JPH05320439A - 難燃性ポリプロピレン組成物 - Google Patents
難燃性ポリプロピレン組成物Info
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- JPH05320439A JPH05320439A JP12615992A JP12615992A JPH05320439A JP H05320439 A JPH05320439 A JP H05320439A JP 12615992 A JP12615992 A JP 12615992A JP 12615992 A JP12615992 A JP 12615992A JP H05320439 A JPH05320439 A JP H05320439A
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- brominated bisphenol
- brominated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 難燃剤の揮散性やブリード性が少なく且つ高
度の難燃性を有するポリプロピレン組成物を提供する。 【構成】 ポリプロピレンに、(A)臭素化ビスフェノ
ールSのビス(2,3−ジブロムプロピル)エーテル
と、(B)臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオリ
ゴマー及び臭素化ビスフェノールA系カーボネートオリ
ゴマーよりなる群から選ばれた少くとも一種の臭素化オ
リゴマーを、特定の割合で配合してなる難燃性ポリプロ
ピレン組成物。
度の難燃性を有するポリプロピレン組成物を提供する。 【構成】 ポリプロピレンに、(A)臭素化ビスフェノ
ールSのビス(2,3−ジブロムプロピル)エーテル
と、(B)臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオリ
ゴマー及び臭素化ビスフェノールA系カーボネートオリ
ゴマーよりなる群から選ばれた少くとも一種の臭素化オ
リゴマーを、特定の割合で配合してなる難燃性ポリプロ
ピレン組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性ポリプロピレン
組成物に関するものである。更に詳しくは、ブリード性
が少なく且つ高度な難燃効果を発揮する難燃性ポリプロ
ピレン組成物に関するものである。
組成物に関するものである。更に詳しくは、ブリード性
が少なく且つ高度な難燃効果を発揮する難燃性ポリプロ
ピレン組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリプロピレンの難燃化方法
として、各種ハロゲン化合物の添加が提案されている
が、加熱加工時又は最終成形物の使用時のハロゲン化合
物の揮散性やブリード性が実質的になく、しかも優れた
難燃効果を奏するものは少ない。例えばポリオレフィン
用の難燃剤として臭素化ビスフェノールSの(2,3−
ジブロムプロピル)エーテルが、ヘキサブロムベンゼ
ン、ポリ臭素化ジフェニル、臭素化ビスフェノールAエ
チルエーテル等の他の難燃剤に比べて難燃効果が比較的
高く、ブリード性も少ないことが知られている(特公昭
50−35103号公報)。しかしながら、かかる臭素
化ビスフェノールSのビス(2,3−ジブロムプロピ
ル)エーテルは短期的なブリード性は優れているが、長
期間の使用においてはブリード性及び揮散性が認めら
れ、成形物の表面不良等の問題が生じるため使用に適さ
ない。
として、各種ハロゲン化合物の添加が提案されている
が、加熱加工時又は最終成形物の使用時のハロゲン化合
物の揮散性やブリード性が実質的になく、しかも優れた
難燃効果を奏するものは少ない。例えばポリオレフィン
用の難燃剤として臭素化ビスフェノールSの(2,3−
ジブロムプロピル)エーテルが、ヘキサブロムベンゼ
ン、ポリ臭素化ジフェニル、臭素化ビスフェノールAエ
チルエーテル等の他の難燃剤に比べて難燃効果が比較的
高く、ブリード性も少ないことが知られている(特公昭
50−35103号公報)。しかしながら、かかる臭素
化ビスフェノールSのビス(2,3−ジブロムプロピ
ル)エーテルは短期的なブリード性は優れているが、長
期間の使用においてはブリード性及び揮散性が認めら
れ、成形物の表面不良等の問題が生じるため使用に適さ
ない。
【0003】また、臭素化ビスフェノールAエチルエー
テルオリゴマーは高度の難燃化を達成するためには多量
の使用を要し、例えばUL規格(UL−94)に定められて
いる難燃性規準のV−0を達成することは不可能であ
る。更に、臭素化ビスフェノールA系カーボネートオリ
ゴマーはブリード性は優れているが、高度の難燃化を達
成することは、臭素化ビスフェノールAエチルエーテル
オリゴマーと同様に不可能である。
テルオリゴマーは高度の難燃化を達成するためには多量
の使用を要し、例えばUL規格(UL−94)に定められて
いる難燃性規準のV−0を達成することは不可能であ
る。更に、臭素化ビスフェノールA系カーボネートオリ
ゴマーはブリード性は優れているが、高度の難燃化を達
成することは、臭素化ビスフェノールAエチルエーテル
オリゴマーと同様に不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の難燃剤の欠点を解消し、揮散性やブリード性が少なく
且つ難燃性も高いポリプロピレン組成物を提供すること
にある。
の難燃剤の欠点を解消し、揮散性やブリード性が少なく
且つ難燃性も高いポリプロピレン組成物を提供すること
にある。
【0005】本発明者は上記目的を達成せんとして鋭意
研究した結果、臭素化ビスフェノールSのビス(2,3
−ジブロムプロピル)エーテルと、臭素化ビスフェノー
ルAエチルエーテルオリゴマー及び臭素化ビスフェノー
ルA系カーボネートオリゴマーよりなる群から選ばれた
少くとも一種の臭素化オリゴマーを特定割合で併用する
と、これらの相乗効果によってブリードの発生が非常に
少なく且つ優れた難燃効果を発揮し、経済的にも有利な
難燃性ポリプロピレン組成物を得ることができることを
究明し、本発明に到達したものである。
研究した結果、臭素化ビスフェノールSのビス(2,3
−ジブロムプロピル)エーテルと、臭素化ビスフェノー
ルAエチルエーテルオリゴマー及び臭素化ビスフェノー
ルA系カーボネートオリゴマーよりなる群から選ばれた
少くとも一種の臭素化オリゴマーを特定割合で併用する
と、これらの相乗効果によってブリードの発生が非常に
少なく且つ優れた難燃効果を発揮し、経済的にも有利な
難燃性ポリプロピレン組成物を得ることができることを
究明し、本発明に到達したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリプロピレ
ンに、(A)下記式[1]
ンに、(A)下記式[1]
【0007】
【化4】
【0008】(式中、mは1又は2)で示される臭素化
ビスフェノールSのビス(2,3−ジブロムプロピル)
エーテルと、(B)下記式[2]
ビスフェノールSのビス(2,3−ジブロムプロピル)
エーテルと、(B)下記式[2]
【0009】
【化5】
【0010】(式中、nは1又は2、pは平均重合度を
示す1〜10の数)で示される臭素化ビスフェノールA
エチルエーテルオリゴマー及び下記式[3]
示す1〜10の数)で示される臭素化ビスフェノールA
エチルエーテルオリゴマー及び下記式[3]
【0011】
【化6】
【0012】(式中、nは1又は2)で示される繰返単
位を主とする平均重合度が2〜30の臭素化ビスフェノ
ールA系カーボネートオリゴマーよりなる群から選ばれ
た少くとも一種の臭素化オリゴマーを[(A)臭素化ビ
スフェノールSのビス(2,3−ジブロムプロピル)エ
ーテル]:[(B)臭素化オリゴマー]の重量比が9.
9:0.1〜5:5の割合で難燃化する量配合してなる
難燃性ポリプロピレン組成物に係るものである。
位を主とする平均重合度が2〜30の臭素化ビスフェノ
ールA系カーボネートオリゴマーよりなる群から選ばれ
た少くとも一種の臭素化オリゴマーを[(A)臭素化ビ
スフェノールSのビス(2,3−ジブロムプロピル)エ
ーテル]:[(B)臭素化オリゴマー]の重量比が9.
9:0.1〜5:5の割合で難燃化する量配合してなる
難燃性ポリプロピレン組成物に係るものである。
【0013】本発明で使用する難燃剤(A)である臭素
化ビスフェノールSの(2,3−ジブロムプロピル)エ
ーテルは前記式[1]で示される化合物であり、なかで
も下記式
化ビスフェノールSの(2,3−ジブロムプロピル)エ
ーテルは前記式[1]で示される化合物であり、なかで
も下記式
【0014】
【化7】
【0015】で示されるテトラブロムビスフェノールS
のビス(2,3−ジブロムプロピル)エーテルが好まし
い。かかる臭素化ビスフェノールSのビス(2,3−ジ
ブロムプロピル)エーテルは、臭素化ビスフェノールS
にアルカリの存在下にハロゲン化アリルを反応させてビ
スアリルエーテルを製造し、次いでこれに臭素を通常の
方法で付加させれば容易に製造できる。
のビス(2,3−ジブロムプロピル)エーテルが好まし
い。かかる臭素化ビスフェノールSのビス(2,3−ジ
ブロムプロピル)エーテルは、臭素化ビスフェノールS
にアルカリの存在下にハロゲン化アリルを反応させてビ
スアリルエーテルを製造し、次いでこれに臭素を通常の
方法で付加させれば容易に製造できる。
【0016】本発明で使用する難燃剤(B)の一つであ
る臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオリゴマーは
前記式[2]で示される臭素化オリゴマーであリ、その
平均重合度は1〜10、好ましくは1〜5である。平均
重合度が10を越えるものを使用するとブリード防止効
果は優れているが、高度の難燃性を達成することはでき
ない。かかる臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオ
リゴマーは、通常重合度の異なるものの混合物として使
用されるが、単一組成のものであってもよい。
る臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオリゴマーは
前記式[2]で示される臭素化オリゴマーであリ、その
平均重合度は1〜10、好ましくは1〜5である。平均
重合度が10を越えるものを使用するとブリード防止効
果は優れているが、高度の難燃性を達成することはでき
ない。かかる臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオ
リゴマーは、通常重合度の異なるものの混合物として使
用されるが、単一組成のものであってもよい。
【0017】この臭素化オリゴマーの好ましいものは下
記式
記式
【0018】
【化8】
【0019】で示されるテトラブロムビスフェノールA
エチルエーテルオリゴマーである。式中、pは平均重合
度を示す1〜10の数であり、特に1〜5の範囲が好ま
しい。かかる臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオ
リゴマーは、例えば臭素化ビスフェノールAと二臭化エ
チレンをアルカリ及び触媒の存在下水、アルコ−ル又は
キシレン等の溶媒中で加熱反応させることにより製造す
ることができる。この臭素化オリゴマ−の重合度は、臭
素化ビスフェノールAと二臭化エチレンとのモル比によ
り制御することができる。
エチルエーテルオリゴマーである。式中、pは平均重合
度を示す1〜10の数であり、特に1〜5の範囲が好ま
しい。かかる臭素化ビスフェノールAエチルエーテルオ
リゴマーは、例えば臭素化ビスフェノールAと二臭化エ
チレンをアルカリ及び触媒の存在下水、アルコ−ル又は
キシレン等の溶媒中で加熱反応させることにより製造す
ることができる。この臭素化オリゴマ−の重合度は、臭
素化ビスフェノールAと二臭化エチレンとのモル比によ
り制御することができる。
【0020】難燃剤(B)の別のひとつは前記式[3]
で示される繰返し単位を主とする平均重合度2〜30の
臭素化ビスフェノールA系カーボネートオリゴマーであ
り、中でも平均重合度が2〜20で軟化点が300℃以
下のものが好ましい。平均重合度が2未満のものではブ
リード防止効果が充分でなく、30を越えると相溶性が
悪くなり、良好な成形品が得られ難くなる。かかる臭素
化ビスフェノールA系カーボネートオリゴマーのなかで
も下記式
で示される繰返し単位を主とする平均重合度2〜30の
臭素化ビスフェノールA系カーボネートオリゴマーであ
り、中でも平均重合度が2〜20で軟化点が300℃以
下のものが好ましい。平均重合度が2未満のものではブ
リード防止効果が充分でなく、30を越えると相溶性が
悪くなり、良好な成形品が得られ難くなる。かかる臭素
化ビスフェノールA系カーボネートオリゴマーのなかで
も下記式
【0021】
【化9】
【0022】で示されるテトラブロムビスフェノールA
カーボネートオリゴマーが特に好ましい。かかる臭素化
ビスフェノールAカーボネートオリゴマーは、種々の方
法で製造できる。例えば末端停止剤として予め選定され
たモル比の単官能フェノールと共に苛性ソーダのような
脱酸剤の存在下に水及びメチレンクロライド中で、ホス
ゲンと反応させることによって容易に製造される。平均
重合度は臭素化ビスフェノールAと単官能フェノールの
比率を変えることにより容易に調節できる。例えば臭素
化ビスフェノールA10モルに対して、単官能フェノー
ル2モルを用いれば平均重合度が約10のものが得ら
れ、単官能フェノール4モルを用いれば平均重合度が約
5のものが得られる。また末端停止剤を用いないで、系
のpHを10〜11の範囲に保ち、臭素化ビスフェノール
Aに対するホスゲンのモル比を0.5〜1.1に調節す
る方法によっても平均重合度が2〜10のオリゴマーを
製造することができる。臭素化ビスフェノールAカーボ
ネートオリゴマーの末端構造は特に限定されないが、そ
れ自体の安定性を高めるためにフェノール又は低級アル
キル、長鎖アルキル、ハロゲン等で核置換したフェノー
ルで封鎖することが好ましい。
カーボネートオリゴマーが特に好ましい。かかる臭素化
ビスフェノールAカーボネートオリゴマーは、種々の方
法で製造できる。例えば末端停止剤として予め選定され
たモル比の単官能フェノールと共に苛性ソーダのような
脱酸剤の存在下に水及びメチレンクロライド中で、ホス
ゲンと反応させることによって容易に製造される。平均
重合度は臭素化ビスフェノールAと単官能フェノールの
比率を変えることにより容易に調節できる。例えば臭素
化ビスフェノールA10モルに対して、単官能フェノー
ル2モルを用いれば平均重合度が約10のものが得ら
れ、単官能フェノール4モルを用いれば平均重合度が約
5のものが得られる。また末端停止剤を用いないで、系
のpHを10〜11の範囲に保ち、臭素化ビスフェノール
Aに対するホスゲンのモル比を0.5〜1.1に調節す
る方法によっても平均重合度が2〜10のオリゴマーを
製造することができる。臭素化ビスフェノールAカーボ
ネートオリゴマーの末端構造は特に限定されないが、そ
れ自体の安定性を高めるためにフェノール又は低級アル
キル、長鎖アルキル、ハロゲン等で核置換したフェノー
ルで封鎖することが好ましい。
【0023】更に、臭素化ビスフェノールAの一部を他
の二価フェノールで置換したオリゴマーも包含する。こ
の場合、臭素化ビスフェノールAカ−ボネ−トの繰返し
単位が少なくとも50%を占めるのが好ましい。これら
の二価フェノールの例としては、ビスフェノールA、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン等をあげ
ることができる。
の二価フェノールで置換したオリゴマーも包含する。こ
の場合、臭素化ビスフェノールAカ−ボネ−トの繰返し
単位が少なくとも50%を占めるのが好ましい。これら
の二価フェノールの例としては、ビスフェノールA、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン等をあげ
ることができる。
【0024】本発明で使用する難燃剤の組成は、
[(A)臭素化ビスフェノールSの(2,3−ジブロム
プロピル)エーテル]:[(B)臭素化オリゴマー]の重
量比が9.9:0.1〜5:5であり、好ましくは9.
5:0.5〜6:4である。この割合の範囲よりも、
[(B)臭素化オリゴマー]が増すに従って耐ブリード
性は優れてくるが、難燃効果が悪くなる。また、この
(B)臭素化オリゴマーの使用割合が減少するに従って
難燃効果はよくなるが、長期ブリード性が悪くなる。
(B)臭素化オリゴマーとして臭素化ビスフェノールA
エチルエーテルオリゴマーと臭素化ビスフェノールA系
カーボネートオリゴマーを併用するときは、その比率は
任意である。
[(A)臭素化ビスフェノールSの(2,3−ジブロム
プロピル)エーテル]:[(B)臭素化オリゴマー]の重
量比が9.9:0.1〜5:5であり、好ましくは9.
5:0.5〜6:4である。この割合の範囲よりも、
[(B)臭素化オリゴマー]が増すに従って耐ブリード
性は優れてくるが、難燃効果が悪くなる。また、この
(B)臭素化オリゴマーの使用割合が減少するに従って
難燃効果はよくなるが、長期ブリード性が悪くなる。
(B)臭素化オリゴマーとして臭素化ビスフェノールA
エチルエーテルオリゴマーと臭素化ビスフェノールA系
カーボネートオリゴマーを併用するときは、その比率は
任意である。
【0025】難燃剤(A)と難燃剤(B)の合計添加量
は、要求される難燃性に応じて調節されるが、全組成物
中の合計ブロム量が1〜30重量%になる量が好まし
く、1〜15重量%になる量が特に好ましい。
は、要求される難燃性に応じて調節されるが、全組成物
中の合計ブロム量が1〜30重量%になる量が好まし
く、1〜15重量%になる量が特に好ましい。
【0026】本発明でいうポリプロピレンは、プロピレ
ンのホモポリマーの他にエチレンその他プロピレンと共
重合可能なモノマーとの共重合体も包含する。
ンのホモポリマーの他にエチレンその他プロピレンと共
重合可能なモノマーとの共重合体も包含する。
【0027】本発明の難燃性組成物には、難燃助剤とし
て三酸化アンチモンを添加することができ、三酸化アン
チモンを添加することにより、より好ましい難燃効果が
得られる。更に難燃剤の安定剤としてエポキシ化合物、
スズ系安定剤、鉛系安定剤、ホスファイト類等を難燃剤
に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5
重量%添加することができる。更に、本発明の組成物に
は、必要に応じてポリプロピレンの改質、着色、増量等
を目的として紫外線吸収剤、酸化安定剤等の添加剤、顔
料、充填剤、その他の物質を添加することができる。
て三酸化アンチモンを添加することができ、三酸化アン
チモンを添加することにより、より好ましい難燃効果が
得られる。更に難燃剤の安定剤としてエポキシ化合物、
スズ系安定剤、鉛系安定剤、ホスファイト類等を難燃剤
に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5
重量%添加することができる。更に、本発明の組成物に
は、必要に応じてポリプロピレンの改質、着色、増量等
を目的として紫外線吸収剤、酸化安定剤等の添加剤、顔
料、充填剤、その他の物質を添加することができる。
【0028】本発明の難燃性組成物を製造するには、必
要な各成分を同時に混合することができるが、(A)臭
素化ビスフェノールSの(2,3−ジブロムプロピル)
エーテルと、(B)臭素化オリゴマーとをあらかじめ予
備混合しておくと好結果が得られる。この場合、粉末状
で混合してもよいし、適当なバインダーを用いて高濃度
マスターを一般的な方法で製造する方法をとることも可
能である。
要な各成分を同時に混合することができるが、(A)臭
素化ビスフェノールSの(2,3−ジブロムプロピル)
エーテルと、(B)臭素化オリゴマーとをあらかじめ予
備混合しておくと好結果が得られる。この場合、粉末状
で混合してもよいし、適当なバインダーを用いて高濃度
マスターを一般的な方法で製造する方法をとることも可
能である。
【0029】本発明の組成物は任意の手段で製造するこ
とができる。例えばロール、バンバリーミキサー、タン
ブラ−型ブレンダ−、押出機等の従来樹脂に添加剤を混
練するに用いられている機械を用いて各成分を配合混和
することにより容易に得られる。また組成物を成形する
に当っても任意の手段が採用される。例えば射出成形
機、押出成形機、プレス成形機等を用いることができ
る。
とができる。例えばロール、バンバリーミキサー、タン
ブラ−型ブレンダ−、押出機等の従来樹脂に添加剤を混
練するに用いられている機械を用いて各成分を配合混和
することにより容易に得られる。また組成物を成形する
に当っても任意の手段が採用される。例えば射出成形
機、押出成形機、プレス成形機等を用いることができ
る。
【0030】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を更に説明す
る。なお、実施例中での部及び%は重量部及び重量%を
示す。難燃性の測定は、アメリカのUL規格のUL−94に
定める方法とJIS K-7201による酸素指数(OI値)で
行い、ブリード性は下記の短期ブリード性と長期ブリー
ド性の二通りの方法で評価した。
る。なお、実施例中での部及び%は重量部及び重量%を
示す。難燃性の測定は、アメリカのUL規格のUL−94に
定める方法とJIS K-7201による酸素指数(OI値)で
行い、ブリード性は下記の短期ブリード性と長期ブリー
ド性の二通りの方法で評価した。
【0031】短期ブリード性:色見本板(幅45×長7
0×厚さ2mm)を80℃のオーブンに5日間放置し、色
見本板上のブリード発生の有無で評価した。評価基準は
ブリードが全く認められないものを○、僅かに認められ
るものを△、多く認められるものを×で示した。
0×厚さ2mm)を80℃のオーブンに5日間放置し、色
見本板上のブリード発生の有無で評価した。評価基準は
ブリードが全く認められないものを○、僅かに認められ
るものを△、多く認められるものを×で示した。
【0032】長期ブリード性:色見本板(幅45×長7
0×厚さ2mm)を80℃のオーブンに30日間放置し、
色見本板上のブリード発生の有無で評価した。評価基準
はブリードが全く認められないものを○、僅かに認めら
れるものを△、多く認められるものを×で示した。
0×厚さ2mm)を80℃のオーブンに30日間放置し、
色見本板上のブリード発生の有無で評価した。評価基準
はブリードが全く認められないものを○、僅かに認めら
れるものを△、多く認められるものを×で示した。
【0033】
【実施例1〜15,比較例1〜7】ペレット状のプロピ
レン/エチレンコポリマー[ユニオンポリマー(株)製
UPポリプロ K−7019]100部に、下記に示す難燃
剤a〜f及び難燃助剤として三酸化アンチモンを表1記
載の量添加し、タンブラー型ブレンダーで混合した後二
軸押出機[池貝鉄工(株)製 PCM−30]によりシリン
ダ−温度200℃でペレット化し、次いで射出成形機
[(株)名機製作所製 SJ-25 B]により成形温度20
0℃で試験片を成形した。得られた試験片を用いて燃焼
性とブリード性を測定し、その結果を表1に示した。 a:テトラブロムビスフェノールSのビス(2,3−ジ
ブロムプロピル)エーテル b:平均重合度2のテトラブロムビスフェノールAエチ
ルエーテルオリゴマー c:平均重合度6のテトラブロムビスフェノールAカー
ボネートオリゴマー d:テトラブロムビスフェノールA1モルとビスフェノ
ールA0.2モルから得られた平均重合度2.1のテト
ラブロムビスフェノールA系カーボネートオリゴマー e:デカブロモジフェニルエーテル[三井東圧ファイン
(株)製プラネロン DE-100] f:テトラブロムビスフェノールAのビス(2,3−ジ
ブロムプロピル)エーテル
レン/エチレンコポリマー[ユニオンポリマー(株)製
UPポリプロ K−7019]100部に、下記に示す難燃
剤a〜f及び難燃助剤として三酸化アンチモンを表1記
載の量添加し、タンブラー型ブレンダーで混合した後二
軸押出機[池貝鉄工(株)製 PCM−30]によりシリン
ダ−温度200℃でペレット化し、次いで射出成形機
[(株)名機製作所製 SJ-25 B]により成形温度20
0℃で試験片を成形した。得られた試験片を用いて燃焼
性とブリード性を測定し、その結果を表1に示した。 a:テトラブロムビスフェノールSのビス(2,3−ジ
ブロムプロピル)エーテル b:平均重合度2のテトラブロムビスフェノールAエチ
ルエーテルオリゴマー c:平均重合度6のテトラブロムビスフェノールAカー
ボネートオリゴマー d:テトラブロムビスフェノールA1モルとビスフェノ
ールA0.2モルから得られた平均重合度2.1のテト
ラブロムビスフェノールA系カーボネートオリゴマー e:デカブロモジフェニルエーテル[三井東圧ファイン
(株)製プラネロン DE-100] f:テトラブロムビスフェノールAのビス(2,3−ジ
ブロムプロピル)エーテル
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】実施例より明らかな通り、本発明の難燃
性ポリプロピレン組成物は、優れた耐ブリード性を有
し、且つ難燃性も極めて高く、その奏する効果は格別な
ものである。
性ポリプロピレン組成物は、優れた耐ブリード性を有
し、且つ難燃性も極めて高く、その奏する効果は格別な
ものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 LPP 9363−4J 71/10 LQH 9167−4J LQK 9167−4J //(C08L 23/10 69:00)
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリプロピレンに、(A)下記式[1] 【化1】 (式中、mは1又は2)で示される臭素化ビスフェノー
ルSのビス(2,3−ジブロムプロピル)エーテルと、
(B)下記式[2] 【化2】 (式中、nは1又は2、pは平均重合度を示す1〜10
の数)で示される臭素化ビスフェノールAエチルエーテ
ルオリゴマー及び下記式[3] 【化3】 (式中、nは1又は2)で示される繰返単位を主とする
平均重合度が2〜30の臭素化ビスフェノールA系カー
ボネートオリゴマーよりなる群から選ばれた少くとも一
種の臭素化オリゴマーを[(A)臭素化ビスフェノール
Sのビス(2,3−ジブロムプロピル)エーテル]:
[(B)臭素化オリゴマー]の重量比が9.9:0.1
〜5:5の割合で難燃化する量配合してなる難燃性ポリ
プロピレン組成物。 - 【請求項2】 (A)臭素化ビスフェノールSのビス
(2,3−ジブロムプロピル)エーテル及び(B)臭素
化ビスフェノールAエチルエーテルオリゴマー及び臭素
化ビスフェノールA系カーボネートオリゴマーよりなる
群から選ばれた少くとも一種の臭素化オリゴマーを、組
成物中のブロム含量が1〜30重量%になる量配合して
なる請求項1記載の難燃性ポリプロピレン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12615992A JPH05320439A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 難燃性ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12615992A JPH05320439A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 難燃性ポリプロピレン組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05320439A true JPH05320439A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14928141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12615992A Pending JPH05320439A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 難燃性ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05320439A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002074852A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Flame-retardant polyolefin resin composition |
| WO2002074853A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Flame-retardant polyolefin resin composition |
| EP1291150A1 (en) | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Method of producing an electrical cable insulating material |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP12615992A patent/JPH05320439A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002074852A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Flame-retardant polyolefin resin composition |
| WO2002074853A1 (en) * | 2001-03-19 | 2002-09-26 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Flame-retardant polyolefin resin composition |
| US6919391B2 (en) | 2001-03-19 | 2005-07-19 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Flame-retardant polyolefin-resin composition |
| US6924331B2 (en) | 2001-03-19 | 2005-08-02 | Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. | Flame-retardant polyolefin resin composition |
| EP1291150A1 (en) | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Method of producing an electrical cable insulating material |
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