JPH0530957A - 培養装置 - Google Patents

培養装置

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JPH0530957A
JPH0530957A JP19017391A JP19017391A JPH0530957A JP H0530957 A JPH0530957 A JP H0530957A JP 19017391 A JP19017391 A JP 19017391A JP 19017391 A JP19017391 A JP 19017391A JP H0530957 A JPH0530957 A JP H0530957A
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culture
gas
tank
culture solution
liquid
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JP19017391A
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English (en)
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Akiko Miya
晶子 宮
Itaru Umeda
到 梅田
Taisuke Toya
泰典 遠矢
Tadashi Adachi
正 足立
Etsuko Takizawa
悦子 滝沢
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Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
Original Assignee
Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
Ebara Infilco Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M29/00Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M29/00Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
    • C12M29/02Percolation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 培養槽に対する菌体、藻体或いは細胞等の付
着を防ぎ、従来の培養装置と比較して格段の大量培養を
可能にする、かつ運転操作も著しく容易な新規な培養装
置を提供すること。 【構成】 循環装置中に振動ポンプを設置し、振動ポン
プによって培養液及び培養ガスを気液混合流体として培
養槽内下部の壁面から噴出し、培養槽内の培養液上部の
渦中心部から培養液を引き抜いて循環ガスとともに気液
混合流体として再び培養槽内に高速で導入して、培養槽
内の培養液に渦流を起こさしめるように循環装置を配備
すること。また、培養槽内の培養液中に担体を混入して
循環装置で培養液と共に循環し、培養槽内壁へ付着する
菌体等を除去すること

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微生物及び/または細
胞などの培養装置に関するものである。特に液体の流れ
または機械的な作用で培養槽内壁或いは培養槽内のセン
サー類への菌体、藻体或いは動植物細胞等の付着を防止
し、高速、高能率に微生物及び/または細胞を大量培養
する培養装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の培養装置は培養槽内に培養に必要
な空気等を供給するために散気装置が、また槽内培養液
を均質に混合しガスの溶解効率を高めるために攪拌装置
が設けられたものが主流となっている。また、培養槽内
にドラフトチューブを設け、管内に吹き込む空気の力で
槽内培養液を流動させるエアリフト方式なども開発され
ている。
【0003】現在様々な方式の培養装置が存在するが、
従来の培養装置には培養槽外に特別の気液混合手段を設
けることなく、かつ培養液供給ポンプ内で強い剪断流を
与えることなく、気液混合流体を培養槽に供給する手段
がなかったので、培養槽内に散気装置を設置し、かつ培
養槽内の培養液に強い剪断流を与える攪拌手段を設ける
ことによって培養に必要な空気等のガスを供給してきた
のである。
【0004】しかしながら、これら従来の培養装置には
次に列挙するような技術的問題点があり、これらの問題
点を改善するために各研究機関で各種の研究が行われて
いる。
【0005】(技術的問題点) 1.培養槽内に散気装置、攪拌装置、及びセンサー類な
ど様々な備品が存在しているため、培養槽内培養液の流
れに滞留部分が多く生じ、そこへ培養菌体或いは細胞が
濃厚に付着し、精度の高い実験データを取得することに
著しい障壁となっている。
【0006】2.付着を防止するため攪拌装置で培養液
に強い剪断流を起こす方法は、強度の弱い細胞などには
不適格である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の培養装
置には菌体、藻体或いは細胞等の付着という大きな問題
を解決する手段を備えていない。本発明者らは、従来の
培養装置の持つこれらの問題点を改善し、従来の培養装
置と比較して格段の大量培養を可能にする、かつ運転操
作も著しく容易な新規な培養装置を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題は、 1)少なくとも培養槽並びに培養液系及び培養ガス系を
有する循環装置を備えた培養装置において、少なくとも
前記培養液系循環装置中に振動ポンプを設置し、前記振
動ポンプによって前記培養槽内の培養液及び培養ガスを
気液混合流体として培養槽内下部の壁面から噴出し、培
養槽内の培養液上部の渦中心部から培養液を引き抜いて
循環ガスとともに気液混合流体として再び培養槽内に高
速で導入して、培養槽内の培養液に渦流を起こさしめる
ように培養液系と培養ガス系との循環装置を配備するこ
とを特徴とする培養装置。
【0009】2)前記培養槽内の培養液中に比重が水よ
り重い担体を混入して循環装置で培養液と共に循環し、
培養槽内壁へ付着する菌体等を除去することを特徴とす
る前記1)に記載の培養装置。
【0010】3)前記培養槽内の培養液中に循環装置に
入らない大きさを持ったスポンジ状の担体を混入して培
養槽内を循環し、培養槽内壁へ付着する菌体等を除去す
ることを特徴とする前記1)に記載の培養装置によって
達成される。
【0011】本発明において、培養装置の循環装置に設
置する振動ポンプとは、例えば特公平3−13439号
公報及び「配管と装置」4月号(1991)31〜36
頁に記載されている端部にばね弁を配した円筒直管を管
軸方向に振動させ、管内流体の共振現象を有効に利用し
た揚液効果に基づくポンプであり、培養装置の循環装置
に組み込まれるのは本発明が最初である。
【0012】培養装置の循環装置にこの革新的な振動ポ
ンプを採用すると共に培養液系と培養ガス系との循環装
置の配備を改良して、培養槽内から攪拌装置や散気管の
設置を不必要とし、かつ培養槽内の培養液に高速流を起
こし培養槽壁面及び各種センサー類への菌体等の付着を
防ぎ、さらに好ましくは担体を培養液に混合することに
より培養槽壁面及び各種センサー類に付着した菌体等を
除去して課題を解決した。
【0013】前記培養装置の循環装置に振動ポンプを設
置するに当たって、少なくとも前記培養液系循環装置中
に振動ポンプを設置するということは、培養装置の循環
装置の培養液系及び培養ガス系からなる2系統の循環装
置は1系統に接続されて培養槽に入るが、その培養ガス
系循環装置を培養液系循環装置と接続する位置が振動ポ
ンプの前後何れでもよく、また前後何れにおいても接続
していてもよいことを意味する。
【0014】培養液系循環装置中に循環している培養液
は通常は気液混合流体として循環して、この気液混合流
体は振動ポンプによって培養液中にガスが効率よく溶解
される。もし振動ポンプの後部で培養ガスが添加された
ときは噴出時に液中に分散され気液混合流体となり、そ
の気液混合流体が循環して振動ポンプに達した時に培養
液中にガスがよりよく溶解されることになる。
【0015】培養装置に設置される液循環用のポンプと
して具備すべき性能としては、1)培養槽内のできるだ
け大量の培養液を均一かつ強力に攪拌できること。2)
菌体及び細胞等の培養に必要な空気、二酸化炭素(CO
2 )富化空気及び/または二酸化炭素を培養液へ効率よ
く溶解できること。3)攪拌中に菌体及び細胞等に損傷
を与えないこと。及び4)液循環装置が滅菌処理できる
こと等である。
【0016】液循環用のポンプとしは従来例えばローラ
ーチューブポンプやダイヤフラムポンプ等が挙げられ
る。 ローラーチューブポンプは送液に使用されるチュ
ーブがオートクレーブ滅菌できる特徴を有するが、処理
できる液量が小さく、また循環操作中に加圧操作が含ま
れるため菌体及び細胞等に損傷を与える懸念がある等の
問題点を有する。また、ダイヤフラムポンプは大量の培
養液を均一かつ強力に攪拌することができるが、ポンプ
自体をオートクレーブ処理をすることができないため別
個に接液部に蒸気を通して滅菌しなくてはならず、しか
もその際弁が2箇所にあるため完全な滅菌はできない等
の問題点を有する。さらにこれらローラーチューブポン
プやダイヤフラムポンプはポンプ内部では空気等の培養
ガスを培養液に溶解するための積極的作用はない。
【0017】本発明の振動ポンプは、前記した通り管内
流体の共振現象を応用した揚液効果に基づく全く新しい
形式のポンプであり、以下に述べる如く培養装置に最適
のポンプであり、培養装置の循環装置として極めて優れ
た性能を発揮する。
【0018】すなわち、振動ポンプはポンプ自体をオー
トクレーブ処理できるので完全な滅菌ができ、構造がシ
ンプルなため内部の洗浄も容易である。大流量の培養液
の循環が可能であり、循環操作中に菌体及び細胞等に損
傷を与える懸念は全くない。
【0019】また、振動ポンプではポンプ内で培養液と
培養ガスが充分に攪拌混合されるため、前記従来の他の
ポンプでは見られない作用を示す。すなわち循環装置内
を流れる、培養液と菌体及び細胞等の培養に必要な空気
や二酸化炭素からなる培養ガスとの気液混合流体がポン
プ内で充分に攪拌混合され培養ガスの培養液への溶解が
ポンプから培養槽に到達する間に十分に行われるという
特徴を有する。
【0020】もっとも本培養装置の場合に、空気や二酸
化炭素からなる培養ガスの培養液への溶解が、他の培養
装置の場合より一層効率良く行われる所以は、本振動ポ
ンプの性能による他、本発明の改良された培養槽内への
気液混合流体の噴出と槽内に生起した流体の渦の中心か
らの吸入により培養槽内の液に安定した渦流が生ずるこ
と、及び本培養装置の循環方法では培養液が繰り返し培
養槽に導入されるという本発明の循環装置の配備方法に
も依存している。
【0021】さらに振動ポンプは、培養装置に菌体、藻
体或いは細胞等を付着させないという重要課題解決のた
めに大きな役割を果たしている。 すなわち、前記した通り振動ポンプは大流量の培養液
の循環が可能であり、かつ菌体及び細胞等の培養に必要
な空気や二酸化炭素の培養液への溶解が非常に効率良く
行われるために、本発明の培養装置には装置中に攪拌装
置や散気装置を設置する必要がなく、従って培養槽内の
構造が極めてシンプルにできる。これと同時に振動ポン
プ及び付帯循環管路の構造も極めてシンプルなので本発
明の培養装置には装置中に菌体、藻体或いは細胞等が付
着する箇所が極めて少なくできる。
【0022】本発明の培養装置に設置される液系循環
装置では振動ポンプの使用によって培養槽内の培養液中
に比重が水より重い担体を混入して液系循環装置で培養
液と共に循環することができるため、これら担体によっ
て装置中に付着した菌体、藻体或いは細胞等を除去でき
る。
【0023】培養装置に菌体、藻体或いは細胞等を付着
させないという重要課題解決のためには振動ポンプの採
用のほかに、本発明の培養液系と培養ガス系との循環装
置の配備における改良も重要な要因であった。すなわ
ち、培養液とガスとからなる気液混合流体を培養槽内下
部の壁面から噴出し、好ましくは槽内壁の接線方向に噴
出し、培養槽内の培養液上部の渦中心部から培養液を引
き抜いて循環ガスとともに気液混合流体として培養液系
循環装置内を通って、再び前記培養槽内に高速で導入し
て、前記培養槽内の培養液に渦流を起こさしめるように
培養液系と培養ガス系との循環装置を配備することによ
って課題の達成が可能となった。この繰り返し気液混合
流体を培養槽内に導入することが培養に必要な空気や二
酸化炭素の培養液への溶解を非常に効率良く行うことに
寄与している。
【0024】前記革新的な振動ポンプの採用を含む本発
明の特徴ある循環装置によって、また培養槽内の培養液
中に比重が水より重い担体を混入して或いは循環装置に
入らない大きさを持ったスポンジ状の担体を混入し培養
槽内に付着した菌体、藻体或いは細胞等を除去すること
によって、培養装置に関する重要な問題点が解決され
た。
【0025】ここで、前記培養液中に混入させる比重が
水より重い担体の具体例としては前記スポンジ状の担体
の他に、人工骨材、砂粒などが挙げられる。また、担体
の比重としては1〜2の値のものが好ましく用いられ
る。
【0026】
【具体的態様及び作用の説明】以下に図1、2、3及び
4を用いて本発明の特徴及びその優れた作用をより具体
的に説明する。ただし本発明は以下の具体的説明によっ
て制限されるものではない。
【0027】図1は、本発明の培養装置の説明図であ
る。培養槽1内に培養液と培養するべき菌体、藻体或い
は細胞等を仕込み、培地供給管8より必要な栄養成分を
添加される。培養ガス供給管7から培養に必要な空気、
二酸化炭素富化空気及び/または二酸化炭素を供給する
とこれらガスはガス系循環装置6を通って培養液に供給
される。培養液は液系循環装置3を通って培養槽1及び
液系循環装置3中を循環する。同時に培養ガスはガス系
循環装置6を循環する。振動ポンプ4では前記液系循環
装置3からの培養液とガス系循環装置6からの培養ガス
が混合して気液混合流体が形成され、培養槽1内下部の
壁面にある気液混合流体の噴出口5から培養槽1内壁の
接線方向に噴出し、気液混合流体は渦状に培養槽1内を
上昇し、培養槽1上部にあり培養液の渦中心部に開口し
ている培養液の吸引口2から培養液が引き抜かれて循環
ガスとともに気液混合流体として再び振動ポンプによっ
て高速で培養槽1内に戻り、以降培養装置内を循環す
る。
【0028】この前記培養液の培養槽1の内壁の接線方
向への噴出と培養槽1上部の渦中心部の開口からの培養
液の吸引によって培養槽1内には旋回流を生成せしめる
ことによって、培養槽1の内壁表面及び培養槽1に挿入
されている計測用センサー(図示されていない)等の周
りに常に水流が起こるため培養槽1の内壁表面及び培養
槽1に挿入されている計測用センサーへの培養菌体の付
着を防止することができる。培養に必要な空気、二酸化
炭素富化空気及び/または二酸化炭素はガス系循環装置
6に連続的または間欠的に導入され、同量のガスがガス
排出管10から排出される。空気、二酸化炭素富化空気
及び/または二酸化炭素は繰り返し培養槽1内に導入さ
れるため、培養液への培養ガスの溶解効率が著しく高め
られる。
【0029】吸引口2から引き抜かれた培養液は液系循
環装置3を通り、ガス系循環装置6の循環ガスとあわせ
て気液混合流体として振動ポンプ4によって噴出口5よ
り高速で培養槽内に導入される。この際ガス系循環装置
6は振動ポンプ4の吸い込み側に接続するのが効率的で
あるが、ポンプ4の出口側に接続してもよい。培養され
た菌体、藻体或いは細胞等は培養液流出管9から取り出
される。
【0030】図2は、噴出口5から培養槽1内壁の接線
方向に噴出される水流に関する説明図である。培養槽1
内壁、センサー類等への培養菌体、藻体或いは細胞の付
着を防止するためには接線方向での培養液の流速が50
cm/sec以上であることが望ましい。また、付着防
止効果を一層高めるために流速を定期的に変化させても
良い。
【0031】図3は、培養液中に水より比重の重い担体
11を混合して液系循環装置3で培養液と共に循環し、
培養槽1内壁、センサー類等への培養菌体等の付着物を
除去する場合の培養装置の関する説明のための模式図で
ある。
【0032】担体11は比重が水より重いため、渦流に
よって生じる遠心力により培養槽1内壁に押しつけられ
つつ壁面を上昇し機械的なこすり作用によって付着物除
去の効果を発揮する。
【0033】振動ポンプ4は粒子が混入している液体で
も送液が可能であり、本発明の目的に対して優れた効果
を発揮する。ただし、このためには担体11の粒子の直
径が2mm以下であることが望ましい。
【0034】図4は、培養液中に液系循環装置3には入
れない大きさをもったスポンジ状の担体を混合して培養
槽1内壁、センサー類等への培養菌体等の付着物を除去
する場合の培養装置の関する説明のための模式図であ
る。
【0035】培養槽1上部にあり培養液の渦中心部に開
口している培養液のスクリーン付き吸引口12にはスク
リーンが設けられ、液系循環装置3に担体が流入するこ
とを防止する。振動ポンプ4は前述した通り、揚液原理
により培養液に脈動流を与えるためスポンジ状の担体が
吸引口12のスクリーンに押しつけられてこれを閉塞す
ることを回避できる。担体は渦流の中心部で培養槽1の
上部から下部へ移行し、再び渦流によって生じる遠心力
により培養槽1内壁に押しつけられつつ壁面を上昇し機
械的なこすり作用によって付着物除去の効果を発揮す
る。
【0036】この渦流によって生じる遠心力により培養
槽1内壁に押しつけられる作用を一層高めるため、ここ
に使用する担体の比重を水より大きいものとし、通常は
沈降している当該担体を、定期的に培養液の噴出流の流
速を増大させて、浮上させ機械的なこすり作用を発揮さ
せても良い。
【0037】
【実施例】一般的な緑藻であるクロレラピレノイドーサ
(Chlorellapyenoidosa)の培養実験を培養槽の規模を
2リットルとして、 A)最大流量3リットル/minの前記「配管と装置」
4月号(1991)31〜36頁に4段可動永久磁石形
ポンプとして記載されている振動ポンプ4を設置した図
5に示す本発明の培養装置、および B)散気管4と攪拌子3を装備した図6に示した比較例
の培養装置を用いて行った。
【0038】培養ガスは炭酸ガスを5%混合した空気を
用い、培養液pHは8.0、培養液の温度は25℃と
し、メタルハライドランプを用いて槽外より光を(培養
槽外壁面で照度5000ルックスの条件で)照射しつつ
3週間、回分培養した。
【0039】培地は次に示すMC培地を用いた。 KNO3 1.25g MgSO4 1.25g KH2 PO4 1.25g A5 Solution 1 ml FeSolution 1 ml 蒸留水 1 リットル (実施例1)図5において、培養槽内培養液は振動ポン
プを用いて循環流量(QL )2リットル/minで循環
した。培養ガスは(QG )1リットル/minで循環
し、30分間に5分間電磁弁13を切換えて新鮮ガスを
1リットル/minで供給した。
【0040】本発明の装置において、 最大増殖速度 0.20g/時間・リットル、 最終浮遊菌体濃度 7.0 g/リットル が得られた。
【0041】壁面藻体付着量は全量で 約0.5gであ
った。 (比較例1)図6において、培養ガスは散気管4より1
リットル/minで供給した。
【0042】本比較例の装置において、 最大増殖速度 0.12g/時間・リットル、 最終浮遊菌体濃度 2.0 g/リットル が得られた。
【0043】壁面藻体付着量は全量で 約3.0gであ
った。
【0044】
【発明の効果】
1)本発明の、振動ポンプの使用と培養液及びガスの循
環装置の管路の配置とによって、培養槽内に培養液の旋
回流を生じ、培養槽の内壁及び槽内各種センサーへの培
養菌体等の付着を防止できた。
【0045】2)本発明の、振動ポンプの使用と培養液
及びガスの循環装置の管路の配置とによって、培養液と
培養ガスからなる気液混合流体の培養槽内及び循環装置
の管路内への繰り返し循環流通が行われ、空気、二酸化
炭素富化空気及び/または二酸化炭素は十分に培養液に
溶解されるので、本発明の培養装置では槽中に攪拌装置
や散気管が不要で、装置がシンプルにでき、かつ培養槽
の内壁及び槽内各種センサーへの培養菌体等の付着を防
止できた。
【0046】3)本発明で使用する振動ポンプは、オー
トクレーブ滅菌が可能で、ポンプの構造及び付属管路も
シンプルなので、洗浄が容易であり、菌体や藻体等をポ
ンプ中に通してもそれらが破損する懸念がなく、培養装
置用ポンプに適している。
【0047】4)本発明で使用する振動ポンプ内では、
培養液とガスとが十分に攪拌混合されるので、これら気
液混合流体が培養槽に達するまでにガスは良く培養液中
に溶解される。
【0048】5)本発明で使用する振動ポンプ内では、
培養液が細かい担体を含んでいても大流量を確保できる
ので、水より比重の重い担体を培養液に混入させて培養
槽内に循環して培養槽の内壁及び槽内各種センサーへの
培養菌体等の付着物を除去できた。
【0049】6)培養液中に循環装置に入らない大きさ
を持ったスポンジ状の担体を培養液に混入させて培養槽
内に循環して培養槽の内壁及び槽内各種センサーへの培
養菌体等の付着物を除去できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の培養装置の説明図である。
【図2】図2は本発明の装置の培養槽内壁の接線方向に
噴出される水流に関する説明図である。
【図3】図3は培養液中に水より比重の重い担体を培養
液と共に混合して循環しする培養装置の説明図である。
【図4】図4は培養液中に循環装置に入らない大きさを
持ったスポンジ状の担体を培養液に混合して循環しする
培養装置の説明図である。
【図5】図5は、実施例1において用いた培養装置の説
明図である。
【図6】図6は、比較例1において用いた培養装置の説
明図である。
【符号の説明】
1 培養槽 2 吸引口 3 液系循環装置 4 振動ポンプ 5 噴出口 6 ガス系循環装置 7 培養ガス供給管 8 培地供給管 9 培養液流出管 10 ガス排出管 11 担体 12 スクリーン付き吸引口 13 液流を示す矢印 14 電磁弁 15 比較例の培養槽 16 マグネットスターラー 17 攪拌子 18 散気管 19 比較例の培養ガス供給管 20 比較例のガス排出管 QL 培養液循環流量 QG 培養ガス循環流量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 到 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 遠矢 泰典 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 足立 正 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 滝沢 悦子 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも培養槽並びに培養液系及び培
    養ガス系を有する循環装置を備えた培養装置において、
    少なくとも前記培養液系循環装置中に振動ポンプを設置
    し、前記振動ポンプによって前記培養槽内の培養液及び
    培養ガスを気液混合流体として培養槽内下部の壁面から
    噴出し、培養槽内の培養液上部の渦中心部から培養液を
    引き抜いて循環ガスとともに気液混合流体として再び培
    養槽内に高速で導入して、培養槽内の培養液に渦流を起
    こさしめるように培養液系と培養ガス系との循環装置を
    配備することを特徴とする培養装置。
  2. 【請求項2】 前記培養槽内の培養液中に比重が水より
    重い担体を混入して前記循環装置で培養液と共に循環
    し、前記培養槽内壁へ付着する菌体等を除去することを
    特徴とする請求項1に記載の培養装置。
  3. 【請求項3】 前記培養槽内の培養液中に前記循環装置
    に入らない大きさを持ったスポンジ状の担体を混入して
    培養槽内を循環し、前記培養槽内壁へ付着する菌体等を
    除去することを特徴とする請求項1に記載の培養装置。
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