JPH05312192A - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン

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Publication number
JPH05312192A
JPH05312192A JP11335992A JP11335992A JPH05312192A JP H05312192 A JPH05312192 A JP H05312192A JP 11335992 A JP11335992 A JP 11335992A JP 11335992 A JP11335992 A JP 11335992A JP H05312192 A JPH05312192 A JP H05312192A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
flow
moving blade
auxiliary
blades
Prior art date
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Pending
Application number
JP11335992A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakagawa
幸二 中川
Mitsuaki Yanagida
光昭 柳田
Hidetoshi Terasaka
英俊 寺坂
Akira Takada
昭 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05312192A publication Critical patent/JPH05312192A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】軸流ファン動翼2の上流直前および下流直後の
側壁に高さが動翼2より低い複数の補助翼5,6を設け
る。 【効果】補助翼の流れ誘導作用によって、低流量におけ
る軸流ファン動翼の失速が抑制されるため、流れが安定
し低流量側の作動範囲が拡大される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は換気,送風に多用される
軸流ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】換気,送風に多用される軸流ファンの低
流量側の作動範囲拡大法として、ビー・エック著「ヴエ
ンチィラトーレン」フュンフテン ノイベアルバイテテ
アウフラーゲ スプリンゲル−フェルラーク(B.Eck
著 『Ventilatoren』 Fuenftenneubearbeitete Auflag
e Splinger−Verlag 1972 )の318ペ−ジ、図
298には(1)動翼入口先端側の側壁を外側に拡大し
たうえ拡大部に円環を挿入し還流流路を形成する方法。
(2)動翼入口先端側に動翼回転軸と同心の円筒を配置
する方法。(3)(2)の円筒の内側にさらに静止円環
翼列を配置する方法の3種の効果が大きいと述べられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち
(1)は、最高効率の低下をともない(2),(3)はい
ずれも構造が複雑となるため製造価格の上昇,信頼性の
低下が不可避であった。本発明の目的は効率の低下を生
じることなく軸流ファンの低流量側の作動範囲拡大を実
現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は動翼の上流直前,下流直後の側壁に前記動
翼より高さが低い複数の補助翼を設ける。前記動翼の上
流直前の外側の側壁の前記補助翼は、流れに回転方向の
予旋回を持つように設け、内側の側壁の前記補助翼は、
流れを軸方向に導くように設ける。前記動翼の下流直後
の前記補助翼は、流れを前記静翼の入口角度の方向に導
くように設け、前記補助翼の入口角度を前記静翼の入口
角度ないし前記静翼の入口角度より前記動翼の回転面に
平行な方向に近づける。
【0005】
【作用】換気,送風に多用される軸流ファンは多くの場
合、流量を設計点から減少させてゆくと、ある限界値を
越えると翼が失速し大幅な圧力上昇の低下,不安定現象
の発生、さらには大規模な逆流を生じ正常な運転が不可
能になる。このため動翼下流直後の側壁に、動翼より高
さが低い複数の補助翼を、流れを静翼入口角度の方向に
導くように設け、動翼内の流れを下流側から、すくい取
る作用によって失速を防止する。また、動翼上流直前の
側壁に高さの低い複数の補助翼を、外側の側壁では流れ
を回転方向の予旋回を持つように設け、内側では流れが
回転軸の方向から動翼に流入するように導き、動翼の先
端側の負荷を低減して動翼先端側の失速を防ぐ。一方、
動翼の根本側では動翼が確実に流れに運動エネルギをあ
たえるようにして、動翼根本側の失速を防止する。この
ようにして軸流ファンの失速を防止し、低流量側の作動
範囲拡大を実現する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すもので、
軸流ファンの回転軸を含む断面を示す。図1において、
動翼2は回転軸1に固定され運動する。静翼3は外側の
側壁8,内側の側壁9の一方ないし両方に固定されてい
る。流れ7は動翼2を通過する際、運動エネルギを受け
取り、静翼3を通過する際、受け取った運動エネルギの
多くの割合が圧力に変換される。動翼2の下流直後の内
外の側壁8,9には、動翼2より高さが低い複数の補助
翼6を図2に示すように流れを静翼入口角度の方向に導
くように設ける。以下、図3,図4により補助翼6の作
用を説明する。
【0007】一般に軸流ファンでは、図3に示すよう
に、流量を設計点から減少させてゆくと流量Cで圧力上
昇が極大値に達した後、曲線Bのように、一旦、減少し
てから再び増大する。圧力上昇が減少から再び増大する
状態では、図4のように、動翼入口先端側に大規模な逆
流領域10を生じる。また場合によっては動翼出口根本
側にも大規模な逆流領域11を生じる。圧力上昇が一旦
減少する状態は、流れが正常で大規模な逆流が生じない
状態から図4への遷移状態で変動が激しい。流量Cより
少ない流量では動翼の先端側,根本側は失速状態にあ
り、この失速発生を抑制すると流量と圧力上昇の関係が
図3のAのようになり、低流量側の作動限界がCからD
に拡大する。
【0008】動翼2の先端側と側壁8の間隙の流れは動
翼2から運動エネルギを受け取れないから、動翼2を流
出した流れのうち外側の側壁8の近傍の流れは、動翼2
の高さ方向中央の部分に比較して、失速が生じ易い状態
にある。静翼3は外側の側壁8に取り付けられることが
多い。この場合、静翼3と内側の側壁9の間隙の流れは
静翼3の作用で圧力が上昇する割合が、静翼3の中央部
分より少ないため動翼2の根本では負荷が増加して失速
が生じ易い状態にある。また、軸流ファンの場合、騒音
低減のため動翼2と静翼3の軸方向間隔は軸流圧縮機に
比較して、極めて大きい。このため動翼2を流出した流
れの内外の側壁8,9の近傍の流れは、静翼3に流入す
る前に、側壁との摩擦によって運動エネルギを失うた
め、静翼3の高さ方向中央の部分に比較して一層、失速
が生じ易い状態にある。設計点では流れの軸方向成分が
大きいためこの傾向は抑制されるが、流量が少なくなる
とこの傾向は一層強くなり失速が発生する。
【0009】動翼2の出口でも側壁8,9の近傍の流れ
は、側壁8,9から離れた部分より運動エネルギが少な
いが、動翼2の作用によって周方向の速度は、失速が発
生する直前の状態でも比較的大きい。そこで補助翼6に
よって周方向の速度が比較的大きい流れをすくい取り、
静翼3の入口角度の方向に導く。この作用により動翼2
の出口付近と静翼3の内外の側壁8,9の近傍の流量が
増加するので失速の発生が抑制される。補助翼6の入口
側の角度を図2の破線で示した補助翼6aのように静止
翼入口の角度より動翼2の回転面に平行な方向に近づけ
た角度とすると、流れを、すくい取る作用が強くなり失
速が発生しにくくなる。
【0010】補助翼の入口側の角度を動翼2の回転面に
平行な方向に近づけた角度とする場合、若干の損失増加
が生じる場合があるが、以下のようにすると損失増加を
低減できる。
【0011】一般に動翼の先端側と根本側で同時に失速
し始めることはなく、いずれかで先に失速が発生し始め
る。先端側が先に失速する場合を例にとると、外側の側
壁8の補助翼入口角度を内側の側壁9の補助翼入口角度
より、動翼の回転面に平行な方向に近づける。根本側が
先に失速する場合はこの逆とする。このようにすると失
速防止効果を損なうことなく、損失増加を低減できる。
【0012】また、動翼2の先端側からは、外側の側壁
8との間隙のため強い渦が流出し、動翼2の根本側から
は動翼2の根本側の壁面境界層の作用によって、先端側
よりは弱いものの、同じく渦が流出する。これらの渦の
運動エネルギは損失となるが補助翼6,6aは流出する
渦を切断,抑制するので運動エネルギの損失を減少させ
るので、静翼3の先端側,根本側でも昇圧が充分に行な
われる。この昇圧が充分に行なわれると、動翼2の先端
側,根本側の負荷が過大になることが無く、この点から
も補助翼6,6aは失速防止の作用を持つ。
【0013】さらに補助翼6,6aはほぼ正常状態の流
れの方向に設けられているうえ、補助翼6,6aを通過
する流量は全体の一部であるので、効率の低下が殆んど
生じないのも大きな特徴である。
【0014】図5は本発明の第2の実施例を示すもの
で、失速の抑制を一層強化するため、第1の実施例の動
翼2の上流直前の内外の側壁8,9に動翼より高さが低
い複数の補助翼5,5aを、図6に示すように外側の側
壁8では僅かに回転の方向4の予旋回を持つように設
け、内側の側壁9では流れを回転軸の方向にガイドする
ように設けてある。外側の側壁8の補助翼5の効果は以
下のようである。
【0015】動翼先端側では補助翼5の作用により動翼
2に流入する流れは回転方向4の予旋回をもつ。このた
め動翼2の相対流入角が減少するので失速しにくくな
る。また内側の側壁9の補助翼5aの作用は以下のよう
である。
【0016】動翼根本側では先端側に比較して周速が小
さいため、流れに運動エネルギを与える作用が先端側よ
り弱くなるため、翼形の反りを大きくして弱くなった作
用を補っている。一方、流量が少なくなると図3のよう
にファンでの圧力上昇が大きいため動翼根本側では先端
側に比較してファン出口(静翼出口)の圧力に達するこ
とができず失速する傾向が強くなる。この状態でファン
上流側の流路形状,流れのみだれ,不均一などによっ
て、動翼根本付近で回転方向4の予旋回が生じると、流
れが動翼2から受け取る運動エネルギの減少による失速
傾向の増加が、相対流入角の減少による失速抑制効果を
上回り失速が発生する。内側の側壁9に設けられた複数
の補助翼5aは、流れが確実に回転軸の方向から動翼2
に流入するようガイドするので回転方向4の予旋回が動
翼根本側入口で発生しないため上記のメカニズムで発生
する失速が抑制される。
【0017】図7は本発明の第3の実施例を示す図で、
補助翼6を動翼下流直後の外側の側壁8にのみ設けたも
のである。本実施例の特徴は作動範囲の拡大効果は若干
低下するものの構造が簡便である点にある。
【0018】図8,図9は動翼下流直後の側壁に配置さ
れる補助翼6の図2に対応する円筒展開面上の配置を示
す図である。図8の実施例では補助翼6の数を静翼3よ
り多くして、補助翼6の翼列としての作用を強化する場
合に好適である。同様に動翼上流直前の側壁に配置され
る補助翼5の数を動翼2あるいは静翼3より多くするこ
とも効果がある。図9の実施例は補助翼6を静翼3と一
体化した場合で強度に重点を置く場合に好適である。
【0019】図10,図11は、さらに別の実施例で図
1に対応する軸流ファンの断面図である。図10は補助
翼5,5a,6の動翼2に近い端の高さを高くして、動
翼2流入あるいは流出する流れをガイドする作用を強化
させる効果を高めたものである。この場合、動翼2と補
助翼5,6の間の干渉により騒音が若干増加する。図9
は騒音の増加を低減しする場合の補助翼6の実施例で、
図10の実施例とは逆に動翼2に近い側の翼高さを減少
させてある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば効率の低下を生じること
なく軸流ファンの低流量側の作動範囲の拡大を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸流ファンの断面図。
【図2】本発明の軸流ファンの翼列の円筒の展開図。
【図3】軸流ファンの流量圧力特性図。
【図4】低流量域における軸流ファン内部の逆流を示す
断面図。
【図5】本発明の軸流ファンの第2の実施例を示す断面
図。
【図6】本発明の第2の実施例の軸流ファンの翼列の円
筒の展開図。
【図7】本発明の軸流ファンの第3の実施例を示す断面
図。
【図8】本発明の軸流ファンの翼列の別の実施例の円筒
の展開図。
【図9】本発明の軸流ファンの翼列の別の実施例の円筒
の展開図。
【図10】本発明の軸流ファンの第5の実施例を示す断
面図。
【図11】本発明の軸流ファンの第6の実施例を示す断
面図。
【符号の説明】
1…回転軸、2…動翼、3…静翼、5,5a…動翼上流
側の補助翼、6…動翼下流側の補助翼、7…流れ、8…
外側の側壁、9…内側の側壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 昭 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動翼下流の、内外の一方あるいは両方の側
    壁に、前記動翼より高さの低い複数の補助翼を、流れを
    静翼の入口角度の方向に導くように設け、前記補助翼の
    入口角度を前記静翼の入口角度ないし前記静翼の入口角
    度より前記動翼の回転面に平行な方向に近づけたことを
    特徴とする軸流ファン。
JP11335992A 1992-05-06 1992-05-06 軸流ファン Pending JPH05312192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11335992A JPH05312192A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 軸流ファン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11335992A JPH05312192A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 軸流ファン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05312192A true JPH05312192A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14610288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11335992A Pending JPH05312192A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 軸流ファン

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