JPH05321602A - ガスタービン動翼 - Google Patents
ガスタービン動翼Info
- Publication number
- JPH05321602A JPH05321602A JP13244192A JP13244192A JPH05321602A JP H05321602 A JPH05321602 A JP H05321602A JP 13244192 A JP13244192 A JP 13244192A JP 13244192 A JP13244192 A JP 13244192A JP H05321602 A JPH05321602 A JP H05321602A
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- JP
- Japan
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- blade
- sleeve
- ceramic sleeve
- gas turbine
- ceramic
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P6/00—Restoring or reconditioning objects
- B23P6/002—Repairing turbine components, e.g. moving or stationary blades, rotors
- B23P6/005—Repairing turbine components, e.g. moving or stationary blades, rotors using only replacement pieces of a particular form
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】セラミックスリーブを2分割構造として着脱交
換を可能とし、局部的な交換で羽根の再生を容易にした
ガスタービン動翼を提供したり、また、セラミックスリ
ーブ後縁部での応力発生を防止したり、さらにスリーブ
後縁部で発生する割れの進展方向を制御して信頼性を向
上させたガスタービン動翼を提供するにある。 【構成】このガスタービン動翼20は、金属製芯金21
の翼有効部21aを覆うようにセラミックスリーブ22
を配設したガスタービン動翼20において、前記セラミ
ックスリーブ22は翼前縁側スリーブエレメント22a
と翼後縁側スリーブエレメント22bの2分割構造に構
成し、前記芯金21の翼有効部21aに脱着可能に設け
たものである。
換を可能とし、局部的な交換で羽根の再生を容易にした
ガスタービン動翼を提供したり、また、セラミックスリ
ーブ後縁部での応力発生を防止したり、さらにスリーブ
後縁部で発生する割れの進展方向を制御して信頼性を向
上させたガスタービン動翼を提供するにある。 【構成】このガスタービン動翼20は、金属製芯金21
の翼有効部21aを覆うようにセラミックスリーブ22
を配設したガスタービン動翼20において、前記セラミ
ックスリーブ22は翼前縁側スリーブエレメント22a
と翼後縁側スリーブエレメント22bの2分割構造に構
成し、前記芯金21の翼有効部21aに脱着可能に設け
たものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンに用いられ
るガスタービン動翼に係り、特に金属製芯金とセラミッ
クスリーブとを組み合せたガスタービン動翼に関する。
るガスタービン動翼に係り、特に金属製芯金とセラミッ
クスリーブとを組み合せたガスタービン動翼に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスタービンは図12に示すよ
うに構成され、ガスタービン2と同軸に設けられた圧縮
機1によって圧縮された吐出空気をガスタービン燃焼器
3に案内し、燃焼器3のライナー4の部分で燃料を燃焼
させ、その燃焼ガスをライナー4からトランジションピ
ース5、静翼6を経て動翼7に導き、ガスタービン2を
駆動して仕事をするようになっている。
うに構成され、ガスタービン2と同軸に設けられた圧縮
機1によって圧縮された吐出空気をガスタービン燃焼器
3に案内し、燃焼器3のライナー4の部分で燃料を燃焼
させ、その燃焼ガスをライナー4からトランジションピ
ース5、静翼6を経て動翼7に導き、ガスタービン2を
駆動して仕事をするようになっている。
【0003】この種のガスタービンにおいては、タービ
ン入口ガス温度を上昇させるとタービン熱効率が上昇す
ることが知られており、ガスタービン入口温度を上昇さ
せるために、ガスタービン部品の材料としては従来、耐
熱性超合金が使用されている。しかし、このような超合
金よりさらに耐熱性の優れたセラミック材料をガスター
ビン部品に適用しようとする試みがさなれており、例え
ば特開昭59−119001号公報や特開昭59−16
0001号公報などが知られている。
ン入口ガス温度を上昇させるとタービン熱効率が上昇す
ることが知られており、ガスタービン入口温度を上昇さ
せるために、ガスタービン部品の材料としては従来、耐
熱性超合金が使用されている。しかし、このような超合
金よりさらに耐熱性の優れたセラミック材料をガスター
ビン部品に適用しようとする試みがさなれており、例え
ば特開昭59−119001号公報や特開昭59−16
0001号公報などが知られている。
【0004】セラミック材料は圧縮荷重には強いが、引
張荷重には弱いという特性があり、この欠点を克服する
ために、金属製芯金とセラミックスリーブを組み合せた
方式のガスタービン動翼が考えられている(特開昭59
−119001号公報)。図13および図14はガスタ
ービン動翼としてのセラミック動翼の一例を示したもの
である。
張荷重には弱いという特性があり、この欠点を克服する
ために、金属製芯金とセラミックスリーブを組み合せた
方式のガスタービン動翼が考えられている(特開昭59
−119001号公報)。図13および図14はガスタ
ービン動翼としてのセラミック動翼の一例を示したもの
である。
【0005】セラミック動翼9は金属製芯金10とセラ
ミックスリーブ11とを組み合せたもので、セラミック
スリーブ11は芯金10の翼有効部10aを覆うように
配設される。芯金10は翼基部10b側にロータ8(図
13参照)に植え込まれる翼植込部10cが形成される
一方、高温燃焼ガスに晒される翼頭部10d、翼有効部
10aおよび翼基部10bの表面には酸化物系セラミッ
クス等の耐熱コーティング12が施される。
ミックスリーブ11とを組み合せたもので、セラミック
スリーブ11は芯金10の翼有効部10aを覆うように
配設される。芯金10は翼基部10b側にロータ8(図
13参照)に植え込まれる翼植込部10cが形成される
一方、高温燃焼ガスに晒される翼頭部10d、翼有効部
10aおよび翼基部10bの表面には酸化物系セラミッ
クス等の耐熱コーティング12が施される。
【0006】セラミック動翼9の運転中にセラミックス
リーブ11に発生する遠心力は芯金10で受け止めら
れ、セラミックスリーブ11には圧縮荷重のみが発生す
る。引張荷重は芯金10の翼有効部10aおよび植込部
10cで発生するが、この部分は冷却空気孔13を流れ
る空気により冷却されるため、燃焼ガス温度に比べ温度
は低く、金属材料で充分に使用に耐え得る構造となって
いる。
リーブ11に発生する遠心力は芯金10で受け止めら
れ、セラミックスリーブ11には圧縮荷重のみが発生す
る。引張荷重は芯金10の翼有効部10aおよび植込部
10cで発生するが、この部分は冷却空気孔13を流れ
る空気により冷却されるため、燃焼ガス温度に比べ温度
は低く、金属材料で充分に使用に耐え得る構造となって
いる。
【0007】このように高温となる羽根通路部にセラミ
ックを使用し、比較的温度が低く、高引張応力の発生す
る羽根植込部に金属材料を使用して、両材料の長所を活
かす構造となっている。
ックを使用し、比較的温度が低く、高引張応力の発生す
る羽根植込部に金属材料を使用して、両材料の長所を活
かす構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】金属製芯金10とセラ
ミックスリーブ11とを組み合せたセラミック動翼9に
おいては、羽根の製作時において芯金10を一定の部位
で分割し、セラミックスリーブ11をその間に挟み込む
必要がある。図13はその一例として、芯金10を翼頭
部10dと翼有効部10aとの間で分割して製作し、セ
ラミックスリーブ11を翼有効部10aに挿入した後、
翼頭部10dを設置し、2つの芯金部分を拡散接合等の
方法により接合して製作している。拡散接合部14は比
較的、遠心荷重が小さく、翼有効部10aと翼頭部10
dの中間部位である羽根有効部上端部付近の断面が選ば
れる。しかし拡散接合は非常に厳しい温度管理のもとに
金属の融点付近の超高温で実施する必要がある上に、作
業の方法によっては接合部の端部に鋭い切欠が形成さ
れ、接合した場合に比べて著しい強度低下をもたらす場
合がある。
ミックスリーブ11とを組み合せたセラミック動翼9に
おいては、羽根の製作時において芯金10を一定の部位
で分割し、セラミックスリーブ11をその間に挟み込む
必要がある。図13はその一例として、芯金10を翼頭
部10dと翼有効部10aとの間で分割して製作し、セ
ラミックスリーブ11を翼有効部10aに挿入した後、
翼頭部10dを設置し、2つの芯金部分を拡散接合等の
方法により接合して製作している。拡散接合部14は比
較的、遠心荷重が小さく、翼有効部10aと翼頭部10
dの中間部位である羽根有効部上端部付近の断面が選ば
れる。しかし拡散接合は非常に厳しい温度管理のもとに
金属の融点付近の超高温で実施する必要がある上に、作
業の方法によっては接合部の端部に鋭い切欠が形成さ
れ、接合した場合に比べて著しい強度低下をもたらす場
合がある。
【0009】芯金10の接合部14に欠陥が生じた場
合、図13に示す組合せ方式のセラミック動翼9におい
て、接合部14がセラミックスリーブ11に被われるた
めに、目視や染色探傷検査、超音波探傷検査等によって
接合部を直接探傷することができず、欠陥の有無が確認
できない。さらに芯金10の接合部14の修正加工等の
加工が全く不可能な構造となっている。
合、図13に示す組合せ方式のセラミック動翼9におい
て、接合部14がセラミックスリーブ11に被われるた
めに、目視や染色探傷検査、超音波探傷検査等によって
接合部を直接探傷することができず、欠陥の有無が確認
できない。さらに芯金10の接合部14の修正加工等の
加工が全く不可能な構造となっている。
【0010】また、拡散接合によって芯金10を接合し
た場合には、羽根の供用中に羽根を構成する部品の一
部、例えばセラミックスリーブ11等が異常過熱等によ
り溶融したり、酸化した場合には、羽根全体を新製交換
する必要がある。特にセラミックスリーブ11は脆性材
料で構成されているために、燃焼ガス中の小さな異物の
衝突や、羽根製造時や組立時の取扱いミスによっては容
易に破損するおそれがあり、羽根が一部破損した場合で
も、局部的に交換可能な構造として、羽根の再生を容易
にする必要がある。
た場合には、羽根の供用中に羽根を構成する部品の一
部、例えばセラミックスリーブ11等が異常過熱等によ
り溶融したり、酸化した場合には、羽根全体を新製交換
する必要がある。特にセラミックスリーブ11は脆性材
料で構成されているために、燃焼ガス中の小さな異物の
衝突や、羽根製造時や組立時の取扱いミスによっては容
易に破損するおそれがあり、羽根が一部破損した場合で
も、局部的に交換可能な構造として、羽根の再生を容易
にする必要がある。
【0011】さらに、金属製芯金10とセラミックスリ
ーブ11の組合せ方式のガスタービン動翼において、セ
ラミックスリーブ11に作用する応力は、遠心力による
圧縮応力以外に、金属製芯金との熱伸び(熱膨脹)差に
より発生する応力と、セラミックスリーブ11内の温度
分布によって発生する熱応力とがある。
ーブ11の組合せ方式のガスタービン動翼において、セ
ラミックスリーブ11に作用する応力は、遠心力による
圧縮応力以外に、金属製芯金との熱伸び(熱膨脹)差に
より発生する応力と、セラミックスリーブ11内の温度
分布によって発生する熱応力とがある。
【0012】組合せ方式のガスタービン動翼では、運転
中の遠心力によってセラミックスリーブ11が芯金10
の翼頭部10dに強く押し付けられた状態となる。特に
ガスタービンの起動時には、図12に示すロータ8を回
転させた状態で燃焼器3に着火が行なわれるので、芯金
10の翼頭部10dとセラミックスリーブ11とが接触
し、拘束された状態でガス温度が上昇していくこととな
る。
中の遠心力によってセラミックスリーブ11が芯金10
の翼頭部10dに強く押し付けられた状態となる。特に
ガスタービンの起動時には、図12に示すロータ8を回
転させた状態で燃焼器3に着火が行なわれるので、芯金
10の翼頭部10dとセラミックスリーブ11とが接触
し、拘束された状態でガス温度が上昇していくこととな
る。
【0013】一般に、金属材料の熱膨脹率はセラミック
ス材料の3〜5倍程度である。このため、ガスタービン
の起動時には、芯金10とセラミックスリーブ11との
熱伸び(熱膨脹)差により、翼頭部10dに接触するセ
ラミックスリーブ11が押し拡げられる力を受ける。図
14は図13のガスタービン動翼9のB−B線に沿う断
面図を示したものであるが、熱伸び差によって発生する
応力は、翼腹側と翼背側との温度分布や翼形状により、
セラミックスリーブ後縁部の曲率半径の小さな内面側上
端部15で最大となる。
ス材料の3〜5倍程度である。このため、ガスタービン
の起動時には、芯金10とセラミックスリーブ11との
熱伸び(熱膨脹)差により、翼頭部10dに接触するセ
ラミックスリーブ11が押し拡げられる力を受ける。図
14は図13のガスタービン動翼9のB−B線に沿う断
面図を示したものであるが、熱伸び差によって発生する
応力は、翼腹側と翼背側との温度分布や翼形状により、
セラミックスリーブ後縁部の曲率半径の小さな内面側上
端部15で最大となる。
【0014】同様にしてガスタービンの定常運転時にセ
ラミックスリーブ11に発生する熱応力は、セラミック
スリーブ11の後縁部内面側上端部15で最大となる。
セラミックスリーブ11は上端部が温度の低い芯金10
の翼頭部10dと接触しているため、スリーブ温度が低
くなるのに対し、翼有効部付近では温度が高くなること
によってセラミックスリーブ11の軸方向に温度分布が
生じる。この温度分布によってセラミックスリーブ11
の翼頭部10d側に大きな熱応力が発生する。
ラミックスリーブ11に発生する熱応力は、セラミック
スリーブ11の後縁部内面側上端部15で最大となる。
セラミックスリーブ11は上端部が温度の低い芯金10
の翼頭部10dと接触しているため、スリーブ温度が低
くなるのに対し、翼有効部付近では温度が高くなること
によってセラミックスリーブ11の軸方向に温度分布が
生じる。この温度分布によってセラミックスリーブ11
の翼頭部10d側に大きな熱応力が発生する。
【0015】このように、セラミックスリーブ11に発
生する応力は、ガスタービンの定常運転時の熱応力と熱
膨脹差に起因する応力であるが、いずれの応力もセラミ
ックスリーブ11の後縁部内面側上端部で最大となる。
図15はセラミックスリーブ11に発生する代表的な割
れ(クラック)16の形態を模式的に示したものであ
る。図15に示す割れ16はセラミックスリーブ11の
後縁部内面側上端部15を起点として発生する。
生する応力は、ガスタービンの定常運転時の熱応力と熱
膨脹差に起因する応力であるが、いずれの応力もセラミ
ックスリーブ11の後縁部内面側上端部で最大となる。
図15はセラミックスリーブ11に発生する代表的な割
れ(クラック)16の形態を模式的に示したものであ
る。図15に示す割れ16はセラミックスリーブ11の
後縁部内面側上端部15を起点として発生する。
【0016】セラミックスリーブ11に割れ16が発生
すると、ガスタービンの運転継続によりセラミックスリ
ーブ11に欠損が生じ、重大な損傷へと発展する可能性
がある。
すると、ガスタービンの運転継続によりセラミックスリ
ーブ11に欠損が生じ、重大な損傷へと発展する可能性
がある。
【0017】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、セラミックスリーブを2分割構造として着脱交
換を可能とし、局部的な交換で羽根の再生を容易にした
ガスタービン動翼を提供することを目的とする。
もので、セラミックスリーブを2分割構造として着脱交
換を可能とし、局部的な交換で羽根の再生を容易にした
ガスタービン動翼を提供することを目的とする。
【0018】本発明の他の目的は、セラミックスリーブ
後縁部での応力発生を防止したり、またスリーブ後縁部
で発生する割れの進展方向を制御可能にして信頼性を向
上させたガスタービン動翼を提供することにある。
後縁部での応力発生を防止したり、またスリーブ後縁部
で発生する割れの進展方向を制御可能にして信頼性を向
上させたガスタービン動翼を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ン動翼は、上述した課題を解決するために、請求項1に
記載したように、金属製芯金の翼有効部を覆うようにセ
ラミックスリーブを配設したガスタービン動翼におい
て、前記セラミックスリーブは翼前縁側スリーブエレメ
ントと翼後縁側スリーブエレメントの2分割構造に構成
し、前記芯金の翼有効部に脱着可能に設けたものであ
る。
ン動翼は、上述した課題を解決するために、請求項1に
記載したように、金属製芯金の翼有効部を覆うようにセ
ラミックスリーブを配設したガスタービン動翼におい
て、前記セラミックスリーブは翼前縁側スリーブエレメ
ントと翼後縁側スリーブエレメントの2分割構造に構成
し、前記芯金の翼有効部に脱着可能に設けたものであ
る。
【0020】上述した課題を解決するために、本発明の
ガスタービン動翼は、請求項2に記載したように、芯金
は翼頭部側にスリーブ係合溝を、翼基部側にスリーブ保
持リングをばね付勢状態で収容するリングガイド溝をそ
れぞれ対向して設ける一方、セラミックスリーブはその
翼頭部側をスリーブ係合溝に、その翼基部側をスリーブ
保持リングにそれぞれ係合させて保持したり、さらに、
請求項3に記載したように、芯金には翼植込部から軸方
向に延び、翼頭部から外部に開口する冷却空気孔を形成
する一方、この冷却空気孔からセラミックスリーブと翼
有効部との隙間やリングガイド溝にそれぞれ開口する空
気分岐孔をそれぞれ分岐させたものである。
ガスタービン動翼は、請求項2に記載したように、芯金
は翼頭部側にスリーブ係合溝を、翼基部側にスリーブ保
持リングをばね付勢状態で収容するリングガイド溝をそ
れぞれ対向して設ける一方、セラミックスリーブはその
翼頭部側をスリーブ係合溝に、その翼基部側をスリーブ
保持リングにそれぞれ係合させて保持したり、さらに、
請求項3に記載したように、芯金には翼植込部から軸方
向に延び、翼頭部から外部に開口する冷却空気孔を形成
する一方、この冷却空気孔からセラミックスリーブと翼
有効部との隙間やリングガイド溝にそれぞれ開口する空
気分岐孔をそれぞれ分岐させたものである。
【0021】一方、本発明に係るガスタービン動翼は、
上述した他の目的を達成するために、請求項4に記載し
たように、金属製芯金の翼有効部を覆うようにセラミッ
クスリーブを配設したガスタービン動翼において、前記
セラミックスリーブの翼後縁部に軸方向に延びるスリッ
トを形成したものである。
上述した他の目的を達成するために、請求項4に記載し
たように、金属製芯金の翼有効部を覆うようにセラミッ
クスリーブを配設したガスタービン動翼において、前記
セラミックスリーブの翼後縁部に軸方向に延びるスリッ
トを形成したものである。
【0022】さらに、上述した他の目的を達成するため
に、本発明のガスタービン動翼は、請求項5に記載した
ように、セラミックスリーブはセラミック母材に強化長
繊維を複合させた長繊維複合セラミックスにより形成さ
れ、前記セラミックスリーブの翼後縁部は、強化長繊維
を周方向に非配向としたものである。
に、本発明のガスタービン動翼は、請求項5に記載した
ように、セラミックスリーブはセラミック母材に強化長
繊維を複合させた長繊維複合セラミックスにより形成さ
れ、前記セラミックスリーブの翼後縁部は、強化長繊維
を周方向に非配向としたものである。
【0023】
【作用】請求項1〜3に記載したガスタービン動翼で
は、セラミックスリーブを翼前縁側と翼後縁側とに2分
割構造に構成し、このセラミックスリーブを金属製芯金
の翼有効部を覆うように脱着自在に設けたので、金属製
芯金は翼基部側の翼植込部から翼有効部を経て翼頂部に
亘って一体に製作することができ、金属製芯金を一体成
形してもセラミックスリーブを脱着交換可能としたの
で、スリーブエレメントを交換する局所的な交換で羽根
の再生を容易に行なうことができる。
は、セラミックスリーブを翼前縁側と翼後縁側とに2分
割構造に構成し、このセラミックスリーブを金属製芯金
の翼有効部を覆うように脱着自在に設けたので、金属製
芯金は翼基部側の翼植込部から翼有効部を経て翼頂部に
亘って一体に製作することができ、金属製芯金を一体成
形してもセラミックスリーブを脱着交換可能としたの
で、スリーブエレメントを交換する局所的な交換で羽根
の再生を容易に行なうことができる。
【0024】また、セラミックスリーブは金属製芯金の
翼頭部側に形成したスリーブ係合溝と翼基部側に設けた
スリーブ保持リングとにより拘束して安定的に保持する
ことができる。
翼頭部側に形成したスリーブ係合溝と翼基部側に設けた
スリーブ保持リングとにより拘束して安定的に保持する
ことができる。
【0025】さらに、セラミックスリーブと金属製芯金
の翼有効部との間隙にリングガイド溝に冷却空気を案内
して芯金とセラミックスリーブ、スリーブ保持リングを
冷却するとともに、セラミックスリーブのスリーブ合せ
部から冷却空気を噴出させることにより、燃焼ガスが前
記間隙やリングガイド溝に侵入するのを防止してガスタ
ービン動翼の信頼性を向上させている。
の翼有効部との間隙にリングガイド溝に冷却空気を案内
して芯金とセラミックスリーブ、スリーブ保持リングを
冷却するとともに、セラミックスリーブのスリーブ合せ
部から冷却空気を噴出させることにより、燃焼ガスが前
記間隙やリングガイド溝に侵入するのを防止してガスタ
ービン動翼の信頼性を向上させている。
【0026】一方、金属製芯金とセラミックスリーブを
組み合せたガスタービン動翼において、上記セラミック
スリーブに割れ(クラック)の発生が予想される翼後縁
部に軸方向に延びるスリットを入れたので、この部分の
応力発生を有効に防止することができ、割れ等の発生を
防止して信頼性を向上させることができる。
組み合せたガスタービン動翼において、上記セラミック
スリーブに割れ(クラック)の発生が予想される翼後縁
部に軸方向に延びるスリットを入れたので、この部分の
応力発生を有効に防止することができ、割れ等の発生を
防止して信頼性を向上させることができる。
【0027】さらに、セラミックスリーブを長繊維複合
セラミックスにより形成し、セラミックスリーブの翼後
縁部に強化長繊維を周方向に配向しないようにしたの
で、熱応力などにより、セラミックスリーブの後縁部内
面側を起点とする割れが生じても、この割れは燃焼ガス
に悪影響を与えない一方向にのみ進展するので、この後
縁部分での熱応力の発生が回避され、新たな割れが生じ
ないので、欠損や折損に発展することもなく、信頼性の
高いセラミックスリーブとして使用し続けることができ
る。
セラミックスにより形成し、セラミックスリーブの翼後
縁部に強化長繊維を周方向に配向しないようにしたの
で、熱応力などにより、セラミックスリーブの後縁部内
面側を起点とする割れが生じても、この割れは燃焼ガス
に悪影響を与えない一方向にのみ進展するので、この後
縁部分での熱応力の発生が回避され、新たな割れが生じ
ないので、欠損や折損に発展することもなく、信頼性の
高いセラミックスリーブとして使用し続けることができ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0029】図1は本発明に係るガスタービン動翼の一
例を示す縦断面図である。ガスタービン動翼20は基本
的にはNi基耐熱超合金等で作られた金属製芯金21
と、Si3 N4 あるいはSiC等からなるセラミックス
リーブ22とを組み合せたものである。
例を示す縦断面図である。ガスタービン動翼20は基本
的にはNi基耐熱超合金等で作られた金属製芯金21
と、Si3 N4 あるいはSiC等からなるセラミックス
リーブ22とを組み合せたものである。
【0030】金属製芯金21は羽根通路部を形成する翼
有効部21aと翼基部21b側に形成される翼植込部2
1cと翼先端側の翼頭部21dとを分割せず一体に製造
される。金属製芯金21の翼頭部21dにはスリーブ係
合溝23が、翼基部21bにはリングガイド溝24がそ
れぞれ対向して周方向に設けられ、上記リングガイド溝
24にスプリング25によりばね付勢されたスリーブ保
持リング26が突設可能に収容される。金属製芯金21
は高温燃焼ガスに露呈される翼有効部21a、翼基部2
1bおよび翼頭部21dの外表面には図示しない耐熱コ
ーティングが施される。
有効部21aと翼基部21b側に形成される翼植込部2
1cと翼先端側の翼頭部21dとを分割せず一体に製造
される。金属製芯金21の翼頭部21dにはスリーブ係
合溝23が、翼基部21bにはリングガイド溝24がそ
れぞれ対向して周方向に設けられ、上記リングガイド溝
24にスプリング25によりばね付勢されたスリーブ保
持リング26が突設可能に収容される。金属製芯金21
は高温燃焼ガスに露呈される翼有効部21a、翼基部2
1bおよび翼頭部21dの外表面には図示しない耐熱コ
ーティングが施される。
【0031】一方、セラミックスリーブ22は金属製芯
金21の翼有効部21aを外側から覆うように配設され
る。セラミックスリーブ22は、図2に示すように、翼
前縁側スリーブエレメント22aと翼後縁側スリーブエ
レメント22bの2分割構造に形成される。2分割され
た翼前縁側スリーブエレメント22aと翼後縁側スリー
ブエレメント22bの合せ部には段差28が形成され、
この段差28により、翼前縁側スリーブエレメント22
aと翼後縁側スリーブエレメント22bとを組み合せた
とき、スリーブエレメント22の合せ面のずれを防止
し、合せ面が連続面となって羽根通路部に不連続面が生
じないように構成している。
金21の翼有効部21aを外側から覆うように配設され
る。セラミックスリーブ22は、図2に示すように、翼
前縁側スリーブエレメント22aと翼後縁側スリーブエ
レメント22bの2分割構造に形成される。2分割され
た翼前縁側スリーブエレメント22aと翼後縁側スリー
ブエレメント22bの合せ部には段差28が形成され、
この段差28により、翼前縁側スリーブエレメント22
aと翼後縁側スリーブエレメント22bとを組み合せた
とき、スリーブエレメント22の合せ面のずれを防止
し、合せ面が連続面となって羽根通路部に不連続面が生
じないように構成している。
【0032】このセラミックスリーブ22は金属製芯金
21の翼頭部21dに形成されるリングガイド溝24に
先端が挿入されて拘束保持される一方、セラミックスリ
ーブ22の後端(下端)側はスリーブ保持リング26の
係合段部に保持されて拘束される。スリーブ保持リング
26は2分割構造で溶接や拡散接合によりリング状に形
成しても、予めリング状に形成しておいてもよい。スリ
ーブ保持リング26を予めリング状に成形した場合に
は、スリーブ保持リング26を金属製芯金21に外嵌さ
せた後に、芯金21の翼頭部21d等の加工が必要とな
る。
21の翼頭部21dに形成されるリングガイド溝24に
先端が挿入されて拘束保持される一方、セラミックスリ
ーブ22の後端(下端)側はスリーブ保持リング26の
係合段部に保持されて拘束される。スリーブ保持リング
26は2分割構造で溶接や拡散接合によりリング状に形
成しても、予めリング状に形成しておいてもよい。スリ
ーブ保持リング26を予めリング状に成形した場合に
は、スリーブ保持リング26を金属製芯金21に外嵌さ
せた後に、芯金21の翼頭部21d等の加工が必要とな
る。
【0033】また、金属製芯金21には翼基部21b側
の翼植込部21cから翼有効部21aを経て翼頭部21
d側に軸方向に延びる複数の冷却空気孔30が形成され
る。この冷却空気孔30は図示しないロータ内に入口側
が開口する一方、冷却空気孔30の出口は翼頭部21d
から外部に開口している。
の翼植込部21cから翼有効部21aを経て翼頭部21
d側に軸方向に延びる複数の冷却空気孔30が形成され
る。この冷却空気孔30は図示しないロータ内に入口側
が開口する一方、冷却空気孔30の出口は翼頭部21d
から外部に開口している。
【0034】さらに、金属製芯金21に形成される冷却
空気孔30からセラミックスリーブ22と翼有効部21
aの間隙やリングガイド溝23に通じる空気分岐孔3
1,32が分岐されており、冷却空気孔30を通って送
られる冷却空気の一部を前記間隙やリングガイド溝24
に案内している。
空気孔30からセラミックスリーブ22と翼有効部21
aの間隙やリングガイド溝23に通じる空気分岐孔3
1,32が分岐されており、冷却空気孔30を通って送
られる冷却空気の一部を前記間隙やリングガイド溝24
に案内している。
【0035】芯金21の翼有効部21aを貫通してセラ
ミックスリーブ22の内面に開口する空気分岐孔31は
冷却空気の一部を間隙に案内して翼有効部21aの外表
面やセラミックスリーブ22の内面を積極的に冷却する
一方、セラミックスリーブ22の合せ面から燃焼ガスの
進入を防止している。
ミックスリーブ22の内面に開口する空気分岐孔31は
冷却空気の一部を間隙に案内して翼有効部21aの外表
面やセラミックスリーブ22の内面を積極的に冷却する
一方、セラミックスリーブ22の合せ面から燃焼ガスの
進入を防止している。
【0036】また、リングガイド溝24に開口する空気
分岐孔32から供給される空気によってスリーブ保持リ
ング26をセラミックスリーブ22側に接触させ、スリ
ーブ保持リング26をセラミックスリーブ22に押圧さ
せてセラミックスリーブ22からの離脱を防止し、セラ
ミックスリーブ22のスリーブ構造の一体性が損われる
のを防止している。
分岐孔32から供給される空気によってスリーブ保持リ
ング26をセラミックスリーブ22側に接触させ、スリ
ーブ保持リング26をセラミックスリーブ22に押圧さ
せてセラミックスリーブ22からの離脱を防止し、セラ
ミックスリーブ22のスリーブ構造の一体性が損われる
のを防止している。
【0037】次に、ガスタービン動翼20の作用を説明
する。
する。
【0038】図3はガスタービン動翼20の組立方法を
説明する図である。一体に成形された金属製芯金21の
翼有効部21aを翼前縁側と翼後縁側から挟み付けるよ
うにして翼前縁側スリーブエレメント22aおよび翼後
縁側スリーブエレメント22bを装着する。各スリーブ
エレメント22a,22bの合せ部には図2に示すよう
に段差28が設けられているため、各スリーブエレメン
ト22a,22bが相互に進退する組付方向以外に動く
ことができず、合せ部がずれことがない。
説明する図である。一体に成形された金属製芯金21の
翼有効部21aを翼前縁側と翼後縁側から挟み付けるよ
うにして翼前縁側スリーブエレメント22aおよび翼後
縁側スリーブエレメント22bを装着する。各スリーブ
エレメント22a,22bの合せ部には図2に示すよう
に段差28が設けられているため、各スリーブエレメン
ト22a,22bが相互に進退する組付方向以外に動く
ことができず、合せ部がずれことがない。
【0039】組み立てられたセラミックスリーブ22は
金属製芯金21の翼頭部21a側に押し上げてスリーブ
係合溝23に挿入し、セラミックスリーブ22の先端側
を拘束保持する。
金属製芯金21の翼頭部21a側に押し上げてスリーブ
係合溝23に挿入し、セラミックスリーブ22の先端側
を拘束保持する。
【0040】その後、リングガイド溝24に収納された
スリーブ保持リング26を図示しないストッパや外圧作
用の解除により、スプリング25のばね力で上動させ、
この保持リング26でセラミックスリーブ22の後端
(下端)側を保持する。
スリーブ保持リング26を図示しないストッパや外圧作
用の解除により、スプリング25のばね力で上動させ、
この保持リング26でセラミックスリーブ22の後端
(下端)側を保持する。
【0041】このようにして、2分割構造のセラミック
スリーブ22は先端と後端側が拘束作用を受け、一体型
セラミックスリーブと同等に機能させることができる。
スリーブ22は先端と後端側が拘束作用を受け、一体型
セラミックスリーブと同等に機能させることができる。
【0042】セラミックスリーブ22の金属製芯金21
への装着は、先にセラミックスリーブ22の基部側(後
端側)をスリーブ保持リング26に係合させて押し下
げ、次にセラミックスリーブ22の先端側をスリーブ係
合溝23に上動させつつ係合保持させてもよい。
への装着は、先にセラミックスリーブ22の基部側(後
端側)をスリーブ保持リング26に係合させて押し下
げ、次にセラミックスリーブ22の先端側をスリーブ係
合溝23に上動させつつ係合保持させてもよい。
【0043】そして、ガスタービンの運転中には、ロー
タの回転により、ガスタービン動翼20のセラミックス
リーブ22に作用するのは遠心力による圧縮作用だけで
あるため、セラミックスリーブ22はこの圧縮荷重を翼
頭部21dとの接触部で受け、スリーブ構造が維持され
る。
タの回転により、ガスタービン動翼20のセラミックス
リーブ22に作用するのは遠心力による圧縮作用だけで
あるため、セラミックスリーブ22はこの圧縮荷重を翼
頭部21dとの接触部で受け、スリーブ構造が維持され
る。
【0044】その際、セラミックスリーブ22の両端部
の拘束は外面側から行ない、ガスタービンの運転中、動
翼の温度が上昇して、金属製芯金21とセラミックスリ
ーブ22が熱膨脹した場合にも、その拘束部において接
触応力が増大しないようにしている。すなわち芯金21
をセラミックスリーブ22の外側から拘束させることに
より、温度上昇とともに熱膨脹の大きな芯金21はセラ
ミックスリーブ22から離れる方向に動くため、セラミ
ックスリーブ22には外側から何等の干渉による応力は
生じないことになる。図4にセラミックスリーブ22の
先端部における保持構造を示す。
の拘束は外面側から行ない、ガスタービンの運転中、動
翼の温度が上昇して、金属製芯金21とセラミックスリ
ーブ22が熱膨脹した場合にも、その拘束部において接
触応力が増大しないようにしている。すなわち芯金21
をセラミックスリーブ22の外側から拘束させることに
より、温度上昇とともに熱膨脹の大きな芯金21はセラ
ミックスリーブ22から離れる方向に動くため、セラミ
ックスリーブ22には外側から何等の干渉による応力は
生じないことになる。図4にセラミックスリーブ22の
先端部における保持構造を示す。
【0045】また、金属製芯金21には空気冷却孔30
から分岐された空気分岐孔31,32が設けられてい
る。一方の空気分岐孔31は、冷却空気の一部をセラミ
ックスリーブ22の内面側に案内して芯金21の翼有効
部21aの表面やセラミックスリーブ22の内面を冷却
して高温燃焼ガス中での羽根の使用を可能にさせる一
方、セラミックスリーブ22の合せ部からの燃焼ガスの
進入を防止し、逆に冷却空気をその空気圧により合せ部
の隙間から燃焼ガス中に流出させ、金属製芯金21の損
傷を防止している。
から分岐された空気分岐孔31,32が設けられてい
る。一方の空気分岐孔31は、冷却空気の一部をセラミ
ックスリーブ22の内面側に案内して芯金21の翼有効
部21aの表面やセラミックスリーブ22の内面を冷却
して高温燃焼ガス中での羽根の使用を可能にさせる一
方、セラミックスリーブ22の合せ部からの燃焼ガスの
進入を防止し、逆に冷却空気をその空気圧により合せ部
の隙間から燃焼ガス中に流出させ、金属製芯金21の損
傷を防止している。
【0046】また、リングガイド溝24に保持されたス
リーブ保持リング26をスプリング25のばね力で押圧
することにより、一定の圧力でスリーブ保持リング26
とセラミックスリーブ22が接触するようになってい
る。
リーブ保持リング26をスプリング25のばね力で押圧
することにより、一定の圧力でスリーブ保持リング26
とセラミックスリーブ22が接触するようになってい
る。
【0047】ガスタービン運転中には、スリーブ保持リ
ング26が設置されていたリングガイド溝24の下部に
設けられていた空気分岐孔32に冷却空気を流すことに
より、スリーブ保持リング26には回転による遠心力の
他に空気圧による力がセラミックスリーブ22を保持さ
せるように作用する。このためスリーブ保持リング26
によるセラミックスリーブ22の形状保持は確実にな
る。さらにこの空気はスリーブ保持リング26と芯金2
1の隙間から燃焼ガス中に流出することにより、セラミ
ックスリーブ22と接触して高温に加熱されるスリーブ
保持リング26を冷却することができる。
ング26が設置されていたリングガイド溝24の下部に
設けられていた空気分岐孔32に冷却空気を流すことに
より、スリーブ保持リング26には回転による遠心力の
他に空気圧による力がセラミックスリーブ22を保持さ
せるように作用する。このためスリーブ保持リング26
によるセラミックスリーブ22の形状保持は確実にな
る。さらにこの空気はスリーブ保持リング26と芯金2
1の隙間から燃焼ガス中に流出することにより、セラミ
ックスリーブ22と接触して高温に加熱されるスリーブ
保持リング26を冷却することができる。
【0048】このガスタービン動翼20は金属製芯金2
1とセラミックスリーブ22とを組み合せたもので、セ
ラミックスリーブ22を2分割構造とすることにより、
金属製芯金21を一体構造に成形することができる。芯
金21は一体で製作するため、拡散接合等で接合する必
要がなく、接合欠陥の全くない芯金21を使用して羽根
を製作することができ、羽根を使用する上での信頼性を
大幅に向上させることができる。
1とセラミックスリーブ22とを組み合せたもので、セ
ラミックスリーブ22を2分割構造とすることにより、
金属製芯金21を一体構造に成形することができる。芯
金21は一体で製作するため、拡散接合等で接合する必
要がなく、接合欠陥の全くない芯金21を使用して羽根
を製作することができ、羽根を使用する上での信頼性を
大幅に向上させることができる。
【0049】また接合方式の芯金21では、羽根の供用
中にセラミックスリーブ22が燃焼ガス中の異物の衝突
等によって一部が破損した場合には、羽根全体を新製交
換する必要があるが、本実施例ではセラミックスリーブ
のみを交換して、羽根を容易に再生することができる。
中にセラミックスリーブ22が燃焼ガス中の異物の衝突
等によって一部が破損した場合には、羽根全体を新製交
換する必要があるが、本実施例ではセラミックスリーブ
のみを交換して、羽根を容易に再生することができる。
【0050】この他の効果としてセラミックスリーブ2
2に作用する熱応力の軽減が上げられる。図6は一体型
のセラミックスリーブ34に作用する最大熱応力部35
を表示する図である。最大応力は羽根の前縁部と羽根の
中央部で生じている。この羽根中央部の最大応力部35
は本実施例では2分割したセラミックスリーブ22の合
せ部に相当し、最大応力部においてセラミックスリーブ
の微小変位が許容されるため、この部分に発生する熱応
力が低く抑えられる。セラミックスリーブ22には燃焼
ガスによる熱応力の他に翼頭部21dとの接触部におい
て芯金21との熱膨脹差によって生ずる応力も発生する
が、上記と同様の理由によりその応力も軽減される。
2に作用する熱応力の軽減が上げられる。図6は一体型
のセラミックスリーブ34に作用する最大熱応力部35
を表示する図である。最大応力は羽根の前縁部と羽根の
中央部で生じている。この羽根中央部の最大応力部35
は本実施例では2分割したセラミックスリーブ22の合
せ部に相当し、最大応力部においてセラミックスリーブ
の微小変位が許容されるため、この部分に発生する熱応
力が低く抑えられる。セラミックスリーブ22には燃焼
ガスによる熱応力の他に翼頭部21dとの接触部におい
て芯金21との熱膨脹差によって生ずる応力も発生する
が、上記と同様の理由によりその応力も軽減される。
【0051】さらに二次的効果として、冷却空気をセラ
ミックスリーブ22の内面およびスリーブ保持リング2
6の下部に流すことにより、燃焼ガスの羽根内部への進
入を防ぐとともに、セラミックスリーブ22、芯金21
およびスリーブ保持リング26の冷却が可能となるた
め、従来以上の高温の燃焼ガス中での使用が可能とな
り、ガスタービン効率をも向上できる。
ミックスリーブ22の内面およびスリーブ保持リング2
6の下部に流すことにより、燃焼ガスの羽根内部への進
入を防ぐとともに、セラミックスリーブ22、芯金21
およびスリーブ保持リング26の冷却が可能となるた
め、従来以上の高温の燃焼ガス中での使用が可能とな
り、ガスタービン効率をも向上できる。
【0052】図7および図8は本発明に係るガスタービ
ン動翼の他の実施例を示すものである。
ン動翼の他の実施例を示すものである。
【0053】このガスタービン動翼40はNi基耐熱超
合金等で形成された金属製芯金41とSi3 N4 あるい
はSiCなどのセラミックスリーブ42とを組み合せた
もので、セラミックスリーブ42は芯金41の翼有効部
41aを覆うように設けられる。金属製芯金41は翼有
効部41aと翼基部41b側の翼植込部41cと翼頭部
41dとから構成され、高温の燃焼ガスに晒されるおそ
れがある翼頭部41d、翼有効部41aおよび翼基部4
1bには耐熱コーティング44が施されている。耐熱コ
ーティング44は、Zr2 O3 セラミック等を溶射する
ことにより形成される。
合金等で形成された金属製芯金41とSi3 N4 あるい
はSiCなどのセラミックスリーブ42とを組み合せた
もので、セラミックスリーブ42は芯金41の翼有効部
41aを覆うように設けられる。金属製芯金41は翼有
効部41aと翼基部41b側の翼植込部41cと翼頭部
41dとから構成され、高温の燃焼ガスに晒されるおそ
れがある翼頭部41d、翼有効部41aおよび翼基部4
1bには耐熱コーティング44が施されている。耐熱コ
ーティング44は、Zr2 O3 セラミック等を溶射する
ことにより形成される。
【0054】金属製芯金41には翼植込部41cから翼
有効部41aを経て翼頭部41dから外部に開口する空
気冷却孔45が形成されており、この空気冷却孔45内
に冷却空気を通すことにより、金属製芯金41を内部か
ら冷却している。
有効部41aを経て翼頭部41dから外部に開口する空
気冷却孔45が形成されており、この空気冷却孔45内
に冷却空気を通すことにより、金属製芯金41を内部か
ら冷却している。
【0055】また、金属製芯金41の翼有効部41aを
覆うセラミックスリーブ42は、図8および図9に示す
ように翼後縁側にスリット46が形成される。スリット
46はセラミックスリーブ42の軸方向全体に亘って形
成され、羽根の翼周りを流れる燃焼ガスの流れや遠心力
に対する圧縮強度を妨げない位置に設けられる。
覆うセラミックスリーブ42は、図8および図9に示す
ように翼後縁側にスリット46が形成される。スリット
46はセラミックスリーブ42の軸方向全体に亘って形
成され、羽根の翼周りを流れる燃焼ガスの流れや遠心力
に対する圧縮強度を妨げない位置に設けられる。
【0056】セラミックスリーブ42は翼頂部側が金属
製芯金41の翼頭部41dに拘束保持され、翼根元側は
翼基部41bに非拘束状態で接触している。このため、
ガスタービン動翼40の起動時や運転時に高温燃焼ガス
がセラミックスリーブ42に作用すると、セラミックス
リーブ42は翼腹側と翼背側の温度分布や、金属とセラ
ミックとの熱膨脹差(熱伸び差)により生じる応力、セ
ラミックスリーブの翼形状に起因して、スリーブ後縁部
の曲率半径の小さな内面側上端部で最大になろうとする
が、この部分にスリット46が加工されているため、ス
リット部分での応力発生を防止できる。すなわち、セラ
ミックスリーブ42の後縁部に割れが生じるのを防止で
きる。
製芯金41の翼頭部41dに拘束保持され、翼根元側は
翼基部41bに非拘束状態で接触している。このため、
ガスタービン動翼40の起動時や運転時に高温燃焼ガス
がセラミックスリーブ42に作用すると、セラミックス
リーブ42は翼腹側と翼背側の温度分布や、金属とセラ
ミックとの熱膨脹差(熱伸び差)により生じる応力、セ
ラミックスリーブの翼形状に起因して、スリーブ後縁部
の曲率半径の小さな内面側上端部で最大になろうとする
が、この部分にスリット46が加工されているため、ス
リット部分での応力発生を防止できる。すなわち、セラ
ミックスリーブ42の後縁部に割れが生じるのを防止で
きる。
【0057】また、セラミックスリーブ42は、Si3
N4 あるいはSiCなど構造材料セラミックスで製造し
た例を示したが、セラミックスリーブ42Aは図10に
示すように、長繊維複合セラミックス製としてもよい。
この場合、セラミックスリーブ42AはSi3 N4 やS
iCなどのセラミック母材中に強化長繊維としてSiC長
繊維や炭素繊維などのセラミックス繊維48を複合させ
て構成される。
N4 あるいはSiCなど構造材料セラミックスで製造し
た例を示したが、セラミックスリーブ42Aは図10に
示すように、長繊維複合セラミックス製としてもよい。
この場合、セラミックスリーブ42AはSi3 N4 やS
iCなどのセラミック母材中に強化長繊維としてSiC長
繊維や炭素繊維などのセラミックス繊維48を複合させ
て構成される。
【0058】セラミックスリーブ42Aに配設される強
化長繊維48は、図10に示すようにスリーブ周方向に
配向(配設)される一方、この強化長繊維48はスリー
ブ軸方向にも配向される。しかし、セラミックスリーブ
42Aの翼後縁側では、強化長繊維48は翼腹側や翼背
側から翼後縁に延びるように一方向に配設され、この翼
後縁部分ではスリーブ周方向に強化長繊維が配向され
ず、スリーブ後縁側内面から翼後縁方向に強度的な弱化
領域を形成している。
化長繊維48は、図10に示すようにスリーブ周方向に
配向(配設)される一方、この強化長繊維48はスリー
ブ軸方向にも配向される。しかし、セラミックスリーブ
42Aの翼後縁側では、強化長繊維48は翼腹側や翼背
側から翼後縁に延びるように一方向に配設され、この翼
後縁部分ではスリーブ周方向に強化長繊維が配向され
ず、スリーブ後縁側内面から翼後縁方向に強度的な弱化
領域を形成している。
【0059】この長繊維複合セラミックス材料を用いた
セラミックスリーブ42Aを使用すると、セラミックス
リーブ42Aに生じる割れは、強化長繊維を横切る方向
よりも、強化長繊維と同じ方向に進展し易い。
セラミックスリーブ42Aを使用すると、セラミックス
リーブ42Aに生じる割れは、強化長繊維を横切る方向
よりも、強化長繊維と同じ方向に進展し易い。
【0060】図11は、図10に示す強化長繊維を使用
したセラミックスリーブ42Aに割れ(クラック)49
が発生した場合、この割れ49の進展方向を示したもの
である。熱応力などによりセラミックスリーブ42Aに
生じた割れ49は、強化長繊維の配向方向に従って一方
向にのみ進展し、この割れ49が最終的に貫通した後
は、スリット加工した場合と同様となり、この部分から
新たな割れが発生するおそれがない。
したセラミックスリーブ42Aに割れ(クラック)49
が発生した場合、この割れ49の進展方向を示したもの
である。熱応力などによりセラミックスリーブ42Aに
生じた割れ49は、強化長繊維の配向方向に従って一方
向にのみ進展し、この割れ49が最終的に貫通した後
は、スリット加工した場合と同様となり、この部分から
新たな割れが発生するおそれがない。
【0061】したがって、図10に示すセラミックスリ
ーブ42Aでは、割れ49が発生しても、割れの進展方
向を制御でき、最終的にはスリット加工した場合と同等
となり、割れ49がセラミックスリーブ42Aの流体的
機能や強度的機能を損うことがない。
ーブ42Aでは、割れ49が発生しても、割れの進展方
向を制御でき、最終的にはスリット加工した場合と同等
となり、割れ49がセラミックスリーブ42Aの流体的
機能や強度的機能を損うことがない。
【0062】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係るガスタ
ービン動翼においては、セラミックスリーブを翼前縁側
と翼後縁側とに2分割構造に構成し、このセラミックス
リーブを金属製芯金の翼有効部を覆うように脱着自在に
設けたので、金属製芯金は翼基部側の翼植込部から翼有
効部を経て翼頂部に亘って一体に製作することができ、
金属製芯金を一体成形してもセラミックスリーブを脱着
交換可能としたので、スリーブエレメントを交換する局
所的な交換で羽根の再生を容易に行なうことができる。
ービン動翼においては、セラミックスリーブを翼前縁側
と翼後縁側とに2分割構造に構成し、このセラミックス
リーブを金属製芯金の翼有効部を覆うように脱着自在に
設けたので、金属製芯金は翼基部側の翼植込部から翼有
効部を経て翼頂部に亘って一体に製作することができ、
金属製芯金を一体成形してもセラミックスリーブを脱着
交換可能としたので、スリーブエレメントを交換する局
所的な交換で羽根の再生を容易に行なうことができる。
【0063】また、セラミックスリーブは金属製芯金の
翼頭部側に形成したスリーブ係合溝と翼基部側に設けた
スリーブ保持リングとにより拘束して安定的に保持する
ことができる。
翼頭部側に形成したスリーブ係合溝と翼基部側に設けた
スリーブ保持リングとにより拘束して安定的に保持する
ことができる。
【0064】さらに、セラミックスリーブと金属製芯金
の翼有効部との間隙にリングガイド溝に冷却空気を案内
して芯金とセラミックスリーブ、スリーブ保持リングを
冷却するとともに、セラミックスリーブのスリーブ合せ
部から冷却空気を噴出させることにより、燃焼ガスが前
記間隙やリングガイド溝に侵入するのを防止してガスタ
ービン動翼の信頼性を向上させている。
の翼有効部との間隙にリングガイド溝に冷却空気を案内
して芯金とセラミックスリーブ、スリーブ保持リングを
冷却するとともに、セラミックスリーブのスリーブ合せ
部から冷却空気を噴出させることにより、燃焼ガスが前
記間隙やリングガイド溝に侵入するのを防止してガスタ
ービン動翼の信頼性を向上させている。
【0065】また、本発明に係るガスタービン動翼は、
金属製芯金とセラミックスリーブを組み合せたものにお
いて、上記セラミックスリーブに割れ(クラック)の発
生が予想される翼後縁部に軸方向に延びるスリットを入
れたので、この部分の応力発生を有効に防止することが
でき、割れ等の発生を防止して信頼性を向上させること
ができる。
金属製芯金とセラミックスリーブを組み合せたものにお
いて、上記セラミックスリーブに割れ(クラック)の発
生が予想される翼後縁部に軸方向に延びるスリットを入
れたので、この部分の応力発生を有効に防止することが
でき、割れ等の発生を防止して信頼性を向上させること
ができる。
【0066】さらに、セラミックスリーブを長繊維複合
セラミックスにより形成し、セラミックスリーブの翼後
縁部に強化長繊維を周方向に配向しないようにしたの
で、熱応力などにより、セラミックスリーブの後縁部内
面側を起点とする割れが生じても、この割れは流体的機
能や強度的機能を損わない一方向にのみ進展するので、
この後縁部分での熱応力の発生が回避され、新たな割れ
が生じないので、欠損や折損に発展することもなく、信
頼性の高いセラミックスリーブとして使用し続けること
ができる。
セラミックスにより形成し、セラミックスリーブの翼後
縁部に強化長繊維を周方向に配向しないようにしたの
で、熱応力などにより、セラミックスリーブの後縁部内
面側を起点とする割れが生じても、この割れは流体的機
能や強度的機能を損わない一方向にのみ進展するので、
この後縁部分での熱応力の発生が回避され、新たな割れ
が生じないので、欠損や折損に発展することもなく、信
頼性の高いセラミックスリーブとして使用し続けること
ができる。
【図1】本発明に係るガスタービン動翼の一実施例を示
す断面図。
す断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明に係るガスタービン動翼の構成例を示す
分解斜視図。
分解斜視図。
【図4】図1に示すガスタービン動翼の翼頂側を示す部
分断面図。
分断面図。
【図5】図1に示すガスタービン動翼に組み付けられる
セラミックスリーブの組付前後を示す部分断面図。
セラミックスリーブの組付前後を示す部分断面図。
【図6】一体型セラミックスリーブに生じる最大熱応力
部分を示す図。
部分を示す図。
【図7】本発明に係るガスタービン動翼の他の実施例を
示す縦断面図。
示す縦断面図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】図7のガスタービン動翼に組み付けられるセラ
ミックスリーブの斜視図。
ミックスリーブの斜視図。
【図10】セラミックスリーブの他の実施例を示す図。
【図11】図10に示したセラミックスリーブに発生す
る割れの進展方向を示す図。
る割れの進展方向を示す図。
【図12】一般的なガスタービンを示す断面図。
【図13】従来のガスタービン動翼を示す縦断面図。
【図14】図13のA−A線に沿う断面図。
【図15】従来のガスタービン動翼に組み付けられるセ
ラミックスリーブの斜視図。
ラミックスリーブの斜視図。
20,40 ガスタービン動翼 21,41 金属製芯金 21a,41a 翼有効部 21a,41a 翼基部 21c,41c 翼植込部 21d,41d 翼頭部 22,42 セラミックスリーブ 22a 翼前縁側スリーブエレメント 22b 翼後縁側スリーブエレメント 23 スリーブ係合溝 24 リングガイド溝 25 スプリング 26 スリーブ保持リング 28 段差 30,45 空気冷却孔 31,32 空気分岐孔 46 スリット 48 強化長繊維 49 割れ
Claims (5)
- 【請求項1】 金属製芯金の翼有効部を覆うようにセラ
ミックスリーブを配設したガスタービン動翼において、
前記セラミックスリーブは翼前縁側スリーブエレメント
と翼後縁側スリーブエレメントの2分割構造に構成し、
前記芯金の翼有効部に脱着可能に設けたことを特徴とす
るガスタービン動翼。 - 【請求項2】 芯金は翼頭部側にスリーブ係合溝を、翼
基部側にスリーブ保持リングをばね付勢状態で収容する
リングガイド溝をそれぞれ対向して設ける一方、セラミ
ックスリーブはその翼頭部側をスリーブ係合溝に、その
翼基部側をスリーブ保持リングにそれぞれ係合させて保
持した請求項1記載のガスタービン動翼。 - 【請求項3】 芯金には翼植込部から軸方向に延び、翼
頭部から外部に開口する冷却空気孔を形成する一方、こ
の冷却空気孔からセラミックスリーブと翼有効部との隙
間やリングガイド溝にそれぞれ開口する空気分岐孔をそ
れぞれ分岐させた請求項1記載のガスタービン動翼。 - 【請求項4】 金属製芯金の翼有効部を覆うようにセラ
ミックスリーブを配設したガスタービン動翼において、
前記セラミックスリーブの翼後縁部に軸方向に延びるス
リットを形成したことを特徴とするガスタービン動翼。 - 【請求項5】 セラミックスリーブはセラミック母材に
強化長繊維を複合させた長繊維複合セラミックスにより
形成され、前記セラミックスリーブの翼後縁部は、強化
長繊維を周方向に非配向とした請求項4記載のガスター
ビン動翼。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP13244192A JPH05321602A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | ガスタービン動翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13244192A JPH05321602A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | ガスタービン動翼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321602A true JPH05321602A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15081443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13244192A Pending JPH05321602A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | ガスタービン動翼 |
Country Status (1)
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