JPH05309207A - 池の水浄化システム - Google Patents
池の水浄化システムInfo
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- JPH05309207A JPH05309207A JP4119278A JP11927892A JPH05309207A JP H05309207 A JPH05309207 A JP H05309207A JP 4119278 A JP4119278 A JP 4119278A JP 11927892 A JP11927892 A JP 11927892A JP H05309207 A JPH05309207 A JP H05309207A
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- JP
- Japan
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- water
- tank
- pond
- multipurpose
- purification system
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水の供給を経済的に行うことができ、かつ総
合的に池の水質および水量の維持が行える設備を提供す
る。 【構成】 海、湖沼または河川から水を汲み上げる汲み
上げ装置2と、汲み上げられた水が導入され水中の懸濁
している固体を凝集させる凝集槽3と、この凝集槽3か
ら固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させる第一
の沈殿槽4と、この第一の沈殿槽4の上澄み液が導入さ
れさらに固体を沈降させるとともにその上澄み液を池へ
導出する多目的水槽5と、池の水の一部を汲み上げ固体
分を取り除き池へと戻す循環装置6とからなり、前記循
環装置6が池の水を一部導入する導入装置9と、濾過を
行い濾液を池に戻す濾過装置10とを具備してなる。
合的に池の水質および水量の維持が行える設備を提供す
る。 【構成】 海、湖沼または河川から水を汲み上げる汲み
上げ装置2と、汲み上げられた水が導入され水中の懸濁
している固体を凝集させる凝集槽3と、この凝集槽3か
ら固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させる第一
の沈殿槽4と、この第一の沈殿槽4の上澄み液が導入さ
れさらに固体を沈降させるとともにその上澄み液を池へ
導出する多目的水槽5と、池の水の一部を汲み上げ固体
分を取り除き池へと戻す循環装置6とからなり、前記循
環装置6が池の水を一部導入する導入装置9と、濾過を
行い濾液を池に戻す濾過装置10とを具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、池へ水を供給するとと
もに、池の水質を良好に保つためのシステムであり、特
に大規模な人工池に適したものに関する。
もに、池の水質を良好に保つためのシステムであり、特
に大規模な人工池に適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、景観を楽しめる湖沼や河川が減少
してきたことなどにより、人々の生活に潤いを与える親
水空間が求められるようになってきた。特に最近では、
居住機能と商業機能と公共公益施設が整備された各種の
ウオーターフロント計画が提案されており、これらの計
画において大規模な人工池を取り込んだ街造りが増加し
てきた。従来、人工池へ供給する水は、水道水や井戸水
が使用されている。そして、人工池の水は砂濾過器等に
よって処理されて池に戻されている。
してきたことなどにより、人々の生活に潤いを与える親
水空間が求められるようになってきた。特に最近では、
居住機能と商業機能と公共公益施設が整備された各種の
ウオーターフロント計画が提案されており、これらの計
画において大規模な人工池を取り込んだ街造りが増加し
てきた。従来、人工池へ供給する水は、水道水や井戸水
が使用されている。そして、人工池の水は砂濾過器等に
よって処理されて池に戻されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人工池
が大規模なものになると、水道水等の供給ではコストが
高くなり、近隣の海や湖沼または河川から取水して低コ
ストで供給することが望まれている。ところで、人工池
が望まれている地域の海水などは、住宅等からの排水が
多量に流入しているため富栄養化が進んでおり、人工池
の供給水としてそのままでは適さないものである。一
方、池は河川等に比べ水質が安定せず、例えば気象の変
化等により藻類の異常増殖が起こるなどの問題がある。
このため、特に大規模な人工池においては、池に特有の
非定常的な水質異常を解決するための装置を設けなけれ
ばならない。また、大規模な池にはウオーターリムジン
等の遊覧船が運行されることが多い。このような船は、
定期的に船底の塗装を行う必要がある。このような装置
をそれぞれ設けると広いスペースを必要とし、また設備
の構築コストが高くなってしまう。
が大規模なものになると、水道水等の供給ではコストが
高くなり、近隣の海や湖沼または河川から取水して低コ
ストで供給することが望まれている。ところで、人工池
が望まれている地域の海水などは、住宅等からの排水が
多量に流入しているため富栄養化が進んでおり、人工池
の供給水としてそのままでは適さないものである。一
方、池は河川等に比べ水質が安定せず、例えば気象の変
化等により藻類の異常増殖が起こるなどの問題がある。
このため、特に大規模な人工池においては、池に特有の
非定常的な水質異常を解決するための装置を設けなけれ
ばならない。また、大規模な池にはウオーターリムジン
等の遊覧船が運行されることが多い。このような船は、
定期的に船底の塗装を行う必要がある。このような装置
をそれぞれ設けると広いスペースを必要とし、また設備
の構築コストが高くなってしまう。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、水の供給を経済的に行う
ことができ、かつ総合的に池の水質および水量の維持が
行える設備を提供することにある。
で、その目的とするところは、水の供給を経済的に行う
ことができ、かつ総合的に池の水質および水量の維持が
行える設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の池の水浄化システムは、海、湖沼また
は河川から水を汲み上げる汲み上げ装置と、汲み上げら
れた水が導入され水中の懸濁している固体を凝集させる
凝集槽と、この凝集槽から固液混合体が導入され凝集し
た固体を沈降させるとともにその上澄み液を池へ導出す
る沈殿槽と、池の水の一部を汲み上げ固体分を取り除き
池へと戻す循環装置とからなり、前記循環装置が池の水
を一部導入する濾過用導入装置と、濾過を行い濾液を池
に戻す濾過装置とを具備してなるものである。
に請求項1記載の池の水浄化システムは、海、湖沼また
は河川から水を汲み上げる汲み上げ装置と、汲み上げら
れた水が導入され水中の懸濁している固体を凝集させる
凝集槽と、この凝集槽から固液混合体が導入され凝集し
た固体を沈降させるとともにその上澄み液を池へ導出す
る沈殿槽と、池の水の一部を汲み上げ固体分を取り除き
池へと戻す循環装置とからなり、前記循環装置が池の水
を一部導入する濾過用導入装置と、濾過を行い濾液を池
に戻す濾過装置とを具備してなるものである。
【0006】前記課題を解決するために請求項2記載の
池の水浄化システムは、海、湖沼または河川から水を汲
み上げる汲み上げ装置と、汲み上げられた水が導入され
水中の懸濁している固体を凝集させる凝集槽と、この凝
集槽から固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させ
る第一の沈殿槽と、この第一の沈殿槽の上澄み液が導入
されさらに固体を沈降させるとともにその上澄み液を池
へ導出する多目的水槽と、池の水の一部を汲み上げ固体
分を取り除き池へと戻す循環装置とからなり、前記循環
装置が池の水を導入する導入装置と、濾過を行い濾液を
池に戻す濾過装置とを具備してなるものである。
池の水浄化システムは、海、湖沼または河川から水を汲
み上げる汲み上げ装置と、汲み上げられた水が導入され
水中の懸濁している固体を凝集させる凝集槽と、この凝
集槽から固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させ
る第一の沈殿槽と、この第一の沈殿槽の上澄み液が導入
されさらに固体を沈降させるとともにその上澄み液を池
へ導出する多目的水槽と、池の水の一部を汲み上げ固体
分を取り除き池へと戻す循環装置とからなり、前記循環
装置が池の水を導入する導入装置と、濾過を行い濾液を
池に戻す濾過装置とを具備してなるものである。
【0007】また、請求項3記載の池の水浄化システム
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、前記
濾過装置の洗浄排水を多目的水槽に送る第一の導出手段
と、前記多目的水槽内の排水を適量ずつ前記凝集槽へと
送る第二の導出手段とを具備してなることを前記課題の
解決手段とした。
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、前記
濾過装置の洗浄排水を多目的水槽に送る第一の導出手段
と、前記多目的水槽内の排水を適量ずつ前記凝集槽へと
送る第二の導出手段とを具備してなることを前記課題の
解決手段とした。
【0008】また、請求項4記載の池の水浄化システム
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、ヘド
ロの回収および浮遊ごみの回収に伴って生じる排水を前
記多目的水槽に送る第三の導出手段と、前記多目的水槽
内の排水を適量ずつ前記凝集槽へと送る第二の導出手段
とを具備してなることを前記課題の解決手段とした。
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、ヘド
ロの回収および浮遊ごみの回収に伴って生じる排水を前
記多目的水槽に送る第三の導出手段と、前記多目的水槽
内の排水を適量ずつ前記凝集槽へと送る第二の導出手段
とを具備してなることを前記課題の解決手段とした。
【0009】また、請求項5記載の池の水浄化システム
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、池の
水を前記多目的水槽に導入する水槽用導入装置を具備
し、この多目的水槽が、池の水が導入されるとともに殺
藻剤が入れられる殺藻処理槽と、この殺藻処理槽からの
水が流入する殺藻用反応槽と、この殺藻用反応槽からの
水が流入し残留塩素除去剤が入れられる残留塩素除去槽
と、この残留塩素除去槽からの水が流入し所定時間滞留
させ残留塩素を減少させた水を池に導出する残留塩素消
去槽とからなることを前記課題の解決手段とした。
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、池の
水を前記多目的水槽に導入する水槽用導入装置を具備
し、この多目的水槽が、池の水が導入されるとともに殺
藻剤が入れられる殺藻処理槽と、この殺藻処理槽からの
水が流入する殺藻用反応槽と、この殺藻用反応槽からの
水が流入し残留塩素除去剤が入れられる残留塩素除去槽
と、この残留塩素除去槽からの水が流入し所定時間滞留
させ残留塩素を減少させた水を池に導出する残留塩素消
去槽とからなることを前記課題の解決手段とした。
【0010】また、請求項6記載の池の水浄化システム
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、前記
多目的水槽に、船舶通行用の水門が形成されていること
を前記課題の解決手段とした。
は、請求項2記載の池の水浄化システムにおいて、前記
多目的水槽に、船舶通行用の水門が形成されていること
を前記課題の解決手段とした。
【0011】
【作用】本発明の請求項1、2記載の池の水浄化システ
ムでは、海水等が汲み上げられ凝集槽に導入される。凝
集槽においては、凝集剤が添加され、水中の懸濁物質が
凝集しフロックとなる。凝集槽において形成されたフロ
ックと水は沈殿槽へと送られ、フロックは沈殿槽の下部
に沈降し上澄み液は池へと導出される。また、循環装置
が、池の水を導入し濾過装置によって懸濁物質を取り除
き、透明度の高くなった水を池に導出する。
ムでは、海水等が汲み上げられ凝集槽に導入される。凝
集槽においては、凝集剤が添加され、水中の懸濁物質が
凝集しフロックとなる。凝集槽において形成されたフロ
ックと水は沈殿槽へと送られ、フロックは沈殿槽の下部
に沈降し上澄み液は池へと導出される。また、循環装置
が、池の水を導入し濾過装置によって懸濁物質を取り除
き、透明度の高くなった水を池に導出する。
【0012】本発明の請求項3、4記載の池の水浄化シ
ステムでは、多目的水槽が、濾過装置の洗浄排水および
池の清掃に伴って生じる排水を一時貯留し、これらの排
水を適量ずつ凝集槽に導出する。
ステムでは、多目的水槽が、濾過装置の洗浄排水および
池の清掃に伴って生じる排水を一時貯留し、これらの排
水を適量ずつ凝集槽に導出する。
【0013】本発明の請求項5記載の池の水浄化システ
ムでは、池の水が多目的水槽の殺藻処理槽に導入され殺
藻剤が添加される。殺藻剤混合水が前記殺藻処理槽から
殺藻用反応槽に流入し、殺藻反応が進行する。殺藻処理
後の水が前記殺藻用反応槽から残留塩素除去槽に流入
し、残留塩素除去剤が添加される。残留塩素除去剤混合
水が前記残留塩素除去槽から残留塩素消去槽に流入し、
残留塩素濃度が減少していく。残留塩素濃度が低くなっ
た水が、池に導出される。
ムでは、池の水が多目的水槽の殺藻処理槽に導入され殺
藻剤が添加される。殺藻剤混合水が前記殺藻処理槽から
殺藻用反応槽に流入し、殺藻反応が進行する。殺藻処理
後の水が前記殺藻用反応槽から残留塩素除去槽に流入
し、残留塩素除去剤が添加される。残留塩素除去剤混合
水が前記残留塩素除去槽から残留塩素消去槽に流入し、
残留塩素濃度が減少していく。残留塩素濃度が低くなっ
た水が、池に導出される。
【0014】本発明の請求項6記載の池の水浄化システ
ムでは、船舶が多目的水槽内に入域できる。
ムでは、船舶が多目的水槽内に入域できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の池の水浄化システムを実施例
によって詳しく説明する。図1ないし図3は本発明の池
の水浄化システムの一実施例を示す図であり、これらの
図において符号1は池の水浄化システム(以下、システ
ムと略称する)である。このシステム1は、海水を利用
し大規模人工池の水量および水質を維持するためのもの
であって、取水装置2と、凝集槽3と、沈殿槽4と、多
目的水槽5と、循環装置6と、脱水装置8とからなるも
のである。
によって詳しく説明する。図1ないし図3は本発明の池
の水浄化システムの一実施例を示す図であり、これらの
図において符号1は池の水浄化システム(以下、システ
ムと略称する)である。このシステム1は、海水を利用
し大規模人工池の水量および水質を維持するためのもの
であって、取水装置2と、凝集槽3と、沈殿槽4と、多
目的水槽5と、循環装置6と、脱水装置8とからなるも
のである。
【0016】取水装置2は、海水を汲み上げ凝集槽3へ
と送るもので、ポンプ7と、一端部が海水中に位置し他
端部がポンプ7に取り付けられている第一のパイプと、
一端部がポンプ7に取り付けられ他端部が凝集槽3に連
結されている第二のパイプとからなるものである。ま
た、前記ポンプ7と同様に予備ポンプ(図示略)が設け
られている。また、第一のパイプの海水中の一端部は、
ごみ等を汲み上げないために網目状の板が取り付けられ
ている。
と送るもので、ポンプ7と、一端部が海水中に位置し他
端部がポンプ7に取り付けられている第一のパイプと、
一端部がポンプ7に取り付けられ他端部が凝集槽3に連
結されている第二のパイプとからなるものである。ま
た、前記ポンプ7と同様に予備ポンプ(図示略)が設け
られている。また、第一のパイプの海水中の一端部は、
ごみ等を汲み上げないために網目状の板が取り付けられ
ている。
【0017】凝集槽3は、懸濁物質および微量の重金属
を凝集させるための高分子、ポリ塩化アルミニウム等の
凝集剤が添加され、懸濁物質が凝集しフロックとなるよ
うに撹拌が行われるものである。
を凝集させるための高分子、ポリ塩化アルミニウム等の
凝集剤が添加され、懸濁物質が凝集しフロックとなるよ
うに撹拌が行われるものである。
【0018】沈殿槽4は、前記凝集槽3内を所定時間滞
留し形成されたフロックおよび水が導入され、フロック
が沈降するものである。沈降したフロックは脱水装置8
に送られ、上澄み液のみが多目的水槽5へと送られるも
のである。
留し形成されたフロックおよび水が導入され、フロック
が沈降するものである。沈降したフロックは脱水装置8
に送られ、上澄み液のみが多目的水槽5へと送られるも
のである。
【0019】多目的水槽5は、図2に示すように多目的
に使用される直方体のもので、内部に隔壁が設けられて
おり直方体の五つの槽から構成されている。この多目的
水槽5は、第一槽(残留塩素消去槽)11と、第一槽1
1の長辺に隣接した第一槽11とほぼ同型の第二槽(殺
藻用反応槽)12と、第一槽11の短辺に隣接した第三
槽13と、第三槽13の反対側に第一槽11と第二槽1
2の短辺に隣接した第四槽(残留塩素除去槽)14と、
第二槽12および第三槽13と隣接した第五槽(殺藻処
理槽)15とからなるものである。
に使用される直方体のもので、内部に隔壁が設けられて
おり直方体の五つの槽から構成されている。この多目的
水槽5は、第一槽(残留塩素消去槽)11と、第一槽1
1の長辺に隣接した第一槽11とほぼ同型の第二槽(殺
藻用反応槽)12と、第一槽11の短辺に隣接した第三
槽13と、第三槽13の反対側に第一槽11と第二槽1
2の短辺に隣接した第四槽(残留塩素除去槽)14と、
第二槽12および第三槽13と隣接した第五槽(殺藻処
理槽)15とからなるものである。
【0020】第一槽11は、図3に示すように、1/1
00〜1/10の勾配の底を有し第四槽14側が深く形
成されており第四槽14側に汚泥を集めるためのピット
11aが形成されている。この第一槽11は、第四槽1
4側との隔壁14aが第三槽13側との隔壁13aより高
いもので、第三槽13、第四槽14近くに隔壁と平行に
第一槽11上部を仕切る整流壁11b,11bが取り付け
られている。この第一槽11には、第四槽14近くに沈
殿槽4からの上澄み液を導入するためのパイプ21が取
り付けられ、ピット11a近くには汚泥を凝集槽3に導
出するためのパイプ24が取り付けられている。
00〜1/10の勾配の底を有し第四槽14側が深く形
成されており第四槽14側に汚泥を集めるためのピット
11aが形成されている。この第一槽11は、第四槽1
4側との隔壁14aが第三槽13側との隔壁13aより高
いもので、第三槽13、第四槽14近くに隔壁と平行に
第一槽11上部を仕切る整流壁11b,11bが取り付け
られている。この第一槽11には、第四槽14近くに沈
殿槽4からの上澄み液を導入するためのパイプ21が取
り付けられ、ピット11a近くには汚泥を凝集槽3に導
出するためのパイプ24が取り付けられている。
【0021】第二槽12は、第一槽11に隣接してお
り、第一槽11と反対側に池内の遊覧船が通るための水
門41が形成されている。この第二槽12は、底部に槽
内を曝気するための散気管が取り付けられている。第二
槽12は、第四槽14と第五槽15に隣接しているもの
で、第四槽14との隔壁14aが第五槽15との隔壁1
5aよりも高く形成されている。この第二槽12は、遊
覧船の塗装等を行うことのできる広さを有し第一槽11
と同様の整流壁12b,12bが取り付けられ、船を乗せ
るための架台(図示略)が設けられている。また、第四
槽14側には、沈殿槽3から上澄み液を導入するパイプ
23と、濾過装置10からの洗浄排水を導入するパイプ
26(第一の導出手段)と、ヘドロの回収および浮遊ご
みの回収に伴って生じる排水を導入するパイプ31(第
三の導出手段)と、第二槽内の固液混合物を凝集槽へと
導出するパイプ25(第二の導出手段)の一端部が槽内
に取り付けられている。これらのパイプ23,28,3
1,25にはバルブが取り付けられており、通常時には
閉じられている。また、池との水位を同一とするための
パイプ40が設置されており、バルブを開けることによ
り池の水が流入する。
り、第一槽11と反対側に池内の遊覧船が通るための水
門41が形成されている。この第二槽12は、底部に槽
内を曝気するための散気管が取り付けられている。第二
槽12は、第四槽14と第五槽15に隣接しているもの
で、第四槽14との隔壁14aが第五槽15との隔壁1
5aよりも高く形成されている。この第二槽12は、遊
覧船の塗装等を行うことのできる広さを有し第一槽11
と同様の整流壁12b,12bが取り付けられ、船を乗せ
るための架台(図示略)が設けられている。また、第四
槽14側には、沈殿槽3から上澄み液を導入するパイプ
23と、濾過装置10からの洗浄排水を導入するパイプ
26(第一の導出手段)と、ヘドロの回収および浮遊ご
みの回収に伴って生じる排水を導入するパイプ31(第
三の導出手段)と、第二槽内の固液混合物を凝集槽へと
導出するパイプ25(第二の導出手段)の一端部が槽内
に取り付けられている。これらのパイプ23,28,3
1,25にはバルブが取り付けられており、通常時には
閉じられている。また、池との水位を同一とするための
パイプ40が設置されており、バルブを開けることによ
り池の水が流入する。
【0022】第三槽13は、第一槽11から越流してき
た水を池に導出するもので、池に続くパイプ22が取り
付けられている。
た水を池に導出するもので、池に続くパイプ22が取り
付けられている。
【0023】第四槽14は、チオ硫酸ナトリウムの添加
に使用されるもので、チオ硫酸ナトリウム水溶液が入れ
られるパイプ30取り付けられ、第一槽11および第二
槽12との隔壁14aが最外壁5aより低く形成されてお
り、底部には槽内を曝気するための散気管が取り付けら
れている。
に使用されるもので、チオ硫酸ナトリウム水溶液が入れ
られるパイプ30取り付けられ、第一槽11および第二
槽12との隔壁14aが最外壁5aより低く形成されてお
り、底部には槽内を曝気するための散気管が取り付けら
れている。
【0024】第五槽15は、水張り時は海水を用いた処
理水を池に導出するもので、殺藻処理時は池から汲み上
げられた水が導入されるものである。この第五槽15
は、循環装置6と連結したパイプ28と、次亜塩素酸ナ
トリウム水溶液が入れられるパイプ29と、水張り時に
池に水を導出するパイプ27が取り付けられている。ま
た、底部には槽内を曝気するための散気管が取り付けら
れている。
理水を池に導出するもので、殺藻処理時は池から汲み上
げられた水が導入されるものである。この第五槽15
は、循環装置6と連結したパイプ28と、次亜塩素酸ナ
トリウム水溶液が入れられるパイプ29と、水張り時に
池に水を導出するパイプ27が取り付けられている。ま
た、底部には槽内を曝気するための散気管が取り付けら
れている。
【0025】循環装置6は、池の水の一部を汲み上げ濾
過を行い濾液を池に戻すもので、導入装置9と濾過装置
10とからなるものである。導入装置9は、ポンプ9a
を駆動させることにより池の水を濾過装置10に導入す
るものである。このポンプ9aは、上述の殺藻処理時に
池の水を汲み上げるパイプ28とも連結しているもので
ある。濾過装置10は、生物濾過法や濾過の前処理とし
て凝集沈殿を行い、砂等を濾材として濾過を行う急速濾
過法の濾過装置が用いられる。
過を行い濾液を池に戻すもので、導入装置9と濾過装置
10とからなるものである。導入装置9は、ポンプ9a
を駆動させることにより池の水を濾過装置10に導入す
るものである。このポンプ9aは、上述の殺藻処理時に
池の水を汲み上げるパイプ28とも連結しているもので
ある。濾過装置10は、生物濾過法や濾過の前処理とし
て凝集沈殿を行い、砂等を濾材として濾過を行う急速濾
過法の濾過装置が用いられる。
【0026】脱水装置8は、沈殿槽3および多目的水槽
5の第一槽11から汚泥が導入され、有機高分子凝集剤
が添加され撹拌されることによりフロックが再凝集す
る。そして、濾過が行われ、脱水ケーキが作られるもの
である。
5の第一槽11から汚泥が導入され、有機高分子凝集剤
が添加され撹拌されることによりフロックが再凝集す
る。そして、濾過が行われ、脱水ケーキが作られるもの
である。
【0027】このような構成のシステムは、通常は海水
を取水し浄化処理して池に供給するものであり、以下に
述べるように濾過装置洗浄時、池清掃水導入時、水張り
時、藻類異常発生時、船の補修時においては、それぞれ
別の動作をするものである。
を取水し浄化処理して池に供給するものであり、以下に
述べるように濾過装置洗浄時、池清掃水導入時、水張り
時、藻類異常発生時、船の補修時においては、それぞれ
別の動作をするものである。
【0028】通常時は、海水を取水して浄化処理し池に
供給するとともに、循環装置6において池の水が濾過さ
れている。まず、図1に示すように取水装置2が、ポン
プ7を駆動させることにより第一のパイプが海水を汲み
上げ、この海水を第二のパイプが凝集槽3へと送る。第
一のパイプにおいて次亜塩素酸ナトリウムを添加する。
凝集槽3においては、ポリ塩化アルミニウムおよび有機
高分子凝集剤が添加され、水中の懸濁物質が凝集しフロ
ックとなる。沈殿槽4は、凝集槽3から固液混合体が導
入され、フロックが沈降し、上澄み液が多目的水槽5の
第一槽11へと導出される。沈降したフロックは、脱水
装置8へと導出される。多目的水槽5の第一槽11は、
沈殿槽4から上澄み液が導入され、この上澄み液中の細
かい固体が第四槽14側から第三槽13側に移動する内
に沈降する。底部に溜まった汚泥は、脱水装置8に導出
され、透明度の高い液が第三槽13に越流し、第三槽1
3から池へと導出される。
供給するとともに、循環装置6において池の水が濾過さ
れている。まず、図1に示すように取水装置2が、ポン
プ7を駆動させることにより第一のパイプが海水を汲み
上げ、この海水を第二のパイプが凝集槽3へと送る。第
一のパイプにおいて次亜塩素酸ナトリウムを添加する。
凝集槽3においては、ポリ塩化アルミニウムおよび有機
高分子凝集剤が添加され、水中の懸濁物質が凝集しフロ
ックとなる。沈殿槽4は、凝集槽3から固液混合体が導
入され、フロックが沈降し、上澄み液が多目的水槽5の
第一槽11へと導出される。沈降したフロックは、脱水
装置8へと導出される。多目的水槽5の第一槽11は、
沈殿槽4から上澄み液が導入され、この上澄み液中の細
かい固体が第四槽14側から第三槽13側に移動する内
に沈降する。底部に溜まった汚泥は、脱水装置8に導出
され、透明度の高い液が第三槽13に越流し、第三槽1
3から池へと導出される。
【0029】池に水を張り込む場合、所要日数の短縮を
図るため予備ポンプをも作動させ上述の給水量よりも多
い水量を池に導出する。そして、沈殿槽4からの上澄み
液をパイプ23から第二槽12にも導入し、第一槽11
と同様に上澄み液中の細かい固体を沈降させ、透明度の
高い液を第五槽15から池へと導出する。
図るため予備ポンプをも作動させ上述の給水量よりも多
い水量を池に導出する。そして、沈殿槽4からの上澄み
液をパイプ23から第二槽12にも導入し、第一槽11
と同様に上澄み液中の細かい固体を沈降させ、透明度の
高い液を第五槽15から池へと導出する。
【0030】濾過装置10の濾材が目詰まりした場合
は、濾過性能の回復を図るために洗浄を行う。濾材の洗
浄は例えば濾材の下部より曝気して濾材を洗浄する逆流
洗浄が行われる。この逆流洗浄に伴って生じる大量の排
水を、パイプ26によって多目的水槽5の第二槽12に
導出する。第二槽12は、大量の排水を一時貯留すると
ともに、汚泥が底部に溜まらないように曝気を行う。そ
して、パイプ25により第二槽12から凝集槽3に排水
を適量ずつ導出する。このとき汲み上げ装置2からの導
入は止めて、第二槽12から導入された水を上述の取水
時と同様に処理する。
は、濾過性能の回復を図るために洗浄を行う。濾材の洗
浄は例えば濾材の下部より曝気して濾材を洗浄する逆流
洗浄が行われる。この逆流洗浄に伴って生じる大量の排
水を、パイプ26によって多目的水槽5の第二槽12に
導出する。第二槽12は、大量の排水を一時貯留すると
ともに、汚泥が底部に溜まらないように曝気を行う。そ
して、パイプ25により第二槽12から凝集槽3に排水
を適量ずつ導出する。このとき汲み上げ装置2からの導
入は止めて、第二槽12から導入された水を上述の取水
時と同様に処理する。
【0031】良好な景観を維持するためには、船舶によ
って池の底に溜まったヘドロの回収や浮遊ごみの回収を
行う。この際、大量の水も同時に回収してしまう。この
大量の排水を、パイプ31によって多目的水槽5の第二
槽12に導出する。第二槽12は、大量の排水を一時貯
留するとともに、汚泥が底部に溜まらないように曝気を
行う。そして、パイプ25により第二槽12から凝集槽
3に排水を適量ずつ導出する。このとき汲み上げ装置2
からの導入は止めて、第二槽から導入された水を上述の
取水時と同様に処理する。
って池の底に溜まったヘドロの回収や浮遊ごみの回収を
行う。この際、大量の水も同時に回収してしまう。この
大量の排水を、パイプ31によって多目的水槽5の第二
槽12に導出する。第二槽12は、大量の排水を一時貯
留するとともに、汚泥が底部に溜まらないように曝気を
行う。そして、パイプ25により第二槽12から凝集槽
3に排水を適量ずつ導出する。このとき汲み上げ装置2
からの導入は止めて、第二槽から導入された水を上述の
取水時と同様に処理する。
【0032】気象の変化等により池の水に藻類が大量に
発生したときは、殺藻処理を行う。例えば、次亜塩素酸
ナトリウムによって殺藻を行うと、硫酸および塩酸が生
成され残留塩素濃度が高くなり、そのままの水を池に導
出すると池の水中生物が減少してしまう。このため、以
下のように殺藻処理後に残留塩素濃度を低くする処理を
行う。まず、池の藻類および水が、水槽用導入装置16
のパイプ28から、第五槽(殺藻処理槽)15に導入す
る。第五槽15にはパイプ29から殺藻剤である次亜塩
素酸ナトリウム水溶液が添加され、底部の散気管により
曝気され混合される。この殺藻剤混合水が第五槽15内
から隔壁を越流して第二槽(殺藻用反応槽)12内に流
入する。第二槽12内では底部の散気管により曝気され
殺藻反応が進行する。第二槽12内を所定時間滞留した
水は隔壁を越流して第四槽(残留塩素除去槽)14内に
導入される。第四槽14は、残留塩素除去剤であるチオ
硫酸ナトリウム水溶液がパイプ30から添加され底部の
散気管により曝気され撹拌混合される。第四槽14で混
合された水は隔壁を越流して第一槽(残留塩素消去槽)
11内に入る。第一槽11内では、第四槽14から越流
してきた固液混合体が第三槽13側へと移動する内に残
留塩素が消去されるとともに、固体分が沈降し澄んだ水
が第三槽13に越流する。第三槽13は、池へと清浄な
水を導出する。
発生したときは、殺藻処理を行う。例えば、次亜塩素酸
ナトリウムによって殺藻を行うと、硫酸および塩酸が生
成され残留塩素濃度が高くなり、そのままの水を池に導
出すると池の水中生物が減少してしまう。このため、以
下のように殺藻処理後に残留塩素濃度を低くする処理を
行う。まず、池の藻類および水が、水槽用導入装置16
のパイプ28から、第五槽(殺藻処理槽)15に導入す
る。第五槽15にはパイプ29から殺藻剤である次亜塩
素酸ナトリウム水溶液が添加され、底部の散気管により
曝気され混合される。この殺藻剤混合水が第五槽15内
から隔壁を越流して第二槽(殺藻用反応槽)12内に流
入する。第二槽12内では底部の散気管により曝気され
殺藻反応が進行する。第二槽12内を所定時間滞留した
水は隔壁を越流して第四槽(残留塩素除去槽)14内に
導入される。第四槽14は、残留塩素除去剤であるチオ
硫酸ナトリウム水溶液がパイプ30から添加され底部の
散気管により曝気され撹拌混合される。第四槽14で混
合された水は隔壁を越流して第一槽(残留塩素消去槽)
11内に入る。第一槽11内では、第四槽14から越流
してきた固液混合体が第三槽13側へと移動する内に残
留塩素が消去されるとともに、固体分が沈降し澄んだ水
が第三槽13に越流する。第三槽13は、池へと清浄な
水を導出する。
【0033】池内の遊覧船は、定期的に船底の塗装を行
う必要がある。遊覧船のドックとして多目的水槽5を使
用する。まず、多目的水槽5の第二槽12と池とに連通
しているパイプ40により第二槽12の水位を池の水位
と同じにし、水門41を開けて遊覧船を第二槽12に入
域させる。そして、水門41を閉めて第二槽12中の水
を、パイプ25により凝集槽3へと導出する。第二槽1
2中には架台が設けられており、第二槽12中の水の導
出に伴い水位が下がるときに架台の位置に船を乗せる。
また、塗装作業に伴い大量の排水が生じた場合は、パイ
プ25により第二槽12から凝集槽3に導出することが
できる。塗装等が終了した後、再びパイプ40により第
二槽12の水位を池の水位と同一にし、水門41を開け
て、第二槽12から船を池に移動させる。
う必要がある。遊覧船のドックとして多目的水槽5を使
用する。まず、多目的水槽5の第二槽12と池とに連通
しているパイプ40により第二槽12の水位を池の水位
と同じにし、水門41を開けて遊覧船を第二槽12に入
域させる。そして、水門41を閉めて第二槽12中の水
を、パイプ25により凝集槽3へと導出する。第二槽1
2中には架台が設けられており、第二槽12中の水の導
出に伴い水位が下がるときに架台の位置に船を乗せる。
また、塗装作業に伴い大量の排水が生じた場合は、パイ
プ25により第二槽12から凝集槽3に導出することが
できる。塗装等が終了した後、再びパイプ40により第
二槽12の水位を池の水位と同一にし、水門41を開け
て、第二槽12から船を池に移動させる。
【0034】以上の様な池の水浄化システム1によれ
ば、水道水などを用いた場合に比べて水の供給のコスト
を低減することができる。また、多目的水槽5において
効果的に殺藻処理、排水処理を行うことができる。ま
た、設備の設置面積が、それぞれ別個の装置を設ける場
合に比べ、多目的水槽5を多目的に使用することによ
り、省スペースを図ることができ、また設備の構築コス
トも低減することができる。
ば、水道水などを用いた場合に比べて水の供給のコスト
を低減することができる。また、多目的水槽5において
効果的に殺藻処理、排水処理を行うことができる。ま
た、設備の設置面積が、それぞれ別個の装置を設ける場
合に比べ、多目的水槽5を多目的に使用することによ
り、省スペースを図ることができ、また設備の構築コス
トも低減することができる。
【0035】また、このような池の水浄化システムにあ
っては、多目的水槽がユニットとなっているので、設置
および取り付けが容易である。
っては、多目的水槽がユニットとなっているので、設置
および取り付けが容易である。
【0036】なお、上述の実施例では取水源を海域とし
たが、湖沼や河川を取水源としてもよい。また、本発明
のシステムの多目的水槽において、底部に溜まった汚泥
を清掃するために第一槽11の上方から放水するパイプ
を設けてもよい。
たが、湖沼や河川を取水源としてもよい。また、本発明
のシステムの多目的水槽において、底部に溜まった汚泥
を清掃するために第一槽11の上方から放水するパイプ
を設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の池の水浄化シス
テムによれば、海、湖沼または河川から水を汲み上げる
汲み上げ装置と、汲み上げられた水が導入され水中の懸
濁している固体を凝集させる凝集槽と、この凝集槽から
固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させるととも
にその上澄み液を池へ導出する沈殿槽と、池の水の一部
を汲み上げ固体分を取り除き池へと戻す循環装置とから
なり、前記循環装置が池の水を導入する濾過用導入装置
と、濾過を行い濾液を池に戻す濾過装置とを具備してい
るので、水道水等の上水を用いた場合に比べて低コスト
で、かつ良好な水を供給することができる。また、循環
装置により定常的に濾過が行われているので、透明度の
高い良好な景観の池とすることができる。
テムによれば、海、湖沼または河川から水を汲み上げる
汲み上げ装置と、汲み上げられた水が導入され水中の懸
濁している固体を凝集させる凝集槽と、この凝集槽から
固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させるととも
にその上澄み液を池へ導出する沈殿槽と、池の水の一部
を汲み上げ固体分を取り除き池へと戻す循環装置とから
なり、前記循環装置が池の水を導入する濾過用導入装置
と、濾過を行い濾液を池に戻す濾過装置とを具備してい
るので、水道水等の上水を用いた場合に比べて低コスト
で、かつ良好な水を供給することができる。また、循環
装置により定常的に濾過が行われているので、透明度の
高い良好な景観の池とすることができる。
【0038】本発明の請求項3、4記載の池の水浄化シ
ステムによれば、濾過装置の洗浄排水ならびにヘドロの
回収および浮遊ごみの回収に伴って生じる排水を多目的
水槽に送る導出手段と、前記多目的水槽内の排水を適量
ずつ前記凝集槽へと送る導出手段とを具備しているの
で、これらの排水を処理するための特別な装置を要せ
ず、省スペースであるとともに、建設コストを低減させ
ることができる。
ステムによれば、濾過装置の洗浄排水ならびにヘドロの
回収および浮遊ごみの回収に伴って生じる排水を多目的
水槽に送る導出手段と、前記多目的水槽内の排水を適量
ずつ前記凝集槽へと送る導出手段とを具備しているの
で、これらの排水を処理するための特別な装置を要せ
ず、省スペースであるとともに、建設コストを低減させ
ることができる。
【0039】本発明の請求項5記載の池の水浄化システ
ムによれば、池の水を前記多目的水槽に導入する水槽用
導入装置を具備し、この多目的水槽が、池の水が導入さ
れるとともに殺藻剤が入れられる殺藻処理槽と、この殺
藻処理槽からの水が流入する殺藻用反応槽と、この殺藻
用反応槽からの水が流入し残留塩素除去剤が入れられる
残留塩素除去槽と、この残留塩素除去槽からの水が流入
し所定時間槽内を滞留した水を池に送る残留塩素消去槽
とからなるので、気象の変化等により藻類が大量に発生
した際、多目的水槽において殺藻処理および残留塩素除
去が行えるものであるので、異常に即応することがで
き、常に高い透明度の水を有する池とすることができ、
また処理するための特別な装置を要せず、省スペースで
あるとともに、建設コストを低減させることができる。
ムによれば、池の水を前記多目的水槽に導入する水槽用
導入装置を具備し、この多目的水槽が、池の水が導入さ
れるとともに殺藻剤が入れられる殺藻処理槽と、この殺
藻処理槽からの水が流入する殺藻用反応槽と、この殺藻
用反応槽からの水が流入し残留塩素除去剤が入れられる
残留塩素除去槽と、この残留塩素除去槽からの水が流入
し所定時間槽内を滞留した水を池に送る残留塩素消去槽
とからなるので、気象の変化等により藻類が大量に発生
した際、多目的水槽において殺藻処理および残留塩素除
去が行えるものであるので、異常に即応することがで
き、常に高い透明度の水を有する池とすることができ、
また処理するための特別な装置を要せず、省スペースで
あるとともに、建設コストを低減させることができる。
【0040】本発明の請求項6記載の池の水浄化システ
ムによれば、前記多目的水槽に、船舶通行用の水門が形
成されているので、別個にドックを設ける必要がなく、
省スペース化がなされるとともに、建設コストが低減さ
れる。
ムによれば、前記多目的水槽に、船舶通行用の水門が形
成されているので、別個にドックを設ける必要がなく、
省スペース化がなされるとともに、建設コストが低減さ
れる。
【0041】上記の様々な効果とともに、各種の用途を
多目的水槽において行うと、池の水質維持に特有な非定
常な問題を処理する設備が省スペースのものとなりま
た、設備の構築コストも低減する。これらの相乗効果に
よりさらに優れた効果を有する池の水浄化システムを提
供することができる。
多目的水槽において行うと、池の水質維持に特有な非定
常な問題を処理する設備が省スペースのものとなりま
た、設備の構築コストも低減する。これらの相乗効果に
よりさらに優れた効果を有する池の水浄化システムを提
供することができる。
【図1】本発明の池の水浄化システムの一実施例を示す
概略配管図である。
概略配管図である。
【図2】図1に示した池の水浄化システムの多目的水槽
の平面図である。
の平面図である。
【図3】図1に示した池の水浄化システムの多目的水槽
の断面図である。
の断面図である。
1 池の水浄化システム 2 汲み上げ装置 3 凝集槽 4 (第一の)沈殿槽 5 多目的水槽 6 循環装置 9 濾過用導入装置 10 濾過装置 16 水槽用導入装置 11 第一槽(殺藻処理槽) 12 第二槽(殺藻用反応槽) 13 第三槽(残留塩素除去槽) 14 第四槽(残留塩素消去槽) 26 第一の導出手段 25 第二の導出手段 31 第三の導出手段 41 水門
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/58 L 1/76 A 9045−4D E02B 3/00 7150−2D (72)発明者 樫内 孝信 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 吉ヶ江 隆広 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 海、湖沼または河川から水を汲み上げる
汲み上げ装置と、汲み上げられた水が導入され水中の懸
濁している固体を凝集させる凝集槽と、この凝集槽から
固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させるととも
にその上澄み液を池へ導出する沈殿槽と、池の水の一部
を汲み上げ固体分を取り除き池へと戻す循環装置とから
なり、前記循環装置が池の水を導入する濾過用導入装置
と、濾過を行い濾液を池に戻す濾過装置とを具備してな
ることを特徴とする池の水浄化システム。 - 【請求項2】 海、湖沼または河川から水を汲み上げる
汲み上げ装置と、汲み上げられた水が導入され水中の懸
濁している固体を凝集させる凝集槽と、この凝集槽から
固液混合体が導入され凝集した固体を沈降させる第一の
沈殿槽と、この第一の沈殿槽の上澄み液が導入されさら
に固体を沈降させるとともにその上澄み液を池へ導出す
る多目的水槽と、池の水の一部を汲み上げ固体分を取り
除き池へと戻す循環装置とからなり、前記循環装置が池
の水を導入する導入装置と、濾過を行い濾液を池に戻す
濾過装置とを具備してなることを特徴とする池の水浄化
システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の池の水浄化システムにお
いて、前記濾過装置の洗浄排水を多目的水槽に送る第一
の導出手段と、前記多目的水槽内の排水を適量ずつ前記
凝集槽へと送る第二の導出手段とを具備してなることを
特徴とする池の水浄化システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の池の水浄化システムにお
いて、ヘドロの回収および浮遊ごみの回収に伴って生じ
る排水を前記多目的水槽に送る第三の導出手段と、前記
多目的水槽内の排水を適量ずつ前記凝集槽へと送る第二
の導出手段とを具備してなることを特徴とする池の水浄
化システム。 - 【請求項5】 請求項2記載の池の水浄化システムにお
いて、池の水を前記多目的水槽に導入する水槽用導入装
置を具備し、この多目的水槽が、池の水が導入されると
ともに殺藻剤が入れられる殺藻処理槽と、この殺藻処理
槽からの水が流入する殺藻用反応槽と、この殺藻用反応
槽からの水が流入し残留塩素除去剤が入れられる残留塩
素除去槽と、この残留塩素除去槽からの水が流入し所定
時間滞留させ残留塩素を減少させた水を池に導出する残
留塩素消去槽とからなることを特徴とする池の水浄化シ
ステム。 - 【請求項6】 請求項2記載の池の水浄化システムにお
いて、前記多目的水槽に、船舶通行用の水門が形成され
ていることを特徴とする池の水浄化システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4119278A JPH05309207A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 池の水浄化システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4119278A JPH05309207A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 池の水浄化システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309207A true JPH05309207A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14757428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4119278A Pending JPH05309207A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 池の水浄化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05309207A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229316A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Toyo Suigei Kk | 水中濾過装置 |
| WO2000018689A1 (en) * | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Ebara Corporation | Method and apparatus for disinfecting drainage |
| JP2006266070A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-10-05 | Takeshi Hayashi | 高潮水害浮上建築物とその建造方法 |
| CN102600661A (zh) * | 2011-01-20 | 2012-07-25 | 苏州波塞顿节能环保工程有限公司 | 一种潜水型池水过滤机 |
| CN116815695A (zh) * | 2022-02-11 | 2023-09-29 | 杭州昂创科技有限公司 | 吹填区多级装配式生态退水系统及施工方法 |
| US11773552B2 (en) | 2021-10-07 | 2023-10-03 | Joao Carlos Gomes De Oliveira | Process of implementation of artificial beach of running water for recreation |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP4119278A patent/JPH05309207A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229316A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Toyo Suigei Kk | 水中濾過装置 |
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| KR100659252B1 (ko) * | 1998-09-28 | 2006-12-18 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 배수의 소독방법 및 장치 |
| JP2006266070A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-10-05 | Takeshi Hayashi | 高潮水害浮上建築物とその建造方法 |
| CN102600661A (zh) * | 2011-01-20 | 2012-07-25 | 苏州波塞顿节能环保工程有限公司 | 一种潜水型池水过滤机 |
| US11773552B2 (en) | 2021-10-07 | 2023-10-03 | Joao Carlos Gomes De Oliveira | Process of implementation of artificial beach of running water for recreation |
| CN116815695A (zh) * | 2022-02-11 | 2023-09-29 | 杭州昂创科技有限公司 | 吹填区多级装配式生态退水系统及施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011030 |