5μmに保ったままでデューティー比をa=0.
9にした位相型回折格子73のMTF特性を示してお
り、また、デューティー比をa=0.5に保ったままで
格子周期をΛ=20.4μmにしたときのMTF特性と
等しいことを表わしている。
【0082】このようにデューティー比aを変化させる
ことにより、格子周期Λを変化させるのと等価に遮断周
波数ωcの値を変化させることができるから、モアレ縞
が発生しないように格子周期Λを設定したうえで、所望
の遮断周波数ωcを得るようにデューティー比aを調整
することが可能となる。
【0083】また、図34は緑色光Gの波長λ2を設定
波長λ0として格子厚dを決めた〔すなわち、d=λ2
{2(n−1)}〕位相型回折格子73において、デュ
ーティー比aに対する回折効率の依存性を示す。また、
図35は青色光Bの波長λ1を設定波長λ0として格子厚
dを決めた〔すなわち、d=λ1/{2(n−1)}〕
位相型回折格子73において、デューティー比aに対す
る回折効率の依存性を示す。図35では波長λ1,λ2
λ3による回折効率のバラツキが大きい(λ0=λ3の場
合も同様)が、位相型回折格子73の設定波長λ0を波
長スペクトル帯域のほぼ中心波長λ2に設定すれば、図
34のようにデューティー比aの変化に対しても各波長
λ1,λ2,λ3に対応する回折効率のバラツキがほとん
ど変化せず、波長が変化しても光学的ローパスフィルタ
特性が低下することはない。
【0084】光利用効率 ここでは、格子深さが連続的に変化する部分を持った位
相型回折格子73の構造例として、断面のプロフィール
が正弦波形状である位相型回折格子73を考え、矩形波
形状を持つ位相型回折格子73とのMTF特性の比較を
行なう。トータルの光利用効率(m次回折効率の総和)
に着目すると、矩形波形状を持つ位相型回折格子73の
回折効率は、偶数次回折光を持たないといった特徴があ
る。一方、格子深さが連続的に変化する部分をもった位
相型回折格子73の回折効率は高次の回折光にわたり連
続性を持つ。従って、ある遮断回折次数を決めた場合、
光利用効率は図21及び図22(a)〜(d)のような
連続性を持つ位相型回折格子73の方が高くなり、これ
がMTF特性に影響を与える。この結果、位相型回折格
子73のMTF値を大きくすることができ、画像の鮮明
度を向上させることができる。
【0085】MTF特性の断面形状依存性 図36には位相型回折格子73の断面形状を矩形波形
状、正弦波形状にした場合のMTF特性の比較を示す。
両MTF特性においては、遮断周波数ωcを等しくして
ある。図36に示されているように、断面形状を正弦波
形状にした場合の方が低い周波数領域でのMTF値が高
くなっている。すなわち、位相型回折格子73の断面形
状を正弦波形状にした方が、より画面の解像度を高くす
ることができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、光学的ローパスフィル
タとして用いられている位相型回折格子の格子厚やデュ
ーティー比、格子断面のプロフィール等を設計パラメー
タとすることにより位相型回折格子を最適設計すること
ができる。
【0087】例えば、格子断面のプロフィールをその格
子深さが連続的に変化する部分を持った構造とすること
により、位相型回折格子の光利用効率を向上させてMT
F値をより大きくすることができ、画像の鮮明度を向上
させることができる。
【0088】また、位相型回折格子の格子周期をモアレ
縞周期(もしくはモアレ縞の次数)に対して適当な関係
を満たすようにすれば、画像表示装置の画像に発生する
モアレ縞を除去することができる。
【0089】また、、デューティー比を設計パラメータ
とし、格子周期及びデューティー比を適切な値をとるよ
うに設計すれば、画素と位相型回折格子との光学距離が
制限される場合にも、モアレ縞を除去すると同時に所望
の遮断周波数が得られる。
【0090】また、画素を通過する波長スペクトルのほ
ぼ中心波長の光について、1次回折光による虚像が画素
間の隙間に生じるように設計することにより、カラーの
画像表示装置の各色について各画素間の隙間を均一に補
間させることができ、高品質のカラー画像を得ることが
できる。
【0091】さらに、画素を透過する光スペクトルのほ
ぼ中心波長の光に対して1次回折光の強度(回折効率)
が最大となるように格子厚を設計すれば、遮断周波数に
対する画素配列の強度を十分に小さくすることができ
る。また、遮断周波数において、波長によるMTF値の
バラツキを小さくすることができ、さらに、各波長に対
する回折効率のバラツキが小さくなり、1次回折光によ
って画素間の隙間を効果的に補間させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TFTを用いたカラー液晶表示パネルの構成を
模型的に示す平面図である。
【図2】(a)は同上のカラー液晶表示パネルを具体的
に示す断面図、(b)は(a)のX−X線断面図であ
る。
【図3】同上のカラー液晶表示パネルにおけるバックラ
イトのスペクトルとカラーフィルタの分光透過率を示す
図である。
【図4】液晶プロジェクタの構成を示す概略構造図であ
る。
【図5】別な液晶プロジェクタの構成を示す概略構造図
である。
【図6】さらに別な液晶プロジェクタの構成を示す概略
構造図である。
【図7】液晶ビューファインダの構造を示す概略図であ
る。
【図8】(a)は空間情報の強度分布を示す図、(b)
は液晶表示パネルにおける画像の強度分布を示す図、
(c)は位相型回折格子によって補間された画像の強度
分布を示す図である。
【図9】液晶表示パネルに装荷された位相型回折格子の
働きを説明するための原理図である。
【図10】(a)(b)は従来例の位相型回折格子を示
す正面図及び断面図である。
【図11】上記位相型回折格子を装荷した液晶表示パネ
ルに発生するモアレ縞を示す図である。
【図12】本発明の一実施例による画像表示装置を示す
断面図である。
【図13】本発明の画像表示装置を用いた液晶プロジェ
クタの構成を示す概略構造図である。
【図14】本発明の画像表示装置を用いた別な液晶プロ
ジェクタの構成を示す概略構造図である。
【図15】本発明の画像表示装置を用いたさらに別な液
晶プロジェクタの構成を示す概略構造図である。
【図16】本発明の画像表示装置を用いた液晶ビューフ
ァインダの構造を示す概略図である。
【図17】本発明の画像表示装置を用いた別な液晶ビュ
ーファインダの構造を示す概略図である。
【図18】本発明の画像表示装置を用いたさらに別な液
晶ビューファインダの構造を示す概略図である。
【図19】(a)(b)は本発明の画像表示装置におい
て用いられる位相型回折格子の正面図及び断面図であ
る。
【図20】(a)(b)は、いずれも本発明の画像表示
装置において用いられる別な位相型回折格子の断面図で
ある。
【図21】本発明の画像表示装置において用いられるさ
らに別な位相型回折格子の断面図である。
【図22】(a)(b)(c)(d)は、いずれも本発
明の画像表示装置において用いられるさらに別な位相型
回折格子の断面図である。
【図23】断面が矩形波形状をした位相型回折格子のプ
ロフィールを位相に換算して示した図である。
【図24】断面が矩形波形状をした位相型回折格子の0
次回折光、1次回折光及び3次回折光の各回折効率の格
子厚に対する変化のようすを示す図である。
【図25】断面が矩形波形状をした位相型回折格子の1
次回折光の回折効率とデューティー比との関係を示す図
である。
【図26】液晶表示パネルの空間周波数と相対強度との
関係を示す図である。
【図27】緑色光の波長λ2により格子厚を決定した場
合のMTF特性を示す図である。
【図28】青色光の波長λ1により格子厚を決定した場
合のMTF特性を示す図である。
【図29】緑色光の波長λ2により格子厚を決定した場
合の画素配列の空間周波数と強度との関係を示す図であ
る。
【図30】青色光の波長λ1により格子厚を決定した場
合の画素配列の空間周波数と強度との関係を示す図であ
る。
【図31】モアレ縞周期と格子周期との関係を示す図で
ある。
【図32】液晶表示パネルの画素面から位相型回折格子
の格子面までの光学距離と格子周期との関係を示す図で
ある。
【図33】位相型回折格子のデューティー比を変化させ
たときの空間周波数とMTFとの関係を示すMTF特性
図である。
【図34】緑色光の波長λ2により格子厚を決定した場
合のデューティー比と回折効率との関係を示す図であ
る。
【図35】青色光の波長λ1により格子厚を決定した場
合のデューティー比と回折効率との関係を示す図であ
る。
【図36】位相型回折格子の断面のプロフィールを矩形
波形状及び正弦波形状にした場合の空間周波数とMTF
値との関係を示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 液晶表示パネル 2 画素 17 液晶セル 18a,18b 偏光フィルタ 24 バックライト光源 73 位相型回折格子 74,75,76 液晶プロジェクタ 77 液晶ビューファインダ Λ 位相型回折格子の周期 a 位相型回折格子のデューティー比 Λ1 画素周期 λ0 設定波長 L 画素と位相型回折格子の間の距離

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライト手段と、複数の画素が配列
    されている液晶表示手段と、位相型回折格子とを備えた
    画像表示装置において、 前記位相型回折格子は、格子深さが連続的に変化する部
    分を持った格子構造であることを特徴とする画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 バックライト手段と、複数の画素が配列
    されている液晶表示手段と、位相型回折格子とを備えた
    画像表示装置において、 前記位相型回折格子は、所望の遮断周波数においてモア
    レ縞が発生しないように、デューティー比を基準値=
    0.5より変化させて構成されていることを特徴とする
    画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記位相型回折格子の周期をΛ、前記液
    晶表示手段の画素の配列の周期をΛ1、前記画素と前記
    位相型回折格子の格子構造との距離をL、前記バックラ
    イト手段から発せられた光が前記画素を通過するときの
    波長スペクトルのほぼ中心波長をλcとしたとき、 Λ≧(λc/Λ1)L の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記位相型回折格子の周期をΛ、前記液
    晶表示手段の画素の配列の周期をΛ1、前記位相型回折
    格子の周期構造と前記画素の配列の周期構造とによって
    発生するξ次のモアレ縞の周期をΛξとしたとき、 Λ=2Λ1/(2M+1) の関係を満たすMが、 1/Λξ=|(ξ/Λ1)−(1/Λ)| の関係を満たすξに対して、 ξ<M<ξ+1 の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記位相型回折格子は、前記液晶表示手
    段の画素を透過する光の波長スペクトルのほぼ中心波長
    の光に対して、1次回折光の強度が最大となるように格
    子厚を設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の画像表示装置。
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