JPH0531141Y2 - - Google Patents

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JPH0531141Y2
JPH0531141Y2 JP1986002157U JP215786U JPH0531141Y2 JP H0531141 Y2 JPH0531141 Y2 JP H0531141Y2 JP 1986002157 U JP1986002157 U JP 1986002157U JP 215786 U JP215786 U JP 215786U JP H0531141 Y2 JPH0531141 Y2 JP H0531141Y2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は建物の屋根、とくに、社寺等の本葺屋
根に使用する瓦に関するものである。
[従来の技術] 従来の瓦では、瓦体の谷部裏面を葺土に密着さ
せるようにして施工していた。
[考案が解決しようとする課題] 従つて、例えば屋内から蒸発した水分が屋根下
地や葺土等に浸透し、温度の変化によつて瓦体の
裏面に結露する。特に、冬期に室内でストーブ等
暖房器具を用いて屋内の温度を上げると屋根下地
付近の温度が上昇し、屋内と外気との温度差が大
きくなり、このため瓦の裏面に多く結露するとと
もに、その水滴は自然に谷部に流される。そし
て、この多量の水滴が前記谷部付近の屋根下地に
集中的に流下して、屋根下地の特定箇所に蓄積さ
れ、長期間経過すると、野地板等の木材、葺土等
を局部的に腐食させ、建物の寿命を短くするとと
もに、建物を修繕する場合でも、その修繕期間が
長期化し、一般家庭は勿論、とくに、社寺,コン
クリート建造物において問題点となつていた。
本考案は上記問題点を解決することが目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記技術課題を解決するため、屋根
を本化葺する瓦において、中央部に下方へ湾曲す
る谷部を有して頭部側の所定の範囲を前葺き瓦に
載置する連接部と後葺き瓦の連接部を載置し、か
つ屋根下地に載置される載置部とからなる瓦本体
の前記連接部の両側に立上り状にその上面に前記
谷部に排水可能に複数の溝部を有し、かつ葺土を
載置可能で後葺き瓦と接続可能に後退角状に堤片
を有して同堤片を丸瓦により覆設可能に設け、こ
の瓦本体の前記屋根下地に載置される載置部の裏
面の尻部より所定の範囲に亘り、同裏面より若干
高く形成されて建造物の屋根下地に対向する接地
面を形成するとともに、この載置部の接地面には
前記屋根下地との間に空間部を形成するための複
数の空気溜り部を凹設し、この各空気溜り部相互
を連通して外気と連通する通路を形成して前記空
気溜り部に空気の動きを起生可能に設けて蒸発水
分等を外気へ放出可能に構成した瓦に存する。
[作用] 本考案は、上記構成としたことにより、空気溜
り部により瓦本体と屋根下地との間において常に
空気の流動を起生することができて、この空気の
流動により屋根下地に滞留しようとする水分を蒸
発させて外気に放出するように機能する。
[実施例] 以下、本考案を具体化した実施例を図面に従つ
て詳細に説明する。
本葺用の平瓦Sの平瓦本体(以下、瓦本体とも
いう)1はその中央部(以下、谷部ともいう)が
下方へ深く湾曲する板状に形成され、この平瓦S
は頭部1a側のほぼ1/2が前葺き瓦S1に載置さ
れる連接部Saと後葺き瓦S3の連接部Saを載置
し、かつ屋根下地(図示せず)に設置される載置
部Sbとなされるもので、この瓦本体1の連接部
Saに相当する部分の表面の両側には第2図に示
すように後退角状に溢水防止用の堤片3,3が対
応して立設されて頭部1aは図示のように幅狭に
形成されている。この堤片3,3の上面3aは水
はけをよくし、かつ葺土14の椎積状態を安定化
するため所定の角度で谷部側へ所定の角度で下傾
状に形成され、この上面3aには堤片3の後退角
に沿つて複数の切り溝4が凹設されるとともに、
この切り溝4の両側には縦溝5により接続され、
さらに、内側の縦溝5には水を頭部1a側へ排水
する排水溝6が接続形成されている。
また、瓦本体1の裏面7の載置部Sbに相当す
る部分は同裏面7より若干高く形成されて屋根下
地と対設される接地面8が形成され、この接地面
8には屋根下地との間に空間部を形成して平瓦S
と屋根下地との間で空気の流動を起生可能とする
略方形状の複数(本例では5個例示した)の空気
溜り部9が所定の間隔で配置されるとともに、こ
れら各空気溜り部9はそれぞれ通路10aを介し
て連通され、さらに、通路10b,10cを介し
て瓦本体の両側および尻部1b側より大気側へ通
じるように形成されている。また、裏面7の尻部
1bと空気溜り部9との間には逃げ口11が凹設
されるとともに、この逃げ口11の中央付近には
くぎ穴12が貫設されており、この逃げ口11は
図示のように空気溜り部9の中央の3個の溜り部
9と通路10dにより連通されている。また、尻
部1bには平瓦の安定をよくするための突片1
3,13が突設されている。
このように形成された平瓦Sは第2図に示すよ
うにその連接部Saが前葺平瓦S1の載置部Sbに
載置されるとともに、その堤片3の前端面3bは
前葺平瓦S1の堤片3の後端面3cに連続状に突
合せされ、また、尻部1b側の載置部Sbは突片
13を介して屋根下地に載置され、以下順次上方
へ葺かれていき、また、隣接側の平瓦S2はその
堤片3の側面3dが第4図に示すように所定の間
隔で対設されて葺土14が充填され、その上部に
は両堤片3に跨ぎ状に丸瓦15が順次葺かれてい
る。続いて、上述のように構成された実施例の作
用について説明する。
さて、本実施例は屋根を本瓦葺する瓦におい
て、中央部に下方へ湾曲する谷部を有して頭部1
a側の所定の範囲を前葺き瓦S1に載置する連接
部Saと後葺き瓦S3の連接部Saを載置し、かつ
屋根下地に載置される載置部Sbとからなる瓦本
体1の連接部Saの両側に立上り状にその上面3
aに谷部に排水可能に複数の切り溝4、縦溝5お
よび排水溝6を有し、かつ葺土14を載置可能で
後葺き瓦S3と接続可能に後退角状に堤片3を有
して同堤片3を丸瓦15により覆設可能に設け、
この瓦本体1の屋根下地に載置される載置部Sb
の裏面の尻部1bより所定の範囲に亘り、同裏面
7より若干高く形成されて建造物の屋根下地に対
向する接地面8を形成するとともに、この載置部
Sbの接地面8には屋根下地との間に空間部を形
成するための複数の空気溜り部9を凹設し、この
各空気溜り部9相互を連通して外気と連通する通
路10a,10b,10cを形成して空気溜り部
9に空気の動きを起生可能に設けて蒸発水分等を
外気へ放出可能に構成したものである。したがつ
て、屋内側から蒸発して屋根下地に吸収されてい
る水分が外気と屋内との温度差により瓦本体1の
裏面7、とくに接地面8に結露するものである
が、瓦本体1の接地面8には複数の空気溜り部9
が凹設されるとともに、この空気溜り部9は通路
10a,10b,10cを介して外気に連通され
ていることから、この空気溜り部9と屋根下地と
の間において空気の流れが生じ、この空気の動き
により蒸発された水分は空気とともに外気へ放出
されて接地面8への結露を著減することができ
る。また、この接地面8に結露された水滴が屋根
下地に落下して下地に吸水されたとしても、接地
面8と屋根下地との間には空気溜り部9により常
に空気が流動されていることから、屋根下地に含
水された水分は、この空気の動きにより自然蒸発
されて大気に放出されるので瓦本体1と屋根下地
間のむれ等を確実に防止することができるので、
建築材に含水することを著減してその耐用度を良
好に維持することができ、健物の寿命を長くする
ことができる。
また、本実施例においては空気溜り部9を複数
個凹設したので、空気の動きを積極的に促進する
ことができるので、各空気溜り部9内の湿度を外
気と同一湿度に保持して瓦本体1と屋根下地との
間の湿気やむれを解消することができる。
また、谷部が下方へ深く湾曲され、雨水が谷部
へ自然に集まつて、流下するので雨水の流れが風
の影響を受けても瓦本体1の堤片3を越えて屋根
下地まで達することがない。
さらに、本実施例では堤片3,3に切り溝4お
よび縦溝5を凹設したので、葺土14の堆積状態
が安定化し、また、谷部側より水が堤片3上へ流
入して葺土14が崩壊する不具合が防止され、か
つ、堤片3上に水が流入しても同溝4,5および
排水溝6を通じて確実に排出することができる。
なお、瓦本体1の連接部Saの下方には別体の
平瓦S1の約半分が重複して葺かれており、各瓦
本体1はそれぞれ約半分が重複して葺かれている
ので瓦本体1の一部が割れても屋根下地への漏水
が確実に防止される(第2図参照)。また、瓦本
体1の谷部が下方へ深く湾曲し、丸瓦14の断面
がほぼ半円状となつており、瓦本体1および丸瓦
15が風圧でそれぞれ押下げられるので瓦本体1
が風圧等で飛される危険を抑制することができ
る。
[考案の効果] さて、本考案は上記構成としたことにより、屋
内側から蒸発して屋根下地に吸収されている水分
が外気と屋内との温度差により瓦本体の裏面、と
くに接地面に結露するものであるが、瓦本体の接
地面には複数の空気溜り部が凹設されるととも
に、この空気溜り部9は通路を介して外気に連通
されていることから、この空気溜り部と屋根下地
との間において空気の流れが生じ、この空気の動
きにより蒸発された水分は空気とともに外気へ放
出されて接地面への結露を著減することができ
る。また、この接地面に結露された水滴が屋根下
地に落下して下地に吸水されたとしても、接地面
と屋根下地との間には空気溜り部により常に空気
が流動を積極的に促進することから、屋根下地に
吸水された水分は、この空気の動きにより自然蒸
発されて大気に放出されるので瓦本体と屋根下地
間のむれ等を確実に防止することができるので、
建築材に含水することを著減してその耐用度を良
好に維持することができ、建物の寿命を長くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は瓦本体
の底面図、第2図は瓦本体の平面図、第3図は第
1図の−線断面図、第4図は第2図の−
線矢視図である。 1……瓦本体、1a……頭部、1b……尻部、
3……堤片、3a……上面、4……切溝(溝部)、
5……縦溝(溝部)、6……排水溝(溝部)、7…
…裏面、8……接地面、9……空気溜り部、10
a,10b,10c……通路、S……平瓦、S1
……前葺き瓦、S3……後葺き瓦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根を本瓦葺する瓦において、中央部に下方へ
    湾曲する谷部を有して頭部側の所定の範囲を前葺
    き瓦に載置する連接部と後葺き瓦の連接部を載置
    し、かつ屋根下地に載置される載置部とからなる
    瓦本体の前記連接部の両側に立上り状にその上面
    に前記谷部に排水可能に複数の溝部を有し、かつ
    葺土を載置可能で後葺き瓦と接続可能に後退角状
    に堤片を有して同堤片を丸瓦により覆設可能に設
    け、この瓦本体の前記屋根下地に載置される載置
    部の裏面の尻部より所定の範囲に亘り、同裏面よ
    り若干高く形成されて建造物の屋根下地に対向す
    る接地面を形成するとともに、この載置部の接地
    面には前記屋根下地との間に空間部を形成するた
    めの複数の空気溜り部を凹設し、この各空気溜り
    部相互を連通して外気と連通する通路を形成して
    前記空気溜り部に空気の動きを起生可能に設けて
    蒸発水分等を外気へ放出可能に構成した瓦。
JP1986002157U 1986-01-10 1986-01-10 Expired - Lifetime JPH0531141Y2 (ja)

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JPS62113228U JPS62113228U (ja) 1987-07-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4981521U (ja) * 1972-10-31 1974-07-15
JPS5761014U (ja) * 1980-09-29 1982-04-10

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JPS62113228U (ja) 1987-07-18

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