JPH0531464Y2 - - Google Patents
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- JPH0531464Y2 JPH0531464Y2 JP12664985U JP12664985U JPH0531464Y2 JP H0531464 Y2 JPH0531464 Y2 JP H0531464Y2 JP 12664985 U JP12664985 U JP 12664985U JP 12664985 U JP12664985 U JP 12664985U JP H0531464 Y2 JPH0531464 Y2 JP H0531464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- coil spring
- frame
- closed
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は換気扇自体の風圧によつてシヤツタを
開閉するタイプの換気扇に関するものである。
開閉するタイプの換気扇に関するものである。
従来の技術
従来、この種の換気扇は、一般に第8図に示す
ような構成であつた。すなわち換気扇本体101
は後部に、外枠を形成する枠体102の開口を開
閉する複数のシヤツタ103を備え、このシヤツ
タ103は枠体102に立てられた複数の支持棒
104を支点として回動自在に設けられている。
前記各シヤツタ103は一本のシヤツタ連結金具
105と可動的に連結されており、常に連動して
回転動作を行うようになつている。また、枠体1
02内にはモータ106と、羽根107を配設し
ている。
ような構成であつた。すなわち換気扇本体101
は後部に、外枠を形成する枠体102の開口を開
閉する複数のシヤツタ103を備え、このシヤツ
タ103は枠体102に立てられた複数の支持棒
104を支点として回動自在に設けられている。
前記各シヤツタ103は一本のシヤツタ連結金具
105と可動的に連結されており、常に連動して
回転動作を行うようになつている。また、枠体1
02内にはモータ106と、羽根107を配設し
ている。
上記構成においてモータ106に通電すると羽
根107が回り始め、それによつて起つた風圧に
よりシヤツタ103は支持棒104を支点として
開こうとするが、シヤツタ103自体の自重があ
るためにシヤツタ103はわずかしか開かない。
そこでシヤツタ連結金具105自体の重量の大き
いものを使用して風圧による開く力に加えてシヤ
ツタ連結金具105の重量による開き方向のモー
メントが、シヤツタ103の自重による閉まり方
向のモーメントに打ち勝つて、第8図に示すよう
にシヤツタ103が開いて室内の汚れた空気が換
気され、モータ106の通電を切ると羽根107
の回転が止まり、風圧による開き力が次第に弱く
なり、シヤツタ103の自重による閉まり方向の
モーメントがシヤツタ連結金具105の自重によ
る開き方向のモーメントに打ち勝つてシヤツタ1
03は閉じる。それにより外風が吹きつけて換気
扇本体1から室内に入ろうとする風はシヤツタ1
03により防ぐことができるという構成となつて
いた。
根107が回り始め、それによつて起つた風圧に
よりシヤツタ103は支持棒104を支点として
開こうとするが、シヤツタ103自体の自重があ
るためにシヤツタ103はわずかしか開かない。
そこでシヤツタ連結金具105自体の重量の大き
いものを使用して風圧による開く力に加えてシヤ
ツタ連結金具105の重量による開き方向のモー
メントが、シヤツタ103の自重による閉まり方
向のモーメントに打ち勝つて、第8図に示すよう
にシヤツタ103が開いて室内の汚れた空気が換
気され、モータ106の通電を切ると羽根107
の回転が止まり、風圧による開き力が次第に弱く
なり、シヤツタ103の自重による閉まり方向の
モーメントがシヤツタ連結金具105の自重によ
る開き方向のモーメントに打ち勝つてシヤツタ1
03は閉じる。それにより外風が吹きつけて換気
扇本体1から室内に入ろうとする風はシヤツタ1
03により防ぐことができるという構成となつて
いた。
考案が解決しようとする課題
このような従来の構成では、シヤツタ103を
アルミなどの比重の小さいものを使用していても
シヤツタ103の自重による閉まり方向のモーメ
ントを越える重量を有するシヤツタ連結金具10
5は非常に重く大きなものとなつていた。まして
鋼板製のシヤツタ103を使用することを考える
と、アルミ製のものに比べて2倍以上の重量のシ
ヤツタ連結金具105が必要となり、大きさ、重
さの面で非常に困難となつていた。しかし、一方
アルミ製のシヤツタ103は鋼板製のシヤツタ1
03に比べて非常に高価となるため換気扇本体1
01全体のコストアツプの要因となつていた。ま
たこの種の風圧でシヤツタ103を開閉するタイ
プの換気扇は換気扇停止時のシヤツタ103が閉
じているときに外風のわずかな変動があつてもそ
れに対応してシヤツタ103が動き、シヤツタ1
03と枠体102の当たる音が非常に耳ざわりで
その騒音が課題となつていた。
アルミなどの比重の小さいものを使用していても
シヤツタ103の自重による閉まり方向のモーメ
ントを越える重量を有するシヤツタ連結金具10
5は非常に重く大きなものとなつていた。まして
鋼板製のシヤツタ103を使用することを考える
と、アルミ製のものに比べて2倍以上の重量のシ
ヤツタ連結金具105が必要となり、大きさ、重
さの面で非常に困難となつていた。しかし、一方
アルミ製のシヤツタ103は鋼板製のシヤツタ1
03に比べて非常に高価となるため換気扇本体1
01全体のコストアツプの要因となつていた。ま
たこの種の風圧でシヤツタ103を開閉するタイ
プの換気扇は換気扇停止時のシヤツタ103が閉
じているときに外風のわずかな変動があつてもそ
れに対応してシヤツタ103が動き、シヤツタ1
03と枠体102の当たる音が非常に耳ざわりで
その騒音が課題となつていた。
本考案はこのような課題を解決するもので、安
価で重量のある鋼板製のシヤツタを、重く、大き
なシヤツタ連結金具を用いずに、そしてシヤツタ
閉時においての外風の変動によるシヤツタのバタ
ツキを減じることを目的とするものである。
価で重量のある鋼板製のシヤツタを、重く、大き
なシヤツタ連結金具を用いずに、そしてシヤツタ
閉時においての外風の変動によるシヤツタのバタ
ツキを減じることを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、枠体2に
開閉自在に設けられたシヤツタ3と、このシヤツ
タ3と可動的に連結されたシヤツタ連結金具5
と、コイル部およびコイル部の両端にそれぞれ形
成された直線部分からなり前記直線部分を前記枠
体2と前記シヤツタ連結金具5とに係止して架設
されたコイルバネ8とを備え、前記コイルバネ8
は、前記直線部分を無負荷時状態より互いに近づ
く位置に弾性変形させ常に拡開方向に付勢した状
態で停止され、前記シヤツタ連結金具5を下方へ
移動させて前記シヤツタ3を開放させるととも
に、前記シヤツタ3の閉鎖時に、前記コイルバネ
8の前記シヤツタ連結金具5における係止部が、
この係止部のシヤツタ3開閉時の仮想回転中心と
前記コイルバネ8の前記枠体2における係止部と
を結ぶ直線よりわずかに上方に位置してなる換気
扇の構成としたものである。
開閉自在に設けられたシヤツタ3と、このシヤツ
タ3と可動的に連結されたシヤツタ連結金具5
と、コイル部およびコイル部の両端にそれぞれ形
成された直線部分からなり前記直線部分を前記枠
体2と前記シヤツタ連結金具5とに係止して架設
されたコイルバネ8とを備え、前記コイルバネ8
は、前記直線部分を無負荷時状態より互いに近づ
く位置に弾性変形させ常に拡開方向に付勢した状
態で停止され、前記シヤツタ連結金具5を下方へ
移動させて前記シヤツタ3を開放させるととも
に、前記シヤツタ3の閉鎖時に、前記コイルバネ
8の前記シヤツタ連結金具5における係止部が、
この係止部のシヤツタ3開閉時の仮想回転中心と
前記コイルバネ8の前記枠体2における係止部と
を結ぶ直線よりわずかに上方に位置してなる換気
扇の構成としたものである。
作 用
この構成により、モータに通電すると羽根が回
転し、それによつて起つた風圧とコイルバネの力
により、鋼板製のシヤツタであつてもその閉まり
方向のモーメントに打ち勝つだけのモーメントを
得るコイルバネの形状であるため、シヤツタを開
くことができ、またモータの通電を切ると羽根は
回転が止まつて風圧による開き力がなくなり、シ
ヤツタの自重による閉まり方向のモーメントがコ
イルバネの開き方向のモーメントに打ち勝つてシ
ヤツタは閉じる。この閉じた時にコイルバネは、
逆に、外風の変動によつてシヤツタを開く方向の
力が作用すると、シヤツタを閉じる方向に作用す
るため、シヤツタが枠体にばたつくように当たる
のを防ぐこととなる。
転し、それによつて起つた風圧とコイルバネの力
により、鋼板製のシヤツタであつてもその閉まり
方向のモーメントに打ち勝つだけのモーメントを
得るコイルバネの形状であるため、シヤツタを開
くことができ、またモータの通電を切ると羽根は
回転が止まつて風圧による開き力がなくなり、シ
ヤツタの自重による閉まり方向のモーメントがコ
イルバネの開き方向のモーメントに打ち勝つてシ
ヤツタは閉じる。この閉じた時にコイルバネは、
逆に、外風の変動によつてシヤツタを開く方向の
力が作用すると、シヤツタを閉じる方向に作用す
るため、シヤツタが枠体にばたつくように当たる
のを防ぐこととなる。
実施例
以下、本発明の一実施例について、第1図〜第
7図を参照しながら説明する。
7図を参照しながら説明する。
第1図および第2図に示すように、1は換気扇
本体であり、その外枠を形成する枠体2の後部に
は、枠体2の開口を開閉する複数のシヤツタ3を
設けている。このシヤツタ3のアーム部は枠体2
の内側に立てられた複数の支持棒4で支持され、
支持棒4を支点としてシヤツタ3は回動自在にな
つている。各シヤツタ3のアーム部の後端は、枠
体2の内側に縦方向に配設された一体のシヤツタ
連結金具5と可動的に連結されている。したがつ
て各シヤツタ3は常に連動して同じ回動動作を行
う。前記枠体2内には羽根7と、この羽根7を回
転させるモータ6が配設してある。前記シヤツタ
連結金具5と枠体2の上部間にはコイルバネ8を
架設している。このコイルバネ8は、コイル部分
の両端にそれぞれ直線部分を有し、その直線部分
が第3図に示すC点の無負荷時の位置より互いに
近づく形状に、ほぼコイル部分との境界部で弾性
変形され、常に拡開方向に付勢した状態で係止さ
れて、シヤツタ連結金具5を下方へ移動させてシ
ヤツタ3を開放させるように架設されている。
本体であり、その外枠を形成する枠体2の後部に
は、枠体2の開口を開閉する複数のシヤツタ3を
設けている。このシヤツタ3のアーム部は枠体2
の内側に立てられた複数の支持棒4で支持され、
支持棒4を支点としてシヤツタ3は回動自在にな
つている。各シヤツタ3のアーム部の後端は、枠
体2の内側に縦方向に配設された一体のシヤツタ
連結金具5と可動的に連結されている。したがつ
て各シヤツタ3は常に連動して同じ回動動作を行
う。前記枠体2内には羽根7と、この羽根7を回
転させるモータ6が配設してある。前記シヤツタ
連結金具5と枠体2の上部間にはコイルバネ8を
架設している。このコイルバネ8は、コイル部分
の両端にそれぞれ直線部分を有し、その直線部分
が第3図に示すC点の無負荷時の位置より互いに
近づく形状に、ほぼコイル部分との境界部で弾性
変形され、常に拡開方向に付勢した状態で係止さ
れて、シヤツタ連結金具5を下方へ移動させてシ
ヤツタ3を開放させるように架設されている。
そしてシヤツタ3を開閉動作させると、第4図
に示すようにシヤツタ3とシヤツタ連結金具5と
の連結点は、支持棒4を中心として円弧状の軌跡
を描く。一方このとき、コイルバネ8のシヤツタ
連結金具での係止部も、仮想回転中心0から上記
円弧状の軌跡と同じ曲率半径で円弧状の軌跡を描
き、この係止部は、シヤツタ3を閉じたとき、コ
イルバネ8の枠体2での係止部と上記仮想回転中
心0を結ぶ直線Lよりわずかに上方に位置してい
る。したがつてこの係止部は、シヤツタ3の閉鎖
直前の開放時に、コイルバネ8の枠体2での係止
部にもつとも近づくこととなる。
に示すようにシヤツタ3とシヤツタ連結金具5と
の連結点は、支持棒4を中心として円弧状の軌跡
を描く。一方このとき、コイルバネ8のシヤツタ
連結金具での係止部も、仮想回転中心0から上記
円弧状の軌跡と同じ曲率半径で円弧状の軌跡を描
き、この係止部は、シヤツタ3を閉じたとき、コ
イルバネ8の枠体2での係止部と上記仮想回転中
心0を結ぶ直線Lよりわずかに上方に位置してい
る。したがつてこの係止部は、シヤツタ3の閉鎖
直前の開放時に、コイルバネ8の枠体2での係止
部にもつとも近づくこととなる。
上記構成において、モータ6に通電すると羽根
7が回り始め、それによつて起つた風圧によりシ
ヤツタ3は支持棒4を支点として開こうとする
が、これだけではシヤツタ3自体の自重があるた
めにシヤツタ3はわずかしか開かないが、直線部
分を有したコイルバネ8をシヤツタ連結金具5と
枠体2間に架設しているため、このコイルバネ8
がシヤツタ連結金具5を下方へ移動させてシヤツ
タ3に開き方向のモーメントを与え、シヤツタ3
をそれ以上開かせ所定の角度(約60°)まで開く。
7が回り始め、それによつて起つた風圧によりシ
ヤツタ3は支持棒4を支点として開こうとする
が、これだけではシヤツタ3自体の自重があるた
めにシヤツタ3はわずかしか開かないが、直線部
分を有したコイルバネ8をシヤツタ連結金具5と
枠体2間に架設しているため、このコイルバネ8
がシヤツタ連結金具5を下方へ移動させてシヤツ
タ3に開き方向のモーメントを与え、シヤツタ3
をそれ以上開かせ所定の角度(約60°)まで開く。
ここで、コイルバネ8の特性について説明す
る。
る。
第3図に示すように、コイルバネ8の直線部の
先端に、無負荷時のコイル部分の軸線と平行に荷
重Pを加えて、無負荷時のc点からa点およびb
点までたわませていつたとき、荷重Pとコイルバ
ネ8の直線部分の水平成分Lとの積P×L、すな
わちモーメントMは、第5図に示すようにたわみ
Bが大きいほど大きく線型に変化していく。一
方、たわみBは、直線部分の長さをS、コイル部
分の軸線に直交する線と前記直線部分とがなす角
度をθ、無負荷時の直線部分の垂直成分をHcと
すると、 B=Hc−Ssinθ で表わされる。また直線部分の水平成分Lは L=Scosθ で表わされる。そして、上記Bが変化していくと
きのLの大きさを求めてBとLの関係を示すと、
第4図のようになる。すなわち、直線部分の水平
成分Lは、コイルバネ8のたわみBがB1→B2と
大きくなるにしたがつてLa→Lbと大きくなつて
いくが、無負荷時から若干たわんでいく間は、上
記モーメントMの変化率より大きく変化してい
き、ついで非線型ながらモーメントMとほぼ同じ
変化率となつていき、最終的に2本の直線部が平
行となる付近のたわみに対しては、モーメントM
の変化率より小さくなる。したがつて、第2図に
示すシヤツタ開放時から第1図に示すシヤツタ閉
鎖時までの間におけるコイルバネ8のそれほど大
きくないたわみ量の変化に対しては、モーメント
M=P×Lとコイルバネ8の直線部分の水平成分
Lとが、ほぼ同じ変化率をもつ関係となり、その
ためこの間においては、荷重Pがほとんど変化し
ないこととなる。
先端に、無負荷時のコイル部分の軸線と平行に荷
重Pを加えて、無負荷時のc点からa点およびb
点までたわませていつたとき、荷重Pとコイルバ
ネ8の直線部分の水平成分Lとの積P×L、すな
わちモーメントMは、第5図に示すようにたわみ
Bが大きいほど大きく線型に変化していく。一
方、たわみBは、直線部分の長さをS、コイル部
分の軸線に直交する線と前記直線部分とがなす角
度をθ、無負荷時の直線部分の垂直成分をHcと
すると、 B=Hc−Ssinθ で表わされる。また直線部分の水平成分Lは L=Scosθ で表わされる。そして、上記Bが変化していくと
きのLの大きさを求めてBとLの関係を示すと、
第4図のようになる。すなわち、直線部分の水平
成分Lは、コイルバネ8のたわみBがB1→B2と
大きくなるにしたがつてLa→Lbと大きくなつて
いくが、無負荷時から若干たわんでいく間は、上
記モーメントMの変化率より大きく変化してい
き、ついで非線型ながらモーメントMとほぼ同じ
変化率となつていき、最終的に2本の直線部が平
行となる付近のたわみに対しては、モーメントM
の変化率より小さくなる。したがつて、第2図に
示すシヤツタ開放時から第1図に示すシヤツタ閉
鎖時までの間におけるコイルバネ8のそれほど大
きくないたわみ量の変化に対しては、モーメント
M=P×Lとコイルバネ8の直線部分の水平成分
Lとが、ほぼ同じ変化率をもつ関係となり、その
ためこの間においては、荷重Pがほとんど変化し
ないこととなる。
したがつて、コイルバネ8のシヤツタ連結金具
5の係止部における反発力Prは、第6図に示す
ように、シヤツタ3の所定角度開放から閉鎖まで
の間、ほぼ同じものとなる。そして、このときの
コイルバネ8の垂直方向に作用する力の成分、す
なわちシヤツタ連結金具5を下方へ引き下げてシ
ヤツタ3を開こうとする力Pvは、コイルバネ8
のシヤツタ連結金具5における係止部が、第4図
の直線L上に位置するときにOとなり、シヤツタ
3の開き角度が大きくなるにしたがつて徐々に大
きくなる。一方、上記係止部が上記直線Lより上
方に位置するとき、力Pvは負の力となる。すな
わち、シヤツタ連結金具5を上方に引き上げてシ
ヤツタ3を閉じるように作用する。
5の係止部における反発力Prは、第6図に示す
ように、シヤツタ3の所定角度開放から閉鎖まで
の間、ほぼ同じものとなる。そして、このときの
コイルバネ8の垂直方向に作用する力の成分、す
なわちシヤツタ連結金具5を下方へ引き下げてシ
ヤツタ3を開こうとする力Pvは、コイルバネ8
のシヤツタ連結金具5における係止部が、第4図
の直線L上に位置するときにOとなり、シヤツタ
3の開き角度が大きくなるにしたがつて徐々に大
きくなる。一方、上記係止部が上記直線Lより上
方に位置するとき、力Pvは負の力となる。すな
わち、シヤツタ連結金具5を上方に引き上げてシ
ヤツタ3を閉じるように作用する。
つぎに、シヤツタ3を実際に開くために必要な
力P。およひシヤツタ3が閉じようとする力Ps
と、シヤツタ3の開き角度との関係を、第7図の
曲線Poおよび曲線Psで示す。第7図より明らか
なように、シヤツタ3を開くための力Poとコイ
ルバネ8の力Pvとの差は、急激に変化すること
なくほぼ一定であり、この差が羽根7の回転によ
る最小の風圧力として必要なものとなる。ところ
で、羽根7による実際の風圧力Pwは、第7図の
曲線Pwで示すように、シヤツタ3が開いて水平
に近くなるほど小さくなる。しかし、実施例では
上述したように、シヤツタ3を所定の角度まで開
ききる付近でも、特別に大きな風圧力は必要な
く、通常に発生する風圧力でシヤツタ3を確実
に、かつスムーズに開くことができる。また、風
圧力の不足によるキツクバネ8の力の増強も必要
ないので、第7図における曲線Psと曲線Pvとが
交差することがなく、シヤツタ3が途中で開いた
ままになることもなく、シヤツタ3は確実に閉鎖
されることとなる。
力P。およひシヤツタ3が閉じようとする力Ps
と、シヤツタ3の開き角度との関係を、第7図の
曲線Poおよび曲線Psで示す。第7図より明らか
なように、シヤツタ3を開くための力Poとコイ
ルバネ8の力Pvとの差は、急激に変化すること
なくほぼ一定であり、この差が羽根7の回転によ
る最小の風圧力として必要なものとなる。ところ
で、羽根7による実際の風圧力Pwは、第7図の
曲線Pwで示すように、シヤツタ3が開いて水平
に近くなるほど小さくなる。しかし、実施例では
上述したように、シヤツタ3を所定の角度まで開
ききる付近でも、特別に大きな風圧力は必要な
く、通常に発生する風圧力でシヤツタ3を確実
に、かつスムーズに開くことができる。また、風
圧力の不足によるキツクバネ8の力の増強も必要
ないので、第7図における曲線Psと曲線Pvとが
交差することがなく、シヤツタ3が途中で開いた
ままになることもなく、シヤツタ3は確実に閉鎖
されることとなる。
つぎに、シヤツタ3の閉鎖時における外風の変
動による影響について説明する。
動による影響について説明する。
シヤツタ3が閉じているときに外風の変動があ
ると、それに対応してシヤツタ3が開こうとす
る。しかし、コイルバネ8は、シヤツタ連結金具
5における係止部が、第4図の直線L上にあると
き(シヤツタ3がわずかに開きかかるとき)、そ
の2本の直線部分の先端はもつとも近くなり、シ
ヤツタ3閉鎖時よりも不安定となるので、その位
置に至る前に安定した閉鎖時の位置にもどるよう
に力が作用する。
ると、それに対応してシヤツタ3が開こうとす
る。しかし、コイルバネ8は、シヤツタ連結金具
5における係止部が、第4図の直線L上にあると
き(シヤツタ3がわずかに開きかかるとき)、そ
の2本の直線部分の先端はもつとも近くなり、シ
ヤツタ3閉鎖時よりも不安定となるので、その位
置に至る前に安定した閉鎖時の位置にもどるよう
に力が作用する。
このようにコイルバネ8は、シヤツタ3の閉鎖
時に、この閉鎖を維持させる方向に力が作用し、
外風の変動によるシヤツタ3のバタツキを押さえ
る方向の力を与えるものである。
時に、この閉鎖を維持させる方向に力が作用し、
外風の変動によるシヤツタ3のバタツキを押さえ
る方向の力を与えるものである。
なお、コイルバネ8のシヤツタ3を閉じる方向
に作用する力は、上記のシヤツタ3のバタツキを
おさえる程度のわずかなものであり、羽根7によ
る風圧力が通常の換気扇であれば、シヤツタ3を
正常に開くために、なんら支障になるものではな
い。
に作用する力は、上記のシヤツタ3のバタツキを
おさえる程度のわずかなものであり、羽根7によ
る風圧力が通常の換気扇であれば、シヤツタ3を
正常に開くために、なんら支障になるものではな
い。
考案の効果
以上の実施例から明らかなように本考案によれ
ば、安価な鋼板製のシヤツタを、コイルバネ一本
の付加で確実に、かつスムーズに開閉させること
ができ、大幅な製造コストの削減を図ることがで
き、またシヤツタ閉鎖時における外風の変動によ
るシヤツタのバタツキを防止できることとなる。
ば、安価な鋼板製のシヤツタを、コイルバネ一本
の付加で確実に、かつスムーズに開閉させること
ができ、大幅な製造コストの削減を図ることがで
き、またシヤツタ閉鎖時における外風の変動によ
るシヤツタのバタツキを防止できることとなる。
第1図および第2図は本考案の一実施例の換気
扇を示す断面図であつて、第1図はシヤツタ閉鎖
時、第2図はシヤツタ開放時、第3図は同換気扇
のコイルバネの正面図、第4図は同換気扇のコイ
ルバネとシヤツタ連結金具との動きを示す説明
図、第5図は同換気扇のコイルバネのたわみ量と
モーメント、コイルバネの直線部分の水平成分、
荷重との関係を示す特性図、第6図は同換気扇の
コイルバネの発生する力の説明図、第7図は同換
気扇のシヤツタ開放に必要な力、シヤツタが閉じ
ようとする力、キツクバネの垂直方向に作用する
力、羽根による風圧力とシヤツタの開き角度との
関係を示す説明図、第8図は従来の換気扇の断面
図である。 2……枠体、3……シヤツタ、5……シヤツタ
連結金具、8……コイルバネ。
扇を示す断面図であつて、第1図はシヤツタ閉鎖
時、第2図はシヤツタ開放時、第3図は同換気扇
のコイルバネの正面図、第4図は同換気扇のコイ
ルバネとシヤツタ連結金具との動きを示す説明
図、第5図は同換気扇のコイルバネのたわみ量と
モーメント、コイルバネの直線部分の水平成分、
荷重との関係を示す特性図、第6図は同換気扇の
コイルバネの発生する力の説明図、第7図は同換
気扇のシヤツタ開放に必要な力、シヤツタが閉じ
ようとする力、キツクバネの垂直方向に作用する
力、羽根による風圧力とシヤツタの開き角度との
関係を示す説明図、第8図は従来の換気扇の断面
図である。 2……枠体、3……シヤツタ、5……シヤツタ
連結金具、8……コイルバネ。
Claims (1)
- 枠体2に開閉自在に設けられたシヤツタ3と、
このシヤツタ3と可動的に連結されたシヤツタ連
結金具5と、コイル部およびコイル部の両端にそ
れぞれ形成された直線部分からなり前記直線部分
を前記枠体2と前記シヤツタ連結金具5とに係止
して架設されたコイルバネ8とを備え、前記コイ
ルバネ8は、前記直線部分を無負荷時状態より互
いに近づく位置に弾性変形させ常に拡開方向に付
勢した状態で係止され、前記シヤツタ連結金具5
を下方へ移動させて前記シヤツタ3を開放させる
とともに、前記シヤツタ3の閉鎖時に、前記コイ
ルバネ8の前記シヤツタ連結金具5における係止
部が、この係止部のシヤツタ3開閉時の仮想回転
中心と前記コイルバネ8の前記枠体2における係
止部とを結ぶ直線よりわずかに上方に位置してな
る換気扇。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12664985U JPH0531464Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12664985U JPH0531464Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6236329U JPS6236329U (ja) | 1987-03-04 |
| JPH0531464Y2 true JPH0531464Y2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=31020654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12664985U Expired - Lifetime JPH0531464Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531464Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4562069B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-10-13 | サミー株式会社 | 遊技機 |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP12664985U patent/JPH0531464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6236329U (ja) | 1987-03-04 |
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