JPH05317682A - 超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体 - Google Patents
超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体Info
- Publication number
- JPH05317682A JPH05317682A JP15144092A JP15144092A JPH05317682A JP H05317682 A JPH05317682 A JP H05317682A JP 15144092 A JP15144092 A JP 15144092A JP 15144092 A JP15144092 A JP 15144092A JP H05317682 A JPH05317682 A JP H05317682A
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- Japan
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- gasket
- slurry
- powder
- high temperature
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高強度を有し、かつ材質的に均質な超高圧高
温発生装置のガスケットを提供する。 【構成】 粘土鉱物粉末:5〜30重量%、天然パイロ
フィライト粉末:残りの配合組成を有する泥漿鋳込ガス
ケット成形体からなる。
温発生装置のガスケットを提供する。 【構成】 粘土鉱物粉末:5〜30重量%、天然パイロ
フィライト粉末:残りの配合組成を有する泥漿鋳込ガス
ケット成形体からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高強度を有し、かつ
材質的に均質なので、高圧の安定的発生を可能ならしめ
る超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体に関
するものである。
材質的に均質なので、高圧の安定的発生を可能ならしめ
る超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、超高圧高温発生装置が、例えば図
1に要部概略縦断面図で示される通り、試料集合体1を
シリンダ2内に装着し、上アンビル3と下アンビル4を
それぞれすり鉢状ガスケット5,5を介してこれに上下
方向からセットし、前記上下アンビル3,4により高温
加熱下で前記試料集合体1に超高圧を付与する構造をも
つことは良く知られるところである。また、上記ガスケ
ットが、通常天然パイロフィライト原石より切り出した
ブロック材から旋盤加工にて所定形状に削り出すことに
より製造されることも知られている。
1に要部概略縦断面図で示される通り、試料集合体1を
シリンダ2内に装着し、上アンビル3と下アンビル4を
それぞれすり鉢状ガスケット5,5を介してこれに上下
方向からセットし、前記上下アンビル3,4により高温
加熱下で前記試料集合体1に超高圧を付与する構造をも
つことは良く知られるところである。また、上記ガスケ
ットが、通常天然パイロフィライト原石より切り出した
ブロック材から旋盤加工にて所定形状に削り出すことに
より製造されることも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の超高圧高
温発生装置の大型化および高出力化はめざましく、これ
に伴ないガスケットにもより良質なものが要求される傾
向にあるが、上記の従来ガスケットの場合、上記の通り
原石より削り出し加工により製造されるものであるた
め、材質的にガスケット相互間に不均一性が生ずるばか
りでなく、ガスケット自体においても局部的に不均一と
なるのを避けることができず、この結果相対的局部的に
強度のバラツキが大きなものとなることから、増々上昇
する傾向にある超高圧に対して安定的に対応することが
困難になりつつあるのが現状である。
温発生装置の大型化および高出力化はめざましく、これ
に伴ないガスケットにもより良質なものが要求される傾
向にあるが、上記の従来ガスケットの場合、上記の通り
原石より削り出し加工により製造されるものであるた
め、材質的にガスケット相互間に不均一性が生ずるばか
りでなく、ガスケット自体においても局部的に不均一と
なるのを避けることができず、この結果相対的局部的に
強度のバラツキが大きなものとなることから、増々上昇
する傾向にある超高圧に対して安定的に対応することが
困難になりつつあるのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、高強度を有し、かつ材質的にバ
ラツキのない超高圧高温発生装置のガスケットを開発す
べく研究を行なった結果、原料粉末として、望ましくは
6〜30μmの平均粒径を有する天然パイロフィライト
粉末と、同じく望ましくは1〜6μmの平均粒径を有す
る粘土鉱物粉末、具体的にはカオリナイト、ベントナイ
ト、マイカ、およびタルクのうちの1種以上からなる粘
土鉱物粉末を用い、これら原料粉末を、前記粘土鉱物粉
末:5〜30重量%、天然パイロフィライト粉末:残り
の配合割合で、例えば水などの溶媒にメタけい酸ナトリ
ウムなどの分散剤を溶解させてなる水溶液に加え、混合
して泥漿(スラリー)となし、この泥漿を例えば石膏鋳
型に加圧鋳造し、離型後乾燥することにより成形した泥
漿鋳込ガスケット成形体は、高強度を有すると共に、材
質的に均質であり、かつガスケット相互間の材質的強度
的バラツキもほとんどないことから、より一段と高圧領
域の超高圧高温発生装置への適用に際しても安定的実用
化が可能になるという研究結果を得たのである。
上述のような観点から、高強度を有し、かつ材質的にバ
ラツキのない超高圧高温発生装置のガスケットを開発す
べく研究を行なった結果、原料粉末として、望ましくは
6〜30μmの平均粒径を有する天然パイロフィライト
粉末と、同じく望ましくは1〜6μmの平均粒径を有す
る粘土鉱物粉末、具体的にはカオリナイト、ベントナイ
ト、マイカ、およびタルクのうちの1種以上からなる粘
土鉱物粉末を用い、これら原料粉末を、前記粘土鉱物粉
末:5〜30重量%、天然パイロフィライト粉末:残り
の配合割合で、例えば水などの溶媒にメタけい酸ナトリ
ウムなどの分散剤を溶解させてなる水溶液に加え、混合
して泥漿(スラリー)となし、この泥漿を例えば石膏鋳
型に加圧鋳造し、離型後乾燥することにより成形した泥
漿鋳込ガスケット成形体は、高強度を有すると共に、材
質的に均質であり、かつガスケット相互間の材質的強度
的バラツキもほとんどないことから、より一段と高圧領
域の超高圧高温発生装置への適用に際しても安定的実用
化が可能になるという研究結果を得たのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、 粘土鉱物粉末:5〜30重量%、 天然パイロフィライト粉末:残り、 からなる配合組成を有する、超高圧高温発生装置の泥漿
鋳込ガスケット成形体に特徴を有するものである。
なされたものであって、 粘土鉱物粉末:5〜30重量%、 天然パイロフィライト粉末:残り、 からなる配合組成を有する、超高圧高温発生装置の泥漿
鋳込ガスケット成形体に特徴を有するものである。
【0006】なお、この発明の泥漿鋳込ガスケット成形
体において、粘土鉱物粉末の配合割合を5〜30重量%
としたのは、その割合が5重量%未満では所望の高強度
を確保することができず、一方その割合が30重量%を
越えると、強度が高くなりすぎて、加圧ダイ順応性(圧
力塑性変形性)も低下するようになるという理由による
ものである。
体において、粘土鉱物粉末の配合割合を5〜30重量%
としたのは、その割合が5重量%未満では所望の高強度
を確保することができず、一方その割合が30重量%を
越えると、強度が高くなりすぎて、加圧ダイ順応性(圧
力塑性変形性)も低下するようになるという理由による
ものである。
【0007】また、この発明の泥漿鋳込ガスケット成形
体の製造に原料粉末として用いられる天然パイロフィラ
イト粉末は、多少の石英を含み、その含有量は産地によ
って大きく異るが、ガスケットとしては石英が少ない方
が特性上望ましい。なお、この石英の含有量と泥漿鋳込
成形性との関係は明らかでない。
体の製造に原料粉末として用いられる天然パイロフィラ
イト粉末は、多少の石英を含み、その含有量は産地によ
って大きく異るが、ガスケットとしては石英が少ない方
が特性上望ましい。なお、この石英の含有量と泥漿鋳込
成形性との関係は明らかでない。
【0008】
【実施例】つぎに、この発明の泥漿鋳込ガスケット成形
体を実施例により具体的に説明する。原料粉末として、
それぞれ平均粒径:8μmを有する韓国ワンド産天然パ
イロフィライト粉末、粘土鉱物粉末として、平均粒径:
2μmのカオリナイト、同3μmのベントナイト、同6
μmのマイカ、および同5μmのタルクを用意し、これ
ら原料粉末を表1に示される配合組成に配合し、これ
に、以下いずれも重量%で、溶媒としての水に分散剤と
してメタけい酸ナトリウムを3%溶解してなる水溶液を
全体に占める割合で20%の割合で加え、混合撹拌機で
6時間混合して泥漿となし、ついでこの泥漿を3kg/cm
2 の空気圧で石膏鋳型で鋳込成形(スリップキャステン
グ)し、成形体を100℃に12時間以上保持して乾燥
し、引続いてデシケータ内で水分量を0.4〜0.8%
に調整することにより、上縁外径:100mm×下縁外
径:40mm×高さ:30mm×肉厚:2mmの寸法をもった
すり鉢状形状の本発明泥漿ガスケット成形体1〜9をそ
れぞれ5個づつ製造した。
体を実施例により具体的に説明する。原料粉末として、
それぞれ平均粒径:8μmを有する韓国ワンド産天然パ
イロフィライト粉末、粘土鉱物粉末として、平均粒径:
2μmのカオリナイト、同3μmのベントナイト、同6
μmのマイカ、および同5μmのタルクを用意し、これ
ら原料粉末を表1に示される配合組成に配合し、これ
に、以下いずれも重量%で、溶媒としての水に分散剤と
してメタけい酸ナトリウムを3%溶解してなる水溶液を
全体に占める割合で20%の割合で加え、混合撹拌機で
6時間混合して泥漿となし、ついでこの泥漿を3kg/cm
2 の空気圧で石膏鋳型で鋳込成形(スリップキャステン
グ)し、成形体を100℃に12時間以上保持して乾燥
し、引続いてデシケータ内で水分量を0.4〜0.8%
に調整することにより、上縁外径:100mm×下縁外
径:40mm×高さ:30mm×肉厚:2mmの寸法をもった
すり鉢状形状の本発明泥漿ガスケット成形体1〜9をそ
れぞれ5個づつ製造した。
【0009】また、比較の目的で、天然パイロフィライ
ト原石のブロック材から旋盤加工にて同寸法に削り出す
ことにより従来ガスケットを同じく5個づつ製造した。
ト原石のブロック材から旋盤加工にて同寸法に削り出す
ことにより従来ガスケットを同じく5個づつ製造した。
【0010】
【表1】
【0011】ついで、この結果得られた本発明泥漿鋳込
ガスケット成形体1〜9および従来ガスケットより個々
に4個の試片(全体でそれぞれ20個となる)を採取
し、抗折力を測定した。この測定結果を、最大値、最小
値、および平均値で表1に示した。
ガスケット成形体1〜9および従来ガスケットより個々
に4個の試片(全体でそれぞれ20個となる)を採取
し、抗折力を測定した。この測定結果を、最大値、最小
値、および平均値で表1に示した。
【0012】
【発明の効果】表1に示される結果から、本発明泥漿鋳
込ガスケット成形体1〜9は、いずれも高強度を有し、
かつガスケット相互間の材質的バラツキ並びにガスケッ
ト自体の局部的不均一性がきわめて小さいのに対して、
従来ガスケットは材質的バラツキがきわめて大きいこと
が明らかである。上述のように、この発明の泥漿鋳込ガ
スケット成形体は、高強度を有すると共に、材質的に均
質であることから、超高圧高温発生装置における高圧の
安定的発生を可能ならしめるものである。
込ガスケット成形体1〜9は、いずれも高強度を有し、
かつガスケット相互間の材質的バラツキ並びにガスケッ
ト自体の局部的不均一性がきわめて小さいのに対して、
従来ガスケットは材質的バラツキがきわめて大きいこと
が明らかである。上述のように、この発明の泥漿鋳込ガ
スケット成形体は、高強度を有すると共に、材質的に均
質であることから、超高圧高温発生装置における高圧の
安定的発生を可能ならしめるものである。
【図1】超高圧高温発生装置の要部概略縦断面図であ
る。
る。
1 試料集合体 2 シリンダ 3 上アンビル 4 下アンビル 5 ガスケット
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で、 粘土鉱物粉末:5〜30%、 天然パイロフィライト粉末:残り、 からなる配合組成を有することを特徴とする超高圧高温
発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体。 - 【請求項2】 上記粘土鉱物粉末が、カオリナイト、ベ
ントナイト、マイカ、およびタルクのうちの1種以上か
らなることを特徴とする上記請求項1記載の超高圧高温
発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15144092A JPH05317682A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15144092A JPH05317682A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317682A true JPH05317682A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15518657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15144092A Pending JPH05317682A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 超高圧高温発生装置の泥漿鋳込ガスケット成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317682A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2729202A1 (fr) * | 1995-01-05 | 1996-07-12 | Sii Megadiamond Inc | Materiaux de garniture synthetiques pour leur utilisation dans des presses a haute pression |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP15144092A patent/JPH05317682A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2729202A1 (fr) * | 1995-01-05 | 1996-07-12 | Sii Megadiamond Inc | Materiaux de garniture synthetiques pour leur utilisation dans des presses a haute pression |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020716 |