JPH05310763A - 心臓保護トコフェロ−ル類似体 - Google Patents

心臓保護トコフェロ−ル類似体

Info

Publication number
JPH05310763A
JPH05310763A JP4287045A JP28704592A JPH05310763A JP H05310763 A JPH05310763 A JP H05310763A JP 4287045 A JP4287045 A JP 4287045A JP 28704592 A JP28704592 A JP 28704592A JP H05310763 A JPH05310763 A JP H05310763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
compound
compound according
formula
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4287045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3230699B2 (ja
Inventor
J Martin Grisar
マ−ティン グリサ−ル ジョアン
Margaret A Petty
アン ペティ− マ−ガレット
Frank Bolkenius
ボルケニス フランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aventis Pharmaceuticals Inc
Original Assignee
Merrell Dow Pharmaceuticals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merrell Dow Pharmaceuticals Inc filed Critical Merrell Dow Pharmaceuticals Inc
Publication of JPH05310763A publication Critical patent/JPH05310763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3230699B2 publication Critical patent/JP3230699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/655Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms
    • C07F9/6552Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms the oxygen atom being part of a six-membered ring
    • C07F9/65522Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms the oxygen atom being part of a six-membered ring condensed with carbocyclic rings or carbocyclic ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Noodles (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式: [QはP・Xであり、Xはハライド又
はOS(O)であり、ここでRはH,C1〜6
アルキル、アリール又はアラルキルであり;R〜R
はC1〜6低級アルキル、フェニル、ベンジル又はフェ
ネチルであり;R,R,RはH又はC1〜6アル
キルであり;RはH又は−C(O)Rであり、ここで
RはH又はC1〜9アルキルであり;nは整数1〜6で
あるが;但し、R,R、及びRは同時にフェニル
であることはないことを条件とする]の化合物、その
(R)及び(S)鏡像体及びラセミ混合物、及び製薬上
受け入れられるその塩その製造方法、並びに医薬組成
物。 【効果】 上記化合物は心臓保護及び治療剤、再灌流又
は炎症処置剤として利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はある種の2H-1-ベンゾピ
ラン類のアルキル化ホスホニウムアルキレン誘導体、そ
の中間体、及びそれらを製造するのに有用な方法、それ
らの遊離基スカベンジャ−性質と心臓保護性質、及び治
療剤としての最終用途に関するものである。
【0002】
【課題を解決する手段】より詳しくは、本発明は式
【化4】 のアルキル化ホスホニウムアルキレン誘導体類、その
(R)及び(S)エナンチオマ−類及びラセミ混合物、及び
製薬上受け入れられるその塩に関する。式中QはP(+)
123・X(-)であり、Xはハライド又はOS(O)2
4であり、ここでR4はH、C16アルキル、アリ−ル
又はアラルキルであり、R1、R2及びR3は各々独立に
16低級アルキル、フェニル、ベンジル、フェネチル
であり、R5はH又はC16アルキルであり、R6はH又
は−C(O)Rであり、ここでRはH又はC19アルキル
であり、R7はH又はC16アルキルであり、R8はH又
はC16アルキルであり、nは整数1〜6であるが、但
し、R1、R2、及びR3は同時にフェニルであることは
ないことを条件とする〕
【0003】本明細書で使用する式Iの(CH2)n{nは
1〜6の整数を表わす}部分は、C16の直鎖又は分枝鎖
アルキレンを表わし、メチレン、エチレン、プロピレ
ン、t-ブチレン、n-ブチレン、n-ヘキシレン及びイソプ
ロピレン等の好ましい種を含んでいる。好ましくはnは
3未満であり、最も好ましくはnは2である。「C16
アルキル」という用語は6個までの炭素原子を有する直
鎖又は分枝鎖の基を含んでおり、メチル、エチル、プロ
ピル、n-ブチル、t-ブチル、ペンチル及びヘキシルが代
表的なものである。「−C(O)R」という用語には、R
がH及びC19アルキルであるアシル部分が含まれ、ホ
ルミル及び10個迄の炭素原子を含有する直鎖及び分枝鎖
アルキルカルボニル部分を包含し、メチルカルボニル、
エチルカルボニル、プロピルカルボニル、t-ブチルカル
ボニル、及びn-ヘキシルカルボニルが好ましい代表とし
て含まれる。アリ−ルは使用する場合、好ましくはフェ
ニル又はC16アルキル基で置換されたフェニル(例え
ばトルエン)であり、アラルキルはベンジル又はフェネ
チルであって、各フェニル部分は、任意付加的にC 1〜6
低級アルキルを有することもあり得る。
【0004】「Q」の部分は各R1、R2、R3がC1-6
ルキル基、フェニル、ベンジル、又はフェニチルであ
り、アルキレン部分に結合した、第四級ホスホニウム誘
導体P (+)123・X(-)を含んでいる。好ましくは
1、R2、及びR3はC1-6アルキルである。R1、R2
及びR3基が同じであることが好ましいが、本発明は
1、R2、及びR3基が異なるものである誘導体を含ん
でいる。好ましくはこれらの基はメチル、又はエチルで
ある。R1、R2、及びR3は同時にフェニルであること
はなく、フェニルが存在する場合には好ましくはR1
2、又はR3の単に一つだけが、フェニルである。X
(-)はハライド、又はOS(O)24であり、R4は前に
定義した通りである。好ましくはX(-)はハライドであ
り、より好ましくはブロマイドである。
【0005】「製薬上受け入れられる酸付加塩」という
用語は、有機又は無機酸が製薬上の塩基化合物と相互作
用することによって無毒の製薬上受け入れられる物質を
形成することが出来る塩を包含する。適当な塩を形成す
る代表的な無機酸には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸
及び酸金属塩、例えばオルト燐酸一水素ナトリウム及び
硫酸水素カリウムが含まれる。適当な塩を形成する有機
酸の例には、モノ、ジ、及びトリカルボン酸が含まれ
る。このような酸の代表例は、例えば酢酸、グリコ−ル
酸、乳酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、フマ−ル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコ
ルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、安息香
酸、ヒドロキシ安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、サリ
チル酸、2-フェノキシ安息香酸及びスルホン酸、例えば
メタンスルホン酸、4−メチル−ベンゼンスルホン酸及
び2-ヒドロキシエタンスルホン酸が含まれる。モノ又は
ジ酸塩の何れかが形成出来、そのような塩は水和又は実
質的な無水形のいずれかで存在できる。一般にこれらの
化合物の塩は水及び種々の親水性有機溶媒に可溶である
結晶性物質である。
【0006】一般に式Iの化合物はこの技術で知られて
いるものと類似の化学的方法及び標準技術によって製造
され得る。実施するにあたって、式Iの化合物の製造は
多くが既知化合物である出発物質として3,4-ジヒドロ-2
H-1-ベンゾピラン-2-オ−ルを用いるのが都合が良い。
任意の特定の出発物質が知られていない場合にはそのよ
うな化合物はこの技術で知られたものと類似の標準方法
を用い、並びにそのような方法を所望出発物質を製造す
るのに予測出来る方法を適用することによって容易に製
造できる。
【0007】3,4-ジヒドロ-2,5,7,8-テトラアルキル-2H
-1-ベンゾピラン-2-オ−ルの製造及びそれらの式I最終
生成物への転換は次の反応経路に示される。
【0008】中間体の製造
【化5】 最終生成物の製造
【化6】 式中n、R1、R2、R3、R5、R6、R7、R8及びXは
前に定義の通りであり、R6'は−C(O)Rであり、Rは
前に定義した通りである。
【0009】中間体の製造はヒドロキノン(2)の3-ブテ
ン-2-オンとの酸、好ましくは硫酸の存在下に於ける縮
合から開始され、この縮合はメタノ−ル及びトリメチル
オルトホルメ−ト中で実施される。そのようにして造っ
たジヒドロベンゾピラン(3)を次に順次、標準手順に従
って、アシル化及び加水分解反応にかけ、式(4)のヘミ
ケタ−ルを生成する。式(4)の化合物の2-位置に於ける
ヒドロキシアルキル部分の導入は、ウィッティッヒ-ホ
−ナ−型の反応、好ましくは式(4)の化合物のトリメチ
ルホスホノエステル(例えばトリメチルホスホノアセテ
−ト)との反応によって行うことが出来、式(5)のエス
テルを生成し、これは加水分解され、次に還元(好まし
くは水素化リチウムアルミニウム)され、式(6)のアル
コ−ルを生じる。これらのアルコ−ルは又ヒドロキノン
(2)の適当な式(10)及び(11)のビニルジオ−ルとの酸触
媒された縮合によって直接形成することも出来る。
【化7】 nは上に定義した通りである。
【0010】ホスホン化の前に式(6)のアルコ−ルは、
先ず2-位置のヒドロキシアルキル部分をそれらのハライ
ド又はトシレ−ト(即ち、Xがハライド、又は式−OS
(O) 2R4であってR4が前に定義の通りのp-トルエンス
ルホニロキシ基)の何れかに、標準条件、例えばアルコ
−ルと、(トリフェニルホスフィンと臭素のジクロロメ
タン中での反応により得られた)ブロモトリフェニルホ
スホニウムブロマイド(φ3PBr+Br-)との反応に従
って転換することによって先ず活性化されるか、又は上
記アルコ−ルを適当なスルホニルハライド(例えばp-ト
ルエンスルホニルクロライド)と塩基の存在下でこの技
術で知られた標準手順に従って反応させることによって
先ず活性化される。活性化反応体(ハライド又はトシレ
−ト)(7)はそれらの第4級フォスホニウム誘導体に、6
-OH部分のアシル化の前又は後の何れかに於いて転換
することが出来る。この技術で良く知られた標準手順を
式Iの第4級ホスホニウム誘導体の製造に於いて使用す
ることが出来る。例えば式(7)の活性化化合物を等モル
量の適当なトリアルキルホスフィンと、加圧化で約90℃
〜150℃の温度で、不活性溶媒、好ましくはブタノン中
で反応させることによって効率的に行うことが出来る。
第3級ホスフィンが入手可能な場合は(遊離塩基とし
て)、第4級ホスホニウム誘導体は第3級ホスフィンを
適当なアルキルハライド又はアルキルスルホネ−ト(即
ち、Xがハライド又はアルキルスルホネ−ト−OS(O)
24であるR3X)と標準手順に従って反応させること
によって製造できる。例えば反応体を好ましくは還流温
度で、極性溶媒中で、好ましくはアセトニトリル中で加
熱することによって製造することが出来る。述べられた
様に、ホスホネ−ションの前に6位置ヒドロキシ部分を
アシル化してO−アシル誘導体を得ることが可能である
が、この手順は好ましくはない。
【0011】更に、2-位置にアシメ炭素原子が存在する
ので化合物はR−又はS−エナンチオマ−の何れか、又
はこれらの混合物として存在しうる。個々のエナンチオ
マ−形の製造は、例えば、光学的に活性なアミンとのジ
アステレオマ−塩を使用すること、又は別の方法とし
て、アルコ−ル(7)を光学活性な酸、例えば、L-2,4-MeC
lC6H3CHMeCOOH(Meはメチルを表わす)とのエステルと
して分割することなど、標準及び慣用の手段により式
(5)の酸を分割することによって実施することが出来
る。
【0012】
【実施例】次の調製例及び実施例は本明細書に記載した
技術及び方法を説明する役目をする。
【0013】調製例1 3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチル)-2,5,7,8-テトラメ
チル-2H-1-ベンゾピラン-6-オ−ル 200 mlのジクロロメタン中の11.0 g (0.042 モル)のト
リフェニルホスフィンに50 mlのジクロロメタン中の6.7
1g(0.042 モル)の溶液を滴下する。溶液を30分間室温
で攪拌し、次に10.0g (0.04モル)の3,4-ジヒドロ-6-
ヒドロキシ-2,5,7,8-テトラメチル-2H-1-ベンゾピラン-
2-エタノ−ル(CAS 79907-48-5)を加える。生じる溶液
を4時間還流し、一夜冷却し、200ml中の水中の15gの炭
酸ナトリウムの溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥し、瀘過し、蒸発する。生じる油をメタノ−ルから
結晶化して9.22 gの3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチル)
-2,5,7,8-テトラメチル-2H-1-ベンゾピラン-6-オ−ルを
得る。
【0014】ラセミ体の3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ-2,
5,7,8-テトラメチル-2H-1-ベンゾピラン-2-エタノ−ル
をエナンチオマ− R-(CAS 94425-68-0)、又は S-(CAS 9
4425-67-9)と置き換えて各個々の異性体につきこの調製
例の手順に従うことによって光学活性のエナンチオマ−
がえられる。
【0015】調製例2 3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチル)-2,5,7,8-テトラメ
チル-2H-1-ベンゾピラン-6-イルアセテ−ト 60 mlのルチジン中の9.22 g (0.029 モル)の 3,4-ジヒ
ドロ-2-(2-ブロモエチル)-2,5,7,8-テトラメチル-2H-1
-ベンゾピラン-6-オ−ルの溶液に30 mlの無水酢酸を加
える。生じる溶液を室温で一夜攪拌する。水(30 ml)を
加え、温度を30℃付近に保つ為に少し氷を加え、混合物
を30分間攪拌し、更に水及び氷を加え、生じる沈殿を集
め、水で洗浄し、五酸化燐で減圧下で乾燥し10.0 gの粉
末を得る。混合物をエチルエ−テル及びペンタンから再
結晶化すると、9.41 gの3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチ
ル)-2,5,7,8-テトラメチル-2H-1-ベンゾピラン-6-イル
アセテ−ト、融点102〜103℃が得られる。調製例1で製
造したR及びSエナンチオマ−を用いて対応するエナン
チオマ−をこの調製例の手順に従って同様に製造でき
る。
【0016】実施例1 [2-(3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ-2,5,7,8-テトラメチ
ル-2H-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル]−トリメチルホ
スホニウムブロマイド 3.13gの3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチル)-2,5,7,8-テ
トラメチル-2H-1-ベンゾピラン-6-オ−ル、テトラヒド
ロフラン中のトリメチルホスフィン1M溶液20ml及び25
mlの2-ブタノンの混合物を密閉したステンレス鋼容器中
で攪拌しながら100℃で44時間加熱した。容器を冷却
し、開いてその内容物をフラスコに移し、蒸発乾固させ
た。アセトニトリルから2回再結晶すると3.0gの表題化
合物が得られたが、その融点が230〜233℃であり、それ
は元素分析、IR、UV及び1H及び13C NMRスペクト
ルで同定された。R−エナンチオマ−及びS−エナンチ
オマ−が同様につくられた。 R(+)−エナンチオマ−−αD 25=+12.75゜(MeOH) S(-)−エナンチオマ−−αD 25=-12.75゜(MeOH)
【0017】実施例2 2-(3,4-ジヒドロ-2,5,7,8-テトラメチル-6-メチルカル
ボニロキシ-2H-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル−トリメ
チルフォスフォニウムブロマイド 3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチル)-2,5,7,8-テトラメ
チル-2H-1-ベンゾピラン-6-オ−ルの代りに調製例2で
記載された6-アセテ−トの当量を使用し、そして実質的
に実施例1の手順に従ってこの実施例の表題化合物が造
られた。同様に調製例1と2によって造られたR−及び
S−エナンチオマ−を使用することにより、そしてこの
実施例の手順に従うことによってこの実施例の対応する
R及びSエナンチオア−表題化合物が造られる。
【0018】実施例3 [2-(3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ−2,5,7,8-テトラメチ
ル-2H-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル]−トリエチル
ホスホニウムブロマイド 実施例1に記載の手順に従うが、1Mトリエチルホスフ
ィンを使用して表題化合物が得られ、これはアセトニト
リルと酢酸エチルの混合物から再結晶化され、その融点
は187〜188゜であり、これは元素分析、IR、UV、1
H,13C NMRスペクトルによって同定された。
【0019】同様にトリフェニルホスフィンを次のもの a)トリプロピルホスフィン b)トリイソプロピルホスフィン c)ジメチルフェニルホスフィン d)ジメチルベンジルホスフィン又は e)エチルメチルフェニルホスフィン と置き換えることによって、そして実施例1及び2の手
順に従って、それらのR及びSの個々のエナンチオマ−
を含めて、次の[2-(3,4-ジヒドロ-6-ヒドロキシ−2,5,
7,8-テトラメチル-2H-1-ベンゾピラン-2-イル)エチ
ル]−トリメチルホスホニウムブロマイド及び[2-(3,4-
ジヒドロ−2,5,7,8-テトラメチル-6-メチルカルボニル
オキシ-2H-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル]−トリメ
チルホスホニウムブロマイドのトリプロピルホスホニウ
ムブロマイド、トリイソプロピルホスホニムブロマイ
ド、ジメチルフェニルホスホニウムブロマイド、ジメチ
ルベンジルホスホニムブロマイド及びエチルメチルフェ
ニルホスホニウムブロマイド類似体が製造された。
【0020】実施例4 2-(3,4-ジヒドロ-6−ヒドロキシ−2,7,8-トリメチル-2H
-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル−トリメチルホスフォ
ニウムブロマイド 実施例1に記載の手順に従うが、3,4-ジヒドロ-6-ヒド
ロキシ-2,7,8-トリメチル-2H-1-ベンゾピラン-2-エタノ
−ル(CAS 93600-70-5)を出発物質として使用し、表題化
合物が得られる。
【0021】実施例5 2-(3,4-ジヒドロ-6−ヒドロキシ−2,5,8-トリメチル-2H
-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル−トリメチルホスフォ
ニウムブロマイド 実施例1に記載の手順に従うが、3,4-ジヒドロ-6-ヒド
ロキシ-2,5,8-トリメチル-2H-1-ベンゾピラン-2-エタノ
−ル(CAS 93600-69-2)を出発物質として使用し、表題化
合物が得られる。
【0022】実施例6 2-(3,4-ジヒドロ-6−ヒドロキシ−2,5,7-トリメチル-2H
-1-ベンゾピラン-2-イル)エチル−トリメチルホスフォ
ニウムブロマイド 実施例1に記載の手順に従うが、3,4-ジヒドロ-6-ヒド
ロキシ-2,5,7-トリメチル-2H-1-ベンゾピラン-2-エタノ
−ル(CAS 93600-68-1)を出発物質として使用し、表題化
合物が得られる。
【0023】実施例7 3-(3,4-ジヒドロ-6−ヒドロキシ−2,5,7,8-テトラメチ
ル-2H-1-ベンゾピラン-2-イル)プロピル−トリメチルホ
スフォニウムブロマイド 調製例1及び実施例1に記載の手順に従うが、3,4-ジヒ
ドロ-6-ヒドロキシ-2,5,7,8-テトラメチル-2H-1-ベンゾ
ピラン-2-プロパノ−ル(CAS 104568-57-2)を出発物質と
して使用し、表題化合物が得られる。
【0024】また、3,4-ジヒドロ-2-(2-ブロモエチル)
-2H-1-ベンゾピラン反応体の代りに適当なクロロ又はス
ルホネ−ト活性化反応体を使用することによって、前の
実施例(1〜7)の化合物の対応するホスホニウムクロ
ライド及びホスホニウムスルホネ−トも製造できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の化合物の範囲並びに上記化合物
の製造のための一般的及び特定の方法を既に記載したの
で、次の情報は本発明の化合物の有用性及びその為の方
法を記載するものである。
【0026】心臓筋肉の部分への血液の供給が封鎖され
るとき、心筋梗塞(心臓発作)が生じ、血液を奪われた
筋肉組織は死に、永久に心臓が損傷を受ける。もし、血
液供給が心筋梗塞後一時間以内に再び確立できれば、心
臓筋肉組織は生きたままとなり、永久な損傷は減少でき
る。これは外科的並びに薬理学的(血栓溶解)手順によ
って達成出来、これらの方法は再灌流として知られてい
る。
【0027】再灌流は現在広く行われ、成功しており、
心筋梗塞に依る致死が20〜30%だけ減少したとされてい
る。しかし、再灌流にも問題がある。酸素が奪われた
(虚血)組織はそれ自体が異常な状態であって、酸素に
富んだ血液に突然さらされたときに脆い。これは酸素パ
ラドックスと呼ばれており、細胞死の形で再灌流損傷に
導く。この損傷は、酸素に由来するフリ−ラジカルによ
るものと推論され、特定して言うと、ス−パ−オキシド
基O2 -によるものとされている。この仮説の証拠は、動
物実験で得られている。ビ−.ア−ル.ルッケシ(Lucches
i)及びその共同研究者等は、酵素のス−パ−オキシドデ
ィスミュ−タ−ゼ並びに遊離基スカベンジャ−であるN-
(メルカプトプロピオニル)グリシンが犬の心筋の再灌流
傷害を減少することを示した(Cir. Res., 1984, 54, 2
77-285; J. Cardiovasc. Pharmacol., 1986, 8, 978-8
8; Fed. Proc., 1987, 46, 2413-21)。
【0028】ビタミンE、即ちα-トコフェロ−ルは式
【化8】 の良く知られた化合物であり、酸素に由来する遊離基並
びに過酸化水素と反応する天然の抗酸化剤である。これ
は脂質膜中に割込まされており、その生物的な機能は酸
化攻撃に対し、生物膜を保護することであることが示さ
れている。α-トコフェロ−ルの抗酸化剤、3,4-ジヒド
ロ-2,5,7,8-テトラメチル-2H-2-ベンゾピラン-6-オ−ル
部分は、どこにでも存在する細胞質ゾルのレドックスシ
ステムによって常に再生され、そして全て実際的な目的
の為にこれは常に再生されている永久的な膜の構成成分
である。
【0029】本発明の化合物はまた関連するか又は類似
の3,4-ジヒドロ-2,5,7,8,-テトラアルキル-2H-1-ベンゾ
ピラン-2-イル部分を有しているが、生物膜へのいたる
ところに於ける取込の役割を担っていると考えられてい
るα-トコフェロ−ル分子の2-位置の新油性の部分は親
水性の部分と置き換えられており、心臓組織に対しより
大きな親和性を与えている。従って本発明の化合物はま
た薬理学的な抗酸化剤及び遊離基スカベンジャ−として
も有用であり、特にス−パ−オキシド陰イオン基O2 -
スカベンジャ−として有用である。これらは酸素に由来
する遊離基及び過酸化水素が組織に於いて細胞死を生じ
ることによる再灌流損傷の所に於いて治療上用いること
が出来る。この状況は組織に対する全体の又は部分的な
血液の封鎖が除去された時に自発的(一時的な虚血)又
は薬理学的又は外科的な干渉(血栓、血管形成術、バイ
パス、臓器移植等)の何れかに於いて生じる。種々の病
気又はそれらの薬物に依る処理によって一時的な虚血又
は再灌流にさらされる組織は心臓、肺、腎臓、すい臓及
び脳の組織である。特に冠状動脈の梗塞及び卒中の後の
再灌流としても知られている薬理学的な血栓溶解の急速
に増加している実施は、本発明の化合物のような遊離基
スカベンジャ−の予めの投与又は一緒の投与によって利
益を受ける。同様に外科的な干渉例えばひどく閉塞した
アテロ−ム性動脈硬化症の血管に於いて血管口径の直径
を増す為に膨張する風せんが使用される経皮トランスル
ミナル冠状アンギオプラスティ−、冠状動脈バイパス手
術、及び臓器移植手術は、酸素に由来する遊離基の為の
再灌流損傷が起こり、スカベンジャ−によって還元され
得る。一時的な虚血は狭心症に導かれる原因となる要因
の一つであり、本発明の化合物は抗強心剤としても有用
である。
【0030】炎症過程はまた、関節リュウマチの症状の
幾つかの症状を起こす食細胞からのス−パ−オキサイド
ラジカルの放出に関与することが知られており、本発明
の化合物のような遊離基スカベンジャ−はこの病気の処
置にも有用である。特に本発明の化合物のこの抗炎症用
途の特定の用途は、炎症性の下腹(腸の下の方)の病気
の処置である。この化合物はまた酸素に由来する遊離基
が原因因子の中に含まれるものと同定されているので、
癌及び老化の処置に有用であることも知られている。検
討する為にはビ−.ハリウェル及びシ−.グッテリッジ、
Biochem. J., 1984, 219, 1-14; TINS 1985, 22-6を参
照。
【0031】本発明の化合物のインビトロ(試験官内)
及びインビボ(生体内)の活性は、遊離基スカベンジャ
−性、心臓組織に対する親和性及び心臓保護性を実証す
る標準の検定方法の使用、並びにこれらの目的に有効で
あることが知られている試薬での比較によって決定でき
る。
【0032】本発明の化合物の遊離基スカベンジャ−性
のIC50値を決定するのに有用な検定の例は、ラットの
脳のホモジェネ−トにおける脂質過酸化(パ−オキシデ
−ション)の試験官内の阻害によるものがあり、そして
ID50は既知の方法によりマウスの心臓のホモジェネ−
ト中における生体外脂質過酸化(パ−オキシデ−ショ
ン)の阻害によって決定できる。心臓組織に対する親和
性は、IC50/ID50値の比、並びに他の補助的な検定
から決定出来る。
【0033】最も好ましくは、化合物は静脈内投与さ
れ、特に危機的な状況下、例えば冠状動脈梗塞、脳卒
中、及び外科的な干渉、ひどい再灌流損傷を生じ得る条
件によって生じる、緊急の状態に於いては、静脈内投与
され、その場合に出来るだけ早く治療剤が作用場所に着
く事が必須である。
【0034】本明細書で、患者の処置とは、本発明の化
合物を予防的及び/又は治療的に使用することを意味す
る。治療投与の為の活性成分の量は広い範囲にわたって
変化出来、処置される哺乳類の種、その年齢、健康、
性、体重、性質及び処置される症状のひどさに依存す
る。一般に投与される活性成分の治療上有効量は1日当
たり体重Kg当たり、約0.1mg〜10mgの範囲である。予防
的投与に対しては、対応するより低い投与量が用いられ
得る。
【0035】本発明の化合物はまた経口投与でき、非経
口的に投与されるときよりも1日当たりよい多くの活性
成分を用いるのが好ましく、好ましくは1日当たり3〜4
回分割投与をする。好ましくは危機的な状況がすぎた後
の腸内投与、特に入院状態からの開放の後が好ましい。
化合物は標準の投与単位形で投与でき、錠剤、カプセ
ル、ドラッギ−、ロゼンジ、エルキシル、エマルジョ
ン、懸濁液で使用でき、局所投与が好ましい場合は、座
薬、舌下投与、又はエロゾルによる。25〜400mgの活性
成分を含有する錠剤及びカプセルが腸内投与の好ましい
形態である。もちろん炎症の処置に於いては、好ましい
投与方法は炎症区域の場所に直接デポ−注射によるのが
よく、腸内投与のフォロ−アップを行う。
【0036】固体投与形、例えば錠剤を製造するにあた
って、活性成分は一般に慣用の製薬担体又は賦形剤、例
えばゼラチン、種々の澱粉、乳糖、燐酸カルシウム、又
は粉末状の糖と共にブレンドされる。製薬担体という用
語は本明細書で錠剤顆粒の流れを改良し、そして錠剤物
質の錠剤ダイ及びパンチの表面への付着を防止するのに
用いられる潤滑剤も含んでいる。適当な潤滑剤には、例
えば滑石、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム及びステアリン酸亜鉛が含まれ
る。また本明細書で用いられる製薬担体の定義には、投
与の後錠剤の破壊及び溶解を助けるために加えられる崩
壊剤、並びに安定剤(例えばアスコルビン酸)、錠剤の
品質を高める為の着色及び/又は香味剤も含む。
【0037】液体投与単位製剤の為の適当な液体賦形剤
には、表面活性剤を添加した、又は添加しない、水及び
アルコ−ル類、例えばエタノ−ル、ベンジルアルコ−ル
及びポリエチレングリコ−ル類が含まれる。一般に好ま
しい液体賦形剤、特に注射用製剤用には、水、生理的食
塩水溶液、デキストロ−ル、及びグリコ−ル溶液、例え
ば水性プロピレングリコ−ル又はポリエチレングリコ−
ル溶液が含まれる。注射の場所に於ける刺激を最小にす
るか又は除去するためにそのような組成物は約12〜約17
のHLBを有する非イオン性表面活性剤を含有し得る。そ
のような処方中の表面活性剤の量は約5〜約15重量%の
範囲である。表面活性剤は上記HLBを有する単一成分で
あるか又は所望のHLBを有する2又はそれ以上の成分の混
合物であり得る。非経口処方で使用される表面活性剤の
例はポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの
類、例えばソルビタンモノオレエ−ト及びエチレンオキ
シドと、プロピレンオキシド/プロピレングリコ−ル縮
合によって形成される疎水性基剤との高分子量アダクト
である。ある種の局所及び非経口製剤中では種々の油が
担体又は賦形剤として用いられ得る。そのような油の例
は鉱油、グリセリド油、例えばラ−ド油、たら肝油、ピ
−ナツ油、胡麻油、コ−ン油、大豆油である。不溶性の
化合物に対しては懸濁剤並びに粘度調整剤、例えばマグ
ネシウムアルミニウムシリケ−ト又はカルボキシメチル
セルロ−スが加えられ得る。これらの賦形剤に加えて緩
衝剤、防腐剤及び乳化剤も加えられ得る。
【0038】本発明化合物類は局所的にも投与できる。
これは、好ましくは経皮吸収を促進することが知られて
いるエタノールやジメチルスルホキシド(DMSO)のよう
な溶媒を使用して、またその他の付形剤を伴って、又は
伴わずに、単に投与化合物の溶液をつくることによって
達成できる。局所投与は、貯水(レザボア)又は多孔膜
型の、又は固体基材変型のパッチを使用して達成するの
が好ましい。
【0039】いくつかの適当な経皮デバイスは、米国特
許第3,742,951号、第3,797,494号、第3,996,934号、及
び第4,031,894号に記述されている。これらの装置は一
般に、その表面の一方をなしている裏張り材、他方の表
面をなしている活性剤透過性接着剤層、及び両表面間に
はさまれた、活性剤を含有する少なくとも一つの貯液
(レザボア)層を含有している。その代わりに、透過性
接着剤層全体に分布する複数のミクロカプセル中に活性
剤を含有することができる。いずれの場合も、活性剤は
貯液層又はミクロカプセルから、膜を通して活性剤透過
性接着剤層へ持続的に運ばれる。この接着剤層は受容者
の皮膚又は粘膜に接触している。活性剤が皮膚を通して
吸収される場合、活性剤の制御された所定の流れが受容
者に投与される。ミクロカプセルの場合、カプセル化剤
は膜としても機能しうる。
【0040】本発明に従って化合物類を経皮投与する別
のデバイスでは、製薬活性化合物は基材の中に含有さ
れ、ここから化合物は所望の緩慢な、一定の制御された
速度で運ばれる。基材は拡散又は微小多孔質中の流れに
よる化合物の放出に対して透過性である。放出は速度調
節的である。膜を必要としないこのような系は、米国特
許第3,921,636号に記述されている。少なくとも2種の
放出がこれらの系で可能である。拡散による放出は、基
材が非多孔性の時に生ずる。製薬上に有効な化合物は基
材自体の中に溶解し、拡散する。ミクロ多孔性の流れに
よる放出は、薬剤として有効な化合物が基材の多孔中の
液相を通して運ばれる時に生ずる。
【0041】勿論、化学物質のある種のクラスが有益な
治療上の最終用途を有していることが見出されている多
くの場合がそうである様に、ある種のサブゼネリック群
及びある種の特定化合物が好ましい。本発明の場合には
式Iの好ましい化合物はR5、R7及びR8がメチルであ
るもの、R6がH、ホルミル、メチル、カルボニル、t-
ブチルカルボニル、エチルカルボニル、プロピルカルボ
ニル、ペンチルカルボニルであり、nが2(エチレン部
分を表わす)であり、燐原子に結合している置換基がメ
チル又はエチルである化合物である。
【0042】勿論、2-位置のメチル部分が除去されるか
別の低級アルキルで置き換えられうることが明らかであ
る(例えば2-位置のメチルがH、エチル、プロピル、ブ
チル等で置き換えられ得る)。そのような修飾された化
合物も述べられている用途に対し、本発明の範囲内に含
まれると考えられ、当業者に自明な標準方法によって製
造され得る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 〔QはP+123・X-であり、Xはハライド又はO
S(O)24であり、ここでR4はH、C16アルキル、
アリ−ル又はアラルキルであり、R1、R2及びR3は各
々独立にC16低級アルキル、フェニル、ベンジル又は
フェネチルであり、R5はH又はC16アルキルであ
り、R6はH又は−C(O)Rであり、ここでRはH又は
19アルキルであり、R7はH又はC16アルキルで
あり、R8はH又はC16アルキルであり、nは整数1〜
6であるが、但し、R1、R2、及びR3は同時にフェニル
であることはないことを条件とする〕の化合物、その
(R)及び(S)鏡像体及びラセミ混合物、及び製薬上受け
入れられるその塩。
【化2】 〔式中QはP+123・X-であり、Xはハライド又
はOS(O)24であり、R4はH、C1〜C6アルキ
ル、アリ−ル、又はアラルキルであり、R1、R2及びR
3はそれぞれ独立にC1-6低級アルキル、フェニル、ベン
ジル又はフェニチルであり、R5はH又はC1-6アルキル
であり、R6はH又は−C(O)Rであり、RはH又は
1-9アルキルであり、R7はH又はC1-6アルキルであ
りR8はH又はC1-6アルキルであり、nは1〜6の整数
であるが、ただしR1、R2、R3は同時にフェニルであ
ることはないことを条件とする〕の化合物、その(R)
及び(S)鏡像体及びそのラセミ混合物及び製薬上受け
入れられる塩を製造する方法において、式(7)の化合
【化3】 を前に定義した式PR123の適当なトリアルキルホ
スフィンの等モル量と加圧化で約90℃〜150℃の温
度で不活性溶媒中で反応させ、その様にして製造された
化合物を反応帯域から回収することからなる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョアン マ−ティン グリサ−ル フランス国 ウィッセンバ−グ エフ− 67160 リュ デ マルハウス 7 ロテ ィスセメント ウィンガ−スバッハ (72)発明者 マ−ガレット アン ペティ− フランス国 ストラスブルグ エフ− 67000 リュ シンパ− 5 (72)発明者 フランク ボルケニス ドイツ国 カ−ル ディ−−7640 バ−ケ ラ−ストラッセ 15ビ−

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 〔QはP+123・X-であり、Xはハライド又はO
    S(O)24であり、ここでR4はH、C16アルキル、
    アリ−ル又はアラルキルであり、R1、R2及びR3は各
    々独立にC16低級アルキル、フェニル、ベンジル又は
    フェネチルであり、R5はH又はC16アルキルであ
    り、R6はH又は−C(O)Rであり、ここでRはH又は
    19アルキルであり、R7はH又はC16アルキルで
    あり、R8はH又はC16アルキルであり、nは整数1〜
    6であるが、但し、R1、R2、及びR3は同時にフェニル
    であることはないことを条件とする〕の化合物、その
    (R)及び(S)エナンチオマ−及びラセミ混合物、及び製
    薬上受け入れられるその塩。
  2. 【請求項2】 Xがハライドである特許請求の範囲第1
    項に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Xがブロマイドである特許請求の範囲第
    1項に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R1、R2及びR3がC16低級アルキル
    である特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 R1、R2及びR3がそれぞれメチル又は
    エチルである特許請求の範囲第4項に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R5がC16アルキルである特許請求の
    範囲第1項に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R6が水素である特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 R7がC16アルキルである特許請求の
    範囲第1項に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 R8がC16アルキルである特許請求の
    範囲第1項に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 nが2である特許請求の範囲第1項に
    記載の化合物。
  11. 【請求項11】 化合物が[2−(3,4−ジヒドロ−
    6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−2H
    −1−ベンポピラン−2−イル)エチル]−トリメチル
    ホスホニウムブロマイド及び(R)及び(S)エナンチ
    オマ−である請求項1に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 製薬上活性化合物としての用途のため
    の請求項1に記載の化合物。
  13. 【請求項13】 再灌流又は炎症の処置における用途の
    ための請求項1に記載の化合物。
  14. 【請求項14】 任意付加的に製薬上受け入れられる担
    体と組合せた請求項1に記載の化合物を含有する製剤組
    成物。
  15. 【請求項15】 再灌流又は炎症の処置のための請求項
    14に記載の製剤組成物。
  16. 【請求項16】 任意付加的に製薬上受け入れられる担
    体と組合せた再灌流又は炎症の処置の為の製剤組成物を
    製造するための請求項1に記載の化合物の用途。
  17. 【請求項17】 式 【化2】 〔式中QはP+123・X-であり、Xはハライド又
    はOS(O)24であり、R4はH、C1〜C6アルキ
    ル、アリ−ル、又はアラルキルであり、R1、R2及びR
    3はそれぞれ独立にC1-6低級アルキル、フェニル、ベン
    ジル又はフェニチルであり、R5はH又はC1-6アルキル
    であり、R6はH又は−C(O)Rであり、RはH又は
    1-9アルキルであり、R7はH又はC1-6アルキルであ
    りR8はH又はC1-6アルキルであり、nは1〜6の整数
    であるが、ただしR1、R2、R3は同時にフェニルであ
    ることはないことを条件とする〕の化合物、その(R)
    及び(S)エナンチオマ−及びそのラセミ混合物及び製
    薬上受け入れられる塩を製造する方法において、 式(7)の化合物 【化3】 を前に定義した式PR123の適当なトリアルキルホ
    スフィンの等モル量と加圧化で約90℃〜150℃の温
    度で不活性溶媒中で反応させ、その様にして製造された
    化合物を反応帯域から回収することからなる方法。
  18. 【請求項18】再灌流処置の請求項1に記載の化合物の
    有効量を含んでいる、そのような治療を必要とする患者
    の処置剤。
  19. 【請求項19】 炎症を処置する為に請求項1に記載の
    化合物の有効量を含んでいるそのような治療を必要とす
    る患者を治療する薬剤。
JP28704592A 1991-10-02 1992-10-02 心臓保護トコフェロ−ル類似体 Expired - Fee Related JP3230699B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR91402630.7 1991-10-02
EP91402630A EP0535283A1 (en) 1991-10-02 1991-10-02 Cardioprotective tocopherol analogs

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05310763A true JPH05310763A (ja) 1993-11-22
JP3230699B2 JP3230699B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=8208620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28704592A Expired - Fee Related JP3230699B2 (ja) 1991-10-02 1992-10-02 心臓保護トコフェロ−ル類似体

Country Status (17)

Country Link
EP (2) EP0535283A1 (ja)
JP (1) JP3230699B2 (ja)
KR (1) KR100253108B1 (ja)
AT (1) ATE163421T1 (ja)
AU (1) AU652077B2 (ja)
CA (1) CA2079289C (ja)
DE (1) DE69224501T2 (ja)
DK (1) DK0536036T3 (ja)
ES (1) ES2115656T3 (ja)
FI (1) FI105552B (ja)
GR (1) GR3026242T3 (ja)
HU (1) HU215123B (ja)
IL (1) IL103305A0 (ja)
NO (1) NO923840L (ja)
NZ (1) NZ244549A (ja)
TW (1) TW224970B (ja)
ZA (1) ZA927429B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001524483A (ja) * 1997-11-25 2001-12-04 ユニバーシティ オブ オタゴ ミトコンドリアを標的とする抗酸化剤
US7888335B2 (en) 2003-08-22 2011-02-15 Antipodean Pharmaceuticals, Inc. Mitoquinone derivatives used as mitochondrially targeted antioxidants
US7888334B2 (en) 2003-08-22 2011-02-15 Antipodean Pharmaceuticals, Inc. Mitoquinone derivatives used as mitochondrially targeted antioxidants

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5510373A (en) * 1992-04-06 1996-04-23 Merrell Pharmaceuticals Inc. Cardioprotective agents
US5721233A (en) * 1992-04-06 1998-02-24 Merrell Pharmaceuticals Inc. Derivatives of 2,3-dihydro benzofuranols
US5545660A (en) * 1992-04-07 1996-08-13 Merrell Pharmaceuticals Inc. Hydrazide derivatives of 3,4-dihydro-2H-1-benzopyrans
AUPR549901A0 (en) 2001-06-06 2001-07-12 Vital Health Sciences Pty Ltd Topical formulation containing tocopheryl phosphates
WO2003011303A1 (en) 2001-07-27 2003-02-13 Vital Health Sciences Pty Ltd Dermal therapy using phosphate derivatives of electron transfer agents
ATE409489T1 (de) * 2002-06-19 2008-10-15 Cognis Ip Man Gmbh Verwendung von wirkstoffgemischen zur herstellung eines medikamentes gegen rheumatische arthritis
AU2002950713A0 (en) 2002-08-09 2002-09-12 Vital Health Sciences Pty Ltd Carrier
WO2005033092A1 (en) 2003-09-19 2005-04-14 Galileo Pharmaceuticals, Inc. Chroman derivatives
DK1720551T3 (da) 2004-03-03 2011-05-16 Vital Health Sciences Pty Ltd Alkaloidformuleringer
NZ565049A (en) 2005-06-17 2012-02-24 Vital Health Sciences Pty Ltd A carrier comprising one or more DI and/or mono-(electron transfer agent) phosphate derivatives or complexes thereof
US7813042B2 (en) 2005-09-12 2010-10-12 Sharp Kabushiki Kaisha Multiple-view directional display
WO2008029891A1 (en) 2006-09-07 2008-03-13 Sharp Kabushiki Kaisha Image display device, electronic device, and parallax barrier element
ES2999020T3 (en) 2010-02-05 2025-02-24 Phosphagenics Ltd Carrier comprising non-neutralised tocopheryl phosphate
EP2552486B1 (en) 2010-03-30 2020-08-12 Phosphagenics Limited Transdermal delivery patch
WO2012122586A1 (en) 2011-03-15 2012-09-20 Phosphagenics Limited New composition
CN114712308A (zh) 2015-12-09 2022-07-08 磷肌酸有限公司 药物制剂
EP3558903B1 (en) 2016-12-21 2024-07-03 Avecho Biotechnology Limited Process for phosphorylating a complex alcohol

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205091A (ja) * 1986-03-04 1987-09-09 Senjiyu Seiyaku Kk 新規なリン酸ジエステルならびにその塩、その製造法およびそれを含有する製剤
CA2002649C (en) * 1988-11-14 2000-06-06 Margaret Petty Cardioprotective tocopherol analogs
US5500444A (en) 1989-11-14 1996-03-19 Hoechst Marion Roussel, Inc. Cardioprotective tocopherol analogs
US5135945A (en) 1991-06-05 1992-08-04 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Cholesterol-lowering tocopherol analogs

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001524483A (ja) * 1997-11-25 2001-12-04 ユニバーシティ オブ オタゴ ミトコンドリアを標的とする抗酸化剤
US7888335B2 (en) 2003-08-22 2011-02-15 Antipodean Pharmaceuticals, Inc. Mitoquinone derivatives used as mitochondrially targeted antioxidants
US7888334B2 (en) 2003-08-22 2011-02-15 Antipodean Pharmaceuticals, Inc. Mitoquinone derivatives used as mitochondrially targeted antioxidants

Also Published As

Publication number Publication date
EP0536036A1 (en) 1993-04-07
ZA927429B (en) 1993-04-07
ATE163421T1 (de) 1998-03-15
CA2079289C (en) 2003-02-18
HU9203134D0 (en) 1992-12-28
NO923840D0 (no) 1992-10-01
DE69224501D1 (de) 1998-04-02
FI924424L (fi) 1993-04-03
EP0536036B1 (en) 1998-02-25
IL103305A0 (en) 1993-02-21
CA2079289A1 (en) 1993-04-03
HUT62592A (en) 1993-05-28
JP3230699B2 (ja) 2001-11-19
DK0536036T3 (da) 1998-03-16
NO923840L (no) 1993-04-05
DE69224501T2 (de) 1998-06-25
FI105552B (fi) 2000-09-15
AU2538392A (en) 1993-04-08
FI924424A0 (fi) 1992-10-01
EP0535283A1 (en) 1993-04-07
HU215123B (hu) 1998-09-28
ES2115656T3 (es) 1998-07-01
AU652077B2 (en) 1994-08-11
NZ244549A (en) 1994-07-26
GR3026242T3 (en) 1998-05-29
KR100253108B1 (ko) 2000-05-01
TW224970B (ja) 1994-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3230699B2 (ja) 心臓保護トコフェロ−ル類似体
MC1596A1 (fr) Composes utiles pour le traitement des etats allergiques
KR0160112B1 (ko) 심장보호 작용을 갖는 토코페롤 유사체
FR2554719A1 (fr) Medicaments a base de nouveaux derives de la vinyl-6 furo-(3,4-c)-pyridine
JP3072912B2 (ja) コレステロール低下トコフェロール類似体
CA2084961C (en) Tissue protective tocopherol analogs
FR2534582A1 (fr) Nouveaux derives de benzofuranne et de benzothiophene, utiles comme agents anti-hyperuricemie et anti-hypertension, et leur procede de fabrication
JPH11501655A (ja) 2,3−ジヒドロ−ベンゾフラノール誘導体の新規な製造法
KR0171190B1 (ko) 신규 아스코르브산 유도체
IL105319A (en) Hydrazide derivatives of 3, 4-dihydro-2h-1-benzopyrans and pharmaceutical compositions containing them
EP0369082A1 (en) Cardioprotective tocopherol analogs
SU1535382A3 (ru) Способ получени 2-метил-3-N-(2-пиридил)-карбамоил-4-замещенный алкокси-2Н-1,2-бензотиазин-1,1-диоксидов

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees