JPH05309608A - 保存処理合板の製造方法 - Google Patents

保存処理合板の製造方法

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JPH05309608A
JPH05309608A JP12172592A JP12172592A JPH05309608A JP H05309608 A JPH05309608 A JP H05309608A JP 12172592 A JP12172592 A JP 12172592A JP 12172592 A JP12172592 A JP 12172592A JP H05309608 A JPH05309608 A JP H05309608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plywood
amount
shelf life
preservative
proofness
Prior art date
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Pending
Application number
JP12172592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Kitada
正司 北田
Yoshimasa Sugimoto
吉正 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZAIENSU KK
Xyence Corp
Original Assignee
ZAIENSU KK
Xyence Corp
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Publication date
Application filed by ZAIENSU KK, Xyence Corp filed Critical ZAIENSU KK
Priority to JP12172592A priority Critical patent/JPH05309608A/ja
Publication of JPH05309608A publication Critical patent/JPH05309608A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、防腐、防虫、防蟻等の耐久性およ
び寸法安定性の優れた合板を能率良く製造できる保存処
理合板の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 木質合板の表面に、木材用防腐剤、防虫剤ま
たは防蟻剤の少なくとも一種を含む水性保存処理液を該
木質合板の表面積1m2 あたり40ないし160g付着
させた後、該木質合板の複数枚を密着させて積み重ね、
24時間以上保持して合板内部に保存処理液を浸透させ
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材、壁材、コンクリ
ート成型用型枠などに用いられる保存処理合板の製造方
法に関し、詳しくは、防腐、防虫、防蟻等の耐久性能を
向上させた保存処理合板の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】木質単板を積層接着して得た合板は、耐
久性が要求される建材、壁材、コンクリート成型用型枠
などの用途に利用するため、防腐、防虫、防蟻等の耐久
性を付与することが重要である。従来、かかる木質合板
に耐久性を付与するために、保存処理用の薬剤が種々提
案されている。そして、保存処理用の薬剤を木質合板に
適用する処理方法として、たとえば、処理すべき合板を
密閉容器内に収容し減圧や加圧を併用しながら合板の内
部に薬剤を含浸させる加圧処理法や、塗布、噴霧、ある
いは短時間浸漬などの方法により合板の表面に薬剤を付
着させる表面処理法などがある。
【0003】加圧処理法では、主として水溶性の薬剤を
大量に使用する必要があり、多量の水溶液を含浸した処
理合板から水を蒸発(乾燥)するための経費が膨大とな
る問題点を有している。表面処理法では、油溶性の薬剤
が多用されているが、処理後は完全に乾燥させないと有
機溶媒独特の臭気や火気の危険性を伴うなどの問題点が
ある。また、水溶性薬剤や乳剤も使用されることがある
が、ドライヤによる強制乾燥や桟積みによる天然乾燥を
行う必要があり、これまた多大の費用を要している。
【0004】そこで近年、合板を製造する際に、接着剤
に保存用薬剤を混入して接着加工を行い、特別に溶媒の
乾燥工程を必要としない方法も試みられている。しかし
ながらこのような接着剤混入法は、合板内での保存薬剤
の分布が接着剤層の近辺に制限され、合板の表面および
裏面に対しては保存薬剤の作用が不十分となるので、更
に表面処理を行う必要があるなど根本的な解決に至って
いない。
【0005】また合板は、通常100°C以上に加熱さ
れた熱板で圧締して製造されるために製造段階でその保
有する水分を失い、極端な場合には仕上がりの含水率が
5ないし6パーセントまで低下することがある。従って
製造された合板は、平衡含水率(15パーセント程度)
に達するまで水分を吸収して膨潤する傾向があり、たと
えば3×6(91cm×182cm)合板では、1ない
し2mm伸びることは珍しくなく、寸法安定性が劣るな
どの問題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、防腐、防虫、防蟻等の耐
久性および寸法安定性の優れた合板を能率良く製造でき
る保存処理合板の製造方法を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、木質合板の表面に、木材用防腐剤、防虫
剤または防蟻剤の少なくとも一種を含む水性保存処理液
を該木質合板の表面積1m2 あたり40ないし160g
付着させた後、該木質合板の複数枚を密着させて積み重
ね、24時間以上保持することをを特徴とする。水性保
存処理液を木質合板の表面に付着させる方法としては、
刷毛で木質合板に塗布する方法、あるいはスプレーによ
り処理する方法などを用いることができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、木質合板(以下単に合板と言
う)の耐久性を向上させる薬剤を含む水性保存処理液
を、合板の表面積1m2 あたり40ないし160g付着
させるようにしているため、塗布作業が円滑に実施で
き、合板に薬剤を均一に処理することが可能となる。ま
た、保存処理後24時間以上保持して合板内部に薬剤の
水溶液または乳化液を浸透させるようにしているため、
好適な含水率と膨潤量を有する寸法安定性の良好な合板
が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。寸
法呼称4×8(幅1210mm、長さ2420mm)で
厚さ15mmおよび12mmの針葉樹合板の両面に、水
性保存処理液として、防腐剤として1.0%のサンプラ
スと、1.0%のピリダフェンチオンと、1.2%のS
−421とを含む防腐剤乳化液を、塗布量がそれぞれ2
0、40、60、120、160、200g/m2 とな
るように刷毛を用いて塗布した。
【0010】A. 各塗布量における防腐剤乳化液の塗
布状態 各塗布量について、その塗布状態として防腐剤乳化液の
「ぬれ」の様子を下記(1)ないし(6)に示す。 (1)20g/m2 :刷毛で塗るには塗布量が少なす
ぎ、薄く塗るため、塗り進む際から次々と浸透または乾
燥して行くので、塗布状態が目視で確認できない。よっ
て、刷毛で一様に塗布することは非常に難しく、大きな
塗りムラが生じる。 (2)40g/m2 :刷毛で塗るには塗布量がまだ少な
すぎ、薄く塗るため、塗り進む際から次々と浸透または
乾燥して行く状態である。よって、刷毛で一様に塗布す
ることは難しく、小さな塗りムラが生じる。 (3)60g/m2 :塗布量が適当で、表面の適切な塗
布状態を目視で確認しながら作業ができる。塗りムラが
生じない。 (4)120g/m2 :塗布量がやや多く、防腐剤乳化
液が浸透しきれない部分も生じることがあり、合板の上
に小さな水たまりができるような状態となるが、合板を
積層する際に流れ落ちることは殆どない。 (5)160g/m2 :塗布量が多く、一回の作業で塗
布するにはこの量が限界である。浸透しきれない防腐剤
乳化液が合板上に存在し、合板を積層する際に流れ落ち
る場合がある。 (6)200g/m2 :塗布量が非常に多く、一回の作
業で塗布するには無理がある。塗布した防腐剤乳化液の
1/3程度は、浸透しないで合板を積層する際に流れ落
ちる。 耐久性の高い保存処理合板を得るためには、薬剤が合板
の表面に均一に塗布されることが必要であるが、上記の
試験結果から明らかなように、塗布量は、40g/m2
から160g/m2 の範囲であれば、大きな支障はなく
合板に対して均一に保存処理を行うことができる。
【0011】B. 養生後の保存処理合板の状態 前記の各塗布量毎に、それぞれ塗布した合板を10枚積
み重ねて屋内に4日間保持して養生し、保存処理合板を
作成した。その間、24時間毎の寸法を測定して膨潤量
を算出した。前記各塗布量の保存処理を行って24時間
経過後の合板表面の状態は、塗布量60g/m2 以下で
は、合板表面は乾いた状態であり、120g/m2
は、やや濡れているような感じとなり、160g/m2
以上では一部濡れているような状態であったが、いずれ
もハンドリングには問題がなかった。
【0012】次に、各塗布量に対する厚さ15mm合板
の膨潤量と養生時間との関係を図1のグラフに示し、厚
さ12mmの合板の膨潤量と養生時間との関係を図2の
グラフに示した。図1および図2のグラフから明らかな
ように、24時間以上養生した場合、膨潤量の変化は少
なくなり、寸法安定性が良好となる結果が得られた。な
お、比較のために160g/m2 の塗布を行った合板を
積層せずに24時間放置したが、この場合は膨潤量が0
%となり好ましい寸法安定性は得られなかった。
【0013】保存処理合板は、表面に未乾燥の薬剤が存
在せず、取扱い易さ、ハンドリングなどに支障がないこ
と、処理後の寸法が膨潤して平衡時の寸法にできるだけ
近づいていることが要求される条件であるが、上記の結
果から明らかなように、水性保存処理液の付着量は、合
板の表面積1m2 あたり40ないし160gが好適であ
る。なお、寸法安定性を考慮すると、少なくとも合板の
表面積1m2 あたり60g以上の付着量の処理を行うこ
とにより、さらに良好な結果が得られることがわかる。
また、保存処理を行った合板を互いに密着させて保持す
る養生時間は24時間以上であればよいが、72時間以
上保持すればさらに良好な結果が得られることもわか
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、合板の表面に、防腐、
防虫、防蟻等の薬剤による均一な保存処理を行うことが
可能となり耐久性が格段に向上した合板が得られる。ま
た、24時間以上密着させて養生することにより、合板
内部に薬剤を浸透させるようにしているため、ハンドリ
ングが良好で、適度な膨潤量を有する寸法安定性の優れ
た合板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における防腐剤乳化液の塗布を
行った厚さ15mmの針葉樹合板の膨潤量を示すグラフ
である。
【図2】本発明の実施例における防腐剤乳化液の塗布を
行った厚さ12mmの針葉樹合板の膨潤量を示すグラフ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質合板の表面に、木材用防腐剤、防虫
    剤または防蟻剤の少なくとも一種を含む水性保存処理液
    を該木質合板の表面積1m2 あたり40ないし160g
    付着させた後、該木質合板の複数枚を密着させて積み重
    ね、24時間以上保持することをを特徴とする保存処理
    合板の製造方法。
JP12172592A 1992-05-14 1992-05-14 保存処理合板の製造方法 Pending JPH05309608A (ja)

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JP12172592A JPH05309608A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 保存処理合板の製造方法

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JPH05309608A true JPH05309608A (ja) 1993-11-22

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JP12172592A Pending JPH05309608A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 保存処理合板の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058351A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Sumika Enviro-Science Co Ltd 木材保存剤処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010058351A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Sumika Enviro-Science Co Ltd 木材保存剤処理方法

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Effective date: 20001003