JPH05314594A - トラッキング装置 - Google Patents
トラッキング装置Info
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- JPH05314594A JPH05314594A JP4122100A JP12210092A JPH05314594A JP H05314594 A JPH05314594 A JP H05314594A JP 4122100 A JP4122100 A JP 4122100A JP 12210092 A JP12210092 A JP 12210092A JP H05314594 A JPH05314594 A JP H05314594A
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- Japan
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- signal
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- pilot
- pilot signal
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 4周波のパイロット信号を用いたATF方式
のトラッキング装置において、パイロット信号処理を含
めたATF制御系を全ディジタル処理化することによ
り、回路の高集積化および信頼性・性能の向上を図るこ
と。 【構成】 再生パイロット信号をサンプリングするサン
プリング手段と、サンプリングデータを所定の割合で間
引くデータ間引き手段と、間引きにより生じた所定パイ
ロット信号の折り返し信号成分を抽出するディジタルフ
ィルタと、ディジタルフィルタにより抽出された折り返
し信号のレベルからパイロット信号の固定的な信号レベ
ルの変動を補償するようにディジタルフィルタの出力を
調整する手段を備え、ディジタルフィルタにより抽出さ
れた折り返し信号に応じたトラッキングエラー信号をテ
ープ駆動手段に帰還する。
のトラッキング装置において、パイロット信号処理を含
めたATF制御系を全ディジタル処理化することによ
り、回路の高集積化および信頼性・性能の向上を図るこ
と。 【構成】 再生パイロット信号をサンプリングするサン
プリング手段と、サンプリングデータを所定の割合で間
引くデータ間引き手段と、間引きにより生じた所定パイ
ロット信号の折り返し信号成分を抽出するディジタルフ
ィルタと、ディジタルフィルタにより抽出された折り返
し信号のレベルからパイロット信号の固定的な信号レベ
ルの変動を補償するようにディジタルフィルタの出力を
調整する手段を備え、ディジタルフィルタにより抽出さ
れた折り返し信号に応じたトラッキングエラー信号をテ
ープ駆動手段に帰還する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリカル走査型の磁気
記録再生装置等に用いられるトラッキング装置に係り、
特に、ヘリカルトラックに循環的に記録された4周波の
パイロット信号を用いたATF(Automatic Track find
ing )方式のトラッキング装置に関する。
記録再生装置等に用いられるトラッキング装置に係り、
特に、ヘリカルトラックに循環的に記録された4周波の
パイロット信号を用いたATF(Automatic Track find
ing )方式のトラッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4周波のパイロット信号を用いたATF
方式をとるトラッキング装置は8ミリVTR等において
採用されており、図18は、斯る従来の4周波パイロッ
ト信号を用いたATF方式のトラッキング装置の構成例
を示している。
方式をとるトラッキング装置は8ミリVTR等において
採用されており、図18は、斯る従来の4周波パイロッ
ト信号を用いたATF方式のトラッキング装置の構成例
を示している。
【0003】まずここで、ATF方式の4周波パイロッ
ト信号について簡単に説明する。図18に示すように磁
気テープ1には、各トラックごとにf1〜f4のパイロ
ット信号が、記録情報に重畳されて順次記録されてい
る。これらの4周波パイロット信号は、NTSC方式の
映像信号の記録再生時は、378fH(fH:テレビ信
号の水平同期信号周波数=15.734kHz)の源振
をそれぞれ1/58,1/50,1/36,1/40に
分周した周波数の信号であり、f1≒6.5fH,f2
≒7.5fH,f3≒10.5fH,f4≒9.5fH
となっている。したがって、磁気テープ上にて隣接する
トラック間のパイロット信号周波数差は、常にfHある
いは3fHとなる(厳密には、16.407kHz,1
6.521kHzあるいは46.145kHz,46.
209kHzとなるが、説明の便宜上fH,3fHと記
す)。
ト信号について簡単に説明する。図18に示すように磁
気テープ1には、各トラックごとにf1〜f4のパイロ
ット信号が、記録情報に重畳されて順次記録されてい
る。これらの4周波パイロット信号は、NTSC方式の
映像信号の記録再生時は、378fH(fH:テレビ信
号の水平同期信号周波数=15.734kHz)の源振
をそれぞれ1/58,1/50,1/36,1/40に
分周した周波数の信号であり、f1≒6.5fH,f2
≒7.5fH,f3≒10.5fH,f4≒9.5fH
となっている。したがって、磁気テープ上にて隣接する
トラック間のパイロット信号周波数差は、常にfHある
いは3fHとなる(厳密には、16.407kHz,1
6.521kHzあるいは46.145kHz,46.
209kHzとなるが、説明の便宜上fH,3fHと記
す)。
【0004】例えば、磁気ヘッド2が図18に示すf2
トラックを走査している場合、先行隣接トラックのf1
パイロット信号と走査トラックのf2パイロット信号と
の周波数差はfH、そして後行隣接トラックのf3パイ
ロット信号と走査トラックのf2パイロット信号との周
波数差は3fHとなる。以下、従来の4周波パイロット
信号を用いたトラッキング装置の動作説明を行う。
トラックを走査している場合、先行隣接トラックのf1
パイロット信号と走査トラックのf2パイロット信号と
の周波数差はfH、そして後行隣接トラックのf3パイ
ロット信号と走査トラックのf2パイロット信号との周
波数差は3fHとなる。以下、従来の4周波パイロット
信号を用いたトラッキング装置の動作説明を行う。
【0005】図18において、1は磁気テープ、2は磁
気ヘッド、3はプリアンプ、4はLPF(低域通過フィ
ルタ)、5はAGCアンプ(自動利得制御アンプ)、5
1は平衡変調器、49はクロック分周器、48はクロッ
ク発生器、46および47はBPF(帯域通過フィル
タ)、45はスイッチ、42および43はピーク検波
器、41は減算器、44および50は入力端子、35は
キャプスタン、36はキャプスタンモータ、38はCF
G(キャプスタンFG)センサ、39はキャプスタン速
度制御回路、40は加算回路、37はモータドライバで
ある。
気ヘッド、3はプリアンプ、4はLPF(低域通過フィ
ルタ)、5はAGCアンプ(自動利得制御アンプ)、5
1は平衡変調器、49はクロック分周器、48はクロッ
ク発生器、46および47はBPF(帯域通過フィル
タ)、45はスイッチ、42および43はピーク検波
器、41は減算器、44および50は入力端子、35は
キャプスタン、36はキャプスタンモータ、38はCF
G(キャプスタンFG)センサ、39はキャプスタン速
度制御回路、40は加算回路、37はモータドライバで
ある。
【0006】図18において、磁気ヘッド2により磁気
テープ1から検出された再生信号は、プリアンプ3によ
り十分増幅された後LPF4へ供給される。LPF4で
は、トラッキング制御に不要な映像あるいは音声情報等
の高域成分を抑圧した後、再生パイロット信号をAGC
アンプ5を介して適切なレベルにして、平衡変調器51
へ供給する。平衡変調器51は、再生パイロット信号と
クロック分周器49より供給されるローカルパイロット
信号との掛け算を行い、両隣接トラックのパイロット信
号をfHおよび3fHの周波数に変換する。図18に示
すように磁気ヘッド2が、f2パイロット信号トラック
を走査している時を例にすると、クロック分周回路49
は入力端子50より供給される制御信号SELに従いロ
ーカルパイロット信号はf2に選択されている。この場
合、再生パイロット信号には、走査トラックおよび両隣
接トラックのパイロット信号であるf1,f2,f3が
含まれる。したがって、平衡変調器51の出力はf2±
f1およびf3±f2の周波数成分を有する。なお、走
査トラックのf2パイロット信号は掛け算によりゼロビ
ートになる。
テープ1から検出された再生信号は、プリアンプ3によ
り十分増幅された後LPF4へ供給される。LPF4で
は、トラッキング制御に不要な映像あるいは音声情報等
の高域成分を抑圧した後、再生パイロット信号をAGC
アンプ5を介して適切なレベルにして、平衡変調器51
へ供給する。平衡変調器51は、再生パイロット信号と
クロック分周器49より供給されるローカルパイロット
信号との掛け算を行い、両隣接トラックのパイロット信
号をfHおよび3fHの周波数に変換する。図18に示
すように磁気ヘッド2が、f2パイロット信号トラック
を走査している時を例にすると、クロック分周回路49
は入力端子50より供給される制御信号SELに従いロ
ーカルパイロット信号はf2に選択されている。この場
合、再生パイロット信号には、走査トラックおよび両隣
接トラックのパイロット信号であるf1,f2,f3が
含まれる。したがって、平衡変調器51の出力はf2±
f1およびf3±f2の周波数成分を有する。なお、走
査トラックのf2パイロット信号は掛け算によりゼロビ
ートになる。
【0007】この平衡変調器51の出力はfH−BPF
46および3fH−BPF47に供給され、それぞれf
2−f1≒fHおよびf3−f2≒3fHの周波数成分
が抽出される。ここで、上記fHおよび3fHの信号に
ついて見ると、fH信号は先行隣接トラックのf1パイ
ロット信号を周波数変換したものであり、3fH信号は
後行隣接トラックのf3パイロット信号を周波数変換し
たものである。したがって、fH信号レベルと3fH信
号レベルとを比較することにより磁気ヘッド2が走査し
ているトラック位置、即ちトラッキング位相を検出する
ことができる。
46および3fH−BPF47に供給され、それぞれf
2−f1≒fHおよびf3−f2≒3fHの周波数成分
が抽出される。ここで、上記fHおよび3fHの信号に
ついて見ると、fH信号は先行隣接トラックのf1パイ
ロット信号を周波数変換したものであり、3fH信号は
後行隣接トラックのf3パイロット信号を周波数変換し
たものである。したがって、fH信号レベルと3fH信
号レベルとを比較することにより磁気ヘッド2が走査し
ているトラック位置、即ちトラッキング位相を検出する
ことができる。
【0008】fH−BPF46および3fH−BPF4
7により抽出されたfH信号および3fH信号は、スイ
ッチ45を介してエンベロープ検波回路42あるいは4
3へ供給される。スイッチ45は入力端子44より供給
される切り換え制御信号HSWによりトラック走査の周
期で切り換えられる。このスイッチ45は、先行/後行
トラックのパイロット信号と、周波数変換されたfH/
3fH信号の関係がトラックごとに変化するため、これ
を相殺するためのものである。例えば図18の状態で
は、上記したように先行トラックのパイロット信号がf
H信号に変換され、後行トラックのパイロット信号が3
fH信号に変換される。しかし、磁気ヘッド2がf3パ
イロット信号トラックを走査している場合には、平衡変
調器51に供給されるローカルパイロット信号はf3と
され、したがって、先行トラックから再生されるf2パ
イロット信号はf3−f2≒3fHとなり、後行トラッ
クから再生されるf4パイロット信号はf4−f2≒f
Hとなるので、上記図18の場合と先行/後行トラック
のパイロット信号と、周波数変換されたfH/3fH信
号の関係が逆になる。
7により抽出されたfH信号および3fH信号は、スイ
ッチ45を介してエンベロープ検波回路42あるいは4
3へ供給される。スイッチ45は入力端子44より供給
される切り換え制御信号HSWによりトラック走査の周
期で切り換えられる。このスイッチ45は、先行/後行
トラックのパイロット信号と、周波数変換されたfH/
3fH信号の関係がトラックごとに変化するため、これ
を相殺するためのものである。例えば図18の状態で
は、上記したように先行トラックのパイロット信号がf
H信号に変換され、後行トラックのパイロット信号が3
fH信号に変換される。しかし、磁気ヘッド2がf3パ
イロット信号トラックを走査している場合には、平衡変
調器51に供給されるローカルパイロット信号はf3と
され、したがって、先行トラックから再生されるf2パ
イロット信号はf3−f2≒3fHとなり、後行トラッ
クから再生されるf4パイロット信号はf4−f2≒f
Hとなるので、上記図18の場合と先行/後行トラック
のパイロット信号と、周波数変換されたfH/3fH信
号の関係が逆になる。
【0009】以上のことにより、トラック走査の周期で
切り換えられたfHおよび3fH信号は、それぞれエン
ベロープ検波回路42あるいは43へ供給される。エン
ベロープ検波回路42および43は、fHおよび3fH
信号のエンベロープレベルを検出し、それぞれ減算回路
41に供給する。減算回路41はfHおよび3fH信号
のレベルを減算し、減算出力すなわちトラッキングエラ
ー信号を加算回路40ヘ供給する。加算回路40は、上
記トラッキングエラー信号とキャプスタン速度制御回路
39から供給される速度エラー信号とを加算してモータ
ドライバ37ヘ供給する。モータドライバ37は、トラ
ッキングエラー信号と速度エラー信号の加算信号に応じ
た電力をキャプスタンモータ36へ供給し、キャプスタ
ン35を駆動する。これにより、キャプスタン35は磁
気テープ1を所定の速度と位相で走行させる。
切り換えられたfHおよび3fH信号は、それぞれエン
ベロープ検波回路42あるいは43へ供給される。エン
ベロープ検波回路42および43は、fHおよび3fH
信号のエンベロープレベルを検出し、それぞれ減算回路
41に供給する。減算回路41はfHおよび3fH信号
のレベルを減算し、減算出力すなわちトラッキングエラ
ー信号を加算回路40ヘ供給する。加算回路40は、上
記トラッキングエラー信号とキャプスタン速度制御回路
39から供給される速度エラー信号とを加算してモータ
ドライバ37ヘ供給する。モータドライバ37は、トラ
ッキングエラー信号と速度エラー信号の加算信号に応じ
た電力をキャプスタンモータ36へ供給し、キャプスタ
ン35を駆動する。これにより、キャプスタン35は磁
気テープ1を所定の速度と位相で走行させる。
【0010】なお、キャプスタン速度制御回路39は、
キャプスタン35の回転に比例して発生されるCFG信
号の周期を計測し、目標周期との差分を速度エラー信号
として加算回路40へ出力している。また、ローカルパ
イロット信号を発生するクロック分周回路49は、クロ
ック発生回路48より供給されるクロックを分周し、入
力端子50より供給される制御信号SELに従いトラッ
ク走査の周期でf1〜f4のローカルパイロット信号を
順次発生する。また、AGCアンプ5は、トラッキング
エラー信号が再生パイロット信号のレベル変動により、
大幅に変化しないようにするために、再生パイロット信
号レベルを一定にするものである。
キャプスタン35の回転に比例して発生されるCFG信
号の周期を計測し、目標周期との差分を速度エラー信号
として加算回路40へ出力している。また、ローカルパ
イロット信号を発生するクロック分周回路49は、クロ
ック発生回路48より供給されるクロックを分周し、入
力端子50より供給される制御信号SELに従いトラッ
ク走査の周期でf1〜f4のローカルパイロット信号を
順次発生する。また、AGCアンプ5は、トラッキング
エラー信号が再生パイロット信号のレベル変動により、
大幅に変化しないようにするために、再生パイロット信
号レベルを一定にするものである。
【0011】なお、このようなトラッキング装置に関連
するものとして、例えば特開昭59−68862号公
報,特開昭59−75450号公報等が挙げられる。
するものとして、例えば特開昭59−68862号公
報,特開昭59−75450号公報等が挙げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
4周波パイロット信号を用いたATFトラッキング装置
では、再生パイロット信号の周波数変換を行う平衡変調
器、fHおよび3fH成分を抽出するBPF、エンベロ
ープ検波回路やfH信号および3fH信号の比較回路を
アナログ信号処理にて行っている。そのため、上記のよ
うなATFトラッキング制御系は、現在ではほとんどデ
ィジタル処理化あるいはマイクロコンピュータによるソ
フト処理化されているテープの速度制御系やヘッドを搭
載したドラムの速度および位相制御系との整合性が悪く
なっている。言い換えれば、ATFトラッキング制御系
がアナログ信号処理であるため、他のディジタル制御系
と一体化した高集積化が難しくなっている。また、AT
Fトラッキング制御系の性能を大きく左右するfHや3
fH成分を抽出するBPFも、アナログ信号処理では構
成部品のバラツキや経年変化による特性劣化を生じてし
まう。
4周波パイロット信号を用いたATFトラッキング装置
では、再生パイロット信号の周波数変換を行う平衡変調
器、fHおよび3fH成分を抽出するBPF、エンベロ
ープ検波回路やfH信号および3fH信号の比較回路を
アナログ信号処理にて行っている。そのため、上記のよ
うなATFトラッキング制御系は、現在ではほとんどデ
ィジタル処理化あるいはマイクロコンピュータによるソ
フト処理化されているテープの速度制御系やヘッドを搭
載したドラムの速度および位相制御系との整合性が悪く
なっている。言い換えれば、ATFトラッキング制御系
がアナログ信号処理であるため、他のディジタル制御系
と一体化した高集積化が難しくなっている。また、AT
Fトラッキング制御系の性能を大きく左右するfHや3
fH成分を抽出するBPFも、アナログ信号処理では構
成部品のバラツキや経年変化による特性劣化を生じてし
まう。
【0013】そこで本発明の目的は、再生パイロット信
号の周波数変換を行う平衡変調器、再生パイロット信号
を抽出するBPF、ピーク検波回路、レベル比較回路、
レベル補償回路等により構成されるATFトラッキング
制御系を、小規模の回路構成にてディジタル信号処理化
することにより高集積化を可能とするとともに、構成部
品のバラツキや経年変化等による性能劣化の無いトラッ
キング装置を提供することにある。
号の周波数変換を行う平衡変調器、再生パイロット信号
を抽出するBPF、ピーク検波回路、レベル比較回路、
レベル補償回路等により構成されるATFトラッキング
制御系を、小規模の回路構成にてディジタル信号処理化
することにより高集積化を可能とするとともに、構成部
品のバラツキや経年変化等による性能劣化の無いトラッ
キング装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のトラッキング装置は、再生信号から不要高域
成分を抑圧しパイロット信号を抽出するLPF手段と、
再生パイロット信号を4周波のパイロット信号の公倍数
のサンプリング周波数でディジタル信号に変換するAD
変換手段と、サンプリングデータの間引き手段と、再生
パイロット信号を抽出するディジタルフィルタと、ディ
ジタルフィルタにより抽出された折り返し信号のレベル
を検出するレベル検出手段と、4周波のパイロット信号
は磁気ヘッドや磁気テープ、回路の周波数特性により、
それぞれの信号レベルに差が生じるので、このレベルの
差を補償する手段と、ディジタルフィルタの出力値を変
更する手段と、検波手段の出力によりトラッキングエラ
ー信号を発生する演算手段とにより構成され、上記演算
手段の出力をテープ駆動手段に帰還するようにしてい
る。
に本発明のトラッキング装置は、再生信号から不要高域
成分を抑圧しパイロット信号を抽出するLPF手段と、
再生パイロット信号を4周波のパイロット信号の公倍数
のサンプリング周波数でディジタル信号に変換するAD
変換手段と、サンプリングデータの間引き手段と、再生
パイロット信号を抽出するディジタルフィルタと、ディ
ジタルフィルタにより抽出された折り返し信号のレベル
を検出するレベル検出手段と、4周波のパイロット信号
は磁気ヘッドや磁気テープ、回路の周波数特性により、
それぞれの信号レベルに差が生じるので、このレベルの
差を補償する手段と、ディジタルフィルタの出力値を変
更する手段と、検波手段の出力によりトラッキングエラ
ー信号を発生する演算手段とにより構成され、上記演算
手段の出力をテープ駆動手段に帰還するようにしてい
る。
【0015】加えて、信号処理により生じる内部遅延時
間とのタイミングを合わせる手段や、ディジタルフィル
タをリセットする手段を設け、誤ったトラッキングエラ
ー信号が発生するのを防止している。
間とのタイミングを合わせる手段や、ディジタルフィル
タをリセットする手段を設け、誤ったトラッキングエラ
ー信号が発生するのを防止している。
【0016】また、垂直ブランキング期間で、トラッキ
ングエラー信号をサンプルホールドする手段を設け、ト
ラッキングエラー信号が映像信号、特に色信号成分の影
響を受けないようにしている。
ングエラー信号をサンプルホールドする手段を設け、ト
ラッキングエラー信号が映像信号、特に色信号成分の影
響を受けないようにしている。
【0017】さらに、記録時のテープ速度が通常速度
(SPモード;Standard Playモード)よりも低速とな
る長時間記録モード(LPモード;Long Play モード)
を有する磁気記録再生装置におけるATF方式のトラッ
キング装置では、再生時にトラッキング制御とともに記
録モードの判別を行う必要がある。トラッキングエラー
信号とモード判別信号を時分割で処理するような場合、
トラッキング信号とモード判別信号との信号の帯域が異
なるので、本発明のトラッキング装置の演算手段によっ
て発生する信号の不要高域成分を除去する演算後のLP
F手段は、各々独立したものとして構成している。
(SPモード;Standard Playモード)よりも低速とな
る長時間記録モード(LPモード;Long Play モード)
を有する磁気記録再生装置におけるATF方式のトラッ
キング装置では、再生時にトラッキング制御とともに記
録モードの判別を行う必要がある。トラッキングエラー
信号とモード判別信号を時分割で処理するような場合、
トラッキング信号とモード判別信号との信号の帯域が異
なるので、本発明のトラッキング装置の演算手段によっ
て発生する信号の不要高域成分を除去する演算後のLP
F手段は、各々独立したものとして構成している。
【0018】
【作用】LPF手段は、トラッキングに必要なパイロッ
ト信号のみを抽出する。AD変換手段と、間引き手段
は、サンプリングにおいてサンプリング周波数の1/2
を超える周波数の信号は折り返しとして検出されること
を積極的に利用し、再生パイロット信号の周波数変換を
行う。ディジタルフィルタは、折り返し信号とされたデ
ィジタル再生パイロット信号から、両隣接トラックの再
生パイロット信号を抽出する。レベル検波手段は、両隣
接トラックからの再生パイロット信号のレベルを検出す
る。即ちトラッキング状態を検出する。レベル補償手段
は、各トラックより検出した再生パイロット信号を演算
して、ヘッド取付けやテープ、回路の周波数特性などで
生じるトラック走査周期に関連した各再生パイロット信
号の固定的な信号レベルのバラツキ量を検出する。ディ
ジタルフィルタの出力値を変更する手段は、レベル補償
手段によって検出した値によって固定的な再生パイロッ
ト信号の信号レベルのバラツキを無くすように係数値を
変更する。演算手段は、両隣接トラックからの再生パイ
ロット信号のレベル差を求めることにより、トラッキン
グエラー信号を発生する。また、主トラックと、隣々接
トラックからの再生パイロット信号のレベル差を求める
ことにより速度判別信号を発生する。タイミングを合わ
せる手段は、ディジタルフィルタより出力する信号と、
演算する信号を選択する信号とのタイミングを合わせ
る。ディジタルフィルタをリセットする手段は、HSW
(トラック走査周期に同期したヘッド切り換え制御信
号)が変化する毎にリセットパルスを発生させ、フィル
タ内の信号データをリセットさせる。垂直ブランキング
期間中にサンプルホールドする手段は、垂直ブランキン
グ期間でトラッキングエラー信号をサンプルホールドし
て、パイロット信号以外の映像信号の影響を受けないよ
うにする。演算後のLPF手段は、生成したトラッキン
グ信号やモード判別信号から不要高域成分を除去する。
ト信号のみを抽出する。AD変換手段と、間引き手段
は、サンプリングにおいてサンプリング周波数の1/2
を超える周波数の信号は折り返しとして検出されること
を積極的に利用し、再生パイロット信号の周波数変換を
行う。ディジタルフィルタは、折り返し信号とされたデ
ィジタル再生パイロット信号から、両隣接トラックの再
生パイロット信号を抽出する。レベル検波手段は、両隣
接トラックからの再生パイロット信号のレベルを検出す
る。即ちトラッキング状態を検出する。レベル補償手段
は、各トラックより検出した再生パイロット信号を演算
して、ヘッド取付けやテープ、回路の周波数特性などで
生じるトラック走査周期に関連した各再生パイロット信
号の固定的な信号レベルのバラツキ量を検出する。ディ
ジタルフィルタの出力値を変更する手段は、レベル補償
手段によって検出した値によって固定的な再生パイロッ
ト信号の信号レベルのバラツキを無くすように係数値を
変更する。演算手段は、両隣接トラックからの再生パイ
ロット信号のレベル差を求めることにより、トラッキン
グエラー信号を発生する。また、主トラックと、隣々接
トラックからの再生パイロット信号のレベル差を求める
ことにより速度判別信号を発生する。タイミングを合わ
せる手段は、ディジタルフィルタより出力する信号と、
演算する信号を選択する信号とのタイミングを合わせ
る。ディジタルフィルタをリセットする手段は、HSW
(トラック走査周期に同期したヘッド切り換え制御信
号)が変化する毎にリセットパルスを発生させ、フィル
タ内の信号データをリセットさせる。垂直ブランキング
期間中にサンプルホールドする手段は、垂直ブランキン
グ期間でトラッキングエラー信号をサンプルホールドし
て、パイロット信号以外の映像信号の影響を受けないよ
うにする。演算後のLPF手段は、生成したトラッキン
グ信号やモード判別信号から不要高域成分を除去する。
【0019】したがって、パイロット信号をディジタル
的に処理するのに、AD変換時のサンプリング周波数を
一定にし、サンプリングデータを所定の割合で間引くこ
とにより4周波のパイロット信号をすべてfHに変換で
きる。さらに、ATFトラッキング制御系の性能を大き
く左右するfHあるいは3fH成分を抽出するBPFや
ピーク検波回路、レベル補償回路等をディジタル回路に
て実現でき、アナログ信号処理時に問題となった構成部
品のバラツキや経年変化による特性劣化を防止すること
ができる。加えて、磁気ヘッドの取付けやテープ、回路
の周波数特性、等による、パイロット信号レベルの固定
的なバラツキを無くすことができ、ヘッドのトラック周
期に関連した外乱(15Hz及び、その高調波成分)の
抑制が行える。さらに、垂直ブランキング中にトラッキ
ングエラー信号をサンプルホールドすることで映像信
号、特に色信号成分の影響がないトラッキングエラー信
号を出力することができる。
的に処理するのに、AD変換時のサンプリング周波数を
一定にし、サンプリングデータを所定の割合で間引くこ
とにより4周波のパイロット信号をすべてfHに変換で
きる。さらに、ATFトラッキング制御系の性能を大き
く左右するfHあるいは3fH成分を抽出するBPFや
ピーク検波回路、レベル補償回路等をディジタル回路に
て実現でき、アナログ信号処理時に問題となった構成部
品のバラツキや経年変化による特性劣化を防止すること
ができる。加えて、磁気ヘッドの取付けやテープ、回路
の周波数特性、等による、パイロット信号レベルの固定
的なバラツキを無くすことができ、ヘッドのトラック周
期に関連した外乱(15Hz及び、その高調波成分)の
抑制が行える。さらに、垂直ブランキング中にトラッキ
ングエラー信号をサンプルホールドすることで映像信
号、特に色信号成分の影響がないトラッキングエラー信
号を出力することができる。
【0020】また、1トラック隔てた2トラックの再生
パイロット信号のレベル差信号周波数fpは、記録時の
テープ速度に対して再生時のテープ速度がm倍の場合に
は次の式に示す周波数となることより、 fp=|m−1|×15 [Hz] ………式 周波数検出手段は、記録時のテープ速度を判別すること
ができる。
パイロット信号のレベル差信号周波数fpは、記録時の
テープ速度に対して再生時のテープ速度がm倍の場合に
は次の式に示す周波数となることより、 fp=|m−1|×15 [Hz] ………式 周波数検出手段は、記録時のテープ速度を判別すること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1〜図17を用
いて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例に係る
ATF方式のトラッキング装置を示すブロック図であ
る。同図において、キャプスタン系および速度制御系
は、先の図18と同様であるのでここでは省略してい
る。図1において、1は磁気テープ、2は磁気ヘッド、
3はプリアンプ、4はLPF(低域通過フィルタ)、5
はAGC(自動利得制御)アンプ、6はサンプルホール
ド回路、7はADコンバータ(アナログディジタル変換
器)、8はクロック発生器、9〜12はデータ間引き回
路、13〜16はディジタルBPF(ディジタル帯域通
過フィルタ)、29はレベル補償回路、30はレベル検
知回路、17〜20は係数器(乗算器)、27はスイッ
チ制御回路、21はスイッチ、23および24はエンベ
ロープ検波回路、22は演算回路、28はディジタルL
PF(ディジタル低域通過フィルタ)、31はDAコン
バータ(ディジタルアナログ変換器)、32は入力端
子、そして33および34はトラッキングエラー信号の
出力端子である。
いて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例に係る
ATF方式のトラッキング装置を示すブロック図であ
る。同図において、キャプスタン系および速度制御系
は、先の図18と同様であるのでここでは省略してい
る。図1において、1は磁気テープ、2は磁気ヘッド、
3はプリアンプ、4はLPF(低域通過フィルタ)、5
はAGC(自動利得制御)アンプ、6はサンプルホール
ド回路、7はADコンバータ(アナログディジタル変換
器)、8はクロック発生器、9〜12はデータ間引き回
路、13〜16はディジタルBPF(ディジタル帯域通
過フィルタ)、29はレベル補償回路、30はレベル検
知回路、17〜20は係数器(乗算器)、27はスイッ
チ制御回路、21はスイッチ、23および24はエンベ
ロープ検波回路、22は演算回路、28はディジタルL
PF(ディジタル低域通過フィルタ)、31はDAコン
バータ(ディジタルアナログ変換器)、32は入力端
子、そして33および34はトラッキングエラー信号の
出力端子である。
【0022】図1において、磁気ヘッド2により磁気テ
ープ1から検出された再生信号は、プリアンプ3により
十分増幅された後、LPF4へ供給される。LPF4で
は、トラッキング制御に不要な映像あるいは音声情報等
の高域成分を抑圧した後、再生パイロット信号をAGC
アンプ5を介して適切なレベルにして、サンプルホール
ド回路6へ供給する。サンプルホールド回路6は、再生
パイロット信号をクロック発生回路8より供給されるク
ロックを用いてf1〜f4のパイロット信号周波数の公
倍数の周波数でサンプルホールドする。本実施例ではサ
ンプリング周波数として最小公倍数の189fHに設定
している。サンプルホールドされた再生パイロット信号
は、ADコンバータ7でディジタル信号に変換され、デ
ータ間引き回路9〜12に供給される。データ間引き回
路9〜12では、サンプリング周波数が189fHの再
生パイロットデータを、それぞれ1/29,1/25,
1/20,1/18のサンプリング周波数になるように
間引く。したがって、このデータの間引きによりサンプ
リング周波数は、それぞれ4周波のパイロット信号周波
数であるf1(≒6.5fH),f2(≒7.5f
H),f4(≒9.5fH),f3(≒10.5fH)
に変換されることになる。このサンプリング周波数の変
換により再生された4周波のパイロット信号は、図2に
示すような周波数の再生パイロット折り返り信号を生ず
る。
ープ1から検出された再生信号は、プリアンプ3により
十分増幅された後、LPF4へ供給される。LPF4で
は、トラッキング制御に不要な映像あるいは音声情報等
の高域成分を抑圧した後、再生パイロット信号をAGC
アンプ5を介して適切なレベルにして、サンプルホール
ド回路6へ供給する。サンプルホールド回路6は、再生
パイロット信号をクロック発生回路8より供給されるク
ロックを用いてf1〜f4のパイロット信号周波数の公
倍数の周波数でサンプルホールドする。本実施例ではサ
ンプリング周波数として最小公倍数の189fHに設定
している。サンプルホールドされた再生パイロット信号
は、ADコンバータ7でディジタル信号に変換され、デ
ータ間引き回路9〜12に供給される。データ間引き回
路9〜12では、サンプリング周波数が189fHの再
生パイロットデータを、それぞれ1/29,1/25,
1/20,1/18のサンプリング周波数になるように
間引く。したがって、このデータの間引きによりサンプ
リング周波数は、それぞれ4周波のパイロット信号周波
数であるf1(≒6.5fH),f2(≒7.5f
H),f4(≒9.5fH),f3(≒10.5fH)
に変換されることになる。このサンプリング周波数の変
換により再生された4周波のパイロット信号は、図2に
示すような周波数の再生パイロット折り返り信号を生ず
る。
【0023】これらのデータ間引き回路9〜12により
サンプリング周波数を変換された再生パイロット信号
は、それぞれfH−BPF(ディジタルBPF)13〜
16へ供給される。fH−BPF13〜16では、入力
信号中のfH信号成分を抽出しスイッチ21ヘ供給す
る。サンプリング周波数に応じた再生パイロット信号の
折り返り信号周波数の関係は、図2に示す通りであるの
で、fH−BPF13のfH周波数出力P2は、再生f
2パイロット信号となり、fH−BPF14のfH周波
数出力P1は、再生f1パイロット信号となり、fH−
BPF15のfH周波数出力P3は、再生f3パイロッ
ト信号となり、そしてfH−BPF16のfH周波数出
力P4は、再生f4パイロット信号となる。fH−BP
F13〜16により抽出された4周波の再生パイロット
信号は、乗算器17〜20を介してスイッチ21に供給
され、スイッチ制御回路27より供給されるスイッチ制
御信号により順次切り換えられてエンベロープ検波回路
23および24に供給される。このスイッチ制御回路2
7は、入力端子32を介して供給されるヘッド切り換え
制御信号HSW(回転磁気ヘッドの走査に同期した映像
フレーム周波数の信号≒30Hz)に従って磁気ヘッド
2の走査周期でスイッチ21の切り換えを行う。
サンプリング周波数を変換された再生パイロット信号
は、それぞれfH−BPF(ディジタルBPF)13〜
16へ供給される。fH−BPF13〜16では、入力
信号中のfH信号成分を抽出しスイッチ21ヘ供給す
る。サンプリング周波数に応じた再生パイロット信号の
折り返り信号周波数の関係は、図2に示す通りであるの
で、fH−BPF13のfH周波数出力P2は、再生f
2パイロット信号となり、fH−BPF14のfH周波
数出力P1は、再生f1パイロット信号となり、fH−
BPF15のfH周波数出力P3は、再生f3パイロッ
ト信号となり、そしてfH−BPF16のfH周波数出
力P4は、再生f4パイロット信号となる。fH−BP
F13〜16により抽出された4周波の再生パイロット
信号は、乗算器17〜20を介してスイッチ21に供給
され、スイッチ制御回路27より供給されるスイッチ制
御信号により順次切り換えられてエンベロープ検波回路
23および24に供給される。このスイッチ制御回路2
7は、入力端子32を介して供給されるヘッド切り換え
制御信号HSW(回転磁気ヘッドの走査に同期した映像
フレーム周波数の信号≒30Hz)に従って磁気ヘッド
2の走査周期でスイッチ21の切り換えを行う。
【0024】レベル検知回路30では、各fH−BPF
13〜16より抽出されて出力された再生パイロット信
号のレベルを検知する。このレベル検知回路30からの
再生パイロット信号のレベル情報はレベル補償回路29
に入力される。そして、該レベル補償回路29では、4
周波のパイロット信号の出力レベルを演算して、磁気ヘ
ッドの取付けや、磁気テープ、回路の周波数特性等によ
り生じる各再生パイロット信号のレベル差を補償するよ
うに乗算器17〜20の係数を設定する。
13〜16より抽出されて出力された再生パイロット信
号のレベルを検知する。このレベル検知回路30からの
再生パイロット信号のレベル情報はレベル補償回路29
に入力される。そして、該レベル補償回路29では、4
周波のパイロット信号の出力レベルを演算して、磁気ヘ
ッドの取付けや、磁気テープ、回路の周波数特性等によ
り生じる各再生パイロット信号のレベル差を補償するよ
うに乗算器17〜20の係数を設定する。
【0025】ここでレベル補償回路29について、図3
を用いて詳しく説明する。図3は図1のレベル補償回路
29の1例を示すブロック図で、同図において、52〜
55はラッチ回路、59〜61は平滑回路、62は加算
回路、63はビットシフト回路、56〜58,64〜6
6は減算回路、67〜70は入力端子、71〜74は出
力端子である。
を用いて詳しく説明する。図3は図1のレベル補償回路
29の1例を示すブロック図で、同図において、52〜
55はラッチ回路、59〜61は平滑回路、62は加算
回路、63はビットシフト回路、56〜58,64〜6
6は減算回路、67〜70は入力端子、71〜74は出
力端子である。
【0026】例えば図4に示すように、回路の周波数特
性等により、再生パイロット信号f1〜f4の出力レベ
ルが異なっていて、図5に示すように記録トラック上を
磁気ヘッド2が走査している場合を考える。図5は模式
的にヘッドがテープを走査している状態を示すもので、
走査トラック(主トラック)とその両隣接トラックを表
している。トラッキングエラー信号を走査トラックの両
隣接のパイロット信号の減算から求めることにより、各
再生パイロット信号のレベルに差がある状態で演算して
トラッキングエラー信号を生成すると、図5に示すよう
にヘッドのトラック走査周期に関連した15Hz及び、
その高調波成分をもつこととなり、これをキャプスタン
制御系に戻すとトラッキングが合っているにもかかわら
ず、15Hz及びその高調波の外乱となる。図5におい
て「大」または「小」とは、両隣接トラックの再生パイ
ロット信号のレベルが図4に示したように相手に対して
大きいか、小さいかを表している。
性等により、再生パイロット信号f1〜f4の出力レベ
ルが異なっていて、図5に示すように記録トラック上を
磁気ヘッド2が走査している場合を考える。図5は模式
的にヘッドがテープを走査している状態を示すもので、
走査トラック(主トラック)とその両隣接トラックを表
している。トラッキングエラー信号を走査トラックの両
隣接のパイロット信号の減算から求めることにより、各
再生パイロット信号のレベルに差がある状態で演算して
トラッキングエラー信号を生成すると、図5に示すよう
にヘッドのトラック走査周期に関連した15Hz及び、
その高調波成分をもつこととなり、これをキャプスタン
制御系に戻すとトラッキングが合っているにもかかわら
ず、15Hz及びその高調波の外乱となる。図5におい
て「大」または「小」とは、両隣接トラックの再生パイ
ロット信号のレベルが図4に示したように相手に対して
大きいか、小さいかを表している。
【0027】そこで、このようなパイロット信号のレベ
ル差を補償するように、各入力端子67〜70に入力さ
れるレベル検知回路30で信号レベルを検波した後の信
号を、ラッチ回路52〜55でラッチし、基準となる信
号(図3においてはf2信号)から、減算回路56〜5
8で基準信号とのレベル差の信号をそれぞれ出力する。
この各レベル差信号を平滑回路59〜61に通した後加
算回路62にて加算し、然る後ビットシフト回路63で
ビットシフトを行って平均値を求める。そして、平滑回
路59〜61より出力した信号から、求めた平均値を各
減算回路64〜66でそれぞれ減算し、この平滑した信
号と平均値の差により、補正分を算出し、出力端子71
〜74から乗算器17〜20に出力する値を決める。な
お、レベル補償回路29は上述のようなハードウェアで
構成しても良いし、マイクロコンピュータ等による処理
機能で構成しても良い。この処理により、これまで述べ
たような再生パイロット信号レベルの差による固定的な
バラツキを除去することができ、15Hz及びその高調
波の外乱を抑制することができる。
ル差を補償するように、各入力端子67〜70に入力さ
れるレベル検知回路30で信号レベルを検波した後の信
号を、ラッチ回路52〜55でラッチし、基準となる信
号(図3においてはf2信号)から、減算回路56〜5
8で基準信号とのレベル差の信号をそれぞれ出力する。
この各レベル差信号を平滑回路59〜61に通した後加
算回路62にて加算し、然る後ビットシフト回路63で
ビットシフトを行って平均値を求める。そして、平滑回
路59〜61より出力した信号から、求めた平均値を各
減算回路64〜66でそれぞれ減算し、この平滑した信
号と平均値の差により、補正分を算出し、出力端子71
〜74から乗算器17〜20に出力する値を決める。な
お、レベル補償回路29は上述のようなハードウェアで
構成しても良いし、マイクロコンピュータ等による処理
機能で構成しても良い。この処理により、これまで述べ
たような再生パイロット信号レベルの差による固定的な
バラツキを除去することができ、15Hz及びその高調
波の外乱を抑制することができる。
【0028】次に、スイッチ21の切り換え制御につい
て、詳しく説明する。トラッキング制御を行う場合、先
の図18でも説明したように、磁気ヘッド2の走査トラ
ックの両隣接トラックからの再生パイロット信号レベル
を検出する必要がある。そのために、本実施例ではfH
−BPF13〜16により抽出された4周波の再生パイ
ロット信号の折り返し信号を、スイッチ21にて順次切
り換えてエンベロープ検波回路23および24に供給す
るようにしている。例えば、前記図18に示すように磁
気ヘッド2がf2パイロット信号が記録されているトラ
ックを走査している場合には、エンベロープ検波回路2
3にはP1信号、すなわち先行隣接トラックのf1パイ
ロット信号が供給され、エンベロープ検波回路24には
P3信号、すなわち後行隣接トラックのf3パイロット
信号が供給される。そして、磁気テープの走行と共に走
査トラックが、f2→f3→f4→f1→f2となるに
したがって、エンベロープ検波回路23にはP1→P2
→P3→P4→P1の信号が供給され、エンベロープ検
波回路24にはP3→P4→P1→P2→P3の信号が
供給される。従ってこの場合、エンベロープ検波回路2
3には常に先行隣接トラックのパイロット信号が供給さ
れ、エンベロープ検波回路24には後行隣接トラックの
パイロット信号が供給されることになる。
て、詳しく説明する。トラッキング制御を行う場合、先
の図18でも説明したように、磁気ヘッド2の走査トラ
ックの両隣接トラックからの再生パイロット信号レベル
を検出する必要がある。そのために、本実施例ではfH
−BPF13〜16により抽出された4周波の再生パイ
ロット信号の折り返し信号を、スイッチ21にて順次切
り換えてエンベロープ検波回路23および24に供給す
るようにしている。例えば、前記図18に示すように磁
気ヘッド2がf2パイロット信号が記録されているトラ
ックを走査している場合には、エンベロープ検波回路2
3にはP1信号、すなわち先行隣接トラックのf1パイ
ロット信号が供給され、エンベロープ検波回路24には
P3信号、すなわち後行隣接トラックのf3パイロット
信号が供給される。そして、磁気テープの走行と共に走
査トラックが、f2→f3→f4→f1→f2となるに
したがって、エンベロープ検波回路23にはP1→P2
→P3→P4→P1の信号が供給され、エンベロープ検
波回路24にはP3→P4→P1→P2→P3の信号が
供給される。従ってこの場合、エンベロープ検波回路2
3には常に先行隣接トラックのパイロット信号が供給さ
れ、エンベロープ検波回路24には後行隣接トラックの
パイロット信号が供給されることになる。
【0029】エンベロープ検波回路23および24は、
それぞれ先行隣接トラックのパイロット信号と後行隣接
トラックのパイロット信号のエンベロープを検出し、演
算回路22へ出力する。演算回路22では、トラッキン
グ制御系の場合、先行隣接トラックのパイロット信号エ
ンベロープレベルと後行隣接トラックのパイロット信号
エンベロープレベルとの引き算を行い、その差信号をL
PF28へ供給する。そして、このLPF28に供給さ
れるエンベロープの差信号が前述したようにトラッキン
グエラー信号となる。
それぞれ先行隣接トラックのパイロット信号と後行隣接
トラックのパイロット信号のエンベロープを検出し、演
算回路22へ出力する。演算回路22では、トラッキン
グ制御系の場合、先行隣接トラックのパイロット信号エ
ンベロープレベルと後行隣接トラックのパイロット信号
エンベロープレベルとの引き算を行い、その差信号をL
PF28へ供給する。そして、このLPF28に供給さ
れるエンベロープの差信号が前述したようにトラッキン
グエラー信号となる。
【0030】以上のように生成されたトラッキングエラ
ー信号は、LPF28を通り、DAコンバータ31によ
りアナログ信号に変換され、出力端子33を介して出力
される。アナログ信号となったトラッキングエラー信号
は、前記図18に示したように、キャプスタン速度制御
回路39より供給される速度エラー信号と加算され、モ
ータドライバ37に供給される。これにより、キャプス
タン35は一定速回転の所定の位相で回転され、トラッ
キング制御が行われる。なお、出力端子34はディジタ
ル出力が直接出力されているが、これはキャプスタン速
度制御回路39および加算回路40がマイクロコンピュ
ータ等で構成される場合には、トラッキングエラーの信
号との加算はディジタル処理として行われるので、この
ような場合にも対応するようにしたものである。
ー信号は、LPF28を通り、DAコンバータ31によ
りアナログ信号に変換され、出力端子33を介して出力
される。アナログ信号となったトラッキングエラー信号
は、前記図18に示したように、キャプスタン速度制御
回路39より供給される速度エラー信号と加算され、モ
ータドライバ37に供給される。これにより、キャプス
タン35は一定速回転の所定の位相で回転され、トラッ
キング制御が行われる。なお、出力端子34はディジタ
ル出力が直接出力されているが、これはキャプスタン速
度制御回路39および加算回路40がマイクロコンピュ
ータ等で構成される場合には、トラッキングエラーの信
号との加算はディジタル処理として行われるので、この
ような場合にも対応するようにしたものである。
【0031】次に、fH−BPF13〜16とエンベロ
ープ検波回路23,24との具体的な構成例を図6およ
び図7により説明する。本実施例では、fH−BPF1
3〜16は、2次のアナログ帯域通過フィルタと等価
な、例えば図6に示すブロックのIIR型ディジタルフ
ィルタで構成している。図6において、80は入力端
子、81は出力端子、82は加算器、83は減算器、8
4,85は遅延回路、86はリセット回路、そして87
〜89は係数回路(乗算回路)である。ただし、遅延回
路84,85はラッチ回路で構成し、入力端子80より
供給される間引きしたf1〜f4周波数のサンプリング
クロックによりデータをラッチすることにより遅延回路
を構成している。また、各乗算回路(係数回路)87〜
89では、各サンプリング周波数に応じた係数α,β,
γが外部から供給され、入力データとの乗算が行われ
る。なお、乗算回路89は、先に述べたfH−BPFの
出力レベルを変更する係数器17〜20と兼用すること
ができ回路規模を削減することができる。
ープ検波回路23,24との具体的な構成例を図6およ
び図7により説明する。本実施例では、fH−BPF1
3〜16は、2次のアナログ帯域通過フィルタと等価
な、例えば図6に示すブロックのIIR型ディジタルフ
ィルタで構成している。図6において、80は入力端
子、81は出力端子、82は加算器、83は減算器、8
4,85は遅延回路、86はリセット回路、そして87
〜89は係数回路(乗算回路)である。ただし、遅延回
路84,85はラッチ回路で構成し、入力端子80より
供給される間引きしたf1〜f4周波数のサンプリング
クロックによりデータをラッチすることにより遅延回路
を構成している。また、各乗算回路(係数回路)87〜
89では、各サンプリング周波数に応じた係数α,β,
γが外部から供給され、入力データとの乗算が行われ
る。なお、乗算回路89は、先に述べたfH−BPFの
出力レベルを変更する係数器17〜20と兼用すること
ができ回路規模を削減することができる。
【0032】エンベロープ検波回路23および24の構
成例を図7に示す。図7において、90はクロックの入
力端子、91,92はデータの入力端子、93,94は
データの出力端子、95,96は絶対値変換回路、9
7,98は大小比較回路、99〜102はラッチ回路で
ある。ここで、図7中で破線で囲まれた23および24
がエンベロープ検波回路23および24である。図7の
構成において、入力端子91,92より供給されたfH
信号データは、絶対値変換回路95,96で全波整流さ
れ正の値に変換される。正の値に変換されたfH信号デ
ータは、大小比較回路97,98およびラッチ回路9
9,101に供給される。大小比較回路97,98は、
入力絶対値データとラッチ回路99,101のラッチデ
ータとの大小比較を行い、入力絶対値データが大きい場
合はラッチ回路100,102へラッチクロックを出力
する。したがって、ラッチ回路100,102は順次入
力絶対値データの最大値をラッチすることになる。そし
て、このラッチ回路99,101は、入力端子90を介
して供給されるクロックの周期(1/fH以上)でリセ
ットされるが、他のラッチ回路100,102は、リセ
ットされる直前のラッチ回路99,101のデータをラ
ッチし、出力端子93,94を介して出力するので、ク
ロックの周期でfH信号の最大値データをラッチするこ
とができ、出力信号は入力fH信号のエンベロープ検波
信号となる。
成例を図7に示す。図7において、90はクロックの入
力端子、91,92はデータの入力端子、93,94は
データの出力端子、95,96は絶対値変換回路、9
7,98は大小比較回路、99〜102はラッチ回路で
ある。ここで、図7中で破線で囲まれた23および24
がエンベロープ検波回路23および24である。図7の
構成において、入力端子91,92より供給されたfH
信号データは、絶対値変換回路95,96で全波整流さ
れ正の値に変換される。正の値に変換されたfH信号デ
ータは、大小比較回路97,98およびラッチ回路9
9,101に供給される。大小比較回路97,98は、
入力絶対値データとラッチ回路99,101のラッチデ
ータとの大小比較を行い、入力絶対値データが大きい場
合はラッチ回路100,102へラッチクロックを出力
する。したがって、ラッチ回路100,102は順次入
力絶対値データの最大値をラッチすることになる。そし
て、このラッチ回路99,101は、入力端子90を介
して供給されるクロックの周期(1/fH以上)でリセ
ットされるが、他のラッチ回路100,102は、リセ
ットされる直前のラッチ回路99,101のデータをラ
ッチし、出力端子93,94を介して出力するので、ク
ロックの周期でfH信号の最大値データをラッチするこ
とができ、出力信号は入力fH信号のエンベロープ検波
信号となる。
【0033】なお、入力端子90を介して供給されるク
ロックは、先の図1に示したクロック発生回路8にて発
生されたクロックであり、その周波数はfH/2程度に
設定されている。このエンベロープ検波回路23および
24の出力信号データのサンプリング周波数(出力デー
タレート)は、出力段のラッチ回路100,102のラ
ッチ周波数にて決定されるため、入力fH信号のサンプ
リング周波数が異なっていても次段の演算回路22に供
給されるエンベロープ検波信号データのサンプリング周
波数は等しくでき、容易に減算処理ができる。
ロックは、先の図1に示したクロック発生回路8にて発
生されたクロックであり、その周波数はfH/2程度に
設定されている。このエンベロープ検波回路23および
24の出力信号データのサンプリング周波数(出力デー
タレート)は、出力段のラッチ回路100,102のラ
ッチ周波数にて決定されるため、入力fH信号のサンプ
リング周波数が異なっていても次段の演算回路22に供
給されるエンベロープ検波信号データのサンプリング周
波数は等しくでき、容易に減算処理ができる。
【0034】以上説明したように、本実施例に依れば4
周波の再生パイロット信号をディジタル的に処理するの
に、AD変換時のサンプリング周波数を上記パイロット
信号の公倍数の周波数にすることにより、サンプリング
データを間引くことで4周波の再生パイロット信号をす
べてfH周波数信号に変換できるので、別個に周波数変
換用乗算回路を設ける必要は無く、回路の小規模化が実
現できる。また、すべての再生パイロット信号をfH周
波数信号に変換できるので、3fH−BPFとfH−B
PFの特性を合わせるなどの考慮は不要になる。さら
に、ATFトラッキング制御系の性能を大きく左右する
fH成分を抽出するBPFやエンベロープ検波回路等を
ディジタル回路にて実現でき、アナログ信号処理時に問
題となった構成部品のバラツキや経年変化による特性劣
化を防止することができる。
周波の再生パイロット信号をディジタル的に処理するの
に、AD変換時のサンプリング周波数を上記パイロット
信号の公倍数の周波数にすることにより、サンプリング
データを間引くことで4周波の再生パイロット信号をす
べてfH周波数信号に変換できるので、別個に周波数変
換用乗算回路を設ける必要は無く、回路の小規模化が実
現できる。また、すべての再生パイロット信号をfH周
波数信号に変換できるので、3fH−BPFとfH−B
PFの特性を合わせるなどの考慮は不要になる。さら
に、ATFトラッキング制御系の性能を大きく左右する
fH成分を抽出するBPFやエンベロープ検波回路等を
ディジタル回路にて実現でき、アナログ信号処理時に問
題となった構成部品のバラツキや経年変化による特性劣
化を防止することができる。
【0035】加えて、fH−BPFの出力レベルを検知
して、レベル補償回路と係数器によりパイロット信号の
出力レベルを自動的に制御することができるので、各ト
ラックより出力するfH成分の固定的な出力レベルのバ
ラツキを無くすることができる。これによりトラッキン
グの際に再生パイロット信号の固定的な信号レベルのバ
ラツキによって発生する、15Hz及び、その高調波成
分の外乱を抑制することができる。
して、レベル補償回路と係数器によりパイロット信号の
出力レベルを自動的に制御することができるので、各ト
ラックより出力するfH成分の固定的な出力レベルのバ
ラツキを無くすることができる。これによりトラッキン
グの際に再生パイロット信号の固定的な信号レベルのバ
ラツキによって発生する、15Hz及び、その高調波成
分の外乱を抑制することができる。
【0036】次に、本発明の第2実施例を図8を用いて
説明する。図8は本第2実施例に係るATF方式のトラ
ッキング装置を示すブロック図で、同図において図1
(第1実施例)の構成と均等なものには同一符号を付し
てあり、図1と同一符号を付したものは、図1と同じ動
作をする。本実施例が第1実施例と異なる点は、スイッ
チ21で切り換える信号が、エンベロープ検波回路23
〜26の出力となっている点であり、また、レベル補償
回路29へは、エンベロープ回路23〜26からの信号
を入力する点である。図8において、磁気ヘッド2によ
り磁気テープ1から検出された再生信号は、第1実施例
と同じようにアナログ信号処理を施された後ADコンバ
ータ7でディジタル信号に変換され、これがデータ間引
き回路9〜12に供給されて、fH−BPF13〜16
で再生パイロット信号が抽出される。この抽出された再
生パイロット信号は、エンベロープ検波回路23〜26
に入力されて、ここでエンベロープが検波されスイッチ
21に入力される。スイッチ21では、第1実施例で述
べたようにスイッチ制御回路27より出力されるスイッ
チ制御信号によってエンベロープ検波信号の選択を行
い、トラック走査周期ごとに切り換え選択されたエンベ
ロープ検波信号がスイッチ21から演算回路22に入力
され、ここで所定の演算が行われてトラッキングエラー
信号が生成される。また、レベル補償回路29では、第
1実施例と同様に再生パイロット信号の固定的な信号レ
ベルのバラツキ量を検出して、これに基づく補正量を乗
算器17〜20に出力する。
説明する。図8は本第2実施例に係るATF方式のトラ
ッキング装置を示すブロック図で、同図において図1
(第1実施例)の構成と均等なものには同一符号を付し
てあり、図1と同一符号を付したものは、図1と同じ動
作をする。本実施例が第1実施例と異なる点は、スイッ
チ21で切り換える信号が、エンベロープ検波回路23
〜26の出力となっている点であり、また、レベル補償
回路29へは、エンベロープ回路23〜26からの信号
を入力する点である。図8において、磁気ヘッド2によ
り磁気テープ1から検出された再生信号は、第1実施例
と同じようにアナログ信号処理を施された後ADコンバ
ータ7でディジタル信号に変換され、これがデータ間引
き回路9〜12に供給されて、fH−BPF13〜16
で再生パイロット信号が抽出される。この抽出された再
生パイロット信号は、エンベロープ検波回路23〜26
に入力されて、ここでエンベロープが検波されスイッチ
21に入力される。スイッチ21では、第1実施例で述
べたようにスイッチ制御回路27より出力されるスイッ
チ制御信号によってエンベロープ検波信号の選択を行
い、トラック走査周期ごとに切り換え選択されたエンベ
ロープ検波信号がスイッチ21から演算回路22に入力
され、ここで所定の演算が行われてトラッキングエラー
信号が生成される。また、レベル補償回路29では、第
1実施例と同様に再生パイロット信号の固定的な信号レ
ベルのバラツキ量を検出して、これに基づく補正量を乗
算器17〜20に出力する。
【0037】以上説明したように本実施例に依れば、第
1実施例と同様の効果が得られ、さらに、第1実施例に
は存在したレベル検出回路が不要になるので、回路規模
の削減を図ることができる。
1実施例と同様の効果が得られ、さらに、第1実施例に
は存在したレベル検出回路が不要になるので、回路規模
の削減を図ることができる。
【0038】次に、本発明の第3実施例を図9及び図1
0を用いて説明する。図9は、本第3実施例に係るAT
F方式のトラッキング装置を示すブロック図で、同図に
おいて図8(第2実施例)の構成と均等なものには同一
符号を付してあり、図8と同一符号を付したものは、同
じ動作をする。本実施例が第2実施例と異なる点は、遅
延回路75、及びリセット回路76を設けた点である。
0を用いて説明する。図9は、本第3実施例に係るAT
F方式のトラッキング装置を示すブロック図で、同図に
おいて図8(第2実施例)の構成と均等なものには同一
符号を付してあり、図8と同一符号を付したものは、同
じ動作をする。本実施例が第2実施例と異なる点は、遅
延回路75、及びリセット回路76を設けた点である。
【0039】図10は各部の出力波形を示す図で、同図
の(b)〜(e)は、上述してきた前記第1及び第2実
施例において、各fH−BPF13〜16から出力する
信号波形をそれぞれ示しており、図10の(a)はヘッ
ドを切り換える信号HSWを示している。また、図10
の最下部には、ヘッド2がどのパイロット信号を再生し
ているかを示すトラックパターンの走査トラック(主ト
ラック)と両隣接トラックとを示してある。各fH−B
PF13〜16から出力するf1〜f4のパイロット信
号(b)〜(e)は、内部の回路遅延により図示するよ
うにHSW(a)に対して遅延し、HSWの立上り、立
下がりにおいて信号の切り換わりが遅延している。図1
0では、このHSWの立上りからの点線と次の点線間が
遅延量を示している。前記第1及び第2実施例の場合、
トラッキングエラー信号は連続信号として発生する。こ
のため、fH−BPFより出力してピーク検波した信号
を演算して、HSW(a)の切り換わりに同期したスイ
ッチへの選択信号からトラッキングエラー信号を発生さ
せると、図10の(f)の様に、HSWのスイッチの切
り換わり点において誤ったトラッキングエラー信号が発
生してしまう。
の(b)〜(e)は、上述してきた前記第1及び第2実
施例において、各fH−BPF13〜16から出力する
信号波形をそれぞれ示しており、図10の(a)はヘッ
ドを切り換える信号HSWを示している。また、図10
の最下部には、ヘッド2がどのパイロット信号を再生し
ているかを示すトラックパターンの走査トラック(主ト
ラック)と両隣接トラックとを示してある。各fH−B
PF13〜16から出力するf1〜f4のパイロット信
号(b)〜(e)は、内部の回路遅延により図示するよ
うにHSW(a)に対して遅延し、HSWの立上り、立
下がりにおいて信号の切り換わりが遅延している。図1
0では、このHSWの立上りからの点線と次の点線間が
遅延量を示している。前記第1及び第2実施例の場合、
トラッキングエラー信号は連続信号として発生する。こ
のため、fH−BPFより出力してピーク検波した信号
を演算して、HSW(a)の切り換わりに同期したスイ
ッチへの選択信号からトラッキングエラー信号を発生さ
せると、図10の(f)の様に、HSWのスイッチの切
り換わり点において誤ったトラッキングエラー信号が発
生してしまう。
【0040】そこで本実施例においては、スイッチ制御
回路27の前段に遅延回路75を設け、HSW(a)の
切り換わり点と、fH−BPF13〜16の出力をスイ
ッチ21で切り換える際のタイミングとを合わせるため
に、スイッチ制御回路27に入力するHSW(a)をあ
らかじめ図10の(g)のように遅延させておくように
されている。また、本実施例で用いているディジタルフ
ィルタではHSWで入力信号が切り換わった場合でも、
しばらくは、前の信号の影響を受けてしまう。このた
め、HSWの切り換わりでは、ディジタルフィルタのQ
特性によってデータが残ってしまい、誤ったトラッキン
グエラー信号が発生してしまう。そこでこれに対処する
ため、本実施例においてはfH−BPF13〜16にリ
セット回路76を付加し、HSWが切り換わる毎に図1
0の(h)に示すようにリセットパルスを作り、fH−
BPFの入力が換わる度にリセットをかけて、前の信号
の影響を受けないようにしている。スイッチ21に入力
するfH−BPF13〜16のピーク検波後の信号は、
図10の(i)に示すように遅延させたHSW(g)が
切り換わっても、入力信号も前の信号の影響を受けない
波形となる。このようにスイッチ21に入力する信号と
スイッチ21を切り換える信号とのタイミングを合わせ
る遅延回路75と、fHーBPF13〜16をリセット
するリセット回路76とを設けることにより、演算して
得られるトラッキングエラー信号は図10の(j)の様
になり、図10の(f)に示したような誤ったトラッキ
ングエラー信号の発生を防ぐことができる。
回路27の前段に遅延回路75を設け、HSW(a)の
切り換わり点と、fH−BPF13〜16の出力をスイ
ッチ21で切り換える際のタイミングとを合わせるため
に、スイッチ制御回路27に入力するHSW(a)をあ
らかじめ図10の(g)のように遅延させておくように
されている。また、本実施例で用いているディジタルフ
ィルタではHSWで入力信号が切り換わった場合でも、
しばらくは、前の信号の影響を受けてしまう。このた
め、HSWの切り換わりでは、ディジタルフィルタのQ
特性によってデータが残ってしまい、誤ったトラッキン
グエラー信号が発生してしまう。そこでこれに対処する
ため、本実施例においてはfH−BPF13〜16にリ
セット回路76を付加し、HSWが切り換わる毎に図1
0の(h)に示すようにリセットパルスを作り、fH−
BPFの入力が換わる度にリセットをかけて、前の信号
の影響を受けないようにしている。スイッチ21に入力
するfH−BPF13〜16のピーク検波後の信号は、
図10の(i)に示すように遅延させたHSW(g)が
切り換わっても、入力信号も前の信号の影響を受けない
波形となる。このようにスイッチ21に入力する信号と
スイッチ21を切り換える信号とのタイミングを合わせ
る遅延回路75と、fHーBPF13〜16をリセット
するリセット回路76とを設けることにより、演算して
得られるトラッキングエラー信号は図10の(j)の様
になり、図10の(f)に示したような誤ったトラッキ
ングエラー信号の発生を防ぐことができる。
【0041】以上説明したように、本実施例に依れば連
続してトラッキングエラー信号を得る場合、HSWが切
り換わった際にも、誤った信号を発生すること無く、ト
ラッキングエラー信号を得ることができる。また、遅延
回路等をディジタル回路にて実現できるので、タイミン
グを合わせるのが容易であり、アナログ信号処理時に問
題となった構成部品のバラツキや経年変化による特性劣
化を防止することができる。
続してトラッキングエラー信号を得る場合、HSWが切
り換わった際にも、誤った信号を発生すること無く、ト
ラッキングエラー信号を得ることができる。また、遅延
回路等をディジタル回路にて実現できるので、タイミン
グを合わせるのが容易であり、アナログ信号処理時に問
題となった構成部品のバラツキや経年変化による特性劣
化を防止することができる。
【0042】次に、本発明の第4実施例を図11を用い
て説明する。図11は、本第4実施例に係るATF方式
のトラッキング装置を示すブロック図で、同図において
図9(第3実施例)の構成と均等なものには同一符号を
付してあり、図9と同一符号を付したものは、同じ動作
をする。本実施例が第3実施例と異なる点は、リセット
回路76の代わりに、エッジ検出回路77と、サンプル
ホールド回路78とを設けた点である。
て説明する。図11は、本第4実施例に係るATF方式
のトラッキング装置を示すブロック図で、同図において
図9(第3実施例)の構成と均等なものには同一符号を
付してあり、図9と同一符号を付したものは、同じ動作
をする。本実施例が第3実施例と異なる点は、リセット
回路76の代わりに、エッジ検出回路77と、サンプル
ホールド回路78とを設けた点である。
【0043】上述した第3実施例では、遅延回路75と
リセット回路76により、HSWの切り換わりの際に生
じていた誤った信号の発生を無くしていたが、この方法
では、トラッキングがなんらかの理由で外れた場合に、
再び、誤ったトラッキングエラー信号を発生させてしま
う。これは、リセット回路76により、fH−BPF1
3〜16が強制的にリセットされてしまうため、リセッ
トパルスをfH−BPFに与えている間は、すべてのf
H−BPF13〜16の出力はゼロになり、そのためこ
の期間のトラッキングエラー信号は常に、トラッキング
の合った状態の信号となり、連続してトラッキングエラ
ー信号を得る場合は問題である。そこで、本実施例では
この問題点を解決するために、リセット回路76の代わ
りに遅延させたHSWのエッジを検出する回路77と、
このエッジよりしばらくの間は、前の状態のトラッキン
グエラー信号をサンプルホールドするサンプルホールド
回路78を設けている。ここで、サンプルホールドする
期間は、fH−BPFのQ特性に依存し、フィルタの信
号が切り換わって、状態が安定するまでの間とされる。
斯様にすることにより、たとえ、トラッキング状態が変
化しても、不連続部分のないトラッキングエラー信号を
得ることができる。
リセット回路76により、HSWの切り換わりの際に生
じていた誤った信号の発生を無くしていたが、この方法
では、トラッキングがなんらかの理由で外れた場合に、
再び、誤ったトラッキングエラー信号を発生させてしま
う。これは、リセット回路76により、fH−BPF1
3〜16が強制的にリセットされてしまうため、リセッ
トパルスをfH−BPFに与えている間は、すべてのf
H−BPF13〜16の出力はゼロになり、そのためこ
の期間のトラッキングエラー信号は常に、トラッキング
の合った状態の信号となり、連続してトラッキングエラ
ー信号を得る場合は問題である。そこで、本実施例では
この問題点を解決するために、リセット回路76の代わ
りに遅延させたHSWのエッジを検出する回路77と、
このエッジよりしばらくの間は、前の状態のトラッキン
グエラー信号をサンプルホールドするサンプルホールド
回路78を設けている。ここで、サンプルホールドする
期間は、fH−BPFのQ特性に依存し、フィルタの信
号が切り換わって、状態が安定するまでの間とされる。
斯様にすることにより、たとえ、トラッキング状態が変
化しても、不連続部分のないトラッキングエラー信号を
得ることができる。
【0044】以上本実施例に依れば、連続してトラッキ
ングエラー信号を得る場合に、トラッキング状態が外れ
てしまった場合でも、HSWの切り換わり点における誤
ったトラッキングエラー信号の発生を防げる。また、エ
ッジ検出回路等をディジタル回路にて実現できるので、
タイミングを合わせるのが容易であり、アナログ信号処
理時に問題となった構成部品のバラツキや経年変化によ
る特性劣化を防止することができる。
ングエラー信号を得る場合に、トラッキング状態が外れ
てしまった場合でも、HSWの切り換わり点における誤
ったトラッキングエラー信号の発生を防げる。また、エ
ッジ検出回路等をディジタル回路にて実現できるので、
タイミングを合わせるのが容易であり、アナログ信号処
理時に問題となった構成部品のバラツキや経年変化によ
る特性劣化を防止することができる。
【0045】次に、本発明の第5実施例を図12及び図
13を用いて説明する。図12は、本第5実施例に係る
ATF方式のトラッキング装置を示すブロック図で、同
図において前記図8(第2実施例)の構成と均等なもの
には同一符号を付してあり、図8と同一符号を付したも
のは、同じ動作をする。本実施例が、第2実施例と異な
る点は、サンプルホールド回路78と、タイミング制御
回路79を設けた点である。
13を用いて説明する。図12は、本第5実施例に係る
ATF方式のトラッキング装置を示すブロック図で、同
図において前記図8(第2実施例)の構成と均等なもの
には同一符号を付してあり、図8と同一符号を付したも
のは、同じ動作をする。本実施例が、第2実施例と異な
る点は、サンプルホールド回路78と、タイミング制御
回路79を設けた点である。
【0046】これまでの各実施例においては、トラッキ
ングエラー信号は連続信号を用いていたが、トラッキン
グエラー信号は常時検出する必要は無く、ヘッドが1つ
のトラックを走査している間少なくとも一回、トラッキ
ングエラー信号をサンプルホールドしてその情報を出力
するようにしても良い。そのため、走査のどのポイント
でサンプルホールドするかであるが、本実施例では、タ
イミング制御回路79に、入力端子120から垂直ブラ
ンキングパルス(VBLK)を入力し、また、入力端子
32よりHSWを入力し、これに基づき該タイミング制
御回路79は、図13に示すように垂直ブランキング期
間の終わり近くでサンプルホールドパルスを出力し、サ
ンプルホールド回路78に供給するようになっている。
ングエラー信号は連続信号を用いていたが、トラッキン
グエラー信号は常時検出する必要は無く、ヘッドが1つ
のトラックを走査している間少なくとも一回、トラッキ
ングエラー信号をサンプルホールドしてその情報を出力
するようにしても良い。そのため、走査のどのポイント
でサンプルホールドするかであるが、本実施例では、タ
イミング制御回路79に、入力端子120から垂直ブラ
ンキングパルス(VBLK)を入力し、また、入力端子
32よりHSWを入力し、これに基づき該タイミング制
御回路79は、図13に示すように垂直ブランキング期
間の終わり近くでサンプルホールドパルスを出力し、サ
ンプルホールド回路78に供給するようになっている。
【0047】図13は、垂直ブランキングパルス、HS
W、サンプルホールドパルスの関係を示している。サン
プルホールド回路78は、これまでの実施例と同じよう
に演算回路22で発生する、トラッキングエラー信号を
図13のサンプルホールドパルスによって、サンプルホ
ールドする。本実施例の場合、これまでの実施例にあっ
たような遅延回路75や、リセット回路76、エッジ検
出回路77は不要となる。これらの回路は、HSWの切
り換わりにおいて生じていた誤ったトラッキングエラー
信号の発生を無くす手段であったが、本実施例のよう
に、トラッキングエラー信号をサンプルホールドによっ
て得るような場合、HSWの切り換わり点で発生する誤
ったトラッキングエラー信号を避けて、サンプルホール
ドを行えば良いので、上記した回路75,76,77が
なくても全く支障はない。
W、サンプルホールドパルスの関係を示している。サン
プルホールド回路78は、これまでの実施例と同じよう
に演算回路22で発生する、トラッキングエラー信号を
図13のサンプルホールドパルスによって、サンプルホ
ールドする。本実施例の場合、これまでの実施例にあっ
たような遅延回路75や、リセット回路76、エッジ検
出回路77は不要となる。これらの回路は、HSWの切
り換わりにおいて生じていた誤ったトラッキングエラー
信号の発生を無くす手段であったが、本実施例のよう
に、トラッキングエラー信号をサンプルホールドによっ
て得るような場合、HSWの切り換わり点で発生する誤
ったトラッキングエラー信号を避けて、サンプルホール
ドを行えば良いので、上記した回路75,76,77が
なくても全く支障はない。
【0048】ここで、垂直ブランキング期間でトラッキ
ングエラー信号をサンプルホールドする理由を説明す
る。前述のように、磁気ヘッド2から再生された信号
は、A/D変換される前に、不要な映像あるいは音声情
報等の高域成分をLPF4で抑圧しているが、本発明の
場合サンプリングによる折り返し信号を積極的に利用し
てfH成分をfH−BPF13〜16で抽出するので、
このLPF4による高域成分の抑制が十分でないと高域
成分がfH成分に折返ってしまい、所望のパイロット信
号のfH成分への折返りのレベルが正確に抽出できなく
なる。特に問題となるのは8ミリVTRの映像信号で
は、クロマ(色)信号成分である。このクロマ信号成分
を含めた映像信号成分は図13に示すような垂直ブラン
キング期間中であれば、ヘッドからの再生信号には含ま
れないので、パイロット信号成分以外のfH成分への折
返りの影響がなくなるからである。
ングエラー信号をサンプルホールドする理由を説明す
る。前述のように、磁気ヘッド2から再生された信号
は、A/D変換される前に、不要な映像あるいは音声情
報等の高域成分をLPF4で抑圧しているが、本発明の
場合サンプリングによる折り返し信号を積極的に利用し
てfH成分をfH−BPF13〜16で抽出するので、
このLPF4による高域成分の抑制が十分でないと高域
成分がfH成分に折返ってしまい、所望のパイロット信
号のfH成分への折返りのレベルが正確に抽出できなく
なる。特に問題となるのは8ミリVTRの映像信号で
は、クロマ(色)信号成分である。このクロマ信号成分
を含めた映像信号成分は図13に示すような垂直ブラン
キング期間中であれば、ヘッドからの再生信号には含ま
れないので、パイロット信号成分以外のfH成分への折
返りの影響がなくなるからである。
【0049】以上説明したように、本実施例に依れば、
トラッキングエラー信号をサンプルホールドすることに
より、遅延回路や、リセット回路等の回路を削減でき
る。また、垂直ブランキング期間中にトラッキングエラ
ー信号のサンプルホールドを行うので、映像信号の特に
色信号成分のfH成分への折返りによる影響をなくすこ
とができ、正確なfH成分の抽出が行える。さらに映像
あるいは、音声情報等の不要な高域成分を抑圧する、A
/D変換前のLPFを削減することできる。しかも、タ
イミング制御回路等をディジタル回路にて実現できるの
で、タイミングを合わせるのが容易であり、アナログ信
号処理時に問題となった構成部品のバラツキや経年変化
による特性劣化を防止することができる。
トラッキングエラー信号をサンプルホールドすることに
より、遅延回路や、リセット回路等の回路を削減でき
る。また、垂直ブランキング期間中にトラッキングエラ
ー信号のサンプルホールドを行うので、映像信号の特に
色信号成分のfH成分への折返りによる影響をなくすこ
とができ、正確なfH成分の抽出が行える。さらに映像
あるいは、音声情報等の不要な高域成分を抑圧する、A
/D変換前のLPFを削減することできる。しかも、タ
イミング制御回路等をディジタル回路にて実現できるの
で、タイミングを合わせるのが容易であり、アナログ信
号処理時に問題となった構成部品のバラツキや経年変化
による特性劣化を防止することができる。
【0050】では次に、記録時のテープ速度が通常速度
の1/2となる前記した長時間記録モード(LPモー
ド)を有する磁気記録再生装置におけるATF方式のト
ラッキング装置に、本発明を適用する場合についてを、
図14に示した本発明の第6実施例によって説明する。
LPモードを有する磁気記録再生装置においては、再生
時に、トラッキング制御とともに記録モードの判別(前
記した標準テープ速度モードたるSPモードとLPモー
ドとの判別)を行う必要がある。図14は、記録モード
の判別とトラッキング制御を行う本第7実施例に係るト
ラッキング装置のブロック図で、同図において前記図1
(前記第1実施例)の構成と均等なものには同一符号を
付してあり、図1と同一符号を付してものは、前述と同
様の動作を行う。図14において、新たに設けたもの
は、121のスイッチ、122,123のエンベロープ
検波回路、125の演算回路、126のLPF、127
のレベル比較回路、128の周波数比較回路、129の
入力端子、124の出力端子であり、これらによってS
P/LPモード判別を行うものである。このうち121
〜123,125の各ブロックは、先の図1に示した2
1〜24のブロックと基本動作は同様のものである。
の1/2となる前記した長時間記録モード(LPモー
ド)を有する磁気記録再生装置におけるATF方式のト
ラッキング装置に、本発明を適用する場合についてを、
図14に示した本発明の第6実施例によって説明する。
LPモードを有する磁気記録再生装置においては、再生
時に、トラッキング制御とともに記録モードの判別(前
記した標準テープ速度モードたるSPモードとLPモー
ドとの判別)を行う必要がある。図14は、記録モード
の判別とトラッキング制御を行う本第7実施例に係るト
ラッキング装置のブロック図で、同図において前記図1
(前記第1実施例)の構成と均等なものには同一符号を
付してあり、図1と同一符号を付してものは、前述と同
様の動作を行う。図14において、新たに設けたもの
は、121のスイッチ、122,123のエンベロープ
検波回路、125の演算回路、126のLPF、127
のレベル比較回路、128の周波数比較回路、129の
入力端子、124の出力端子であり、これらによってS
P/LPモード判別を行うものである。このうち121
〜123,125の各ブロックは、先の図1に示した2
1〜24のブロックと基本動作は同様のものである。
【0051】ではここで、図14の動作を説明する前
に、まずSP/LPモード判別の原理について図15お
よび図16を用いて説明する。SP/LPモード判別で
は、トラッキング制御を磁気ヘッドが走査するべきトラ
ック(以下、主トラックと記す)の両隣接トラックから
のパイロット信号を用いるのに対し、主トラックとその
隣々接トラックからのパイロット信号を用いる。以下、
具体的な例を用いて説明する。図15は4周波のパイロ
ット信号が順次記録されているトラックパターンを示し
ており、横軸はテープ長手方向、縦軸は磁気ヘッドの走
査周期である。また、トラックパターンにおける1〜4
はパイロット信号のf1〜f4を表す。いま、記録速度
と再生速度が等しく磁気ヘッドが図のA点からB点へ走
査する場合は、主トラック(f1→f2→f3→f4→
f1)の再生パイロット信号レベルとその隣々接トラッ
ク(f3→f4→f1→f2→f3)の再生パイロット
信号レベルとの大小比較信号は一定(DC信号)にな
る。一方、再生テープ速度が記録速度の3倍の場合は、
磁気ヘッドが図のA点からC点へ走査することになる。
この場合、主トラック(f1→f2→f3→f4→f
1;図中横線のエリア)からのパイロット信号レベルと
隣々接トラック(f3→f4→f1→f2→f3;図中
縦線のエリア)からのパイロット信号レベルは、それぞ
れ、図15の波形(1)と(2)のようになり、大小比
較信号は図15の波形(3)のようになる。
に、まずSP/LPモード判別の原理について図15お
よび図16を用いて説明する。SP/LPモード判別で
は、トラッキング制御を磁気ヘッドが走査するべきトラ
ック(以下、主トラックと記す)の両隣接トラックから
のパイロット信号を用いるのに対し、主トラックとその
隣々接トラックからのパイロット信号を用いる。以下、
具体的な例を用いて説明する。図15は4周波のパイロ
ット信号が順次記録されているトラックパターンを示し
ており、横軸はテープ長手方向、縦軸は磁気ヘッドの走
査周期である。また、トラックパターンにおける1〜4
はパイロット信号のf1〜f4を表す。いま、記録速度
と再生速度が等しく磁気ヘッドが図のA点からB点へ走
査する場合は、主トラック(f1→f2→f3→f4→
f1)の再生パイロット信号レベルとその隣々接トラッ
ク(f3→f4→f1→f2→f3)の再生パイロット
信号レベルとの大小比較信号は一定(DC信号)にな
る。一方、再生テープ速度が記録速度の3倍の場合は、
磁気ヘッドが図のA点からC点へ走査することになる。
この場合、主トラック(f1→f2→f3→f4→f
1;図中横線のエリア)からのパイロット信号レベルと
隣々接トラック(f3→f4→f1→f2→f3;図中
縦線のエリア)からのパイロット信号レベルは、それぞ
れ、図15の波形(1)と(2)のようになり、大小比
較信号は図15の波形(3)のようになる。
【0052】この大小比較信号の周波数は、記録速度と
再生速度との比によって決まり、その関係は図16に示
すものとなる。図16において、横軸は再生テープ速度
であり、縦軸は上記大小比較信号の周波数である。な
お、横軸の単位は記録テープ速度に対する再生テープ速
度の倍数である。図16において、特性(1)は記録モ
ードと再生モードが一致している場合、特性(2)は記
録がSPモードで、再生がLPモードの場合、特性
(3)は記録がLPモードで、再生がSPモードの場合
である。これらの図16の特性より再生テープ速度を決
定すれば上記大小比較信号の周波数を検出することで、
記録時のSP/LPモード判別をすることができる。た
だし、特性(1),(2),(3)の各交点での判別は
できないが、判別不能範囲が0倍速から2倍速の範囲の
数点であることと、一般に再生時のテープ速度は記録テ
ープ速度の整数倍に選ばれるので特に問題にはならな
い。以上の原理を用いたSP/LPモード判別機能を有
するトラッキング装置が図14の構成である。
再生速度との比によって決まり、その関係は図16に示
すものとなる。図16において、横軸は再生テープ速度
であり、縦軸は上記大小比較信号の周波数である。な
お、横軸の単位は記録テープ速度に対する再生テープ速
度の倍数である。図16において、特性(1)は記録モ
ードと再生モードが一致している場合、特性(2)は記
録がSPモードで、再生がLPモードの場合、特性
(3)は記録がLPモードで、再生がSPモードの場合
である。これらの図16の特性より再生テープ速度を決
定すれば上記大小比較信号の周波数を検出することで、
記録時のSP/LPモード判別をすることができる。た
だし、特性(1),(2),(3)の各交点での判別は
できないが、判別不能範囲が0倍速から2倍速の範囲の
数点であることと、一般に再生時のテープ速度は記録テ
ープ速度の整数倍に選ばれるので特に問題にはならな
い。以上の原理を用いたSP/LPモード判別機能を有
するトラッキング装置が図14の構成である。
【0053】以下、本発明の第6実施例である図14の
トラッキング装置におけるSP/LPモード判別動作に
ついて説明する。図14において、SP/LPモード判
別動作を行うために設けたブロックは121〜129で
ある。再生時に1〜24,27,29,30までのブロ
ックは、先の図1の実施例で説明した動作と同様の動作
を行う。したがって、スイッチ121に供給される乗算
器17〜20で乗算処理されたfH−BPF13〜16
のフィルタリング出力は、fH−BPF13の出力P2
が再生f2パイロット信号となり、fH−BPF14の
出力P1が再生f1パイロット信号となり、fH−BP
F15の出力P3が再生f3パイロット信号となり、f
H−BPF16の出力P4が再生f4パイロット信号と
なっている。ここで、SP/LPモード判別系のスイッ
チ121は、スイッチ制御回路27より供給されるヘッ
ド切り換え制御信号HSWに同期したスイッチ制御信号
により順次切り換えられ、乗算器17〜20で乗算処理
されたフィルタリング出力をエンベロープ検波回路12
2および123に供給する。この場合、先に説明したト
ラッキング制御系のスイッチ21は両隣接トラックから
のパイロット信号を選択していたが、このSP/LPモ
ード判別系のスイッチ121では、主トラックとその隣
々接トラックからのパイロット信号を選択するようにし
ている。具体的には、エンベロープ検波回路23にP1
→P2→P3→P4→P1の信号が供給され、エンベロ
ープ検波回路24にP3→P4→P1→P2→P3の信
号が供給されている場合には、エンベロープ検波回路1
22にP2→P3→P4→P1→P2の信号が供給さ
れ、エンベロープ検波回路123にP4→P1→P2→
P3→P4の信号が供給される。
トラッキング装置におけるSP/LPモード判別動作に
ついて説明する。図14において、SP/LPモード判
別動作を行うために設けたブロックは121〜129で
ある。再生時に1〜24,27,29,30までのブロ
ックは、先の図1の実施例で説明した動作と同様の動作
を行う。したがって、スイッチ121に供給される乗算
器17〜20で乗算処理されたfH−BPF13〜16
のフィルタリング出力は、fH−BPF13の出力P2
が再生f2パイロット信号となり、fH−BPF14の
出力P1が再生f1パイロット信号となり、fH−BP
F15の出力P3が再生f3パイロット信号となり、f
H−BPF16の出力P4が再生f4パイロット信号と
なっている。ここで、SP/LPモード判別系のスイッ
チ121は、スイッチ制御回路27より供給されるヘッ
ド切り換え制御信号HSWに同期したスイッチ制御信号
により順次切り換えられ、乗算器17〜20で乗算処理
されたフィルタリング出力をエンベロープ検波回路12
2および123に供給する。この場合、先に説明したト
ラッキング制御系のスイッチ21は両隣接トラックから
のパイロット信号を選択していたが、このSP/LPモ
ード判別系のスイッチ121では、主トラックとその隣
々接トラックからのパイロット信号を選択するようにし
ている。具体的には、エンベロープ検波回路23にP1
→P2→P3→P4→P1の信号が供給され、エンベロ
ープ検波回路24にP3→P4→P1→P2→P3の信
号が供給されている場合には、エンベロープ検波回路1
22にP2→P3→P4→P1→P2の信号が供給さ
れ、エンベロープ検波回路123にP4→P1→P2→
P3→P4の信号が供給される。
【0054】エンベロープ検波回路122および123
に供給された主トラックのパイロット信号と隣々接トラ
ックのパイロット信号はエンベロープを検出され、演算
回路125へ出力される。演算回路125は、主トラッ
クのパイロット信号エンベロープレベルと隣々接トラッ
クのパイロット信号エンベロープレベルとの引き算を行
い、その差信号をLPF126を介して不要な高域成分
を除去した後、レベル比較回路127に供給する。レベ
ル比較回路127は上記エンベロープ差信号を所定のレ
ベルと大小比較し、比較出力(ロジックレベルの信号)
を周波数比較回路128に供給する。周波数比較回路1
28には、入力端子129を介してCFG信号(キャプ
スタンのFG信号;テープ速度に比例した周波数信号)
が供給されており、このCFG信号と上記レベル比較出
力の周波数比を検出し、先の図16に示した再生テープ
速度と大小比較信号周波数の関係からSP/LPモード
の判別を行い、判別結果を出力端子124へ出力する。
に供給された主トラックのパイロット信号と隣々接トラ
ックのパイロット信号はエンベロープを検出され、演算
回路125へ出力される。演算回路125は、主トラッ
クのパイロット信号エンベロープレベルと隣々接トラッ
クのパイロット信号エンベロープレベルとの引き算を行
い、その差信号をLPF126を介して不要な高域成分
を除去した後、レベル比較回路127に供給する。レベ
ル比較回路127は上記エンベロープ差信号を所定のレ
ベルと大小比較し、比較出力(ロジックレベルの信号)
を周波数比較回路128に供給する。周波数比較回路1
28には、入力端子129を介してCFG信号(キャプ
スタンのFG信号;テープ速度に比例した周波数信号)
が供給されており、このCFG信号と上記レベル比較出
力の周波数比を検出し、先の図16に示した再生テープ
速度と大小比較信号周波数の関係からSP/LPモード
の判別を行い、判別結果を出力端子124へ出力する。
【0055】以上説明したように、本実施例に依れば4
周波の再生パイロット信号をディジタル的に処理するの
に、AD変換時のサンプリング周波数を上記パイロット
信号の公倍数の周波数にすることにより、サンプリング
データを間引くことで4周波の再生パイロット信号をす
べてfH周波数信号に変換できるので、別個に周波数変
換用乗算回路を設ける必要は無く、回路の小規模化が実
現できる。特に、トラッキング制御と共にSP/LPモ
ードの判別機能を実現する場合にも新たにパイロット信
号の周波数変換回路やBPFを設ける必要が無く、一層
の回路の小規模化が図れる。また、先の実施例と同様に
すべての再生パイロット信号をfH周波数信号に変換で
きるので、3fH−BPFとfH−BPFの特性を合わ
せるなどの考慮は不要になる。さらに、ATFトラッキ
ング制御系やSP/LPモード判別の性能を大きく左右
するfH成分を抽出するBPFやエンベロープ検波回路
等をディジタル回路にて実現でき、アナログ信号処理時
に問題となった構成部品のバラツキや経年変化による特
性劣化を防止することができる。
周波の再生パイロット信号をディジタル的に処理するの
に、AD変換時のサンプリング周波数を上記パイロット
信号の公倍数の周波数にすることにより、サンプリング
データを間引くことで4周波の再生パイロット信号をす
べてfH周波数信号に変換できるので、別個に周波数変
換用乗算回路を設ける必要は無く、回路の小規模化が実
現できる。特に、トラッキング制御と共にSP/LPモ
ードの判別機能を実現する場合にも新たにパイロット信
号の周波数変換回路やBPFを設ける必要が無く、一層
の回路の小規模化が図れる。また、先の実施例と同様に
すべての再生パイロット信号をfH周波数信号に変換で
きるので、3fH−BPFとfH−BPFの特性を合わ
せるなどの考慮は不要になる。さらに、ATFトラッキ
ング制御系やSP/LPモード判別の性能を大きく左右
するfH成分を抽出するBPFやエンベロープ検波回路
等をディジタル回路にて実現でき、アナログ信号処理時
に問題となった構成部品のバラツキや経年変化による特
性劣化を防止することができる。
【0056】本発明の第7実施例を図17により説明す
る。本第7実施例は前述のトラッキング制御系とSP/
LP速度判別系とを時分割処理で行うものである。以下
その動作について説明する。図17は本実施例に係るト
ラッキング装置のブロック図で、同図において、新たに
設けたブロックは130〜134である。その他のブロ
ックは、これまでの実施例で説明した動作と同様の動作
を行う。したがって、スイッチ21に供給される乗算器
17〜20で乗算処理されたfH−BPF13〜16の
フィルタリング出力は、fH−BPF13の出力P2が
再生f2パイロット信号となり、fH−BPF14の出
力P1が再生f1パイロット信号となり、fH−BPF
15の出力P3が再生f3パイロット信号となり、fH
−BPF16の出力P4が再生f4パイロット信号とな
っている。このスイッチ21は、スイッチ制御回路27
より供給されるヘッド切り換え信号HSWに同期したス
イッチ制御信号により順次切り換えられ、乗算器17〜
20のフィルタリング出力をエンベロープ検波回路23
および24に供給する。ここで、スイッチ制御信号は、
時分割でトラッキング制御系と速度判別系の信号を行う
ような信号をスイッチ21に出力する。
る。本第7実施例は前述のトラッキング制御系とSP/
LP速度判別系とを時分割処理で行うものである。以下
その動作について説明する。図17は本実施例に係るト
ラッキング装置のブロック図で、同図において、新たに
設けたブロックは130〜134である。その他のブロ
ックは、これまでの実施例で説明した動作と同様の動作
を行う。したがって、スイッチ21に供給される乗算器
17〜20で乗算処理されたfH−BPF13〜16の
フィルタリング出力は、fH−BPF13の出力P2が
再生f2パイロット信号となり、fH−BPF14の出
力P1が再生f1パイロット信号となり、fH−BPF
15の出力P3が再生f3パイロット信号となり、fH
−BPF16の出力P4が再生f4パイロット信号とな
っている。このスイッチ21は、スイッチ制御回路27
より供給されるヘッド切り換え信号HSWに同期したス
イッチ制御信号により順次切り換えられ、乗算器17〜
20のフィルタリング出力をエンベロープ検波回路23
および24に供給する。ここで、スイッチ制御信号は、
時分割でトラッキング制御系と速度判別系の信号を行う
ような信号をスイッチ21に出力する。
【0057】トラッキング制御系の信号を発生するに
は、例えば、図18に示すように磁気ヘッド2がf2パ
イロット信号が記録されているトラックを走査している
場合には、エンベロープ検波回路23にはP1信号、す
なわち先行隣接トラックのf1パイロット信号を供給
し、エンベロープ検波回路24にはP3信号、すなわち
後行隣接トラックのf3パイロット信号を供給する。そ
して、磁気テープの走行と共に走査トラックが、f2→
f3→f4→f1→f2となるにしたがって、エンベロ
ープ検波回路23にはP1→P2→P3→P4→P1の
信号を供給し、エンベロープ検波回路24にはP3→P
4→P1→P2→P3の信号を供給する。従ってこの場
合、エンベロープ検波回路23には常に先行隣接トラッ
クのパイロット信号を供給し、エンベロープ検波回路2
4には後行隣接トラックのパイロット信号を供給するこ
とになる。これは前記第1実施例と同じであるが、時分
割で速度判別を行う場合、あるタイミングでは、速度判
別のための信号を発生させるためにスイッチ21を切り
換える必要がある。トラッキング制御系の場合、スイッ
チ21は両隣接トラックからのパイロット信号を選択し
ていたが、SP/LP速度判別系の場合では、前記した
ように主トラックとその隣々接トラックからのパイロッ
ト信号を選択する必要がある。具体的には、図18に示
すように磁気ヘッド2が先と同じくf2パイロット信号
が記録されているトラックを走査している場合には、エ
ンベロープ検波回路23にP2→P3→P4→P1→P
2の信号を供給し、エンベロープ検波回路24にP4→
P1→P2→P3→P4の信号を供給するようにされ
る。従ってこの場合、エンベロープ検波回路23には常
に走査トラック(主トラック)のパイロット信号を供給
し、エンベロープ検波回路24には走査トラック(主ト
ラック)の隣々接トラックのパイロット信号を供給する
ことになる。
は、例えば、図18に示すように磁気ヘッド2がf2パ
イロット信号が記録されているトラックを走査している
場合には、エンベロープ検波回路23にはP1信号、す
なわち先行隣接トラックのf1パイロット信号を供給
し、エンベロープ検波回路24にはP3信号、すなわち
後行隣接トラックのf3パイロット信号を供給する。そ
して、磁気テープの走行と共に走査トラックが、f2→
f3→f4→f1→f2となるにしたがって、エンベロ
ープ検波回路23にはP1→P2→P3→P4→P1の
信号を供給し、エンベロープ検波回路24にはP3→P
4→P1→P2→P3の信号を供給する。従ってこの場
合、エンベロープ検波回路23には常に先行隣接トラッ
クのパイロット信号を供給し、エンベロープ検波回路2
4には後行隣接トラックのパイロット信号を供給するこ
とになる。これは前記第1実施例と同じであるが、時分
割で速度判別を行う場合、あるタイミングでは、速度判
別のための信号を発生させるためにスイッチ21を切り
換える必要がある。トラッキング制御系の場合、スイッ
チ21は両隣接トラックからのパイロット信号を選択し
ていたが、SP/LP速度判別系の場合では、前記した
ように主トラックとその隣々接トラックからのパイロッ
ト信号を選択する必要がある。具体的には、図18に示
すように磁気ヘッド2が先と同じくf2パイロット信号
が記録されているトラックを走査している場合には、エ
ンベロープ検波回路23にP2→P3→P4→P1→P
2の信号を供給し、エンベロープ検波回路24にP4→
P1→P2→P3→P4の信号を供給するようにされ
る。従ってこの場合、エンベロープ検波回路23には常
に走査トラック(主トラック)のパイロット信号を供給
し、エンベロープ検波回路24には走査トラック(主ト
ラック)の隣々接トラックのパイロット信号を供給する
ことになる。
【0058】このように、エンベロープ検波回路23お
よび24は、それぞれトラッキング制御系の場合、先行
隣接トラックのパイロット信号と後行隣接トラックのパ
イロット信号のエンベロープを検出し、SP/LP速度
判別系の場合は、走査トラックのパイロット信号とその
隣々接トラックのパイロット信号のエンベロープを検出
する。そして、検出した信号は演算回路22へ出力す
る。
よび24は、それぞれトラッキング制御系の場合、先行
隣接トラックのパイロット信号と後行隣接トラックのパ
イロット信号のエンベロープを検出し、SP/LP速度
判別系の場合は、走査トラックのパイロット信号とその
隣々接トラックのパイロット信号のエンベロープを検出
する。そして、検出した信号は演算回路22へ出力す
る。
【0059】演算回路22では、トラッキング制御系の
場合、先行隣接トラックのパイロット信号エンベロープ
レベルと後行隣接トラックのパイロット信号エンベロー
プレベルとの引き算を行い、その差信号をスイッチ13
2へ供給する。このスイッチ132に供給されるエンベ
ロープの差信号がトラッキングエラー信号となってい
る。
場合、先行隣接トラックのパイロット信号エンベロープ
レベルと後行隣接トラックのパイロット信号エンベロー
プレベルとの引き算を行い、その差信号をスイッチ13
2へ供給する。このスイッチ132に供給されるエンベ
ロープの差信号がトラッキングエラー信号となってい
る。
【0060】またSP/LP速度判別系(判別信号系)
の場合、走査トラックのパイロット信号エンベロープレ
ベルと隣々接トラックのパイロット信号エンベロープレ
ベルとの引き算を行い、その差信号をスイッチ132に
供給する。このスイッチ132に供給されるエンベロー
プの差信号が判別信号となっている。
の場合、走査トラックのパイロット信号エンベロープレ
ベルと隣々接トラックのパイロット信号エンベロープレ
ベルとの引き算を行い、その差信号をスイッチ132に
供給する。このスイッチ132に供給されるエンベロー
プの差信号が判別信号となっている。
【0061】上記スイッチ132では、スイッチ制御回
路27からの選択信号により時分割処理されたトラッキ
ング系の信号または判別信号系の信号を選択する。スイ
ッチ132により選択されたトラッキング系の信号はL
PF−A130に供給され、また、スイッチ132によ
り選択された判別信号系の信号はLPF−B131に供
給される。信号によって異なるLPFを用いるのは、ト
ラッキング系の信号と、判別系の信号の帯域が異なるた
め、演算した後にトラッキング制御または速度判別に不
要な高域成分を除去する際のLPFの帯域も異なるから
である。そのため、スイッチ132はトラッキング系の
信号の場合と判別系の信号の場合とでスイッチ制御回路
27からの信号により、帯域の違うLPFを通過するよ
うに信号を切り替えている。
路27からの選択信号により時分割処理されたトラッキ
ング系の信号または判別信号系の信号を選択する。スイ
ッチ132により選択されたトラッキング系の信号はL
PF−A130に供給され、また、スイッチ132によ
り選択された判別信号系の信号はLPF−B131に供
給される。信号によって異なるLPFを用いるのは、ト
ラッキング系の信号と、判別系の信号の帯域が異なるた
め、演算した後にトラッキング制御または速度判別に不
要な高域成分を除去する際のLPFの帯域も異なるから
である。そのため、スイッチ132はトラッキング系の
信号の場合と判別系の信号の場合とでスイッチ制御回路
27からの信号により、帯域の違うLPFを通過するよ
うに信号を切り替えている。
【0062】LPF−A130を通過したトラッキング
制御系の信号は、DAコンバ−タ31によりアナログ信
号に変換され出力端子33を介して出力される。アナロ
グ信号となったトラッキングエラーと判別の信号は、先
の図18に示したように、キャプスタン速度制御回路3
9より供給される速度エラー信号と加算され、モータド
ライバ37に供給される。これにより、キャプスタン3
5は一定速回転の所定の位相で回転され、トラッキング
制御が行われる。なお、出力端子34はディジタル出力
が直接出力されているが、これはキャプスタン速度制御
回路39および加算回路40がマイクロコンピュータ等
で構成される場合には、トラッキングエラーと速度判別
の信号との加算はディジタル処理として行われるので、
このような場合にも対応するようにしたものである。
制御系の信号は、DAコンバ−タ31によりアナログ信
号に変換され出力端子33を介して出力される。アナロ
グ信号となったトラッキングエラーと判別の信号は、先
の図18に示したように、キャプスタン速度制御回路3
9より供給される速度エラー信号と加算され、モータド
ライバ37に供給される。これにより、キャプスタン3
5は一定速回転の所定の位相で回転され、トラッキング
制御が行われる。なお、出力端子34はディジタル出力
が直接出力されているが、これはキャプスタン速度制御
回路39および加算回路40がマイクロコンピュータ等
で構成される場合には、トラッキングエラーと速度判別
の信号との加算はディジタル処理として行われるので、
このような場合にも対応するようにしたものである。
【0063】一方、LPF−B131を通過した判別信
号は、比較器134で信号レベルのロジックレベルが高
いか低いかを比較した後、ロジックレベルになった判別
信号をスイッチ132が出力している間にラッチ回路1
34でラッチして、これを出力端子120に出力する。
そして、出力端子120からの判別信号を、システムコ
ントロール(シスコン)に入力し、このシスコンにおい
て速度(SP/LP)が判別される。
号は、比較器134で信号レベルのロジックレベルが高
いか低いかを比較した後、ロジックレベルになった判別
信号をスイッチ132が出力している間にラッチ回路1
34でラッチして、これを出力端子120に出力する。
そして、出力端子120からの判別信号を、システムコ
ントロール(シスコン)に入力し、このシスコンにおい
て速度(SP/LP)が判別される。
【0064】速度判別は前述のように走査トラックと隣
々接トラックより抽出するパイロット信号の大小比較信
号の周波数と、記録速度と再生速度との比によって決ま
り、その関係は前記図16に示すものとなる。しかし、
時分割処理を行った場合においては必ずしもすべての場
合が判別できる訳ではないが、等速(1倍速)で再生さ
れる場合のみで考えると、図16の特性(1),特性
(2),特性(3)において、1倍速における大小比較
信号の周波数によって再生テープ速度を決定すれば、上
記大小比較信号の周波数を検出することで記録時のSP
/LPモード判別をすることができる。また、奇数倍速
においては、大小比較信号の折返り成分により記録時の
SP/LPモード判別をすることができる。
々接トラックより抽出するパイロット信号の大小比較信
号の周波数と、記録速度と再生速度との比によって決ま
り、その関係は前記図16に示すものとなる。しかし、
時分割処理を行った場合においては必ずしもすべての場
合が判別できる訳ではないが、等速(1倍速)で再生さ
れる場合のみで考えると、図16の特性(1),特性
(2),特性(3)において、1倍速における大小比較
信号の周波数によって再生テープ速度を決定すれば、上
記大小比較信号の周波数を検出することで記録時のSP
/LPモード判別をすることができる。また、奇数倍速
においては、大小比較信号の折返り成分により記録時の
SP/LPモード判別をすることができる。
【0065】以上説明したように、本実施例に依ればト
ラッキング制御と共にSP/LPモードの判別機能を時
分割に行う場合にも新たにパイロット信号の周波数変換
回路やBPFを設ける必要が無く、一層の回路の小規模
化が図れる。また、先の実施例と同様にすべての再生パ
イロット信号をfH周波数信号に変換できるので、3f
H−BPFとfH−BPFの特性を合わせるなどの考慮
は不要になる。さらに、ATFトラッキング制御系やS
P/LPモード判別の性能を大きく左右するfH成分を
抽出するBPFやエンベロープ検波回路等をディジタル
回路にて実現でき、アナログ信号処理時に問題となった
構成部品のバラツキや経年変化による特性劣化を防止す
ることができる。
ラッキング制御と共にSP/LPモードの判別機能を時
分割に行う場合にも新たにパイロット信号の周波数変換
回路やBPFを設ける必要が無く、一層の回路の小規模
化が図れる。また、先の実施例と同様にすべての再生パ
イロット信号をfH周波数信号に変換できるので、3f
H−BPFとfH−BPFの特性を合わせるなどの考慮
は不要になる。さらに、ATFトラッキング制御系やS
P/LPモード判別の性能を大きく左右するfH成分を
抽出するBPFやエンベロープ検波回路等をディジタル
回路にて実現でき、アナログ信号処理時に問題となった
構成部品のバラツキや経年変化による特性劣化を防止す
ることができる。
【0066】加えて、fH−BPFの出力レベルを検知
して、レベルを自動的に制御するようにしているので、
ヘッドの取付けや、テープの種類、回路の周波数特性に
依って生じる再生パイロット信号の固定的な出力レベル
のバラツキを無くすることができる。これによりトラッ
キングの際にパイロット信号の固定的なレベルのバラツ
キによって発生する、15Hz及び、その高調波成分の
外乱を抑制することができる。
して、レベルを自動的に制御するようにしているので、
ヘッドの取付けや、テープの種類、回路の周波数特性に
依って生じる再生パイロット信号の固定的な出力レベル
のバラツキを無くすることができる。これによりトラッ
キングの際にパイロット信号の固定的なレベルのバラツ
キによって発生する、15Hz及び、その高調波成分の
外乱を抑制することができる。
【0067】さらに、時分割でトラッキングエラー信号
と判別信号を発生するため、判別信号用のために、新た
に回路を設ける必要は無く、回路規模の削減が図れる。
また、演算したトラッキングエラー信号と判別信号は帯
域が異なるが、高域不要成分を除去するLPFを別個に
設けているので、お互いの帯域に制限されること無く、
充分な高域成分の除去が行える。
と判別信号を発生するため、判別信号用のために、新た
に回路を設ける必要は無く、回路規模の削減が図れる。
また、演算したトラッキングエラー信号と判別信号は帯
域が異なるが、高域不要成分を除去するLPFを別個に
設けているので、お互いの帯域に制限されること無く、
充分な高域成分の除去が行える。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
ATFトラッキング制御系を、小規模の回路構成にてデ
ィジタル信号処理化することにより高集積化を可能とす
るとともに、構成部品のバラツキや経年変化による性能
劣化の無い高性能なトラッキング装置を実現することが
できる。さらに長時間記録(LP)モードを有する磁気
記録再生装置に適用する場合においても、SP/LPモ
ードの判別機能を実現する場合に、新たにパイロット信
号の周波数変換回路やBPFを設ける必要が無く一層の
回路の小規模化が実現できる。
ATFトラッキング制御系を、小規模の回路構成にてデ
ィジタル信号処理化することにより高集積化を可能とす
るとともに、構成部品のバラツキや経年変化による性能
劣化の無い高性能なトラッキング装置を実現することが
できる。さらに長時間記録(LP)モードを有する磁気
記録再生装置に適用する場合においても、SP/LPモ
ードの判別機能を実現する場合に、新たにパイロット信
号の周波数変換回路やBPFを設ける必要が無く一層の
回路の小規模化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るトラッキング装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1のデータ間引き回路による間引き後の再生
パイロット折り返し信号周波数を示す説明図である。
パイロット折り返し信号周波数を示す説明図である。
【図3】図1のレベル補償回路の1例を示すブロック図
である。
である。
【図4】再生パイロット信号のレベル差を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】再生パイロット信号のレベル差に起因する15
Hz成分の発生例等を示す説明図である。
Hz成分の発生例等を示す説明図である。
【図6】図1のディジタルBPF(fH−BPF)の1
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図7】図1のエンベロ−プ検波回路の1例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るトラッキング装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図9】本発明の第3実施例に係るトラッキング装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図10】本発明の第3実施例による動作を説明するた
めの各部の出力波形等を示す説明図である。
めの各部の出力波形等を示す説明図である。
【図11】本発明の第4実施例に係るトラッキング装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図12】本発明の第5実施例に係るトラッキング装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図13】本発明の第5実施例によるサンプルホールド
パルスの例を示す説明図である。
パルスの例を示す説明図である。
【図14】本発明の第6実施例に係るトラッキング装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図15】トラックパターンとヘッド軌跡との関係を示
す説明図である。
す説明図である。
【図16】再生時のテープ速度に対する大小比較信号周
波数の関係を示す説明図である。
波数の関係を示す説明図である。
【図17】本発明の第7実施例に係るトラッキング装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図18】従来のATF方式トラッキング装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
6 サンプルホールド回路 7 ADコンバータ 8 クロック発生器 9〜12 データ間引き回路 13〜16 ディジタルBPF(ディジタルfH−BP
F) 17〜20 乗算器 21,121 スイッチ 23〜26,122,123 エンベロープ検波回路 22,125 演算回路 27 スイッチ制御回路 29 レベル補償回路 39 キャプスタン速度制御回路 75 遅延回路 76 リセット回路 77 エッジ検出回路 78 サンプルホールド回路 79 タイミング制御回路 95,96 絶対値変換回路 97,98 大小比較回路 127 レベル比較回路 128 周波数比較回路
F) 17〜20 乗算器 21,121 スイッチ 23〜26,122,123 エンベロープ検波回路 22,125 演算回路 27 スイッチ制御回路 29 レベル補償回路 39 キャプスタン速度制御回路 75 遅延回路 76 リセット回路 77 エッジ検出回路 78 サンプルホールド回路 79 タイミング制御回路 95,96 絶対値変換回路 97,98 大小比較回路 127 レベル比較回路 128 周波数比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三邊 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が循環的に記録されてい
る磁気記録媒体から、再生時に磁気ヘッドが走査すべき
トラックの両隣接トラックから再生されるパイロット信
号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキ
ング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD
(アナログディジタル)変換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のレベルを検出するレベル検知手段と、 該抽出して検知した再生パイロット信号のレベルからト
ラック走査周期に関連した各パイロット信号の固定的な
信号レベルのバラツキ量を補償するように、ディジタル
フィルタの出力値をレベル調整するレベル調整手段と、 該レベル調整手段により補償されたディジタルフィルタ
の出力によりトラッキングエラー信号を発生する演算手
段と、により構成され、上記演算手段の出力をテープ駆
動手段に帰還するようにしたことを特徴とするトラッキ
ング装置。 - 【請求項2】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が循環的に記録されてい
る磁気記録媒体から、再生時に磁気ヘッドが走査すべき
トラックの両隣接トラックから再生されるパイロット信
号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキ
ング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD変
換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のピークレベルを検波するピーク検波手段と、 該抽出して検波した再生パイロット信号のレベルからト
ラック走査周期に関連した各パイロット信号の固定的な
信号レベルのバラツキ量を補償するように、ディジタル
フィルタの出力値をレベル調整するレベル調整手段と、 上記ピーク検波手段の出力によりトラッキングエラー信
号を発生する演算手段と、により構成され、上記演算手
段の出力をテープ駆動手段に帰還するようにしたことを
特徴とするトラッキング装置。 - 【請求項3】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が循環的に記録されてい
る磁気記録媒体から、再生時に磁気ヘッドが走査すべき
トラックの両隣接トラックから再生されるパイロット信
号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキ
ング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD変
換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のピークレベルを検波するピーク検波手段と、 トラック走査周期に同期したヘッド切り換え制御信号
(HSW)が変化する毎に上記ディジタルフィルタにリ
セットをかける手段と、 トラッキングエラー信号を発生させるために上記ピーク
検波手段より出力する信号を選択する手段と、 上記ピーク検波手段より入力する信号の選択を制御する
信号と上記ピーク検波手段より入力する信号とのタイミ
ングを合わす手段と、 上記信号を選択する手段の出力によりトラッキングエラ
ー信号を発生する演算手段と、により構成され、上記演
算手段の出力をテープ駆動手段に帰還するようにしたこ
とを特徴とするトラッキング装置。 - 【請求項4】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が循環的に記録されてい
る磁気記録媒体から、再生時に磁気ヘッドが走査すべき
トラックの両隣接トラックから再生されるパイロット信
号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキ
ング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD変
換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のピークレベルを検波するピーク検波手段と、 トラッキングエラー信号を発生させるために上記ピーク
検波手段より出力する信号を選択する手段と、 上記ピーク検波手段より入力する信号の選択を制御する
信号と上記ピーク検波手段より入力する信号とのタイミ
ングを合わす手段と、 上記信号を選択する手段の出力によりトラッキングエラ
ー信号を発生する演算手段と、 トラック走査周期に同期したヘッド切り換え制御信号
(HSW)のエッジを検出する手段と、 上記エッジの部分でトラッキングエラー信号をサンプル
ホールドする手段と、により構成され、上記演算手段の
出力をテープ駆動手段に帰還するようにしたことを特徴
とするトラッキング装置。 - 【請求項5】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が映像信号に多重され循
環的に記録されている磁気記録媒体から、再生時に磁気
ヘッドが走査すべきトラックの両隣接トラックから再生
されるパイロット信号のレベル差に応じてトラッキング
制御を行うトラッキング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD変
換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のピークレベルを検波するピーク検波手段と、 該ピーク検波手段の出力によりトラッキングエラー信号
を発生する演算手段と、 該演算手段の出力を映像信号の垂直ブランキング期間中
にサンプルホールドするサンプルホールド手段と、によ
り構成され、上記サンプルホールド手段の出力をテープ
駆動手段に帰還するようにしたことを特徴とするトラッ
キング装置。 - 【請求項6】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が循環的に記録されてい
る磁気記録媒体から、再生時に磁気ヘッドが走査すべき
トラックの両隣接トラックから再生されるパイロット信
号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキ
ング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD変
換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のピークレベルを検波するピーク検波手段と、 該抽出して検波した再生パイロット信号のレベルからト
ラック走査周期に関連した各パイロット信号の固定的な
信号レベルのバラツキ量を補償するように、上記ディジ
タルフィルタの出力値をレベル調整するレベル調整手段
と、 上記ディジタルフィルタの出力により速度判別信号を発
生する演算手段と、により構成され、上記演算手段より
出力される磁気ヘッドの走査に応じた所定の再生パイロ
ット信号のレベル変動周波数を検出することにより、記
録時のテープ速度を判別するようにしたことを特徴とす
るトラッキング装置。 - 【請求項7】 ヘリカル走査により形成されるトラック
に順次4周波のパイロット信号が循環的に記録されてい
る磁気記録媒体から、再生時に磁気ヘッドが走査すべき
トラックの両隣接トラックから再生されるパイロット信
号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキ
ング装置において、 再生パイロット信号をディジタル信号に変換するAD変
換手段と、 該AD変換手段の出力から所定の再生パイロット信号を
抽出するディジタルフィルタと、 該ディジタルフィルタにより抽出された再生パイロット
信号のピークレベルを検波するピーク検波手段と、 該抽出して検波した再生パイロット信号のレベルからト
ラック走査周期に関連した各パイロット信号の固定的な
信号レベルのバラツキ量を補償するように、上記ディジ
タルフィルタの出力値をレベル調整するレベル調整手段
と、 上記ピーク検波手段の出力によりトラッキングエラー信
号とテープ速度判別信号を時分割に発生する演算手段
と、 上記の時分割に発生したトラッキングエラー信号とテー
プ速度判別信号の出力を切り換える演算手段と、 該演算手段の出力の不要高域成分を抑制するトラッキン
グエラー信号用の第1のLPF(低域通過フィルタ)手
段と、 上記演算手段の出力の不要高域成分を抑制するテープ速
度判別信号用の第2のLPF手段と、により構成され、
上記第1のLPF手段の出力をテープ駆動手段に帰還す
るようにし、また、上記第2のLPF手段より出力され
る磁気ヘッドの走査に応じた所定の再生パイロット信号
のレベル変動周波数を検出することにより、記録時のテ
ープ速度を判別するようにしたことを特徴とするトラッ
キング装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至7記載において、前記A/
D変換のサンプリング周波数は、4周波のパイロット信
号の公倍数であることを特徴とするトラッキング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122100A JPH05314594A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トラッキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122100A JPH05314594A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トラッキング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314594A true JPH05314594A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14827649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122100A Pending JPH05314594A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | トラッキング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05314594A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0767453A1 (en) * | 1995-10-02 | 1997-04-09 | Aiwa Co., Ltd. | ATF sync timing |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4122100A patent/JPH05314594A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0767453A1 (en) * | 1995-10-02 | 1997-04-09 | Aiwa Co., Ltd. | ATF sync timing |
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