JPH0531291Y2 - - Google Patents

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JPH0531291Y2
JPH0531291Y2 JP5235589U JP5235589U JPH0531291Y2 JP H0531291 Y2 JPH0531291 Y2 JP H0531291Y2 JP 5235589 U JP5235589 U JP 5235589U JP 5235589 U JP5235589 U JP 5235589U JP H0531291 Y2 JPH0531291 Y2 JP H0531291Y2
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JP
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spring
cone spring
cone
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fulcrum
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JP5235589U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプレツシヤープレートに押付け荷重を
付与するためのダイヤフラムばねと、押付け荷重
のピーク部分をカツトするためのコーンばねを備
えたクラツチカバーアツセンブリに関する。
(従来技術) この種クラツチカバーアツセンブリにおける押
付け荷重特性は、第6図のPSで示すように、ダ
イヤフラムばねのみによる荷重特性(破線)から
ピークカツト用コーンばねによりピーク部分をカ
ツトTし、それによりウエアイン時における押付
け荷重PSの増加を抑制し、実線で示すように略
平均化している。即ちコーンばねによりウエアイ
ン時におけるクラツチペダルの所要踏力の増加を
防き、ウエアイン時のクラツチ操作性を向上させ
ている。
ところが従来、第5図に示すようにピークカツ
ト用コーンばね30はダイヤフラムばね7とクラ
ツチカバー2の端壁の間(プレツシヤープレート
8と反対側)に配置され、かつコーンばね30の
外周端部をクラツチカバー2の内周端部に係合
し、コーンばね30の内周端部をダイヤフラムば
ね7の内周側部分に当接させている。
このようなコーンばね30の構造では、タブ3
をかしめる前の工程においてまずコーンばね30
を挿入し、次にワイヤリング6及びダイヤフラム
ばね7を挿入し、そしてタブ3をかしめなければ
ならない。即ち組立てに手間がかかると共にコー
ンばね30等の交換が困難である。
しかもコーンばね30の内周端部がダイヤフラ
ムばね7の内周側部分に当接しているので、ダイ
ヤフラムばね7の内周端部を前方に押してレリー
ズする際に、ダイヤフラムばね7の内周端部が撓
むために、コーンばね30の内周端部とダイヤフ
ラムばね7の間に隙間が生じる。それにより第6
図に示すようにレリーズ荷重特性PLにおけるコ
ーンばね作用開始位置X2と、押付け荷重特性
PSにおけるコーンばね作用開始位置X1との間
に比較的大きなずれd1が生じ、ウエアインの初
期においてはレリーズ荷重PLの増加を防止でき
ないことになる。即ちクラツチペダルの所要踏力
を減少させる効果が小さくなるという不都合があ
る。
(考案の目的) 本考案の目的はピークカツト用コーンばねの組
付け性の向上を図ると共に、ウエアインの略初期
からレリーズ荷重のピークカツトを行なえるよう
にして、レリーズ操作性の向上を図ることであ
る。
(目的を達成するための技術的手段) 上記目的を達成するために本考案は、コーンば
ねの外周端部に回転止め用外向き突起を、内周端
部に上記タブが通過可能な切欠きを設け、コーン
ばねをダイヤフラムばねのプレツシヤープレート
側に配置し、コーンばねの内周端部のうち切欠き
が位置しない部分をタブに係合支持し、コーンば
ねの外周端部をダイヤフラムばねの外周支点部に
当接し、外向き突起を上記スリツトに係合してい
る。
(実施例) 第1図は本考案を適用したクラツチカバーアツ
センブリの縦断面部分図であり、この第1図にお
いて、フライホイール1側(図面の左側)を軸方
向の前方と仮定すると、クラツチカバー2はその
外周端部がエンジン側のフライホイール1の後端
面に固着され、後方へ延びると共に後端部が半径
方向内方へと折れ曲がつており、内周端部には、
断面形状がL字形のタブ3が同一円周上に等間隔
を隔てて複数個形成されている。該タブ3に支持
された1対のワイヤリング6によりダイヤフラム
ばね7の中間支点部C2を挾持しており、ダイヤ
フラムばね7の内周支点部C3の後側には、これ
を前方に押すレリーズ軸受(図示せず)が配置さ
れている。
ダイヤフラムばね7とフライホイール1の間に
は、ダイヤフラムばね7側から順にプレツシヤー
プレート8とクラツチデイスクのフエーシング1
2が配置されており、プレツシヤープレート8は
その外周端部がストラツププレート(図示せず)
により軸方向移動自在にクラツチカバー2に連結
され、クラツチデイスクは出力軸(中心線O)に
連結されている。
プレツシヤープレート8の後面の外方端部には
後方に突出する環状の支点ボス13が一体に形成
され、該支点ボス13はダイヤフラムばね7の外
周支点部C1に当接すると共に、円周方向に等間
隔を隔てて複数の半径方向のスリツト16が形成
されている。
ピークカツト用コーンばね17はタブ3の半径
方向外方側において、ダイヤフラムばね7とプレ
ツシヤープレート8の間に配置されており、内周
端部はタブ3の段部22の係合支持され、外周端
部はダイヤフラムばね7の略外周支点部C1に当
接している。
断面斜視図を示す第2図において、コーンばね
17の内周端部にはタブ3を軸方向に通過させう
る大きさの切欠き21が形成されており、該切欠
き21がタブ3と同じ数だけ円周方向に等間隔を
隔てて配置されている。組付完了時においては上
記各切欠き21はタブ3間に位置し、切欠き21
の位置しない内周端部分がタブ3の段部22に係
合している。
コーンばね17の外周端部には支点ボス13の
スリツト16に対応する数及び配列の回転防止用
外向き突起18が形成されており、該外向き突起
18はスリツト16に円周方向移動不能に係合
し、ダイヤフラムばね7により後方から挾まれて
いる。
このようなクラツチカバーアセンブリの組付け
順序を説明すると、まずプレツシヤープレート8
組み付けていない状態で、かつタブ3の先端をか
しめていない状態において、クラツチカバー2の
タブ3部分に前方からワイヤリング6及びダイヤ
フラムばね7を組み込み、そしてタブ3の先端を
かしめる。
このようなサブアツセンブリ状態でコーンばね
17をタブ3の前側から嵌め込むのであるが、第
3図において、まずコーンばね17の各切欠き2
1を各タブ3(仮想線)に対応させてタブ3内に
挿入し、それから例えば矢印の方向にコーンばね
17を一定量回動し、切欠き21間の内周端部分
をタブ3(実線)の段部に22に係合する。これ
によりコーンばね17の内周端部は軸方向に脱落
しない。
次にプレツシヤープレート8をストラツププレ
ートによりクラツチカバー2に連結するが、この
時第3図のように支点ボス13のスリツト16を
各外向き突起18に係合し、回り止めとなす。
組付け完了時においては、コーンばね17の荷
重が0になるようにセツトされる。
クラツチのレリーズ操作時には、ダイヤフラム
ばね7の内周支点部C3をレリーズ軸受により前
方に押し、これによりダイヤフラムばね7の外周
支点部C1が後方に移動して、プレツシヤープレ
ート8はフエーシング12から離れる。
ウエアインが生じる前の使用初期のレリーズ操
作においては、第4図のたわみS1部分で示すよ
うにコーンばね17は殆んど作用しない。
使用によるフエーシング12の摩耗でウエアイ
ンが生じてくると、クラツチ接続時のプレツシヤ
ープレート8の軸方向の位置はフライホイール側
に移動し、従つてコーンばね17の外周支点部C
1の位置も前方に移動し、ダイヤフラムばね7の
内周端部はワイヤリング6に支持されていること
により後方に移動し、そのためダイヤフラムばね
7の撓み量は減少することになる。
一方コーンばね17の内周端部はタブ3の段部
22に係合しているので、コーンばね17はダイ
ヤフラムばね7の外周支点部C1が前方に移動す
ることにより内周端部を支点として軸方向に圧縮
される。このためダイヤフラムばね7の外周支点
部C1はコーンばね17により後方に付勢され、
押付け荷重PSの増加は第4図の実線で示すよう
に抑制される。
しかもコーンばね17の外周端部はダイヤフラ
ムばね7の外周支点部C1あるいはその近傍に当
接しているので、従来第5図のようなダイヤフラ
ムばね7の内周部を付勢する場合に比べ、ダイヤ
フラムばね7の内周側部の撓みによる大きな逃げ
がなく、従つて第4図のようにレリーズ荷重特性
PLにおけるコーンばねの作用開始点X2は押付
け荷重特性PSにおける作用開始点X1に対して
殆んどずれることはない。即ちずれ量d1は極め
て小さくなり、ウエアイン初期時から効果的にク
ラチペダルの所要踏力の増加を防止する。
なお第4図において、実線で示す各荷重特性
PL,PSはそれぞれ本考案のコーンばねを備えた
場合の特性、破線はコーンばねを備えていない場
合に特性を示している。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、ピークカ
ツト用コーンばね17を備えていることによりウ
エアイン時における押付け荷重PS並びにレリー
ズ荷重PLの増加を阻止し、クラツチペダルの所
要踏力を減少できることに加え、次のような利点
を有している。
(1) コーンばね17の内周端部をタブ3に支持
し、コーンばね17の外周端部をダイヤフラム
ばね7の外周支点部近傍に当接しているので、
従来第5図のようにダイヤフラムばね7の内周
側部分を付勢する場合に比べ、ダイヤフラムば
ね7の撓みによるコーンばね17からの逃げは
殆んど生じることはなく、レリーズ荷重特性
PLにおけるコーンばね作用開始時の遅れd1
が極めて小さくなる。
従つてウエアイン初期からレリーズ荷重の増
加を抑制でき、レリーズ操作力を軽減できる。
(2) コーンばね17の内周端部にタブ3を通過可
能な切欠き21を設け、コーンばね17をプレ
ツシヤープレート側からタブ3に挿入して、コ
ーンばね17の内周端部のうち切欠き21が位
置しない部分をタブ3に係合するようにしてい
るので、ダイヤフラムばね7をタブ3に装着し
てタブ3をかしめた後、簡単にコーンばね17
を装着でき、組付け性が向上する。またコーン
ばねの交換も容易である。
(3) コーンばね17の外周端部に外向き突起18
を形成して、該突起18をプレツシヤープレー
ト8の支点ボス13のスリツト16に係合する
ことにより回り止めしているので、コーンばね
17の他の部材に対する回転による異音の発生
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したクラツチカバーアツ
センブリの縦断面部分図、第2図は断面斜視図、
第3図はコーンばねの組付け工程を示すコーンば
ねの正面図、第4図は本考案の場合の荷重特性線
図、第5図は従来例の縦断面部分図、第6図は従
来例の荷重特性線図である。2……クラツチカバ
ー、3……タブ、6……ワイヤリング、7……ダ
イヤフラムばね、8……プレツシヤープレート、
13……支点ボス、16……スリツト、17……
ピークカツト用コーンばね、18……外向き突
起、21……切欠き、22……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラツチカバーに円周方向に間隔を隔てて複数
    のタブを形成し、該タブに支持した1対のワイヤ
    リングによりダイヤフラムばねの中間支点部を挾
    持し、プレツシヤープレートには半径方向のスリ
    ツトを有する環状支点ボスを形成し、ダイヤフラ
    ムばねの外周支点部を支点ボスに当接し、ウエア
    イン時のピークカツト用コーンばねを備えたクラ
    ツチカバーアツセンブリにおいて、コーンばねの
    外周端部に回転止め用外向き突起を、内周端部に
    上記タブが通過可能な切欠きを設け、コーンばね
    をダイヤフラムばねのプレツシヤープレート側に
    配置し、コーンばねの内周端部のうち切欠きが位
    置しない部分をタブに係合支持し、コーンばねの
    外周端部をダイヤフラムばねの外周支点部に当接
    し、外向き突起を上記スリツトに係合したクラツ
    チカバーアツセンブリ。
JP5235589U 1989-05-02 1989-05-02 Expired - Lifetime JPH0531291Y2 (ja)

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