JPH05307859A - ビデオカセットハーフ - Google Patents

ビデオカセットハーフ

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JPH05307859A
JPH05307859A JP11046492A JP11046492A JPH05307859A JP H05307859 A JPH05307859 A JP H05307859A JP 11046492 A JP11046492 A JP 11046492A JP 11046492 A JP11046492 A JP 11046492A JP H05307859 A JPH05307859 A JP H05307859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette half
shell material
specific gravity
video cassette
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11046492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kondo
真一 近藤
Shunichi Konno
俊一 今野
Tadao Igarashi
忠男 五十嵐
Masahiro Makino
雅弘 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11046492A priority Critical patent/JPH05307859A/ja
Publication of JPH05307859A publication Critical patent/JPH05307859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ビデオカセットにおけるハイファイ記録時の
音質を向上する。 【構成】 ビデオカセットハーフを比重1.3〜1.4
のシェル材料により成形する。シェル材料は、スチレン
系樹脂またはABS樹脂をベースとし、無機物を添加し
てなるものである。無機物は、硫酸バリウムが好適であ
り、その添加量は25〜35重量%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカセットの外筐
体であるビデオカセットハーフに関するものであり、特
にシェル材料の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダに使用されるビデ
オカセットは、一般にプラスチック材料により形成され
た一対のカセットハーフ内にリールに巻かれたビデオテ
ープを収納し、リッドにより前面を開閉可能に覆って構
成されている。そして、ビデオテープレコーダに装着し
て記録再生を行う際には、前記リッドが開蓋され、リー
ルに巻かれたビデオテープが引き出され、ドラムの周面
に沿って走行されることになる。
【0003】従来、ビデオカセットにおいては、ビデオ
テープが外筐体であるカセットハーフから外部へ引き出
されて記録再生が行われるので、カセットハーフを構成
する材料(いわゆるシェル材料)の影響は受け難いと考
えられており、記録再生特性の向上という観点からシェ
ル材料を検討することはほとんど行われていない。シェ
ル材料の検討は、主に強度や耐久性に関して行われてお
り、さらには価格競争の激しい昨今ではコストダウンの
ための薄肉化に関する検討が行われているに過ぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオテー
プレコーダにおいては、高画質化や高音質化が進められ
ており、これまでのビデオカセットでは特にハイファイ
記録の音質の点で問題を残している。勿論、ビデオテー
プ自体の磁気特性等についても改良が進められている
が、実際にビデオテープレコーダに装着して記録再生す
ると音の濁り等の点で不満が多い。
【0005】したがって、前記カセットハーフ、特にシ
ェル材料の記録再生特性に及ぼす影響についても見直す
必要があるものと考えられる。
【0006】そこで本発明は、かかる実情に鑑みて提案
されたものであり、記録再生特性の点からシェル材料の
最適化を図り、ハイファイ記録時の音質を改善すること
ができ、画質をも向上することができるビデオカセット
ハーフを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前述の目
的を達成せんものと鋭意検討を重ねた結果、ビデオカセ
ットハーフを構成するシェル材料の比重が記録再生特
性、特にハイファイ記録時の音質に大きく影響を与えて
おり、これを最適化することで音の濁りが消え純粋な音
になるとの知見を得るに至った。
【0008】本発明のビデオカセットハーフは、かかる
知見に基づいて完成されたもので、比重が1.3〜1.
4であるシェル材料により形成されてなることを特徴と
するものであり、さらにはシェル材料が無機物(硫酸バ
リウム)を添加したスチレン系樹脂またはABS樹脂で
あることを特徴とするものである。
【0009】すなわち、本発明のビデオカセットハーフ
においては、スチレン系樹脂あるいはABS樹脂(アク
リロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)をベースと
し、これに無機物を添加して比重を1.3〜1.4とし
たものをシェル材料として使用する。ここでベースとな
る樹脂は、例えばGP−PS(ゼネラル・パーパス・ポ
リスチレン)、HI−PS(ハイ・インパクト・ポリス
チレン)等のスチレン系樹脂やABS樹脂であり、これ
ら樹脂をベースとして使用することで従前の金型をその
まま使用できるという利点がある。
【0010】一方、前記ベースとなる樹脂に添加する無
機物は、シェル材料の見掛け上の比重を増すものであれ
ば如何なるものであってもよいが、硫酸バリウムが好適
である。これは、例えば炭酸カルシウム等の充填材を無
機物として使用した場合、添加量を多くしないとシェル
材料の比重が十分に大きくならないからである。前記無
機物の添加量をあまり多くすると、成形品(すなわちビ
デオカセットハーフ)の強度が低下し、また成形機の摩
耗等が問題となる。また、着色性に関しても、硫酸バリ
ウムは炭酸カルシウム等の他の無機物よりも優れてい
る。
【0011】シェル材料の比重であるが、例えばスチレ
ン系樹脂をベースとした場合、衝撃強度やタッピング性
等を考えると、比重1.5程度まで調整可能である。比
重が1.5を越えると、比重を高めるために入れた無機
物が射出成形時にフラッシュとなって外観に表れるため
好ましくない。逆に比重が1.3未満では、振動のダン
プ効果が不足する。
【0012】また、音質に関して、聴感テストを繰り返
した結果、比重が1.4を越えると振動のダンプ効果が
大きすぎて却って音質が劣化する。したがって、シェル
材料の比重は1.3〜1.4とする必要がある。なお、
前述のようにシェル材料の比重は1.3〜1.4とする
ためには、スチレン系樹脂をベースとした場合、硫酸バ
リウムの添加量を25〜35重量%とすればよい。
【0013】
【作用】ビデオカセットにおいては、図1に示すよう
に、ビデオテープが走行中、ビデオテープレコーダの機
械ノイズがシャーシ1→基準ピン2→下カセットハーフ
3及び上カセットハーフ4→テープガイド5→ビデオテ
ープ6と伝わる。ここで、前記下カセットハーフ3及び
上カセットハーフ4に高比重シェル材料(比重1.3〜
1.4)を使用すると、これらカセットハーフ3、4で
の振動減衰量が大きくなり、その後のテープガイド5、
ビデオテープ6への振動が小さくなる。
【0014】このため、ビデオテープの走行安定性が向
上し、結果的に音質、特にハイファイ記録時の音質が向
上する。音質が良くなる理由としては、前記振動のダン
プ効果の他に、ビデオカセットの重量が重くなってテー
プ走行が安定化することも挙げられ、短波長の記録再生
も忠実に行われるので画質も向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、実験結果に基づき詳細に説明する。
【0016】実施例 ポリスチレン(HI−PS)に硫酸バリウムを25〜3
5重量%添加して比重が1.3〜1.4になるように調
整し、シェル材料とした。次いで、このシェル材料を用
いて射出成形を行い、ビテオカセットハーフを成形し
た。
【0017】このようにして成形されたカセットハーフ
を用い、リールに巻回されたビデオテープを組み込ん
で、VHS方式のビデオカセットを組み立てた。
【0018】比較例1〜4 硫酸バリウムの添加量を変えてシェル材料の比重を表1
に示すように変え、他は実施例と同様にビデオカセット
を組み立てた。
【0019】
【表1】
【0020】そして、これら実施例及び比較例につい
て、成形性及び音質向上効果を評価した。成形性は実際
の成形機を使用して成形を行って評価し、音質向上効果
は試聴して評価した。結果を表2に示す。なお表2にお
いては、成形性及び音質向上効果を5段階で表したが、
(良)◎→○→△→×→××(悪)の順である。
【0021】
【表2】
【0022】この表2を見ると明らかなように、比重を
適正な値に調整した実施例において音質向上の効果が高
く、また成形性も良好である。これに対して、比重が
1.3未満の比較例1、比較例2では、音質向上の効果
が不足しており、一方比重が1.4を越える比較例3、
比較例4では成形性が悪くなり音質向上効果も無くなっ
ている。
【0023】次に、比較例1及び実施例について、振動
減衰半減期の比較を行った。振動減衰半減期の測定は次
の通りである。先ず、図2に示すように、下カセットハ
ーフ3の図中矢印Aで示す位置に衝撃を与え、比較例1
のカセットハーフにおいて初期振幅と比べて振幅が1/
2になるまでの時間が100m秒となるような衝撃力を
選んだ。次いで、この衝撃力を実施例のカセットハーフ
に加え、前記比較例1との減衰時間を比較した。振動減
衰は、非接触のピックアップ10を使用して測定した。
結果を図3に示す。
【0024】図3を見ると、本発明を適用した実施例に
おいて、振動減衰の半減期が従来のカセートハーフ(比
較例1)に比べて大幅に短くなっていることがわかる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、ビデオカセットハーフに使用するシェル
材料の比重を適切な値に設定しているので、振動に対す
るダンプ効果を得ることができ、記録再生特性、特にハ
イファイ記録時の音質を改善することができ、さらには
画質をも向上することができる。
【0026】また、特にベースとなる樹脂としてスチレ
ン系樹脂やABS樹脂を用いることで、従来の成形機を
そのまま利用できるという利点もある。さらに、無機物
として硫酸バリウムを使用することで、添加量をあまり
多くしなくとも比重を大きくすることができ、カセット
ハーフの強度を確保することができる。また、前記硫酸
バリウムの使用は、着色性の点でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオテープレコーダからビデオテープへの振
動伝達のメカニズムを説明するための模式図である。
【図2】振動減衰半減期の測定方法を説明するための概
略斜視図である。
【図3】硫酸バリウムを添加していないカセットハーフ
と硫酸バリウムを添加して比重を1.3〜1.4とした
カセットハーフの振動半減期を示す特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 雅弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比重が1.3〜1.4であるシェル材料
    により形成されてなるビデオカセットハーフ。
  2. 【請求項2】 シェル材料が無機物を添加したスチレン
    系樹脂またはABS樹脂であることを特徴とする請求項
    1記載のビデオカセットハーフ。
  3. 【請求項3】 無機物が硫酸バリウムであることを特徴
    とする請求項2記載のビデオカセットハーフ。
  4. 【請求項4】 硫酸バリウムの添加量が25〜35重量
    %であることを特徴とする請求項3記載のビデオカセッ
    トハーフ。
JP11046492A 1992-04-28 1992-04-28 ビデオカセットハーフ Pending JPH05307859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11046492A JPH05307859A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ビデオカセットハーフ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11046492A JPH05307859A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ビデオカセットハーフ

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JPH05307859A true JPH05307859A (ja) 1993-11-19

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ID=14536376

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11046492A Pending JPH05307859A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ビデオカセットハーフ

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JP (1) JPH05307859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108298A (en) * 1997-04-15 2000-08-22 Tdk Corporation Disc cartridge

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108298A (en) * 1997-04-15 2000-08-22 Tdk Corporation Disc cartridge

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020430