JPH05312146A - 斜板式圧縮機 - Google Patents

斜板式圧縮機

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JPH05312146A
JPH05312146A JP4120754A JP12075492A JPH05312146A JP H05312146 A JPH05312146 A JP H05312146A JP 4120754 A JP4120754 A JP 4120754A JP 12075492 A JP12075492 A JP 12075492A JP H05312146 A JPH05312146 A JP H05312146A
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JP
Japan
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swash plate
drive shaft
working gas
cylinder
rotary valve
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Pending
Application number
JP4120754A
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English (en)
Inventor
Toshiro Fujii
俊郎 藤井
Kazuro Murakami
和朗 村上
Koichi Ito
浩一 伊藤
Kazuaki Iwama
和明 岩間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Priority to DE69303975T priority patent/DE69303975T2/de
Priority to US08/060,813 priority patent/US5401144A/en
Priority to EP93107714A priority patent/EP0569958B1/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements
    • F04B27/1063Actuating-element bearing means or driving-axis bearing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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    • F04B27/1018Cylindrical distribution members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、第1には作動ガスの吸入経
路を簡略化して、吸入損失を少なくした斜板式圧縮機を
提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために本発明による斜
板式圧縮機は、複数のシリンダボアを有したシリンダブ
ロックと、該複数のシリンダボア内に摺動可能に嵌装さ
れたピストンと、前記シリンダブロック内に回転可能に
支持された駆動軸と、該駆動軸共に斜板室内で回転し、
前記シリンダボア内で前記ピストンを摺動させる斜板と
を備えた斜板式圧縮機において、圧縮機々外から前記斜
板室内に作動ガスを導入する導入路と、ダボアの各シリ
ンダボア内のピストンが吸入行程のとき、前記斜板室と
該各シリンダボア間にガス経路を開通し、該ピストンが
圧縮行程と吐出行程のときには、前記斜板室と該各シリ
ンダボア間のガス経路を遮断する作動ガス分配路を有し
たロータリーバルブとを具備する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斜板式圧縮機に関し、
特に、駆動軸受によって回転自在に支持された駆動軸の
軸心を中心として、シリンダブロックに周方向に略等間
隔に隔設された複数のシリンダボアが形成され、前記シ
リンダボア内に前後に往復摺動可能に嵌入された両頭ピ
ストンと、駆動軸上に取着され、斜板室内で駆動軸と共
に回転する斜板と、同斜板との間に介挿され、前記駆動
軸と共に前記斜板を回転させることにより前記両頭ピス
トンを摺動するシューと、前記の斜板室に圧縮機々外か
ら導入される冷媒等の作動ガスを、吸入経路を介して複
数のシリンダボア内に順次に分配的に導入可能にするロ
ータリバルブとを備え、シリンダブロックの前後に密着
されるフロントおよびリアハウジング内から冷媒等の作
動ガスの吸入室を排した構造を有した斜板式圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図4、5を参照すると、従来技術
による斜板式圧縮機の典型例が図示されており、この従
来の圧縮機の構造を以下に説明する。図4に示すよう
に、ボルト35により締付結合された前後1対のシリン
ダブロック33a、33bには、斜板37を楔着法等の
固定方法で固定された駆動軸34が吸入、圧縮、吐出の
過程で軸方向の力を受けるとき支持するスラスト軸受4
0と、回転支持用のラジアル軸受41とを介して回転自
在に支持されると共に、前記駆動軸34を中心として略
等間隔角度位置にシリンダボア42a、42bが形成さ
れており(図5参照)、前後に対を成す前記シリンダボ
ア42a、42b内には両頭形のピストン36が前後に
往復摺動可能に嵌入されている。この両頭形ピストン3
6の中央部には、前記斜板37の通過を許容するため
に、同斜板を跨ぐように、半径方向に凹設された凹溝3
8が形成されており、該凹溝38の対向する両端面には
一対の半球形のシュー39が取着されて、該シュー39
の間を前記斜板37が回転、摺動するように構成されて
いる。そして前記駆動軸34が回転動作することによ
り、前記両頭ピストン36は、前記斜板37より前記シ
ュー39を介して前記シリンダボア42a、42bの長
手方向に沿って軸方向に往復する駆動力を受け、前記駆
動軸34が一回転する間に一往復、つまり吸入行程と、
圧縮行程を完了するように構成されている。前記両シリ
ンダブロック33a、33bにフロント及びリヤバルブ
プレート43a、43bを介して締付結合されたフロン
トハウジング44及びリアハウジング45には吸入室4
6a、46b、及び吐出室47a、47bが区画形成さ
れており、前記吸入室46a、46bは、吸入経路51
a、51bを介して斜板室48に連通している。そして
前記斜板室48内に導入された冷媒等の作動ガス(以下
単に作動ガスと記す)は、前記吸入経路51a、51b
を通過して前記フロント、及びリアハウジング44、4
5の各吸入室46a、46bへ流入する。次いで、この
作動ガスは前記バルブプレート43a、43bに形成さ
れた吸入口49a、49bを通過して前記シリンダボア
42a、42b内部に流入し、ここで前記両頭ピストン
36により圧縮された後前記バルブプレート43a、4
3bに形成された吐出口50a、50bを通過して前記
フロント及びリアハウジング44、45の各吐出室47
a、47bに流入し、該吐出室47a、47bから外部
の冷凍回路等へと送出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来の斜板式
圧縮機の構造には、然しながら以下に記述するような欠
点が存在する。第1に従来技術による構造は、斜板式圧
縮機の入口からシリンダボアに至るまで作動ガスの通過
する吸入経路が非常に長く、故に作動ガスが吸入経路を
通過する間に圧力損失を生じ、その結果斜板式圧縮機の
圧縮効率が低下し、このことが斜板式圧縮機の小型化を
阻む1つの原因と成っている。第2にこうした形式の斜
板式圧縮機では、圧縮行程中にシリンダボア42a、4
2b内に流入した作動ガスの逆流を防止を目的として通
常前記吸入口49a、49bに差圧式のリードバルブよ
り成る逆止弁(図示せず)が具備されており、従って作
動ガスがシリンダボア42a、42b内に流入する際、
この作動ガスはこの逆止弁を開放動作するために、作動
ガスの吸入圧力が低下し、斜板式圧縮機の圧縮効率が更
に低下することとなる。更に、前記フロント、及びリア
ハウジング44、45には吸入室46a、46b及び吐
出室47a、47bが形成されているので、圧縮機の体
格肥大を招来することなく、ハウジング内に前記駆動軸
34のための軸受を具備することが困難であり、従って
軸受はシリンダブロック33a、33b内に具備されて
いる。然しながらシリンダブロック内のスペースもまた
限られていることからスラスト、ラジアル両方向の力を
支持するような軸受手段を具備することは困難であり、
結果的にスラスト軸受40と、ラジアル軸受41の2種
類の軸受手段を具備しなければならず、また、軸受間隔
を十分確保できないため振動を発生させたり、装置の信
頼性を損なう等の問題の原因となっている。そこで本発
明の目的は、第1には作動ガスの吸入経路を簡略化し
て、吸入損失を少なくした斜板式圧縮機を提供し、更
に、吸入経路を簡略化したことによりハウジング内にで
きたスペースに、駆動軸のためのスラスト、ラジアル両
方向の軸受手段を備えた斜板式圧縮機を提供して上述の
問題点を克服することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明では、複数のシリンダボアを有したシリンダ
ブロックと、該複数のシリンダボア内に摺動可能に嵌装
されたピストンと、前記シリンダブロック内に回転可能
に支持された駆動軸と、該駆動軸共に斜板室内で回転
し、前記シリンダボア内で前記ピストンを摺動させる斜
板とを備え、前記駆動軸の回転に従って作動ガスを吸入
し、圧縮し、吐出する斜板式圧縮機において、圧縮機々
外から前記斜板室内に作動ガスを導入する導入路と、ダ
ボアの各シリンダボア内のピストンが吸入行程のとき、
前記斜板室と該各シリンダボア間にガス経路を開通し、
該ピストンが圧縮行程と吐出行程のときには、前記斜板
室と該各シリンダボア間のガス経路を遮断する作動ガス
分配路を有したロータリーバルブとを、具備して構成さ
れたことを特徴とする斜板式圧縮機が提供される。更
に、本発明による斜板式圧縮機は、前記駆動軸が前記シ
リンダブロックの略中央部を軸方向に貫通して延設さ
れ、前記シリンダブロックの前後に取着されて圧縮作動
ガスの吐出室を形成するフロント及びリヤハウジングに
嵌着されたスラスト及びラジアル両方向の負荷を支持す
る軸受手段によって支持されている。なお、上記ロータ
リバルブは、前記駆動軸の外周に装着された略円筒形状
要素の外周面に切り欠き形成された作動ガス吸入経路を
有すると共に、該ガス吸入経路の一端に、常時、前記斜
板室に臨む作動ガス吸入口を備え、他端に前記複数のシ
リンダボアの各々の孔壁に開設された作動ガス吸入経路
と連通可能なガス送出口とを備え、駆動軸に楔着されて
いる。
【0005】
【実施例】図1、2を参照して本発明による斜板式圧縮
機を説明する。図1に示すように本発明による斜板式圧
縮機は、斜板3を有した駆動軸4を中心とする略円筒形
状のシリンダブロック1、2を具備しており、該シリン
ダブロック1、2は複数のボルト7、8により互いに締
付結合されている。前記シリンダブロック1の前面(図
1において右側の端面)には、バルブプレート20aを
挟んでフロントハウジング5が備えられ、該バルブプレ
ート20aとフロントハウジング5は、前記ボルト7に
より密封状態で前記シリンダブロック1に締結されてい
る。同様に前記シリンダブロック2の後面(図1におい
て左側の端面)には、バルブプレート20bを挟んでリ
アハウジング6が備えられ、該バルブプレート20bと
リアハウジング6は、前記ボルト8により密封状態で前
記シリンダブロック2に締結されている。前記シリンダ
ブロック1、2には前後で対となる円筒形のシリンダボ
ア14a、14bが形成されている。該シリンダボア1
4a、14bは、図2に示すように本発明の一実施態様
として前記駆動軸4を中心として等間隔角度位置に5つ
配置されているが、このシリンダボアの個数は、斜板式
圧縮機の使用目的や構成によって変更可能であることは
言うまでもない。更に前記シリンダブロック1、2には
斜板室19が形成されており、前記駆動軸4に取着され
た斜板3が、該斜板室19内で回転するように構成され
ている。また、該斜板室19は、作動ガス吸入口26を
介して外部の補器(図示せず)と連通している。
【0006】前記2つのハウジング5、6には吐出室2
2a、22bが各々区画形成されており、該吐出室22
a、22bは前記バルブプレート20a、20bに形成
された連通口21a、21bを介して前記シリンダボア
14a、14bに各々連通している。また前記連通口2
1a、21bには逆止弁23a、23bが具備されてお
り、圧縮された作動ガスの前記シリンダボア14a、1
4b内への逆流を防止している。前記逆止弁23a、2
3bは周知の型の逆止弁により構成可能であり、その一
実施態様として本実施例では、リテーナ24a、24b
により後方への屈曲防止が図られた金属製のリードバル
ブにより構成されている。つまり圧縮行程の間シリンダ
ボア内圧力が一定の圧力となるとシリンダボア内の作動
ガスは、前記リードバルブ23a、23bの弾性力に逆
らって同リードバルブを押し開いて前記吐出室22a、
22b内に流入し、吸入行程の間は、弾性力により同リ
ードバルブは自動的に閉鎖され、前記吐出室内に流入し
た作動ガスがシリンダボア内に逆流することを防止す
る。ここで図1からも理解されるように本発明による斜
板式圧縮機は、ハウジング内に吸入室が形成されていな
い点が従来による斜板式圧縮機と大きく異なる点であ
る。更に、前記ハウジング5、6には前記駆動軸4を回
転自在に支持する軸受手段9a、9bが具備されてい
る。該軸受手段9a、9bは周知の軸受手段により構成
可能であるが、本実施例では最も好ましい実施態様とし
て、スラスト、ラジアル両方向の力を支持する円錐ころ
軸受けにより構成されており、スラスト軸受、ラジアル
軸受の2種類の軸受手段によりこれを構成していた従来
技術と大きく異なっている。
【0007】前記駆動軸4は、図1において左側に配置
される外部の動力源(図示せず)から回転駆動されると
共に、中央部に同駆動軸4に対して所定の角度傾斜して
備えられた斜板3と、該斜板3の両側に配置された一対
のロータリバルブ15(図3参照)とを有している。前
記一対のロータリバルブ15は、前後で一対をなす前記
シリンダボア14a、14bに夫々対応して作動ガスの
吸入経路の開通、遮断動作をなす。つまり図1において
前記斜板3に対して右側に配置されたロータリバルブ1
5はシリンダボア14aの吸入経路16の開通、遮断動
作をなし、左側に配置されたロータリバルブはシリンダ
ボア14bの吸入経路(図示せず)の開通、遮断動作を
なす。そして前記斜板3、及びロータリバルブ15は、
キー、スプライン、或いは圧入等の手段、方法により前
記駆動軸4と共に回転するように構成されている。ま
た、前記斜板3には一方において上述した斜板室19と
連通し、他方において前記ロータリバルブ15の吸入経
路17に連通する吸入経路18が具備されている。
【0008】前記シリンダボア14a、14b内には両
頭ピストン11が前後(図1において左右)に往復摺動
可能に嵌入されており、該両頭ピストン11の中央部に
は、前記斜板3の通過を許容するために、同斜板3を跨
ぐように半径方向に凹設された凹溝12が形成されてい
る。該溝12の内端面12a、12bには凹形球面座1
2c、12dが形成されており、該座12c、12dに
は一対の略半球形のシュー13が、前記斜板3の板厚に
対応した距離々隔して、その球面側が該球面座12c、
12dに着座するように取着されている。そして該一対
の半球形のシュー13の間を前記斜板3が回転、摺動す
る。該シュー13は周知の材料より作られており、該シ
ュー13と前記斜板3との間の潤滑のための特別の構造
を具備することも可能である。この構成により前記駆動
軸4が回転すると前記両頭ピストン11は、前記シュー
13を介して、前記斜板3よりシリンダボア14a、1
4bの長手方向に往復する駆動力を受け、前記駆動軸4
が一回転する間に前記ピストン11は、前記シリンダボ
ア14a、14b内で一往復することとなる。
【0009】次に図3を参照して前記ロータリバルブ1
5を説明する。該ロータリバルブ15は、図3に示すよ
うに略円筒形状の回転式のバルブであり、側壁の一部に
吸入経路17のための切り欠き部が形成されている。該
切り欠き部17は、図3(b)に示すように端部31か
ら端部32に渡って、つまり該ロータリバルブ15の半
径方向に約180゜に渡って形成され、そして該切り欠
き部17の上端部28は、該ロータリバルブ15を前記
駆動軸4の所定位置に取着したときに、前記吸入経路
(切り欠き部)17が、前記シリンダボア14a、14
bに形成された吸入経路16に連通するように位置決め
されている。また前記吸入経路(切り欠き部)17の前
記上端部28に対して反対側の開口部は、常時、前記斜
板室と連通している。更に、該ロータリバルブ15の内
面29には、同ロータリバルブ15を前記駆動軸4と共
に回転させるためのキー、或いはスプライン等の手段に
対応したキー溝、或いはスプライン溝等を具備すること
ができる。更に該ロータリバルブ15の側面30には、
摩擦を低減するためにテフロン等によるコーティングを
施しても良い。上述したように、前記駆動軸4が一回転
する間に前記両頭ピストン11は、前記シリンダボア1
4a、14b内を一往復する。つまり前記駆動軸4が一
回転する間に、前記両頭ピストン11は、2つのシリン
ダボア14a、14b内において、各々吸入行程と圧縮
行程を完了することとなる。そこで該ロータリバルブ1
5の切り欠き部17の一方の端部31(または32)を
吸入行程の上死点に、そして反対の端部32(または3
1)を吸入行程の下死点に同期するように、該ロータリ
バルブ15を前記駆動軸4上において位置決めする。こ
のように構成することにより前記両頭ピストン11が吸
入行程の間は、前記吸入経路(切り欠き部)17が前記
吸入経路16と連通し、すなわち該ロータリバルブ15
は開放状態にあり、前記斜板室19から前記吸入経路1
8、17、16を順次通過して作動ガスがシリンダボア
14a内に流入し(図1参照)、圧縮行程の間は、前記
側壁30が前記吸入経路16を遮断し、すなわち該ロー
タリバルブは閉鎖状態となる。
【0010】
【発明の効果】斜板室から吸入経路を介して作動ガスを
一旦吸入室に導入し、そこからシリンダボア内に作動ガ
スを供給していた従来の斜板式圧縮機に比べ、本発明の
斜板式圧縮機は、斜板室からロータリバルブを介して直
接的にシリンダボア内に作動ガスを導入するために、作
動ガスの吸入経路が大幅に短縮され、これにより吸入さ
れる作動ガスの圧力損失を大幅に縮小可能となり、ひい
ては作動ガスの加熱防止、斜板式圧縮機の効率増加が可
能となる。ロータリバルブは駆動軸の回転角に同期して
開通、遮断動作するために、従来の差圧式のリードバル
ブにおいてバルブ開閉のために生じてていた圧損が除去
される。また、ロータリバルブは、リードバルブと比較
して吸入脈動が小さく、これに基づく吸入圧損の減少も
図らる。更にロータリバルブは、自励振動による異音や
弁の打音の発生がないために、ロータリバルブを採用す
ることにより静粛性に優れた斜板式圧縮機が提供可能と
なる。また、ロータリバルブは、リードバルブに比べて
疲労破壊することがなく、ロータリバルブの採用により
信頼性が向上する。ハウジング内の吸入室を省略して、
ハウジング内にスラスト、ラジアル両方向の力を支持す
る円錐ころ軸受を備えることにより、スラスト軸受、ラ
ジアル軸受の2種類の軸受手段を使用していた従来の斜
板式圧縮機に比較して、部品点数の削減とそれによる信
頼性の向上、組み立て性の向上が図られる。更に、軸受
手段をシリンダブロックからハウジング内に配置すると
により、ラジアル軸受の圧入、及びスラスト軸受の締付
によるシリンダボアの変形を除去可能となると共に、軸
受間の距離を従来の方式に比べて拡大されるので、偶力
によるラジアル荷重が減少する。これにより軸受の寿命
の向上、すなわち信頼性の向上と、振動及び圧縮機駆動
力の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による斜板式圧縮機の長手方向、つまり
図2のI−I線に沿った略示断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った略示断面図であ
る。但しピストンとボルトは省略されている。
【図3】ロータリバルブの略示図でる。(a)は、ロー
タリバルブの側面図である。(b)は、図3(a)のI
II−III線に沿った断面図である。
【図4】従来技術による斜板式圧縮機の長手方向、つま
り図5のIV−IV線に沿った略示断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿った略示断面図でる。但し
ピストン、ラジアル軸受、ボルトは省略されている。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2…シリンダブロック 3…斜板 4…駆動軸 5…ハウジング 6…ハウジング 9a…軸受手段 9b…軸受手段 11…両頭ピストン 14a…シリンダボア 14b…シリンダボア 15…ロータリバルブ 16…吸入経路 19…斜板室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明では、複数のシリンダボアを有したシリンダ
ブロックと、該複数のシリンダボア内に摺動可能に嵌装
されたピストンと、前記シリンダブロック内に回転可能
に支持された駆動軸と、該駆動軸共に斜板室内で回転
し、前記シリンダボア内で前記ピストンを摺動させる斜
板とを備え、前記駆動軸の回転に従って作動ガスを吸入
し、圧縮し、吐出する斜板式圧縮機において、圧縮機々
外から前記斜板室内に作動ガスを導入する導入路と、
記駆動軸と共に回動可能に該駆動軸に装着されると共
に、前記複数のシリンダボアの各シリンダボア内のピス
トンが吸入行程のとき、前記斜板室と該各シリンダボア
間にガス経路を開通し、該ピストンが圧縮行程と吐出行
程のときには、前記斜板室と該各シリンダボア間のガス
経路を遮断する作動ガス分配路を有したロータリーバル
ブとを、具備して構成されたことを特徴とする斜板式圧
縮機が提供される。更に、本発明による斜板式圧縮機
は、前記駆動軸が前記シリンダブロックの略中央部を軸
方向に貫通して延設され、前記シリンダブロックの前後
に取着されて圧縮作動ガスの吐出室を形成するフロント
及びリヤハウジングに嵌着されたスラスト及びラジアル
両方向の負荷を支持する軸受手段によって支持されてい
る。なお、上記ロータリバルブは、前記駆動軸の外周に
装着された略円筒形状要素の外周面に切り欠き形成され
た作動ガス吸入経路を有すると共に、該ガス吸入経路の
一端に、常時、前記斜板室に臨む作動ガス吸入口を備
え、他端に前記複数のシリンダボアの各々の孔壁に開設
された作動ガス吸入経路と連通可能なガス送出口とを備
え、駆動軸に楔着されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】次に図3を参照して前記ロータリバルブ1
5を説明する。該ロータリバルブ15は、図3に示すよ
うに略円筒形状の回転式のバルブであり、側壁の一部に
吸入経路17のための切り欠き部が形成されている。該
切り欠き部17は、図3(b)に示すように端部31か
ら端部32に渡って、つまり該ロータリバルブ15の半
径方向に約180゜に渡って形成され、そして該切り欠
き部17の上端部28は、該ロータリバルブ15を前記
駆動軸4の所定位置に取着したときに、前記吸入経路
(切り欠き部)17が、前記シリンダボア14a、14
bに形成された吸入経路16に連通するように位置決め
されている。また前記吸入経路(切り欠き部)17の前
記上端部28に対して反対側の開口部は、常時、前記斜
板室と連通している。更に、該ロータリバルブ15の内
面29には、同ロータリバルブ15を前記駆動軸4と共
に回転させるためのキー、或いはスプライン等の手段に
対応したキー溝、或いはスプライン溝等を具備すること
ができる。更に該ロータリバルブ15の側面30には、
摩擦を低減するためにポリテトラフルオロエチレン等に
よるコーティングを施しても良い。上述したように、前
記駆動軸4が一回転する間に前記両頭ピストン11は、
前記シリンダボア14a、14b内を一往復する。つま
り前記駆動軸4が一回転する間に、前記両頭ピストン1
1は、2つのシリンダボア14a、14b内において、
各々吸入行程と圧縮行程を完了することとなる。そこで
該ロータリバルブ15の切り欠き部17の一方の端部3
1(または32)を吸入行程の上死点に、そして反対の
端部32(または31)を吸入行程の下死点に同期する
ように、該ロータリバルブ15を前記駆動軸4上におい
て位置決めする。このように構成することにより前記両
頭ピストン11が吸入行程の間は、前記吸入経路(切り
欠き部)17が前記吸入経路16と連通し、すなわち該
ロータリバルブ15は開放状態にあり、前記斜板室19
から前記吸入経路18、17、16を順次通過して作動
ガスがシリンダボア14a内に流入し(図1参照)、圧
縮行程の間は、前記側壁30が前記吸入経路16を遮断
し、すなわち該ロータリバルブは閉鎖状態となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩間 和明 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダボアを有したシリンダブ
    ロックと、該複数のシリンダボア内に摺動可能に嵌装さ
    れたピストンと、前記シリンダブロック内に回転可能に
    支持された駆動軸と、該駆動軸共に斜板室内で回転し、
    前記シリンダボア内で前記ピストンを摺動させる斜板と
    を備え、前記駆動軸の回転に従って冷媒等の作動ガスを
    吸入し、圧縮し、吐出する斜板式圧縮機において、 圧縮機々外から前記斜板室内に作動ガスを導入する導入
    路と、 前記駆動軸と共に回動可能に該駆動軸に装着されると共
    に、前記複数のシリンダボアの各シリンダボア内のピス
    トンが吸入行程のとき、前記斜板室と該各シリンダボア
    間にガス経路を開通し、該ピストンが圧縮行程と吐出行
    程のときには、前記斜板室と該各シリンダボア間のガス
    経路を遮断する作動ガス分配路を有したロータリーバル
    ブとを、具備して構成されたことを特徴とする斜板式圧
    縮機。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸は、前記シリンダブロックの
    略中央部を軸方向に貫通して延設され、前記シリンダブ
    ロックの前後に取着されて圧縮作動ガスの吐出室を形成
    するフロント及びリヤハウジングに嵌着されたスラスト
    及びラジアル両方向の負荷を支持する軸受手段によって
    支持されている請求項1に記載の斜板式圧縮機。
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