JPH05320622A - 摩擦材 - Google Patents

摩擦材

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JPH05320622A
JPH05320622A JP13344992A JP13344992A JPH05320622A JP H05320622 A JPH05320622 A JP H05320622A JP 13344992 A JP13344992 A JP 13344992A JP 13344992 A JP13344992 A JP 13344992A JP H05320622 A JPH05320622 A JP H05320622A
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JP
Japan
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resin
volume
friction material
friction
binder
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JP13344992A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kudo
工藤  茂
Noboru Suzuki
昇 鈴木
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキ鳴きが小さく、耐熱性、摩擦特性、
成形性等に優れた摩擦材を提供する。 【構成】 繊維状物質、充てん剤及び結合剤を含む摩擦
材において、結合剤として全組成物中に熱硬化性樹脂を
10〜30体積%、ゴムを1〜7体積%及びカシュー樹
脂を1〜7体積%含有させた摩擦材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車などに用いられる
ディスクブレーキパッド、ブレーキライニング、クラッ
チフェーシング等の摩擦材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦材としては石綿を主成分とし
た材料が用いられていたが、人体に対する有害性の面か
ら使用が規制され、また車両等の高性能化に伴って摩擦
材への要求特性が高くなってきている。この様な要求を
満たすものとして、最近は石綿を使用しない摩擦材が提
案され、例えばその基材として金属繊維、無機繊維、有
機繊維等の繊維状物質が用いられ、これらの繊維状物質
に無機及び有機系の充てん剤を添加し、さらに結合剤と
してフェノール樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂
を加えて硬化させたものが一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば上記の結合剤と
して用いられるフェノール樹脂は、耐熱性が高く、熱成
形時の流れ性が良く、比較的安価であるため高温で使用
される摩擦材用の結合剤としては適している。
【0004】フェノール樹脂としては、一般的に未変性
タイプのフェノール樹脂が用いられているが、この未変
性タイプのフェノール樹脂は硬化したときの架橋密度が
上がるため硬くなる。このため耐熱性及び機械的強度に
は優れるが、相手材である鋳鉄との当りが悪く、相手材
と摩擦材の界面に発生する熱分解物質により摩擦係数が
不安定となり、これによって生じる振動を摩擦材が吸収
しにくくなり、ブレーキ鳴き(以下鳴きとする)や振動
に対して悪影響を与えるという欠点が生じる。
【0005】上記の欠点を解消する方法として、フェノ
ール樹脂を他の樹脂などで変性させ、硬化時の架橋密度
を落とすことにより、樹脂に軟かさを持たせる方法があ
る。しかしこの方法では樹脂に軟かさを持たせた分、耐
熱性が悪くなったり、硬化時の流れ性が悪くなったりす
るなどの不具合が生じる。
【0006】本発明は上記のような欠点を解消し、鳴き
の発生をできるだけ低減し、耐熱性、摩擦特性、成形性
等に優れた摩擦材を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の欠点
について種々検討した結果、結合剤として全組成物中に
フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を1
0〜30体積%、ゴムを1〜7体積%及びカシュー樹脂
を1〜7体積%含有する結合剤を用いたところ、鳴きの
発生を低減し、高温時において優れた耐熱性を示すと共
に、安定した摩擦性能、かつ成形性及び強度に優れた摩
擦材が得られることを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
【0008】本発明は繊維状物質、充てん剤及び結合剤
を含む摩擦材において、結合剤として全組成物中に熱硬
化性樹脂を10〜30体積%、ゴムを1〜7体積%及び
カシュー樹脂を1〜7体積%含有してなる摩擦材に関す
る。
【0009】本発明において繊維状物質としては、スチ
ール繊維、銅繊維、真鍮繊維等の金属繊維、ガラス繊
維、セラミック繊維、炭素繊維、ロックウール、チタン
酸カリウム等の無機繊維、アラミド繊維、アクリル繊
維、フェノール繊維等の有機繊維などが用いられる。
【0010】充てん剤としては、硫酸バリウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、黒鉛、三硫化アンチモ
ン、金属粉等の無機充てん剤、カシュー殻油硬化物等の
有機充てん剤などが用いられる。
【0011】結合剤として用いられる熱硬化性樹脂とし
ては、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等が用いられ
る。このうちフェノール樹脂としては、未変性フェノー
ル樹脂、カシュー変性、ゴム変性等の変性フェノール樹
脂などを用いることができる。またゴムとしては、粉末
タイプのゴムを用いることが好ましく、例えばNBR、
SBR等が用いられる。カシュー樹脂としては、例えば
カシューナット殻油をヘキサメチレンテトラミンと縮合
して得られるものが用いられる。
【0012】熱硬化性樹脂は全組成物中に10〜30体
積%の範囲とされ、10体積%未満では結合力が著しく
低下し、熱成形の際に亀裂や流れ性不足が生じ易く、3
0体積%を越えると摩擦性能、特に鳴きなどの不具合が
生じ易い。ゴムは全組成物中に1〜7体積%の範囲とさ
れ、1体積%未満では弾性がなくなり鳴きなどの欠点が
増加し、7体積%を越えるとゴムの耐熱性の低さから耐
摩耗性が悪くなる。またカシュー樹脂は1〜7体積%の
範囲とされ、1体積%未満では成形品が硬くなり鳴きな
どの欠点が増加し、7体積%を越えるとカシュー樹脂の
耐熱性の悪さから耐摩耗性が悪くなる。
【0013】
【作用】結合剤として全組成物中に熱硬化性樹脂を10
〜30体積%、ゴムを1〜7体積%及びカシュー樹脂を
1〜7体積%含有させることにより、それぞれの結合剤
としての特性を保持したまま硬化するので耐熱性、摩擦
特性、成形性等に優れ、また摩擦材と相手材である鋳鉄
との界面に発生する熱分解物質を少なくすることができ
るため、振動発生も少なく鳴きが改善できるものと考え
られる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。 実施例1〜2、比較例1〜7 表1に示す成分を配合し、混合機で均一に混合したの
ち、タブレットを形成し、その後温度150±2.5
℃、圧力49MPaの条件で5分間熱圧成形し、更に2
00℃で5時間焼成してディスクブレーキパッドを得
た。
【0015】
【表1】
【0016】次に本発明になる摩擦材であるディスクブ
レーキパッドと比較例のディスクブレーキパッドを実際
の車に装着して鳴きの発生状態の比較試験及び耐摩耗性
についての比較試験を行った。その試験結果を表2に示
す。また成形性についての結果も合せて表2に示す。
【0017】なお試験条件は次の通りである。 鳴きの発生状態 キャリパ型式:コレットタイプ(シリンダ面積25cm
2) 試験車:2000cc…乗用車 試験方法:市街地を一般走行にて確認(鳴きレベルを5
段階評価)
【数1】
【0018】 耐摩耗性 キャリパ型式:コレットタイプ(シリンダ面積25cm
2) 試験方法:イナーシャ…49kgm2、制動初速度…6
4km/時間、減速度…2.94m/秒2、制動回数…
各1000回、以上の条件で摩耗量を測定した。 成形性 ディスクブレーキパッドを成形後、その外観を目視し
た。表2において○印は外観上問題がないものを示し、
△印は成形体の一部に欠けの発生を示す。
【0019】
【表2】
【0020】表2から明らかなように本発明になるディ
スクブレーキパッドは、鳴きが小さく(良く)、耐摩耗
性及び成形性に優れることがわかる。これに対して比較
例のディスクブレーキパッドは、鳴き、耐摩耗性及び成
形性のいずれかに欠点があることがわかる。
【0021】
【発明の効果】本発明になる摩擦材は、成形性が良く、
耐熱性、摩擦特性等に優れ、かつ鳴きに対しても良好な
摩擦材であり、工業的に極めて好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維状物質、充てん剤及び結合剤を含む
    摩擦材において、結合剤として全組成物中に熱硬化性樹
    脂を10〜30体積%、ゴムを1〜7体積%及びカシュ
    ー樹脂を1〜7体積%含有してなる摩擦材。
JP13344992A 1992-05-26 1992-05-26 摩擦材 Pending JPH05320622A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105387106A (zh) * 2015-12-08 2016-03-09 安徽创新电磁离合器有限公司 一种制动器石棉摩擦片及其制造方法
CN105422700A (zh) * 2015-12-08 2016-03-23 安徽创新电磁离合器有限公司 一种制动器钢纤维摩擦片及其制造方法
CN105422698A (zh) * 2015-12-08 2016-03-23 安徽创新电磁离合器有限公司 一种耐高温的刹车片混合料
CN105422699A (zh) * 2015-12-08 2016-03-23 安徽创新电磁离合器有限公司 一种摩擦片毛坯件及其制造方法
CN105422701A (zh) * 2015-12-08 2016-03-23 安徽创新电磁离合器有限公司 一种耐用刹车片及其制造方法

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