JPH05321719A - 内燃機関の燃料カット装置 - Google Patents
内燃機関の燃料カット装置Info
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- JPH05321719A JPH05321719A JP12603492A JP12603492A JPH05321719A JP H05321719 A JPH05321719 A JP H05321719A JP 12603492 A JP12603492 A JP 12603492A JP 12603492 A JP12603492 A JP 12603492A JP H05321719 A JPH05321719 A JP H05321719A
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- Japan
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- fuel
- speed
- engine
- deviation
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- Pending
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料カット後、エンジンストールや回転落込
みを生じることなく、できるだけ低いエンジン回転数で
燃料供給を再開すること。 【構成】 検出器33によりエンジン回転数の瞬時値N
を検出し、瞬時値Nから平滑化演算器35により平滑値
Nf を求め、平滑値Nf と瞬時値Nとの偏差DNを偏差
演算器36で求め、偏差DNが正の場合に設定器34に
設定した基本燃料復帰回転数Nbaseに偏差DNを補正器
37で加算することにより、減速度合に応じて連続的に
燃料復帰回転数Ninj を可変させ、吸気系の蓄圧効果に
よる吸気管内圧力の一次遅れ現象によるトルク不足を補
うに足りる最低限のエンジン回転数で燃料供給を再開す
る。
みを生じることなく、できるだけ低いエンジン回転数で
燃料供給を再開すること。 【構成】 検出器33によりエンジン回転数の瞬時値N
を検出し、瞬時値Nから平滑化演算器35により平滑値
Nf を求め、平滑値Nf と瞬時値Nとの偏差DNを偏差
演算器36で求め、偏差DNが正の場合に設定器34に
設定した基本燃料復帰回転数Nbaseに偏差DNを補正器
37で加算することにより、減速度合に応じて連続的に
燃料復帰回転数Ninj を可変させ、吸気系の蓄圧効果に
よる吸気管内圧力の一次遅れ現象によるトルク不足を補
うに足りる最低限のエンジン回転数で燃料供給を再開す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関(以下、エンジ
ンとも言う。)の燃料カット装置に関し、特に、吸気系
の蓄圧効果を考慮して適切な低いエンジン回転数で燃料
供給を再開するための改良に関する。
ンとも言う。)の燃料カット装置に関し、特に、吸気系
の蓄圧効果を考慮して適切な低いエンジン回転数で燃料
供給を再開するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】走行燃費の向上及び未燃ガスの排出抑制
の点で、車両の減速運転時に、エンジンへの燃料供給を
カットすることが極めて有効である。このため、減速運
転時にはなるべく低いエンジン回転数まで燃料カットを
持続させ、その後に燃料供給を再開することが望ましい
が、急減速時、例えばレーンシグ(空吹し)時、あるい
はコースト(スロットル全閉の急減速走行)中でのエン
ジンとトランスミッションとの切離し時には、通常の減
速時に比べて吸気系の蓄圧効果によりエンジンのストー
ルや回転落込みが発生し易いので、これを避けるため一
般には、アイドル回転数よりも十分高い固定値をエンジ
ン回転数が下まわった時点で、燃料供給を再開させてい
る。
の点で、車両の減速運転時に、エンジンへの燃料供給を
カットすることが極めて有効である。このため、減速運
転時にはなるべく低いエンジン回転数まで燃料カットを
持続させ、その後に燃料供給を再開することが望ましい
が、急減速時、例えばレーンシグ(空吹し)時、あるい
はコースト(スロットル全閉の急減速走行)中でのエン
ジンとトランスミッションとの切離し時には、通常の減
速時に比べて吸気系の蓄圧効果によりエンジンのストー
ルや回転落込みが発生し易いので、これを避けるため一
般には、アイドル回転数よりも十分高い固定値をエンジ
ン回転数が下まわった時点で、燃料供給を再開させてい
る。
【0003】これに対し、特公昭60−48623号公
報あるいは特公昭63−210215号公報には、燃料
供給を再開するエンジン回転数(以下、燃料復帰回転数
という。)として高低2つの固定値を設定しておき、エ
ンジン回転数の減速度合の大小をエンジン回転数を表わ
すアナログ電圧信号の微分値、あるいはクランク角パル
ス信号の周期の時間差から判定し、減速度合が小さい場
合は、低い方の燃料復帰回転数まで低下した時に燃料供
給を再開し、減速度合が大きい場合は、高い方の燃料復
帰回転まで低下した時に燃料供給を再開するという技術
が開示されている。これによれば、通常の減速時には燃
料カットの範囲が広がって未燃ガスの排出抑制と走行燃
費の向上を図ることができ、急減速時にはエンジンスト
ールや回転落込みを防止できる。
報あるいは特公昭63−210215号公報には、燃料
供給を再開するエンジン回転数(以下、燃料復帰回転数
という。)として高低2つの固定値を設定しておき、エ
ンジン回転数の減速度合の大小をエンジン回転数を表わ
すアナログ電圧信号の微分値、あるいはクランク角パル
ス信号の周期の時間差から判定し、減速度合が小さい場
合は、低い方の燃料復帰回転数まで低下した時に燃料供
給を再開し、減速度合が大きい場合は、高い方の燃料復
帰回転まで低下した時に燃料供給を再開するという技術
が開示されている。これによれば、通常の減速時には燃
料カットの範囲が広がって未燃ガスの排出抑制と走行燃
費の向上を図ることができ、急減速時にはエンジンスト
ールや回転落込みを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エンジン回転
数の微分値等の大小によって高低2つの燃料復帰回転数
を選択する技術では、当然ながら種々の減速度合には対
応しないから、燃料カット範囲の拡大に限界がある。例
えば、近年の車両ではエンジンに対する負荷デバイスの
種類、数量が増加しているので、負荷デバイスのオン/
オフ状況によって種々の負荷トルクが発生して減速度合
が種々異なるが、それぞれに最適な、即ち、回転落込み
が生じない範囲で最低限のエンジン回転数で燃料供給を
再開することはできない。
数の微分値等の大小によって高低2つの燃料復帰回転数
を選択する技術では、当然ながら種々の減速度合には対
応しないから、燃料カット範囲の拡大に限界がある。例
えば、近年の車両ではエンジンに対する負荷デバイスの
種類、数量が増加しているので、負荷デバイスのオン/
オフ状況によって種々の負荷トルクが発生して減速度合
が種々異なるが、それぞれに最適な、即ち、回転落込み
が生じない範囲で最低限のエンジン回転数で燃料供給を
再開することはできない。
【0005】この場合、エンジン回転数の微分値あるい
はクランク角パルスの周期差を用いて減速度合を細かに
区分し、それぞれに適した燃料復帰回転数を選択するこ
とも考えられるが、同じ微分値あるいは周期差でも、比
較的高回転から減速した場合と、比較的低回転から減速
した場合では、燃料供給再開後のエンジン回転の落込み
度合が異なってしまい、十分な対策とは言えない。これ
は、エンジン回転の落込みは燃料供給再開時点のエンジ
ントルクに左右され、このエンジントルクは吸気管内圧
力に左右されるが、この燃料供給再開時点の吸気管内圧
力は吸気系の蓄圧効果のため一次遅れ応答を示すので、
エンジン回転数の微分値やクランク角パルスの周期差と
単純には対応していないためである。
はクランク角パルスの周期差を用いて減速度合を細かに
区分し、それぞれに適した燃料復帰回転数を選択するこ
とも考えられるが、同じ微分値あるいは周期差でも、比
較的高回転から減速した場合と、比較的低回転から減速
した場合では、燃料供給再開後のエンジン回転の落込み
度合が異なってしまい、十分な対策とは言えない。これ
は、エンジン回転の落込みは燃料供給再開時点のエンジ
ントルクに左右され、このエンジントルクは吸気管内圧
力に左右されるが、この燃料供給再開時点の吸気管内圧
力は吸気系の蓄圧効果のため一次遅れ応答を示すので、
エンジン回転数の微分値やクランク角パルスの周期差と
単純には対応していないためである。
【0006】そこで本発明は、吸気系の蓄圧効果を考慮
して、種々の減速度合に応じて適切な低いエンジン回転
数で燃料供給を再開することができる内燃機関の燃料カ
ット装置を提供することを目的とする。
して、種々の減速度合に応じて適切な低いエンジン回転
数で燃料供給を再開することができる内燃機関の燃料カ
ット装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関の燃料
カット装置は、内燃機関の減速時に、燃料供給をカット
すると共に燃料復帰回転数まで低下したときに燃料供給
を再開する内燃機関の燃料カット装置において、基本的
な燃料復帰回転数を設定する設定手段と、内燃機関の回
転数の瞬時値を検出する検出手段と、瞬時値から回転数
の平滑値を求める平滑化手段と、平滑値に対する瞬時値
の偏差を求める手段と、偏差に応じて前記基本燃料復帰
回転数を補正して燃料復帰回転数とする補正手段とを具
備することを特徴とするものである。
カット装置は、内燃機関の減速時に、燃料供給をカット
すると共に燃料復帰回転数まで低下したときに燃料供給
を再開する内燃機関の燃料カット装置において、基本的
な燃料復帰回転数を設定する設定手段と、内燃機関の回
転数の瞬時値を検出する検出手段と、瞬時値から回転数
の平滑値を求める平滑化手段と、平滑値に対する瞬時値
の偏差を求める手段と、偏差に応じて前記基本燃料復帰
回転数を補正して燃料復帰回転数とする補正手段とを具
備することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】燃料カット時にはエンジンのスロットル弁が閉
じられ、臨界流が流れることになるが、エンジン回転数
の低下と吸気管内圧力の上昇との関係は、吸気管の容積
と気筒容積との関係(蓄圧効果)に依存して下記のよう
に異なる。 (1)吸気管容積が小さいエンジンの場合:吸気系の蓄
圧効果が殆どなく、スロットル弁が閉じて回転数が低下
すると、それに反比例して吸気管内圧力が急速に上昇す
る。従い、燃料供給再開時点でのエンジンのトルクが大
きく発生するので、回転数は落込むことなくアイドル回
転数に収束する。 (2)吸気管容積が大きいエンジンの場合:MPI(Mu
ti-Point Injection)方式のエンジンのように、サージ
タンクを有する等、吸気管容積が気筒容積の数倍に及ぶ
エンジンでは、吸気系の蓄圧効果が大きいため、スロッ
トル弁が閉じてエンジン回転数が低下しても、吸気管内
圧力の上昇が緩慢である。従って、燃料供給再開時点で
のエンジントルクはアイドル回転数を維持できるだけの
大きさを発生できず、回転落込みが生じ、更にその後の
回転数にふらつき現象(ハンチング)が生じる。
じられ、臨界流が流れることになるが、エンジン回転数
の低下と吸気管内圧力の上昇との関係は、吸気管の容積
と気筒容積との関係(蓄圧効果)に依存して下記のよう
に異なる。 (1)吸気管容積が小さいエンジンの場合:吸気系の蓄
圧効果が殆どなく、スロットル弁が閉じて回転数が低下
すると、それに反比例して吸気管内圧力が急速に上昇す
る。従い、燃料供給再開時点でのエンジンのトルクが大
きく発生するので、回転数は落込むことなくアイドル回
転数に収束する。 (2)吸気管容積が大きいエンジンの場合:MPI(Mu
ti-Point Injection)方式のエンジンのように、サージ
タンクを有する等、吸気管容積が気筒容積の数倍に及ぶ
エンジンでは、吸気系の蓄圧効果が大きいため、スロッ
トル弁が閉じてエンジン回転数が低下しても、吸気管内
圧力の上昇が緩慢である。従って、燃料供給再開時点で
のエンジントルクはアイドル回転数を維持できるだけの
大きさを発生できず、回転落込みが生じ、更にその後の
回転数にふらつき現象(ハンチング)が生じる。
【0009】そこで減速時に燃料カットをした場合、蓄
圧効果によるトルク不足が顕著に現われる場合ほど、燃
料復帰回転数を高くすれば、回転落込みやストールを抑
止でき、全体として見れば燃料カットの動作範囲が広が
る。
圧効果によるトルク不足が顕著に現われる場合ほど、燃
料復帰回転数を高くすれば、回転落込みやストールを抑
止でき、全体として見れば燃料カットの動作範囲が広が
る。
【0010】ところで、前述の如く吸気管内圧力の上昇
は蓄圧効果により遅れるから一次遅れ現象である。従っ
て、減速時のエンジン回転数の瞬時値とその平滑値との
偏差が吸気管内圧力の上昇不足、即ちトルク不足に相当
する。
は蓄圧効果により遅れるから一次遅れ現象である。従っ
て、減速時のエンジン回転数の瞬時値とその平滑値との
偏差が吸気管内圧力の上昇不足、即ちトルク不足に相当
する。
【0011】そこで、本発明の構成により、予め基本的
燃料復帰回転数を設定しておき、エンジン回転数の瞬時
値とその平滑値との偏差により補正して燃料復帰回転数
とすることにより、負荷デバイスの増加に伴いあらゆる
負荷トルクがかかっても、また高回転から減速しても、
低回転から減速しても、種々の減速度合に応じて連続的
に燃料復帰回転数が変化し、それぞれに最適な、即ち、
回転落込みを生じない最低限のエンジン回転数で燃料供
給を再開することができる。
燃料復帰回転数を設定しておき、エンジン回転数の瞬時
値とその平滑値との偏差により補正して燃料復帰回転数
とすることにより、負荷デバイスの増加に伴いあらゆる
負荷トルクがかかっても、また高回転から減速しても、
低回転から減速しても、種々の減速度合に応じて連続的
に燃料復帰回転数が変化し、それぞれに最適な、即ち、
回転落込みを生じない最低限のエンジン回転数で燃料供
給を再開することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6を参照
して説明する。
して説明する。
【0013】図1は本発明に係る内燃機関の燃料カット
装置を適用したMPIタイプの多気筒ガソリンエンジン
の制御系の概略構成を示す。まず、制御系全体の概略説
明をする。エンジン1の各気筒につながる吸気管(マニ
ホルド)2Aのそれぞれに、各吸気ポートに隣接して電
磁式燃料噴射弁3が配設されている。これら吸気管2A
にはサージタンク4を介して吸気管2Bの一端が接続さ
れ、吸気管2Bの他端にエアクリーナ5が取付けられて
大気に開放されている。吸気管2Bの途中にはスロット
ル弁6が配設され、各燃料噴射弁3にはフューエルポン
プから燃料通路7を通して一定圧の燃料が供給される。
8は燃圧レギュレータである。各燃料噴射弁3は電子制
御装置(ECU)9の出力側に電気的に接続され、この
電子制御装置9からの駆動信号により開弁及び閉弁され
て、所要量の燃料を各気筒へ噴射供給したり、燃料供給
をカットしたり、燃料供給を再開する。各気筒には点火
栓10が配設され、各点火栓10はディストリビュータ
11及びイグニッションコイル12を介して電子制御装
置9に接続されており、電子制御装置9により点火時期
が制御され、その駆動回路(図示省略)による一次コイ
ルの電流遮断により、各気筒の燃焼室中の混合気を点火
する。
装置を適用したMPIタイプの多気筒ガソリンエンジン
の制御系の概略構成を示す。まず、制御系全体の概略説
明をする。エンジン1の各気筒につながる吸気管(マニ
ホルド)2Aのそれぞれに、各吸気ポートに隣接して電
磁式燃料噴射弁3が配設されている。これら吸気管2A
にはサージタンク4を介して吸気管2Bの一端が接続さ
れ、吸気管2Bの他端にエアクリーナ5が取付けられて
大気に開放されている。吸気管2Bの途中にはスロット
ル弁6が配設され、各燃料噴射弁3にはフューエルポン
プから燃料通路7を通して一定圧の燃料が供給される。
8は燃圧レギュレータである。各燃料噴射弁3は電子制
御装置(ECU)9の出力側に電気的に接続され、この
電子制御装置9からの駆動信号により開弁及び閉弁され
て、所要量の燃料を各気筒へ噴射供給したり、燃料供給
をカットしたり、燃料供給を再開する。各気筒には点火
栓10が配設され、各点火栓10はディストリビュータ
11及びイグニッションコイル12を介して電子制御装
置9に接続されており、電子制御装置9により点火時期
が制御され、その駆動回路(図示省略)による一次コイ
ルの電流遮断により、各気筒の燃焼室中の混合気を点火
する。
【0014】電子制御装置9は図示しない中央演算装
置、記憶装置及び入出力装置等により構成され、記憶装
置には燃料供給のカット及び再開の実行の他、燃料供給
量、点火時期、アイドル回転制御の実行等の演算を行う
ための制御プログラム、種々のプログラム変数等が記憶
されている。
置、記憶装置及び入出力装置等により構成され、記憶装
置には燃料供給のカット及び再開の実行の他、燃料供給
量、点火時期、アイドル回転制御の実行等の演算を行う
ための制御プログラム、種々のプログラム変数等が記憶
されている。
【0015】電子制御装置9の入力側には、スロットル
弁6の全閉位置を検出するためのアイドルスイッチ1
3、上死点あるいはその少し前の所定のクランク角度位
置を検出する毎にパルス信号(以下、TDC信号とい
う。)を出力するクランク角センサ14、エンジンの冷
却水温WTを検出するための水温センサ15、パワース
テアリング装置やエアコン装置、ヘッドランプ等の負荷
機器の作動を検出するためのスイッチ群16の他、スロ
ットル弁6の弁開度を検出するためのスロットルセンサ
17、吸気管2Bの大気開放端に設けられた吸入空気量
に比例した信号を出力するエアフローセンサ18、吸入
空気温度Taを検出する吸気温センサ19、大気圧Pa
を検出する大気圧センサ20、特定の気筒例えば第1気
筒が所定のクランク角位置にあることを検出する気筒判
別センサ21等が運転状態検出のために接続されてい
る。
弁6の全閉位置を検出するためのアイドルスイッチ1
3、上死点あるいはその少し前の所定のクランク角度位
置を検出する毎にパルス信号(以下、TDC信号とい
う。)を出力するクランク角センサ14、エンジンの冷
却水温WTを検出するための水温センサ15、パワース
テアリング装置やエアコン装置、ヘッドランプ等の負荷
機器の作動を検出するためのスイッチ群16の他、スロ
ットル弁6の弁開度を検出するためのスロットルセンサ
17、吸気管2Bの大気開放端に設けられた吸入空気量
に比例した信号を出力するエアフローセンサ18、吸入
空気温度Taを検出する吸気温センサ19、大気圧Pa
を検出する大気圧センサ20、特定の気筒例えば第1気
筒が所定のクランク角位置にあることを検出する気筒判
別センサ21等が運転状態検出のために接続されてい
る。
【0016】なお、吸気管2Bにはスロットル弁6をバ
イパスするためのバイパス通路22が設けられており、
バイパス通路22にはアイドル回転制御のためにバイパ
ス弁(ISCバルブ)23が配設されている。バイパス
弁23は例えばステップモータ等のアクチュエータによ
り駆動されて弁開度を変化するものであり、電子制御装
置9からの駆動信号により弁開度が制御されて、バイパ
ス通路22を通してエンジン1に供給される補助空気量
を調整する。図1中、24は排気マニホルドであり、エ
ンジン1の各気筒の排気側にそれぞれ排気マニホルド2
4が接続されており、その大気側端に図示省略の排気管
が接続されている。
イパスするためのバイパス通路22が設けられており、
バイパス通路22にはアイドル回転制御のためにバイパ
ス弁(ISCバルブ)23が配設されている。バイパス
弁23は例えばステップモータ等のアクチュエータによ
り駆動されて弁開度を変化するものであり、電子制御装
置9からの駆動信号により弁開度が制御されて、バイパ
ス通路22を通してエンジン1に供給される補助空気量
を調整する。図1中、24は排気マニホルドであり、エ
ンジン1の各気筒の排気側にそれぞれ排気マニホルド2
4が接続されており、その大気側端に図示省略の排気管
が接続されている。
【0017】電子制御装置9は、上記各種センサ13〜
21の検出信号に基づき、減速時の燃料カット及び再開
の運転状態の他、アイドル運転状態、高負荷運転状態、
低負荷運転状態、O2 フィードバック制御運転状態等、
エンジン運転状態を検出し、検出した運転状態に応じた
燃料噴射量即ち、燃料噴射弁3の開弁時間Tinj を演算
し、演算値Tinj に応じた駆動信号を各燃料噴射弁3に
与えて開弁させ、所要の燃料量の各気筒への噴射供給及
びカットを行う。また、電子制御装置9はエンジン運転
状態に応じて点火時期の制御も行う。
21の検出信号に基づき、減速時の燃料カット及び再開
の運転状態の他、アイドル運転状態、高負荷運転状態、
低負荷運転状態、O2 フィードバック制御運転状態等、
エンジン運転状態を検出し、検出した運転状態に応じた
燃料噴射量即ち、燃料噴射弁3の開弁時間Tinj を演算
し、演算値Tinj に応じた駆動信号を各燃料噴射弁3に
与えて開弁させ、所要の燃料量の各気筒への噴射供給及
びカットを行う。また、電子制御装置9はエンジン運転
状態に応じて点火時期の制御も行う。
【0018】次に、図2を参照して燃料カット装置の一
実施例を説明する。図2において、30は燃料噴射弁用
駆動器、31は燃料カット及び再開の判定器、32は燃
料カット回転数Ncut の設定器、33はエンジン回転数
の瞬時値Nの検出器、34は基本燃料復帰回転数Nbase
の設定器、35はエンジン回転数の平滑値Nf を算出す
る平滑化演算器、36は瞬時値と平滑値との偏差DN
(=Nf −N)を算出する偏差演算器、37は基本燃料
復帰回転数Nbaseに対する補正器、38は基本点火時期
θbaseの設定器、39は点火時期の補正量演算器、40
は基本点火時期θ baseに対する補正器であり、これら各
機能器30〜40は電子制御装置9の中央演算装置、記
憶装置、入出力装置等により主としてソフトウェア的に
実現してある。
実施例を説明する。図2において、30は燃料噴射弁用
駆動器、31は燃料カット及び再開の判定器、32は燃
料カット回転数Ncut の設定器、33はエンジン回転数
の瞬時値Nの検出器、34は基本燃料復帰回転数Nbase
の設定器、35はエンジン回転数の平滑値Nf を算出す
る平滑化演算器、36は瞬時値と平滑値との偏差DN
(=Nf −N)を算出する偏差演算器、37は基本燃料
復帰回転数Nbaseに対する補正器、38は基本点火時期
θbaseの設定器、39は点火時期の補正量演算器、40
は基本点火時期θ baseに対する補正器であり、これら各
機能器30〜40は電子制御装置9の中央演算装置、記
憶装置、入出力装置等により主としてソフトウェア的に
実現してある。
【0019】図2に例示した燃料カット装置は基本的に
は燃料噴射弁用駆動器30と燃料カット及び再開の判定
器31とからなり、駆動器30は判定器31の判定結果
信号41が“1”の間は開弁時間の演算値Tinj に応じ
た駆動信号を各燃料噴射弁3−1〜3−nに与えて開弁
させるが、判定結果信号41が“0”の間は開弁時間の
演算値Tinj にかかわらず、駆動信号を止めて各燃料噴
射弁3−1〜3−nを閉弁させる。判定器31は減速状
態であることをアイドルスイッチ13が検出したこと
(スイッチオン)を条件に、エンジン回転数Nが燃料カ
ット回転数Ncutを下まわった後、エンジン回転数Nが
燃料復帰回転数Ninj に低下するまで判定結果信号41
を“0”にし、エンジン回転数Nが燃料復帰回転数N
inj を下まわったら判定結果信号41を“1”に戻す。
は燃料噴射弁用駆動器30と燃料カット及び再開の判定
器31とからなり、駆動器30は判定器31の判定結果
信号41が“1”の間は開弁時間の演算値Tinj に応じ
た駆動信号を各燃料噴射弁3−1〜3−nに与えて開弁
させるが、判定結果信号41が“0”の間は開弁時間の
演算値Tinj にかかわらず、駆動信号を止めて各燃料噴
射弁3−1〜3−nを閉弁させる。判定器31は減速状
態であることをアイドルスイッチ13が検出したこと
(スイッチオン)を条件に、エンジン回転数Nが燃料カ
ット回転数Ncutを下まわった後、エンジン回転数Nが
燃料復帰回転数Ninj に低下するまで判定結果信号41
を“0”にし、エンジン回転数Nが燃料復帰回転数N
inj を下まわったら判定結果信号41を“1”に戻す。
【0020】燃料カット回転数Ncut は設定器32に予
め設定されているが、本実施例では1つの固定値ではな
く、水温センサ15が検出したエンジン冷却水温WTに
応じて変化するようにしてある。そのため、設定器32
には図3に例示するような冷却水温WTと燃料カット回
転数Ncut との関係をマップにして記憶し、WTに応じ
てNcut を出力するようにしている。
め設定されているが、本実施例では1つの固定値ではな
く、水温センサ15が検出したエンジン冷却水温WTに
応じて変化するようにしてある。そのため、設定器32
には図3に例示するような冷却水温WTと燃料カット回
転数Ncut との関係をマップにして記憶し、WTに応じ
てNcut を出力するようにしている。
【0021】エンジン回転数Nは瞬時値であり、その検
出器34は本実施例では、クランク角センサ14がクラ
ンク角で特定角度毎にTDC信号を出力し、このTDC
信号のパルス発生間隔の逆数がエンジン回転数Nに比例
することから、図4(a)のステップS1,S2に示さ
れるように、一行程の点火割込みを利用して点火割込み
周期即ち、SGT周期で定数を割ることによりエンジン
回転数の瞬時値Nを検出している。
出器34は本実施例では、クランク角センサ14がクラ
ンク角で特定角度毎にTDC信号を出力し、このTDC
信号のパルス発生間隔の逆数がエンジン回転数Nに比例
することから、図4(a)のステップS1,S2に示さ
れるように、一行程の点火割込みを利用して点火割込み
周期即ち、SGT周期で定数を割ることによりエンジン
回転数の瞬時値Nを検出している。
【0022】燃料復帰回転数Ninj は、設定器34に設
定した基本燃料復帰回転数Nbaseを、各機能器35〜3
7によりエンジン回転数の平滑値Nf と瞬時値Nとの偏
差DN=Nf −Nに応じて補正することにより算出して
いる。但し、本実施例では、基本燃料復帰回転数Nbase
を1つの固定値とせず、水温センサ15が検出したエン
ジン冷却水温WTに応じて変化するようにしてある。そ
のため、設定器34には図3に例示するような冷却水温
WTと燃料復帰回転数Nbaseとの関係をマップにして記
憶し、WTに応じてNbaseを出力するようにしてある。
この基本燃料復帰回転数Nbaseは、例えば吸気系の蓄圧
効果がゼロに近い理想的な場合に回転落込みなく燃料供
給を再開できるようななるべく低い回転数としてある。
定した基本燃料復帰回転数Nbaseを、各機能器35〜3
7によりエンジン回転数の平滑値Nf と瞬時値Nとの偏
差DN=Nf −Nに応じて補正することにより算出して
いる。但し、本実施例では、基本燃料復帰回転数Nbase
を1つの固定値とせず、水温センサ15が検出したエン
ジン冷却水温WTに応じて変化するようにしてある。そ
のため、設定器34には図3に例示するような冷却水温
WTと燃料復帰回転数Nbaseとの関係をマップにして記
憶し、WTに応じてNbaseを出力するようにしてある。
この基本燃料復帰回転数Nbaseは、例えば吸気系の蓄圧
効果がゼロに近い理想的な場合に回転落込みなく燃料供
給を再開できるようななるべく低い回転数としてある。
【0023】平滑化演算器35は、下式(1)のフィル
タ処理により瞬時値Nから平滑値N f を算出する(図4
(a)のステップS3参照)。 Nf (n)=Kf ・Nf (n−1)+(1−Kf )・N …式(1) ここで、Kf :平滑化係数 Nf (n−1):前回算出した平滑値 Nf (n):今回算出した平滑値 但し、平滑化係数Kf は吸気系の蓄圧効果を十分考慮す
るために、その時定数、即ち吸気管内圧力の一次遅れ時
定数となるように、次式(2)により選定してある。 Kf =Vs /(Vs +Vc ) …式(2) ここで、Vs :吸気系容積 Vc :1気筒当りの排気量
タ処理により瞬時値Nから平滑値N f を算出する(図4
(a)のステップS3参照)。 Nf (n)=Kf ・Nf (n−1)+(1−Kf )・N …式(1) ここで、Kf :平滑化係数 Nf (n−1):前回算出した平滑値 Nf (n):今回算出した平滑値 但し、平滑化係数Kf は吸気系の蓄圧効果を十分考慮す
るために、その時定数、即ち吸気管内圧力の一次遅れ時
定数となるように、次式(2)により選定してある。 Kf =Vs /(Vs +Vc ) …式(2) ここで、Vs :吸気系容積 Vc :1気筒当りの排気量
【0024】偏差演算器36は、偏差DNを次式(3)
により算出する(図4(a)のステップS4参照)。 DN=Nf −N …式(3) なお、図4(a)に偏差計算に必要な処理のフローを示
すが、これは1行程の点火割込みを利用した割込演算と
し、割込毎に偏差DNを求めている。
により算出する(図4(a)のステップS4参照)。 DN=Nf −N …式(3) なお、図4(a)に偏差計算に必要な処理のフローを示
すが、これは1行程の点火割込みを利用した割込演算と
し、割込毎に偏差DNを求めている。
【0025】補正器37は、図4(b)の処理フローに
示すようにメインルーチン処理としてあり、燃料カット
を開始した時点で設定器34からエンジン冷却水温WT
に対応した基本燃料復帰回転数Nbaseを取込み(ステッ
プS5)、また、その時の偏差DNが正か否かを判定し
(ステップS6)、正であれば、次式(4)の加算によ
る補正演算を行って判定器31に燃料復帰回転数Ninj
を与える(ステップS7)。 Ninj =Nbase+DN …式(4) 偏差DNがゼロまたは負であれば、DNの加算は行わ
ず、基本燃料復帰回転数N baseをそのままNinj とする
(ステップS8)。
示すようにメインルーチン処理としてあり、燃料カット
を開始した時点で設定器34からエンジン冷却水温WT
に対応した基本燃料復帰回転数Nbaseを取込み(ステッ
プS5)、また、その時の偏差DNが正か否かを判定し
(ステップS6)、正であれば、次式(4)の加算によ
る補正演算を行って判定器31に燃料復帰回転数Ninj
を与える(ステップS7)。 Ninj =Nbase+DN …式(4) 偏差DNがゼロまたは負であれば、DNの加算は行わ
ず、基本燃料復帰回転数N baseをそのままNinj とする
(ステップS8)。
【0026】上記説明から判るように、エンジンの減速
運転時には、燃料復帰回転数Ninjが吸気管内圧力の一
次遅れと減速度合に応じて、蓄圧効果によるトルク不足
を補うに足りる最適な、即ちエンジンストールや回転落
込みが生じない最低限の回転数に連続的に変化する。こ
れによる効果の一例を、図5に示す実験結果により説明
する。この実験は、基本燃料復帰回転数を800rpm 、
アイドル回転数を600rpm にそれぞれ設定し、無負荷
時と、パワステON(負荷)時について、変速機がニュ
ートラルの状態で2000rpm から全閉減速した場合の
エンジン回転数と燃料量(Tinj )を時間経過とともに
表わしたものであり、実線は本発明の例を示し、破線は
従来例即ち、微分値が所定値以上の時に基本よりも一定
量だけ高い燃料復帰回転数に変更する例を示す。従来例
ではアイドル負荷の違いによる挙動の差が大きく、回転
落込みを回避するために高い回転数が必要であるから、
図5(a)のような無負荷時には最適タイミングよりも
早めに燃料供給が再開され、燃費的に若干不利にならざ
るを得ない。これに対し、本発明では、負荷の微妙な違
いによる減速度合の差にも対応できており、安定した挙
動が得られる。
運転時には、燃料復帰回転数Ninjが吸気管内圧力の一
次遅れと減速度合に応じて、蓄圧効果によるトルク不足
を補うに足りる最適な、即ちエンジンストールや回転落
込みが生じない最低限の回転数に連続的に変化する。こ
れによる効果の一例を、図5に示す実験結果により説明
する。この実験は、基本燃料復帰回転数を800rpm 、
アイドル回転数を600rpm にそれぞれ設定し、無負荷
時と、パワステON(負荷)時について、変速機がニュ
ートラルの状態で2000rpm から全閉減速した場合の
エンジン回転数と燃料量(Tinj )を時間経過とともに
表わしたものであり、実線は本発明の例を示し、破線は
従来例即ち、微分値が所定値以上の時に基本よりも一定
量だけ高い燃料復帰回転数に変更する例を示す。従来例
ではアイドル負荷の違いによる挙動の差が大きく、回転
落込みを回避するために高い回転数が必要であるから、
図5(a)のような無負荷時には最適タイミングよりも
早めに燃料供給が再開され、燃費的に若干不利にならざ
るを得ない。これに対し、本発明では、負荷の微妙な違
いによる減速度合の差にも対応できており、安定した挙
動が得られる。
【0027】本実施例では、更に、図2に示す如く基本
点火時期θbaseの設定器38、補正量演算器39及び補
正器40を用いて、点火時期も蓄圧効果によるトルク不
足分だけ進角補正して、トルク不足を補ってアイドル回
転の安定化を図っている。この点火時期補正を図2、図
6に基づいて説明する。設定器38にはエンジン回転数
Nと、一吸気行程に気筒に吸入される空気量A/Nとに
応じて設定される基本点火時期θbaseをマップにして記
憶しており、NとA/Nに応じてθbaseを出力する。補
正量演算器39は前述したエンジン回転数の平滑値Nf
と瞬時値Nとの偏差DNにアイドル安定化ゲインKID
を乗じて点火時期の補正量(=KID・DN)とする。
補正器40は図6に示すように、メインルーチン処理に
より、エンジン回転数N及び吸入空気量A/Nに応じた
基本点火時期θbaseを設定器38から取込み(ステップ
S10)、アイドル状態か否かを判定し(ステップS1
1)、アイドル状態であれば次式(5)の加算による進
角補正を行って、補正後の点火時期θadv で点火させる
(ステップS12)。 θadv =θbase+KID・DN …式(5) アイドル状態でなければ、補正量KID・DNの加算は
せず、基本点火時期θba seをそのまま点火時期θadv と
する。
点火時期θbaseの設定器38、補正量演算器39及び補
正器40を用いて、点火時期も蓄圧効果によるトルク不
足分だけ進角補正して、トルク不足を補ってアイドル回
転の安定化を図っている。この点火時期補正を図2、図
6に基づいて説明する。設定器38にはエンジン回転数
Nと、一吸気行程に気筒に吸入される空気量A/Nとに
応じて設定される基本点火時期θbaseをマップにして記
憶しており、NとA/Nに応じてθbaseを出力する。補
正量演算器39は前述したエンジン回転数の平滑値Nf
と瞬時値Nとの偏差DNにアイドル安定化ゲインKID
を乗じて点火時期の補正量(=KID・DN)とする。
補正器40は図6に示すように、メインルーチン処理に
より、エンジン回転数N及び吸入空気量A/Nに応じた
基本点火時期θbaseを設定器38から取込み(ステップ
S10)、アイドル状態か否かを判定し(ステップS1
1)、アイドル状態であれば次式(5)の加算による進
角補正を行って、補正後の点火時期θadv で点火させる
(ステップS12)。 θadv =θbase+KID・DN …式(5) アイドル状態でなければ、補正量KID・DNの加算は
せず、基本点火時期θba seをそのまま点火時期θadv と
する。
【0028】このように、燃料復帰回転数の連続的変化
という補正に加えて、点火時期を偏差DNに比例した量
だけ進角補正することにより、一層回転落込みの抑止及
び安定化ができる。また、点火時期の進角補正と燃料復
帰回転数の補正のパラメータに偏差DNを共用するの
で、少ないソフトウェア負担とマッチング工数により、
大きな効果が得られる。
という補正に加えて、点火時期を偏差DNに比例した量
だけ進角補正することにより、一層回転落込みの抑止及
び安定化ができる。また、点火時期の進角補正と燃料復
帰回転数の補正のパラメータに偏差DNを共用するの
で、少ないソフトウェア負担とマッチング工数により、
大きな効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン回転数の平滑
値と瞬時値との偏差に応じて基本燃料復帰回転数を補正
するので、エンジンストールや回転落込みを生じること
なく、吸気系の蓄圧効果によるトルク不足を補うに足る
低い回転数で燃料供給を再開できる。
値と瞬時値との偏差に応じて基本燃料復帰回転数を補正
するので、エンジンストールや回転落込みを生じること
なく、吸気系の蓄圧効果によるトルク不足を補うに足る
低い回転数で燃料供給を再開できる。
【図1】本発明装置を適用した内燃機関の制御系の概略
構成図。
構成図。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図3】基本燃料復帰回転数及び燃料カット回転数と冷
却水温との関係例を示す図。
却水温との関係例を示す図。
【図4】偏差計算及び燃料復帰回転数補正のフローを示
す図。
す図。
【図5】実験結果例を示す図。
【図6】点火時期補正のフローを示す図。
1 エンジン 2A 吸気管(マニホルド) 2B 吸気管 3,3−1〜3−n 燃料噴射弁 4 サージタンク 13 アイドルスイッチ 14 クランク角センサ 15 水温センサ 30 燃料噴射弁駆動器 31 判定器 32 燃料カット回転数の設定器 33 エンジン回転数瞬時値の検出器 34 基本燃料復帰回転数の設定器 35 平滑化演算器 36 偏差演算器 37 補正器 38 基本点火時期の設定器 39 補正量演算器 40 補正器
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の減速時に、燃料供給をカット
すると共に燃料復帰回転数まで低下したときに燃料供給
を再開する内燃機関の燃料カット装置において、基本的
な燃料復帰回転数を設定する設定手段と、内燃機関の回
転数の瞬時値を検出する検出手段と、瞬時値から回転数
の平滑値を求める平滑化手段と、平滑値に対する瞬時値
の偏差を求める手段と、偏差に応じて前記基本燃料復帰
回転数を補正して燃料復帰回転数とする補正手段とを具
備することを特徴とする内燃機関の燃料カット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12603492A JPH05321719A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 内燃機関の燃料カット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12603492A JPH05321719A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 内燃機関の燃料カット装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321719A true JPH05321719A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14925047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12603492A Pending JPH05321719A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 内燃機関の燃料カット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321719A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6692404B2 (en) | 2001-08-29 | 2004-02-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Engine control system and method for hybrid vehicle |
| JP2012067714A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料カット制御方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240945B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1990-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPH0454245A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Mitsubishi Motors Corp | エンジン制御装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP12603492A patent/JPH05321719A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240945B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1990-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPH0454245A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Mitsubishi Motors Corp | エンジン制御装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6692404B2 (en) | 2001-08-29 | 2004-02-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Engine control system and method for hybrid vehicle |
| JP2012067714A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の燃料カット制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981027 |