JPH0531065B2 - - Google Patents
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- JPH0531065B2 JPH0531065B2 JP59120843A JP12084384A JPH0531065B2 JP H0531065 B2 JPH0531065 B2 JP H0531065B2 JP 59120843 A JP59120843 A JP 59120843A JP 12084384 A JP12084384 A JP 12084384A JP H0531065 B2 JPH0531065 B2 JP H0531065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion valve
- electric expansion
- heating
- time
- temperature
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ヒートポンプ式ルームエアコンに係
り、特に暖房運転の冷起動時の立上がり時間の短
縮を志向したヒートポンプ式ルームエアコンに関
するものである。
り、特に暖房運転の冷起動時の立上がり時間の短
縮を志向したヒートポンプ式ルームエアコンに関
するものである。
まず、従来のヒートポンプ式ルームエアコン
(特開昭58−214755号)を説明する。
(特開昭58−214755号)を説明する。
第2図は、従来のヒートポンプ式ルームエアコ
ンのサイクル構成図である。この第2図におい
て、1は圧縮機、2は、冷媒の流れ方向を制御す
る四方切換え弁、3は室内側熱交換器、4は電動
式膨張弁(この電動式膨張弁4を制御するための
構成については後述)、5は室外熱交換器である。
ンのサイクル構成図である。この第2図におい
て、1は圧縮機、2は、冷媒の流れ方向を制御す
る四方切換え弁、3は室内側熱交換器、4は電動
式膨張弁(この電動式膨張弁4を制御するための
構成については後述)、5は室外熱交換器である。
このように構成したヒートポンプ式ルームエア
コンにおいて、暖房運転時には、圧縮機1で圧縮
された高温高圧冷媒は、四方切換え弁2により室
内側熱交換器3へ送られ、この室内側熱交換器3
で、放熱、凝縮し、高圧液冷媒となる。次にこの
液冷媒は、電動式膨張弁4で減圧され、低温低圧
冷媒となつたのち、室外側熱交換器5で吸熱、蒸
発し、四方切換え弁2から圧縮機1へ戻るサイク
ルを繰り返す。
コンにおいて、暖房運転時には、圧縮機1で圧縮
された高温高圧冷媒は、四方切換え弁2により室
内側熱交換器3へ送られ、この室内側熱交換器3
で、放熱、凝縮し、高圧液冷媒となる。次にこの
液冷媒は、電動式膨張弁4で減圧され、低温低圧
冷媒となつたのち、室外側熱交換器5で吸熱、蒸
発し、四方切換え弁2から圧縮機1へ戻るサイク
ルを繰り返す。
前記電動式膨張弁4を制御するための構成と、
その制御方法を、次に説明する。
その制御方法を、次に説明する。
第2図において、6は、室外側熱交換器5の入
口の冷媒温度を検出する第1温度検出器、7は、
圧縮機1の吸収冷媒温度を検出する第2温度検出
器である。8は、前記第1、第2温度検出器6,
7からの信号を比較し、その差に応じて、電動式
膨張弁4を開閉するパルスモータ9を駆動するモ
ータ駆動器10を制御するモータ制御器である。
口の冷媒温度を検出する第1温度検出器、7は、
圧縮機1の吸収冷媒温度を検出する第2温度検出
器である。8は、前記第1、第2温度検出器6,
7からの信号を比較し、その差に応じて、電動式
膨張弁4を開閉するパルスモータ9を駆動するモ
ータ駆動器10を制御するモータ制御器である。
電動式膨張弁4は、従来から用いられている感
温式膨張弁(図示せず)がダイヤフラム(図示せ
ず)で弁部(図示せず)の開閉をしているのに対
し、パルスモータ9の回転力をねじを利用して上
下運動に変換し弁部の開閉をする弁である。した
がつて、開閉のための回転力を与えるモータに
は、一般に回転力を精度よく制御できるパルスモ
ータが用いられる。
温式膨張弁(図示せず)がダイヤフラム(図示せ
ず)で弁部(図示せず)の開閉をしているのに対
し、パルスモータ9の回転力をねじを利用して上
下運動に変換し弁部の開閉をする弁である。した
がつて、開閉のための回転力を与えるモータに
は、一般に回転力を精度よく制御できるパルスモ
ータが用いられる。
モータ制御器8は、外部からの信号(第2図で
は第1、第2温度検出器6,7)を受け、パルス
モータ9を所定の方向に所定の角度だめ回転させ
るパルス信号を発生する機能を有する装置であ
る。また、モータ駆動器10は、前記モータ制御
器8から出力されたパルス信号を増幅し、パルス
モータ9を駆動するものである。
は第1、第2温度検出器6,7)を受け、パルス
モータ9を所定の方向に所定の角度だめ回転させ
るパルス信号を発生する機能を有する装置であ
る。また、モータ駆動器10は、前記モータ制御
器8から出力されたパルス信号を増幅し、パルス
モータ9を駆動するものである。
なお、パルスモータ9と電動式膨張弁4とが一
体化されたものも市販されている。
体化されたものも市販されている。
次に、電動式膨張弁4を制御する動作について
説明する。
説明する。
暖房定常運転時において、外気温度の低下等に
より室外側熱交換器5の熱交換能力が低下する
と、室外側熱交換器5で蒸発し切れなかつた液冷
媒が圧縮機1へ戻り始める。冷媒は、2相状態で
は圧力一定であれば温度も一定となることから、
このような状態では、室外側熱交換器5の入口温
度と圧縮機1の吸込温度は等しくなる。このと
き、第1、第2温度検出器6,7から温度が等し
いという情報を受け取つたモータ制御器8は、モ
ータ駆動器10へ信号を送りパルスモータ9を駆
動し、電動式膨張弁4を閉じる方向に制御する。
電動式膨張弁4が閉じて行くと蒸発圧力が下が
り、蒸発温度が低下するため、今度は、室外側熱
交換器5で蒸発が十分行なわれるようになり、逆
に圧縮機1に戻る冷媒がスーパーヒートしてく
る。このような状態では、室外側熱交換器5の入
口温度よりも圧縮機1の吸込温度の方が高くなる
ため、第1、第2温度検出器6,7からの温度信
号に差が生じる。この差と、モータ制御器8に予
め設定した設定値とを比較し、差の方が大きいと
きにはモータ制御器8は、モータ駆動器10へ信
号を送りパルスモータ9を前と逆方向へ駆動し、
電動式膨張弁4を開く方向に制御する。このよう
にして、電動式膨張弁4は、第1、第2温度検出
器6,7の温度信号の差が設定値に等しくなるよ
うに制御されるが、比例制御だけでは室外側熱交
換器5の応答に遅れがあるため発散し有効な制御
ができないため、通常は積分制御、微分制御を加
えたPID制御としている。
より室外側熱交換器5の熱交換能力が低下する
と、室外側熱交換器5で蒸発し切れなかつた液冷
媒が圧縮機1へ戻り始める。冷媒は、2相状態で
は圧力一定であれば温度も一定となることから、
このような状態では、室外側熱交換器5の入口温
度と圧縮機1の吸込温度は等しくなる。このと
き、第1、第2温度検出器6,7から温度が等し
いという情報を受け取つたモータ制御器8は、モ
ータ駆動器10へ信号を送りパルスモータ9を駆
動し、電動式膨張弁4を閉じる方向に制御する。
電動式膨張弁4が閉じて行くと蒸発圧力が下が
り、蒸発温度が低下するため、今度は、室外側熱
交換器5で蒸発が十分行なわれるようになり、逆
に圧縮機1に戻る冷媒がスーパーヒートしてく
る。このような状態では、室外側熱交換器5の入
口温度よりも圧縮機1の吸込温度の方が高くなる
ため、第1、第2温度検出器6,7からの温度信
号に差が生じる。この差と、モータ制御器8に予
め設定した設定値とを比較し、差の方が大きいと
きにはモータ制御器8は、モータ駆動器10へ信
号を送りパルスモータ9を前と逆方向へ駆動し、
電動式膨張弁4を開く方向に制御する。このよう
にして、電動式膨張弁4は、第1、第2温度検出
器6,7の温度信号の差が設定値に等しくなるよ
うに制御されるが、比例制御だけでは室外側熱交
換器5の応答に遅れがあるため発散し有効な制御
ができないため、通常は積分制御、微分制御を加
えたPID制御としている。
以上、従来技術による電動式膨張弁4の制御に
ついて述べたが、基本的には、圧縮機1の吸込冷
媒の過熱度を検出し、その値により電動式膨張弁
4を制御するフイードバツク制御であり、急速な
変化には対応することが出来ない。したがつて、
従来技術によるヒートポンプ式ルームエアコンで
は、暖房運転の暖房冷起動時(前回の運転が終了
したのち長時間経過し、冷凍サイクルが冷え切つ
た状態から運転を開始する時)に液圧縮が生じる
とともに、立上がり速度が遅く、室温を設定値
(快適温度)に到らしめるのに長時間掛かるとい
う問題点があつた。
ついて述べたが、基本的には、圧縮機1の吸込冷
媒の過熱度を検出し、その値により電動式膨張弁
4を制御するフイードバツク制御であり、急速な
変化には対応することが出来ない。したがつて、
従来技術によるヒートポンプ式ルームエアコンで
は、暖房運転の暖房冷起動時(前回の運転が終了
したのち長時間経過し、冷凍サイクルが冷え切つ
た状態から運転を開始する時)に液圧縮が生じる
とともに、立上がり速度が遅く、室温を設定値
(快適温度)に到らしめるのに長時間掛かるとい
う問題点があつた。
以下、このような問題点が発生する理由を説明
する。
する。
通常、ヒートポンプ式ルームエアコンでは、室
内側熱交換器3以外は室外側にある。運転停止時
には、冷凍サイクルを構成する部品は、室内にあ
るものも室外にあるものも全て同じ圧力となる
が、冷媒は、温度が低ければ低いほど凝縮し易い
ことから、より温度の低い部分に集まることにな
る。
内側熱交換器3以外は室外側にある。運転停止時
には、冷凍サイクルを構成する部品は、室内にあ
るものも室外にあるものも全て同じ圧力となる
が、冷媒は、温度が低ければ低いほど凝縮し易い
ことから、より温度の低い部分に集まることにな
る。
暖房運転の行なわれる冬期には、室内温度より
も室外温度の方が低く、また暖房運転中は室内側
熱交換器3よりも室外側熱交換器5の温度が低
い。このため、運転停止時に、冷凍サイクル内の
圧力が内外とも同一となると、冷媒は飽和圧力の
低い低温の室外側熱交換器5に集まり、液冷媒と
して滞留する。このような状態から暖房運転を開
始すると、室外側熱交換器5にあつた液冷媒は、
ほとんど蒸発することなく圧縮機1へ戻つて圧縮
されるため、圧縮機1内にある吐出弁(図示せ
ず)の破損をもたらす恐れのある液圧縮を生じ
る。これは、前記した従来の電動式膨張弁の制御
方法では応答が遅く、急激な液戻りを防止できな
いために生じるものである。また、このような液
戻りが生じると、未蒸発の液冷媒は圧縮機1の吐
出側に吐き出されるが、該圧縮機1の吐出側は、
圧縮機1の圧縮ポンプ部、モータ部(いずれも図
示せず)を収納する高圧容器(図示せず)になつ
ており、該高圧容器内に液冷媒が吐き出されるこ
とになる。このとき、圧縮機1の室外にあること
から、運転開始時には低温になつており、前記高
圧容器内の液冷媒は圧縮機1の温度が上がるまで
の圧縮機1内に滞留するため、冷凍サイクル全体
としては冷媒不足の状態となる。この状態では、
室外側熱交換器5に十分冷媒が行き渡らないこと
から大幅にスーパーヒートし、外気から有効に吸
熱できなくなるが、前記した従来の電動式膨張弁
の制御方法では、室外側熱交換器5の入口冷媒温
度と圧縮機1の吸込冷媒温度との差を検出し、そ
の変化から電動式膨張弁4を徐々に制御するもの
であるから、このスーパーヒート時間を短くでき
なかつた。
も室外温度の方が低く、また暖房運転中は室内側
熱交換器3よりも室外側熱交換器5の温度が低
い。このため、運転停止時に、冷凍サイクル内の
圧力が内外とも同一となると、冷媒は飽和圧力の
低い低温の室外側熱交換器5に集まり、液冷媒と
して滞留する。このような状態から暖房運転を開
始すると、室外側熱交換器5にあつた液冷媒は、
ほとんど蒸発することなく圧縮機1へ戻つて圧縮
されるため、圧縮機1内にある吐出弁(図示せ
ず)の破損をもたらす恐れのある液圧縮を生じ
る。これは、前記した従来の電動式膨張弁の制御
方法では応答が遅く、急激な液戻りを防止できな
いために生じるものである。また、このような液
戻りが生じると、未蒸発の液冷媒は圧縮機1の吐
出側に吐き出されるが、該圧縮機1の吐出側は、
圧縮機1の圧縮ポンプ部、モータ部(いずれも図
示せず)を収納する高圧容器(図示せず)になつ
ており、該高圧容器内に液冷媒が吐き出されるこ
とになる。このとき、圧縮機1の室外にあること
から、運転開始時には低温になつており、前記高
圧容器内の液冷媒は圧縮機1の温度が上がるまで
の圧縮機1内に滞留するため、冷凍サイクル全体
としては冷媒不足の状態となる。この状態では、
室外側熱交換器5に十分冷媒が行き渡らないこと
から大幅にスーパーヒートし、外気から有効に吸
熱できなくなるが、前記した従来の電動式膨張弁
の制御方法では、室外側熱交換器5の入口冷媒温
度と圧縮機1の吸込冷媒温度との差を検出し、そ
の変化から電動式膨張弁4を徐々に制御するもの
であるから、このスーパーヒート時間を短くでき
なかつた。
このように、上述した電動式膨張弁の制御手段
を具備した、第2図に係る従来のヒートポンプ式
ルームエアコンは、暖房冷起動時に液圧縮を生
じ、立上がりも遅く、暖房運転が定常状態となつ
て室温が設定値に至るまでに時間が掛かるという
改善すべき点があつた。
を具備した、第2図に係る従来のヒートポンプ式
ルームエアコンは、暖房冷起動時に液圧縮を生
じ、立上がりも遅く、暖房運転が定常状態となつ
て室温が設定値に至るまでに時間が掛かるという
改善すべき点があつた。
本発明は、上記した従来技術の問題点を除去し
て、暖房冷起動時の立上がり速度を速くし、短時
間で室温を快適温度にすることができるヒートポ
ンプ式ルームエアコンの提供を、その目的とする
ものである。
て、暖房冷起動時の立上がり速度を速くし、短時
間で室温を快適温度にすることができるヒートポ
ンプ式ルームエアコンの提供を、その目的とする
ものである。
本発明に係るヒートポンプ式ルームエアコンの
構成は、少なくとも、圧縮機、室内側熱交換器、
電動式熱膨張弁、室外側熱交換器を順次接続して
設け、前記電動式膨張弁を開閉することができる
モータ駆動器と、このモータ駆動器を利用するモ
ータ制御器とを具備したヒートポンプ式ルームエ
アコンにおいて、電動式膨張弁をシーケンシヤル
制御することができるシーケンシヤル制御器を、
モータ駆動器に接続して設けるとともに、暖房冷
起動の状態を検出する暖房冷起動検出器を前記シ
ーケンシヤル制御器とモータ制御器とに接続して
設け、前記シーケンシヤル制御器と暖房冷起動検
出器とにより、暖房冷起動時に、前記圧縮機の駆
動とともに所定の短時間、モータ駆動器により電
動式膨張弁を閉状態としたのち、次の所定時間、
前記モータ駆動器により前記電動式膨張弁を開状
態とし、さらにその後の所定時間の間に前記電動
式膨張弁を予め設定された開度に到るまで、予め
設定された割合で閉じていくシーケンシヤル制御
を行なうように構成したものである。
構成は、少なくとも、圧縮機、室内側熱交換器、
電動式熱膨張弁、室外側熱交換器を順次接続して
設け、前記電動式膨張弁を開閉することができる
モータ駆動器と、このモータ駆動器を利用するモ
ータ制御器とを具備したヒートポンプ式ルームエ
アコンにおいて、電動式膨張弁をシーケンシヤル
制御することができるシーケンシヤル制御器を、
モータ駆動器に接続して設けるとともに、暖房冷
起動の状態を検出する暖房冷起動検出器を前記シ
ーケンシヤル制御器とモータ制御器とに接続して
設け、前記シーケンシヤル制御器と暖房冷起動検
出器とにより、暖房冷起動時に、前記圧縮機の駆
動とともに所定の短時間、モータ駆動器により電
動式膨張弁を閉状態としたのち、次の所定時間、
前記モータ駆動器により前記電動式膨張弁を開状
態とし、さらにその後の所定時間の間に前記電動
式膨張弁を予め設定された開度に到るまで、予め
設定された割合で閉じていくシーケンシヤル制御
を行なうように構成したものである。
すなわち、本発明のヒートポンプ式ルームエア
コンは、暖房冷起動の状態を検出することができ
る暖房冷起動検出器と、電動式膨張弁をシーケン
シヤルに制御するシーケンシヤル制御器とを具備
せしめ、前記暖房冷起動検出器に暖房冷起動の状
態を検出させ、その程度に合わせて、前記電動式
膨張弁の制御を前記シーケンシヤル制御器に行な
わせるようにしたものである。したがつて、電動
式膨張弁の制御は、起動時にはシーケンシヤル制
御であり、このシーケンシヤル制御を行なう時間
は、起動時の冷起動の程度により決まるものであ
る。
コンは、暖房冷起動の状態を検出することができ
る暖房冷起動検出器と、電動式膨張弁をシーケン
シヤルに制御するシーケンシヤル制御器とを具備
せしめ、前記暖房冷起動検出器に暖房冷起動の状
態を検出させ、その程度に合わせて、前記電動式
膨張弁の制御を前記シーケンシヤル制御器に行な
わせるようにしたものである。したがつて、電動
式膨張弁の制御は、起動時にはシーケンシヤル制
御であり、このシーケンシヤル制御を行なう時間
は、起動時の冷起動の程度により決まるものであ
る。
電動式膨張弁のシーケンシヤル制御の内容は次
のとおりである。
のとおりである。
圧縮機起動前に電動式膨張弁を全閉とする。こ
れは、暖房冷起動時の急激な液戻りを少なくする
ためで、液圧縮による吐出弁の破損を防止できる
とともに、室外側熱交換器の吸熱量を増加するこ
とができる。ここで電動式膨張弁を全閉とすると
しているが、これは制御信号についてであり、実
際の電動式膨張弁は完全に全閉とはならないよう
に作られていることが普通である。この理由は、
万が一電動式膨張弁が完全に全閉状態で停止した
まま圧縮機が動いたとしても若干の冷媒を流すこ
とにより以上圧力上昇が起こらないようにするた
めである。
れは、暖房冷起動時の急激な液戻りを少なくする
ためで、液圧縮による吐出弁の破損を防止できる
とともに、室外側熱交換器の吸熱量を増加するこ
とができる。ここで電動式膨張弁を全閉とすると
しているが、これは制御信号についてであり、実
際の電動式膨張弁は完全に全閉とはならないよう
に作られていることが普通である。この理由は、
万が一電動式膨張弁が完全に全閉状態で停止した
まま圧縮機が動いたとしても若干の冷媒を流すこ
とにより以上圧力上昇が起こらないようにするた
めである。
このように電動式膨張弁は全閉信号を受けても
完全には閉じないが、小量の冷媒の流れが存在し
ても上記した液圧縮を生じることはないため、本
発明の効果を何ら損なうものではない。
完全には閉じないが、小量の冷媒の流れが存在し
ても上記した液圧縮を生じることはないため、本
発明の効果を何ら損なうものではない。
次に、一定時間経過後、前記電動式膨張弁を全
開とする。これは、暖房冷起動時に生じる冷媒不
足によるスーパーヒートを、できる限り短時間と
するためである。
開とする。これは、暖房冷起動時に生じる冷媒不
足によるスーパーヒートを、できる限り短時間と
するためである。
この全開状態を所定時間続けたのち、電動式膨
張弁を予め設定された一定の割合で閉じていく。
これは、長時間全開状態を続けると、圧縮機の吐
出圧力の上昇が遅く、却つて暖房の立上がりを遅
くしたり、圧縮機への液戻り運転が生じるためで
ある。この電動式膨張弁を閉じる割合は、冷凍レ
イクルが安定したときの電動式膨張弁の設定開度
まで所定時間の間に到達するように設定されてい
る。このような電動式膨張弁のシーケンシヤル制
御時間は、起動前の暖房冷起動の状態により決定
され、圧縮機が冷え切つている時は長く設定され
る。
張弁を予め設定された一定の割合で閉じていく。
これは、長時間全開状態を続けると、圧縮機の吐
出圧力の上昇が遅く、却つて暖房の立上がりを遅
くしたり、圧縮機への液戻り運転が生じるためで
ある。この電動式膨張弁を閉じる割合は、冷凍レ
イクルが安定したときの電動式膨張弁の設定開度
まで所定時間の間に到達するように設定されてい
る。このような電動式膨張弁のシーケンシヤル制
御時間は、起動前の暖房冷起動の状態により決定
され、圧縮機が冷え切つている時は長く設定され
る。
以上のシーケンシヤル制御のあと、前記電動式
膨張弁の制御は、第2図において説明した、モー
タ制御器による通常の制御へ移行する。
膨張弁の制御は、第2図において説明した、モー
タ制御器による通常の制御へ移行する。
以下、実施例によつて説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るヒートポン
プ式ルームエアコンのサイクル構成図、第3図
は、第1図に係るヒートポンプ式ルームエアコン
の暖房冷起動用制御機器の構成図、第4図は、第
3図に係る暖房冷起動用制御機器による、電動式
膨張弁のシーケンシヤルの一例を示すタイムチヤ
ート図である。
プ式ルームエアコンのサイクル構成図、第3図
は、第1図に係るヒートポンプ式ルームエアコン
の暖房冷起動用制御機器の構成図、第4図は、第
3図に係る暖房冷起動用制御機器による、電動式
膨張弁のシーケンシヤルの一例を示すタイムチヤ
ート図である。
第1図において、第2図と同一符号を付したも
のは同一部分である。
のは同一部分である。
このヒートポンプ式ルームエアコンは、圧縮機
1、四方切換え弁2、室内側熱交換器3、電動式
膨張弁4、室外側熱交換器5を有するとともに、
前記電動式膨張弁4を制御するための制御器類と
して、第1温度検出器6、第2温度検出器7、こ
れら第1温度検出器6および第2温度検出器7か
らの信号により、電動式膨張弁4を開閉するパル
スモータ9を制御するモータ制御器8とモータ駆
動器10、暖房冷起動の状態を検出し、起動時に
は、モータ制御器8を経由しないで、後述するシ
ーケンシヤル制御器11を選択するタイマ式暖房
冷起動検出器12(詳細後述)、このタイマ式暖
房冷起動検出器12で検出した暖房冷起動の状態
に応じたモータ制御信号を、前記モータ駆動器1
0へ送り、電動式膨張弁4を制御するシーケンシ
ヤル制御器11を具備している。このシーケンシ
ヤル制御器11は、従来のヒートポンプ式ルーム
エアコンの説明で述べたモータ制御器8と同様
に、パルスモータ9を所定の方向に所定の角度だ
け回転させるパルス信号を発生する機能をもつ装
置である。シーケンシヤル制御器11がモータ制
御器8と異なる点は、モータ制御器8が外部から
の信号(第1図では、第1、第2温度検出器6,
7)を受けて、その内容によつて発生するパルス
信号を変えるのに対し、シーケンシヤル制御器1
1は、予めプログラムされているとおりにパルス
信号を出力する点にある。したがつて、シーケン
シヤル制御器11は、少なくとも、タイマー、パ
ルス発生器、記憶装置、それらを制御する制御装
置(いずれも図示せず)から成つている。
1、四方切換え弁2、室内側熱交換器3、電動式
膨張弁4、室外側熱交換器5を有するとともに、
前記電動式膨張弁4を制御するための制御器類と
して、第1温度検出器6、第2温度検出器7、こ
れら第1温度検出器6および第2温度検出器7か
らの信号により、電動式膨張弁4を開閉するパル
スモータ9を制御するモータ制御器8とモータ駆
動器10、暖房冷起動の状態を検出し、起動時に
は、モータ制御器8を経由しないで、後述するシ
ーケンシヤル制御器11を選択するタイマ式暖房
冷起動検出器12(詳細後述)、このタイマ式暖
房冷起動検出器12で検出した暖房冷起動の状態
に応じたモータ制御信号を、前記モータ駆動器1
0へ送り、電動式膨張弁4を制御するシーケンシ
ヤル制御器11を具備している。このシーケンシ
ヤル制御器11は、従来のヒートポンプ式ルーム
エアコンの説明で述べたモータ制御器8と同様
に、パルスモータ9を所定の方向に所定の角度だ
け回転させるパルス信号を発生する機能をもつ装
置である。シーケンシヤル制御器11がモータ制
御器8と異なる点は、モータ制御器8が外部から
の信号(第1図では、第1、第2温度検出器6,
7)を受けて、その内容によつて発生するパルス
信号を変えるのに対し、シーケンシヤル制御器1
1は、予めプログラムされているとおりにパルス
信号を出力する点にある。したがつて、シーケン
シヤル制御器11は、少なくとも、タイマー、パ
ルス発生器、記憶装置、それらを制御する制御装
置(いずれも図示せず)から成つている。
前記タイマ式暖房冷起動検出器12は、シーケ
ンシヤル制御器11とモータ制御器8とに接続し
て設けられており、前回の運転終了時点からの経
過時間を計時し、その経過時間が長い場合には、
シーケンシヤル制御器11による電動式膨張弁4
のシーケンシヤル制御時間を長くし、前記経過が
短い場合には、シーケンシヤル制御時間を短くす
ることができるように構成したものである。
ンシヤル制御器11とモータ制御器8とに接続し
て設けられており、前回の運転終了時点からの経
過時間を計時し、その経過時間が長い場合には、
シーケンシヤル制御器11による電動式膨張弁4
のシーケンシヤル制御時間を長くし、前記経過が
短い場合には、シーケンシヤル制御時間を短くす
ることができるように構成したものである。
次に第3図を使用して、このヒートポンプ式ル
ームエアコンの暖房冷起動用制御機器を説明す
る。この第3図において、13はマイクロコンピ
ユータであり、14は、このマイクロコンピユー
タ13に暖房運転開始の信号を送る暖房運転開始
スイツチ、15は、圧縮機1を起動させるための
圧縮機用リレー、6から12までは、前述したよ
うに電動式膨張弁4を制御するための制御器類で
ある。
ームエアコンの暖房冷起動用制御機器を説明す
る。この第3図において、13はマイクロコンピ
ユータであり、14は、このマイクロコンピユー
タ13に暖房運転開始の信号を送る暖房運転開始
スイツチ、15は、圧縮機1を起動させるための
圧縮機用リレー、6から12までは、前述したよ
うに電動式膨張弁4を制御するための制御器類で
ある。
ここで、マイクロコンピユータ13は、ルーム
エアコンデイシヨナの制御を行う装置であり、各
種の機能をもたせるのが一般的である。ここでは
その内、本発明に関係する機能についてのみ説明
する。
エアコンデイシヨナの制御を行う装置であり、各
種の機能をもたせるのが一般的である。ここでは
その内、本発明に関係する機能についてのみ説明
する。
マイクロコンピユータ13は、少なくとも、演
算部、記憶部、入力部、出力部(いずれも図示せ
ず)から成つており、入力部から入力された信号
により記憶部に予め記憶してあるプログラムで演
算し、出力部から命令を出力する。
算部、記憶部、入力部、出力部(いずれも図示せ
ず)から成つており、入力部から入力された信号
により記憶部に予め記憶してあるプログラムで演
算し、出力部から命令を出力する。
このようにして構成したヒートポンプ式ルーム
エアコンの動作を説明する。
エアコンの動作を説明する。
暖房運転開始スイツチ14をONにすると、マ
イクロコンピユータ13に、暖房運転開始信号が
入力される。マイクロコンピユータ13には、そ
の入力信号に対し、タイマ式暖房冷起動検出器1
2および圧縮機リレー15に信号を出力するよう
予めプログラムしておくことにより、マイクロコ
ンピユータ13からタイマ式暖房冷起動検出器1
2および圧縮機リレー15へ、暖房起動信号が送
られる。信号を受けたタイマ式暖房冷起動検出器
12は、まずモータ制御器8を選択せずシーケン
シヤル制御器11を選択し、シーケンシヤル制御
器11によつて電動式膨張弁4を制御する。一
方、圧縮機リレー15によつて圧縮機1が駆動さ
れる。
イクロコンピユータ13に、暖房運転開始信号が
入力される。マイクロコンピユータ13には、そ
の入力信号に対し、タイマ式暖房冷起動検出器1
2および圧縮機リレー15に信号を出力するよう
予めプログラムしておくことにより、マイクロコ
ンピユータ13からタイマ式暖房冷起動検出器1
2および圧縮機リレー15へ、暖房起動信号が送
られる。信号を受けたタイマ式暖房冷起動検出器
12は、まずモータ制御器8を選択せずシーケン
シヤル制御器11を選択し、シーケンシヤル制御
器11によつて電動式膨張弁4を制御する。一
方、圧縮機リレー15によつて圧縮機1が駆動さ
れる。
タイマ式暖房冷起動検出器12は、前回の暖房
運転終了時点からの経過時間に応じ、シーケンシ
ヤル制御器11で制御を行なう時間を調節する。
具体例を第4図を参照して説明する。第4図にお
いて、上の図は、電動式膨張弁の開度Pを示し、
下の図は、前回の運転終了時点からの経過時間T
を示す。上、下の図とも、横軸は共通で圧縮機1
の起動からの経過時間である。シーケンシヤル制
御器11による電動式膨張弁4のシーケンシヤル
制御は、上の図に示すように全閉で始まる。
運転終了時点からの経過時間に応じ、シーケンシ
ヤル制御器11で制御を行なう時間を調節する。
具体例を第4図を参照して説明する。第4図にお
いて、上の図は、電動式膨張弁の開度Pを示し、
下の図は、前回の運転終了時点からの経過時間T
を示す。上、下の図とも、横軸は共通で圧縮機1
の起動からの経過時間である。シーケンシヤル制
御器11による電動式膨張弁4のシーケンシヤル
制御は、上の図に示すように全閉で始まる。
この全閉状態を一定時間(通常0.5〜1分程度)
続けたのち、一気に全開(P1)となる。この全
開状態を所定時間続けたのち、電動式膨張弁4を
一定の割合で閉じていく。この閉じる割合は、冷
凍サイクルが安定したときの電動式膨張弁4の設
定開度まで所定時間の間に到達するように設定す
る。
続けたのち、一気に全開(P1)となる。この全
開状態を所定時間続けたのち、電動式膨張弁4を
一定の割合で閉じていく。この閉じる割合は、冷
凍サイクルが安定したときの電動式膨張弁4の設
定開度まで所定時間の間に到達するように設定す
る。
このように予めプログラムされた電動式膨張弁
4のシーケンシヤル制御は、暖房冷起動の場合は
どんな場合でもシーケンシヤル制御の最初から最
後まで実行されるものではなく、前回の運転終了
時点からの経過時間によつて電動式膨張弁4のシ
ーケンシヤル制御時間は変わる。
4のシーケンシヤル制御は、暖房冷起動の場合は
どんな場合でもシーケンシヤル制御の最初から最
後まで実行されるものではなく、前回の運転終了
時点からの経過時間によつて電動式膨張弁4のシ
ーケンシヤル制御時間は変わる。
前回の運転終了時点からの経過時間をT1とす
ると、シーケンシヤル制御器11で制御する時間
はt1となり、電動式膨張弁4の開度は、この間、
前閉で始まり、前回(P1)からP2、P3と絞られ
P4の状態でシーケンシヤル制御が終了し、モー
タ制御器8へ制御が移る。
ると、シーケンシヤル制御器11で制御する時間
はt1となり、電動式膨張弁4の開度は、この間、
前閉で始まり、前回(P1)からP2、P3と絞られ
P4の状態でシーケンシヤル制御が終了し、モー
タ制御器8へ制御が移る。
このようにして、前回の運転終了時点からの経
過時間がどんなに短くても、電動式膨張弁4はシ
ーケンシヤルに制御され、全閉状態で運転が開始
される。これは、前述のように、暖房運転終了と
ともに冷凍サイクル内の冷媒が室外側熱交換器5
に集まることから、電動式膨張弁4が開の状態で
は再起動時に大幅な液戻りが生じるが、電動式膨
張弁4を全閉状態にしておけば、室内側熱交換器
3からのガス冷媒で室外側熱交換器5内に滞留し
た液冷媒が急速に押し出され、圧縮機1へ戻るこ
とがないため液戻りを最少に抑えることができる
ことによるものである。この全閉状態に続いて全
開状態となるが、これは暖房冷起動時に生じる冷
媒不足によるスーパーヒートを、できる限り短時
間にするためである。起動直後、冷凍サイクルは
多かれ少なかれ必ず冷媒不足となり、大幅なスー
パーヒート状態となる。この時、圧縮機1の吸収
圧力は異常に低いため、圧縮機吸込溶媒の比体積
が大きくなり、冷凍サイクルの冷媒循環量が少な
くなつて立上りが遅くなつている。したがつて、
室外熱交換器5内の滞留冷媒がなくなつた段階で
電動式膨張弁4を全開とし、圧縮機1の吸込圧力
を上げることにより、立上り時のスーパーヒート
時間を短くできる。なお、前回の運転終了時点か
らの経過時間Tが短い状態(圧縮機1の温度が高
い状態)で長時間全開状態を続けると、圧縮機1
の温度が高い分だけ圧縮機1内への液冷媒の滞留
が少ないため冷媒不足の時間が短いことから液戻
り運転を始めるため、第4図に示すように、前回
の運転終了時点からの経過時間Tに応じて全開時
間が制御される。
過時間がどんなに短くても、電動式膨張弁4はシ
ーケンシヤルに制御され、全閉状態で運転が開始
される。これは、前述のように、暖房運転終了と
ともに冷凍サイクル内の冷媒が室外側熱交換器5
に集まることから、電動式膨張弁4が開の状態で
は再起動時に大幅な液戻りが生じるが、電動式膨
張弁4を全閉状態にしておけば、室内側熱交換器
3からのガス冷媒で室外側熱交換器5内に滞留し
た液冷媒が急速に押し出され、圧縮機1へ戻るこ
とがないため液戻りを最少に抑えることができる
ことによるものである。この全閉状態に続いて全
開状態となるが、これは暖房冷起動時に生じる冷
媒不足によるスーパーヒートを、できる限り短時
間にするためである。起動直後、冷凍サイクルは
多かれ少なかれ必ず冷媒不足となり、大幅なスー
パーヒート状態となる。この時、圧縮機1の吸収
圧力は異常に低いため、圧縮機吸込溶媒の比体積
が大きくなり、冷凍サイクルの冷媒循環量が少な
くなつて立上りが遅くなつている。したがつて、
室外熱交換器5内の滞留冷媒がなくなつた段階で
電動式膨張弁4を全開とし、圧縮機1の吸込圧力
を上げることにより、立上り時のスーパーヒート
時間を短くできる。なお、前回の運転終了時点か
らの経過時間Tが短い状態(圧縮機1の温度が高
い状態)で長時間全開状態を続けると、圧縮機1
の温度が高い分だけ圧縮機1内への液冷媒の滞留
が少ないため冷媒不足の時間が短いことから液戻
り運転を始めるため、第4図に示すように、前回
の運転終了時点からの経過時間Tに応じて全開時
間が制御される。
この場合、全開(P1)のままでなく、順次開
度をP1,P2……と絞つた理由は、冷凍サイクル
が冷え切つた状態の起動でも、電動式膨張弁4を
全開の状態で運転を続けると、圧縮機1の吐出圧
力の上昇が遅く、却つて暖房の立上がりを遅くす
ることがあるためである。
度をP1,P2……と絞つた理由は、冷凍サイクル
が冷え切つた状態の起動でも、電動式膨張弁4を
全開の状態で運転を続けると、圧縮機1の吐出圧
力の上昇が遅く、却つて暖房の立上がりを遅くす
ることがあるためである。
以上説明した実施例によれば、前回の運転終了
時点からの経過時間Tを計時し、その経過時間T
が長い場合には、シーケンシヤル制御器11によ
る電動式膨張弁4のシーケンシヤル制御時間を長
くし、短い場合にはシーケンシヤル制御時間を短
くし、このシーケンシヤル制御時間が経過したの
ちは、従来と同様に、モータ制御器8によつて制
御するようにしたので、暖房冷起動の液戻りを防
止し、スーパーヒートを短時間にし、立上がり速
度を速くし、短時間で室温を快適温度にすること
ができるという効果がある。
時点からの経過時間Tを計時し、その経過時間T
が長い場合には、シーケンシヤル制御器11によ
る電動式膨張弁4のシーケンシヤル制御時間を長
くし、短い場合にはシーケンシヤル制御時間を短
くし、このシーケンシヤル制御時間が経過したの
ちは、従来と同様に、モータ制御器8によつて制
御するようにしたので、暖房冷起動の液戻りを防
止し、スーパーヒートを短時間にし、立上がり速
度を速くし、短時間で室温を快適温度にすること
ができるという効果がある。
第5図は、本発明の他の実施例に係るヒートポ
ンプ式ルームエアコンのサイクル構成図である。
この第5図において、第1図と同一符号を付した
ものは同一部分である。
ンプ式ルームエアコンのサイクル構成図である。
この第5図において、第1図と同一符号を付した
ものは同一部分である。
このヒートポンプ式ルームエアコンは、第1図
に係るヒートポンプ式ルームエアコンにおけるタ
イマ式暖房冷起動検出器12の代りに、圧縮機1
の温度を検出する圧縮機温度検出器16を具備し
た温度式暖房冷起動検出器17を設けたものであ
り、その検出温度が低い場合には、電動式膨張弁
4のシーケンシヤル制御器11によるシーケンシ
ヤル制御時間を長くし、高い場合には、シーケン
シヤル制御時間を短くするようにしたものであ
る。
に係るヒートポンプ式ルームエアコンにおけるタ
イマ式暖房冷起動検出器12の代りに、圧縮機1
の温度を検出する圧縮機温度検出器16を具備し
た温度式暖房冷起動検出器17を設けたものであ
り、その検出温度が低い場合には、電動式膨張弁
4のシーケンシヤル制御器11によるシーケンシ
ヤル制御時間を長くし、高い場合には、シーケン
シヤル制御時間を短くするようにしたものであ
る。
前述のように圧縮機温度と圧縮機内へ滞留する
冷媒量とは密接な関係があり、圧縮機温度が高い
と冷媒不足時間が短くなる。したがつて、圧縮機
温度を検出し、シーケンシヤル制御器11に制御
を移している時間を決定する(本実施例)こと
は、前回の運転終了時点からの経過時間を計時し
決める方法(前記第1図に係る実施例)よりも直
接的で、正確である。
冷媒量とは密接な関係があり、圧縮機温度が高い
と冷媒不足時間が短くなる。したがつて、圧縮機
温度を検出し、シーケンシヤル制御器11に制御
を移している時間を決定する(本実施例)こと
は、前回の運転終了時点からの経過時間を計時し
決める方法(前記第1図に係る実施例)よりも直
接的で、正確である。
以上説明した、第5図に係る実施例によれば、
外気温度の影響を受けず、より正確な制御が可能
となり、冷起動時の立上がり速度を、前記第1図
に係る実施例よりもさらに速くすることができる
という効果がある。
外気温度の影響を受けず、より正確な制御が可能
となり、冷起動時の立上がり速度を、前記第1図
に係る実施例よりもさらに速くすることができる
という効果がある。
なお、前記各実施例においては、モータ制御器
8、シーケンシヤル制御器11、これらの制御器
8,11を切り換える暖房冷起動検出器12もし
くは17を、マイクロコンピユータ13と別部品
として説明したが、マイクロコンピユータ13内
に、その機能をプログラム化することが可能であ
り、また一体化することも可能である。
8、シーケンシヤル制御器11、これらの制御器
8,11を切り換える暖房冷起動検出器12もし
くは17を、マイクロコンピユータ13と別部品
として説明したが、マイクロコンピユータ13内
に、その機能をプログラム化することが可能であ
り、また一体化することも可能である。
さらに、前記各実施例においては、説明を容易
にするために、暖房起動時に限つて説明したが、
冷房起動時にも同様に適用できるものである。
にするために、暖房起動時に限つて説明したが、
冷房起動時にも同様に適用できるものである。
ただし、この場合のシーケンシヤル制御の内容
は、冷房運転時には運転休止時でも圧縮機温度が
高いことから若干変更してもよい。本発明による
シーケンシヤル制御では、圧縮機の起動時に電動
式膨張弁の全閉制御を行い、急激な液戻りを防止
するが、この場合、圧縮機の温度が高いことから
暖房運転時のように十分に絞り込む必要はない。
また、十分に絞り込む場合には暖房運転時に比較
してその全閉時間をより短時間とすることが可能
である。また、全閉制御に続く全開制御も以下の
理由で特に行われなくともよい。
は、冷房運転時には運転休止時でも圧縮機温度が
高いことから若干変更してもよい。本発明による
シーケンシヤル制御では、圧縮機の起動時に電動
式膨張弁の全閉制御を行い、急激な液戻りを防止
するが、この場合、圧縮機の温度が高いことから
暖房運転時のように十分に絞り込む必要はない。
また、十分に絞り込む場合には暖房運転時に比較
してその全閉時間をより短時間とすることが可能
である。また、全閉制御に続く全開制御も以下の
理由で特に行われなくともよい。
これは、冷房運転時には被冷房室にある蒸発器
の能力が極めて高く、圧縮機に戻る冷媒は大幅な
スーパーヒート状態にある。したがつて、特に電
動式膨張弁を全開としなくても通常のモータ制御
で十分に電動式膨張弁が開状態となるためであ
る。もちろん、暖房運転時と同様に、シーケンシ
ヤル制御で全開状態としても効果は同じである。
の能力が極めて高く、圧縮機に戻る冷媒は大幅な
スーパーヒート状態にある。したがつて、特に電
動式膨張弁を全開としなくても通常のモータ制御
で十分に電動式膨張弁が開状態となるためであ
る。もちろん、暖房運転時と同様に、シーケンシ
ヤル制御で全開状態としても効果は同じである。
上記の実施例では、電動式膨張弁を全閉、全開
と記載したが、全閉においては前記したように電
動式膨張弁で冷媒の流れを完全に遮断できるもの
でなくても、十分に絞れば本発明の効果を損なう
ものではないから、若干の冷媒の流れがあつても
差し支えないことは言うもでもない。また、全開
においても、その電動式膨張弁のもちうる開度の
100%でなくとも、十分に開いてあれば、本発明
の効果は発揮されることから、本発明の範囲内で
あることは言うまでもない。
と記載したが、全閉においては前記したように電
動式膨張弁で冷媒の流れを完全に遮断できるもの
でなくても、十分に絞れば本発明の効果を損なう
ものではないから、若干の冷媒の流れがあつても
差し支えないことは言うもでもない。また、全開
においても、その電動式膨張弁のもちうる開度の
100%でなくとも、十分に開いてあれば、本発明
の効果は発揮されることから、本発明の範囲内で
あることは言うまでもない。
以上詳細に説明したように本発明によれば、暖
房冷起動時の立上がり速度を速くし、短時間で室
温を快適温度にすることができるヒートポンプ式
ルームエアコンを提供することができる。
房冷起動時の立上がり速度を速くし、短時間で室
温を快適温度にすることができるヒートポンプ式
ルームエアコンを提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に係るヒートポン
プ式ルームエアコンのサイクル構成図、第2図
は、従来のヒートポンプ式ルームエアコンのサイ
クル構成図、第3図は、第1図に係るヒートポン
プ式ルームエアコンの暖房冷起動用制御機器の構
成図、第4図は、第3図に係る暖房冷起動用制御
機器による、電動式膨張弁のシーケンシヤル制御
の一例を示すタイムチヤート図、第5図は、本発
明の他の実施例に係るヒートポンプ式ルームエア
コンのサイクル構成図である。 1……圧縮機、3……室内側熱交換器、4……
電動式膨張弁、5……室外側熱交換器、8……モ
ータ制御器、10……モータ駆動器、11……シ
ーケンシヤル制御器、12……タイマ式暖房冷起
動検出器、16……圧縮機温度検出器、17……
温度式暖房冷起動検出器、T……前回の運転終了
時点からの経過時間。
プ式ルームエアコンのサイクル構成図、第2図
は、従来のヒートポンプ式ルームエアコンのサイ
クル構成図、第3図は、第1図に係るヒートポン
プ式ルームエアコンの暖房冷起動用制御機器の構
成図、第4図は、第3図に係る暖房冷起動用制御
機器による、電動式膨張弁のシーケンシヤル制御
の一例を示すタイムチヤート図、第5図は、本発
明の他の実施例に係るヒートポンプ式ルームエア
コンのサイクル構成図である。 1……圧縮機、3……室内側熱交換器、4……
電動式膨張弁、5……室外側熱交換器、8……モ
ータ制御器、10……モータ駆動器、11……シ
ーケンシヤル制御器、12……タイマ式暖房冷起
動検出器、16……圧縮機温度検出器、17……
温度式暖房冷起動検出器、T……前回の運転終了
時点からの経過時間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、圧縮機、室内側熱交換器、電動
式膨張弁、室外側熱交換器を順次接続して設け、
前記電動式膨張弁を開閉することができるモータ
駆動器と、このモータ駆動器を制御するモータ制
御器とを具備したヒートポンプ式ルームエアコン
において、 電動式膨張弁をシーケンシヤル制御することが
できるシーケンシヤル制御器を、モータ駆動器に
接続して設けるとともに、 暖房冷起動の状態を検出する暖房冷起動検出器
を前記シーケンシヤル制御器とモータ制御器とに
接続して設け、 前記シーケンシヤル制御器と暖房冷起動検出器
とにより、暖房冷起動時に、前記圧縮機の駆動と
ともに所定の短時間、モータ駆動器により電動式
膨張弁を閉状態としたのち、次の所定時間、前記
モータ駆動器により前記電動式膨張弁を開状態と
し、さらにその後の所定時間の間に前記電動式膨
張弁を予め設定された開度に到るまで、予め設定
された割合で閉じていくシーケンシヤル制御を行
うように構成したことを特徴とするヒートポンプ
式ルームエアコン。 2 暖房冷起動検出器は、暖房冷起動の状態を検
出するとともに、この状態に応じてシーケンシヤ
ル制御器による電動式膨張弁のシーケンシヤル制
御を行う時間を決定する機能を有するものとし、 該暖房冷起動検出器が、圧縮機の温度または室
外側熱交換器の温度のいずれかが低いと判断した
ときには、シーケンシヤル制御時間を長く設定
し、 該暖房冷起動検出器が、圧縮機の温度または室
外側熱交換器の温度のいずれかが低くないと判断
したときには、前記シーケンシヤル制御時間を短
く設定して、 シーケンシヤル制御を行うことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のヒートポンプ式ルーム
エアコン。 3 暖房冷起動検出器を、 前回の運転終了時点からの経過時間を計時し、
その経過時間が長い場合には、シーケンシヤル制
御器による電動式膨張弁のシーケンシヤル制御時
間を長くし、前記経過時間が短い場合には、前記
シーケンシヤル制御時間を短くするように構成し
たタイマ式暖房冷起動検出器にしたことを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載のヒートポンプ式
ルームエアコン。 4 暖房冷起動検出器を、 圧縮機の温度を検出する圧縮機温度検出器を具
備し、その検出温度が低い場合には、シーケンシ
ヤル制御器による電動式膨張弁のシーケンシヤル
制御時間を長くし、前記検出温度が高い場合に
は、前記シーケンシヤル制御時間を短くするよう
に構成した温度式暖房冷起動検出器にしたことを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載のヒートポ
ンプ式ルームエアコン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59120843A JPS611971A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | ヒ−トポンプ式ル−ムエアコン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59120843A JPS611971A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | ヒ−トポンプ式ル−ムエアコン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS611971A JPS611971A (ja) | 1986-01-07 |
| JPH0531065B2 true JPH0531065B2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=14796331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59120843A Granted JPS611971A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | ヒ−トポンプ式ル−ムエアコン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS611971A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03243925A (ja) * | 1990-02-13 | 1991-10-30 | Ind Technol Res Inst | 液晶ディスプレイ及び製造方法 |
| JP2014085080A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP59120843A patent/JPS611971A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS611971A (ja) | 1986-01-07 |
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