JPH05321576A - シールドマシンの掘進方向決定方法及び掘進制御方法 - Google Patents
シールドマシンの掘進方向決定方法及び掘進制御方法Info
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- JPH05321576A JPH05321576A JP25565091A JP25565091A JPH05321576A JP H05321576 A JPH05321576 A JP H05321576A JP 25565091 A JP25565091 A JP 25565091A JP 25565091 A JP25565091 A JP 25565091A JP H05321576 A JPH05321576 A JP H05321576A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲がった計画線に沿って更に精度良く掘進制
御を行うシールドマシンの掘進方向制御方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 計画線の軌跡を一定距離毎の座標データとし
て予め記憶し、該一定距離の掘進を行う毎に、該シール
ドマシンの所定の2か所の理想移動地点の座標を該計画
線データから求め、これら2か所の理想移動地点を結ぶ
方向を次に掘進すべき目標方位角と決め、更に、該シー
ルドマシンが実際に向いている実測方位角と該目標方位
角との差を零にするようにシールドマシンの掘進方向を
補正することとした。
御を行うシールドマシンの掘進方向制御方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 計画線の軌跡を一定距離毎の座標データとし
て予め記憶し、該一定距離の掘進を行う毎に、該シール
ドマシンの所定の2か所の理想移動地点の座標を該計画
線データから求め、これら2か所の理想移動地点を結ぶ
方向を次に掘進すべき目標方位角と決め、更に、該シー
ルドマシンが実際に向いている実測方位角と該目標方位
角との差を零にするようにシールドマシンの掘進方向を
補正することとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドマシンを計画
線に沿って掘進させるためのシールドマシンの掘進方向
制御方法に関する。
線に沿って掘進させるためのシールドマシンの掘進方向
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予め設定された計画線に沿ってシ
ールドマシンを掘進させるために、シールドマシンの制
御装置に予め計画線の座標を示す計画線データを記憶し
ておき、ジャイロコンパスでシールドマシンの姿勢角を
検出し、掘進距離Lと姿勢角に基づく三角関数演算等に
よってシールドマシンの現在位置の座標を求め、更に、
距離Lだけ掘進したときの理想の移動座標を計画線デー
タから読出して、上記現在位置の座標と計画線データに
よる座標との誤差が最小となるように、逐一掘進方向を
修正しながら掘進を行っていた。
ールドマシンを掘進させるために、シールドマシンの制
御装置に予め計画線の座標を示す計画線データを記憶し
ておき、ジャイロコンパスでシールドマシンの姿勢角を
検出し、掘進距離Lと姿勢角に基づく三角関数演算等に
よってシールドマシンの現在位置の座標を求め、更に、
距離Lだけ掘進したときの理想の移動座標を計画線デー
タから読出して、上記現在位置の座標と計画線データに
よる座標との誤差が最小となるように、逐一掘進方向を
修正しながら掘進を行っていた。
【0003】更に、曲がったトンネルを施工する場合の
ように、計画線が曲がっている場合には、上記のような
方法で掘進ずれを補正するときに、計画線の接線方向を
基準の掘進方向と決め、この接線方向にシールドマシン
の姿勢を合致させるように姿勢制御を行っていた。図5
と図6は、このような従来の掘進方向制御方法を説明す
るための説明図であり、これらの図に基づいて、更に従
来の技術を詳述する。
ように、計画線が曲がっている場合には、上記のような
方法で掘進ずれを補正するときに、計画線の接線方向を
基準の掘進方向と決め、この接線方向にシールドマシン
の姿勢を合致させるように姿勢制御を行っていた。図5
と図6は、このような従来の掘進方向制御方法を説明す
るための説明図であり、これらの図に基づいて、更に従
来の技術を詳述する。
【0004】図5において、1はシールドマシン、2は
シールドマシン1の先端に設けられているカッター、3
は掘進によって掘られた坑道に順次に敷設された複数の
セグメントリングであるとする。又、最先端のセグメン
トリング3とシールドマシン1の内側との間に複数の油
圧ジャッキ(図示せず)が配置され、これらの油圧ジャ
ッキのジャッキ圧を適宜に制御することによってシール
ドマシン1の掘進方向を制御するようになっている。
シールドマシン1の先端に設けられているカッター、3
は掘進によって掘られた坑道に順次に敷設された複数の
セグメントリングであるとする。又、最先端のセグメン
トリング3とシールドマシン1の内側との間に複数の油
圧ジャッキ(図示せず)が配置され、これらの油圧ジャ
ッキのジャッキ圧を適宜に制御することによってシール
ドマシン1の掘進方向を制御するようになっている。
【0005】図6は、掘進方向を制御するための制御部
の機能を示す機能ブロック図であり、掘進開始地点から
の掘進距離を計測する掘進距離計測手段4と、シールド
マシン1の中心軸の向いている方向(以下、実測姿勢角
という)をジャイロコンパス等によって実測する方位検
出手段5と、計画線の座標を示す計画線データを予め記
憶する計画線データ記憶手段6と、シールドマシン1の
掘進方向を補正・制御するための接線方向演算手段7及
び掘進方向決定手段8を備えている。
の機能を示す機能ブロック図であり、掘進開始地点から
の掘進距離を計測する掘進距離計測手段4と、シールド
マシン1の中心軸の向いている方向(以下、実測姿勢角
という)をジャイロコンパス等によって実測する方位検
出手段5と、計画線の座標を示す計画線データを予め記
憶する計画線データ記憶手段6と、シールドマシン1の
掘進方向を補正・制御するための接線方向演算手段7及
び掘進方向決定手段8を備えている。
【0006】そして、図5に示すような曲がった計画線
(図中、実線Cで示す)上のA1からA2、A3の地点
を、シールドマシン1のカッター2の中心が順次に通過
するようにしてシールドマシン1を掘進させる場合に
は、方位検出手段5がシールドマシン1の向いている実
測姿勢角a1を実測し、更に、接線方向演算手段7が掘
進距離計測手段4で実測した掘進距離に基づいて、計画
線データ記憶手段6から地点A1の理想の三次元座標の
データ(x1,y1,z1)を読出して該座標データの
接線方向b1を次に掘進するときの目標姿勢角とする。
(図中、実線Cで示す)上のA1からA2、A3の地点
を、シールドマシン1のカッター2の中心が順次に通過
するようにしてシールドマシン1を掘進させる場合に
は、方位検出手段5がシールドマシン1の向いている実
測姿勢角a1を実測し、更に、接線方向演算手段7が掘
進距離計測手段4で実測した掘進距離に基づいて、計画
線データ記憶手段6から地点A1の理想の三次元座標の
データ(x1,y1,z1)を読出して該座標データの
接線方向b1を次に掘進するときの目標姿勢角とする。
【0007】次に、掘進方向決定手段8が、これら実測
の実測姿勢角a1と目標姿勢角b1との角度差θを求
め、この角度差θ分の旋回動作を行いつつシールドマシ
ン1を掘進させるように、上記油圧ジャッキ等の駆動系
を制御して掘進する。次に、予め決められた距離Lだけ
掘進し、次の地点A2に達したときに、地点A1で行っ
たのと同様の処理を実行し、更に次の距離Lだけ掘進し
た地点A3に達したときも同様の処理を実行することに
よって、計画線Cに沿った掘進を実現しようとしてい
る。
の実測姿勢角a1と目標姿勢角b1との角度差θを求
め、この角度差θ分の旋回動作を行いつつシールドマシ
ン1を掘進させるように、上記油圧ジャッキ等の駆動系
を制御して掘進する。次に、予め決められた距離Lだけ
掘進し、次の地点A2に達したときに、地点A1で行っ
たのと同様の処理を実行し、更に次の距離Lだけ掘進し
た地点A3に達したときも同様の処理を実行することに
よって、計画線Cに沿った掘進を実現しようとしてい
る。
【0008】このように、シールドマシン1の実際の実
測姿勢角と、計画線データ記憶手段6に予め記憶されて
いる地点A1、A2、A3……の理想座標の接線より求
まる目標姿勢角b1、b2、b3……を基準にして次の
掘進制御を行っている。
測姿勢角と、計画線データ記憶手段6に予め記憶されて
いる地点A1、A2、A3……の理想座標の接線より求
まる目標姿勢角b1、b2、b3……を基準にして次の
掘進制御を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしなら、このよう
な従来のシールドマシンの掘進方向制御方法は、シール
ドマシンを計画線上に沿って移動する点であると仮定し
て処理するものであるが、現実には、シールドマシンは
長さ及び径方向において大型の物体であって、地中で容
易に旋回動作することができない物であるため、この方
法では計画線に沿って掘進させることは現実に即さない
問題があった。
な従来のシールドマシンの掘進方向制御方法は、シール
ドマシンを計画線上に沿って移動する点であると仮定し
て処理するものであるが、現実には、シールドマシンは
長さ及び径方向において大型の物体であって、地中で容
易に旋回動作することができない物であるため、この方
法では計画線に沿って掘進させることは現実に即さない
問題があった。
【0010】又、図7(A)に示すように、計画線が直
線から曲線(単曲線)に変化する場合に、その直線と曲
線の変化点BCを連続的に掘進しながら通過させること
が必要となるので、変化点BCの手前の位置から徐々に
マシンの姿勢角を変化させる制御を行っている。しか
し、従来のマシンの制御方法によれば、マシンを仮想座
標における点としてとらえ、その点における接線方向を
目標姿勢角としているので、変化点BCよりも手前の直
線の計画線に対応して掘進するときはその直線方向を目
標姿勢角とし、変化点BCを越えた時点以後は、曲線の
接線方向を目標姿勢角としているので、図7(B)に示
すように、変化点BCで目標姿勢角が不連続となる。即
ち、図7(B)の変化を目標姿勢角の変化率で示すと図
7(C)のように不連続となる。そして、現実にはマシ
ンは体積と質量を有し且つ周囲を拘束されているので、
曲線に沿って徐々にしか方向変更を行うことができない
ことから、目標姿勢角が不連続に変化した場合には、姿
勢制御の遅れを生じたり、目標姿勢角と実際の掘進方向
との間に予知し得ないずれを生じることとなる。このよ
うなことから、上記した直線と曲線の変化点BCを連続
的に掘進しながら通過するという目的を十分に実現し得
なかった。
線から曲線(単曲線)に変化する場合に、その直線と曲
線の変化点BCを連続的に掘進しながら通過させること
が必要となるので、変化点BCの手前の位置から徐々に
マシンの姿勢角を変化させる制御を行っている。しか
し、従来のマシンの制御方法によれば、マシンを仮想座
標における点としてとらえ、その点における接線方向を
目標姿勢角としているので、変化点BCよりも手前の直
線の計画線に対応して掘進するときはその直線方向を目
標姿勢角とし、変化点BCを越えた時点以後は、曲線の
接線方向を目標姿勢角としているので、図7(B)に示
すように、変化点BCで目標姿勢角が不連続となる。即
ち、図7(B)の変化を目標姿勢角の変化率で示すと図
7(C)のように不連続となる。そして、現実にはマシ
ンは体積と質量を有し且つ周囲を拘束されているので、
曲線に沿って徐々にしか方向変更を行うことができない
ことから、目標姿勢角が不連続に変化した場合には、姿
勢制御の遅れを生じたり、目標姿勢角と実際の掘進方向
との間に予知し得ないずれを生じることとなる。このよ
うなことから、上記した直線と曲線の変化点BCを連続
的に掘進しながら通過するという目的を十分に実現し得
なかった。
【0011】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたものであり、第1の目的としては、曲がった計画
線に沿って更に精度良く掘進制御を行うためのシールド
マシンの掘進方向決定方法を提供することにあり、第2
の目的は、その掘進方向決定方法により求めた目標姿勢
角に従ってマシンを精度良く計画線に沿って掘進制御す
る掘進制御方法を提供することにある。
されたものであり、第1の目的としては、曲がった計画
線に沿って更に精度良く掘進制御を行うためのシールド
マシンの掘進方向決定方法を提供することにあり、第2
の目的は、その掘進方向決定方法により求めた目標姿勢
角に従ってマシンを精度良く計画線に沿って掘進制御す
る掘進制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、シールドマシンを計画線に沿って掘
進させるためのシールドマシンの掘進方向決定方法にお
いて、上記計画線の軌跡を座標データとして予め記憶
し、掘進を行う毎に、該シールドマシンの所定の2か所
の理想移動地点の座標を該計画線データから求め、これ
ら2か所の理想移動地点を結ぶ方向を掘進すべき目標姿
勢角と決めることとした。
るために本発明は、シールドマシンを計画線に沿って掘
進させるためのシールドマシンの掘進方向決定方法にお
いて、上記計画線の軌跡を座標データとして予め記憶
し、掘進を行う毎に、該シールドマシンの所定の2か所
の理想移動地点の座標を該計画線データから求め、これ
ら2か所の理想移動地点を結ぶ方向を掘進すべき目標姿
勢角と決めることとした。
【0013】更に、該シールドマシンが実際に向いてい
る実測姿勢角と、上記の掘進方向決定方法によって求め
た目標姿勢角との差を最適値にするようにシールドマシ
ンの掘進方向を補正することでシールドマシンの掘進方
向を制御することとした。
る実測姿勢角と、上記の掘進方向決定方法によって求め
た目標姿勢角との差を最適値にするようにシールドマシ
ンの掘進方向を補正することでシールドマシンの掘進方
向を制御することとした。
【0014】
【作用】このようなシールドマシンの掘進方向制御方法
によれば、従来技術にあっては、シールドマシンを一点
でとらえて、目標姿勢角をその点における計画線の接線
方向と決め、更に、実際のシールドマシンの向いている
実測姿勢角との差が零となるように姿勢制御するのに対
し、本発明は、計画線データから求まるシールドマシン
の2か所の理想移動地点の座標を結ぶ方向を目標姿勢角
と決め、更に、実際のシールドマシンの向いている実測
姿勢角との差をある最適値するように姿勢制御しながら
掘進するので、シールドマシンを大きさのある物体とし
てとらえ、計画線の軌跡に即してシールドマシンを掘進
・移動させることが可能となり、計画線からの実際の掘
進位置のずれを補正するための補正精度の向上を実現す
ることができる。
によれば、従来技術にあっては、シールドマシンを一点
でとらえて、目標姿勢角をその点における計画線の接線
方向と決め、更に、実際のシールドマシンの向いている
実測姿勢角との差が零となるように姿勢制御するのに対
し、本発明は、計画線データから求まるシールドマシン
の2か所の理想移動地点の座標を結ぶ方向を目標姿勢角
と決め、更に、実際のシールドマシンの向いている実測
姿勢角との差をある最適値するように姿勢制御しながら
掘進するので、シールドマシンを大きさのある物体とし
てとらえ、計画線の軌跡に即してシールドマシンを掘進
・移動させることが可能となり、計画線からの実際の掘
進位置のずれを補正するための補正精度の向上を実現す
ることができる。
【0015】更に、従来は、計画線が直線から曲線に変
化するときの変化点において、目標姿勢角が不連続とな
る問題があったが、本発明では、2か所の理想移動地点
の座標を結ぶいわゆる弦の方向を目標姿勢角とすること
から、上記直線から曲線に変化する変化点が存在して
も、常に弦が示す方向(即ち、目的姿勢角)は不連続と
はならず、目的姿勢角は連続した変化率をもって変化す
ることとなり、シールドマシンの追従性に即した制御を
行うことができる。
化するときの変化点において、目標姿勢角が不連続とな
る問題があったが、本発明では、2か所の理想移動地点
の座標を結ぶいわゆる弦の方向を目標姿勢角とすること
から、上記直線から曲線に変化する変化点が存在して
も、常に弦が示す方向(即ち、目的姿勢角)は不連続と
はならず、目的姿勢角は連続した変化率をもって変化す
ることとなり、シールドマシンの追従性に即した制御を
行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。尚、図1は本発明の掘進方向制御方法を適用した制
御装置の一実施例の構成を示すブロック図、図2は本発
明の掘進方向制御方法の原理説明図、図3は処理動作を
説明するためのフローチャートである。
る。尚、図1は本発明の掘進方向制御方法を適用した制
御装置の一実施例の構成を示すブロック図、図2は本発
明の掘進方向制御方法の原理説明図、図3は処理動作を
説明するためのフローチャートである。
【0017】まず、図1において制御装置の構成を説明
すると、9は掘進開始地点からの掘進距離を計測する掘
進距離計測手段、10はシールドマシンの中心軸の向い
ている方向(実測姿勢角)をジャイロコンパス、あるい
はジャイロコンパスと光学式測量装置との組み合わせ、
若しくは傾斜計との組み合わせによって実測する方位検
出手段、11は計画線の座標を示す計画線データを予め
記憶する計画線データ記憶手段である。
すると、9は掘進開始地点からの掘進距離を計測する掘
進距離計測手段、10はシールドマシンの中心軸の向い
ている方向(実測姿勢角)をジャイロコンパス、あるい
はジャイロコンパスと光学式測量装置との組み合わせ、
若しくは傾斜計との組み合わせによって実測する方位検
出手段、11は計画線の座標を示す計画線データを予め
記憶する計画線データ記憶手段である。
【0018】12は目標姿勢角演算手段であり、掘進距
離計測手段9が計測した掘進距離に基づいて、計画線デ
ータ記憶手段11からシールドマシンの移動座標を読出
し、この移動座標のデータからシールドマシンの所定の
2か所の座標を演算し、更に、これらの2か所の座標を
結ぶ方向を目標姿勢角とする。尚、この実施例では、上
記2か所を、シールドマシンの掘進方向の中心軸とカッ
ターの先端部が交差する位置(第1の位置)と、シール
ドマシンの掘進方向の中心軸とシールドマシンの終端部
が交差する位置(第2の位置)と決めている。
離計測手段9が計測した掘進距離に基づいて、計画線デ
ータ記憶手段11からシールドマシンの移動座標を読出
し、この移動座標のデータからシールドマシンの所定の
2か所の座標を演算し、更に、これらの2か所の座標を
結ぶ方向を目標姿勢角とする。尚、この実施例では、上
記2か所を、シールドマシンの掘進方向の中心軸とカッ
ターの先端部が交差する位置(第1の位置)と、シール
ドマシンの掘進方向の中心軸とシールドマシンの終端部
が交差する位置(第2の位置)と決めている。
【0019】そして、この2か所の座標は、計画線デー
タ記憶手段11に予め記憶されている掘進距離に対応し
た理想的な座標から演算されるので、シールドマシンの
現実の掘進位置ではなく、理想的な座標を示すこととな
る。13は目標姿勢角演算手段12で求まる目標姿勢角
と、方位検出手段10から求まるシールドマシンの実測
の実測姿勢角に基づいて、シールドマシンの姿勢を補正
制御するための掘進方向決定手段である。
タ記憶手段11に予め記憶されている掘進距離に対応し
た理想的な座標から演算されるので、シールドマシンの
現実の掘進位置ではなく、理想的な座標を示すこととな
る。13は目標姿勢角演算手段12で求まる目標姿勢角
と、方位検出手段10から求まるシールドマシンの実測
の実測姿勢角に基づいて、シールドマシンの姿勢を補正
制御するための掘進方向決定手段である。
【0020】次に、掘進方向制御の原理を具体的な処理
動作と共に説明する。例えば、図2中のS1が掘進開始
地点であり、三次元座標が(x0,y0,z0)であ
り、実線Cが計画線であるとする。計画線データ記憶手
段11には計画線Cの軌跡を座標データと予め記憶して
ある。地点S1から距離Lだけシールドマシン14が掘
進すると、掘進距離計測手段9が図3のステップ100
及び110の処理によって距離Lを計測する。 次に、
目標姿勢角演算手段12が、ステップ120において、
掘進距離Lにおけるシールドマシン14の理想的な移動
位置の座標を計画線データ記憶手段11から読み出し、
更に、この計画線データに基づいて三角関数等の演算を
行うことにより、シールドマシン14の第1の位置A1
1の三次元座標(x11,y11,z11)と、第2の
位置A12の三次元座標(x12,y12,z12)を
求める。
動作と共に説明する。例えば、図2中のS1が掘進開始
地点であり、三次元座標が(x0,y0,z0)であ
り、実線Cが計画線であるとする。計画線データ記憶手
段11には計画線Cの軌跡を座標データと予め記憶して
ある。地点S1から距離Lだけシールドマシン14が掘
進すると、掘進距離計測手段9が図3のステップ100
及び110の処理によって距離Lを計測する。 次に、
目標姿勢角演算手段12が、ステップ120において、
掘進距離Lにおけるシールドマシン14の理想的な移動
位置の座標を計画線データ記憶手段11から読み出し、
更に、この計画線データに基づいて三角関数等の演算を
行うことにより、シールドマシン14の第1の位置A1
1の三次元座標(x11,y11,z11)と、第2の
位置A12の三次元座標(x12,y12,z12)を
求める。
【0021】即ち、図2中に実線の四角14で示すのが
理想の位置にあるシールドマシンとすると、計画線Cと
位置A11が交差する部分がシールドマシンのカッター
先端、計画線Cと位置A12が交差する部分がシールド
マシンの終端部となり、理想的な場合の位置A11,A
12の座標を求めることとなる。次に、ステップ130
において、目標姿勢角演算手段12は、位置A11とA
12を結ぶ三次元の方向b1(α1,β1,γ1)を三
角関数等の演算を行うことによって求め、これを目標姿
勢角と決定する。
理想の位置にあるシールドマシンとすると、計画線Cと
位置A11が交差する部分がシールドマシンのカッター
先端、計画線Cと位置A12が交差する部分がシールド
マシンの終端部となり、理想的な場合の位置A11,A
12の座標を求めることとなる。次に、ステップ130
において、目標姿勢角演算手段12は、位置A11とA
12を結ぶ三次元の方向b1(α1,β1,γ1)を三
角関数等の演算を行うことによって求め、これを目標姿
勢角と決定する。
【0022】次に、ステップ140において、方位検出
手段10がシールドマシンの実際の実測姿勢角a1を計
測する。即ち、図2中の点線の四角14’が実際のシー
ルドマシンの移動位置を示すものとすると、実際には理
想的な場合よりずれた方向を示すので、実際の実測姿勢
角a1を計測する。
手段10がシールドマシンの実際の実測姿勢角a1を計
測する。即ち、図2中の点線の四角14’が実際のシー
ルドマシンの移動位置を示すものとすると、実際には理
想的な場合よりずれた方向を示すので、実際の実測姿勢
角a1を計測する。
【0023】ステップ150では、掘進方向決定手段1
3が、実際の実測姿勢角と目標姿勢角との三次元の角度
差(Δα1,Δβ1,Δγ1)を求め、ステップ160
では各角度差を零とするように姿勢制御のための油圧ジ
ャッキ等を駆動制御して次の掘進を行わせる。このよう
な処理を距離Lの掘進毎に行い、ステップ170におい
て、全ての計画線についての掘進を完了したと判断する
まで繰り返す。
3が、実際の実測姿勢角と目標姿勢角との三次元の角度
差(Δα1,Δβ1,Δγ1)を求め、ステップ160
では各角度差を零とするように姿勢制御のための油圧ジ
ャッキ等を駆動制御して次の掘進を行わせる。このよう
な処理を距離Lの掘進毎に行い、ステップ170におい
て、全ての計画線についての掘進を完了したと判断する
まで繰り返す。
【0024】このように、この実施例によれば、シール
ドマシンの2か所を結ぶ方向を目標姿勢角、即ち基準の
方位角とし、現実の掘進方向との角度差を補正するよう
にして順次掘進を行うので、シールドマシンを大きさの
ある物体として捉えて、実際に即した掘進方向の制御を
行うことができる。更に、図4(A)に示すように、計
画線が直線から曲線に変化する場合に、2か所を結ぶこ
とで得られるいわゆる弦の方向を目標姿勢角と決めるの
で、直線から曲線に変化する変化点BCが存在しても、
常に弦が示す方向(即ち、目的姿勢角)は不連続とはな
らない。即ち、変化点BCに対応する目標姿勢角の変化
及び変化率は、図4(B)(C)に示すように、連続し
た変化率をもって変化することとなり、シールドマシン
の追従性に即した制御を行うことができる。
ドマシンの2か所を結ぶ方向を目標姿勢角、即ち基準の
方位角とし、現実の掘進方向との角度差を補正するよう
にして順次掘進を行うので、シールドマシンを大きさの
ある物体として捉えて、実際に即した掘進方向の制御を
行うことができる。更に、図4(A)に示すように、計
画線が直線から曲線に変化する場合に、2か所を結ぶこ
とで得られるいわゆる弦の方向を目標姿勢角と決めるの
で、直線から曲線に変化する変化点BCが存在しても、
常に弦が示す方向(即ち、目的姿勢角)は不連続とはな
らない。即ち、変化点BCに対応する目標姿勢角の変化
及び変化率は、図4(B)(C)に示すように、連続し
た変化率をもって変化することとなり、シールドマシン
の追従性に即した制御を行うことができる。
【0025】尚、この実施例では、上記2か所をカッタ
ーの先端部とシールドマシンの終端部の位置としたが、
任意の2か所を適応してもよい。
ーの先端部とシールドマシンの終端部の位置としたが、
任意の2か所を適応してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、計
画線データから求まるシールドマシンの2か所の理想移
動地点の座標を結ぶ方向を目標姿勢角と決め、更に、実
際のシールドマシンの向いている実測姿勢角との差をあ
る最適値するように姿勢制御しながら掘進するので、シ
ールドマシンを大きさのある物体としてとらえ、計画線
の軌跡に即してシールドマシンを掘進・移動させること
が可能となり、計画線からの実際の掘進位置のずれを補
正するための補正精度の向上を実現することができる。
画線データから求まるシールドマシンの2か所の理想移
動地点の座標を結ぶ方向を目標姿勢角と決め、更に、実
際のシールドマシンの向いている実測姿勢角との差をあ
る最適値するように姿勢制御しながら掘進するので、シ
ールドマシンを大きさのある物体としてとらえ、計画線
の軌跡に即してシールドマシンを掘進・移動させること
が可能となり、計画線からの実際の掘進位置のずれを補
正するための補正精度の向上を実現することができる。
【0027】更に、2か所の理想移動地点の座標を結ぶ
いわゆる弦の方向を目標姿勢角とすることから、計画線
が直線から曲線に変化する変化点が存在しても、常に弦
が示す方向(即ち、目的姿勢角)は不連続とはならず、
目的姿勢角は連続した変化率をもって変化することとな
り、シールドマシンの追従性に即した制御を行うことが
できる。
いわゆる弦の方向を目標姿勢角とすることから、計画線
が直線から曲線に変化する変化点が存在しても、常に弦
が示す方向(即ち、目的姿勢角)は不連続とはならず、
目的姿勢角は連続した変化率をもって変化することとな
り、シールドマシンの追従性に即した制御を行うことが
できる。
【図1】本発明のシールドマシンの掘進方向制御方法を
適用した制御装置の構成を示すブロック図である。
適用した制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の制御原理を説明するための説明図であ
る。
る。
【図3】図1の制御装置の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】実施例の作用効果を説明するための説明図であ
る。
る。
【図5】従来の掘進方向制御方法の一例を説明するため
の説明図である。
の説明図である。
【図6】従来の掘進方向制御方法を適用した制御装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図7】従来の問題点を説明するための説明図である。
9;掘進距離計測手段 10;方位検出手段 11;計画線データ記憶手段 12;目標姿勢角演算手段 13;掘進方向決定手段
Claims (2)
- 【請求項1】シールドマシンを計画線に沿って掘進させ
るためのシールドマシンの掘進方向決定方法において、 前記計画線の軌跡を座標データとして予め記憶し、 掘進を行う毎に、該シールドマシンの所定の2か所の理
想移動地点の座標を該計画線データから求め、これら2
か所の理想移動地点を結ぶ方向を掘進すべき目標姿勢角
と決めることを特徴とするシールドマシンの掘進方向決
定方法。 - 【請求項2】シールドマシンを計画線に沿って掘進させ
るためのシールドマシンの掘進制御方法において、 前記計画線の軌跡を座標データとして予め記憶し、 掘進を行う毎に、該シールドマシンの所定の2か所の理
想移動地点の座標を該計画線データから求め、これら2
か所の理想移動地点を結ぶ方向を掘進すべき目標姿勢角
と決め、 更に、該シールドマシンが実際に向いている実測姿勢角
と該目標姿勢角との差を最適値にするようにシールドマ
シンの掘進方向を補正することを特徴とするシールドマ
シンの掘進方向制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25565091A JPH05321576A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | シールドマシンの掘進方向決定方法及び掘進制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25565091A JPH05321576A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | シールドマシンの掘進方向決定方法及び掘進制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321576A true JPH05321576A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=17281703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25565091A Pending JPH05321576A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | シールドマシンの掘進方向決定方法及び掘進制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321576A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112593959A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-04-02 | 浙大宁波理工学院 | 基于阻抗控制的盾构机柔顺控制方法 |
| JP2023516213A (ja) * | 2021-03-22 | 2023-04-18 | 中▲鉄▼九局集▲団▼第四工程有限公司 | シールド掘進姿勢のずれ修正制御の方法及び装置 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP25565091A patent/JPH05321576A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112593959A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-04-02 | 浙大宁波理工学院 | 基于阻抗控制的盾构机柔顺控制方法 |
| JP2023516213A (ja) * | 2021-03-22 | 2023-04-18 | 中▲鉄▼九局集▲団▼第四工程有限公司 | シールド掘進姿勢のずれ修正制御の方法及び装置 |
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