JPH05312363A - 自然蒸発式加湿器の給水装置 - Google Patents
自然蒸発式加湿器の給水装置Info
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- JPH05312363A JPH05312363A JP11754192A JP11754192A JPH05312363A JP H05312363 A JPH05312363 A JP H05312363A JP 11754192 A JP11754192 A JP 11754192A JP 11754192 A JP11754192 A JP 11754192A JP H05312363 A JPH05312363 A JP H05312363A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フロートスイッチを不要にし、かつエレメント
の加湿能力を向上させつつ電磁弁の開閉動作を大幅に減
少させて、電磁弁の信頼性の効果的な向上、並びに自然
蒸発式加湿器のコストの低廉化およびコンパクト化を図
る。 【構成】給水管6を介して給水された水を貯溜する給水
槽3と、該給水槽3内の水に下端が浸漬され、給水槽3
内の水を自然に吸い上げるエレメント2とを備えた自然
蒸発式加湿器の給水装置として、上記給水管6に、該給
水管6を開閉させる電磁弁7と、上記エレメント2によ
る水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一致するよ
う,給水量を均一に調節するキャピラリ8と、給水管6
へ供給される水の圧力を一定水圧に調圧する調圧弁9と
を設ける。さらに、上記給水槽3に、上記エレメント2
により自然に吸い上げる給水槽3内の水の貯溜量が最適
となる設定値に保たれるよう,給水槽3の貯溜量を最適
量でオーバーフローさせる切欠部10,…を設ける。
の加湿能力を向上させつつ電磁弁の開閉動作を大幅に減
少させて、電磁弁の信頼性の効果的な向上、並びに自然
蒸発式加湿器のコストの低廉化およびコンパクト化を図
る。 【構成】給水管6を介して給水された水を貯溜する給水
槽3と、該給水槽3内の水に下端が浸漬され、給水槽3
内の水を自然に吸い上げるエレメント2とを備えた自然
蒸発式加湿器の給水装置として、上記給水管6に、該給
水管6を開閉させる電磁弁7と、上記エレメント2によ
る水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一致するよ
う,給水量を均一に調節するキャピラリ8と、給水管6
へ供給される水の圧力を一定水圧に調圧する調圧弁9と
を設ける。さらに、上記給水槽3に、上記エレメント2
により自然に吸い上げる給水槽3内の水の貯溜量が最適
となる設定値に保たれるよう,給水槽3の貯溜量を最適
量でオーバーフローさせる切欠部10,…を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自然蒸発式加湿器の給
水装置に関する。
水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、加湿器は、例えば、実開昭64
−51129号公報に開示されるように、空気調和装置
のブロア下流側において熱交換器のさらに下流側に配置
され、ブロアより吹出して熱交換器により熱交換された
空調風(通常は温風)を加湿器内に流通させることによ
り加湿するようにしている。
−51129号公報に開示されるように、空気調和装置
のブロア下流側において熱交換器のさらに下流側に配置
され、ブロアより吹出して熱交換器により熱交換された
空調風(通常は温風)を加湿器内に流通させることによ
り加湿するようにしている。
【0003】そして、このような加湿器としては、給水
経路を介して給水された水を貯溜する給水槽と、該給水
槽内の水に下端が浸漬され、給水槽内の水を自然に吸い
上げる複数枚のエレメントとを備え、この各エレメント
を介して流通する空気を加湿するようにした自然蒸発式
加湿器がある。この自然蒸発式加湿器の給水経路には、
該給水経路を開閉させる電磁弁が設けられており、該電
磁弁は、給水槽の水の水位の変動を所定範囲内で許容す
るよう,給水槽における水の水位の上限値と下限値とを
検出するフロートスイッチからの検出信号により、給水
槽の水位が上限値になると給水経路を閉側に、給水槽の
水位が下限値になると給水経路を開側にそれぞれ作動さ
せるようにしている。
経路を介して給水された水を貯溜する給水槽と、該給水
槽内の水に下端が浸漬され、給水槽内の水を自然に吸い
上げる複数枚のエレメントとを備え、この各エレメント
を介して流通する空気を加湿するようにした自然蒸発式
加湿器がある。この自然蒸発式加湿器の給水経路には、
該給水経路を開閉させる電磁弁が設けられており、該電
磁弁は、給水槽の水の水位の変動を所定範囲内で許容す
るよう,給水槽における水の水位の上限値と下限値とを
検出するフロートスイッチからの検出信号により、給水
槽の水位が上限値になると給水経路を閉側に、給水槽の
水位が下限値になると給水経路を開側にそれぞれ作動さ
せるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フロートス
イッチの許容範囲、つまり給水槽内における上限値と下
限値との間の水位は、給水槽の水の水位が低すぎて水の
吸い上げ不足によるエレメントの加湿能力の低下を招い
たり、給水槽の水の水位が高すぎて空気の流通面積の減
少によるエレメントの加湿能力の低下を招いたりしない
よう,エレメントの加湿能力と給水槽内の水位との関係
を考慮した最適水位の範囲が設定されることになる。
イッチの許容範囲、つまり給水槽内における上限値と下
限値との間の水位は、給水槽の水の水位が低すぎて水の
吸い上げ不足によるエレメントの加湿能力の低下を招い
たり、給水槽の水の水位が高すぎて空気の流通面積の減
少によるエレメントの加湿能力の低下を招いたりしない
よう,エレメントの加湿能力と給水槽内の水位との関係
を考慮した最適水位の範囲が設定されることになる。
【0005】その場合、最適水位の範囲自体が自ずと狭
いものとなることから、最適水位の上限値と下限値とを
検出するフロートスイッチからの検出信号が電磁弁に頻
繁に出力され、該電磁弁による給水経路の開閉動作が頻
繁に行われることになる。
いものとなることから、最適水位の上限値と下限値とを
検出するフロートスイッチからの検出信号が電磁弁に頻
繁に出力され、該電磁弁による給水経路の開閉動作が頻
繁に行われることになる。
【0006】ところが、電磁弁自体の耐用回数が現存の
もので50万回程度であることから、頻繁に開閉動作が
行われると電磁弁の信頼性に不安が生じることになる。
そのため、現状では電磁弁を時間当たり数十回程度の開
閉動作が行われるように予め規制し、かつさらに電磁弁
の開閉動作が頻繁となる時節(例えば冬季の乾燥時な
ど)には最適水位の下限値を下げることにより、給水槽
の水の水位を下げて自然蒸発式加湿器を運転することが
余儀なくされている。
もので50万回程度であることから、頻繁に開閉動作が
行われると電磁弁の信頼性に不安が生じることになる。
そのため、現状では電磁弁を時間当たり数十回程度の開
閉動作が行われるように予め規制し、かつさらに電磁弁
の開閉動作が頻繁となる時節(例えば冬季の乾燥時な
ど)には最適水位の下限値を下げることにより、給水槽
の水の水位を下げて自然蒸発式加湿器を運転することが
余儀なくされている。
【0007】しかしながら、上述の如き電磁弁の耐用回
数を考慮して最適水位の下限値を下げるものでは、エレ
メントの加湿能力の低下を招くことが否めず、電磁弁の
信頼性を効果的に高めたものとはいえない。
数を考慮して最適水位の下限値を下げるものでは、エレ
メントの加湿能力の低下を招くことが否めず、電磁弁の
信頼性を効果的に高めたものとはいえない。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、フロートスイッチを不要
にし、かつエレメントの加湿能力を向上させつつ電磁弁
の開閉動作を大幅に減少させることにより、電磁弁の信
頼性を効果的に向上させるとともに、自然蒸発式加湿器
におけるコストの低廉化およびコンパクト化を図ること
にある。
で、その目的とするところは、フロートスイッチを不要
にし、かつエレメントの加湿能力を向上させつつ電磁弁
の開閉動作を大幅に減少させることにより、電磁弁の信
頼性を効果的に向上させるとともに、自然蒸発式加湿器
におけるコストの低廉化およびコンパクト化を図ること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、給水経路
(6) を介して給水された水を貯溜する給水槽(3) と、該
給水槽(3) 内の水に下端が浸漬され、給水槽(3) 内の水
を自然に吸い上げるエレメント(2) とを備え、このエレ
メント(2) を介して流通する空気を加湿するようにした
自然蒸発式加湿器(1) の給水装置(5) として、上記給水
経路(6) に、該給水経路(6) を開閉させる電磁弁(7)
と、上記エレメント(2) による水の単位時間当たりの最
大吸い上げ量と略一致するよう,給水槽(3) への水の給
水量を均一に調節する絞り(8) とを設けるとともに、上
記給水槽(3) に、上記エレメント(2) により自然に吸い
上げる給水槽(3) 内の水の貯溜量が最適となる設定値に
保たれるよう,給水槽(3) の水の貯溜量を最適量でオー
バーフローさせる切欠部(10), …を設ける構成としたも
のである。
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、給水経路
(6) を介して給水された水を貯溜する給水槽(3) と、該
給水槽(3) 内の水に下端が浸漬され、給水槽(3) 内の水
を自然に吸い上げるエレメント(2) とを備え、このエレ
メント(2) を介して流通する空気を加湿するようにした
自然蒸発式加湿器(1) の給水装置(5) として、上記給水
経路(6) に、該給水経路(6) を開閉させる電磁弁(7)
と、上記エレメント(2) による水の単位時間当たりの最
大吸い上げ量と略一致するよう,給水槽(3) への水の給
水量を均一に調節する絞り(8) とを設けるとともに、上
記給水槽(3) に、上記エレメント(2) により自然に吸い
上げる給水槽(3) 内の水の貯溜量が最適となる設定値に
保たれるよう,給水槽(3) の水の貯溜量を最適量でオー
バーフローさせる切欠部(10), …を設ける構成としたも
のである。
【0010】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明の給水経路(6) を限定
し、給水経路(6) へ供給される水の圧力を一定水圧に調
圧する調圧弁(9) を設ける構成としたものである。
段は、上記請求項1記載の発明の給水経路(6) を限定
し、給水経路(6) へ供給される水の圧力を一定水圧に調
圧する調圧弁(9) を設ける構成としたものである。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
空気が乾燥する冬季の暖房運転時などにおいて開動作さ
れる電磁弁(7) により、一定の水圧が作用する水道の蛇
口などから給水経路(6) を介して給水される水は、その
給水経路(6) 中における絞り(8) によってエレメント
(2) による水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一
致するよう,給水量が均一に調節された状態で給水槽
(3) 内へ貯溜されて給水槽(3) 内における下限値が確保
される一方、給水槽(3) の水の貯溜量を最適となる設定
値(最適量)でオーバーフローさせる切欠部(10), …に
よって給水槽(3) 内における上限値が確保されることに
なり、エレメント(2) により自然に吸い上げる給水槽
(3) 内の水の貯溜量が極めて狭い最適量の範囲に保た
れ、エレメント(2) を介して流通する空気が最適状態で
加湿される。
空気が乾燥する冬季の暖房運転時などにおいて開動作さ
れる電磁弁(7) により、一定の水圧が作用する水道の蛇
口などから給水経路(6) を介して給水される水は、その
給水経路(6) 中における絞り(8) によってエレメント
(2) による水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一
致するよう,給水量が均一に調節された状態で給水槽
(3) 内へ貯溜されて給水槽(3) 内における下限値が確保
される一方、給水槽(3) の水の貯溜量を最適となる設定
値(最適量)でオーバーフローさせる切欠部(10), …に
よって給水槽(3) 内における上限値が確保されることに
なり、エレメント(2) により自然に吸い上げる給水槽
(3) 内の水の貯溜量が極めて狭い最適量の範囲に保た
れ、エレメント(2) を介して流通する空気が最適状態で
加湿される。
【0012】これによって、電磁弁(7) の開閉動作が、
空気が乾燥する冬季の暖房運転時などの開動作と、空気
が湿る夏期の冷房運転時などの閉動作との季節毎の僅か
な回数で済み、電磁弁(7) の開閉動作を大幅に減少させ
ることができる。
空気が乾燥する冬季の暖房運転時などの開動作と、空気
が湿る夏期の冷房運転時などの閉動作との季節毎の僅か
な回数で済み、電磁弁(7) の開閉動作を大幅に減少させ
ることができる。
【0013】また、フロートスイッチを設けなくとも、
エレメント(2) の加湿能力と給水槽(3) 内の水位との関
係を考慮した最適水位が設定されることから、フロート
スイッチが不要となる上、最適水位によりエレメント
(2) の加湿能力が向上してエレメント (2)の枚数を削減
することが可能となる。
エレメント(2) の加湿能力と給水槽(3) 内の水位との関
係を考慮した最適水位が設定されることから、フロート
スイッチが不要となる上、最適水位によりエレメント
(2) の加湿能力が向上してエレメント (2)の枚数を削減
することが可能となる。
【0014】また、請求項2記載の発明では、給水経路
(6) へ供給される水の圧力を一定水圧に調圧する調圧弁
(9) が給水経路(6) に設けられているので、高所に位置
するタンク室などから自重により給水経路(6) に流れ込
む高水圧の水を減圧して利用することが可能となる。
(6) へ供給される水の圧力を一定水圧に調圧する調圧弁
(9) が給水経路(6) に設けられているので、高所に位置
するタンク室などから自重により給水経路(6) に流れ込
む高水圧の水を減圧して利用することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る自然蒸発式加湿器の給水装置によれば、水道の蛇口な
どからの給水経路(6) を介した給水槽(3) 内における下
限値を、エレメント(2) による水の単位時間当たりの最
大吸い上げ量に略一致する給水量に調節する絞り(8) に
より確保する一方、給水槽(3) の水の貯溜量を最適量で
オーバーフローさせる切欠部(10), …により給水槽(3)
内における上限値を確保したので、フロートスイッチを
不要にしつつ最適水位によりエレメント(2) の加湿能力
を最大限に向上させた状態で、電磁弁(7) の開閉動作を
季節毎の僅かな回数で済ませて大幅に減少させ、よって
電磁弁(7) の信頼性を効果的に向上させることができ
る。しかも、フロートスイッチを不要にしつつ、最適水
位によりエレメント(2) の加湿能力を向上させ得るエレ
メント(2) の枚数の削減により、自然蒸発式加湿器(1)
におけるコストの低廉化およびコンパクト化を共に図る
ことができる。
る自然蒸発式加湿器の給水装置によれば、水道の蛇口な
どからの給水経路(6) を介した給水槽(3) 内における下
限値を、エレメント(2) による水の単位時間当たりの最
大吸い上げ量に略一致する給水量に調節する絞り(8) に
より確保する一方、給水槽(3) の水の貯溜量を最適量で
オーバーフローさせる切欠部(10), …により給水槽(3)
内における上限値を確保したので、フロートスイッチを
不要にしつつ最適水位によりエレメント(2) の加湿能力
を最大限に向上させた状態で、電磁弁(7) の開閉動作を
季節毎の僅かな回数で済ませて大幅に減少させ、よって
電磁弁(7) の信頼性を効果的に向上させることができ
る。しかも、フロートスイッチを不要にしつつ、最適水
位によりエレメント(2) の加湿能力を向上させ得るエレ
メント(2) の枚数の削減により、自然蒸発式加湿器(1)
におけるコストの低廉化およびコンパクト化を共に図る
ことができる。
【0016】また、請求項2記載の発明における自然蒸
発式加湿器の給水装置によれば、給水経路(6) の調圧弁
(9) により、高所に位置するタンク室などから自重によ
り給水経路(6) に流れ込む高水圧の水を一定水圧に調圧
して利用することも可能となり、自然蒸発式加湿器(1)
の汎用性を拡大させることができる。
発式加湿器の給水装置によれば、給水経路(6) の調圧弁
(9) により、高所に位置するタンク室などから自重によ
り給水経路(6) に流れ込む高水圧の水を一定水圧に調圧
して利用することも可能となり、自然蒸発式加湿器(1)
の汎用性を拡大させることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0018】図1は本発明の一実施例に係る給水装置を
用いた自然蒸発式加湿器を示し、この自然蒸発式加湿器
(1) は、図示しない空気調和装置の室内機内に設けられ
ていて、その室内機の空調風吹出口の直下流側つまり空
調風の流通経路に複数枚のエレメント(2) (図では1枚
のみ示す)の上部を臨ませて、室内機の吹出口より吹き
出す空調風を加湿するようにしている。
用いた自然蒸発式加湿器を示し、この自然蒸発式加湿器
(1) は、図示しない空気調和装置の室内機内に設けられ
ていて、その室内機の空調風吹出口の直下流側つまり空
調風の流通経路に複数枚のエレメント(2) (図では1枚
のみ示す)の上部を臨ませて、室内機の吹出口より吹き
出す空調風を加湿するようにしている。
【0019】上記エレメント(2) は、下部が2つに分岐
していて、一方の下部(図では右側)の先端つまり下端
部が後述する給水装置(5) を介して供給された水を貯溜
するための給水槽(3) に浸漬されている一方、他方の下
部(図では左側)が給水槽(3) を外方から包み込むよう
に配された給水ドレンパン(4) の上方に給水槽(3) の一
側面(図では左側)を跨いで配されている。そして、上
記エレメント(2) は、複数の孔部を有する多孔性に形成
されていて、給水槽(3) の水に浸漬された一方の下部よ
り自然に吸い上げられた水を全面に行き渡らせた後に空
調風の加湿に供されなかった水が一方の下部から給水ド
レンパン(4) に排出されるようになっている。この場
合、空調風の加湿に供されない水は、自然に吸い上げら
れた水の50%〜70%を占め、この50%〜70%を
占める給水ドレンパン(4) 側への排出水により、エレメ
ント(2) の洗浄が行われるようにしている。
していて、一方の下部(図では右側)の先端つまり下端
部が後述する給水装置(5) を介して供給された水を貯溜
するための給水槽(3) に浸漬されている一方、他方の下
部(図では左側)が給水槽(3) を外方から包み込むよう
に配された給水ドレンパン(4) の上方に給水槽(3) の一
側面(図では左側)を跨いで配されている。そして、上
記エレメント(2) は、複数の孔部を有する多孔性に形成
されていて、給水槽(3) の水に浸漬された一方の下部よ
り自然に吸い上げられた水を全面に行き渡らせた後に空
調風の加湿に供されなかった水が一方の下部から給水ド
レンパン(4) に排出されるようになっている。この場
合、空調風の加湿に供されない水は、自然に吸い上げら
れた水の50%〜70%を占め、この50%〜70%を
占める給水ドレンパン(4) 側への排出水により、エレメ
ント(2) の洗浄が行われるようにしている。
【0020】そして、上記給水槽(3) には、図示しない
高所に配されたタンク室内の水が給水装置(5) を介して
給水されるようになっている。該給水装置(5) は、一端
がタンク室内の下端部に開口しかつ他端が給水槽の上方
に開口する給水経路としての給水管(6) と、該給水管
(6) の中途部に設けられ、給水管(6) を水の流通可能に
開動作する一方給水管(6) を水の流通不能に閉動作する
電磁弁(7) と、該電磁弁(7) よりも下流側における給水
管(6) の中途部に設けられ、上記エレメント(2)による
水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一致するよ
う,給水槽(3) への水の給水量を均一に調節する絞りと
してのキャピラリ(8) と、上記電磁弁(7) よりも上流側
における給水管(6) の中途部に設けられ、給水管(6) へ
供給されるタンク室からの自重による高水圧力の水の圧
力を一定水圧(例えば0.5kg/cm 2)に調圧(減圧)
する調圧弁(9) とからなる。この場合、電磁弁(7) は、
空気が乾燥する冬季の室内機の暖房運転時などに開動作
される一方、空気が湿る夏期の室内機の冷房運転時など
に閉動作されるようになっている。
高所に配されたタンク室内の水が給水装置(5) を介して
給水されるようになっている。該給水装置(5) は、一端
がタンク室内の下端部に開口しかつ他端が給水槽の上方
に開口する給水経路としての給水管(6) と、該給水管
(6) の中途部に設けられ、給水管(6) を水の流通可能に
開動作する一方給水管(6) を水の流通不能に閉動作する
電磁弁(7) と、該電磁弁(7) よりも下流側における給水
管(6) の中途部に設けられ、上記エレメント(2)による
水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一致するよ
う,給水槽(3) への水の給水量を均一に調節する絞りと
してのキャピラリ(8) と、上記電磁弁(7) よりも上流側
における給水管(6) の中途部に設けられ、給水管(6) へ
供給されるタンク室からの自重による高水圧力の水の圧
力を一定水圧(例えば0.5kg/cm 2)に調圧(減圧)
する調圧弁(9) とからなる。この場合、電磁弁(7) は、
空気が乾燥する冬季の室内機の暖房運転時などに開動作
される一方、空気が湿る夏期の室内機の冷房運転時など
に閉動作されるようになっている。
【0021】また、図2にも示すように、上記給水槽
(3) の他側面(図では右側)には、上記エレメント(2)
により自然に吸い上げる給水槽(3) 内の水の貯溜量が最
適となる設定値に保たれるよう,給水槽(3) の水の貯溜
量を最適量で給水ドレンパン(4) 側にオーバーフローさ
せる切欠部(10),…が設けられている。
(3) の他側面(図では右側)には、上記エレメント(2)
により自然に吸い上げる給水槽(3) 内の水の貯溜量が最
適となる設定値に保たれるよう,給水槽(3) の水の貯溜
量を最適量で給水ドレンパン(4) 側にオーバーフローさ
せる切欠部(10),…が設けられている。
【0022】したがって、上記実施例では、空気が乾燥
する冬季の暖房運転時などにおいて開動作される電磁弁
(7) により、高所に位置するタンク室などから自重によ
り給水管(6) に流れ込む高水圧の水は、その給水管(6)
途中の調圧弁(9) によって0.5kg/cm 2 程度の一定水
圧に調圧された後、キャピラリ(8) によってエレメント
(2) による水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一
致するよう給水量が均一に調節された状態で給水槽(3)
内へ給水されて貯溜され、給水槽(3) 内における下限値
が確保される一方、給水槽(3) の貯溜量を最適となる設
定値でオーバーフローさせる切欠部(10),…によって給
水槽(3) 内における上限値が確保されることになり、エ
レメント(2) により自然に吸い上げる給水槽(3) 内の水
の貯溜量が極めて狭い最適量の範囲に保たれ、エレメン
ト(2) を介して流通する空気が最適状態で加湿される。
する冬季の暖房運転時などにおいて開動作される電磁弁
(7) により、高所に位置するタンク室などから自重によ
り給水管(6) に流れ込む高水圧の水は、その給水管(6)
途中の調圧弁(9) によって0.5kg/cm 2 程度の一定水
圧に調圧された後、キャピラリ(8) によってエレメント
(2) による水の単位時間当たりの最大吸い上げ量と略一
致するよう給水量が均一に調節された状態で給水槽(3)
内へ給水されて貯溜され、給水槽(3) 内における下限値
が確保される一方、給水槽(3) の貯溜量を最適となる設
定値でオーバーフローさせる切欠部(10),…によって給
水槽(3) 内における上限値が確保されることになり、エ
レメント(2) により自然に吸い上げる給水槽(3) 内の水
の貯溜量が極めて狭い最適量の範囲に保たれ、エレメン
ト(2) を介して流通する空気が最適状態で加湿される。
【0023】これにより、フロートスイッチを設けなく
ともエレメント(2) の加湿能力と給水槽(3) 内の水位と
の関係を考慮した最適水位が設定される。その上、電磁
弁(7) の開閉動作が、空気が乾燥する冬季の暖房運転時
などの開動作と、空気が湿る夏期の冷房運転時などの閉
動作との季節毎の僅かな回数で済む。この結果、フロー
トスイッチを不要にしつつ最適水位によりエレメント
(2) の加湿能力を最大限に向上させた状態で、電磁弁
(7) の開閉動作を大幅に減少させることにより、電磁弁
(7) の信頼性を効果的に向上させることができる。
ともエレメント(2) の加湿能力と給水槽(3) 内の水位と
の関係を考慮した最適水位が設定される。その上、電磁
弁(7) の開閉動作が、空気が乾燥する冬季の暖房運転時
などの開動作と、空気が湿る夏期の冷房運転時などの閉
動作との季節毎の僅かな回数で済む。この結果、フロー
トスイッチを不要にしつつ最適水位によりエレメント
(2) の加湿能力を最大限に向上させた状態で、電磁弁
(7) の開閉動作を大幅に減少させることにより、電磁弁
(7) の信頼性を効果的に向上させることができる。
【0024】また、上記に如くフロートスイッチを不要
にしても、エレメント(2) の加湿能力と給水槽(3) 内の
水位との関係を考慮した最適水位が設定されることか
ら、最適水位によりエレメント(2) の加湿能力が向上し
てエレメント(2) の枚数を削減することが可能となり、
フロートスイッチの廃止と相俟って自然蒸発式加湿器
(1) におけるコストの低廉化およびコンパクト化を共に
図ることができる。
にしても、エレメント(2) の加湿能力と給水槽(3) 内の
水位との関係を考慮した最適水位が設定されることか
ら、最適水位によりエレメント(2) の加湿能力が向上し
てエレメント(2) の枚数を削減することが可能となり、
フロートスイッチの廃止と相俟って自然蒸発式加湿器
(1) におけるコストの低廉化およびコンパクト化を共に
図ることができる。
【0025】しかも、水の圧力を一定水圧に調圧する調
圧弁(9) が給水管(6) に設けられていることから、高所
のタンク室からの自重により給水管(6) に流れ込む高水
圧の水を減圧して利用することも可能となり、自然蒸発
式加湿器(1) の汎用性を拡大させることができる。
圧弁(9) が給水管(6) に設けられていることから、高所
のタンク室からの自重により給水管(6) に流れ込む高水
圧の水を減圧して利用することも可能となり、自然蒸発
式加湿器(1) の汎用性を拡大させることができる。
【0026】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、給水管(6) に調圧弁(9) を設
けたが、給水管の一端が水道の蛇口などに接続されて給
水管に一定水圧の水が給水されるようにすれば、調圧弁
を特に設けなくても良い。
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、給水管(6) に調圧弁(9) を設
けたが、給水管の一端が水道の蛇口などに接続されて給
水管に一定水圧の水が給水されるようにすれば、調圧弁
を特に設けなくても良い。
【図1】自然蒸発式加湿機および給水装置の概略構成図
である。
である。
【図2】給水槽の斜視図である。
(1) 自然蒸発式加湿器 (2) エレメント (3) 給水槽 (6) 給水管(給水経路) (7) 電磁弁 (8) キャピラリ(絞り) (9) 調圧弁 (10) 切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 給水経路(6) を介して給水された水を貯
溜する給水槽(3) と、該給水槽(3) 内の水に下端が浸漬
され、給水槽(3) 内の水を自然に吸い上げるエレメント
(2) とを備え、このエレメント(2) を介して流通する空
気を加湿するようにした自然蒸発式加湿器(1) におい
て、 上記給水経路(6) には、該給水経路(6) を開閉させる電
磁弁(7) と、上記エレメント(2) による水の単位時間当
たりの最大吸い上げ量と略一致するよう,給水槽(3) へ
の水の給水量を均一に調節する絞り(8) とが設けられて
いるとともに、上記給水槽(3) には、上記エレメント
(2) により自然に吸い上げる給水槽(3) 内の水の貯溜量
が最適となる設定値に保たれるよう,給水槽(3) の水の
貯溜量を最適量でオーバーフローさせる切欠部(10), …
が設けられていることを特徴とする自然蒸発式加湿器の
給水装置。 - 【請求項2】 給水経路(6) は、その給水経路(6) へ供
給される水の圧力を一定水圧に調圧する調圧弁(9) を有
していることを特徴とする請求項1記載の自然蒸発式加
湿器の給水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11754192A JPH05312363A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 自然蒸発式加湿器の給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11754192A JPH05312363A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 自然蒸発式加湿器の給水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05312363A true JPH05312363A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14714355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11754192A Pending JPH05312363A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 自然蒸発式加湿器の給水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05312363A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10682157B2 (en) | 2013-03-15 | 2020-06-16 | Asspv, Llc | Vascular access device |
| US10864353B2 (en) | 2011-08-17 | 2020-12-15 | Smiths Medical Asd, Inc. | Access device with valve |
| US11013881B2 (en) | 2013-03-15 | 2021-05-25 | ResMed Pty Ltd | Humidifier reservoir |
| JPWO2020045096A1 (ja) * | 2018-08-29 | 2021-08-10 | 株式会社村田製作所 | 加湿装置およびこれを備えた呼吸器用加湿送風装置 |
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| US12194244B2 (en) | 2018-12-18 | 2025-01-14 | ResMed Pty Ltd | Humidifier reservoir |
| WO2025196857A1 (ja) * | 2024-03-18 | 2025-09-25 | 三菱電機株式会社 | 鉄道車両用空調装置、鉄道車両用空調システム及び制御方法 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11754192A patent/JPH05312363A/ja active Pending
Cited By (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11497879B2 (en) | 2013-03-15 | 2022-11-15 | ResMed Pty Ltd | Humidifier reservoir |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001003 |