JPH05309902A - シリアルプリンタ - Google Patents
シリアルプリンタInfo
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- JPH05309902A JPH05309902A JP12083792A JP12083792A JPH05309902A JP H05309902 A JPH05309902 A JP H05309902A JP 12083792 A JP12083792 A JP 12083792A JP 12083792 A JP12083792 A JP 12083792A JP H05309902 A JPH05309902 A JP H05309902A
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- Japan
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- toothed belt
- toothed
- belt
- tension
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷ヘッドの往路と復路とにおける印刷位置
のずれをなくして、高品質な印刷画像を得る。 【構成】 一対の歯付プーリ19,20間に無端状の歯
付ベルト21を架装する。その歯付ベルト21の一部に
支持体15を介してインクジェットヘッド16を固定す
る。一方の歯付プーリ19に連結された移動用モータ1
8の正逆回転によって歯付ベルト21を周回させること
により、インクジェットヘッド16を往復移動させて記
録紙P上に印刷を行う。歯付ベルト21の張力を3.5
〜6.5kgの範囲(最適範囲は4〜6kg)に設定す
る。この範囲は、歯付ベルト21が緩まず、しかも移動
用モータ18の回転に影響を与えない範囲であり、張力
をこの範囲内に設定すると、移動用モータ18の回転に
追従して歯付ベルト21上のインクジェットヘッド16
が正確に移動され、同ヘッド16の往路と復路とにおけ
る印刷位置のずれが非常に小さくなる。
のずれをなくして、高品質な印刷画像を得る。 【構成】 一対の歯付プーリ19,20間に無端状の歯
付ベルト21を架装する。その歯付ベルト21の一部に
支持体15を介してインクジェットヘッド16を固定す
る。一方の歯付プーリ19に連結された移動用モータ1
8の正逆回転によって歯付ベルト21を周回させること
により、インクジェットヘッド16を往復移動させて記
録紙P上に印刷を行う。歯付ベルト21の張力を3.5
〜6.5kgの範囲(最適範囲は4〜6kg)に設定す
る。この範囲は、歯付ベルト21が緩まず、しかも移動
用モータ18の回転に影響を与えない範囲であり、張力
をこの範囲内に設定すると、移動用モータ18の回転に
追従して歯付ベルト21上のインクジェットヘッド16
が正確に移動され、同ヘッド16の往路と復路とにおけ
る印刷位置のずれが非常に小さくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷ヘッドを印字行方
向へ往復移動させながら用紙上に印刷を行うシリアルプ
リンタに係り、詳しくは印刷ヘッドを往復移動させるた
めのベルトに関するものである。
向へ往復移動させながら用紙上に印刷を行うシリアルプ
リンタに係り、詳しくは印刷ヘッドを往復移動させるた
めのベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシリアルプリンタ、例えばイン
クジェットプリンタにおいては、一対の歯付プーリ間に
無端状の歯付ベルトが架装され、その歯付ベルトの一部
にインクジェットヘッドが固定されている。又、一方の
歯付プーリには駆動モータが連結され、その駆動モータ
の正逆回転によって歯付プーリを介して歯付ベルトが周
回される。そして、その歯付ベルトの周回に伴ってイン
クジェットヘッドが印字行方向(主走査方向)へ往復移
動されながら、同ヘッドに設けられたノズルよりインク
が噴射されて用紙上に印刷が行われるようになってい
る。
クジェットプリンタにおいては、一対の歯付プーリ間に
無端状の歯付ベルトが架装され、その歯付ベルトの一部
にインクジェットヘッドが固定されている。又、一方の
歯付プーリには駆動モータが連結され、その駆動モータ
の正逆回転によって歯付プーリを介して歯付ベルトが周
回される。そして、その歯付ベルトの周回に伴ってイン
クジェットヘッドが印字行方向(主走査方向)へ往復移
動されながら、同ヘッドに設けられたノズルよりインク
が噴射されて用紙上に印刷が行われるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
インクジェットプリンタにおいては、そのインクジェッ
トヘッドの往路における印刷位置と復路における印刷位
置との間にずれが生じるものであった。
インクジェットプリンタにおいては、そのインクジェッ
トヘッドの往路における印刷位置と復路における印刷位
置との間にずれが生じるものであった。
【0004】そして、そのずれが生じる要因としては、
歯付プーリと歯付ベルトとの間で発生するバックラッシ
ュ等が考えられるが、発明者らの実験により、歯付プー
リ間に架装された歯付ベルトの設定張力にも大きな関係
があることが判明した。
歯付プーリと歯付ベルトとの間で発生するバックラッシ
ュ等が考えられるが、発明者らの実験により、歯付プー
リ間に架装された歯付ベルトの設定張力にも大きな関係
があることが判明した。
【0005】従って、インクジェットヘッドの往路と復
路とにおける印刷位置のずれが極力小さくなるような張
力で、歯付ベルトを歯付プーリ間に架装する必要がある
が、従来装置においては、歯付ベルトの張力がほぼ50
0〜700gの範囲に設定されていた。そして、発明者
らの測定によると、歯付ベルトの張力を上記の値に設定
した場合には、往路と復路とにおけるずれが100μm
〜1mmにも達するものであった。
路とにおける印刷位置のずれが極力小さくなるような張
力で、歯付ベルトを歯付プーリ間に架装する必要がある
が、従来装置においては、歯付ベルトの張力がほぼ50
0〜700gの範囲に設定されていた。そして、発明者
らの測定によると、歯付ベルトの張力を上記の値に設定
した場合には、往路と復路とにおけるずれが100μm
〜1mmにも達するものであった。
【0006】このずれの原因は、歯付ベルトの張力が弱
くてその歯付ベルトが弛むことにより、駆動モータの回
転に追従して歯付ベルト上のインクジェットヘッドが正
確に移動されないことによる。即ち、往路及び復路にお
ける走行開始の際には、歯付プーリに駆動力が伝達され
ても、先ず歯付ベルトの緩みが吸収されてからインクジ
ェットヘッドが移動を開始する。このインクジェットヘ
ッドの移動遅れが前記のずれを生じさせるのもである。
くてその歯付ベルトが弛むことにより、駆動モータの回
転に追従して歯付ベルト上のインクジェットヘッドが正
確に移動されないことによる。即ち、往路及び復路にお
ける走行開始の際には、歯付プーリに駆動力が伝達され
ても、先ず歯付ベルトの緩みが吸収されてからインクジ
ェットヘッドが移動を開始する。このインクジェットヘ
ッドの移動遅れが前記のずれを生じさせるのもである。
【0007】本発明の目的は、印刷ヘッドの往路と復路
とにおける印刷位置のずれをなくすことができ、高品質
な印刷画像を得ることができるシリアルプリンタを提供
することにある。
とにおける印刷位置のずれをなくすことができ、高品質
な印刷画像を得ることができるシリアルプリンタを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明では、一対のプーリ間に無端状のベルトを
架装し、そのベルトの一部に印刷ヘッドを固定して、プ
ーリに連結されたモータの正逆回転によってベルトを周
回させることにより、印刷ヘッドを往復移動させて用紙
上に印刷を行うシリアルプリンタにおいて、前記ベルト
の張力を、そのベルトが緩まず、しかも前記モータの回
転に影響を与えない範囲内に設定したものである。
めにこの発明では、一対のプーリ間に無端状のベルトを
架装し、そのベルトの一部に印刷ヘッドを固定して、プ
ーリに連結されたモータの正逆回転によってベルトを周
回させることにより、印刷ヘッドを往復移動させて用紙
上に印刷を行うシリアルプリンタにおいて、前記ベルト
の張力を、そのベルトが緩まず、しかも前記モータの回
転に影響を与えない範囲内に設定したものである。
【0009】
【作用】従って、本発明によれば、ベルトの張力が、そ
のベルトが緩まず、しかもモータの回転に影響を与えな
い範囲内に設定されている。この範囲内の張力になるよ
うに、ベルトを両プーリ間に架装すると、モータの回転
に追従してベルト上の印刷ヘッドが正確に移動され、印
刷ヘッドの往路と復路とにおける印刷位置のずれが非常
に小さくなる。
のベルトが緩まず、しかもモータの回転に影響を与えな
い範囲内に設定されている。この範囲内の張力になるよ
うに、ベルトを両プーリ間に架装すると、モータの回転
に追従してベルト上の印刷ヘッドが正確に移動され、印
刷ヘッドの往路と復路とにおける印刷位置のずれが非常
に小さくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のシリアルプリンタをインクジ
ェットプリンタに具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
ェットプリンタに具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0011】図1〜図3に示すように、装置ケース1の
一側下部には給紙カセット2が着脱可能に装着されてい
る。その給紙カセット2は上面を開放したほぼ箱型に形
成され、その内部には用紙としての多数枚の記録紙Pが
積層状態で収容されている。押上板3は給紙カセット2
の内側部に回動可能に取り付けられ、バネ4により上方
へ回動付勢されている。
一側下部には給紙カセット2が着脱可能に装着されてい
る。その給紙カセット2は上面を開放したほぼ箱型に形
成され、その内部には用紙としての多数枚の記録紙Pが
積層状態で収容されている。押上板3は給紙カセット2
の内側部に回動可能に取り付けられ、バネ4により上方
へ回動付勢されている。
【0012】一対の支持板5は前記給紙カセット2の両
側に位置するように装置ケース1の内部に配設され、給
紙カセット2の用紙送り出し側端部の上方位置におい
て、両支持板5間には回転軸6が回転可能に支持されて
いる。一対の給紙ローラ7は回転軸6に一体回転可能に
支持され、給紙カセット2内の記録紙Pが前記押上板3
により押し上げられて、この給紙ローラ7に接触されて
いる。
側に位置するように装置ケース1の内部に配設され、給
紙カセット2の用紙送り出し側端部の上方位置におい
て、両支持板5間には回転軸6が回転可能に支持されて
いる。一対の給紙ローラ7は回転軸6に一体回転可能に
支持され、給紙カセット2内の記録紙Pが前記押上板3
により押し上げられて、この給紙ローラ7に接触されて
いる。
【0013】前記回転軸6の一端にはプーリ8が取り付
けられ、このプーリ8には、ベルト9、プーリ10、及
びギア11,12を介して給紙用モータ13の回転が伝
達されるようになっている。そして、駆動モータ13の
回転により、回転軸6とともに給紙ローラ7が回転され
て、前記給紙カセット2内の記録紙Pが1枚ずつ送り出
される。
けられ、このプーリ8には、ベルト9、プーリ10、及
びギア11,12を介して給紙用モータ13の回転が伝
達されるようになっている。そして、駆動モータ13の
回転により、回転軸6とともに給紙ローラ7が回転され
て、前記給紙カセット2内の記録紙Pが1枚ずつ送り出
される。
【0014】一対のガイドロッド14は前記支持板5間
に互いに平行状態で支持され、両ガイドロッド14には
支持体15が同ロッド14に沿って印字行方向(主走査
方向)へ往復移動可能に支持されている。印刷ヘッドと
してのインクジェットヘッド16は支持体15に固定さ
れ、その前面には複数のノズル17が印字列方向(副走
査方向)に所定間隔おきで直列配置されている。
に互いに平行状態で支持され、両ガイドロッド14には
支持体15が同ロッド14に沿って印字行方向(主走査
方向)へ往復移動可能に支持されている。印刷ヘッドと
してのインクジェットヘッド16は支持体15に固定さ
れ、その前面には複数のノズル17が印字列方向(副走
査方向)に所定間隔おきで直列配置されている。
【0015】ステッピングモータよりなる移動用モータ
18は一方の支持板5に固定され、その駆動軸には歯付
プーリ19が取り付けられている。又、他方の支持板5
には歯付プーリ20が回転可能に支持され、この歯付プ
ーリ20と前記歯付プーリ19との間には無端状の歯付
ベルト21が架装されている。この歯付ベルト21に
は、後述する所定の張力が付与され、同ベルト21は前
記ガイドロッド14に沿って平行に延びるように架装さ
れている。この実施例では、両歯付プーリ19,20の
軸間距離の設定により、歯付ベルト21に所定の張力が
付与される。そして、この歯付ベルト21の外周面の一
部には前記支持体15が連結され、移動用モータ18の
正逆回転によって歯付プーリ19を介して歯付ベルト2
1が周回することにより、支持体15及びインクジェッ
トヘッド16がガイドロッド14に沿って往復移動され
る。
18は一方の支持板5に固定され、その駆動軸には歯付
プーリ19が取り付けられている。又、他方の支持板5
には歯付プーリ20が回転可能に支持され、この歯付プ
ーリ20と前記歯付プーリ19との間には無端状の歯付
ベルト21が架装されている。この歯付ベルト21に
は、後述する所定の張力が付与され、同ベルト21は前
記ガイドロッド14に沿って平行に延びるように架装さ
れている。この実施例では、両歯付プーリ19,20の
軸間距離の設定により、歯付ベルト21に所定の張力が
付与される。そして、この歯付ベルト21の外周面の一
部には前記支持体15が連結され、移動用モータ18の
正逆回転によって歯付プーリ19を介して歯付ベルト2
1が周回することにより、支持体15及びインクジェッ
トヘッド16がガイドロッド14に沿って往復移動され
る。
【0016】ガイド板22は前記インクジェットヘッド
16のノズル面と所定の間隔をおいて対向配置され、前
記給紙カセット2から送り出された記録紙Pがこのガイ
ド板22上に案内される。一対の回転軸23,24は前
記ガイドロッド14に沿って平行に延びるように前記両
支持板5間に回転可能に支持され、インクジェットヘッ
ド16の用紙送り込み側及び用紙送り出し側にそれぞれ
配置されている。複数の送りローラ25,26は各回転
軸23,24にそれぞれ一体回転可能に支持されてい
る。
16のノズル面と所定の間隔をおいて対向配置され、前
記給紙カセット2から送り出された記録紙Pがこのガイ
ド板22上に案内される。一対の回転軸23,24は前
記ガイドロッド14に沿って平行に延びるように前記両
支持板5間に回転可能に支持され、インクジェットヘッ
ド16の用紙送り込み側及び用紙送り出し側にそれぞれ
配置されている。複数の送りローラ25,26は各回転
軸23,24にそれぞれ一体回転可能に支持されてい
る。
【0017】前記各回転軸23,24の一端にはプーリ
27,28がそれぞれ取り付けられ、両プーリ27,2
8にはベルト29、プーリ30、及びギア31,32を
介して移送用モータ33の回転が伝達されるようになっ
ている。尚、34はテンションローラである。歯車状ロ
ーラ35はインクジェットヘッド16の用紙送り出し側
に設けられた送りローラ26に対向するように配設さ
れ、送りローラ26の回転に伴って従動回転する。
27,28がそれぞれ取り付けられ、両プーリ27,2
8にはベルト29、プーリ30、及びギア31,32を
介して移送用モータ33の回転が伝達されるようになっ
ている。尚、34はテンションローラである。歯車状ロ
ーラ35はインクジェットヘッド16の用紙送り出し側
に設けられた送りローラ26に対向するように配設さ
れ、送りローラ26の回転に伴って従動回転する。
【0018】そして、移送用モータ33の回転により、
回転軸23,24とともに送りローラ25,26が回転
されて、前記ガイド板22上に案内された記録紙Pが、
これら送りローラ25,26及び歯車状ローラ35の回
転により印字列方向へ移送される。そして、記録紙Pが
ガイド板22上に支持された状態で、インクジェットヘ
ッド16が印字行方向へ往復移動されながら、各ノズル
17からインクが噴射されて、記録紙P上にドットマト
リクスにて印刷が行われる。印刷後の記録紙Pは送りロ
ーラ26及び歯車状ローラ35の回転により排紙トレイ
36上に排出される。
回転軸23,24とともに送りローラ25,26が回転
されて、前記ガイド板22上に案内された記録紙Pが、
これら送りローラ25,26及び歯車状ローラ35の回
転により印字列方向へ移送される。そして、記録紙Pが
ガイド板22上に支持された状態で、インクジェットヘ
ッド16が印字行方向へ往復移動されながら、各ノズル
17からインクが噴射されて、記録紙P上にドットマト
リクスにて印刷が行われる。印刷後の記録紙Pは送りロ
ーラ26及び歯車状ローラ35の回転により排紙トレイ
36上に排出される。
【0019】図4に示すように、前記歯付ベルト21
は、グラスファイバーよりなる多数の心線21aをクロ
ロプレンゴムよりなる外被21bで覆うことにより構成
されている。上記のような構成により、この歯付ベルト
21は、屈曲疲労に強く且つ、耐磨耗性、耐候性に優れ
るとともに、高抗張力で伸びが極めて少ないものとなっ
ている。そして、この実施例では、歯付ベルト21とし
てその幅Hが8mmのものが使用されている。
は、グラスファイバーよりなる多数の心線21aをクロ
ロプレンゴムよりなる外被21bで覆うことにより構成
されている。上記のような構成により、この歯付ベルト
21は、屈曲疲労に強く且つ、耐磨耗性、耐候性に優れ
るとともに、高抗張力で伸びが極めて少ないものとなっ
ている。そして、この実施例では、歯付ベルト21とし
てその幅Hが8mmのものが使用されている。
【0020】又、この実施例では、前記歯付プーリ1
9,20は、その歯数が25歯のものが使用され、両歯
付プーリ19,20の軸間距離はほぼ400mmとなっ
ている。又、この実施例では、前記移動用モータ18と
して、図5に示すような速度−トルク特性を有するもの
が使用され、本実施例の印刷動作時における回転数は6
00rpmに設定されている。
9,20は、その歯数が25歯のものが使用され、両歯
付プーリ19,20の軸間距離はほぼ400mmとなっ
ている。又、この実施例では、前記移動用モータ18と
して、図5に示すような速度−トルク特性を有するもの
が使用され、本実施例の印刷動作時における回転数は6
00rpmに設定されている。
【0021】そして、この実施例では、前記歯付ベルト
21は3.5〜6.5kgの範囲の張力(最適範囲は4
〜6kg)になるように、両歯付プーリ19,20間に
架装されている。尚、前記移動用モータ18は、この歯
付ベルト21の張力による負荷によって回転数等が狂う
ことがない程度のトルクを発生するものであればどのよ
うなものでもよい。又、歯付ベルト21自身も、当然、
この設定された範囲内の張力によって伸び等が発生しな
い程度の強度を有するものであればどのようなものでも
よい。
21は3.5〜6.5kgの範囲の張力(最適範囲は4
〜6kg)になるように、両歯付プーリ19,20間に
架装されている。尚、前記移動用モータ18は、この歯
付ベルト21の張力による負荷によって回転数等が狂う
ことがない程度のトルクを発生するものであればどのよ
うなものでもよい。又、歯付ベルト21自身も、当然、
この設定された範囲内の張力によって伸び等が発生しな
い程度の強度を有するものであればどのようなものでも
よい。
【0022】そして、上記のように、歯付ベルト21の
張力を3.5〜6.5kgの範囲(最適範囲は4〜6k
g)に設定した場合、インクジェットヘッド16の往路
と復路とにおける印刷位置のずれが最も小さくなること
が、発明者らの実験により証明された。
張力を3.5〜6.5kgの範囲(最適範囲は4〜6k
g)に設定した場合、インクジェットヘッド16の往路
と復路とにおける印刷位置のずれが最も小さくなること
が、発明者らの実験により証明された。
【0023】ここで、その実験方法について説明する
と、図6に示すように、8mmの幅Hを有する歯付ベル
ト21を使用した装置により、記録紙P上に印字列方向
に延びる複数本の直線を印刷する。そして、その印刷
を、歯付ベルト21の張力を複数の値に変化させてそれ
ぞれ行う。そして、その各張力値に対応する印刷結果よ
り、インクジェットヘッド16の往路と復路とにおける
印刷位置のずれ量Δを測定した。尚、ずれ量Δの測定
は、記録紙P上の左端、中央、右端の計3本の直線につ
いてそれぞれ行った。
と、図6に示すように、8mmの幅Hを有する歯付ベル
ト21を使用した装置により、記録紙P上に印字列方向
に延びる複数本の直線を印刷する。そして、その印刷
を、歯付ベルト21の張力を複数の値に変化させてそれ
ぞれ行う。そして、その各張力値に対応する印刷結果よ
り、インクジェットヘッド16の往路と復路とにおける
印刷位置のずれ量Δを測定した。尚、ずれ量Δの測定
は、記録紙P上の左端、中央、右端の計3本の直線につ
いてそれぞれ行った。
【0024】そして、上記実験による測定結果を図7の
表に示す。尚、同図において、+側のずれ量Δは往路の
印刷位置に対して復路の印刷位置が図6の左側にずれた
場合を表し、−側のずれ量Δは往路の印刷位置に対して
復路の印刷位置が右側にずれた場合を表す。そして、こ
の図7より明らかなように、歯付ベルト21の張力を
3.5〜6.5kgの範囲(最適範囲は4〜6kg)に
設定した場合に、最もずれ量Δが小さくなることが判
る。
表に示す。尚、同図において、+側のずれ量Δは往路の
印刷位置に対して復路の印刷位置が図6の左側にずれた
場合を表し、−側のずれ量Δは往路の印刷位置に対して
復路の印刷位置が右側にずれた場合を表す。そして、こ
の図7より明らかなように、歯付ベルト21の張力を
3.5〜6.5kgの範囲(最適範囲は4〜6kg)に
設定した場合に、最もずれ量Δが小さくなることが判
る。
【0025】因みに、図8〜図10及び参考写真a、
b、cは、歯付ベルト21の張力をそれぞれ0.88k
g、4.56kg、8.40kgに設定した場合におけ
る印刷結果を示すほぼ19/3倍の拡大図又は拡大写真
であり、記録紙Pの右端側に印刷された直線の一部を示
すものである。そして、図8〜図10及び参考写真a、
b、cを比較しても明らかなように、歯付ベルト21の
張力を0.88kgや8.40kgに設定した場合よ
り、4.56kgに設定した場合の方が、往路と復路と
におけるずれが小さいことが容易に理解できる。
b、cは、歯付ベルト21の張力をそれぞれ0.88k
g、4.56kg、8.40kgに設定した場合におけ
る印刷結果を示すほぼ19/3倍の拡大図又は拡大写真
であり、記録紙Pの右端側に印刷された直線の一部を示
すものである。そして、図8〜図10及び参考写真a、
b、cを比較しても明らかなように、歯付ベルト21の
張力を0.88kgや8.40kgに設定した場合よ
り、4.56kgに設定した場合の方が、往路と復路と
におけるずれが小さいことが容易に理解できる。
【0026】即ち、歯付ベルト21の張力を3.5〜
6.5kgの範囲より小さく設定すると、張力が弱くて
歯付ベルト21が弛むことにより、移動用モータ18の
回転に追従して歯付ベルト21上のインクジェットヘッ
ド16が正確に移動されないために、ずれが発生する。
又、歯付ベルト21の張力を3.5〜6.5kgの範囲
(最適範囲は4〜6kg)に設定すると、移動用モータ
18の回転に追従して歯付ベルト21上のインクジェッ
トヘッド16を正確に移動させることができるため、ず
れを小さくすることができる。又、歯付ベルト21の張
力を3.5〜6.5kgの範囲より大きく設定すると、
歯付ベルト21の張力による負荷によって移動用モータ
18の回転数等が狂ったり、歯付ベルト21自身に伸び
等が生じたりすることにより、ずれが発生する。
6.5kgの範囲より小さく設定すると、張力が弱くて
歯付ベルト21が弛むことにより、移動用モータ18の
回転に追従して歯付ベルト21上のインクジェットヘッ
ド16が正確に移動されないために、ずれが発生する。
又、歯付ベルト21の張力を3.5〜6.5kgの範囲
(最適範囲は4〜6kg)に設定すると、移動用モータ
18の回転に追従して歯付ベルト21上のインクジェッ
トヘッド16を正確に移動させることができるため、ず
れを小さくすることができる。又、歯付ベルト21の張
力を3.5〜6.5kgの範囲より大きく設定すると、
歯付ベルト21の張力による負荷によって移動用モータ
18の回転数等が狂ったり、歯付ベルト21自身に伸び
等が生じたりすることにより、ずれが発生する。
【0027】尚、歯付ベルト21の張力を3.5〜6.
5kgの範囲より大きく設定した場合、その大きな張力
による負荷に対抗できるだけの大きなトルクを有する移
動用モータを使用したり、更に高抗張力の歯付ベルトを
使用したりすることも考えられるが、このようにした場
合には製作コストが上昇することとなる。従って、移動
用モータ18及び歯付ベルト21として、歯付ベルト2
1の張力を3.5〜6.5kgの範囲に設定した場合に
問題が生じない程度のものを使用した方が、ずれの問題
と製作コストの問題との両側面から考えた場合、最適で
ある。
5kgの範囲より大きく設定した場合、その大きな張力
による負荷に対抗できるだけの大きなトルクを有する移
動用モータを使用したり、更に高抗張力の歯付ベルトを
使用したりすることも考えられるが、このようにした場
合には製作コストが上昇することとなる。従って、移動
用モータ18及び歯付ベルト21として、歯付ベルト2
1の張力を3.5〜6.5kgの範囲に設定した場合に
問題が生じない程度のものを使用した方が、ずれの問題
と製作コストの問題との両側面から考えた場合、最適で
ある。
【0028】以上のように、この実施例においては、歯
付ベルト21の張力を従来装置における歯付ベルトの張
力と比較して3.5〜6.5kgの範囲(最適範囲は4
〜6kg)という大きな値に設定するだけで、インクジ
ェットヘッド16の往路と復路とにおける印刷位置のず
れを非常に小さくすることができ、高品質な印刷画像を
得ることができる。しかも、複雑な制御によることな
く、単に歯付ベルト21の張力を大きくするだけという
非常に簡単な構成で上記効果を得ることができる。
付ベルト21の張力を従来装置における歯付ベルトの張
力と比較して3.5〜6.5kgの範囲(最適範囲は4
〜6kg)という大きな値に設定するだけで、インクジ
ェットヘッド16の往路と復路とにおける印刷位置のず
れを非常に小さくすることができ、高品質な印刷画像を
得ることができる。しかも、複雑な制御によることな
く、単に歯付ベルト21の張力を大きくするだけという
非常に簡単な構成で上記効果を得ることができる。
【0029】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば歯付ベルト21として幅Hの異なっ
たものを使用したり、移動用モータ18の回転数を変更
したり、歯付プーリ19,20として歯数の異なったも
のを使用したり、両プーリ19,20間の軸間距離を変
更したり、インクジェットプリンタ以外のシリアルプリ
ンタ、例えばサーマルヘッドプリンタ等に具体化するな
ど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を
任意に変更して具体化することも可能である。
のではなく、例えば歯付ベルト21として幅Hの異なっ
たものを使用したり、移動用モータ18の回転数を変更
したり、歯付プーリ19,20として歯数の異なったも
のを使用したり、両プーリ19,20間の軸間距離を変
更したり、インクジェットプリンタ以外のシリアルプリ
ンタ、例えばサーマルヘッドプリンタ等に具体化するな
ど、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を
任意に変更して具体化することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
刷ヘッドの往路と復路とにおける印刷位置のずれをなく
すことができ、高品質な印刷画像を得ることができると
いう優れた効果を発揮する。
刷ヘッドの往路と復路とにおける印刷位置のずれをなく
すことができ、高品質な印刷画像を得ることができると
いう優れた効果を発揮する。
【図1】本発明のシリアルプリンタをインクジェットプ
リンタに具体化した一実施例を示す平断面図である。
リンタに具体化した一実施例を示す平断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】歯付ベルトと歯付プーリとを示す部分拡大斜視
図である。
図である。
【図5】移動用モータの速度−トルク特性を示す表であ
る。
る。
【図6】ずれ量を測定するための実験方法を示す説明図
である。
である。
【図7】その実験による測定結果を示す表である。
【図8】歯付ベルトの張力を0.88kgに設定した場
合における印刷結果を示す拡大図である。
合における印刷結果を示す拡大図である。
【図9】歯付ベルトの張力を4.56kgに設定した場
合における印刷結果を示す拡大図である。
合における印刷結果を示す拡大図である。
【図10】歯付ベルトの張力を8.40kgに設定した
場合における印刷結果を示す拡大図である。
場合における印刷結果を示す拡大図である。
16…印刷ヘッドとしてのインクジェットヘッド、18
…移動用モータ、19…歯付プーリ、20…歯付プー
リ、21…歯付ベルト、P…用紙としての記録紙。
…移動用モータ、19…歯付プーリ、20…歯付プー
リ、21…歯付ベルト、P…用紙としての記録紙。
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のプーリ間に無端状のベルトを架装
し、そのベルトの一部に印刷ヘッドを固定して、プーリ
に連結されたモータの正逆回転によってベルトを周回さ
せることにより、印刷ヘッドを往復移動させて用紙上に
印刷を行うシリアルプリンタにおいて、前記ベルトの張
力を、そのベルトが緩まず、しかも前記モータの回転に
影響を与えない範囲内に設定したシリアルプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12083792A JPH05309902A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | シリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12083792A JPH05309902A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | シリアルプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309902A true JPH05309902A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14796189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12083792A Pending JPH05309902A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | シリアルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05309902A (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP12083792A patent/JPH05309902A/ja active Pending
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