JPH05319325A - 人工降雪機用クローラー式走行装置 - Google Patents

人工降雪機用クローラー式走行装置

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JPH05319325A
JPH05319325A JP14888792A JP14888792A JPH05319325A JP H05319325 A JPH05319325 A JP H05319325A JP 14888792 A JP14888792 A JP 14888792A JP 14888792 A JP14888792 A JP 14888792A JP H05319325 A JPH05319325 A JP H05319325A
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JP
Japan
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crawler belt
wheel
grease
crawler
cylinder
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Application number
JP14888792A
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English (en)
Inventor
Osamu Tsuchiya
修 土屋
Yasushi Sasaki
泰 佐々木
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Kashiyama Industries Ltd
Original Assignee
Kashiyama Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過大な荷重によるクローラーベルトの切断や
フレームのゆがみ等の損壊を防止し得る、クローラーベ
ルトの外れ難い、走行性能の優れたものにする。 【構成】 クローラーベルト66に当接する前輪68を
ばねとグリスニップル102付きグリスシリンダーとの
連結体を用いた緩衝装置84で支え、そのシリンダーに
圧力制御弁104を備え付ける。このため、シリンダー
の内部圧力が設定値を超えると、グリスが吐出される。
又、クローラーベルト66に当接する転輪として、内転
輪122と外転輪120とを備えたボギー式転輪装置7
2を用いる。このため、内転輪122でクローラーベル
ト66の爪86の間の部分を押さえて、爪86を曲がり
難くできる。しかも、外転輪120で爪86の両外側の
部分を押さえて、クローラーベルト66に掛かる荷重を
分散し、振動の発生を押さえられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工降雪機用のクローラ
ー式走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、多くのスキー場に人工降雪機が普
及してきている。それは人工降雪機を使用すると、自然
の降雪量に左右されず、適宜人工降雪によってスキーに
必要な積雪量を確保することが可能となるからである。
特に、人工降雪機を自走式にすると、ゲレンデを移動さ
せることができるため、広い範囲の降雪が行えて好都合
となる。
【0003】このような自走式人工降雪機には通常クロ
ーラー式走行装置を装備する。何故なら、ゲレンデは山
の斜面等の地形をほぼそのまま利用して作るため、凹凸
が激しい場所や急斜面の場所等を走行しなければならな
いからである。このクローラー式走行装置は無端のクロ
ーラーベルトと、その内側に配設した前輪、複数のボギ
ー式転輪装置、駆動輪や支持部材等からなる装置であ
り、走行時にはクローラーベルトが回転する。
【0004】図9はクローラーベルトと前輪支持用緩衝
装置の構造を示す図である。図中、10はクローラーベ
ルト、12(12a、12b)はその内面中央部に設け
た爪、14は前輪、16はその軸である。これ等の爪1
2はクローラーベルト10の内周に沿って並行に並ぶ2
本の非連続的な多数の突起部からなる。
【0005】又、18は前輪支持用緩衝装置、20(2
0a、20b)はその軸16の両端を支えるL字状部
材、22は取付部材、24(24a、24b)はコイル
ばね、26(26a、26b)はグリスシリンダー、2
8(28a、28b)はL字状部材20と取付部材22
の間に介在し、ばね24とシリンダー26との連結体を
収納する内外の筒からなるケース、30(30a、30
b)は各シリンダー26にそれぞれグリスを与えるグリ
スニップルである。なお、グリスニップル30には注入
器を使ってグリスを注入する口があり、逆止弁としての
働きもする。
【0006】又、図10はボギー式転輪装置の側面図、
図11はその平面図である。図中、32はボギー式転輪
装置、34(34a、34b)はその外転輪、36(3
6a、36b)は三角形状の揺動板である。これ等の揺
動板36は支点となる軸38を対応する1隅部に備え
て、外転輪34の各軸40(40a、40b)を他の対
応する2隅部でそれぞれ支持する。それ故、両外転輪3
4に加わる荷重が等しくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな前輪支持用緩衝装置18では走行中に大きな凹凸や
石等を乗り越えようとする際に、クローラーベルト10
に過大な荷重が掛かり易い。又、操作が未熟で急旋回さ
せた場合等も同様である。すると、緩衝装置18が備わ
っていても過大な荷重を吸収することができず、クロー
ラーベルト10に大きな引張力が作用して切断が発生
し、更にはフレームにも無理な力が働いてゆがみが発生
することがある。これ等の場合には走行が不可能となる
ため、クローラーベルト10やフレームの一部を取り替
えなければならない。なお、クローラーベルト10に掛
かる荷重の度合いを知ることは困難である。
【0008】又、クローラーベルト10上には図12に
示すような状態でボギー式転輪装置32の外転輪34が
乗っている。それ故、クローラーベルト10に過大な荷
重が掛かると、爪12の両外側の部分が押さえられるこ
とにより中央部分42がゆがみ、その影響を受けて爪1
2が曲がり易くなる。その際、いずれかの転輪34が一
瞬浮くと、爪12の上に乗り上げて外れ、走行が不可能
になることがある。因みに、外転輪とは爪の外側に嵌ま
る構造を備えた転輪である。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、過大な荷重によるクローラーベ
ルトの切断やフレームのゆがみ等の損壊を防止し得る、
クローラーベルトの外れ難い、走行性能の優れた人工降
雪機用クローラー式走行装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による人工降雪機用クローラー式走行装置5
2ではクローラーベルト66に当接する前輪68をばね
94とグリスニップル102付きグリスシリンダー96
との連結体を用いて構成した緩衝装置84で支える。そ
して、そのグリスシリンダー96に圧力制御弁104を
備え付ける。
【0011】又、クローラーベルト66に当接する転輪
として、内転輪122と外転輪120とを備えたボギー
式の転輪装置72を用いる。
【0012】
【作用】上記のように構成し、グリスシリンダー96に
圧力制御弁104を備え付けると、クローラーベルト6
6に大きな荷重が掛かってばね94が屈曲し、シリンダ
ー96の内部圧力が上昇しても、その圧力が設定値を超
えた時に、圧力制御弁104よりグリスが外部に吐出さ
れる。それ故、クローラーベルト66に掛かる荷重を制
限できて、荷重が過大とならない。その際、グリスの吐
出量が多いと、クローラーベルト66がたるんで走行不
可能になるが、グリスを注入するだけの作業で直ちに張
り戻して復旧でき、走行可能になる。
【0013】又、内転輪122と外転輪120とを備え
たボギー式の転輪装置72を用いると、内転輪122が
クローラーベルト66の爪86の内側に嵌まる。それ
故、クローラーベルト66に大きな荷重が掛かっても、
爪86の間の中央部分136が押さえられているので、
爪86が曲がり難くなり、内転輪122が爪86に乗り
上げて外れることもない。しかし、内転輪122を用い
ると、クローラーベルト66の中央部136のみに荷重
が集中し易く、強度的に弱くなる上、振動が出易くな
る。そこで、外転輪120により爪86の両外側を押さ
えて荷重を分散させ、振動を低減する。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
を説明する。図1は本発明を適用した自走式人工降雪機
の走行装置を示す平面図、図2はその右側面図、図3は
自走式人工降雪機の右側面図である。図中、44は自走
式人工降雪機、46はその主フレーム、48は主フレー
ム46の前部上に搭載するエンジン、圧縮機、油圧機器
等を収納する室、50は主フレームの後部上に搭載する
送風機、52は主フレームの右側下部に装備するクロー
ラー式走行装置である。
【0015】このエンジン等収納室48は主フレーム4
6の上に搭載するエンジン、圧縮機、油圧機器等を開閉
自在のフロントカバー54やリアカバー56等からなる
カバー類で覆った室である。なお、リアカバー56には
開閉自在の座席カバーを装備する。
【0016】送風機50は一方の口58にインペラ(羽
根車)を備え、他方の口60にノズルリング62を備え
た筒状ケーシングからなり、周囲の空気を吸込口58か
ら取り込み、加圧して吐出口60から放出する。その
際、空気流中にノズルから水と圧縮空気とを噴射して種
結晶の生成を促すと、大量の人工造雪が行える。なお、
送風機50はアーム64等からなる水平又は垂直方向の
回転機構で支持するため、降雪方向の選択が可能であ
る。
【0017】クローラー式走行装置52は無端のゴム製
クローラーベルト66と、そのクローラーベルト66に
当接して内側から支える、前方から後方へ向けて順次配
設した前輪68、外転輪70、3組のボギー式の転輪装
置72(72a、72b、72c)、駆動輪74と、そ
れ等のボギー式転輪装置72上に張られたクローラーベ
ルト66の上部を2箇所で下支えする小型の外転輪76
(76a、76b)と、それ等の各軸を支える軸支持フ
レーム78等からなる。なお、軸支持フレーム78は
縦、横に配置した支持部材80、82(82a、82
b、82c)等からなり、主フレーム46と一体に結合
している。
【0018】この前輪68は緩衝装置84で支持する。
図4はその緩衝装置84の概略構造を示す図である。図
中、86(86a、86b)はクローラーベルト66の
内面中央部に設けた爪、88は前輪68の軸である。
又、90(90a、90b)はその軸88の両端を支え
るL字状部材、92は取付部材、94(94a、94
b)はコイルばね、96(96a、96b)はグリスシ
リンダー、98(98a、98b)はL字状部材90と
取付部材92の間に介在し、ばね94とシリンダー96
との連結体を収納するケースである。
【0019】これ等の各コイルばね94の先端は対応す
るL字状部材90に、又各シリンダー96の後端は取付
部材92にそれぞれ固着する。そして、各コイルばね9
4の後端は対応するシリンダー96のピストン100
(100a、100b)の先端にそれぞれ結合する。
又、収納ケース98は内、外の筒から構成し、その外筒
に対して内筒をスライド可能にする。
【0020】102はグリスニップル、104は圧力制
御弁、106はそのグリスニップル102と結合するグ
リス供給管、108はその圧力制御弁104と結合する
グリス吐出管である。そして、110はそれ等のグリス
供給管106とグリス吐出管108を結合する連結管、
112(112a、112b)はその連結管110と各
シリンダー96とを結ぶ分配管である。なお、グリスニ
ップル102と圧力制御弁104の外側は開閉自在のカ
バー114で覆う。
【0021】又、各ボギー式転輪装置72にはいずれに
も内転輪と外転輪とを備え付ける。即ち、転輪装置72
aには内転輪116と外転輪118、転輪装置72bに
は外転輪120と内転輪122、転輪装置72cには内
転輪124と外転輪126とをそれぞれ備え付ける。な
お、内転輪とは爪の内側に嵌まる構造を備えた転輪であ
る。
【0022】図5はボギー式転輪装置72bの右側面
図、図6はその平面図である。図中、128(128
a、128b)は揺動板、130はその軸、132は外
転輪120の軸、134は内転輪122の軸である。他
のボギー式転輪装置72a、72cは転輪装置72bと
比べ、それ等の外転輪118、126と内転輪116、
124の位置が入れ替わるだけで、他の構造は同一であ
る。
【0023】又、駆動輪74にはクローラーベルト66
と噛み合わせるため、外周の全体に亘って多数の歯13
5を等間隔に設ける。又、クローラーベルト66にもそ
れ等の歯135が嵌まる多数の凹所をその内周の全体に
亘って爪86の間に等間隔に設ける。それ故、エンジン
で発生した動力を伝達装置によって駆動輪74に伝える
と、クローラーベルト66を回転させることができる。
【0024】このような人工降雪機44が走行中に大き
な凹凸や石等を乗り越えようとする場合、クローラーベ
ルト66に大きな荷重が掛かる。すると、荷重がクロー
ラーベルト66から前輪68を経て緩衝装置84に伝わ
る。そこで、両コイルばね94が後方に押されて縮み、
対応するピストン100も後方に押されるため、両グリ
スシリンダー96の内部圧力が上昇して行く。この圧力
が設定値例えば300kg/平方cmを超えなければ、
荷重が軽減すると共にコイルばね94が伸び、ピストン
100も突出するため、クローラーベルト66の張りも
元の状態に復帰する。その際、圧力制御弁104からグ
リスが出ないので、当然走行を継続できる。
【0025】ところが、圧力が設定値を超えて上昇する
と、圧力制御弁104からグリスが外部に吐出される。
すると、グリスシリンダー96の内部圧力がそれ以上上
昇せず、前輪68からクローラーベルト66に与える張
り出し力も増加しなくなる。このため、クローラーベル
ト66に掛かる荷重を制限して切断を防止できる。その
際、グリスの吐出量が多いと、荷重が減少すると共にク
ローラーベルト66がたるんで走行不可能になるが、グ
リスをニップル102から注入するだけで直ちに張り戻
して復旧でき、走行可能の状態になる。
【0026】走行中、クローラーベルト66上には3組
のボギー式転輪装置72が乗っているが、内転輪11
6、122、124の設置状態はいずれも等しく、外転
輪118、120、126の設置状態もいずれも等し
い。そこで、一例としてボギー式転輪装置72bにつき
設置状態を示すと、内転輪122は図7のように、又外
転輪120は図8のようになる。
【0027】このように、内転輪122が爪86の内側
に嵌まると、クローラーベルト66に大きな荷重が掛か
っても、爪86の間の中央部分136が押さえられるの
で、爪86が曲がり難い。それ故、内転輪122が爪8
6に乗り上げて外れることもない。しかし、内転輪12
2を用いると、クローラーベルト66の中央部136の
みに荷重が集中し易く、強度的に弱くなる上、振動が出
易くなる。そこで、外転輪120により爪86の両外側
を押さえて荷重を分散させ、振動を低減する。なお、同
様なクローラー式走行装置は主フレーム46の左側下部
にも装備する。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、グリスシ
リンダーに圧力制御弁を備え付けるため、クローラーベ
ルトに大きな荷重が掛かってシリンダー内の圧力が上昇
しても、その圧力が設定値を超えると、圧力制御弁より
グリスが吐出されるので、過大な荷重がクローラーベル
トに掛かるのを防止できる。それ故、クローラーベルト
の切断やフレームのゆがみ等が発生せず、グリスの注入
だけで復旧が可能となるため、走行性能が向上する。
【0029】更に、内転輪と外転輪とを備えたボギー式
転輪装置を用いると、内転輪でクローラーベルトの爪の
間の中央部分を押さえるため、爪が曲がり難くなる。そ
れ故、内外転輪の爪への乗り上げによる外れを防止でき
る。しかも、外転輪で爪の両外側部分を押さえるため、
クローラーベルトに掛かる荷重を分散させ、振動の発生
を押さえることができる。従って、走行性能が一層向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自走式人工降雪機に備える走
行装置を示す平面図である。
【図2】同走行装置の右側面図である。
【図3】同自走式人工降雪機の右側面図である。
【図4】同走行装置に備える前輪支持用緩衝装置の概略
構造を示す図である。
【図5】同走行装置に備えるボギー式転輪装置を示す右
側面図である。
【図6】同ボギー式転輪装置の平面図である。
【図7】同ボギー式転輪装置に備える内転輪のクローラ
ーベルトに対する設置状態を示す図である。
【図8】同ボギー式転輪装置に備える外転輪のクローラ
ーベルトに対する設置状態を示す図である。
【図9】従来の前輪支持用緩衝装置の概略構造を示す図
である。
【図10】従来のボギー式転輪装置を示す右側面図であ
る。
【図11】同ボギー式転輪装置の平面図である。
【図12】同ボギー式転輪装置に備える外転輪のクロー
ラーベルトに対する設置状態を示す図である。
【符号の説明】
44…自走式人工降雪機 46…主フレーム 48…エ
ンジン等収納室 50…送風機 52…走行装置 66
…クローラーベルト 68…前輪 70、76、11
8、120、126…外転輪 72…ボギー式転輪装置
74…駆動輪78…軸支持フレーム 84…緩衝装置
86…爪 94…コイルばね 96…グリスシリンダ
ー 102…グリスニップル 104…圧力制御弁 1
16、122、124…内転輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラーベルトに当接する前輪をばね
    とグリスニップル付きグリスシリンダーとの連結体を用
    いて構成した緩衝装置で支えてなる人工降雪機用クロー
    ラー式走行装置において、上記グリスシリンダーに圧力
    制御弁を備え付けることを特徴とする人工降雪機用クロ
    ーラー式走行装置。
  2. 【請求項2】 クローラーベルトに当接する転輪とし
    て、内転輪と外転輪とを備えたボギー式の転輪装置を用
    いることを特徴とする請求項1記載の人工降雪機用クロ
    ーラー式走行装置。
JP14888792A 1992-05-15 1992-05-15 人工降雪機用クローラー式走行装置 Pending JPH05319325A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182656A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Atex Co Ltd ゴムクローラ及びそのゴムクローラ作業機
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