JPH05321509A - 保護管を利用した地中タンクの設置構造 - Google Patents
保護管を利用した地中タンクの設置構造Info
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- JPH05321509A JPH05321509A JP15600292A JP15600292A JPH05321509A JP H05321509 A JPH05321509 A JP H05321509A JP 15600292 A JP15600292 A JP 15600292A JP 15600292 A JP15600292 A JP 15600292A JP H05321509 A JPH05321509 A JP H05321509A
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- Japan
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- unit
- underground tank
- guide member
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管の鉛直度を容易に確保でき、下位地中タ
ンクの沈設施工が円滑に行なえ、配管肉厚を薄くでき、
配管の防食や保温施工を簡単に行なえる、保護管を利用
した地中タンクの設置構造を提供する。 【構成】保護管16の胴体7の内面に縦方向にガイド部
材2を設け、配管カバーユニット1の内側に注入管ユニ
ット5と排出管ユニット6を縦方向に固着し、配管カバ
ーユニット1の連結アーム部1aをガイド部材2に縦方
向から嵌め合わせ、最下位の配管カバーユニット1の注
入管ユニット5と排出管ユニット6を下位地中タンク9
の注入管5aと排出管6aに接続し、上下の配管カバー
ユニット1,1を順次に接合して得られた配管保護用空
間19にグラウト材13を充填する。
ンクの沈設施工が円滑に行なえ、配管肉厚を薄くでき、
配管の防食や保温施工を簡単に行なえる、保護管を利用
した地中タンクの設置構造を提供する。 【構成】保護管16の胴体7の内面に縦方向にガイド部
材2を設け、配管カバーユニット1の内側に注入管ユニ
ット5と排出管ユニット6を縦方向に固着し、配管カバ
ーユニット1の連結アーム部1aをガイド部材2に縦方
向から嵌め合わせ、最下位の配管カバーユニット1の注
入管ユニット5と排出管ユニット6を下位地中タンク9
の注入管5aと排出管6aに接続し、上下の配管カバー
ユニット1,1を順次に接合して得られた配管保護用空
間19にグラウト材13を充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤に掘削した竪孔内
に保護管を利用して構築される地中タンクの設置構造、
更に詳細に述べれば、保護管を通して施工される下位地
中タンクへの配管の固定構造に関するものである。例え
ば、保護管部は冷暖房システムにおける温水または冷水
蓄熱用タンクとして使用され、下位地中タンクは電力貯
蔵システムにおける圧縮空気の貯蔵用タンクとして使用
されるが、利用分野はこれに限定されるものではない。
に保護管を利用して構築される地中タンクの設置構造、
更に詳細に述べれば、保護管を通して施工される下位地
中タンクへの配管の固定構造に関するものである。例え
ば、保護管部は冷暖房システムにおける温水または冷水
蓄熱用タンクとして使用され、下位地中タンクは電力貯
蔵システムにおける圧縮空気の貯蔵用タンクとして使用
されるが、利用分野はこれに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】図5と図6に示したような地中タンクの
配管設置構造が、本発明の開発過程で提案された(この
設置構造は未公開のものである)。この設置構造では、
下位地中タンク9は保護管16の胴体7を通して沈設施
工される。下位地中タンク9の頂壁部の中央部には注入
管5aと排出管6aを直立に接続してあり、更に頂壁部
には注入管5aと排出管6aの両側にパッドアイ17を
固着してある。吊り降ろし治具14のウィンチ15より
繰り出したワイヤーロープ18の末端吊り金具を前記パ
ッドアイ17に取り付けることによって、下位地中タン
ク9は竪孔10内の深部へと順次吊り降ろされる。
配管設置構造が、本発明の開発過程で提案された(この
設置構造は未公開のものである)。この設置構造では、
下位地中タンク9は保護管16の胴体7を通して沈設施
工される。下位地中タンク9の頂壁部の中央部には注入
管5aと排出管6aを直立に接続してあり、更に頂壁部
には注入管5aと排出管6aの両側にパッドアイ17を
固着してある。吊り降ろし治具14のウィンチ15より
繰り出したワイヤーロープ18の末端吊り金具を前記パ
ッドアイ17に取り付けることによって、下位地中タン
ク9は竪孔10内の深部へと順次吊り降ろされる。
【0003】注入管5aと排出管6aに対する注入管ユ
ニット5と排出管ユニット6の接続作業は、下位地中タ
ンク9の沈設施工に並行して行なわれるのであるが、一
連に接続された注入管ユニット5と排出管ユニット6よ
り成る配管系が胴体7の中央部に貫通配置されているた
め、これが沈設施工の邪魔となり、円滑な作業が行なえ
ない。
ニット5と排出管ユニット6の接続作業は、下位地中タ
ンク9の沈設施工に並行して行なわれるのであるが、一
連に接続された注入管ユニット5と排出管ユニット6よ
り成る配管系が胴体7の中央部に貫通配置されているた
め、これが沈設施工の邪魔となり、円滑な作業が行なえ
ない。
【0004】ワイヤーロープ18で竪孔10内に吊り降
ろされる下位地中タンク9は、各ワイヤーロープ18の
繰り出しを互いに同期させて均等に行なっても、その前
後左右方向の微動を完全には防止できないため、竪孔1
0の中央部に立ち上がっている配管系には、いずれの方
向への微動によっても外力が作用する。竪孔10内には
孔壁の崩壊防止のために泥水等の保護液11が満たされ
るので、配管系や下位地中タンクのための支持手段を沈
設施工の途中で外部から講じることは、実際上不可能で
ある。
ろされる下位地中タンク9は、各ワイヤーロープ18の
繰り出しを互いに同期させて均等に行なっても、その前
後左右方向の微動を完全には防止できないため、竪孔1
0の中央部に立ち上がっている配管系には、いずれの方
向への微動によっても外力が作用する。竪孔10内には
孔壁の崩壊防止のために泥水等の保護液11が満たされ
るので、配管系や下位地中タンクのための支持手段を沈
設施工の途中で外部から講じることは、実際上不可能で
ある。
【0005】したがって、前記微動による外力に対して
は、配管自体の剛性で対抗する他はなく、それには配管
の肉厚を厚く設計する必要があるが、厚肉の配管では材
料費が高くなるだけでなく、配管ユニット同志を接続す
るときの溶接時間が長くなる難点があり、また、厚肉化
によって配管重量が増すことから、配管施工費も高くな
る。
は、配管自体の剛性で対抗する他はなく、それには配管
の肉厚を厚く設計する必要があるが、厚肉の配管では材
料費が高くなるだけでなく、配管ユニット同志を接続す
るときの溶接時間が長くなる難点があり、また、厚肉化
によって配管重量が増すことから、配管施工費も高くな
る。
【0006】この設置構造で例えば、保護管部を上位地
中タンクとして使用する場合、注入管ユニット5と排出
管ユニット6は、保護管16の底壁部をなすグラウト材
層20から突出しているので、保護管16の貯蔵液体や
気体で腐食される。そのため、注入管ユニット5と排出
管ユニット6は、外面にも防食処理がなされた高価な管
材で構成する必要があるが、これでは配管材料費が嵩む
ことになる。一方、各配管ユニットに防食剤を現場塗布
する方策もあるが、防食剤が乾燥するまで配管ユニット
の接続作業を中断する必要があり、全体の作業時間が長
くなる。この上位地中タンクを蓄熱用タンクとして利用
する場合には、保温施工も必要となるので、配管接続作
業に時間がかかる。
中タンクとして使用する場合、注入管ユニット5と排出
管ユニット6は、保護管16の底壁部をなすグラウト材
層20から突出しているので、保護管16の貯蔵液体や
気体で腐食される。そのため、注入管ユニット5と排出
管ユニット6は、外面にも防食処理がなされた高価な管
材で構成する必要があるが、これでは配管材料費が嵩む
ことになる。一方、各配管ユニットに防食剤を現場塗布
する方策もあるが、防食剤が乾燥するまで配管ユニット
の接続作業を中断する必要があり、全体の作業時間が長
くなる。この上位地中タンクを蓄熱用タンクとして利用
する場合には、保温施工も必要となるので、配管接続作
業に時間がかかる。
【0007】大深度の竪孔に設置される下位地中タンク
では、必然的に配管が長大化し、配管の総重量が増大す
るため、配管途中に撓み変形が生じたり、下位地中タン
クとの接続部に過大な曲げ応力が負荷されることになる
が、先に提案された設置構造では、長い配管系を全長に
わたって鉛直状態に的確に保持する手段がない。
では、必然的に配管が長大化し、配管の総重量が増大す
るため、配管途中に撓み変形が生じたり、下位地中タン
クとの接続部に過大な曲げ応力が負荷されることになる
が、先に提案された設置構造では、長い配管系を全長に
わたって鉛直状態に的確に保持する手段がない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、配管の鉛直度を容易に確保できると共に、配管
に邪魔されずに下位地中タンクの沈設施工が円滑に行な
え、また、下位地中タンクの微動が抑えられ、配管が的
確に補強されているため、配管肉厚を薄くすることがで
き、更にまた、保護管部を上位地中タンクとして使用す
る場合、配管に対する所要の防食施工や保温施工を簡単
に行なえる、保護管を利用した地中タンクの設置構造を
提供することである。
目的は、配管の鉛直度を容易に確保できると共に、配管
に邪魔されずに下位地中タンクの沈設施工が円滑に行な
え、また、下位地中タンクの微動が抑えられ、配管が的
確に補強されているため、配管肉厚を薄くすることがで
き、更にまた、保護管部を上位地中タンクとして使用す
る場合、配管に対する所要の防食施工や保温施工を簡単
に行なえる、保護管を利用した地中タンクの設置構造を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の地中タンクの設置構
造では、地盤12に掘削した竪孔10の上部に保護管1
6が構築され、保護管16の胴体7の内側を貫通して竪
孔10の下部に下位地中タンク9が設置される。該胴体
7の内面には縦方向に配列してガイド部材2を設けてあ
る。配管カバーユニット1の連結アーム部1aは、ガイ
ド部材2に縦方向から嵌め合わされ、前記胴体7の一部
とガイド部材2と結合して、全側面が閉鎖されて上下面
が開放された配管保護用空間19を形成する。
符号を用いて説明すると、本発明の地中タンクの設置構
造では、地盤12に掘削した竪孔10の上部に保護管1
6が構築され、保護管16の胴体7の内側を貫通して竪
孔10の下部に下位地中タンク9が設置される。該胴体
7の内面には縦方向に配列してガイド部材2を設けてあ
る。配管カバーユニット1の連結アーム部1aは、ガイ
ド部材2に縦方向から嵌め合わされ、前記胴体7の一部
とガイド部材2と結合して、全側面が閉鎖されて上下面
が開放された配管保護用空間19を形成する。
【0010】配管カバーユニット1の内側には、縦方向
に配列して注入管ユニット5および排出管ユニット6を
固着してある。最下位の配管カバーユニット1の注入管
ユニット5と排出管ユニット6は、下位地中タンク9の
注入管5aと排出管6aに接続される。最下位の配管カ
バーユニット1は、保護管16の胴体7の内面下端部に
固着された支持台8によって支持される。
に配列して注入管ユニット5および排出管ユニット6を
固着してある。最下位の配管カバーユニット1の注入管
ユニット5と排出管ユニット6は、下位地中タンク9の
注入管5aと排出管6aに接続される。最下位の配管カ
バーユニット1は、保護管16の胴体7の内面下端部に
固着された支持台8によって支持される。
【0011】所定深さに沈設施工された下位地中タンク
9の外周面と竪孔10の孔壁面の間の隙間を埋めたグラ
ウト材層20は、最下位の配管カバーユニット1の注入
管ユニット5と排出管ユニット6を埋め込み、保護管1
6の底壁部を形成する。注入管ユニット5同志と排出管
ユニット6同志を接続しながら、上下の配管カバーユニ
ット1,1を順次接合することによって、前記配管保護
用空間19,19は縦方向に連通する。該配管保護用空
間19に充填されたグラウト材層13は、一連の注入管
ユニット5群と排出管ユニット6群を包囲する。
9の外周面と竪孔10の孔壁面の間の隙間を埋めたグラ
ウト材層20は、最下位の配管カバーユニット1の注入
管ユニット5と排出管ユニット6を埋め込み、保護管1
6の底壁部を形成する。注入管ユニット5同志と排出管
ユニット6同志を接続しながら、上下の配管カバーユニ
ット1,1を順次接合することによって、前記配管保護
用空間19,19は縦方向に連通する。該配管保護用空
間19に充填されたグラウト材層13は、一連の注入管
ユニット5群と排出管ユニット6群を包囲する。
【0012】
【作用】胴体7のガイド部材2に連結アーム部1aを縦
方向から嵌め合わせることによって、各配管カバーユニ
ット1は胴体7の内面に沿って鉛直に案内され、各配管
カバーユニット1の注入管ユニット5と排出管ユニット
6は正確に位置決めされて鉛直に降ろされる。
方向から嵌め合わせることによって、各配管カバーユニ
ット1は胴体7の内面に沿って鉛直に案内され、各配管
カバーユニット1の注入管ユニット5と排出管ユニット
6は正確に位置決めされて鉛直に降ろされる。
【0013】配管カバーユニット1は、前記胴体7の一
部およびガイド部材2と一緒にグラウト材の充填用型枠
として使用される。配管カバーユニット1はグラウト材
13の充填後も取り外されない。硬化したグラウト材層
13を介して、配管カバーユニット1とガイド部材2と
注入管ユニット5と排出管ユニット6は緊密な一体構造
を形成する。
部およびガイド部材2と一緒にグラウト材の充填用型枠
として使用される。配管カバーユニット1はグラウト材
13の充填後も取り外されない。硬化したグラウト材層
13を介して、配管カバーユニット1とガイド部材2と
注入管ユニット5と排出管ユニット6は緊密な一体構造
を形成する。
【0014】ガイド部材2の下側に隣接して胴体7に設
けた支持台8は、配管保護用空間19に充填されたグラ
ウト材層13が硬化するまでの間、一連に接合された配
管カバーユニット1の重量と、それぞれ一連に接続され
た注入管ユニット5群と排出管ユニット6群の重量を支
える。
けた支持台8は、配管保護用空間19に充填されたグラ
ウト材層13が硬化するまでの間、一連に接合された配
管カバーユニット1の重量と、それぞれ一連に接続され
た注入管ユニット5群と排出管ユニット6群の重量を支
える。
【0015】また、この支持台8は、最下位の注入管ユ
ニット5および排出管ユニット6と下位地中タンク9の
注入管5aおよび排出管6aとの各接続部、ならびに、
該注入管5aおよび排出管6aと下位地中タンク9との
接続部に過大な過重が負荷されるのを阻止する。
ニット5および排出管ユニット6と下位地中タンク9の
注入管5aおよび排出管6aとの各接続部、ならびに、
該注入管5aおよび排出管6aと下位地中タンク9との
接続部に過大な過重が負荷されるのを阻止する。
【0016】
【実施例】図示の実施例では、竪孔10は地表面まで地
下水がある地盤12に泥水掘削工法等によって掘削され
ている。この竪孔10は全深さが約800メートルに達
する大深度掘削孔である。竪孔上部に約400メートル
の長さにわたって構築されている保護管を、冷暖房シス
テムの蓄熱タンクとして使用し、竪孔下部の約400メ
ートルの長さにわたって設置されている下位地中タンク
9は、電力貯蔵システムの圧縮空気の貯蔵タンクとして
使用される。下位地中タンク9の直径は約5メートルで
ある。竪孔10の上部は下部よりも大径に掘削されてい
る。
下水がある地盤12に泥水掘削工法等によって掘削され
ている。この竪孔10は全深さが約800メートルに達
する大深度掘削孔である。竪孔上部に約400メートル
の長さにわたって構築されている保護管を、冷暖房シス
テムの蓄熱タンクとして使用し、竪孔下部の約400メ
ートルの長さにわたって設置されている下位地中タンク
9は、電力貯蔵システムの圧縮空気の貯蔵タンクとして
使用される。下位地中タンク9の直径は約5メートルで
ある。竪孔10の上部は下部よりも大径に掘削されてい
る。
【0017】竪孔10の上部に挿入された保護管16の
胴体7は、竪孔10の崩壊を防止するだけでなく、冷暖
房システムの蓄熱タンクの側壁としても機能している。
鋼管製の胴体7は一定長さの胴体ユニットに分割して構
成される。単一の胴体ユニットまたは溶接によって地上
で所定長さに接合された複数個の胴体ユニットは、適当
な吊り降ろし手段によって竪孔10内に吊り降ろされ
る。竪孔10より突出した胴体ユニットに対して次の胴
体ユニットが接合され、更に一定長さ吊り降ろされる。
以下、これを繰り返すことによって所要長さの胴体7が
竪孔上部に挿入設置される。胴体7の外周面と竪孔10
の孔壁面の隙間にはセメントモルタル等のグラウト材2
1が充填される。
胴体7は、竪孔10の崩壊を防止するだけでなく、冷暖
房システムの蓄熱タンクの側壁としても機能している。
鋼管製の胴体7は一定長さの胴体ユニットに分割して構
成される。単一の胴体ユニットまたは溶接によって地上
で所定長さに接合された複数個の胴体ユニットは、適当
な吊り降ろし手段によって竪孔10内に吊り降ろされ
る。竪孔10より突出した胴体ユニットに対して次の胴
体ユニットが接合され、更に一定長さ吊り降ろされる。
以下、これを繰り返すことによって所要長さの胴体7が
竪孔上部に挿入設置される。胴体7の外周面と竪孔10
の孔壁面の隙間にはセメントモルタル等のグラウト材2
1が充填される。
【0018】この竪孔10内には孔壁保護のために泥水
より成る保護液11が充填されている。下位地中タンク
9は底蓋部と頂壁部と複数個の胴体ユニットに分割して
構成されている。前記胴体7内の保護液に下位地中タン
ク9の底盤部を浮かべ、個の底蓋部に溶接によって最下
位の胴体ユニットを接合する。この構築途中の地中タン
クに水等の浮力調整液を注入し、地上での次の胴体ユニ
ットの接合作業がしやすい位置まで地中タンクを沈設す
る。以下、この胴体ユニットの接合と沈設を繰り返すこ
とによって下位地中タンク9を構築し、最後に頂壁部を
最上位の胴体ユニットに接合する。
より成る保護液11が充填されている。下位地中タンク
9は底蓋部と頂壁部と複数個の胴体ユニットに分割して
構成されている。前記胴体7内の保護液に下位地中タン
ク9の底盤部を浮かべ、個の底蓋部に溶接によって最下
位の胴体ユニットを接合する。この構築途中の地中タン
クに水等の浮力調整液を注入し、地上での次の胴体ユニ
ットの接合作業がしやすい位置まで地中タンクを沈設す
る。以下、この胴体ユニットの接合と沈設を繰り返すこ
とによって下位地中タンク9を構築し、最後に頂壁部を
最上位の胴体ユニットに接合する。
【0019】下位地中タンク9の頂壁部にはパッドアイ
17が中央部に固着され、排出管6aはパッドアイ17
に隣接して頂壁部に接続され、注入管5aは胴体壁の側
に接近して接続されている。注入管5aと排出管6aは
斜め外向きに立ち上げられている。吊り降ろし治具14
のウィンチ15より繰り出したワイヤーロープ18の末
端吊り金具をパッドアイ17に取り付けることによっ
て、下位地中タンク9は竪孔10内の深部へと順次吊り
降ろされる。
17が中央部に固着され、排出管6aはパッドアイ17
に隣接して頂壁部に接続され、注入管5aは胴体壁の側
に接近して接続されている。注入管5aと排出管6aは
斜め外向きに立ち上げられている。吊り降ろし治具14
のウィンチ15より繰り出したワイヤーロープ18の末
端吊り金具をパッドアイ17に取り付けることによっ
て、下位地中タンク9は竪孔10内の深部へと順次吊り
降ろされる。
【0020】下位地中タンク9の頂壁部が上位地中タン
ク16の胴体7内に入り込む直前の段階で下位地中タン
ク9の降下を一旦停止し、最下位の配管カバーユニット
1の注入管5と排出管6を保護液11の液面付近で下位
地中タンク9の注入管5aと排出管6aに溶接によって
接続する。そして。最下位の配管カバーユニット1の連
結アーム部1aをガイド部材2に嵌め合わせる。下位地
中タンク9の降下を続行することによって、最下位の配
管カバーユニット1もガイド部材2に案内されて下動す
る。
ク16の胴体7内に入り込む直前の段階で下位地中タン
ク9の降下を一旦停止し、最下位の配管カバーユニット
1の注入管5と排出管6を保護液11の液面付近で下位
地中タンク9の注入管5aと排出管6aに溶接によって
接続する。そして。最下位の配管カバーユニット1の連
結アーム部1aをガイド部材2に嵌め合わせる。下位地
中タンク9の降下を続行することによって、最下位の配
管カバーユニット1もガイド部材2に案内されて下動す
る。
【0021】この最下位の配管カバーユニット1が前記
胴体7に入り込む直前の段階で下位地中タンク9の降下
を再度一旦停止し、次の配管カバーユニット1を保護液
11の液面付近で最下位の配管カバーユニット1と溶接
によって接合すると共に、次の配管カバーユニット1の
注入管5と排出管6を最下位の注入管5と排出管6に接
続し、次の配管カバーユニット1の連結アーム部1aを
ガイド部材2に嵌め合わせる。以下、これを繰り返すこ
とによって、縦方向に一連に接合された配管カバーユニ
ット1が鉛直方向に順次降下して行くことになる。
胴体7に入り込む直前の段階で下位地中タンク9の降下
を再度一旦停止し、次の配管カバーユニット1を保護液
11の液面付近で最下位の配管カバーユニット1と溶接
によって接合すると共に、次の配管カバーユニット1の
注入管5と排出管6を最下位の注入管5と排出管6に接
続し、次の配管カバーユニット1の連結アーム部1aを
ガイド部材2に嵌め合わせる。以下、これを繰り返すこ
とによって、縦方向に一連に接合された配管カバーユニ
ット1が鉛直方向に順次降下して行くことになる。
【0022】最下位の配管カバーユニット1が胴体7の
下端部の支持台8に到達した段階で、まず下位地中タン
ク9の外周面と竪孔10の孔壁面との間の隙間にセメン
トモルタル等のグラウト材を充填した後、下位地中タン
ク9の注入管5aと排出管6aおよびパッドアイ17を
埋め込むようにグラウト材を充填する。このグラウト材
層20が硬化した後、上位地中タンク16の胴体7の一
部と配管カバーユニット1とガイド部材2で構成された
配管保護空間19に、セメントモルタル等のグラウト材
13を充填する。最後に適当な切断治具によってワイヤ
ーロープ18を切断する。
下端部の支持台8に到達した段階で、まず下位地中タン
ク9の外周面と竪孔10の孔壁面との間の隙間にセメン
トモルタル等のグラウト材を充填した後、下位地中タン
ク9の注入管5aと排出管6aおよびパッドアイ17を
埋め込むようにグラウト材を充填する。このグラウト材
層20が硬化した後、上位地中タンク16の胴体7の一
部と配管カバーユニット1とガイド部材2で構成された
配管保護空間19に、セメントモルタル等のグラウト材
13を充填する。最後に適当な切断治具によってワイヤ
ーロープ18を切断する。
【0023】本実施例では、レール状のガイド部材2が
前記胴体7の内面に2本平行に溶接されており、矩形樋
状の配管カバーユニット1には平行に2枚の連結アーム
部1aが設けられている。これらガイド部材2と連結ア
ーム部1aの嵌め合いによって、配管カバーユニット1
は胴体7に対して何ら揺動することなく、安定に取り付
け支持される。また、注入管5と排出管6は連結部材4
によって適当な長さ間隔で相互に連結されている。これ
らの連結部材4は固定アーム部材3によって配管カバー
ユニット1の内面に直角に固着されている。そのため、
注入管5と排出管6の周囲には、十分な余裕空間が確保
され、該空間にグラウト材13が充填されることによっ
て、必要十分な防食および保温断面が得られる。
前記胴体7の内面に2本平行に溶接されており、矩形樋
状の配管カバーユニット1には平行に2枚の連結アーム
部1aが設けられている。これらガイド部材2と連結ア
ーム部1aの嵌め合いによって、配管カバーユニット1
は胴体7に対して何ら揺動することなく、安定に取り付
け支持される。また、注入管5と排出管6は連結部材4
によって適当な長さ間隔で相互に連結されている。これ
らの連結部材4は固定アーム部材3によって配管カバー
ユニット1の内面に直角に固着されている。そのため、
注入管5と排出管6の周囲には、十分な余裕空間が確保
され、該空間にグラウト材13が充填されることによっ
て、必要十分な防食および保温断面が得られる。
【0024】
【発明の効果】本発明の設置構造では、保護管16の胴
体7の内面に縦方向に配列したガイド部材2を固着し、
連結アーム部1aをガイド部材2に縦方向から嵌め合わ
せて配管カバーユニット1を前記胴体7に装着し、胴体
7の一部とガイド部材2と配管カバーユニット1とで配
管保護用空間19を形成し、該配管保護用空間19内に
縦方向に一連に接続した注入管ユニット5群と排出管ユ
ニット6群を収容したものであり、配管固定箇所が前記
胴体7の内面に近接した部分に設定されているため、下
位地中タンク9の沈設施工に当たって配管が邪魔になる
ことがなく、作業が円滑に行なえる。
体7の内面に縦方向に配列したガイド部材2を固着し、
連結アーム部1aをガイド部材2に縦方向から嵌め合わ
せて配管カバーユニット1を前記胴体7に装着し、胴体
7の一部とガイド部材2と配管カバーユニット1とで配
管保護用空間19を形成し、該配管保護用空間19内に
縦方向に一連に接続した注入管ユニット5群と排出管ユ
ニット6群を収容したものであり、配管固定箇所が前記
胴体7の内面に近接した部分に設定されているため、下
位地中タンク9の沈設施工に当たって配管が邪魔になる
ことがなく、作業が円滑に行なえる。
【0025】本発明の設置構造では、最下位の配管カバ
ーユニット1の注入管ユニット5と排出管ユニット6を
下位地中タンク9の注入管5aと排出管6aに接続し、
注入管ユニット5同志と排出管ユニット6同志を接続し
ながら上下の配管カバーユニット1,1を順次接合し
て、配管カバーユニット1をガイド部材2に案内させな
がら鉛直方向に降下させるので、下位地中タンク9の沈
設施工は、下位地中タンク9と竪孔10の孔壁との間に
一定間隔を保ったまま行なえる。すなわち、下位地中タ
ンク9は、注入管5aと排出管6aと配管カバーユニッ
トとガイド部材を介して胴体7に拘束されながら降下す
るため、下位地中タンク9の有害な前後左右方向への微
動が抑えられ、注入管5aと排出管6aに余分な外力が
作用しないため、これらの肉厚を薄くできる。
ーユニット1の注入管ユニット5と排出管ユニット6を
下位地中タンク9の注入管5aと排出管6aに接続し、
注入管ユニット5同志と排出管ユニット6同志を接続し
ながら上下の配管カバーユニット1,1を順次接合し
て、配管カバーユニット1をガイド部材2に案内させな
がら鉛直方向に降下させるので、下位地中タンク9の沈
設施工は、下位地中タンク9と竪孔10の孔壁との間に
一定間隔を保ったまま行なえる。すなわち、下位地中タ
ンク9は、注入管5aと排出管6aと配管カバーユニッ
トとガイド部材を介して胴体7に拘束されながら降下す
るため、下位地中タンク9の有害な前後左右方向への微
動が抑えられ、注入管5aと排出管6aに余分な外力が
作用しないため、これらの肉厚を薄くできる。
【0026】本発明の設置構造では、一連に接続された
注入管ユニット5と排出管ユニット6より成る配管系
は、配管保護用空間19に充填したグラウト材層13で
包囲されるものであり、配管カバーユニット1とガイド
部材2およびグラウト材層13の各材質として、上位地
中タンク16の貯蔵液体や気体に対する化学的安定性が
あり、断熱性が良好なものを適宜選択すれば、これら配
管の防食施工と保温施工が配管の固定施工それ自体によ
って同時に行なわれることになり、作業工程が簡略化さ
れる。配管に防食剤を塗布する必要がなく、防食剤が乾
燥するまで配管の接続作業を中断する必要がないので、
全体の作業時間が短縮化される。
注入管ユニット5と排出管ユニット6より成る配管系
は、配管保護用空間19に充填したグラウト材層13で
包囲されるものであり、配管カバーユニット1とガイド
部材2およびグラウト材層13の各材質として、上位地
中タンク16の貯蔵液体や気体に対する化学的安定性が
あり、断熱性が良好なものを適宜選択すれば、これら配
管の防食施工と保温施工が配管の固定施工それ自体によ
って同時に行なわれることになり、作業工程が簡略化さ
れる。配管に防食剤を塗布する必要がなく、防食剤が乾
燥するまで配管の接続作業を中断する必要がないので、
全体の作業時間が短縮化される。
【0027】更にまた、一連に接続された注入管ユニッ
ト5群と排出管ユニット6群は、前記ガイド部材2と配
管カバーユニット1によって鉛直状態を全長にわたって
的確に保持されているため、配管系が撓み変形したり、
下位地中タンク9との接続部に過大な過重が負荷される
ことがない。
ト5群と排出管ユニット6群は、前記ガイド部材2と配
管カバーユニット1によって鉛直状態を全長にわたって
的確に保持されているため、配管系が撓み変形したり、
下位地中タンク9との接続部に過大な過重が負荷される
ことがない。
【図1】本発明の設置構造による地中タンクの完成状態
の実施例図である。
の実施例図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1に示した地中タンクの施工途中の状態を示
す垂直断面図である。
す垂直断面図である。
【図4】図2のB−B線拡大断面図である。
【図5】先に提案された設置構造による地中タンクの完
成状態の垂直断面図である。
成状態の垂直断面図である。
【図6】図5に示した地中タンクの施工途中の状態を示
す垂直断面図である。
す垂直断面図である。
1 配管カバーユニット 1a 配管カバーユニットの連結アーム部 2 ガイド部材 3 固定アーム部材 4 連結部材 5 注入管ユニット 5a 下位地中タンクの注入管 6 排出管ユニット 6a 下位地中タンクの排出管 7 保護管の胴体 8 支持台 9 下位地中タンク 10 竪孔 11 保護液 12 地盤 13 グラウト材層 14 吊り降ろし治具 15 ウインチ 16 保護管 17 パッドアイ 18 ワイヤーロープ 19 配管保護用空間 20 グラウト材層 21 グラウト材層
Claims (1)
- 【請求項1】 地盤に掘削した竪孔の崩壊の防止用に構
築される保護管と;保護管の胴体内側を貫通して竪孔の
下部に構築される下位地中タンクと;保護管の胴体内面
に縦方向に配列して設けたガイド部材と;該ガイド部材
に縦方向から嵌め合わされる連結アーム部を有し、保護
管の胴体の一部と前記ガイド部材と結合して、全側面が
閉鎖されて上下面が開放された配管保護用空間を形成す
る配管カバーユニットと;配管カバーユニットの内側に
縦方向に配列して固着された注入管ユニットおよび排出
管ユニットと;保護管の胴体内面の下端部に固着され、
最下位の配管カバーユニットを支持する支持台と;所定
深さに沈設施工された下位地中タンクの外周面と竪孔の
孔壁面の間の隙間を埋め合わせ、下位地中タンクの注入
管と排出管に接続された最下位の配管カバーユニットの
注入管ユニットと排出管ユニットを埋め込むように充填
され、保護管の底壁部を形成するグラウト材層と;注入
管ユニット同志と排出管ユニット同志を接続しながら上
下の配管カバーユニットを順次接合することによって縦
方向に連通した前記配管保護用空間に充填され、一連の
注入管ユニット群と排出管ユニット群を包囲するグラウ
ト材層とから成る、保護管を利用した地中タンクの設置
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15600292A JPH05321509A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 保護管を利用した地中タンクの設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15600292A JPH05321509A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 保護管を利用した地中タンクの設置構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321509A true JPH05321509A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15618188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15600292A Withdrawn JPH05321509A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 保護管を利用した地中タンクの設置構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015080353A1 (ko) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 한국지질자원연구원 | 고압 유체 저장조 및 시공방법 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP15600292A patent/JPH05321509A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015080353A1 (ko) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 한국지질자원연구원 | 고압 유체 저장조 및 시공방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |