JPH05312732A - 透明シート体の欠陥状態検出方法及びその装置 - Google Patents

透明シート体の欠陥状態検出方法及びその装置

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JPH05312732A
JPH05312732A JP11478692A JP11478692A JPH05312732A JP H05312732 A JPH05312732 A JP H05312732A JP 11478692 A JP11478692 A JP 11478692A JP 11478692 A JP11478692 A JP 11478692A JP H05312732 A JPH05312732 A JP H05312732A
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JP
Japan
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sheet body
sheet
transparent
acute angle
transparent sheet
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JP11478692A
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English (en)
Inventor
Seiji Konno
清二 近野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘイズ値が0に近くしかも表面が鏡面に近い
ような透明シート体の各種の欠陥部を明確に検出できる
透明シート体の欠陥状態検出方法及びその検出装置を提
供することを目的とする。 【構成】 透明粘着シート体1のシート幅方向Sbに対
して延在方向が鋭角θ1の直管蛍光管2からの照射光
は、シート体1の面で反射されてCCDカメラ3にて受
光されるが、この場合、前記反射光は、特にシート長方
向Sbに沿う筋状欠陥部1aには斜めに照射されるので
該筋状欠陥部1aに陰影が形成され、また、前記CCD
カメラ3で受光する光も前記筋状欠陥部1aに対して斜
めであるので、該欠陥部1aの存在を高いS/N比で検
出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば偏光板の表面保
護部材として用いられる透明性の高い樹脂フィルムを基
材とする透明粘着シート体の欠陥部、より詳細には粘着
剤に含まれる異物、気泡あるいは粘着剤塗布面のしわ、
傷等の欠陥部を検出するための検出方法及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の欠陥部を地合部から明確
に識別した状態で検出しようとする場合、例えば透明粘
着シート体の下方に光源を置き、該光源の直上であって
透明粘着シート体の上方で、例えばCCDカメラ等の光
電変換手段により監視する手法がある。なお、かかる欠
陥部の形成原因としては、異物や気泡の混入、粘着剤の
塗工ロールによる外傷、粘着剤の粘度差による厚み変化
等が挙げられるが、典型的には異物混入によるものは凹
状の筋として、ロールの傷によるものは凸状の筋として
現れる一方、粘度差によるものは、粘着剤の厚み自体が
極めて薄い(例えば10μm程度)こともあるが、極め
て浅い溝状の筋として現れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記欠陥部のうち、特
にシート長方向に形成される直線筋状の欠陥部の場合、
透過光を直接的に受光するので、光電変換手段は、他の
地合部との明確な識別が不能となる。さらには、直線筋
状の欠陥部が地合と略同一面に形成されており、該シー
ト体全体としてその表面が鏡面のようである場合、通常
の手法、具体的には異物混入やロール傷による欠陥部の
検出として用いられる肉眼での正対視状態での確認は極
めて困難、あるいは不能である。
【0004】他方、かかる欠陥部を有する前記透明粘着
シート体を偏光板の表面保護部材として用いた場合、該
欠陥部が小さいものであっても、屈折率の異常を生じさ
せる原因となり、該偏光板の偏光効果を妨げる。
【0005】本発明は、ヘイズ値が0に近く、さらには
表面が鏡面状態であるような透明シート体の各種の欠陥
部を地合と明確に識別可能な透明シート体の欠陥状態検
出方法及びその検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、請求項1の発明は、シート長さ方向に透明シート体
を走行させ、該透明シート体の一方のシート面側から、
長手方向が前記透明シート体のシート幅方向に対して鋭
角をなすように細長光を投光し、前記透明シート体の一
方のシート面側で該透明シート体からの反射光をその入
射方向が前記シート長さ方向に対して前記鋭角と略同一
の鋭角をなすように受光し、さらに、該反射光を光電変
換するようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、シート長さ方向に走行
する透明シート体の一方のシート面側に配設され、該シ
ート体のシート幅方向に対して長手方向が鋭角をなす細
長光源と、前記一方のシート面側に配設され、前記シー
ト体からの前記細長光源による反射光を受光し、かつ、
該反射光の入射方向が該シート体のシート長さ方向に対
して前記鋭角と略同一の鋭角をなすように配設される光
電変換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記細長光源が、横長光源の照射側に該光源の長手
方向に沿って形成されたスリットを有するマスク部材を
配置して成るものである。
【0009】
【作用】細長光源から投光された細長光は透明シート体
のシート面にて反射し、該反射光はCCDカメラ等の光
電変換手段で受光されるが、この場合、前記細長光は、
特にシート長さ方向に沿う筋状欠陥部に対しては斜めに
照射されるので筋状欠陥部に陰影が形成され、また、前
記CCDカメラで受光する光も前記筋状欠陥部に対して
斜めであるので、該CCDカメラにより前記筋状欠陥部
の存在を鮮明な像として確認できる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係る検出装置の一実施例を
示すものである。同図において符号1は、例えば製造ラ
イン中でシート長さ方向Snに走行する透明粘着シート
体であり、該透明粘着シート体1の上方には細長光源た
る直管の蛍光管2が設けられている。ここで、該蛍光管
2の長手方向Pは前記シート体1のシート幅方向Sbに
対して鋭角(例えば20°)たる角度θ1に設定され
る。
【0011】また、前記透明粘着シート体1の上方には
光電変換手段たるCCDカメラ3が設けられており、該
CCDカメラ3の受光方向Qは該シート体1のシート長
さ方向Snに対して鋭角(例えば20°)たる角度θ2
に設定される。ここで、角度θ1と角度θ2とは略等し
い鋭角である。
【0012】前記直管蛍光管2は、例えば白昼色の高周
波(例えば30KHz)蛍光灯が用いられる。また、前
記CCDカメラ3は、例えば前記シート体1のシート幅
方向の全体を撮像可能な視野を有し、該視野の解像度
が、例えば2048ビットであるものが用いられる。な
お、該CCDカメラ3には画像信号を入力してディスプ
レイ表示するコントローラ(図示省略)が設けられてい
る。
【0013】図2に示すように、前記蛍光管2と被投光
箇所たる欠陥部1aとを結ぶ線と透明粘着シート体1の
表面とのなす角度、及び該欠陥部1aとCCDカメラ3
とを結ぶ線と前記シート体1の表面とのなす角度θ3は
鋭角(例えば30°)に設定される。また、細長光源と
するべく前記蛍光管2の照射側にその長手方向に沿っ
て、例えば4.5mm程度の幅を有するマスク部材たる
スリット板4を設ける。
【0014】図3(a)、(b)、(c)は、前記透明
粘着シート体1に形成される欠陥部の構成例を示すもの
であり、夫々ヘイズ値が0に近い透明性を有する透明樹
脂フィルム基材1A上に粘着剤層1Bが形成されたもの
である。ここで、図3(a)は異物混入、図3(b)は
ロール傷、図3(c)は粘度差による場合を夫々模式的
に示すものである。
【0015】次に、上記のように構成された本実施例の
作動につき説明する。
【0016】透明粘着シート体1がシート長さ方向に走
行している状態で、蛍光管2を点灯させ、該蛍光管2の
照射光を筋1aに当てると、CCDカメラ3がその視野
内でシート体1のシート幅方向を走査する。
【0017】この場合、図1に示すように、筋1aがシ
ート長さ方向Snに延在するものである場合、照射光は
前記角度θ1で筋1aに照射されるので、その照射角と
筋1aの長さに相当する分だけ筋1aの近傍に撮像可能
な陰影範囲dを形成するようになる。
【0018】一方、CCDカメラ3の受光方向は角度θ
2であるので、前記所定幅dの陰影を地合と明確に区別
して撮像できるようになる。
【0019】かかる手法により得られた撮像結果の検証
として、横軸方向をシート幅方向の撮像位置に、縦軸方
向をCCDカメラの検出信号の信号レベルに夫々対応さ
せると、筋状欠陥部位置の信号振幅と地合の信号振幅と
の違いが明確となる。この場合、S/N比は略2であれ
ば、良好な識別が可能となる。
【0020】このように、本実施例の構成では透明粘着
シート体1に含まれる各種の異物あるいは、気泡の欠陥
部はもちろん、筋状欠陥部も容易に検出することができ
る。なお、本実施例では、角度θ2を20°と設定した
が、所定範囲の鋭角、例えば25〜45°であればS/
N比が2以上となって筋状の欠陥部を良好に検出でき
る。
【0021】前記スリット板4は、例えばダンボール紙
製で簡易に形成したものを用いてもよい。
【0022】ちなみに、照射角度θ2=θ1を略90°
に設定した場合、換言すれば蛍光管2の延在方向Pをシ
ート体1のシート幅方向Sbとを一致させた場合には、
S/N比が1に近くなって筋状部1aと地合との識別が
不可能であるという結果を得た。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シート長さ方向に透明シート体を走行させ、該
透明シート体の一方のシート面側から、長手方向が前記
透明シート体のシート幅方向に対して鋭角をなすように
細長光を投光し、前記透明シート体の一方のシート面側
で該透明シート体からの反射光をその入射方向が前記シ
ート長さ方向に対して前記鋭角と略同一の鋭角をなすよ
うに受光し、さらに、該反射光を光電変換するようにし
たことを特徴とするので、透明シート体に形成されるし
わ寄りの他、該透明シート体に粘着剤が塗工された場
合、その粘着剤に含まれる異物や気泡により形成される
欠陥部、さらには、通常の肉眼での観察等では識別が困
難である粘度差や塗工ムラに基づく筋状の欠陥部の検出
を容易に行うことができ、特に透明度の高いシート体を
基材とする粘着シート体に適用して有用であり、該粘着
シート体を偏光板の表面保護用として使用するような場
合に適用して有用である。
【0024】また、請求項2の発明によれば、シート長
さ方向に走行する透明シート体の一方のシート面側に配
設され、該シート体のシート幅方向に対して長手方向が
鋭角をなす細長光源と、前記一方のシート面側に配設さ
れ、前記シート体からの前記細長光源による反射光を受
光し、かつ、該反射光の入射方向が該シート体のシート
長さ方向に対して前記鋭角と略同一の鋭角をなすように
配設される光電変換手段と、を備えたことを特徴とする
ので、請求項1の発明を容易、かつ、具体的に実施でき
る。
【0025】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記細長光源が、横長光源の照射側に該光源の長手
方向に沿って形成されたスリットを有するマスク部材を
配置して成ることを特徴とするので、筋状欠陥部の検出
に有効な細長光源を身近な廃棄物等を利用して容易かつ
安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検出装置の一実施例を示す概略構
成図である。
【図2】蛍光管とCCDカメラとの位置関係をシート体
の側方から見た図である。
【図3】透明粘着シート体の構成と筋状欠陥部とを示す
模式図である。
【符号の説明】 1 透明粘着シート体、 2 蛍光管(細長光源)、 3 CCDカメラ(光電変換手段)、 4 スリット板(マスク部材)、 Sb シート幅方向、 Sn シート長さ方向、 θ1、θ2 鋭角。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート長さ方向に透明シート体を走行さ
    せ、該透明シート体の一方のシート面側から、長手方向
    が前記透明シート体のシート幅方向に対して鋭角をなす
    ように細長光を投光し、前記透明シート体の一方のシー
    ト面側で該透明シート体からの反射光をその入射方向が
    前記シート長さ方向に対して前記鋭角と略同一の鋭角を
    なすように受光し、さらに、該反射光を光電変換するよ
    うにしたことを特徴とする透明シート体の欠陥状態検出
    方法。
  2. 【請求項2】 シート長さ方向に走行する透明シート体
    の一方のシート面側に配設され、該シート体のシート幅
    方向に対して長手方向が鋭角をなす細長光源と、前記一
    方のシート面側に配設され、前記シート体からの前記細
    長光源による反射光を受光し、かつ、該反射光の入射方
    向が該シート体のシート長さ方向に対して前記鋭角と略
    同一の鋭角をなすように配設される光電変換手段と、を
    備えたことを特徴とする透明シート体の欠陥状態検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記細長光源は、横長光源の照射側に該
    光源の長手方向に沿って形成されたスリットを有するマ
    スク部材を配置して成るものである請求項2に記載の透
    明シート体の欠陥状態検出装置。
JP11478692A 1992-05-07 1992-05-07 透明シート体の欠陥状態検出方法及びその装置 Pending JPH05312732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191017A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Canon Chemicals Inc 板状体の欠陥検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008191017A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Canon Chemicals Inc 板状体の欠陥検出方法

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