JPH0530932A - 豆腐様食品の製造法 - Google Patents

豆腐様食品の製造法

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JPH0530932A
JPH0530932A JP3214216A JP21421691A JPH0530932A JP H0530932 A JPH0530932 A JP H0530932A JP 3214216 A JP3214216 A JP 3214216A JP 21421691 A JP21421691 A JP 21421691A JP H0530932 A JPH0530932 A JP H0530932A
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JP
Japan
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tofu
food
protein concentration
soymilk
concentration
Prior art date
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Application number
JP3214216A
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English (en)
Inventor
Akio Obata
明雄 小幡
Nobuhiro Horie
伸浩 堀江
Masaru Matsuura
勝 松浦
Mitsuo Takahashi
三男 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 豆乳を原料とし、豆腐とは異なるテクスチャ
ーを有する、デザート等に適した食品を得る。 【構成】 豆乳の蛋白質濃度を7%以上、蛋白質濃度に
対する可溶性糖濃度の比を0.17以下としこれに0.2%以
下の凝固剤を添加し、加熱凝固する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレアチーズケーキ様のテ
クスチャーと呈味を有する豆腐様食品の製造法に係わ
り、その目的はフルーツソース等をかけてデザートとし
て食するに好適な新規な大豆食品を提供するにある。
【0002】
【従来の技術及び課題】大豆を原料とする豆腐は良質な
蛋白質を含み、古来日本の伝統食品として各種料理に用
いられてきた。そして近年では健康食品として、日本食
ブームと相俟って海外でも消費が増大している。豆腐に
は絹ごし豆腐、木綿豆腐、凍豆腐等があり、またこれの
加工品として厚揚げ、がんもどき等があるが、これらは
いずれも惣菜として用いられる食品である。
【0003】また豆乳を原料とするプリン様食品の種々
の製造法も提案されている。例えば濃縮豆乳を用いる方
法(特開昭50-155645)、豆乳と油脂の混合物を加熱凝
固せしめる方法(特開昭58-89153)等である。しかしな
がらこれらのプリン様食品は製造法が煩雑であったり、
また香味的にも濃縮に伴う大豆臭の増大、あるいは食感
的にも未だ豆腐の域をでるものではない。
【0004】本発明者等は、豆腐の健康食品としてのイ
メージ、栄養的価値等に着目し、これをおやつやデザー
トとしても楽しめる食品にすることができないものかと
種々検討した。豆腐の豆腐たる所以はあの独特のテクス
チャーにあり、これを変えることが開発の近道との考え
のもとに研究を進めたところ、豆乳の蛋白質濃度を7%
以上とし 、これに少量の凝固剤を添加して凝固させる
ことにより、レアチーズケーキ様のテクスチャーを有す
るものとなり、また蛋白質濃度の高濃度化に伴う大豆臭
の増大は、豆乳中の低分子成分を減少させることにより
防ぐことができるという知見を得た。また蛋白質濃度と
低分子成分の調整は、限外濾過膜を用いて豆乳を処理す
ることにより同時に可能であるという知見を得た。
【0005】本発明はこれらの知見に基づいてなされた
ものであって、以下の説明で本発明を明らかにする。な
お低分子成分とは、大豆の水溶性低分子成分全体を指す
のであるが、本発明では可溶性糖分を指標とした。すな
わち可溶性糖分とは大豆の水浸漬や磨砕等によって溶出
する水溶性糖分を指し、その総量は以下の方法で求めら
れる。
【0006】原料大豆を一定量の水で浸漬したのち浸漬
水とともに磨砕し、これを濾過して得た豆乳を塩酸でpH
4.5に調節し、蛋白を沈殿させ、遠心分離して上澄液の
糖濃度をフェノール−硫酸法でグルコース量として求め
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における原料豆乳
は通常の豆腐製造で用いられる豆乳と何等変わるところ
がない。例えば丸大豆あるいは脱皮大豆を1〜20時間水
浸漬し、充分膨潤させた大豆を磨砕し、得られた呉を80
〜120°Cの加熱を行なったのち濾過して得られたも
の、あるいは濾過後に加熱した豆乳であるが、前者の方
が好ましい。また生豆乳をそのまま低温で膜処理するこ
とも可能である。
【0008】豆乳の濃度は蛋白質濃度で1.0〜6.5%、特
に2.0〜4.5%のものが好ましい。なお、蛋白質濃度は、
ケルダール法により測定した総窒素量に5.71を乗じた値
より求めた。また豆乳は予め均質化処理しておけば膜処
理の効率を高めることができ、更にまた殺菌を目的とし
て100〜150°C、0.5〜120秒の加熱処理を行なうことに
より、膜処理中の微生物汚染を防止することができる。
【0009】この様な原料豆乳を分画分子量30,000以上
の限外濾過膜を用いて処理し、蛋白質濃度を7%以上、
好ましくは7.5〜9.5%、豆乳中の蛋白質濃度に対する可
溶性糖濃度の比を0.17以下、好ましくは0.12以下に濃
縮、調整するのであるが、蛋白質濃度が7%以下の場合
レアチーズケーキ様の食感は得られない。また可溶性糖
濃度が高いと大豆臭が強くなり好ましくない。
【0010】蛋白質濃度に対する可溶性糖濃度の比が0.
17という数値は原料大豆中の可溶性糖分の45%に相応す
るものであり、O.12は同じく35%に相応するものであ
る。ちなみに通常の豆乳(除糖しない豆乳)のそれは0.
35程度である。また膜の分画分子量は30,000〜150,000
程度が好ましい。なぜならば分画分子量30,000以下の膜
を使用した場合濾過効率が悪く、また分画分子量が大き
過ぎる限外濾過膜は豆乳中の蛋白質も通過させ原料利用
率の低下をもたらすのである。
【0011】使用する膜はポリスルホン、ポリオレフィ
ン、ポリアクリロニトリル、酢酸セルロース等の合成高
分子素材から成るもの、あるいはジルコニアセラミッ
ク、アルミナセラミック等のセラミック膜であり、形状
は平膜、中空糸状等通常のものが使用できる。膜処理は
水を加えながら低分子成分を積極的に除去する、いわゆ
る「ダイアフィルトレーション」を行なうことが好まし
い。
【0012】このようにして蛋白質濃度を7%以上、蛋
白質濃度に対する可溶性糖濃度の比を0.17以下に調整し
た豆乳に豆腐用凝固剤、例えばグルコノデルタラクトン
(GDL)を添加する。凝固剤の添加量は0.2%以下とするこ
とが肝要で、これ以上であると硬くなりすぎ目的とする
テクスチャーの製品は得られない。
【0013】凝固剤を添加した豆乳は適宜の容器に充填
し、豆腐製造におけると同様にして加熱凝固させる。す
なわち豆乳が充填された容器を温水あるいは蒸気で80〜
95°Cで20〜120分間加熱する。あるいはレトルト製品
とする場合には、レトルト釜中で110〜130°C、20〜12
0分間の加熱殺菌を行なう。勿論、無菌豆乳に無菌凝固
剤を添加し、無菌雰囲気下で充填し、加熱凝固させて製
品とすることもできることは言うまでもない。
【0014】このようにして得られた製品は通常の豆腐
とは全く異なるテクスチャーを有する新規な豆腐様食品
であり、これに例えばキウイソースをかければレアチー
ズケーキ様のデザートとして楽しむことができる。また
必要により、豆乳中に甘味料、酸味料、香料等を適宜添
加することができる。
【0015】
【実験例】以下に実験例を示し、本発明の製品が特有の
テクスチャーを有することを明らかにする。
【0016】豆乳の調整 丸大豆を水道水に16時間浸漬して膨潤させ、これを4倍
量の水と共に磨砕して得た生呉を、90°C、30秒間加熱
後濾過し、蛋白質濃度4%の豆乳を得た。この豆乳を住
友重機械エンバイロテック社製カーボセップ膜M−1
(ジルコニアセラミック膜 分画分子量150,000)を用
い、操作圧力3.0kg/cm2・G、差圧1.8kg/cm2
・G、、豆乳温度55°Cの操作条件で水を加えながら処
理し表1に示す成分の豆乳を調整した。
【0017】これらの豆乳にGDLをそれぞれ表1に示す
濃度で添加し、プラスチック容器に充填、密封し温水中
で90°C、30分加熱、凝固させ豆腐様食品を得た。これ
らをテンシプレッサー(タケトモ電機製)を用い、硬さ
と弾力を測定した。 尚、これらの測定値は以下の方法
によった。
【0018】硬さ:製品を17mm角の立方体に切り、こ
れを直径40mmの円形プランジャーで12mm押しつぶ
し、プランジャーが製品と接触してから破断するまでの
仕事量を測定し、積算計の読みを硬さとした。 弾力:プランジャーが製品と接触してから破断するまで
の、プランジャーの動いた距離(mm)を製品の高さ
(17mm)で除した値を%で示した。また参考のため、
市販の絹ごし豆腐、卵豆腐、コーヒーゼリーも測定し
た。
【0019】
【0020】この結果から明らかなように、本発明によ
る豆腐様食品である試料NO.(4),(6),(7),(9),(11)は硬
さが600〜1000、弾力が60〜70であり、試料NO.(12)の市
販の絹ごし豆腐とは全く異なるものであり、卵豆腐に近
いテクスチャーを有するものである。また、試料NO.(2)
の様に蛋白質濃度に対する可溶性糖濃度の比が0.17以上
のものは大豆臭が強く、デザート食品としては不向きで
ある。更に、試料NO.(1),(3),(5),(8),(10)は硬さはあ
るが弾力がなく、硬めの豆腐という域をでないものであ
る。本発明製品を冷たく冷やし、キウイソースをかけて
食したところ、非常に美味であった。
【0021】
【実施例】丸大豆100kgを水道水に16時間浸漬したの
ち磨砕し、得られた生呉を105°C、30秒間加熱後、ス
クリューデカンターで濾過し、豆乳450Lを得た。この豆
乳の蛋白質濃度は5.0%であった。この豆乳をホモジナ
イザーで均質化処理した後、分画分子量150,000のジル
コニアセラミック膜を有する限外濾過装置に導入して、
処理温度55°C、平均操作圧5.0kg/cm2・Gで連続
的に処理し、蛋白質濃度8%、蛋白質濃度に対する可溶
性糖濃度の比が0.11の濃縮豆乳270Lを得た。この豆乳を
間接加熱殺菌機にて135°C、5秒間の加熱を行なったの
ち直ちに冷却し、凝固剤としてGDLを0.2%添加し、これ
をポリプロピレン製容器に充填、密封した。ついでこれ
を95°Cの湯浴中で60分間加熱し、豆腐様食品を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 三男 千葉県野田市野田339番地 キツコーマン 株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 豆乳を分画分子量30,000以上の限外濾過
    膜を用いて処理し、蛋白質濃度を7%以上、蛋白質濃度
    に対する可溶性糖濃度の比を0.17以下に調整し、これに
    0.2%以下の凝固剤を添加し加熱凝固させることを特徴
    とする豆腐様食品の製造法。
JP3214216A 1991-08-01 1991-08-01 豆腐様食品の製造法 Pending JPH0530932A (ja)

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JP3214216A JPH0530932A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 豆腐様食品の製造法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216880A (ja) * 1993-12-07 1995-08-15 Kurosawa Kensetsu Kk グラウンドアンカー工法
JP2010515462A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 クラフト・フーヅ・グローバル・ブランヅ リミテッド ライアビリティ カンパニー 熱安定性濃縮豆乳の形成方法
JP2014128254A (ja) * 2012-12-30 2014-07-10 Taishi Food Inc ゆば様膜の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216880A (ja) * 1993-12-07 1995-08-15 Kurosawa Kensetsu Kk グラウンドアンカー工法
JP2010515462A (ja) * 2007-01-11 2010-05-13 クラフト・フーヅ・グローバル・ブランヅ リミテッド ライアビリティ カンパニー 熱安定性濃縮豆乳の形成方法
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