JPH05319537A - 振動コンベヤ - Google Patents
振動コンベヤInfo
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- JPH05319537A JPH05319537A JP14853392A JP14853392A JPH05319537A JP H05319537 A JPH05319537 A JP H05319537A JP 14853392 A JP14853392 A JP 14853392A JP 14853392 A JP14853392 A JP 14853392A JP H05319537 A JPH05319537 A JP H05319537A
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- Japan
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- trough
- vibration
- transfer
- corrugated plate
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 大きな傾斜角でも部品や材料を確実に上方へ
と移送させ得る振動コンベヤを提供すること。 [構成] トラフ2を所定の振動角で振動させる振動コ
ンベヤ1において、トラフ2の移送面を振動による移送
方向に向かって導入側で上向きの傾斜とする鋸歯状に形
成する波板5を取りつける。
と移送させ得る振動コンベヤを提供すること。 [構成] トラフ2を所定の振動角で振動させる振動コ
ンベヤ1において、トラフ2の移送面を振動による移送
方向に向かって導入側で上向きの傾斜とする鋸歯状に形
成する波板5を取りつける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来では、砂利などを任
意の地点に移送させるのに振動コンベヤが用いられてい
る。この種の振動コンベヤでは駆動源に電動機を用い、
かつこれにより駆動されるクランク機構を用いたものが
知られている。以下、その従来における振動コンベヤに
ついて説明する。
意の地点に移送させるのに振動コンベヤが用いられてい
る。この種の振動コンベヤでは駆動源に電動機を用い、
かつこれにより駆動されるクランク機構を用いたものが
知られている。以下、その従来における振動コンベヤに
ついて説明する。
【0003】図14に示すように、従来の振動コンベヤ
は全体として50で示され、この振動コンベヤ50は可
動部であるトラフ51とカウンター・ウエイト52と
が、これらの両側部に設けられた一対のレバー53を枢
着させることにより取り付けられている。このレバー5
3はその中央部が支点となり、架台55に固定されてい
るレバースタンド64に支持され、さらに架台55は地
上に支持されている防振ばね63に支持される。クラン
ク式加振機構56は主としてモータ57とプーリ61
と、この回転軸に取り付けられたクランクとからなり、
モータ57が駆動すると、ベルト60を介してプーリ6
1を回転させ、これにより駆動ロッド58を往復動させ
ている。駆動ロッド58は板ゴムなどからなるショック
アブソーバ59を介してトラフ51に結合され、これに
よりモータ57が駆動されることによりトラフ51に振
動力が加えられる。この振動力を受け、トラフ51とカ
ウンター・ウエイト52とはレバー53とコイルばね5
4により相互に相反する方向に振動する。従って、トラ
フ51は矢印b方向に振動し、トラフ51内の材料(図
示せず)は右方へと移送される。
は全体として50で示され、この振動コンベヤ50は可
動部であるトラフ51とカウンター・ウエイト52と
が、これらの両側部に設けられた一対のレバー53を枢
着させることにより取り付けられている。このレバー5
3はその中央部が支点となり、架台55に固定されてい
るレバースタンド64に支持され、さらに架台55は地
上に支持されている防振ばね63に支持される。クラン
ク式加振機構56は主としてモータ57とプーリ61
と、この回転軸に取り付けられたクランクとからなり、
モータ57が駆動すると、ベルト60を介してプーリ6
1を回転させ、これにより駆動ロッド58を往復動させ
ている。駆動ロッド58は板ゴムなどからなるショック
アブソーバ59を介してトラフ51に結合され、これに
よりモータ57が駆動されることによりトラフ51に振
動力が加えられる。この振動力を受け、トラフ51とカ
ウンター・ウエイト52とはレバー53とコイルばね5
4により相互に相反する方向に振動する。従って、トラ
フ51は矢印b方向に振動し、トラフ51内の材料(図
示せず)は右方へと移送される。
【0004】しかし、この種の振動コンベヤは水平方向
には問題なく物を運ぶことができるが、振動コンベヤの
直線的なトラフに大きな傾斜をつけると、すなわち全体
を大きく上向きに傾斜させると、特に転がりやすい材
料、例えば玉砂利を下方から上方へと運ぶときは、これ
を行うために傾斜面の移送中に玉砂利が転げ落ちて、ト
ラフの上方の最下流側まで移送させることができなかっ
た。
には問題なく物を運ぶことができるが、振動コンベヤの
直線的なトラフに大きな傾斜をつけると、すなわち全体
を大きく上向きに傾斜させると、特に転がりやすい材
料、例えば玉砂利を下方から上方へと運ぶときは、これ
を行うために傾斜面の移送中に玉砂利が転げ落ちて、ト
ラフの上方の最下流側まで移送させることができなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
に鑑みてなされ、直線的なトラフ上で転がりやすい材料
を、大きな傾斜角でも下から上へ移送することのできる
振動コンベヤを提供することを目的とする。
に鑑みてなされ、直線的なトラフ上で転がりやすい材料
を、大きな傾斜角でも下から上へ移送することのできる
振動コンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、トラフを
所定の振動角で振動させる振動コンベヤにおいて、前記
トラフの移送面を振動による移送方向に向かって導入側
で上向きの傾斜とする鋸歯状に形成したことを特徴とす
る振動コンベヤによって達成される。
所定の振動角で振動させる振動コンベヤにおいて、前記
トラフの移送面を振動による移送方向に向かって導入側
で上向きの傾斜とする鋸歯状に形成したことを特徴とす
る振動コンベヤによって達成される。
【0007】
【作用】トラフの移送面を鋸歯状に形成し、この導入側
を、振動による移送方向に向かって上向きの傾斜角とし
たので、大きな上り勾配を有する移送面でも、転がりや
すい材料が下から上へと振動力で移送できるようにな
る。
を、振動による移送方向に向かって上向きの傾斜角とし
たので、大きな上り勾配を有する移送面でも、転がりや
すい材料が下から上へと振動力で移送できるようにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1実施例による振動コンベ
ヤについて図面を参照して説明する。本発明の振動コン
ベヤ1は、図1に示すように可動部であるトラフ2と、
その直下方に位置するカウンター・ウエイト3とが、こ
れらの側部に取り付けられている取付板11、12を介
してレバー10、10’、10により連結されている。
また、これらの複数のレバー10、10’、10は図2
及び図3に示されているように、それぞれトラフ2及び
カウンター・ウエイト3の側壁に左右一対(以下、本明
細書で特に指示のない場合に、左右とは図2及び図3に
示される振動コンベヤ1の向き、すなわちトラフの移送
方向に対して垂直方向を左右とする)に設けられてい
る。こうした振動コンベヤ1はレバー10、10’を介
して支持機構6、6’により支持され、これらの支持機
構6、6’も図2に示すように支持機構6が左右一対に
設けられている。
ヤについて図面を参照して説明する。本発明の振動コン
ベヤ1は、図1に示すように可動部であるトラフ2と、
その直下方に位置するカウンター・ウエイト3とが、こ
れらの側部に取り付けられている取付板11、12を介
してレバー10、10’、10により連結されている。
また、これらの複数のレバー10、10’、10は図2
及び図3に示されているように、それぞれトラフ2及び
カウンター・ウエイト3の側壁に左右一対(以下、本明
細書で特に指示のない場合に、左右とは図2及び図3に
示される振動コンベヤ1の向き、すなわちトラフの移送
方向に対して垂直方向を左右とする)に設けられてい
る。こうした振動コンベヤ1はレバー10、10’を介
して支持機構6、6’により支持され、これらの支持機
構6、6’も図2に示すように支持機構6が左右一対に
設けられている。
【0009】次に、これらの各構成部分の詳細について
説明すると、振動コンベヤ1を屋内における作業場の天
井から懸吊している支持機構6、6’は、主としてロー
プ6a、6a’、コイルばね7、アイボルト8、吊金具
9及び軸部材13とからなり、ロープ6a、6a’の上
端部は図示されていない固定手段により天井に固定さ
れ、下端部は図2及び図3に示すように鍵状となってお
り、この部分に吊金具9の上端部が吊り下げられてい
る。支持機構6、6’はロープ6a、6a’の長さのみ
異なり(なお、この長さは公知のターンボルトを介在さ
せることにより調整可能にしてもよい)、一方の支持機
構6側のみ説明すると、吊金具9の底壁部にはばね受け
9aが固定されており、アイボルト8がこれらの中心に
形成されている開口を挿通して設けられている。アイボ
ルト8の上端部は、これに挿通されたばね受け8aがナ
ットにより止着されており、これらばね受け8aと9a
との間に振動コンベヤ1の全体の荷重を受けるコイルば
ね7が張設されている。また、アイボルト8の下端部は
環状に形成され、この両環状下端部の内方に振動コンベ
ヤの軸方向(移送方向)を垂直に横断する軸部材13が
設けられている。
説明すると、振動コンベヤ1を屋内における作業場の天
井から懸吊している支持機構6、6’は、主としてロー
プ6a、6a’、コイルばね7、アイボルト8、吊金具
9及び軸部材13とからなり、ロープ6a、6a’の上
端部は図示されていない固定手段により天井に固定さ
れ、下端部は図2及び図3に示すように鍵状となってお
り、この部分に吊金具9の上端部が吊り下げられてい
る。支持機構6、6’はロープ6a、6a’の長さのみ
異なり(なお、この長さは公知のターンボルトを介在さ
せることにより調整可能にしてもよい)、一方の支持機
構6側のみ説明すると、吊金具9の底壁部にはばね受け
9aが固定されており、アイボルト8がこれらの中心に
形成されている開口を挿通して設けられている。アイボ
ルト8の上端部は、これに挿通されたばね受け8aがナ
ットにより止着されており、これらばね受け8aと9a
との間に振動コンベヤ1の全体の荷重を受けるコイルば
ね7が張設されている。また、アイボルト8の下端部は
環状に形成され、この両環状下端部の内方に振動コンベ
ヤの軸方向(移送方向)を垂直に横断する軸部材13が
設けられている。
【0010】図5に示すように軸部材13は、アイボル
ト8の下端部の環状内部の孔を挿通するアダプタ14を
介して、軸部材13の開口端に溶接されている部材13
aに形成されているめねじ部にボルト15を螺合させる
ことにより、アイボルト8の環状内部に枢着させて取り
付けられる。また、この軸部材13の端部よりやや内方
側には左右一対のレバー10が固定され、このレバー1
0と軸部材13とが固定される位置は、トラフ2の質量
とカウンター・ウエイト3の質量とが反比例する位置、
例えばトラフ2の質量が100Kgで、カウンター・ウ
エイト3の質量が200Kgであれば、レバー10の長
手方向の上端部及び下端部から2:1の位置に固定され
る。
ト8の下端部の環状内部の孔を挿通するアダプタ14を
介して、軸部材13の開口端に溶接されている部材13
aに形成されているめねじ部にボルト15を螺合させる
ことにより、アイボルト8の環状内部に枢着させて取り
付けられる。また、この軸部材13の端部よりやや内方
側には左右一対のレバー10が固定され、このレバー1
0と軸部材13とが固定される位置は、トラフ2の質量
とカウンター・ウエイト3の質量とが反比例する位置、
例えばトラフ2の質量が100Kgで、カウンター・ウ
エイト3の質量が200Kgであれば、レバー10の長
手方向の上端部及び下端部から2:1の位置に固定され
る。
【0011】図4に示すように、レバー10の両端には
円弧形状に上端部10aと下端部10bとが形成され、
これらの上端部10aと下端部10bに固定された環状
部材10g、10hにはこれと同心的にボルト挿通孔を
有する筒部材10c、10dがそれぞれ挿通され、これ
ら環状部材10g、10hと筒部材10c、10dとの
間にはゴム部材10e、10fが、環状部材10g、1
0hの内壁及び筒部材10c、10dの外壁に接着され
て設けられている。すなわち、レバー10に固定された
環状部材10g、10hと、それぞれの筒部材10c、
10dとは枢着された関係となる。レバー10の環状部
材10hはトラフ2の直下方に設けられているカウンタ
ー・ウエイト3の側壁に取り付けられている取付板12
に筒部材10dが固定されることにより取り付けられ、
これらはボルト17をレバー10の筒部材10d及び取
付板12に形成されているボルト挿通孔である円弧状の
切欠20に挿通させ、ナット18を螺合させ、締めつけ
ることにより固定される。
円弧形状に上端部10aと下端部10bとが形成され、
これらの上端部10aと下端部10bに固定された環状
部材10g、10hにはこれと同心的にボルト挿通孔を
有する筒部材10c、10dがそれぞれ挿通され、これ
ら環状部材10g、10hと筒部材10c、10dとの
間にはゴム部材10e、10fが、環状部材10g、1
0hの内壁及び筒部材10c、10dの外壁に接着され
て設けられている。すなわち、レバー10に固定された
環状部材10g、10hと、それぞれの筒部材10c、
10dとは枢着された関係となる。レバー10の環状部
材10hはトラフ2の直下方に設けられているカウンタ
ー・ウエイト3の側壁に取り付けられている取付板12
に筒部材10dが固定されることにより取り付けられ、
これらはボルト17をレバー10の筒部材10d及び取
付板12に形成されているボルト挿通孔である円弧状の
切欠20に挿通させ、ナット18を螺合させ、締めつけ
ることにより固定される。
【0012】レバー10の上端部の環状部材10gは、
筒部材10cがトラフ2の両側壁に固定されている取付
板11と、及びこれと左右一対の関係にある取付板11
を横断する第1のコの字部材22の端部に溶接により取
付られている平板22aと共に固定されている。これら
はボルト28をレバー10の筒部材10c、取付板11
及び平板22aの中心部に形成されているボルト挿通孔
にボルト28を貫通させて、これにナット29を螺合さ
せ、締めつけることにより固定される。第1のコの字部
材22の両端部には、八角形状の平板22aが固定さ
れ、これらに形成されたボルト挿通孔及び取付板11に
形成された一対の円弧状の切欠19a、19bにボルト
26a、26bを貫通させて、ナット36a、36bを
螺合させ、締め付けることにより取付板11に固定され
る。
筒部材10cがトラフ2の両側壁に固定されている取付
板11と、及びこれと左右一対の関係にある取付板11
を横断する第1のコの字部材22の端部に溶接により取
付られている平板22aと共に固定されている。これら
はボルト28をレバー10の筒部材10c、取付板11
及び平板22aの中心部に形成されているボルト挿通孔
にボルト28を貫通させて、これにナット29を螺合さ
せ、締めつけることにより固定される。第1のコの字部
材22の両端部には、八角形状の平板22aが固定さ
れ、これらに形成されたボルト挿通孔及び取付板11に
形成された一対の円弧状の切欠19a、19bにボルト
26a、26bを貫通させて、ナット36a、36bを
螺合させ、締め付けることにより取付板11に固定され
る。
【0013】図4及び図6に示されるように、左右一対
のコイルばね21はレバー10の上端側の環状部材10
gと同心的な筒部材10cと共締めされている第1のコ
の字部材22と、カウンター・ウエイト3の内壁に固定
されている左右一対の取付板23を連結する第2のコの
字部材24との間に設けられ、レバー10の軸線(すな
わち筒部材10cと筒部材10dとを結ぶ線分)に対し
て垂直方向に圧縮状態で張設されている。図6に示すよ
うに、第1のコの字部材22及び第2のコの字部材24
にはそれぞれ対向して、ばねの止着部22b、24bが
設けられ、コイルばね21の両端部がこれらに止着され
る。
のコイルばね21はレバー10の上端側の環状部材10
gと同心的な筒部材10cと共締めされている第1のコ
の字部材22と、カウンター・ウエイト3の内壁に固定
されている左右一対の取付板23を連結する第2のコの
字部材24との間に設けられ、レバー10の軸線(すな
わち筒部材10cと筒部材10dとを結ぶ線分)に対し
て垂直方向に圧縮状態で張設されている。図6に示すよ
うに、第1のコの字部材22及び第2のコの字部材24
にはそれぞれ対向して、ばねの止着部22b、24bが
設けられ、コイルばね21の両端部がこれらに止着され
る。
【0014】第2のコの字部材24は、この両側部に溶
接により固定された平板24aに形成されたボルト挿通
孔と、取付板23に形成された切欠25a、25bとに
ボルト27a、27bを挿通させ、これらにナット37
a、37bを螺合させ、締めつけることにより固定され
る。尚、説明は省略したが、各ボルトとナットの螺合部
には、図示しているように振動による緩みの防止のため
スプリングナットやワッシャが挟持されている。
接により固定された平板24aに形成されたボルト挿通
孔と、取付板23に形成された切欠25a、25bとに
ボルト27a、27bを挿通させ、これらにナット37
a、37bを螺合させ、締めつけることにより固定され
る。尚、説明は省略したが、各ボルトとナットの螺合部
には、図示しているように振動による緩みの防止のため
スプリングナットやワッシャが挟持されている。
【0015】次に、このクランク機構により振動力を受
けるトラフの振動角の調整方法について説明すると、図
1〜図3に示すように振動コンベヤ1の両端部には連結
装置30、30’が設けられ、図2に示すように連結装
置30はカウンター・ウエイト3の両端部に固定されて
いる一対の下方連結部材32の間に形成されている隙間
に、トラフ2の底壁に固定されている上方連結部材33
をスペーサ31を介在させてはめ込み、これらの接続部
分にそれぞれ設けられている貫通孔にボルト34を貫通
させて、そのボルト34の突出部にナット35を螺合さ
せ、締めつけることにより、トラフ2とカウンター・ウ
エイト3とがこれまでと同じ間隔を維持したまま仮止め
される。図1及び図3に一部が示される連結装置30’
も同様の方法で、トラフ2とカウンター・ウエイト3と
の間をこれまでと同じ間隔を維持したまま仮止めされ
る。すなわち、このようにトラフ2とカウンター・ウエ
イト3とを仮止めすることにより、左右両側部の各取付
板11、12、23の各ねじ部を緩めても、これらの間
隔をそのまま維持することができる。
けるトラフの振動角の調整方法について説明すると、図
1〜図3に示すように振動コンベヤ1の両端部には連結
装置30、30’が設けられ、図2に示すように連結装
置30はカウンター・ウエイト3の両端部に固定されて
いる一対の下方連結部材32の間に形成されている隙間
に、トラフ2の底壁に固定されている上方連結部材33
をスペーサ31を介在させてはめ込み、これらの接続部
分にそれぞれ設けられている貫通孔にボルト34を貫通
させて、そのボルト34の突出部にナット35を螺合さ
せ、締めつけることにより、トラフ2とカウンター・ウ
エイト3とがこれまでと同じ間隔を維持したまま仮止め
される。図1及び図3に一部が示される連結装置30’
も同様の方法で、トラフ2とカウンター・ウエイト3と
の間をこれまでと同じ間隔を維持したまま仮止めされ
る。すなわち、このようにトラフ2とカウンター・ウエ
イト3とを仮止めすることにより、左右両側部の各取付
板11、12、23の各ねじ部を緩めても、これらの間
隔をそのまま維持することができる。
【0016】図1で示されている振動コンベヤ1の右端
側、すなわち図2に示されている、左右一対のレバー1
0とコイルばね21の傾斜角を変えるため、初めに左右
一対のレバー10を取付板11、12の固定から解く。
これは図4または図6に示すように、レバー10の上端
部の環状部材10gに係合しているボルト28とレバー
10の下端側の環状部材10hに係合しているボルト1
7にそれぞれ螺合しているナット29、18を緩める。
側、すなわち図2に示されている、左右一対のレバー1
0とコイルばね21の傾斜角を変えるため、初めに左右
一対のレバー10を取付板11、12の固定から解く。
これは図4または図6に示すように、レバー10の上端
部の環状部材10gに係合しているボルト28とレバー
10の下端側の環状部材10hに係合しているボルト1
7にそれぞれ螺合しているナット29、18を緩める。
【0017】次に、コイルばね21が張設されている第
1のコの字部材22及び第2のコの字部材24を取付板
11、23の固定から解く。第1のコの字部材22は、
その両端部に固定されている八角形状の平板22aに係
合しているボルト28、26a、26bのそれぞれに螺
合しているナット29、36a、36bを緩めることに
より、取付板11の固定から解放される。他方、第2の
コの字部材24はその両端部に固定されている四角形状
の側板24aに係合しているボルト27a、27bに螺
合しているそれぞれのナット37a、37bを緩めるこ
とにより、取付板23の固定から解放される。これでレ
バー10及びコイルばね21の傾斜角を調整するための
全ての部材が取付板11、12、23の固定から解放さ
れる。
1のコの字部材22及び第2のコの字部材24を取付板
11、23の固定から解く。第1のコの字部材22は、
その両端部に固定されている八角形状の平板22aに係
合しているボルト28、26a、26bのそれぞれに螺
合しているナット29、36a、36bを緩めることに
より、取付板11の固定から解放される。他方、第2の
コの字部材24はその両端部に固定されている四角形状
の側板24aに係合しているボルト27a、27bに螺
合しているそれぞれのナット37a、37bを緩めるこ
とにより、取付板23の固定から解放される。これでレ
バー10及びコイルばね21の傾斜角を調整するための
全ての部材が取付板11、12、23の固定から解放さ
れる。
【0018】図4に示すように、カウンター・ウエイト
3の両側部に固定されている取付板12には弧状の切欠
20が設けられており、レバー10はボルト28を軸心
にして、この切欠20の範囲内で回動可能となり、第1
のコの字部材22はその端部に固定されている平板22
aがボルト28の軸心の周りに弧状の切欠19a、19
bの範囲内で回動可能となり、第2のコの字部材24が
端部に固定された側板24aがボルト28を軸心にし
て、円周方向に弧状に形成された切欠25a、25bの
範囲内で位置調整ができる。従って、レバー10及び第
1のコの字部材22と第2のコの字部材24との間に張
設されたコイルばね21は、一体的にそれらの範囲内で
トラフ2及びカウンター・ウエイト3に対する角度調節
が可能となる。
3の両側部に固定されている取付板12には弧状の切欠
20が設けられており、レバー10はボルト28を軸心
にして、この切欠20の範囲内で回動可能となり、第1
のコの字部材22はその端部に固定されている平板22
aがボルト28の軸心の周りに弧状の切欠19a、19
bの範囲内で回動可能となり、第2のコの字部材24が
端部に固定された側板24aがボルト28を軸心にし
て、円周方向に弧状に形成された切欠25a、25bの
範囲内で位置調整ができる。従って、レバー10及び第
1のコの字部材22と第2のコの字部材24との間に張
設されたコイルばね21は、一体的にそれらの範囲内で
トラフ2及びカウンター・ウエイト3に対する角度調節
が可能となる。
【0019】取付板12には切欠20に沿って目盛りA
が刻まれており、レバー10の環状部材10hに刻まれ
ている基準線Cを所望の目盛りの位置に合わせて、ここ
をボルト17とナット18により仮止めする。レバー1
0を回動させることにより、これに一体的となっている
第1のコの字部材22及び第2のコの字部材24もボル
ト28を軸心にして、レバー10と同方向に回動する
が、このときに多少コイルばね21が自重や第2のコの
字部材24の重さで下方に撓むことがある。この場合に
は取付板23の切欠25aに沿って目盛りBが設けられ
ており、それぞれの目盛りA、Bは1目盛り刻みに、レ
バー10とコイルばね21が相互に90度となるように
刻まれているので、常にレバー10とコイルばね21が
90度の角度となるように調節することができる。以
上、図1に示す振動コンベヤ1の右端側のレバー10と
コイルばね21の振動角の調整方法について説明した
が、この振動コンベヤ1の中央部に設けられているレバ
ー10’及びコイルばね21、更に左端側のレバー10
及びコイルばね21の角度調整も同じ方法で、同じ傾斜
角に調整する。尚、目盛りA、Bによってすべてのレバ
ー10、10’及びコイルばね21の対の水平線に対す
る傾斜角をすべて正確に同一とすることができ、よって
トラフ2の全長にわたって一様な振動角を保証すること
ができる。角度の調整後は、この作業で緩められた各ボ
ルトとナットを締めつけることにより、各部を固定し、
この後連結装置30、30’の連結部を外す。
が刻まれており、レバー10の環状部材10hに刻まれ
ている基準線Cを所望の目盛りの位置に合わせて、ここ
をボルト17とナット18により仮止めする。レバー1
0を回動させることにより、これに一体的となっている
第1のコの字部材22及び第2のコの字部材24もボル
ト28を軸心にして、レバー10と同方向に回動する
が、このときに多少コイルばね21が自重や第2のコの
字部材24の重さで下方に撓むことがある。この場合に
は取付板23の切欠25aに沿って目盛りBが設けられ
ており、それぞれの目盛りA、Bは1目盛り刻みに、レ
バー10とコイルばね21が相互に90度となるように
刻まれているので、常にレバー10とコイルばね21が
90度の角度となるように調節することができる。以
上、図1に示す振動コンベヤ1の右端側のレバー10と
コイルばね21の振動角の調整方法について説明した
が、この振動コンベヤ1の中央部に設けられているレバ
ー10’及びコイルばね21、更に左端側のレバー10
及びコイルばね21の角度調整も同じ方法で、同じ傾斜
角に調整する。尚、目盛りA、Bによってすべてのレバ
ー10、10’及びコイルばね21の対の水平線に対す
る傾斜角をすべて正確に同一とすることができ、よって
トラフ2の全長にわたって一様な振動角を保証すること
ができる。角度の調整後は、この作業で緩められた各ボ
ルトとナットを締めつけることにより、各部を固定し、
この後連結装置30、30’の連結部を外す。
【0020】次に、本実施例における振動コンベヤ1の
駆動部について説明する。図1〜図3に示すように、カ
ウンター・ウエイト3の一側部にはモータ取付台が固定
され、その上にモータ40が取り付けられている。この
モータ40は図示されていない制御手段により、モータ
40の回転数の制御が可能である。モータ40のモータ
軸には小プーリ41が固定され、この小プーリ41と、
その中心軸にシャフト43を固定しているプーリ42と
の周りにVベルト44が張られている。これにより、プ
ーリ42はモータ40の回転力をVベルト44を介して
受ける。図2に示すようにシャフト43は、その両端部
にそれぞれ回転運動を直線往復運動に変換するクランク
部45及びベアリングからなる軸受46が設けられてい
る。クランク部45にはこのクランク機構に形成された
偏心軸にロッド47(図1)の端部が枢着しており、モ
ータ40が駆動することによりトラフ2の長手方向にこ
れが直線往復運動し、トラフ2の側部に取付金具48に
より固定されているショックアブソーバ49を介してト
ラフ2を振動させる。
駆動部について説明する。図1〜図3に示すように、カ
ウンター・ウエイト3の一側部にはモータ取付台が固定
され、その上にモータ40が取り付けられている。この
モータ40は図示されていない制御手段により、モータ
40の回転数の制御が可能である。モータ40のモータ
軸には小プーリ41が固定され、この小プーリ41と、
その中心軸にシャフト43を固定しているプーリ42と
の周りにVベルト44が張られている。これにより、プ
ーリ42はモータ40の回転力をVベルト44を介して
受ける。図2に示すようにシャフト43は、その両端部
にそれぞれ回転運動を直線往復運動に変換するクランク
部45及びベアリングからなる軸受46が設けられてい
る。クランク部45にはこのクランク機構に形成された
偏心軸にロッド47(図1)の端部が枢着しており、モ
ータ40が駆動することによりトラフ2の長手方向にこ
れが直線往復運動し、トラフ2の側部に取付金具48に
より固定されているショックアブソーバ49を介してト
ラフ2を振動させる。
【0021】図1に示すようにトラフ2は水平方向に対
して18度の上り傾斜角をもつようにロープ6a、6
a’で天井より懸吊され、その両端部にはトラフ2の移
送路上を移送される材料を投入する投入口2aと、移送
された材料を次工程に供給する排出口2bとが設けられ
ている。
して18度の上り傾斜角をもつようにロープ6a、6
a’で天井より懸吊され、その両端部にはトラフ2の移
送路上を移送される材料を投入する投入口2aと、移送
された材料を次工程に供給する排出口2bとが設けられ
ている。
【0022】図7はそのトラフ2の傾斜部分2cに設け
られている直線的な波板取付部材4と、これに取り付け
られている波板5を示す。波板取付部材4はトラフ2内
に取り付けられ、図9に示されるようにコの字形状をし
ており、その底壁面に図10に示されるように鋸歯状に
形成された波板5が端部を溶接されて取り付けられてい
る。この波板5は導入側5aが上向きに傾斜し、他方の
導出側5bは下向きに形成されている。図8は波板取付
部材4がトラフ2に取り付けられていない状態を示す
が、波板取付部材4の側部には複数のボルト挿通孔hが
設けられ、これに対応するようにトラフ2側にもボルト
挿通孔が形成されている。波板取付部材4はトラフ2に
取り付けられた状態では図7及び図9に示すようにトラ
フ2の両側部で複数のボルト38にナット39を螺合さ
せ、締めつけることにより取り付けられる。尚、トラフ
2は各上端部が図2及び図3に示されるように水平方向
に折り曲げて形成され、側部が図1に示すように投入口
2a及び排出口2bに補強板65a、65bが取り付け
られことにより強化されている。以下、本発明の実施例
によるトラフ2の移送面の各部の寸法の実例を記載す
る。図7における波板取付部材4の全長4225mm、
巾439mm、板厚3mm、図10における波板5のピ
ッチ(5d−5d1 間)35mm及び導入部5a(5c
−5d1 間)26mm、導出部5b(5d−5c間)1
3mm及び板厚1.5mmである。尚、図面におけるト
ラフ2、波板取付部材4及び波板5各部の寸法比とそれ
らの実寸比とは分かりやすくするため、異なる部分があ
る。
られている直線的な波板取付部材4と、これに取り付け
られている波板5を示す。波板取付部材4はトラフ2内
に取り付けられ、図9に示されるようにコの字形状をし
ており、その底壁面に図10に示されるように鋸歯状に
形成された波板5が端部を溶接されて取り付けられてい
る。この波板5は導入側5aが上向きに傾斜し、他方の
導出側5bは下向きに形成されている。図8は波板取付
部材4がトラフ2に取り付けられていない状態を示す
が、波板取付部材4の側部には複数のボルト挿通孔hが
設けられ、これに対応するようにトラフ2側にもボルト
挿通孔が形成されている。波板取付部材4はトラフ2に
取り付けられた状態では図7及び図9に示すようにトラ
フ2の両側部で複数のボルト38にナット39を螺合さ
せ、締めつけることにより取り付けられる。尚、トラフ
2は各上端部が図2及び図3に示されるように水平方向
に折り曲げて形成され、側部が図1に示すように投入口
2a及び排出口2bに補強板65a、65bが取り付け
られことにより強化されている。以下、本発明の実施例
によるトラフ2の移送面の各部の寸法の実例を記載す
る。図7における波板取付部材4の全長4225mm、
巾439mm、板厚3mm、図10における波板5のピ
ッチ(5d−5d1 間)35mm及び導入部5a(5c
−5d1 間)26mm、導出部5b(5d−5c間)1
3mm及び板厚1.5mmである。尚、図面におけるト
ラフ2、波板取付部材4及び波板5各部の寸法比とそれ
らの実寸比とは分かりやすくするため、異なる部分があ
る。
【0023】以上、本発明の第1実施例による振動コン
ベヤ1の構成ついて説明したが、次にその作用、効果に
ついて説明する。
ベヤ1の構成ついて説明したが、次にその作用、効果に
ついて説明する。
【0024】図示されていない制御手段により、モータ
40が駆動されると、Vベルト44によりプーリ42が
回転運動をする。この回転力をプーリ42の中心に固定
されたシャフト43による回転運動が、クランク部45
によりロッド47の直線往復運動に変換され、トラフ2
はショックアブソーバ49を介して振動力を受ける。ト
ラフ2とカウンター・ウエイト3とは相反する方向に振
動するが、振動コンベヤ1はレバー10を介して支持機
構6、6’の各アイボルト8に支持されており、このレ
バー10の支持されている支点の位置が、トラフ2の質
量とカウンター・ウエイト3の質量とが反比例する位置
にあるので、互いの反力が打ち消し合って、静止部には
殆ど反力が伝達されることがなく、トラフ2は矢印aの
方向に振動する。
40が駆動されると、Vベルト44によりプーリ42が
回転運動をする。この回転力をプーリ42の中心に固定
されたシャフト43による回転運動が、クランク部45
によりロッド47の直線往復運動に変換され、トラフ2
はショックアブソーバ49を介して振動力を受ける。ト
ラフ2とカウンター・ウエイト3とは相反する方向に振
動するが、振動コンベヤ1はレバー10を介して支持機
構6、6’の各アイボルト8に支持されており、このレ
バー10の支持されている支点の位置が、トラフ2の質
量とカウンター・ウエイト3の質量とが反比例する位置
にあるので、互いの反力が打ち消し合って、静止部には
殆ど反力が伝達されることがなく、トラフ2は矢印aの
方向に振動する。
【0025】トラフ2の振動数はモータ40の回転数で
決まり、プーリ42が1回転すると、回転運動を直線運
動に変換されてロッド47が一往復して、トラフ2がレ
バー10、10’の軸線とは垂直方向に、すなわち矢印
a方向に1サイクル振動する。モータ40は図示されて
いない制御手段により回転数を可変することができるの
で、振動数を大きくしたい場合はモータ40の回転数を
大きく調節し、振動数を小さくしたい場合は回転数を小
さく調節すればよい。この振動数の調節はトラフ2で移
送させようとする、材料の形状、性状や移送面の表面粗
さなどを考慮して調節すればよい。
決まり、プーリ42が1回転すると、回転運動を直線運
動に変換されてロッド47が一往復して、トラフ2がレ
バー10、10’の軸線とは垂直方向に、すなわち矢印
a方向に1サイクル振動する。モータ40は図示されて
いない制御手段により回転数を可変することができるの
で、振動数を大きくしたい場合はモータ40の回転数を
大きく調節し、振動数を小さくしたい場合は回転数を小
さく調節すればよい。この振動数の調節はトラフ2で移
送させようとする、材料の形状、性状や移送面の表面粗
さなどを考慮して調節すればよい。
【0026】図1に示される直線的なトラフ2の投入口
2a上には図示されていないホッパが設けられ、ホッパ
の排出口からは、例えば転がりやすい玉砂利がこの投入
口2aに供給される。投入口2aに供給された玉砂利は
トラフ2の振動により、矢印a方向に振動による力を受
ける。図10に示すようにトラフ2の移送面である波板
5は鋸歯状に形成されており、導入側5aが上向きに傾
斜していることから、玉砂利は振動力によりこの傾斜の
山頂部5dを乗り越えて移送され、導入側5aを越える
と、下向きの傾斜面である導出側5bで重力作用及び振
動力により、波板5の導入側5aと導出側5bとの間の
谷部5cに転がり落ちる。谷部5cでも玉砂利は矢印a
方向に振動力を受けているので、逆に上向きの傾斜面と
なった後方の導出側5bを逆流して導入側5aに戻され
ることはない。
2a上には図示されていないホッパが設けられ、ホッパ
の排出口からは、例えば転がりやすい玉砂利がこの投入
口2aに供給される。投入口2aに供給された玉砂利は
トラフ2の振動により、矢印a方向に振動による力を受
ける。図10に示すようにトラフ2の移送面である波板
5は鋸歯状に形成されており、導入側5aが上向きに傾
斜していることから、玉砂利は振動力によりこの傾斜の
山頂部5dを乗り越えて移送され、導入側5aを越える
と、下向きの傾斜面である導出側5bで重力作用及び振
動力により、波板5の導入側5aと導出側5bとの間の
谷部5cに転がり落ちる。谷部5cでも玉砂利は矢印a
方向に振動力を受けているので、逆に上向きの傾斜面と
なった後方の導出側5bを逆流して導入側5aに戻され
ることはない。
【0027】次に、玉砂利はこの谷部5cで同様に矢印
a方向の振動力を受け、導入側5a1 の上向き傾斜面を
移送され山頂部5d1 を越えて、次の谷部5c1 に移送
される。このようにして、玉砂利は波板5の複数の山頂
部を次々に乗り越えて、図1に示すトラフ2の上方の下
流側に移送され、最下流の排出口2bまで移送される
と、ここから次工程へ供給される。このようにして、転
がりやすい玉砂利は直線的なトラフ2が上方に傾斜して
いるにもかかわらず、下方から傾斜面を上方に移送され
る。
a方向の振動力を受け、導入側5a1 の上向き傾斜面を
移送され山頂部5d1 を越えて、次の谷部5c1 に移送
される。このようにして、玉砂利は波板5の複数の山頂
部を次々に乗り越えて、図1に示すトラフ2の上方の下
流側に移送され、最下流の排出口2bまで移送される
と、ここから次工程へ供給される。このようにして、転
がりやすい玉砂利は直線的なトラフ2が上方に傾斜して
いるにもかかわらず、下方から傾斜面を上方に移送され
る。
【0028】次に、玉砂利よりは転がりにくい材料であ
る、例えばナットをこの振動コンベヤ1で上方に移送す
る場合について説明する。
る、例えばナットをこの振動コンベヤ1で上方に移送す
る場合について説明する。
【0029】この場合、ナットは上述した玉砂利と比
べ、形状も重さも移送条件も異なるので、玉砂利に対し
て適当な移送環境であっても、ナットに対してもそれが
適当であるとは限らない。従って、トラフ2での移送面
の状態や駆動源の振動数や振動角度をナットに適切な移
送環境に変えれば、効率的な作業ができる。本実施例で
はトラフ2の波板取付部材4を変えることにより波板の
形状を変えることができ、またモータ40の制御により
回転数を調節して振動数を変えて移送条件を変えること
ができ、更にレバー10とコイルばね21の対の傾斜角
を調節することにより振動角を変えることができるの
で、それらをナットの移送に対して好適な条件に合わせ
れば良い。
べ、形状も重さも移送条件も異なるので、玉砂利に対し
て適当な移送環境であっても、ナットに対してもそれが
適当であるとは限らない。従って、トラフ2での移送面
の状態や駆動源の振動数や振動角度をナットに適切な移
送環境に変えれば、効率的な作業ができる。本実施例で
はトラフ2の波板取付部材4を変えることにより波板の
形状を変えることができ、またモータ40の制御により
回転数を調節して振動数を変えて移送条件を変えること
ができ、更にレバー10とコイルばね21の対の傾斜角
を調節することにより振動角を変えることができるの
で、それらをナットの移送に対して好適な条件に合わせ
れば良い。
【0030】以上では、波板5の鋸歯状波形の高さと移
送すべき物体との大きさを同レベルのものとしてミクロ
的に説明したが、マクロ的に説明すれば以下のとおりで
ある。すなわち、波板5の頂部の高さ、谷部の深さに比
べて充分に小さい粒径の物体または粒状材料を波板5の
頂部より充分に高い層厚で、トラフ2の長手方向に沿っ
て移送させる場合、この層の下層部ではマクロ的にはト
ラフ2の移送面を形成する波板5の頂部及び谷部で高い
摩擦力を受けることができ、いわば材料の層全体が(内
部摩擦も充分に大とする)、この下層部において、波板
5の接触により係合した状態を維持して振動により、ま
た点としての物体に対する振動力を層として受けると考
えれば、トラフ2の昇り傾斜角が18度のように、いか
に大きくともその時の振動数で確実に上方へ移送するこ
とができ、下方へ滑落することはない。
送すべき物体との大きさを同レベルのものとしてミクロ
的に説明したが、マクロ的に説明すれば以下のとおりで
ある。すなわち、波板5の頂部の高さ、谷部の深さに比
べて充分に小さい粒径の物体または粒状材料を波板5の
頂部より充分に高い層厚で、トラフ2の長手方向に沿っ
て移送させる場合、この層の下層部ではマクロ的にはト
ラフ2の移送面を形成する波板5の頂部及び谷部で高い
摩擦力を受けることができ、いわば材料の層全体が(内
部摩擦も充分に大とする)、この下層部において、波板
5の接触により係合した状態を維持して振動により、ま
た点としての物体に対する振動力を層として受けると考
えれば、トラフ2の昇り傾斜角が18度のように、いか
に大きくともその時の振動数で確実に上方へ移送するこ
とができ、下方へ滑落することはない。
【0031】また、移送すべき物体または材料は形状や
性状によっては波板5を用いずとも、そのときの傾斜角
(本実施例では18度)に見合う振動角、すなわち水平
のトラフに対する振動角よりは高い振動角で、トラフ2
の移送面に対し、大きな飛び出し角で跳躍させるように
し、かつモータ40の回転数を可変としているので、こ
れに応じて高くすれば、波板5が存在しなくとも、昇り
移送をさせることができる。
性状によっては波板5を用いずとも、そのときの傾斜角
(本実施例では18度)に見合う振動角、すなわち水平
のトラフに対する振動角よりは高い振動角で、トラフ2
の移送面に対し、大きな飛び出し角で跳躍させるように
し、かつモータ40の回転数を可変としているので、こ
れに応じて高くすれば、波板5が存在しなくとも、昇り
移送をさせることができる。
【0032】図7及び図9に示すようにトラフ2に波板
取付部材4を固定している各ボルト38からナット39
を外し、トラフ2から波板取付部材4を離脱して、ナッ
トの移送に適した材質及び鋸歯形状をした波板が取り付
けられている波板取付部材に変える。次に、振動角を変
えるための前作業として、図1〜図3に示す連結装置3
0、30’をボルト34とナット35により固定する。
これにより、今までのトラフ2とカウンター・ウエイト
3との相対的位置が変わることなく維持することができ
る。すなわち、ロッド47の偏心量によるストロークを
これまでと同じに維持できる。
取付部材4を固定している各ボルト38からナット39
を外し、トラフ2から波板取付部材4を離脱して、ナッ
トの移送に適した材質及び鋸歯形状をした波板が取り付
けられている波板取付部材に変える。次に、振動角を変
えるための前作業として、図1〜図3に示す連結装置3
0、30’をボルト34とナット35により固定する。
これにより、今までのトラフ2とカウンター・ウエイト
3との相対的位置が変わることなく維持することができ
る。すなわち、ロッド47の偏心量によるストロークを
これまでと同じに維持できる。
【0033】レバー10、10’と各コイルばね21の
傾斜角を変えるため、上述した図4〜図6に示している
レバー10、10’及び各コイルばね21を張設してい
る第1のコの字部材22及び第2のコの字部材24に係
合されている、各ボルトに螺合して取り付けられている
ナットを緩める。レバー10、10’の角度は取付板1
2に形成された切欠20に沿って目盛りAが刻まれ、ま
た各コイルばね21の角度は切欠25aに沿って目盛り
Bが刻まれているので調節は容易にできる。例えば、以
前行なった作業上の経験からナットは目盛り3の位置が
適当であれば、あるいは実験によってレバー10、1
0’及び第2のコの字部材24をその最適な目盛りの位
置に合わせれば良い。レバー10、10’と各コイルば
ね21とは対に90度が維持されたまま角度調節がされ
る。移送される材料の種類毎に移送状態を記録しておけ
ば、以前に移送状態が最適であったときと同じ条件で作
業ができる。尚、これについてはトラフ2の振動数や波
板の傾斜角及び波板の材質についても同様なことが言え
る。レバー10、10’と各コイルばね21の角度調節
が終了した後は、トラフ2とカウンター・ウエイト3を
仮止めしている連結装置30、31’のボルト34とナ
ット35を外す。このように連結装置30、30’をレ
バー10、10’と各コイルばね21の傾斜角の調整中
に固定させておけば、トラフ2及びカウンター・ウエイ
ト3の相対的位置は常に同じで、レバー10、10’及
び各コイルばね21の傾斜角のみ変えることができる。
これによりモータ40の回転数が一定であれば、レバー
10、10’及び各コイルばね21の位置を目盛りA、
Bのそれぞれ相互に対応する位置に合わせることで、ト
ラフ2が目盛り毎に一定の振動角で作動し、その振動角
毎に一定の規則的な状態(振動角、振巾及び振動数)で
作動する。
傾斜角を変えるため、上述した図4〜図6に示している
レバー10、10’及び各コイルばね21を張設してい
る第1のコの字部材22及び第2のコの字部材24に係
合されている、各ボルトに螺合して取り付けられている
ナットを緩める。レバー10、10’の角度は取付板1
2に形成された切欠20に沿って目盛りAが刻まれ、ま
た各コイルばね21の角度は切欠25aに沿って目盛り
Bが刻まれているので調節は容易にできる。例えば、以
前行なった作業上の経験からナットは目盛り3の位置が
適当であれば、あるいは実験によってレバー10、1
0’及び第2のコの字部材24をその最適な目盛りの位
置に合わせれば良い。レバー10、10’と各コイルば
ね21とは対に90度が維持されたまま角度調節がされ
る。移送される材料の種類毎に移送状態を記録しておけ
ば、以前に移送状態が最適であったときと同じ条件で作
業ができる。尚、これについてはトラフ2の振動数や波
板の傾斜角及び波板の材質についても同様なことが言え
る。レバー10、10’と各コイルばね21の角度調節
が終了した後は、トラフ2とカウンター・ウエイト3を
仮止めしている連結装置30、31’のボルト34とナ
ット35を外す。このように連結装置30、30’をレ
バー10、10’と各コイルばね21の傾斜角の調整中
に固定させておけば、トラフ2及びカウンター・ウエイ
ト3の相対的位置は常に同じで、レバー10、10’及
び各コイルばね21の傾斜角のみ変えることができる。
これによりモータ40の回転数が一定であれば、レバー
10、10’及び各コイルばね21の位置を目盛りA、
Bのそれぞれ相互に対応する位置に合わせることで、ト
ラフ2が目盛り毎に一定の振動角で作動し、その振動角
毎に一定の規則的な状態(振動角、振巾及び振動数)で
作動する。
【0034】以上のように本発明の振動コンベヤは、移
送しようとする材料が玉砂利からナットに変わっても、
玉砂利と同様に波板上をトラフ2の上方の排出口2bに
移送され、排出口2bから次工程へ供給されることは明
らかである。このように本発明の振動コンベヤ1は移送
材料の形状や材質に合わせて、トラフの移送面の材質、
波板の鋸歯形状及びモータの回転数を変えられるので、
上向きの傾斜面で転がりやすい種々の材料を移送するの
に、その移送材料に対して最も好適な条件で移送するこ
とができ、またある傾斜角で過去の作業状態を記録して
おくことで、その移送される材料の形状及び材質に最も
適した移送条件に振動コンベヤを簡単に調節できる。ま
た、モータ40の回転数を変えても、同様に振動角毎に
一定の規則的な状態で作動するので、様々な振動条件
(回転数可変、よって振動数可変)を一台の装置で作り
だすことができ、様々な材料を移送するための応用が可
能となる。
送しようとする材料が玉砂利からナットに変わっても、
玉砂利と同様に波板上をトラフ2の上方の排出口2bに
移送され、排出口2bから次工程へ供給されることは明
らかである。このように本発明の振動コンベヤ1は移送
材料の形状や材質に合わせて、トラフの移送面の材質、
波板の鋸歯形状及びモータの回転数を変えられるので、
上向きの傾斜面で転がりやすい種々の材料を移送するの
に、その移送材料に対して最も好適な条件で移送するこ
とができ、またある傾斜角で過去の作業状態を記録して
おくことで、その移送される材料の形状及び材質に最も
適した移送条件に振動コンベヤを簡単に調節できる。ま
た、モータ40の回転数を変えても、同様に振動角毎に
一定の規則的な状態で作動するので、様々な振動条件
(回転数可変、よって振動数可変)を一台の装置で作り
だすことができ、様々な材料を移送するための応用が可
能となる。
【0035】図11は本発明の第2実施例による振動コ
ンベヤを示すが、全体として71で示され、建屋の一部
Tに吊り下げ金具73a、73a、73b、73bを介
して、その両側縁部に取り付けられたフック79a、7
9a、79b、79bで懸吊されている。フック79
a、79a、79b、79bに係合しているロッド74
a、74a、74b、74bと、この上端部を巻装して
いるばねとの関係は第1実施例と同様である。
ンベヤを示すが、全体として71で示され、建屋の一部
Tに吊り下げ金具73a、73a、73b、73bを介
して、その両側縁部に取り付けられたフック79a、7
9a、79b、79bで懸吊されている。フック79
a、79a、79b、79bに係合しているロッド74
a、74a、74b、74bと、この上端部を巻装して
いるばねとの関係は第1実施例と同様である。
【0036】トラフ72は図示する形状を呈するが、移
送材料の供給部72aは水平状態にあり、またこれを外
部に排出する排出部72cも水平状態であるが、この間
の主たる移送路部72bは水平方向に対して所定の角度
傾斜している。この傾斜角度は、勿論吊り下げ金具73
a、73a、又は73b、73bの建屋の一部Tに対す
る懸吊長さを変えることにより調節可能である。トラフ
72の底部には一対の翼板75、75が相互に横材によ
り補強されて固定されており、これに一対の振動電動機
76a、76bが固定されている。振動電動機76a、
76bは公知の構造を有し、例えば誘導電動機でなり、
この回転軸の両端部に半円形状の不平衡重錘が固定され
ている。この回転により発生する遠心力の合成により、
これら振動電動機76a、76bの回転軸に垂直方向に
直線振動力(矢印a’)を発生する。
送材料の供給部72aは水平状態にあり、またこれを外
部に排出する排出部72cも水平状態であるが、この間
の主たる移送路部72bは水平方向に対して所定の角度
傾斜している。この傾斜角度は、勿論吊り下げ金具73
a、73a、又は73b、73bの建屋の一部Tに対す
る懸吊長さを変えることにより調節可能である。トラフ
72の底部には一対の翼板75、75が相互に横材によ
り補強されて固定されており、これに一対の振動電動機
76a、76bが固定されている。振動電動機76a、
76bは公知の構造を有し、例えば誘導電動機でなり、
この回転軸の両端部に半円形状の不平衡重錘が固定され
ている。この回転により発生する遠心力の合成により、
これら振動電動機76a、76bの回転軸に垂直方向に
直線振動力(矢印a’)を発生する。
【0037】トラフ72の主たる移送路部72bには第
1実施例と同様に本発明に関わる波板5が波板取付部材
4により、その内側壁部に固定されている。
1実施例と同様に本発明に関わる波板5が波板取付部材
4により、その内側壁部に固定されている。
【0038】本発明の第2実施例の振動コンベヤ71は
以上のように構成されているが、次にこの作用について
説明する。
以上のように構成されているが、次にこの作用について
説明する。
【0039】第1実施例と同様な移送部品を供給部72
aに投入すると、振動電動機76a、76bの駆動によ
り、矢印a’で示す方向の直線振動力がトラフ72に加
えられているので、この振動力により、供給部72aに
供給された移送部品は主たる移送路部72bへ移送され
る。主たる移送路部72bは図示するように大きな傾斜
角で、建屋の一部Tに懸吊されているのであるが、この
底部に波板5の移送路面が設けられていることにより、
第1実施例と同様に、この導入側傾斜、導出側傾斜(図
10)を有するこの移送路面を、上方へと第1実施例と
同様な作用で容易に移送されることができる。排出部7
2cは水平状態であり、ここには波板5が設けられてい
ないが、容易に矢印a’で示す振動により、外部に連続
的に供給される。
aに投入すると、振動電動機76a、76bの駆動によ
り、矢印a’で示す方向の直線振動力がトラフ72に加
えられているので、この振動力により、供給部72aに
供給された移送部品は主たる移送路部72bへ移送され
る。主たる移送路部72bは図示するように大きな傾斜
角で、建屋の一部Tに懸吊されているのであるが、この
底部に波板5の移送路面が設けられていることにより、
第1実施例と同様に、この導入側傾斜、導出側傾斜(図
10)を有するこの移送路面を、上方へと第1実施例と
同様な作用で容易に移送されることができる。排出部7
2cは水平状態であり、ここには波板5が設けられてい
ないが、容易に矢印a’で示す振動により、外部に連続
的に供給される。
【0040】図12は本発明の第3実施例による振動コ
ンベヤを示すが、振動コンベヤは全体として81で示さ
れ、その全体は水平なる床Hに対し、傾斜されるように
架台82上に支持されている。トラフ83は公知のよう
に下方のベースブロック84と補助ブロック87を介し
て前後一対の傾斜板ばね85、86により結合されてい
る。トラフ83の底壁面からは下方に垂下する可動コア
90が固定されており、これと空隙をおいて、補助ブロ
ック87にコイル89を巻装した固定電磁石88が取り
付けられている。
ンベヤを示すが、振動コンベヤは全体として81で示さ
れ、その全体は水平なる床Hに対し、傾斜されるように
架台82上に支持されている。トラフ83は公知のよう
に下方のベースブロック84と補助ブロック87を介し
て前後一対の傾斜板ばね85、86により結合されてい
る。トラフ83の底壁面からは下方に垂下する可動コア
90が固定されており、これと空隙をおいて、補助ブロ
ック87にコイル89を巻装した固定電磁石88が取り
付けられている。
【0041】第3実施例の振動コンベヤ81は以上のよ
うに構成されているが、その全体はコイルスプリング9
1、91、92、92により、傾斜配設させるためのフ
レーム82上に支持されている。以上のように構成され
る振動コンベヤ81のトラフ83の底面には第1実施例
と同様に波板5が波板取付板4を介して固定されてい
る。
うに構成されているが、その全体はコイルスプリング9
1、91、92、92により、傾斜配設させるためのフ
レーム82上に支持されている。以上のように構成され
る振動コンベヤ81のトラフ83の底面には第1実施例
と同様に波板5が波板取付板4を介して固定されてい
る。
【0042】電磁コイル89に公知のように交流電源を
通電すると、可動コア90と固定電磁石88との間に交
番磁気吸引力が発生し、これによりトラフ83は板ばね
85、86の延在方向に対し、垂直方向に直線振動を行
なう。今、トラフ83は水平な床Hに対し大きな傾斜角
で配設されているが、上記第1実施例及び第2実施例と
同様な作用で搬送材料もしくは搬送部品は容易に下流側
に上方移送される。
通電すると、可動コア90と固定電磁石88との間に交
番磁気吸引力が発生し、これによりトラフ83は板ばね
85、86の延在方向に対し、垂直方向に直線振動を行
なう。今、トラフ83は水平な床Hに対し大きな傾斜角
で配設されているが、上記第1実施例及び第2実施例と
同様な作用で搬送材料もしくは搬送部品は容易に下流側
に上方移送される。
【0043】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0044】例えば、以上の各実施例では波板5の材質
については特に言及しなかったが、移送すべき物体また
は材料の移送面に対する摩擦係数を増大させるために、
波板の材質をゴムで形成したり、あるいは鉄材で形成す
るにしろ、表面粗し、例えばショートピーニングや何ら
かの加工法により、梨地とすることにより、同じ振動
角、振動数、振巾でもより大きな移送速度を得ることが
できる。
については特に言及しなかったが、移送すべき物体また
は材料の移送面に対する摩擦係数を増大させるために、
波板の材質をゴムで形成したり、あるいは鉄材で形成す
るにしろ、表面粗し、例えばショートピーニングや何ら
かの加工法により、梨地とすることにより、同じ振動
角、振動数、振巾でもより大きな移送速度を得ることが
できる。
【0045】また、波板5は以上のような構成に限るこ
となく、例えば図13に示すような形状であってもよ
い。すなわち、この変形例ではトラフ83’の底面に上
記実施例と同様に波板取付板4’を介して波板5’が取
り付けられているが、この導入側路面5a’と導出側路
面5b’とのなす角は90度に近い鈍角であり、トラフ
83’に対する直線振動力Vは矢印の方向にあるが、こ
の振動方向Vと導出側路面5b’とのなす角はほぼ90
度であり、また導入側路面5a’とのなす角は比較的小
さい鋭角となっている。このような変形例で、今ナット
nを振動Vで図示するような大きな傾斜角で配設されて
いるトラフ83’に供給された場合、導出側路面5b’
と導入側路面5a’との境界部5c’でナットnは導出
側路面5b’で振動Vにより垂直方向に振動力を受け、
従って同じ振動力であれば、最も大きな加速度を受け、
これが1Gと、この最大加速度との差がより大であるが
ために、導出側路面5b’に接しているナットnは図に
おいて右方へと大きな加速度ではね飛ばされる。導入側
路面5a’では慣性力でも移送されるが、更に小さい鋭
角ではあるものの、移送力を有する振動を受けて容易に
比較的長い路面である導入側路面5a’を移送され、次
の導出側路面と導入側路面との境界部に至る。このよう
な作用を繰り返すことにより、ナットnは大きな移送力
で下流側へと移送されることができる。
となく、例えば図13に示すような形状であってもよ
い。すなわち、この変形例ではトラフ83’の底面に上
記実施例と同様に波板取付板4’を介して波板5’が取
り付けられているが、この導入側路面5a’と導出側路
面5b’とのなす角は90度に近い鈍角であり、トラフ
83’に対する直線振動力Vは矢印の方向にあるが、こ
の振動方向Vと導出側路面5b’とのなす角はほぼ90
度であり、また導入側路面5a’とのなす角は比較的小
さい鋭角となっている。このような変形例で、今ナット
nを振動Vで図示するような大きな傾斜角で配設されて
いるトラフ83’に供給された場合、導出側路面5b’
と導入側路面5a’との境界部5c’でナットnは導出
側路面5b’で振動Vにより垂直方向に振動力を受け、
従って同じ振動力であれば、最も大きな加速度を受け、
これが1Gと、この最大加速度との差がより大であるが
ために、導出側路面5b’に接しているナットnは図に
おいて右方へと大きな加速度ではね飛ばされる。導入側
路面5a’では慣性力でも移送されるが、更に小さい鋭
角ではあるものの、移送力を有する振動を受けて容易に
比較的長い路面である導入側路面5a’を移送され、次
の導出側路面と導入側路面との境界部に至る。このよう
な作用を繰り返すことにより、ナットnは大きな移送力
で下流側へと移送されることができる。
【0046】また、図13に示す波板5’の変形例では
移送すべき部品としてナットnを説明したが、パチンコ
玉のようにほぼ完全な球形の部品であれば、同じ衝撃力
を受けても、この直後に移送される導入側路面5a’を
勢いよく転動して、次の導出側路面5b’と導入側路面
5a’との境界にもたらされ、ここで同様に大きな衝撃
力を受け、同様な大きな転動により上方に移送される。
移送すべき部品としてナットnを説明したが、パチンコ
玉のようにほぼ完全な球形の部品であれば、同じ衝撃力
を受けても、この直後に移送される導入側路面5a’を
勢いよく転動して、次の導出側路面5b’と導入側路面
5a’との境界にもたらされ、ここで同様に大きな衝撃
力を受け、同様な大きな転動により上方に移送される。
【0047】また、上記実施例では波板5の頂部の高さ
あるいは谷部の深さと、移送すべき物体または材料の大
きさに関する相対的な関係は詳細に述べなかったが、各
波板5を取り付けた波板取付部材4について、波板5の
形状のみならず、同形状でもこの各山部、谷部のピッチ
や高さ、深さにつき、各サイズの物を準備してもよい。
あるいは谷部の深さと、移送すべき物体または材料の大
きさに関する相対的な関係は詳細に述べなかったが、各
波板5を取り付けた波板取付部材4について、波板5の
形状のみならず、同形状でもこの各山部、谷部のピッチ
や高さ、深さにつき、各サイズの物を準備してもよい。
【0048】
【発明の効果】大きな上り傾斜を有するトラフの移送面
を転がりやすい材料、例えば玉砂利を下から上へ運ぶこ
とができる。
を転がりやすい材料、例えば玉砂利を下から上へ運ぶこ
とができる。
【図1】本発明の実施例による振動コンベヤの正面図で
ある。
ある。
【図2】同側面図である。
【図3】図1における[3]ー[3]線方向における断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施例による振動コンベヤのトラフと
カウンター・ウエイトとの連結部分を示す正面図であ
る。
カウンター・ウエイトとの連結部分を示す正面図であ
る。
【図5】図4における[5]ー[5]線方向の断面図で
ある。
ある。
【図6】図4における[6]ー[6]線方向のトラフを
除外した断面図である。
除外した断面図である。
【図7】本発明の実施例による振動コンベヤのトラフに
おける移送路を示す平面図である。
おける移送路を示す平面図である。
【図8】同移送路に適用される波板取付部材の部分破断
正面図である。
正面図である。
【図9】図7における[9]ー[9]線方向の断面図で
ある。
ある。
【図10】本発明の第1実施例による振動コンベヤのト
ラフの移送面である波板の形状を示す拡大断面図であ
る。
ラフの移送面である波板の形状を示す拡大断面図であ
る。
【図11】本発明の第2実施例による振動コンベヤの部
分破断側面図である。
分破断側面図である。
【図12】本発明の第3実施例による振動コンベヤの部
分破断側面図である。
分破断側面図である。
【図13】本発明の振動コンベヤのトラフ底面に取り付
けられる波板の形状の変形例を示す断面図である。
けられる波板の形状の変形例を示す断面図である。
【図14】本発明の従来例による振動コンベヤの正面図
である。
である。
【符号の説明】 1 振動コンベヤ 2 トラフ 4 波板取付部材 5 波板 5’ 波板 5a 導入側 71 振動コンベヤ 72 トラフ 81 振動コンベヤ 83 トラフ
フロントページの続き (72)発明者 浅川 進 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150 神鋼電 機株式会社豊橋製作所内 (72)発明者 中道 時夫 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150 神鋼電 機株式会社豊橋製作所内
Claims (5)
- 【請求項1】 トラフを所定の振動角で振動させる振動
コンベヤにおいて、前記トラフの移送面を振動による移
送方向に向かって導入側で上向きの傾斜とする鋸歯状に
形成したことを特徴とする振動コンベヤ。 - 【請求項2】 前記振動角を可変とする振動駆動部を設
けたことを特徴とする請求項1に記載の振動コンベヤ。 - 【請求項3】 前記振動駆動部の駆動周波数を可変とす
る請求項2に記載の振動コンベヤ。 - 【請求項4】 前記鋸歯状の移送面を形成させている移
送路形成板を交換可能に前記トラフの底板に固定させた
請求項1に記載の振動コンベヤ。 - 【請求項5】 前記移送路形成板の材質を交換可能にし
た請求項4に記載の振動コンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14853392A JPH05319537A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 振動コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14853392A JPH05319537A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 振動コンベヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319537A true JPH05319537A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15454910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14853392A Pending JPH05319537A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 振動コンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05319537A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002321811A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Shinko Electric Co Ltd | ベース励振振動コンベア |
| JP2007297160A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Tokyo Shisetsu Kogyo Kk | 振動コンベア |
| JP2014524398A (ja) * | 2011-08-25 | 2014-09-22 | スヴェイコフスキー、ポール | 改良したトレイを備える差動インパルス型コンベア |
| DE102014213639A1 (de) * | 2014-07-14 | 2016-01-14 | Robert Bosch Gmbh | Vibrationsrinne und Vibrationsfördervorrichtung zum Transport geschindelter Produkte in der Lebensmittelproduktion |
| RU2617280C1 (ru) * | 2016-03-17 | 2017-04-24 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт механизации животноводства, ФГБНУ ВНИИМЖ | Способ вибрационного транспортирования фуражного зерна и других сыпучих материалов |
| RU2617306C1 (ru) * | 2016-03-17 | 2017-04-24 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт механизации животноводства, ФГБНУ ВНИИМЖ | Вибрационный конвейер |
| CN118665935A (zh) * | 2024-08-23 | 2024-09-20 | 洛阳正业新型建材有限公司 | 真空管式振动给料机 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP14853392A patent/JPH05319537A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002321811A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Shinko Electric Co Ltd | ベース励振振動コンベア |
| JP2007297160A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Tokyo Shisetsu Kogyo Kk | 振動コンベア |
| JP2014524398A (ja) * | 2011-08-25 | 2014-09-22 | スヴェイコフスキー、ポール | 改良したトレイを備える差動インパルス型コンベア |
| DE102014213639A1 (de) * | 2014-07-14 | 2016-01-14 | Robert Bosch Gmbh | Vibrationsrinne und Vibrationsfördervorrichtung zum Transport geschindelter Produkte in der Lebensmittelproduktion |
| WO2016008698A1 (de) * | 2014-07-14 | 2016-01-21 | Robert Bosch Gmbh | Vibrationsrinne und vibrationsfördervorrichtung zum transport geschindelter produkte in der lebensmittelproduktion |
| RU2617280C1 (ru) * | 2016-03-17 | 2017-04-24 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт механизации животноводства, ФГБНУ ВНИИМЖ | Способ вибрационного транспортирования фуражного зерна и других сыпучих материалов |
| RU2617306C1 (ru) * | 2016-03-17 | 2017-04-24 | Федеральное государственное бюджетное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт механизации животноводства, ФГБНУ ВНИИМЖ | Вибрационный конвейер |
| CN118665935A (zh) * | 2024-08-23 | 2024-09-20 | 洛阳正业新型建材有限公司 | 真空管式振动给料机 |
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