JPH05320404A - ポリウレタン樹脂発泡体 - Google Patents
ポリウレタン樹脂発泡体Info
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- JPH05320404A JPH05320404A JP4124684A JP12468492A JPH05320404A JP H05320404 A JPH05320404 A JP H05320404A JP 4124684 A JP4124684 A JP 4124684A JP 12468492 A JP12468492 A JP 12468492A JP H05320404 A JPH05320404 A JP H05320404A
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- polyurethane resin
- resin foam
- freon
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイドの発生が少なく、最終充填部近傍にお
いても未充填部を残すことなく充填されることより、密
度、強度のバラツキが少ないポリウレタン樹脂発泡体。 【構成】 常温フロス法により発泡させるポリウレタン
樹脂発泡体において、このポリウレタン樹脂発泡体の発
泡剤として、フロン22、フロン142bおよび 1気圧におけ
る沸点が 25 〜 55 ℃の物質との混合物を用いる。
いても未充填部を残すことなく充填されることより、密
度、強度のバラツキが少ないポリウレタン樹脂発泡体。 【構成】 常温フロス法により発泡させるポリウレタン
樹脂発泡体において、このポリウレタン樹脂発泡体の発
泡剤として、フロン22、フロン142bおよび 1気圧におけ
る沸点が 25 〜 55 ℃の物質との混合物を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタン樹脂発泡
体に関し、とくに発泡体の最終充填部位おいても発泡が
効果的になし得ることのできる混合発泡剤を用いたポリ
ウレタン樹脂発泡体に関する。
体に関し、とくに発泡体の最終充填部位おいても発泡が
効果的になし得ることのできる混合発泡剤を用いたポリ
ウレタン樹脂発泡体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン樹脂発泡体は、架橋の程度
によって軟質発泡体と硬質発泡体とに分類され、軟質発
泡体は自動車部品や包装容器等に、また硬質発泡体は産
業機器や家庭電気製品の断熱材や吸音材等に多用されて
いる。それと共に、発泡部位の隅々まで発泡させること
のできる発泡剤が求められている。
によって軟質発泡体と硬質発泡体とに分類され、軟質発
泡体は自動車部品や包装容器等に、また硬質発泡体は産
業機器や家庭電気製品の断熱材や吸音材等に多用されて
いる。それと共に、発泡部位の隅々まで発泡させること
のできる発泡剤が求められている。
【0003】ポリウレタン樹脂は、通常ポリオールとポ
リイソシアネートとを主原料として作製される。すなわ
ち、複数の水酸基(-OH)を有する原料(通常ポリオール
と称する。)と複数のイソシアネート基(-NCO)を有す
る原料(通常ポリイソシアネートと称する。)とを混合
すると、水酸基とイソシアネート基とが化学反応を起こ
してウレタン結合(-NHCOO- )を生じ、この結果、混合
液は徐々に硬化し、ポリウレタン樹脂を形成する。
リイソシアネートとを主原料として作製される。すなわ
ち、複数の水酸基(-OH)を有する原料(通常ポリオール
と称する。)と複数のイソシアネート基(-NCO)を有す
る原料(通常ポリイソシアネートと称する。)とを混合
すると、水酸基とイソシアネート基とが化学反応を起こ
してウレタン結合(-NHCOO- )を生じ、この結果、混合
液は徐々に硬化し、ポリウレタン樹脂を形成する。
【0004】このようなポリウレタン樹脂の発泡方法に
は、大別してフロス法とノンフロス法とが知られてい
る。ノンフロス法は、ポリオ−ル成分とポリイソシアネ
−ト成分との混合液をミキシングヘッドから発泡のない
液状で吐出する方法である。この方法では混合液は液状
で吐出され、若干時間が経過した後に微小な気泡により
クリ−ム状となり、次いで発泡し硬化する。
は、大別してフロス法とノンフロス法とが知られてい
る。ノンフロス法は、ポリオ−ル成分とポリイソシアネ
−ト成分との混合液をミキシングヘッドから発泡のない
液状で吐出する方法である。この方法では混合液は液状
で吐出され、若干時間が経過した後に微小な気泡により
クリ−ム状となり、次いで発泡し硬化する。
【0005】また、フロス法は、ポリオ−ル成分とポリ
イソシアネ−ト成分との混合液を発泡した状態で吐出し
硬化させる方法で、常温フロス法と加熱フロス法とがあ
る。加熱フロス法は、トリクロロモノフルオロメタン
(以下フロン11と称する。)を主発泡剤として添加した
ノンフロス法の原液をその沸点以上に加熱しておき、混
合吐出する方法であり、吹付発泡に応用されている。
イソシアネ−ト成分との混合液を発泡した状態で吐出し
硬化させる方法で、常温フロス法と加熱フロス法とがあ
る。加熱フロス法は、トリクロロモノフルオロメタン
(以下フロン11と称する。)を主発泡剤として添加した
ノンフロス法の原液をその沸点以上に加熱しておき、混
合吐出する方法であり、吹付発泡に応用されている。
【0006】常温フロス法は、発泡時の発泡圧を押さえ
るため沸点の低いジクロロジフルオロメタン(以下フロ
ン12と称する。)をフロン11に加えたものを用いる方法
である。フロン12は、沸点が約−30℃で常温(20℃)で
は約 4気圧の蒸気圧を有するために、混合した後に大気
中に吐出されると、ただちに気化して原液を泡化する。
常温フロス法の利点は発泡圧がノンフロス法の約 1/5と
低いため、パネルなどに注入発泡するとき、治具が軽量
ですみ取扱いが簡単でかつ安価となる点である。このた
め、大型の冷蔵庫やショーケース等の断熱材の発泡に常
温フロス法が利用されている。
るため沸点の低いジクロロジフルオロメタン(以下フロ
ン12と称する。)をフロン11に加えたものを用いる方法
である。フロン12は、沸点が約−30℃で常温(20℃)で
は約 4気圧の蒸気圧を有するために、混合した後に大気
中に吐出されると、ただちに気化して原液を泡化する。
常温フロス法の利点は発泡圧がノンフロス法の約 1/5と
低いため、パネルなどに注入発泡するとき、治具が軽量
ですみ取扱いが簡単でかつ安価となる点である。このた
め、大型の冷蔵庫やショーケース等の断熱材の発泡に常
温フロス法が利用されている。
【0007】ところで、比較的安定な物質であるフロン
11やフロン12は、大気中に放出されると分解されずに成
層圏にまで拡散し、オゾン層の破壊に繋がり人体や生物
系に深刻な影響を与えることが明らかになった。このた
め、オゾン破壊係数(ODP)の大きいフロン11やフロ
ン12などは規制対象物質(フロン)として段階的に使用
が削減され、将来的には使用しない方針が国際的に決定
している。このため、規制対象外の代替品であるモノク
ロロジフルオロメタン(以下フロン22と称する。)、 1
- クロロ -1,1-ジフルオロエタン(以下フロン142bと称
する。)を常温フロス法における発泡剤として用いるこ
とが検討されている。
11やフロン12は、大気中に放出されると分解されずに成
層圏にまで拡散し、オゾン層の破壊に繋がり人体や生物
系に深刻な影響を与えることが明らかになった。このた
め、オゾン破壊係数(ODP)の大きいフロン11やフロ
ン12などは規制対象物質(フロン)として段階的に使用
が削減され、将来的には使用しない方針が国際的に決定
している。このため、規制対象外の代替品であるモノク
ロロジフルオロメタン(以下フロン22と称する。)、 1
- クロロ -1,1-ジフルオロエタン(以下フロン142bと称
する。)を常温フロス法における発泡剤として用いるこ
とが検討されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロン
22の沸点は約−40℃、フロン142bの沸点は約−10℃とフ
ロン11に比較して低いため、以下のような問題がある。
ポリオ−ル成分とポリイソシアネ−ト成分との混合液に
発泡剤として混合されたフロン22とフロン142bは、大気
中に吐出されるとただちに気化して原液を泡化する。こ
のため被充填物に対して極めて充填性が悪く、最終充
填部近傍において未充填部を残す、ポリウレタン発泡
体にボイドが発生し密度、強度のバラツキが大きくなる
などの問題がある。
22の沸点は約−40℃、フロン142bの沸点は約−10℃とフ
ロン11に比較して低いため、以下のような問題がある。
ポリオ−ル成分とポリイソシアネ−ト成分との混合液に
発泡剤として混合されたフロン22とフロン142bは、大気
中に吐出されるとただちに気化して原液を泡化する。こ
のため被充填物に対して極めて充填性が悪く、最終充
填部近傍において未充填部を残す、ポリウレタン発泡
体にボイドが発生し密度、強度のバラツキが大きくなる
などの問題がある。
【0009】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、ポリウレタン発泡体のボイドの
発生を防止し、最終充填部近傍においても未充填部を残
すことなく充填させることにより、密度、強度のバラツ
キが少ないポリウレタン樹脂発泡体を提供することを目
的としている。
になされたものであり、ポリウレタン発泡体のボイドの
発生を防止し、最終充填部近傍においても未充填部を残
すことなく充填させることにより、密度、強度のバラツ
キが少ないポリウレタン樹脂発泡体を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のポリウレタン樹
脂発泡体は、常温フロス法により発泡させるポリウレタ
ン樹脂発泡体において、このポリウレタン樹脂発泡体の
発泡剤として、フロン22、フロン142bおよび 1気圧にお
ける沸点が 25 〜 55 ℃の物質との混合物を用いること
を特徴とする。
脂発泡体は、常温フロス法により発泡させるポリウレタ
ン樹脂発泡体において、このポリウレタン樹脂発泡体の
発泡剤として、フロン22、フロン142bおよび 1気圧にお
ける沸点が 25 〜 55 ℃の物質との混合物を用いること
を特徴とする。
【0011】本発明に係わる混合発泡剤に第 3の発泡剤
として添加される 1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の
物質は、液状の有機化合物であってポリオ−ル成分とポ
リイソシアネ−ト成分との混合液と反応性を有さないも
ので、かつフロン22およびフロン142bと相溶性を有する
ものが好ましく使用できる。このような物質には、 1,2
- ジフルオロエタンなどのフルオロカーボン類、 1,1-
ジクロロ 2,2,2- トリフルオロカーボンや 1- クロロ 2
- フルオロカーボンなどのクロロフルオロカーボン類、
ペンタンや 2,2- ジメチルブタンなどの炭化水素類が挙
げられる。なお、クロロフルオロカーボン類にあって
は、オゾン破壊係数(ODP)の小さい規制対象外の物
質(フロン)が好ましい。
として添加される 1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の
物質は、液状の有機化合物であってポリオ−ル成分とポ
リイソシアネ−ト成分との混合液と反応性を有さないも
ので、かつフロン22およびフロン142bと相溶性を有する
ものが好ましく使用できる。このような物質には、 1,2
- ジフルオロエタンなどのフルオロカーボン類、 1,1-
ジクロロ 2,2,2- トリフルオロカーボンや 1- クロロ 2
- フルオロカーボンなどのクロロフルオロカーボン類、
ペンタンや 2,2- ジメチルブタンなどの炭化水素類が挙
げられる。なお、クロロフルオロカーボン類にあって
は、オゾン破壊係数(ODP)の小さい規制対象外の物
質(フロン)が好ましい。
【0012】1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の範囲
の物質であると、密度、強度のバラツキが少ない均一な
発泡体が得られる。
の物質であると、密度、強度のバラツキが少ない均一な
発泡体が得られる。
【0013】フロン22とフロン142bと 1気圧における沸
点が 25 〜 55 ℃の物質との混合物の混合比率は、発泡
体の形状、発泡条件などによって変動するが、フロン22
は 1.0重量%〜 30.0 重量%、フロン142bは 1.0重量%
〜 25.0 重量%、 1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の
物質は 1重量%〜25重量%の範囲が好ましい。
点が 25 〜 55 ℃の物質との混合物の混合比率は、発泡
体の形状、発泡条件などによって変動するが、フロン22
は 1.0重量%〜 30.0 重量%、フロン142bは 1.0重量%
〜 25.0 重量%、 1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の
物質は 1重量%〜25重量%の範囲が好ましい。
【0014】本発明のポリウレタン樹脂発泡体は、たと
えば以下のような方法によって得ることができる。すな
わち、ポリウレタン樹脂原料液に、発泡剤としてフロン
22とフロン142bと前述の第 3の発泡剤を適当量添加し混
合する。前述のポリウレタン樹脂原料液としては、ウレ
タン結合を形成し得る公知のポリオール成分とポリイソ
シアネート成分を用いることができる。ポリオール成分
としては、ポリエーテル、ポリエステル、グリコール類
等が例示され、ポリイソシアネート成分としては、トリ
レンジイソシアネート(TDI) やジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI) 、またはこれらの誘導体等が例示され
る。また、上記ポリウレタン樹脂原料液には、必要に応
じて発泡助剤、整泡剤、反応触媒、難燃剤、帯電防止
剤、着色剤等の添加剤を配合することができる。
えば以下のような方法によって得ることができる。すな
わち、ポリウレタン樹脂原料液に、発泡剤としてフロン
22とフロン142bと前述の第 3の発泡剤を適当量添加し混
合する。前述のポリウレタン樹脂原料液としては、ウレ
タン結合を形成し得る公知のポリオール成分とポリイソ
シアネート成分を用いることができる。ポリオール成分
としては、ポリエーテル、ポリエステル、グリコール類
等が例示され、ポリイソシアネート成分としては、トリ
レンジイソシアネート(TDI) やジフェニルメタンジイソ
シアネート(MDI) 、またはこれらの誘導体等が例示され
る。また、上記ポリウレタン樹脂原料液には、必要に応
じて発泡助剤、整泡剤、反応触媒、難燃剤、帯電防止
剤、着色剤等の添加剤を配合することができる。
【0015】ポリオール成分とポリイソシアネート成分
とをノズルから吐出しつつ激しく混合すると、化学反応
を開始してウレタン結合が生じ、樹脂化していく。この
際、フロン 22 とフロン142bは、常温付近においても高
い蒸気圧を有するため、ただちに気化し気泡が形成され
る。しかし、第 3物質は沸点が高いため大気中に吐出さ
れただけでは発泡せずポリオール成分とポリイソシアネ
ート成分が反応した際の反応熱により発泡するため充填
する型の最終充填部位までポリウレタン樹脂発泡体が均
一に充填される。
とをノズルから吐出しつつ激しく混合すると、化学反応
を開始してウレタン結合が生じ、樹脂化していく。この
際、フロン 22 とフロン142bは、常温付近においても高
い蒸気圧を有するため、ただちに気化し気泡が形成され
る。しかし、第 3物質は沸点が高いため大気中に吐出さ
れただけでは発泡せずポリオール成分とポリイソシアネ
ート成分が反応した際の反応熱により発泡するため充填
する型の最終充填部位までポリウレタン樹脂発泡体が均
一に充填される。
【0016】
【作用】本発明において第 3の発泡剤として使用する上
述の第 3物質は、沸点が 25 〜55 ℃であるため、フロ
ン 22 およびフロン142bの主発泡剤より遅く発泡する。
さらに、この第 3の発泡剤は、型に注型された後にポリ
オール成分とポリイソシアネート成分が反応して発生す
る反応熱により発泡する。そのため、型の細部までポリ
ウレタン樹脂発泡体が均一に充填され、密度、強度のバ
ラツキが少なくなる。
述の第 3物質は、沸点が 25 〜55 ℃であるため、フロ
ン 22 およびフロン142bの主発泡剤より遅く発泡する。
さらに、この第 3の発泡剤は、型に注型された後にポリ
オール成分とポリイソシアネート成分が反応して発生す
る反応熱により発泡する。そのため、型の細部までポリ
ウレタン樹脂発泡体が均一に充填され、密度、強度のバ
ラツキが少なくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 実施例1 ポリオ−ル成分31.9重量%に、水を 0.3重量%、副資材
を 1.5重量%、難燃剤を 2.3重量%、フロン 22 を 6.0
重量%、フロン142bを12.0重量%、フロン 152を 1.6重
量%混合した液をポリイソシアネート成分 44.4 重量%
と混合し、図1(a)に正面図を、図1(b)に側面図
を示すショーケースの上面1、下面2、左側面3、右側
面4および裏面5の空間部分に素早く流し込んだ。数分
以内に発泡および硬化は完了したため、型をはずしてポ
リウレタン樹脂発泡体が充填されたショーケースを得
た。このショーケースよりポリウレタン樹脂発泡体を得
た。
を 1.5重量%、難燃剤を 2.3重量%、フロン 22 を 6.0
重量%、フロン142bを12.0重量%、フロン 152を 1.6重
量%混合した液をポリイソシアネート成分 44.4 重量%
と混合し、図1(a)に正面図を、図1(b)に側面図
を示すショーケースの上面1、下面2、左側面3、右側
面4および裏面5の空間部分に素早く流し込んだ。数分
以内に発泡および硬化は完了したため、型をはずしてポ
リウレタン樹脂発泡体が充填されたショーケースを得
た。このショーケースよりポリウレタン樹脂発泡体を得
た。
【0018】このようにして得たポリウレタン樹脂発泡
体の密度(kg/m3 )、圧縮強度( kg/cm2 )を測定し
た。なお、密度の測定は、ショーケースの上面、下面、
左側面、右側面および裏面から 5× 5× 5cmのポリウレ
タン樹脂発泡体を採取し化学天秤を用いて測定した。圧
縮強度の測定は、密度測定後のポリウレタン樹脂発泡体
をインストロン万能試験器「1122型」(インストロ
ン製)で測定した。測定結果を表1に示す。
体の密度(kg/m3 )、圧縮強度( kg/cm2 )を測定し
た。なお、密度の測定は、ショーケースの上面、下面、
左側面、右側面および裏面から 5× 5× 5cmのポリウレ
タン樹脂発泡体を採取し化学天秤を用いて測定した。圧
縮強度の測定は、密度測定後のポリウレタン樹脂発泡体
をインストロン万能試験器「1122型」(インストロ
ン製)で測定した。測定結果を表1に示す。
【0019】実施例2 上記実施例1と同一のポリウレタン樹脂成分比に対して
フロン 152の代わりにフロン 123を 3.5重量%、ポリオ
ール成分を31重量%、ポリイソシアネート成分を43.4重
量%とする以外は、水、副資材、および難燃剤は、同量
の割合で混合し実施例1と同一条件でポリウレタン樹脂
発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡体の
特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1に示
す。
フロン 152の代わりにフロン 123を 3.5重量%、ポリオ
ール成分を31重量%、ポリイソシアネート成分を43.4重
量%とする以外は、水、副資材、および難燃剤は、同量
の割合で混合し実施例1と同一条件でポリウレタン樹脂
発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡体の
特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1に示
す。
【0020】実施例3 上記実施例1と同一のポリウレタン樹脂成分比に対して
フロン 152の代わりにフロン 151を 1.6重量%とする以
外は、ポリオール成分、水、副資材、および難燃剤は、
同量の割合で混合し、実施例1と同一条件でポリウレタ
ン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発
泡体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表
1に示す。
フロン 152の代わりにフロン 151を 1.6重量%とする以
外は、ポリオール成分、水、副資材、および難燃剤は、
同量の割合で混合し、実施例1と同一条件でポリウレタ
ン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発
泡体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表
1に示す。
【0021】実施例4 上記実施例1と同一のポリウレタン樹脂成分比に対して
フロン 152の代わりにペンタンを 1.6重量%とする以外
は、ポリオール成分、水、副資材、および難燃剤は、同
量の割合で混合し、実施例1と同一条件でポリウレタン
樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡
体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1
に示す。
フロン 152の代わりにペンタンを 1.6重量%とする以外
は、ポリオール成分、水、副資材、および難燃剤は、同
量の割合で混合し、実施例1と同一条件でポリウレタン
樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡
体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1
に示す。
【0022】実施例5 上記実施例1と同一のポリウレタン樹脂成分比に対して
フロン 152の代わりに2,2- ジメチルブタンを 1.6重量
%とする以外は、ポリオール成分、水、副資材、および
難燃剤は、同量の割合で混合し、実施例1と同一条件で
ポリウレタン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレ
タン樹脂発泡体の特性を上記実施例1と同様に評価し
た。結果を表1に示す。
フロン 152の代わりに2,2- ジメチルブタンを 1.6重量
%とする以外は、ポリオール成分、水、副資材、および
難燃剤は、同量の割合で混合し、実施例1と同一条件で
ポリウレタン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレ
タン樹脂発泡体の特性を上記実施例1と同様に評価し
た。結果を表1に示す。
【0023】比較例1 ポリオール成分31.9重量%、水 0.3重量%、副資材 1.5
重量%、難燃剤 2.3重量%、フロン 22 を 7.0重量%、
フロン142bを12.6重量%で混合した液をポリイソシアネ
ート成分44.4重量%と混合し実施例1と同様にしてポリ
ウレタン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン
樹脂発泡体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結
果を表1に示す。
重量%、難燃剤 2.3重量%、フロン 22 を 7.0重量%、
フロン142bを12.6重量%で混合した液をポリイソシアネ
ート成分44.4重量%と混合し実施例1と同様にしてポリ
ウレタン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン
樹脂発泡体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結
果を表1に示す。
【0024】比較例2 上記比較例1において、ポリオール成分を31.2重量%、
ポリイソシアネート成分を43.6重量%、フロン 11 を
3.1重量%とする以外は実施例1と同様にしてポリウレ
タン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂
発泡体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を
表1に示す。
ポリイソシアネート成分を43.6重量%、フロン 11 を
3.1重量%とする以外は実施例1と同様にしてポリウレ
タン樹脂発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂
発泡体の特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を
表1に示す。
【0025】比較例3 フロン 152の代わりにフロン 132を 3.3重量%、ポリオ
ール成分31重量%、ポリイソシアネート成分を43.6重量
%とする以外は実施例1と同様にしてポリウレタン樹脂
発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡体の
特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1に示
す。
ール成分31重量%、ポリイソシアネート成分を43.6重量
%とする以外は実施例1と同様にしてポリウレタン樹脂
発泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡体の
特性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1に示
す。
【0026】比較例4 フロン 152の代わりに2,3-ジメチルブタンを 1.6重量%
とする以外は実施例1と同様にしてポリウレタン樹脂発
泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡体の特
性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1に示
す。
とする以外は実施例1と同様にしてポリウレタン樹脂発
泡体を作製した。得られたポリウレタン樹脂発泡体の特
性を上記実施例1と同様に評価した。結果を表1に示
す。
【0027】以上のようにして得られた各実施例および
比較例のポリウレタン樹脂発泡体の結果を示す表1を基
に、ポリウレタン樹脂発泡体の密度のバラツキと第 3の
発泡剤の沸点との関係を図2に示す。
比較例のポリウレタン樹脂発泡体の結果を示す表1を基
に、ポリウレタン樹脂発泡体の密度のバラツキと第 3の
発泡剤の沸点との関係を図2に示す。
【0028】表1の結果から明らかなように、各実施例
により得られたポリウレタン樹脂発泡体は、各比較例で
得られたものに比べて密度、圧縮強度のバラツキが小さ
く均一なポリウレタン樹脂発泡体が得られた。また、図
2より、第 3の発泡剤の 1気圧における沸点が 25 〜 5
5 ℃の範囲にあると、密度のバラツキが小さいことがわ
かった。
により得られたポリウレタン樹脂発泡体は、各比較例で
得られたものに比べて密度、圧縮強度のバラツキが小さ
く均一なポリウレタン樹脂発泡体が得られた。また、図
2より、第 3の発泡剤の 1気圧における沸点が 25 〜 5
5 ℃の範囲にあると、密度のバラツキが小さいことがわ
かった。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】常温フロス法により発泡させる本発明の
ポリウレタン樹脂発泡体は、発泡剤として、フロン22、
フロン142bおよび 1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の
物質との混合物を用いたので、発泡体を作製するにあた
り、ボイドの発生を防止し、最終充填部近傍においても
未充填部を残すことなく充填することができる。その結
果、密度,強度のバラツキが小さいポリウレタン樹脂発
泡体が得られる。
ポリウレタン樹脂発泡体は、発泡剤として、フロン22、
フロン142bおよび 1気圧における沸点が 25 〜 55 ℃の
物質との混合物を用いたので、発泡体を作製するにあた
り、ボイドの発生を防止し、最終充填部近傍においても
未充填部を残すことなく充填することができる。その結
果、密度,強度のバラツキが小さいポリウレタン樹脂発
泡体が得られる。
【図1】実施例1に用いたショーケースを示す図であ
る。(a)は正面図を(b)は側面図をそれぞれ示す。
る。(a)は正面図を(b)は側面図をそれぞれ示す。
【図2】ポリウレタン樹脂発泡体の密度のバラツキと第
3の発泡剤の沸点との関係を示す図である。
3の発泡剤の沸点との関係を示す図である。
1………上面、2………下面、3………左側面、4……
…右側面、5………裏面。
…右側面、5………裏面。
Claims (1)
- 【請求項1】 常温フロス法により発泡させるポリウレ
タン樹脂発泡体において、前記ポリウレタン樹脂発泡体
の発泡剤として、モノクロロジフルオロメタン、 1- ク
ロロ -1,1-ジフルオロエタンおよび 1気圧における沸点
が 25 〜 55℃の物質との混合物を用いることを特徴と
するポリウレタン樹脂発泡体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4124684A JPH05320404A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | ポリウレタン樹脂発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4124684A JPH05320404A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | ポリウレタン樹脂発泡体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05320404A true JPH05320404A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14891519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4124684A Withdrawn JPH05320404A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | ポリウレタン樹脂発泡体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05320404A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237522A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Hitachi Appliances Inc | 断熱箱体 |
| JP2022064217A (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-25 | 積水化学工業株式会社 | ウレタン発泡体及びウレタン発泡体の製造方法 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP4124684A patent/JPH05320404A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237522A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Hitachi Appliances Inc | 断熱箱体 |
| JP2022064217A (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-25 | 積水化学工業株式会社 | ウレタン発泡体及びウレタン発泡体の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |