JPH05321531A - ロッカー装置 - Google Patents

ロッカー装置

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Publication number
JPH05321531A
JPH05321531A JP4151354A JP15135492A JPH05321531A JP H05321531 A JPH05321531 A JP H05321531A JP 4151354 A JP4151354 A JP 4151354A JP 15135492 A JP15135492 A JP 15135492A JP H05321531 A JPH05321531 A JP H05321531A
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JP
Japan
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locker
key
user
unit
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Application number
JP4151354A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Hoshino
光則 星野
Masami Osada
雅美 長田
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TOYO DENKI KK
Toray Industries Inc
Original Assignee
TOYO DENKI KK
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被収納物を安全に収納するとともに、被収納
物の収納状態を認識し、また、被収納物の収納状態等を
離隔地で監視できるロッカー装置を提供する。 【構成】 ロッカー装置には複数個のロッカーユニット
2が並設されている。各ロッカーユニット2に設けられ
た扉3は、上部の小孔4が係止爪5に係止され施錠され
る。また、特定の利用者に対して扉3を開くために、電
磁ソレノイド6に電流を流して部材6aを引き、係止爪
5を上げて解錠する。また、鍵Kを収納すると鍵載置部
8bが下がり、収納状態検出器10の接点出力が「O
N」となり、一方、鍵Kを取り出すと鍵載置部8bが上
がり、収納状態検出器10の接点出力が「OFF」とな
るので、鍵Kの収納状態を認識できる。また、利用者の
情報や鍵Kの収納状態等のデータは警備室等で監視する
ために送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッカー装置に係り、
特に、ロッカーユニットの利用者を識別して有効利用者
にのみロッカーユニットの扉を開き、また、ロッカーユ
ニット内の被収納物の有無状態を検知し、さらに、ロッ
カーユニットの利用状況等を離隔地で監視できるように
したロッカー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場や研究所等における各部屋
の鍵は、一般に守衛室で保管され、利用者は必要に応じ
て守衛室に常駐する守衛から鍵を受け取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
工場や研究所等において守衛室の無人化が計画されてお
り、それに伴って、利用者が必要な鍵を守衛を介さず、
かつ安全に受け取ることができることが要望されてい
る。このような要求を満たすために、例えば、IDカー
ドやパスワードによって利用者の識別を行い、有効利用
者のみが鍵を取り出せるロッカー装置を利用することが
考えられる。
【0004】このようなロッカー装置を利用することに
より、利用者は必要な鍵を守衛を介さず、かつ安全に受
け取ることができるが、一方で、守衛を介さないことか
ら、利用者は、ロッカー装置に必要な鍵が保管されてい
るか否かをすぐに認識することができず、鍵の有無を確
認するために、わざわざIDカードやパスワードを入力
してロッカーの扉を開けなければならず、利用者に不便
となるという問題がある。
【0005】また、守衛が鍵を保管しないことから、例
えば、誰がどの鍵を取り出したか、あるいは、鍵が返さ
れているか等、ロッカー装置の利用状況や、鍵の収納状
態を離隔地、例えば、警備室等で監視できることが要望
される。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、鍵のような重要な被収納物をロッカー
に安全に収納し、その被収納物を特定の利用者のみが取
り出すことができるとともに、被収納物の収納状態を認
識し、また、ロッカー装置の利用状況や、鍵の収納状態
を離隔地で監視することができるロッカー装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、扉に自動解錠機構を有す
る複数個のロッカーユニットと、前記ロッカーユニット
の利用者を識別する識別手段と、前記識別手段によって
識別された利用者が前記ロッカーユニットを利用できる
か否かを判定し、有効利用者であると判定されると、前
記ロッカーユニットの扉を解錠する解錠制御手段と、前
記ロッカーユニット内に配設され、被収納物が載置され
ると支点を中心として一方に傾き、前記被収納物が取り
除かれると前記支点を中心として他方に傾く底板と、前
記底板の傾き状態によって被収納物が収納されているか
否かを検出する収納状態検出手段と、を備えたものであ
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上述のロ
ッカー装置において、少なくとも前記識別手段によって
識別された利用者の情報と、前記収納状態検出手段によ
って検出された被収納物の収納状態とを離隔地に伝送す
るために、データを送信するデータ送信手段を備えたも
のである。
【0009】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。すなわち、
請求項1に記載した発明によれば、識別手段は、ロッカ
ーユニットの利用者の識別を行う。解錠制御手段は、識
別手段によって識別された利用者がロッカーユニットを
利用できるか否かを判定し、有効利用者であると判定す
ると、自動解錠機構を作動させ、ロッカーユニットの扉
を開く。利用者は、扉が開かれたロッカーユニットの中
へ被収納物を収納するか、あるいは、そのロッカーユニ
ットの中から被収納物を取り出した後、扉を閉じる。扉
が閉じられると、収納状態検出手段は、底板の傾きの状
態によって被収納物がロッカーユニット内に収納されて
いるか否か、すなわち、利用者がロッカーユニットの中
へ被収納物を収納したか、ロッカーユニットの中から被
収納物を取り出したかを検出する。これは、被収納物を
載置し、または、取り出したときに揺動するような底板
をロッカーユニット内に配設しているので、その傾きの
状態によって底板の上に被収納物が載置されているか否
かを検出する。
【0010】請求項2に記載した発明によれば、データ
送信手段は、上述のようにして検出した被収納物の収納
状態を、ロッカーユニットの扉を開いた利用者の情報と
ともに、離隔地に伝送するためにデータ送信する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。まず、本発明の実施例に係るロッカー装置の全
体構成を図2を参照して説明する。図2はロッカー装置
の外観を示す斜視図である。なお、本実施例では鍵を保
管するためのロッカー装置について説明する。
【0012】図2に示すように、このロッカー装置1に
は、各鍵を収納するための複数個のロッカーユニット2
が、それぞれロッカーユニット番号が付されて並設され
ている。各ロッカーユニット2には、鍵の収納状態を示
すランプ11がそれぞれ設けられており、ランプ11が
点灯していれば、鍵が収納されていることを示し、消灯
していれば、鍵が収納されていない(取り出されてい
る)ことを示す。このランプ11の点灯と消灯との切替
えは、後述する収納状態制御部34によって行われる。
【0013】また、ロッカー装置1の前面には、利用者
が挿入したIDカード(例えば、磁気カード)の情報を
読み取るためのカードリーダー20が取り付けられてい
る。このカードリーダー20は、挿入されたIDカード
に記録されたパスワード、所属コード、利用者コード等
の情報を読み取る磁気ヘッドと、磁気ヘッドへIDカー
ドを導く電気式送り込みと、挿入口へIDカードを返却
する電動式のカード搬送機構を有している。なお、挿入
されたカードが所定のIDカードでないときや、カード
に記録された情報の記録方式(フォーマット)が所定の
フォーマットでないために磁気ヘッドで情報が読み込め
ないとき等は、カード搬送機構が動作して挿入されたカ
ードを返却する。
【0014】さらに、ロッカー装置1の前面には、利用
者への指示や、数字等を表示するLED等の表示器2
1、利用者がパスワードやロッカー番号を入力するため
のテンキーを含むキーボード22が取り付けられてい
る。
【0015】次に、ロッカーユニット2の構成を図3を
参照して説明する。図3はロッカーユニット2の概略構
成を示す断面図である。図3に示すように、これらのロ
ッカーユニット2の前面にはそれぞれ扉3が設けられて
いる。この扉3の閉鎖時には扉3の上部に穿設された小
孔4が係止爪5に係止され、施錠されている。また、自
動解錠機構としての電磁ソレノイド6は所定の電流が、
後述する解錠制御部33から与えられると、部材6aが
本体側に移動し、係止爪5と一体に形成された部材5a
の傾斜を、部材6aの先端部が扉3側から本体側に移動
することによって、部材5aが上方に押し上げられ、そ
れに伴って小孔4に係止していた係止爪5がはずれる。
そして、扉3は、その重心が扉3の外側になるように形
成されているので自重により、支点3bを中心として前
方に倒れて扉3が開かれる。さらに、電磁ソレノイド6
は、解錠制御部33から電流の供給が止められると、部
材6aはもとの位置に移動し、それに伴ってコイルバネ
5bの復元力により係止爪5はもとの位置に戻る。この
状態で、利用者が扉3を閉じると、係止爪5はその傾斜
した面を扉3に向けているので、係止爪5は扉3の上部
に当接して扉の上部によっていったん押し上げられ、小
孔4のところで下に落ちて、小孔4を係止して施錠す
る。また、扉3の側部には部材3aがネジ3cによりネ
ジ止めされており、扉3の閉鎖時には、部材3aが扉開
閉検出器(リミットスイッチ)7のヒンジレバ7aを押
し、リミットスイッチ7の出力接点が「ON」となり、
一方、扉3が開放時には、部材3aがリミットスイッチ
7のヒンジレバ7aに接触せず、リミットスイッチ7の
出力接点が「OFF」となる。
【0016】また、ロッカーユニット2の内部には、底
板8が設置されている。この底板8にはバランサー(重
り)9が取り付けられ、支点8aを中心としてシーソー
の応用で、底板8の鍵載置部8bが上下に揺動するよう
に構成されている。すなわち、鍵Kが収納されていない
ときには、バランサー9の重さにより、支点8aを中心
として、底板8の鍵載置部8bが上方にあり、このと
き、収納状態検出手段としての収納状態検出器(リミッ
トスイッチ)10のヒンジレバ10aが底板8と非接触
となり、リミットスイッチ10の出力接点が「OFF」
となる。一方、鍵Kが収納されているときには、鍵Kの
自重により、支点8aを中心として、底板8の鍵載置部
8bが下方にあり、このとき、リミットスイッチ10の
ヒンジレバ10aが下方に押さえられ、リミットスイッ
チ10の出力接点が「ON」となる。
【0017】なお、収納状態検出器10はリミットスイ
ッチに限らず、底板8の鍵載置部8bの上下の状態を検
出できるものであれば、例えば、光電センサや近接セン
サ等を使用してもよい。この場合、例えば、鍵載置部8
bの裏面に遮断板を取付け、鍵載置部8bが上方にある
ときには、遮断板が光電センサの光を遮断せず、鍵載置
部8bが下方にあるときには、遮断板によって光電セン
サの光が遮断されるように構成すれば、底板8の鍵載置
部8bの上下の状態を検出することができる。また、底
板8は図3に示すように、その上面が水平であるものに
限らず、例えば、バランサー9の上面部分に、扉3側を
高くした傾斜を付けた構成であってもよい。これによっ
て、例えば、利用者が鍵Kを扉3側に収納した場合で
も、鍵Kが傾斜に沿って鍵載置部8bに載置されること
になるので、上述の収納状態検出器10による検出を確
実に行うことができる。
【0018】次に、ロッカー装置1の制御部の構成を図
1を参照して説明する。図1はロッカー装置1の制御部
30の概略構成を示すブロック図である。制御部30
は、カード判定部31と、利用者判定部32と、解錠制
御部33と、収納状態制御部34および、データ送信部
35とによって構成されている。
【0019】カード判定部31は、カードリーダー20
にIDカードが挿入されると、そのカードリーダー20
の磁気ヘッドが読み込んだIDカードに記録された情報
を受け取り、その内容を判定する。この判定は、例え
ば、利用者がこのロッカー装置1を使用できる所属の者
であるか等の有効性についてIDカードに記録された情
報(所属コード等)に基づいて行う。また、上述の判定
により、有効でないIDカードであれば、IDカードを
返却するようにカードリーダー20のカード搬送機構に
指示を出す。一方、有効なIDカードであれば、利用者
判定部32に対して、IDカードに記録された情報を渡
すとともに、利用者の有効性の判定を行うように指示を
出す。なお、このカード判定部31は、IDカードがカ
ードリーダー20に挿入されるまで待機状態にある。
【0020】利用者判定部32は、カード判定部31か
らの指示によって、利用者の有効性、すなわち、IDカ
ードの正当使用者であるか、また、その利用者が使用し
たいロッカーユニット2が使用できるか等についての判
定を行う。IDカードの正当使用者であるか否かの判定
は、表示器21に表示したパスワード入力メッセージに
従って、利用者、すなわち、IDカードをカードリーダ
ー20に挿入した者が、キーボード22の数字キーとE
Xキー(入力終了指示キー)とで入力したパスワード
と、カード判定部31から渡されたパスワード(IDカ
ードに記録されていたパスワード)とを比較して行う。
入力されたパスワードがIDカードに記録されていたパ
スワードと一致していなければ、利用者はそのIDカー
ドの正当使用者ではないとして、IDカードの返却を行
うようにカード搬送機構に指示する。一方、それぞれの
パスワードが一致していれば、その利用者が使用したい
ロッカーユニット2の使用ができるか否かの判定を行
う。この判定は、表示器21に表示したロッカーユニッ
ト番号入力メッセージに従って、利用者が、キーボード
22の数字キーとEXキー(入力終了指示キー)とで入
力したロッカーユニット番号(その利用者が使用したい
ロッカーユニット番号)の使用ができるか否かを、カー
ド判定部31から渡された利用者コード(IDカードに
記録されていた利用者コード)に基づいて行う。すなわ
ち、IDカードに記録されていた利用者コードが、ロッ
カーユニット2ごとに予め決めている使用可能な利用者
コードに該当しなければ、その利用者は、入力したロッ
カーユニット番号のロッカーユニット2の使用ができな
いとして、IDカードの返却を行うようにカード搬送機
構に指示する。一方、ロッカーユニットの利用が可能で
あれば、解錠制御部33に対して、その番号のロッカー
ユニットの解錠を行うように指示する。また、上述の処
理中に、利用者がロッカーユニット2の解錠を止めたい
場合等のために、キーボード22の所定のキー(例え
ば、「Can」キー:キャンセルキー)の入力を受け付
け、そのキーが入力されると、上述の処理を中止し、I
Dカードの返却を行うようにカード搬送機構に指示する
とともに、カード判定部31に制御を移し待機状態に入
る。なお、上述のカード判定部31とこの利用者判定部
32とは、本発明における識別手段に相当する。
【0021】解錠制御部33は、利用者判定部32の指
示に従って、解錠すべき番号のロッカーユニット2に取
り付けられた電磁ソレノイド6に所定の電流を流す。電
流を与えられた電磁ソレノイド6は、上述したように、
そのロッカーユニット2の扉3を解錠する。また、扉3
を開くとすぐにその電磁ソレノイド6に電流の供給を停
止し、係止爪5をもとの位置に戻し、扉3の施錠の準備
をして、収納状態制御部34に対して、鍵の収納状態の
検出を行うように指示する。
【0022】収納状態制御部34は、解錠制御部33か
ら指示が与えられると、タイマーを作動させ、指定の番
号のロッカーユニット2の扉3の閉鎖を、指定番号のロ
ッカーユニット2に取り付けられた扉開閉検出器7の接
点出力によって監視する。すなわち、利用者が扉3を閉
じると、上述のように、扉開閉検出器7の接点出力は
「ON」となるので、その状態のとき、扉3が閉じられ
たと認識する。また、上述したタイマーが所定時間(例
えば、30秒)経過すると、アラーム23を鳴動して、
利用者に扉3の閉鎖を促す。これは、扉3の閉め忘れを
防止するために設けた機能である。なお、扉3が閉じら
れると、アラーム23の鳴動は停止する。また、扉3が
閉じられると、タイマーを停止し、ロッカーユニット2
内の鍵Kの収納状態、すなわち、鍵Kが収納されたの
か、取り出されたのかを、指定番号のロッカーユニット
2に取り付けられた収納状態検出器10の接点出力によ
って検出する。すなわち、上述したように、鍵Kが収納
されたのであれば、収納状態検出器10の接点出力が
「ON」となり、鍵Kが取り出されたのであれば、収納
状態検出器10の接点出力が「OFF」となるので、そ
れぞれの状態に応じて、鍵Kの収納状態を認識する。こ
の収納状態に応じて、指定番号のロッカーユニットに設
けられたランプ11の点灯または、消灯を行って、鍵K
の収納状態を他の利用者に知らせる。そして、IDカー
ドの返却を行うようにカード搬送機構に指示し、また、
データ送信部35に対して、検出した鍵Kの収納状態を
渡すとともに、所定のデータを伝送するように指示す
る。
【0023】データ送信部35は、利用者判定部32か
ら利用者に関する情報(所属コード、利用者コード)や
使用したロッカーユニット番号等の情報をもらい、その
情報と、収納状態制御部34から渡された鍵Kの収納状
態の情報とを所定のフォーマットに従って、データパッ
ケージングを行う。そして、パッケージにしたデータを
図示しないデータ伝送路を介して、所定の場所(例え
ば、警備室やコントロール室等)にデータ伝送を行うた
めに送信する。データ伝送路としては、例えば、光ファ
イバや電話回線、構内回線、または、LAN(ローカル
エリアネットワーク)で利用するデータ伝送路(例え
ば、イーサネット等)あるいは、無線等がある。データ
送信部35は、接続されたデータ伝送路に合わせて、デ
ータ変換を行う。データ変換は、例えば、光ファイバを
データ伝送路とすれば、デジタルデータを光信号に変換
し、あるいは、電話回線がデータ伝送路であれば、モデ
ムによりデジタルデータをアナログデータに変換する等
である。また、通信プロトコルに従って、受信先との通
信回線の確立等も行う。例えば、ダイヤリングを行った
り、通信速度を一致させたり等である。
【0024】なお、上述のデータ送信部35からデータ
伝送により所定のデータを受け取った警備室等では、受
信したデータに基づいて、誰がどの鍵を取り出したか、
あるいは、鍵が返されているか等、ロッカー装置の利用
状況や、鍵の収納状態を監視する。例えば、所属コード
や利用者コード等から利用者が特定でき、受信したロッ
カーユニット番号と収納状態とからどの鍵が取り出され
た(返された)かを特定できるので、データが受信され
るたびに、その受信時刻とともに、誰がどの鍵を取り出
した(返した)かをプリンター等にトレースすることに
より、ロッカー装置の利用状況を監視することができ
る。また、各ロッカーユニットの鍵の有無の一覧を、デ
ータの受信があるたびに最新データで更新するようにし
てCRTやモニタ等に表示することにより、ロッカー装
置の各ロッカーユニットの鍵の収納状態を監視すること
もできる。
【0025】上述の制御部30は、図示しないCPU
(中央処理装置)と、ROM(読み出し専用メモリ)
と、RAM(読み書き可能メモリ)等からなるマイクロ
コンピュータによって構成することができる。すなわ
ち、ROMには、上述した制御部30の各部31〜35
の処理手順(プログラム)を予め記憶しておき、そのプ
ログラムに従って、CPUが処理を実行する。また、カ
ード判定部31で行なう所属コードの判定のために使用
するロッカー装置1の使用可能な所属コードや、利用者
判定部32で行なうロッカーユニット番号に対する利用
有効性の判定のために使用するロッカーユニット番号ご
との使用可能な利用者コード等、予め決めてあるデータ
をRAMに記憶しておく。RAMは電源によりバッテリ
ーバックアップされており、記憶されたデータは必要に
より、所定のデータ変更プログラム等を使って書き換え
ることもできる。さらに、このマイクロコンピュータ
と、カードリーダー20、表示器21、キーボード2
2、電磁ソレノイド6、各検出器7、10、ランプ1
1、アラーム23、図示しないデータ伝送路等とは入出
力回路によって接続されており、データや指示のやりと
りを行っている。
【0026】次に、ロッカー装置の動作を、図4、図5
に示すフローチャートに従って説明する。IDカードが
利用者によってカードリーダー20に挿入されると、カ
ード判定部31と利用者判定部32とは、利用者の有効
性と、解錠するロッカーユニット番号の取込みを行なう
(ステップS1、S2)。
【0027】利用者の有効性と、解錠するロッカーユニ
ット番号の取込み処理は、図5のフローチャートに示す
ように、まず、カードリーダー20は挿入されたカード
が所定のIDカードであるか、所定のフォーマットで情
報が記憶されているか等を判定し、正常なIDカードで
あれば、カードリーダー20は、IDカードから所属コ
ードやパスワード、利用者コード等を読み取ってカード
判定部31に渡し、カード判定部31は渡された所属コ
ード等によってロッカー装置の使用ができるか等の判定
を行なう(ステップS21)。そして、カードリーダー
20やカード判定部31によって、挿入されたカードが
有効であると判定されると、次のパスワード入力指示の
表示を行い、有効でないと判定されると、ステップS2
9のIDカード返却処理を行い(ステップS22)、図
4に示すステップS1の待機状態に戻る。
【0028】次に、利用者判定部32は、パスワード入
力指示を表示器21に表示し(ステップS23)、利用
者が行なうパスワード入力の完了を待つ(ステップS2
4)。このパスワードの入力完了は、EXキーの入力に
より判定する。そして、入力されたパスワードと、ID
カードから読み取られたパスワードとを比較し、一致し
ていれば、次のロッカーユニット番号の入力指示の表示
を行い、一致していなければ、ステップS29のIDカ
ード返却処理を行い(ステップS25)、図4に示すス
テップS1の待機状態に戻る。
【0029】また、利用者判定部32は、ロッカーユニ
ット番号の入力指示を表示器21に表示し(ステップS
26)、利用者が行なうロッカーユニット番号の入力の
完了を待つ(ステップS27)。この番号の入力完了
は、EXキーの入力により判定する。そして、IDカー
ドから読み取られた利用者コードは、入力された番号の
ロッカーユニット2の使用ができるかを判定し、使用で
きるのであれば、図4に示すステップS3のロッカーユ
ニット2の解錠処理を行い、使用できないのであれば、
ステップS29のIDカード返却処理を行い(ステップ
S28)、図4に示すステップS1の待機状態に戻る。
【0030】上述の利用者の有効性と、解錠するロッカ
ーユニット番号の取込み処理によって、有効利用者であ
ると判定され、さらに、解錠するロッカーユニット番号
が特定されると、解錠制御部33はその番号のロッカー
ユニット2の解錠を行なう(ステップS3)。
【0031】所定のロッカーユニット2が解錠される
と、収納状態制御部34はタイマーを作動し(ステップ
S4)、解錠したロッカーユニット2の扉3の閉鎖を、
扉開閉検出器7の接点出力によって監視し、利用者によ
って扉3が閉じられると、ステップS7のタイマーの停
止を行う(ステップS5)。また、このとき、ステップ
S4で作動させたタイマーがタイムアウトになると、ス
テップS11のアラームの鳴動を行なう(ステップS
6)。アラームの鳴動中は扉3の閉鎖を監視し(ステッ
プS12)、扉3が閉じられると、アラームの鳴動を停
止し(ステップS13)、ステップS7のタイマーの停
止に戻る。収納状態制御部34は、タイマーを停止する
と(ステップS7)、そのロッカーユニット内の鍵Kの
有無を、収納状態検出器10の接点出力によって判別
し、その状態に応じて該当するロッカーユニット2のラ
ンプ11の点灯又は、消灯を行なう(ステップS8)。
そして、IDカードの返却を行なうために、カードリー
ダー20のカード搬送機構を作動させ(ステップS
9)、データ送信部35にデータ送信指示を与える。
【0032】そして、データ送信部35は、IDカード
から読み込まれた利用者の情報と、ロッカーユニット番
号と、その番号のロッカーユニット内の鍵Kの有無等を
離隔地、例えば、警備室等にデータ伝送するために送信
する(ステップS10)。
【0033】なお、実施例装置では、鍵の収納について
説明したが、本発明は鍵の収納に限らず、鍵以外の貴重
品や郵便物等を安全に保管することもできることはいう
までもない。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、利用者の識別を行ない、その
識別に従って有効利用者にのみロッカーユニットの扉を
開くようにしたので、鍵のような貴重な被収納物を人手
を要せず、かつ、安全に保管できるロッカー装置を実現
することができる。また、被収納物を収納すると支点を
中心にして一方に傾き、被収納物を取り出すと支点を中
心として他方に傾くような底板をロッカーユニット内に
配設し、その底板の傾き状態により、被収納物の収納状
態(被収納物の有無)を検出することによって、通常、
被収納物は底板の上に載置されるので、被収納物の収納
状態を確実に検出することができる。さらに、このよう
に被収納物の収納状態を検知できるようにしたことによ
って、利用者の利便のために収納状態表示ランプを設け
たり、あるいは、遠隔監視する場合等に必要となるデー
タ(被収納物の収納状態)を得ることができる。
【0035】また、請求項2に記載の発明によれば、利
用者の情報と、被収納物の収納状態とを離隔地に伝送す
るためにデータを送信するので、ロッカー装置の利用状
況や、被収納物の収納状態を離隔地で監視するためのロ
ッカー装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッカー装置の制御部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】ロッカー装置の外観を示す斜視図である。
【図3】ロッカーユニットの概略構成を示す断面図であ
る。
【図4】ロッカー装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】ロッカー装置における利用者の有効性の判定の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 … ロッカー装置 2 … ロッカーユニット 6 … 電磁ソレノイド(自動解錠機構) 7 … 扉開閉検出器(リミットスイッチ) 8 … 底板 8a … 支点 10 … 収納状態検出器(リミットスイッチ:収納状
態検出手段) 30 … 制御部 31 … カード判定部 32 … 利用者判定部 33 … 解錠制御部(解錠制御手段) 34 … 収納状態制御部 35 … データ送信部(データ送信手段) K … 鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 W 7170−5K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉に自動解錠機構を有する複数個のロッ
    カーユニットと、 前記ロッカーユニットの利用者を識別する識別手段と、 前記識別手段によって識別された利用者が前記ロッカー
    ユニットを利用できるか否かを判定し、有効利用者であ
    ると判定されると、前記ロッカーユニットの扉を解錠す
    る解錠制御手段と、 前記ロッカーユニット内に配設され、被収納物が載置さ
    れると支点を中心として一方に傾き、前記被収納物が取
    り除かれると前記支点を中心として他方に傾く底板と、 前記底板の傾き状態によって被収納物が収納されている
    か否かを検出する収納状態検出手段と、 を備えたことを特徴とするロッカー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロッカー装置におい
    て、 少なくとも前記識別手段によって識別された利用者の情
    報と、前記収納状態検出手段によって検出された被収納
    物の収納状態とを離隔地に伝送するために、データを送
    信するデータ送信手段を備えたことを特徴とするロッカ
    ー装置。
JP4151354A 1992-05-18 1992-05-18 ロッカー装置 Pending JPH05321531A (ja)

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