JPH0531509U - 自動走行車両における自動安全装置 - Google Patents

自動走行車両における自動安全装置

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JPH0531509U
JPH0531509U JP8020891U JP8020891U JPH0531509U JP H0531509 U JPH0531509 U JP H0531509U JP 8020891 U JP8020891 U JP 8020891U JP 8020891 U JP8020891 U JP 8020891U JP H0531509 U JPH0531509 U JP H0531509U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】非常停止等の停止制御が確実に実行可能できる
ように準備した状態でないと、自動操舵制御を作動させ
ることができないようにして、無人での走行自動操舵制
御を安全確実なものとする。 【構成】誘導経路に沿って走行車体が進行するように操
舵装置を制御する自動操舵制御装置32を備える一方、
走行車体に搭載した動力源から走行装置への動力伝達を
継断するための走行クラッチ装置と、走行装置を停止さ
せるブレーキ装置との両操作部を連結した状態を連結セ
ンサー83で検出する。この連結センサー83と、自動
操舵制御を実行させる自動スイッチ92とを直列に接続
して自動操舵制御装置32に接続する。これにより、連
結センサー83がオンのときのみ、前記自動操舵制御装
置の作動が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、果樹園等における自動走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等 の自動走行車両における自動安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、果樹園等における自動走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等 においては、作業経路(誘導経路)に沿って地中に埋設した誘導ケーブルに交流 電流を流し、この誘導ケーブルから発生する交流磁界の強度の変化を走行車両の 前部等に装着した左右一対のピックアップコイル等の磁気センサーにて検出し、 この誘導ケーブルに対する走行車両の横ずれの大きさに対応して発生する左右一 対の磁気センサーでの出力値(電圧値)の差を取って、横ずれの大きさ(偏位量 )と横ずれの方向(右か左かの判別)とを求め、これらの検出結果から走行車両 を誘導ケーブルに沿って走行するように、走行車両における操舵車輪の向きを変 えて操舵制御することが行われている(実開平2−84909号公報参照)。
【0003】 また、別の先行技術としての特開昭62−196709号公報では、自動走行 車両において、エンジンからの動力を左右一対の操向クラッチ及び操向ブレーキ を介して左右一対の走行クローラ式走行装置に伝達すると共に、前記左右一対の 操向クラッチ及び操向ブレーキを左右の操向用油圧シリンダを介して操作すると 、先ず操向クラッチが切れ、次いで操向ブレーキが作動して操向できるように構 成し、前記一対の操向用油圧シリンダを油圧回路の制御弁にて制御する構成を開 示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、走行装置が四輪式等の車輪の場合には、操舵装置(ステアリング装 置)と、エンジンからの動力を継断する走行クラッチ装置と、走行車両の前進( 後退)を停止させるブレーキ装置とを備えているのが通常である。そして、この 走行車両を所定の作業開始位置まで移動させるときには作業者が搭乗して、操舵 操作・走行クラッチの継断操作・ブレーキ操作等の通常のいわゆる手動操作(運 転)をする必要がある。その場合、走行クラッチ装置とブレーキ装置とは別々の 手動操作(ペタル操作)を実行する。
【0005】 他方、自動走行制御の場合、走行速度を略一定状態のまま操舵のみ自動制御す るのが通常であり、障害物を検出する等して非常停止するとき、従来の技術では 、自動操舵装置で障害物を回避するように制御しながら、エンジンを停止させる 措置をとっていた。このような措置では、走行の惰性で進行が停止する迄の距離 が長くなり、障害物に衝突する危険性がある。また、斜面でエンジン停止させた だけでは完全に停止されず、走行車両が斜面を滑り移動するおそれがあった。
【0006】 本考案は、簡単な構成でこれらの技術的問題を解決して安全に走行制御を実行 できる自動走行車両を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案では、誘導経路に沿って走行車体が進行する ように操舵装置を制御する自動操舵制御装置を備える一方、走行車体に搭載した 動力源から走行装置への動力伝達を継断するための走行クラッチ装置と、走行装 置を停止させるブレーキ装置とを備えてなる自動走行車両において、前記クラッ チ装置及びブレーキ装置の両操作部を連結するための連結手段と、該連結手段に よる連結状態を検出する連結センサーと、自動操舵制御装置を作動させる自動ス イッチとを備え、前記連結センサーがオンのときのみ、前記自動操舵制御装置の 作動が可能となるよう構成したものである。
【0008】
【実施例】
次に本考案を自動走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)に適用した実施例 について説明する。スピードスプレヤの走行車体1の前部側にハンドル3を備え た運転操作部2を有し、走行車体1には平面視略L字状の薬液タンク4とその後 部に噴霧部5とを備えている。
【0009】 噴霧部5は、走行車体1の下面を除く外周面に適宜間隔で半径外向きに臨ませ た多数の噴霧ノズル6と、その半径外向きに風を送る送風機7が装着され、前記 噴霧ノズル6は走行車体1の左右及び上面との3区画若しくは左右2区画ごとに 噴霧の作業を実行するように散布制御できるものである。 符号8,8は左右前輪、符号9,9は左右後輪であり、これらの4輪はエンジ ン10からの動力が走行変速機構11を介して各々伝達されて駆動できるいわゆ る4輪駆動型であり、エンジン10からの動力を別の動力伝達機構12を介して 送風機7を回転させ、また噴霧ノズル6に対する動力ポンプ13を駆動させる。
【0010】 ハンドル3付き操舵装置14は、図3に示すような機械的または油圧系統を含 むパワーステアリング機構15であり、このパワーステアリング機構15は油圧 回路16における複動式の油圧シリンダ17にて作動し、油圧シリンダ17が伸 長するとき、平面視W字状のベルクランク18を介して後輪9,9を左向きに変 更すると共に、連結ロッド19及び平面視V字状のベルクランク20を介して前 輪8,8を右向きに変更する(油圧シリンダ17が縮小するときには前輪は左向 き後輪は右向きに変更される)というように、前後4輪ともに向きを変えて左右 に回動変更できるいわゆる4輪操舵型である。
【0011】 その油圧回路16を図4に示し、符号28は、自動操舵用の油圧シリンダ17 に対する電磁ソレノイド式の制御弁であり、符号29は走行クラッチ及びブレー キ作動のための油圧シリンダ30を制御する電磁ソレノイド式の制御弁、符号2 3は手動操舵操作の場合に使用する制御弁である。 制御弁29、28は、油圧ポンプ22からの作動油送りの場合に前記手動操舵 用の制御弁23よりも上流から分岐した油圧管31に接続し、しかも、走行クラ ッチ及びブレーキ作動用の制御弁29は、自動操舵用の制御弁28よりも上流側 になるよう直列状に連結する。
【0012】 従って、走行クラッチ及びブレーキを作動させるべく、制御弁29を介して作 動させるときには、その油圧シリンダ30が優先的に作動し、操舵用の油圧シリ ンダ17の作動は二次的となる。 なお、手動操舵のときには、油圧ポンプ22から送られてきた油が制御弁23 を介して油圧モータ21に送られ、この油圧モータ21からの油送り量をハンド ル3の回動角度に比例するように作動させ、この油を前記ステアリング機構15 に取付く複動式の油圧シリンダ17に送る。自動操舵制御のときには油圧ポンプ 22から制御弁29の中立位置及び電磁ソレノイド式制御弁28を介して油圧シ リンダ17に作動油を送る。
【0013】 符号25は前輪8の操舵角度を検出できるポテンショメータ等の操舵角度セン サーであり、この場合、左右車輪の向き角度の平均値を求めて検出しても良い。 なお、前輪と後輪とを別々の油圧シリンダ式パワーステアリング機構を介して 連結して、前輪と後輪とを個別的に操舵制御するようにしても良い。 走行車体1の下面には、その前部に左右一対の磁気センサー26a,26bを 設ける。この磁気センサー26a,26bは、導体をコイル状に巻いたピックア ップコイルであっても良いし、ホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子、磁気ト ランジスタであっても良く、交流電流発生装置にて誘導ケーブル27に印加され た適宜周波数の交流電流により、当該誘導ケーブル27の周囲に発生する交流磁 界の強度を検出することができるものである。誘導ケーブル27は果樹園の作業 経路である誘導経路に沿って形成した溝内に敷設するか、または地中に埋設する 。
【0014】 なお、前記誘導ケーブル27にパルス的に直流電流を流したり、直流電流にパ ルス信号を載せる等して交流磁界を発生させても良い。さらに、敷設する誘導ケ ーブル27は、一本(単線)であっても良いし、左右に適宜隔てて平行状に敷設 する、いわゆるステレオ型であっても良い。誘導ケーブル27の形状は通常の断 面円形のワイヤ状又は偏平な帯状であっても良い。
【0015】 図5〜図8に示す符号60は、前記走行変速機構11に関連して設けた走行ク ラッチ(図示せず)のためのクラッチペタル、符号61は、従来から公知の油圧 式などのブレーキ機構に対するブレーキペタルを示し、これらペタルは操縦部に 設ける。前記ブレーキペタル61の基部を固着したボス64を、位置固定的な軸 受け筒62に回動自在に嵌挿した支軸63の一端に被嵌したピン65にて固着し て一体的に回動するように構成する。前記軸受け筒62の他端から延びる支軸6 3に回動可能に被嵌した筒体66に前記クラッチペタル60の基部を固着し、前 記筒体66を挟んで軸受け筒62と反対側において支軸63に被嵌したボス67 をピン68を介して固着し、ボス67に固着したアーム69には緩衝ばね70を 介してブレーキ用の作動杆71を取り付ける。
【0016】 また、前記クラッチペタル60が取付く筒体66に突出させたアーム72には 走行クラッチ機構(図示せず)に連結する作動杆73を連結する。符号74は筒 体66と支軸63とを一体的に回動させるときに連結する結合ピンで、筒体66 の外周面に突設した断面L字状のブラケット76に結合ピン74を摺動自在に装 着し、結合ピン74の先端側に固着した鍔片77とブラケット76との間に介挿 した付勢ばね75にて、結合ピン74の先端部74aが筒体66における支持孔 78から支軸63に穿設した結合孔79に向かって前進して、支軸63と筒体6 6、ひいてはブレーキペタル61またはクラッチペタル60のいずれか一方の踏 み込み動作にて、走行クラッチ及びブレーキが略同時に作動(動力遮断と制動) するように構成する。
【0017】 前記ブラケット76の外面に設けたボス80には、結合ピン74の軸部に貫通 させた係合ピン81が嵌合する凹溝82を形成し、結合ピン74を後退(先端部 74aが結合孔79から抜け出す方向に移動)させて、係合ピン81が凹溝82 から抜け出した状態で結合ピン74をその軸線廻りに回動させてボス80の外面 に接当させる(図8の一点鎖線参照)と、当該結合ピン74の先端部74aが結 合孔79から外れた状態に保持できる構成である。符号83は、前記結合ピン7 4にて支軸63と筒体66とが一体的に回動するように結合されている状態を検 出するためのリミットスイッチなどの連結センサーで、鍔片77が連結センサー 83に接近(当接)したときを前記結合状態であると検知する。
【0018】 前記クラッチ及びブレーキを一体的に略同時に作動させるための油圧シリンダ 30のピストンロッド30aは、クラッチペタル60の作動杆60aに突設した 係合軸84にブラケット85を介して回動可能に取付き、油圧シリンダ30の基 端は固定枠86に回動軸87を介して回動可能に装着されている。これにより、 前記結合ピン74の差し込みによる結合状態で油圧シリンダ30を作動させると 、支軸63及び筒体66を一体的に、且つ強制的に回動駆動することになり、走 行クラッチにて動力遮断と制動とが略同時に実行される。なお、結合孔79の孔 径を結合ピン74の先端部74aの直径より大きく(少なくとも結合ピン74の 軸線廻りの回動方向に大きく)形成することにより、筒体66が適宜角度回動し たのち支軸63がつれ廻りするので、走行クラッチのオフ(動力遮断)が制動動 作よりも若干先行することができ、急制動時(緊急停止時)のエンジンストップ を防止することができる。
【0019】 図9は、前記の制御をマイクロコンピュータのソフトにより実行する場合の制 御装置32の機能ブロック図を示し、マイクロコンピュータ等の中央処理装置3 3には、読み書き可能メモリ(RAM)34及び読み出し専用メモリ(ROM) 35が接続されている。 また、中央処理装置33には、前記磁気センサー26a,26bからの検出信 号をA/D変換器36,36でデジタル信号に変換した後入力し、誘導ケーブル 27の軸線に対する走行車体1の中心線の横ずれの偏位量や、車体の横ずれ方向 が左右いずれであるかを中央処理装置33にて演算するのである。
【0020】 つまり、一対の磁気センサー26a,26bの検出信号を演算すれば、車体の 前部における誘導ケーブル27に対する横ずれの偏位量を求めることおよび横ず れの向き(右または左)を判別することができる。 なお、走行車体1の前後に各々左右対の磁気センサーを設けて、前部対の磁気 センサーの検出・演算結果から前部操舵装置を作動する一方、後部磁気センサー の検出・演算結果から後部操舵装置を作動するように構成しても良い。
【0021】 符号40は薬液タンク4内の薬液レベル(水面高さ)を検出するための電気抵 抗式等のレベルセンサー、符号41は噴霧時の薬液消費量を検出するための流量 検出センサーを示し、これらと、図示しない無線操作機器(ラジオコントローラ )による緊急停止用信号入力部88等は中央処理装置33におけるインターフエ イスの入力端子に接続する。
【0022】 前記連結センサー83と、座席90に設けた着座状態検出用の着座センサー9 1と、自動操舵状態にセットするための自動スイッチ92とを図9に示すように 直列的に接続して中央処理装置33の入力端子に接続する。 中央処理装置33におけるインターフエイスの出力端子には次のものを接続す る。即ち、薬液タンク4から噴霧ノズル6に薬液を送る動力ポンプ13の電磁ク ラッチ用駆動回路43と、薬液流通管の途中に設けて液の流通量を調節し,遮断 することが可能な調節バルブ44の駆動回路45と、前記自動操舵用の制御弁2 8の右操舵用電磁ソレノイド28Rの電気式駆動回路46と左操舵用電磁ソレノ イド28Lの電気式駆動回路47と、前記薬液タンク4内の薬液レベルが最低に なったとき、点灯する表示ランプ48と、走行車体1の走行ブレーキ及びクラッ チに対する油圧シリンダ30の制御弁29における電磁ソレノイドを作動させる アクチェータの駆動回路50等を接続する。
【0023】 そして、中央処理装置33にて、前記走行車体1に設けた左右一対の磁気セン サー26a,26bで検出した誘導ケーブル27に対する横ずれ量を演算し、こ の検出横ずれ量と操舵角度センサー25の検出値とから、前記横ずれ量が小さく なるように操舵制御するための操舵修正指令量信号を求めて、電気式駆動回路4 6,47に駆動パルス信号を与える。
【0024】 この検出値に基づいて、誘導ケーブル27に略沿うような操舵制御、いわゆる 電磁誘導操舵制御を実行するのである。 この構成において、まず、前記前記連結機構における結合ピン74を後退(先 端部74aが結合孔79から抜け出す方向に移動)させて、結合ピンに突設した 係合ピン81がボス80における凹溝82から抜け出した状態で結合ピン74を その軸線廻りに回動させてボス80の前面に接当させる(図8の一点鎖線参照) と、当該結合ピン74の先端部74aが結合孔79から外れた状態に保持できる 。これにより、支軸63と筒体66との一体関係が外れ、操縦者は走行クラッチ 用のペタル60とブレーキ装置用のペタル61とを別々に操作でき、連結センサ ー83はオフ状態となる。
【0025】 しかして、運転操作部の座席90に座った作業者は自動スイッチ92をオフに セットし、エンジン10を始動し、誘導ケーブル27に沿うようにして作業開始 位置に走行車体1を位置させる。次いで走行車体1を無人走行させて薬剤散布作 業を実行するには、結合ピン74を支軸63における結合孔79に差し込み、走 行クラッチとブレーキとが略同時に作動できるようにセットすると前記連結セン サー83はオンとなる。駆動回路50を作動させて油圧シリンダ30のピストン ロッド30aを突出させ、制動が作動した状態、つまり、走行車体1の位置停止 状態を保持している。
【0026】 次いで、自動スイッチ92をオンにセットし、走行速度、薬剤散布方向等の初 期設定を実行した後、送風フアン7のクラッチをオンにして回転させた後、作業 者が走行車体1から下りると、着座センサー91はオフとなり、ついで遠隔操作 または走行車体に設けたスイッチ(図示せず)のオンにて前記駆動回路50を作 動し、走行クラッチ解除ブレーキ解除にして、走行車体1を前進させる。
【0027】 このようにして走行車体1を誘導ケーブル27に沿うように自動操舵制御させ つつ噴霧作業を実行する。緊急停止させたいとき、遠隔操作用の無線操作機器( ラジオコントローラ)から停止信号を発信し、この停止信号を緊急停止用信号入 力部88で受けると、油圧回路における操舵用制御弁28よりも上流側に設けた 制御弁29を作動させるので、操舵用制御弁28が回行制御中であっても、前記 油圧シリンダ30を作動させるべく制御弁29を優先的に制御することができ、 操舵制御の実行・不実行のいかんにかかわらず走行車両の進行を確実に停止させ ることができると共にエンジンの停止も防止できる。
【0028】 また走行クラッチとブレーキとを略同時に作動させるので、エンジンからの動 力を遮断した状態で、制動できて制動距離を短くすることができ、斜面に停止し た状態での制動も確実に実行できる。 なお、緊急停止用信号入力部88に代えて、障害物検知用の光センサー、超音 波センサー89等からの検出信号を中央処理装置33で演算して障害物ありと判 断したとき、前記制御弁29を作動させるようにしても良いのである。
【0029】 図10は別の安全装置で、この安全装置では、前記連結センサー83と着座セ ンサー19と自動スイッチ92とを直列状に接続すると共に、着座センサー19 と自動スイッチ92を複数端子型に設計し、前記連結センサー83がオンの状態 で、着座センサー91がオンの状態(操縦者などが着座している状態)または自 動スイッチ92がオフの状態(自動操舵制御しない状態)のときには警報ブザー 93が作動(警報を出す)するように結線する。
【0030】 これにより、走行クラッチ装置とブレーキ装置との両操作部が結合状態におい て、前記センサー91またはスイッチ92の位置に応じて、手動操作(操縦者に よる運転操作)する者に警告を与え、また自動操舵制御に完全に移行していない ことを操縦者に知らせるのである。 本考案は、薬剤散布機に限らず、その他の作業用の自動走行車両に適用できる ことはいうまでもない。
【0031】
【考案の作用及び効果】
本考案では、誘導経路に沿って走行車体が進行するように操舵装置を制御する 自動操舵制御装置を備える一方、走行車体に搭載した動力源から走行装置への動 力伝達を継断するための走行クラッチ装置と、走行装置を停止させるブレーキ装 置とを備えてなる自動走行車両において、前記クラッチ装置及びブレーキ装置の 両操作部を連結するための連結手段と、該連結手段による連結状態を検出する連 結センサーと、自動操舵制御装置を作動させる自動スイッチとを備え、前記連結 センサーがオンのときのみ、前記自動操舵制御装置の作動が可能となるよう構成 したので、非常停止等の停止制御が確実に実行可能できるように準備した状態で ないと、自動操舵制御を作動させることができないから、無人での走行自動操舵 制御を安全確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬剤散布機の側面図である。
【図2】薬剤散布機の平面図である。
【図3】操舵装置14の概略平面図である。
【図4】操舵装置の制御油圧回路図である。
【図5】走行クラッチおよびブレーキに対するペタルの
連結機構を示す斜視図である。
【図6】ペタルの連結機構の一部断面で示す平面図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 矢視側面図である。
【図8】図5の VIII −VIII矢視拡大断面図である。
【図9】制御装置の機能ブロック図である。
【図10】他の実施例の制御装置の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車体 3 ハンドル 6 噴霧ノズル 7 送風機 8,8 前輪 9,9 後輪 10 エンジン 11 走行変速機構 12 動力伝達機構 13 動力ポンプ 14 操舵装置 16 油圧回路 17 油圧シリンダ 22 油圧ポンプ 23 制御弁 25 操舵角度センサー 26a,26b 磁気センサー 27 誘導ケーブル 28 自動操舵用制御弁 29 制御弁 30 油圧シリンダ 32 制御装置 33 中央処理装置 46,47 駆動回路 60 クラッチペタル 61 ブレーキペタル 63 支軸 66 筒体 74 結合ピン 83 連結センサー 90 座席 91 着座センサー 92 自動スイッチ 93 警報ブザー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導経路に沿って走行車体が進行するよ
    うに操舵装置を制御する自動操舵制御装置を備える一
    方、走行車体に搭載した動力源から走行装置への動力伝
    達を継断するための走行クラッチ装置と、走行装置を停
    止させるブレーキ装置とを備えてなる自動走行車両にお
    いて、前記クラッチ装置及びブレーキ装置の両操作部を
    連結するための連結手段と、該連結手段による連結状態
    を検出する連結センサーと、自動操舵制御装置を作動さ
    せる自動スイッチとを備え、前記連結センサーがオンの
    ときのみ、前記自動操舵制御装置の作動が可能となるよ
    う構成したことを特徴とする自動走行車両における自動
    安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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