JPH053168A - 半導体電極の形成方法 - Google Patents
半導体電極の形成方法Info
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- JPH053168A JPH053168A JP15210991A JP15210991A JPH053168A JP H053168 A JPH053168 A JP H053168A JP 15210991 A JP15210991 A JP 15210991A JP 15210991 A JP15210991 A JP 15210991A JP H053168 A JPH053168 A JP H053168A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性に優れ、かつ比抵抗の低減された構造
の電極の形成方法を提供する。 【構成】 GaAs半導体基板主面101の一部に窒素
原子数とタンタル原子数との比の値を0.15ないし
0.25の範囲内に設定してTaN層11を形成し、こ
のTaN層上に良導電性金属層たるAu層12を被着す
る。
の電極の形成方法を提供する。 【構成】 GaAs半導体基板主面101の一部に窒素
原子数とタンタル原子数との比の値を0.15ないし
0.25の範囲内に設定してTaN層11を形成し、こ
のTaN層上に良導電性金属層たるAu層12を被着す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱的に安定性の優れた半
導体装置の電極形成に関する。
導体装置の電極形成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、III−V族化合物半導体、特にG
aAs半導体デバイスの高性能化、高信頼化が急速に進
められており、それに関連して、要素技術としてのショ
ットキ電極形成技術に対する要求が高度かつ複雑化して
いる。
aAs半導体デバイスの高性能化、高信頼化が急速に進
められており、それに関連して、要素技術としてのショ
ットキ電極形成技術に対する要求が高度かつ複雑化して
いる。
【0003】最近、所謂“自己整合型FET”が特性の
均一性、再現性その他で有望視され開発が進められ、そ
のゲート電極に使用される材料として高融点遷移金属の
ナイトライドやシリサイド等がある。しかし、一般にこ
れらの材料は耐熱性に優れる反面、電気抵抗が通常の金
属に比較して大きいという欠点がある。特殊の場合を除
いて比抵抗が小さいということは電極材料に対する基本
的要求の一つで、前記自己整合ゲート電極形成技術を例
えばマイクロ波ICのFETに適用する場合、耐熱性と
同時に、ゲート抵抗の低減が重要な課題となる。
均一性、再現性その他で有望視され開発が進められ、そ
のゲート電極に使用される材料として高融点遷移金属の
ナイトライドやシリサイド等がある。しかし、一般にこ
れらの材料は耐熱性に優れる反面、電気抵抗が通常の金
属に比較して大きいという欠点がある。特殊の場合を除
いて比抵抗が小さいということは電極材料に対する基本
的要求の一つで、前記自己整合ゲート電極形成技術を例
えばマイクロ波ICのFETに適用する場合、耐熱性と
同時に、ゲート抵抗の低減が重要な課題となる。
【0004】本発明者は、上記耐熱性と抵抗の低減とい
う二つの要求を満たすショットキ接合金属として、Ga
As半導体上にまずTaN層を被着し、さらにこれに良
導電性金属、例えばAu層を積層すれば良いとの結果を
得た。
う二つの要求を満たすショットキ接合金属として、Ga
As半導体上にまずTaN層を被着し、さらにこれに良
導電性金属、例えばAu層を積層すれば良いとの結果を
得た。
【0005】しかしながらこのTaN/Au電極をゲー
トするGaAs FETを試作しショットキ接合の電気
的、機械的特性を測定したところ、GaAsとTaN層
との反応の度合、電極の比抵抗及びTaN層とAu層と
の密着性は被着せしめるTaN層中の窒素含有量に強く
依存することが判明した。この結果より、本発明は実用
に供しうるショットキ接合を形成するためにはTaN層
中の窒素含有量を所定の範囲に制御することが重要であ
ることを見出し、本発明を案出するに到った。
トするGaAs FETを試作しショットキ接合の電気
的、機械的特性を測定したところ、GaAsとTaN層
との反応の度合、電極の比抵抗及びTaN層とAu層と
の密着性は被着せしめるTaN層中の窒素含有量に強く
依存することが判明した。この結果より、本発明は実用
に供しうるショットキ接合を形成するためにはTaN層
中の窒素含有量を所定の範囲に制御することが重要であ
ることを見出し、本発明を案出するに到った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮してなされたもので、高融点遷移金属ナイトライドと
GaAsとの耐熱性を保持し、その上に良導電性金属層
を設けて電極を構成し、全体として比抵抗の低減を計
り、それによって耐熱性に優れ、かつ比抵抗の低減され
た二層構造電極を提供することを目的とする。
慮してなされたもので、高融点遷移金属ナイトライドと
GaAsとの耐熱性を保持し、その上に良導電性金属層
を設けて電極を構成し、全体として比抵抗の低減を計
り、それによって耐熱性に優れ、かつ比抵抗の低減され
た二層構造電極を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体電極
の形成方法は、GaAs半導体基板主面の一部に窒素原
子数とタンタル原子数との比の値を0.15ないし0.
25の範囲内に設定してTaN層を形成する工程と、前
記TaN層上に良導電性金属層を被着する工程を含む。
の形成方法は、GaAs半導体基板主面の一部に窒素原
子数とタンタル原子数との比の値を0.15ないし0.
25の範囲内に設定してTaN層を形成する工程と、前
記TaN層上に良導電性金属層を被着する工程を含む。
【0008】以下、本発明の構成について説明する。
【0009】一般に、タンタルナイドライドはアルゴン
と窒素の混合ガス中でTaターゲットをスパッタする所
謂反応性スパッタ法で形成される。その組成は一般にT
a2Nの微結晶と未反応のTa微結晶の集合体から構成
されている。形成されたTaNの性質は、窒素ガス分圧
P2とアルゴンガス分圧Pから定義される窒素ガス分圧
比γ=P2/(P+P2)の値に強く依存する。先づ、電
極の耐熱性に重大な影響を持つTaN層とGaAs間の
反応性についてみる。図4、図5はGaAs基板表面に
TaN層をγを変えて堆積し、所定の温度で20分間ア
ニールを施したのち、TaN/GaAs接合の界面反応
をヘリウムイオンによるラザフォード後方散乱(RB
S)法で調べた結果である。図から明らかなように、γ
=0.01、0.03では後方散乱スペクトルはアズ・
デポ(as−depo)状態と750℃アニール後とで
大きく変化し、GaAs表面とTaN間でかなり反応が
進んでおり、しかもγの増加につけ反応の進行がおそく
なっていることを示している。また、γ=0.04、
0.05、0.07、0.1に対する800℃アニール
後のスペクトル変化から、γ=0.04で僅かに変化が
みられることを除き、γ=0.05〜0.1ではほとん
ど変化がみられない。このことは、少なくともγ>0.
04の範囲の窒素分圧比のもとで形成されたTaNとG
aAsとの界面は非常に安定であること、従ってTaN
/GaAs接合が熱的に安定であることを示している。
と窒素の混合ガス中でTaターゲットをスパッタする所
謂反応性スパッタ法で形成される。その組成は一般にT
a2Nの微結晶と未反応のTa微結晶の集合体から構成
されている。形成されたTaNの性質は、窒素ガス分圧
P2とアルゴンガス分圧Pから定義される窒素ガス分圧
比γ=P2/(P+P2)の値に強く依存する。先づ、電
極の耐熱性に重大な影響を持つTaN層とGaAs間の
反応性についてみる。図4、図5はGaAs基板表面に
TaN層をγを変えて堆積し、所定の温度で20分間ア
ニールを施したのち、TaN/GaAs接合の界面反応
をヘリウムイオンによるラザフォード後方散乱(RB
S)法で調べた結果である。図から明らかなように、γ
=0.01、0.03では後方散乱スペクトルはアズ・
デポ(as−depo)状態と750℃アニール後とで
大きく変化し、GaAs表面とTaN間でかなり反応が
進んでおり、しかもγの増加につけ反応の進行がおそく
なっていることを示している。また、γ=0.04、
0.05、0.07、0.1に対する800℃アニール
後のスペクトル変化から、γ=0.04で僅かに変化が
みられることを除き、γ=0.05〜0.1ではほとん
ど変化がみられない。このことは、少なくともγ>0.
04の範囲の窒素分圧比のもとで形成されたTaNとG
aAsとの界面は非常に安定であること、従ってTaN
/GaAs接合が熱的に安定であることを示している。
【0010】一般に、反応スパッタ法で形成されたナイ
トライドの組成では窒化率xは前記分圧比γと比例関係
にない。図2にTaN層についてオージェ電子分光法で
求めたγとxとの関係を示す。図からTaN/GaAs
接合が熱的に安定な領域としてx>0.15が特定され
る。
トライドの組成では窒化率xは前記分圧比γと比例関係
にない。図2にTaN層についてオージェ電子分光法で
求めたγとxとの関係を示す。図からTaN/GaAs
接合が熱的に安定な領域としてx>0.15が特定され
る。
【0011】次に、電極構成にとって重要な比抵抗につ
いてみる。図6は四端子法を使って測定したTaN層の
比抵抗とγの間の関係である。図示する通り、比抵抗は
γが0.02〜0.12の間はほぼ一定値であり、それ
以上γが増加すると急激に増大する。この結果から、γ
の上限値としてγ≒0.12、即ち、x≒0.27が特
定される。図からTaNの比抵抗は〜2×10-4Ω・c
mであり、Ta金属のそれ〜1.3×10-5・cmの1
5倍、Auの〜2.2×10-6Ω・cmと比べて90倍
程度大きい。このような比較的大きい比抵抗を実効的に
低減し、かつボンディング性、耐蝕性その他の電極とし
ての機能を具備させるため、TaN層に積層して良電導
性金属例えばAuと堆積する。図7はGaAs基板上に
TaN層をx≒0.1の条件で厚さ約1500オングス
トローム(以下Aと略記する)堆積し、その上にAu層
を形成した場合の実効的比抵抗とAu層の厚さとの関係
例を示している。図から、Au層の厚さ〜5000A程
度で、実効的に〜4×10-6Ω・cmの実用的に問題と
はならない低い比抵抗が得られることが判る。
いてみる。図6は四端子法を使って測定したTaN層の
比抵抗とγの間の関係である。図示する通り、比抵抗は
γが0.02〜0.12の間はほぼ一定値であり、それ
以上γが増加すると急激に増大する。この結果から、γ
の上限値としてγ≒0.12、即ち、x≒0.27が特
定される。図からTaNの比抵抗は〜2×10-4Ω・c
mであり、Ta金属のそれ〜1.3×10-5・cmの1
5倍、Auの〜2.2×10-6Ω・cmと比べて90倍
程度大きい。このような比較的大きい比抵抗を実効的に
低減し、かつボンディング性、耐蝕性その他の電極とし
ての機能を具備させるため、TaN層に積層して良電導
性金属例えばAuと堆積する。図7はGaAs基板上に
TaN層をx≒0.1の条件で厚さ約1500オングス
トローム(以下Aと略記する)堆積し、その上にAu層
を形成した場合の実効的比抵抗とAu層の厚さとの関係
例を示している。図から、Au層の厚さ〜5000A程
度で、実効的に〜4×10-6Ω・cmの実用的に問題と
はならない低い比抵抗が得られることが判る。
【0012】上記のようなAu層の積層被着によって、
実効的に比抵抗の低減の可能なことが判ったがさらに積
層の際のAu層とTaN層との間の密着性の問題があ
る。一般に金属ナイトライドはγが大きくなる程、換言
すれば、ナイトライド構成組成の窒素の含有量が増加す
るにつれ、Auとの密着性は低下する。Au層とTaN
層の間の良好な密着性の実現は電極、特に微小電極の構
成上重要となる。密着性不良はAu層の剥離、比抵抗の
増大、アニールの際のAuの変色とそれに伴う比抵抗の
増大等の原因になる。図8はγを変えて形成したTaN
/GaAs接合のTaN層上に約3000AのAu層を
堆積したときの密着性の評価の結果を示している。評価
は、Au層上にテープを貼りつけ、AuとTaNが剥離
するときの引張強度を測定し、Ta/GaAsでのそれ
を基準にした相対値で示した。図から、密着性はγの増
加につれて少しずつ低下するが、γ>0.1で急激に低
下することが判る。このことは、γが0.1にほぼ等し
い小さい値の範囲、即ち窒化率でx<0.25と特定さ
れることを示している。
実効的に比抵抗の低減の可能なことが判ったがさらに積
層の際のAu層とTaN層との間の密着性の問題があ
る。一般に金属ナイトライドはγが大きくなる程、換言
すれば、ナイトライド構成組成の窒素の含有量が増加す
るにつれ、Auとの密着性は低下する。Au層とTaN
層の間の良好な密着性の実現は電極、特に微小電極の構
成上重要となる。密着性不良はAu層の剥離、比抵抗の
増大、アニールの際のAuの変色とそれに伴う比抵抗の
増大等の原因になる。図8はγを変えて形成したTaN
/GaAs接合のTaN層上に約3000AのAu層を
堆積したときの密着性の評価の結果を示している。評価
は、Au層上にテープを貼りつけ、AuとTaNが剥離
するときの引張強度を測定し、Ta/GaAsでのそれ
を基準にした相対値で示した。図から、密着性はγの増
加につれて少しずつ低下するが、γ>0.1で急激に低
下することが判る。このことは、γが0.1にほぼ等し
い小さい値の範囲、即ち窒化率でx<0.25と特定さ
れることを示している。
【0013】上述の検討を総合すると、耐熱性が高く、
比抵抗の低減が計られ、かつTaN層とAu層との密着
性が良好なTaNの窒化率として0.15<x<0.2
5の範囲に特定されたAu/TaN/GaAs接合から
構成される電極が好ましいと結論される。
比抵抗の低減が計られ、かつTaN層とAu層との密着
性が良好なTaNの窒化率として0.15<x<0.2
5の範囲に特定されたAu/TaN/GaAs接合から
構成される電極が好ましいと結論される。
【0014】
【作用】本発明は簡単なAu層とTaN層の二層構造で
構成されるもので、TaNの組成を窒化率で特定するこ
とにより、TaN/GaAs界面の熱的な安定性を確保
し、比抵抗の低減が計られ、かつAu層とTaN層との
密着性が良好なAu/TaN/GaAs接合を提供でき
る。
構成されるもので、TaNの組成を窒化率で特定するこ
とにより、TaN/GaAs界面の熱的な安定性を確保
し、比抵抗の低減が計られ、かつAu層とTaN層との
密着性が良好なAu/TaN/GaAs接合を提供でき
る。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下、この発明を自己整合型G
aAs FETに適用する場合の一実施例につき図面を
参照して説明する。
aAs FETに適用する場合の一実施例につき図面を
参照して説明する。
【0016】図2(a),(b)、図3(a)〜(d)
は、この発明にかかる電極を備えるFETの製造工程を
示す概略図である。
は、この発明にかかる電極を備えるFETの製造工程を
示す概略図である。
【0017】先づ図2(a)に半絶縁性GaAs基体1
01に例えばSi原子を選択的にイオン注入してn型注
入層102を形成する工程を示す。
01に例えばSi原子を選択的にイオン注入してn型注
入層102を形成する工程を示す。
【0018】次に、図2(b)に示すように、前記n型
注入層102の表面にスパッタ法で約1500A厚のT
aN層、次いて約5000A厚のAu層12を順次被着
する。前記ナイトライド層の被着は次のように行なう。
GaAs基板11を例えばスパッタ装置に適宜配置し、
ベルジャ内の圧力が〜2×10-7Torrに到達したの
ち、所望の窒素分圧比γ(窒化率に対応)になるように
窒素ガス、アルゴンガスを順次ベルジャ内に導入し、こ
の混合ガスの圧力を例えば3×10-2Torrの圧力に
絞り、TaターゲットをスパッタしてGaAs基体11
表面上にTaNを形成する。
注入層102の表面にスパッタ法で約1500A厚のT
aN層、次いて約5000A厚のAu層12を順次被着
する。前記ナイトライド層の被着は次のように行なう。
GaAs基板11を例えばスパッタ装置に適宜配置し、
ベルジャ内の圧力が〜2×10-7Torrに到達したの
ち、所望の窒素分圧比γ(窒化率に対応)になるように
窒素ガス、アルゴンガスを順次ベルジャ内に導入し、こ
の混合ガスの圧力を例えば3×10-2Torrの圧力に
絞り、TaターゲットをスパッタしてGaAs基体11
表面上にTaNを形成する。
【0019】次に、図3(a)に示すように、例えば光
蝕刻法を用いてゲート電極13を形成する。
蝕刻法を用いてゲート電極13を形成する。
【0020】次に、図3(b)に示すように、ゲート電
極13をマスクにしてイオン注入し高濃度注入層(n+
層)14を形成する。
極13をマスクにしてイオン注入し高濃度注入層(n+
層)14を形成する。
【0021】次いで、図3(c)に示すように、ゲート
電極13を含むGaAs基体101の表面全面に被覆層
15、例えばCVD SiO2、好ましくはPSG膜を
厚さ4000A程度堆積する。ついでアルゴンガス中
で、例えば800℃、10秒程度の赤外線ランプアニー
ルを施して注入イオンの活性化を行ったのち、前記被覆
層15を除去する。このようにして、ゲート電極13に
自己整合されたn+層が形成される。
電極13を含むGaAs基体101の表面全面に被覆層
15、例えばCVD SiO2、好ましくはPSG膜を
厚さ4000A程度堆積する。ついでアルゴンガス中
で、例えば800℃、10秒程度の赤外線ランプアニー
ルを施して注入イオンの活性化を行ったのち、前記被覆
層15を除去する。このようにして、ゲート電極13に
自己整合されたn+層が形成される。
【0022】最後に、図3(d)に示すように、前記n
+層14にソース電極16ドレイン電極17を形成して
所謂自己整合型FETが得られる。
+層14にソース電極16ドレイン電極17を形成して
所謂自己整合型FETが得られる。
【0023】叙上の如くして本発明の電極を備えて構成
された自己整合型FETの特性をTaN層形成の際の窒
化率xの典型値としてx=0.1、0.2、0.3を選
択し調べた。
された自己整合型FETの特性をTaN層形成の際の窒
化率xの典型値としてx=0.1、0.2、0.3を選
択し調べた。
【0024】先づ、製作したFET(ゲート長0.7μ
m、ゲート幅300μm)の各xの平均特性として12
GHzにおける雑音指数および利得は、窒化率x=0.
1の場合、2.0dB、6.8dB;x=0.2の場
合、1.6dB、7.3dB;x=0.3の場合が2.
4dB、6.5dBであった。図9に300℃、100
0H放置後のゲート・ソース電極間の電流−電圧特性の
n値、逆方向耐圧(V)をそれらの初期値で規格化した
値を各30個の試料についての個数分布を示した。図か
ら判るように、窒化率x=0.2の場合がx=0.1お
よびx=0.3の場合に比較して特性が良好なことは明
らかである。このような前述の結果は、窒化率x=0.
1の場合は高温アニールに界面反応の進行が、またx=
0.3の場合はゲート抵抗が大きいことが特性に悪影響
を与えていると考えられている。
m、ゲート幅300μm)の各xの平均特性として12
GHzにおける雑音指数および利得は、窒化率x=0.
1の場合、2.0dB、6.8dB;x=0.2の場
合、1.6dB、7.3dB;x=0.3の場合が2.
4dB、6.5dBであった。図9に300℃、100
0H放置後のゲート・ソース電極間の電流−電圧特性の
n値、逆方向耐圧(V)をそれらの初期値で規格化した
値を各30個の試料についての個数分布を示した。図か
ら判るように、窒化率x=0.2の場合がx=0.1お
よびx=0.3の場合に比較して特性が良好なことは明
らかである。このような前述の結果は、窒化率x=0.
1の場合は高温アニールに界面反応の進行が、またx=
0.3の場合はゲート抵抗が大きいことが特性に悪影響
を与えていると考えられている。
【0025】なお、実施例では本発明を自己整合型FE
Tに適用する場合について説明したが、FETを含んで
構成されるICにも同様に適用できることはいうまでも
ない。また、単独の電極或いは複数の電極と具備したG
aAs半導体デバイスにも適用できることは明らかであ
る。
Tに適用する場合について説明したが、FETを含んで
構成されるICにも同様に適用できることはいうまでも
ない。また、単独の電極或いは複数の電極と具備したG
aAs半導体デバイスにも適用できることは明らかであ
る。
【0026】更に、TaN層に積層する金属としてAu
について説明したが、Alその他類似の効果が期待でき
る金属でもよい。
について説明したが、Alその他類似の効果が期待でき
る金属でもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明はGaAs半導体表面タンタル
ナイトライド(TaN)から第一導電層に電気伝導性の
良好な金属からなる第2導電層を積層して構成された構
造の電極において、前記TaNにおけるTa原子数に対
する窒素原子数の比を窒化率xとして表わし、その値を
xが0.15、0.25にほぼ等しい値の夫々の間にあ
る範囲に限定することを特徴とするもので、それにより
耐熱性に優れかつ比抵抗の低減された電極を具備した半
導体装置が得られる顕著な利点がある。
ナイトライド(TaN)から第一導電層に電気伝導性の
良好な金属からなる第2導電層を積層して構成された構
造の電極において、前記TaNにおけるTa原子数に対
する窒素原子数の比を窒化率xとして表わし、その値を
xが0.15、0.25にほぼ等しい値の夫々の間にあ
る範囲に限定することを特徴とするもので、それにより
耐熱性に優れかつ比抵抗の低減された電極を具備した半
導体装置が得られる顕著な利点がある。
【図1】オージェ電子分光法で求めたTaN層の窒化率
xと窒素分圧比γとの関係を示す線図。
xと窒素分圧比γとの関係を示す線図。
【図2】(a),(b)は本発明に係る電極を備えたF
ETの製造工程の一部を示すいずれも断面図。
ETの製造工程の一部を示すいずれも断面図。
【図3】(a)〜(d)は本発明に係る電極を備えたF
ETの製造工程の一部を示すいずれも断面図。
ETの製造工程の一部を示すいずれも断面図。
【図4】(a)〜(c)はTaN/GaAs接合系に対
するアニール前後の後方散乱スペクトルの一部を示す
図。
するアニール前後の後方散乱スペクトルの一部を示す
図。
【図5】(a)〜(c)はTaN/GaAs接合系に対
するアニール前後の後方散乱スペクトルの一部を示す
図。
するアニール前後の後方散乱スペクトルの一部を示す
図。
【図6】TaNの比抵抗と窒素分圧比γの相関を示す線
図。
図。
【図7】Au・TaN層の実効比抵抗とAu層の厚さと
の相関を示す線図。
の相関を示す線図。
【図8】Au層とTaN層との密着性と、窒素分圧比γ
との相関を示す線図。
との相関を示す線図。
【図9】(a),(b)はいずれも本発明により形成し
たFETのゲート・ソース電極間の電流−電圧特性のn
値と、逆方向耐圧の個数分布を示す図である。
たFETのゲート・ソース電極間の電流−電圧特性のn
値と、逆方向耐圧の個数分布を示す図である。
101…GaAs基体 102…イオン注入層 11…TaN層 12…Au層13 …ゲート電極 14…高濃度イオン注入層 15…被覆層 16…ソース電極 17…ドレイン電極
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 GaAs半導体基板主面の一部に窒素原
子数とタンタル原子数との比の値を0.15ないし0.
25の範囲内に設定してTaN層を形成する工程と、前
記TaN層上に良導電性金属層を被着する工程を含む半
導体電極の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15210991A JPH053168A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 半導体電極の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15210991A JPH053168A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 半導体電極の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053168A true JPH053168A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15533256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15210991A Pending JPH053168A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 半導体電極の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053168A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006302999A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
| KR100706803B1 (ko) * | 2006-01-19 | 2007-04-12 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자 및 그의 형성 방법 |
| WO2011108614A1 (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | 次世代パワーデバイス技術研究組合 | 半導体トランジスタの製造方法 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP15210991A patent/JPH053168A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006302999A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
| KR100706803B1 (ko) * | 2006-01-19 | 2007-04-12 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자 및 그의 형성 방법 |
| WO2011108614A1 (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-09 | 次世代パワーデバイス技術研究組合 | 半導体トランジスタの製造方法 |
| JP2011181753A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Advanced Power Device Research Association | 半導体トランジスタの製造方法 |
| US8906796B2 (en) | 2010-03-02 | 2014-12-09 | Tohoku University | Method of producing semiconductor transistor |
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