JPH05321865A - 電動式燃料ポンプ - Google Patents
電動式燃料ポンプInfo
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- JPH05321865A JPH05321865A JP12886992A JP12886992A JPH05321865A JP H05321865 A JPH05321865 A JP H05321865A JP 12886992 A JP12886992 A JP 12886992A JP 12886992 A JP12886992 A JP 12886992A JP H05321865 A JPH05321865 A JP H05321865A
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- JP
- Japan
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- fuel
- impeller
- pump
- fitting portion
- rotary shaft
- Prior art date
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アルコール燃料の使用や粗悪な燃料を長期間
に渡る使用をしても、インペラとポンプの回転軸との嵌
合部にデポジットが堆積することなく、インペラの回転
不良を発生させる恐れのない電動式燃料ポンプの提供。 【構成】 外周部に複数の翼を備えたインペラ73の内周
部を回転軸81に嵌合して回転させ、燃料を圧送する電動
式燃料ポンプ10において、ポンプ内にインペラ73の嵌合
部に強制的に燃料を供給する燃料強制送油手段として、
上側ボデー71aの内部にモータ部80側から回転軸とイン
ペラの嵌合部に向かう燃料通路12を設け、嵌合部におけ
る燃料の滞留を防止するように構成する。この結果、嵌
合部にアルコール燃料によって溶出した不純物のデポジ
ットが形成されなくなり、ポンプの回転不良が低減され
る。
に渡る使用をしても、インペラとポンプの回転軸との嵌
合部にデポジットが堆積することなく、インペラの回転
不良を発生させる恐れのない電動式燃料ポンプの提供。 【構成】 外周部に複数の翼を備えたインペラ73の内周
部を回転軸81に嵌合して回転させ、燃料を圧送する電動
式燃料ポンプ10において、ポンプ内にインペラ73の嵌合
部に強制的に燃料を供給する燃料強制送油手段として、
上側ボデー71aの内部にモータ部80側から回転軸とイン
ペラの嵌合部に向かう燃料通路12を設け、嵌合部におけ
る燃料の滞留を防止するように構成する。この結果、嵌
合部にアルコール燃料によって溶出した不純物のデポジ
ットが形成されなくなり、ポンプの回転不良が低減され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動式燃料ポンプに関
し、特に、ポンプの回転軸とインペラとを連結する部分
に燃料中のデポジットが溜まりにくい電動式燃料ポンプ
に関する。
し、特に、ポンプの回転軸とインペラとを連結する部分
に燃料中のデポジットが溜まりにくい電動式燃料ポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用の内燃機関の燃料システ
ム、特に、電子燃料噴射式の内燃機関の燃料システムで
は、インペラの回転により燃料を圧送してインジェクタ
に燃料を供給する電動ブラシレス燃料ポンプが使用され
ている(例えば、特開平1-313668 号公報や特開平2-2
15995 号公報参照)。
ム、特に、電子燃料噴射式の内燃機関の燃料システムで
は、インペラの回転により燃料を圧送してインジェクタ
に燃料を供給する電動ブラシレス燃料ポンプが使用され
ている(例えば、特開平1-313668 号公報や特開平2-2
15995 号公報参照)。
【0003】図6は従来の代表的な電動式燃料ポンプ6
0の構成を示す断面図である。燃料ポンプ60のケーシ
ング61の中にはモータ部80と電源端子62を介して
図示しない電源に接続されているコントローラ90があ
り、ケーシング61の下側にポンプ部70がある。モー
タ部80では、その回転軸81に取付部材82を介して
マグネット83が取り付けられており、ケーシング61
の内周部に設けられたコイル84にコントローラ90か
ら通電が行われることによって回転軸81が回転するよ
うになっている。
0の構成を示す断面図である。燃料ポンプ60のケーシ
ング61の中にはモータ部80と電源端子62を介して
図示しない電源に接続されているコントローラ90があ
り、ケーシング61の下側にポンプ部70がある。モー
タ部80では、その回転軸81に取付部材82を介して
マグネット83が取り付けられており、ケーシング61
の内周部に設けられたコイル84にコントローラ90か
ら通電が行われることによって回転軸81が回転するよ
うになっている。
【0004】この回転軸81はポンプ部70のポンプボ
デー71に取り付けられたベアリング72によってその
下端部が回転支持され、回転軸81の自由端はポンプ部
70内に挿入されている。ポンプ部70のポンプボデー
71は上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えてお
り、この上側ボデー71aと下側ボデー71bとの間に
回転軸81に嵌合された2枚のインペラ73がある。そ
して、各インペラ73の外側には環状のスペーサ74が
取り付けられ、2枚のインペラ73の間にはセンタプレ
ート75が設けられている。上側ホデー71aはケーシ
ング61の下端に取り付けられており、この上側ボデー
71aに、スペーサ74、センタプレート75、および
下側ホデー71bがねじ76によって取り付けられてい
る。
デー71に取り付けられたベアリング72によってその
下端部が回転支持され、回転軸81の自由端はポンプ部
70内に挿入されている。ポンプ部70のポンプボデー
71は上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えてお
り、この上側ボデー71aと下側ボデー71bとの間に
回転軸81に嵌合された2枚のインペラ73がある。そ
して、各インペラ73の外側には環状のスペーサ74が
取り付けられ、2枚のインペラ73の間にはセンタプレ
ート75が設けられている。上側ホデー71aはケーシ
ング61の下端に取り付けられており、この上側ボデー
71aに、スペーサ74、センタプレート75、および
下側ホデー71bがねじ76によって取り付けられてい
る。
【0005】従って、回転軸81の先端に取り付けられ
るインペラ73は、上側ボデー71a、スペーサ74、
センタプレート75、スペーサ74、および下側ホデー
71bにより構成される空間内に上側ボデー71aとセ
ンタプレート75、センタプレート75と下側ホデー7
1bにそれぞれ挟まれることにより、軸方向の位置決め
がなされる。スペーサ74の肉厚はインペラ73の肉厚
よりも僅かに厚く形成されているので、インペラ73の
上下面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側
ホデー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間に
よってインペラ73が回転できるようになっている。ま
た、回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間
が設定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能
なように構成されている。
るインペラ73は、上側ボデー71a、スペーサ74、
センタプレート75、スペーサ74、および下側ホデー
71bにより構成される空間内に上側ボデー71aとセ
ンタプレート75、センタプレート75と下側ホデー7
1bにそれぞれ挟まれることにより、軸方向の位置決め
がなされる。スペーサ74の肉厚はインペラ73の肉厚
よりも僅かに厚く形成されているので、インペラ73の
上下面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側
ホデー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間に
よってインペラ73が回転できるようになっている。ま
た、回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間
が設定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能
なように構成されている。
【0006】下側ボデー71bの所定箇所には燃料を吸
入する吸入口77が設けられており、インペラ73の回
転によってこの吸入口77から吸い上げられた燃料は、
後述する燃料通路を通って上側ホデー71aに設けられ
た吐出口78からモータ部80側に圧送されるようにな
っている。そして、モータ部80側に達した燃料はその
後にコントローラ90の脇を通ってケーシング61の上
部に設けられたカバー63に突設された圧送口64から
図示しないインジェクタに送られる。65は圧送口64
に設けられた逆止弁である。
入する吸入口77が設けられており、インペラ73の回
転によってこの吸入口77から吸い上げられた燃料は、
後述する燃料通路を通って上側ホデー71aに設けられ
た吐出口78からモータ部80側に圧送されるようにな
っている。そして、モータ部80側に達した燃料はその
後にコントローラ90の脇を通ってケーシング61の上
部に設けられたカバー63に突設された圧送口64から
図示しないインジェクタに送られる。65は圧送口64
に設けられた逆止弁である。
【0007】図7は図6のA−A線、B−B線、および
C−C線における底面図であり、インペラ73の形状、
スペーサ74、センタプレート75、および上側ボデー
71aの下面に設けられた燃料流路となる溝74m、7
5m、および71mの形状を示している。吸入口77か
らポンプ部70内に入った燃料は、インペラ73の回転
により、太い二点鎖線で示した流路を通ってモータ部8
0側に圧送される。
C−C線における底面図であり、インペラ73の形状、
スペーサ74、センタプレート75、および上側ボデー
71aの下面に設けられた燃料流路となる溝74m、7
5m、および71mの形状を示している。吸入口77か
らポンプ部70内に入った燃料は、インペラ73の回転
により、太い二点鎖線で示した流路を通ってモータ部8
0側に圧送される。
【0008】図8はインペラ73の外観を示すものであ
る。インペラ73の外周部には、外周部の肉厚を所定ピ
ッチでテーバを付して削ぎ落とすことによって形成され
た複数枚のフィン73aがある。また、インペラ73の
内周部にはボス73bが突設されており、このボス73
bには回転軸81と嵌合するためのD穴73cが穿設さ
れている。
る。インペラ73の外周部には、外周部の肉厚を所定ピ
ッチでテーバを付して削ぎ落とすことによって形成され
た複数枚のフィン73aがある。また、インペラ73の
内周部にはボス73bが突設されており、このボス73
bには回転軸81と嵌合するためのD穴73cが穿設さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
造の電動式燃料ポンプでは、このポンプをアルコール燃
料の圧送に使用した場合や粗悪な燃料を長期間に渡って
使用した場合に、燃料ポンプの作動不良が発生する恐れ
があった。これを図9を用いて説明する。アルコール燃
料を使用する内燃機関では、アルコールによる金属腐食
作用により、燃料系の金属部品、例えば、デリバリパイ
プ等が腐食し、その腐食生成物である金属成分や樹脂成
分が燃料中に混入することがある。また、粗悪燃料中に
は高分子成分等が含まれることがある。一方、図9に示
す回転軸81とインペラ73の嵌合部Kの近傍は、イン
ペラ73の周方向の回転速度が低いため、燃料の動きが
少ない。このため、この嵌合部Kに前述の金属成分、樹
脂成分や高分子成分等がデポジットを形成して堆積され
易い。このようにして、嵌合部Kにデポジットが堆積す
ると、インペラ73と回転軸81とが固着したり、イン
ペラ73と回転軸83とのなす角度が正常状態より傾く
ことになる。この結果、インペラ73の回転軸方向への
動きが規制され、インペラ73の上下とボンプボデーと
の接触や摺動抵抗が増大してインペラ73の回転不良が
発生するのである。
造の電動式燃料ポンプでは、このポンプをアルコール燃
料の圧送に使用した場合や粗悪な燃料を長期間に渡って
使用した場合に、燃料ポンプの作動不良が発生する恐れ
があった。これを図9を用いて説明する。アルコール燃
料を使用する内燃機関では、アルコールによる金属腐食
作用により、燃料系の金属部品、例えば、デリバリパイ
プ等が腐食し、その腐食生成物である金属成分や樹脂成
分が燃料中に混入することがある。また、粗悪燃料中に
は高分子成分等が含まれることがある。一方、図9に示
す回転軸81とインペラ73の嵌合部Kの近傍は、イン
ペラ73の周方向の回転速度が低いため、燃料の動きが
少ない。このため、この嵌合部Kに前述の金属成分、樹
脂成分や高分子成分等がデポジットを形成して堆積され
易い。このようにして、嵌合部Kにデポジットが堆積す
ると、インペラ73と回転軸81とが固着したり、イン
ペラ73と回転軸83とのなす角度が正常状態より傾く
ことになる。この結果、インペラ73の回転軸方向への
動きが規制され、インペラ73の上下とボンプボデーと
の接触や摺動抵抗が増大してインペラ73の回転不良が
発生するのである。
【0010】そこで、本発明は、前記従来の電動式燃料
ポンプにおける課題を解消し、アルコール燃料の使用や
粗悪な燃料を長期間に渡って使用しても、インペラとポ
ンプの回転軸との嵌合部にデポジットが堆積することな
く、インペラの回転不良を発生させる恐れのない電動式
燃料ポンプを提供することを目的とする。
ポンプにおける課題を解消し、アルコール燃料の使用や
粗悪な燃料を長期間に渡って使用しても、インペラとポ
ンプの回転軸との嵌合部にデポジットが堆積することな
く、インペラの回転不良を発生させる恐れのない電動式
燃料ポンプを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、外周部に複数の翼を備えたインペラの内周部を回
転軸に嵌合して回転させ、燃料を圧送する電動式燃料ポ
ンプにおいて、前記ポンプ内に前記インペラの嵌合部に
強制的に燃料を供給する燃料強制送油手段を設け、前記
嵌合部における燃料の滞留を防止したことを特徴として
いる。
明は、外周部に複数の翼を備えたインペラの内周部を回
転軸に嵌合して回転させ、燃料を圧送する電動式燃料ポ
ンプにおいて、前記ポンプ内に前記インペラの嵌合部に
強制的に燃料を供給する燃料強制送油手段を設け、前記
嵌合部における燃料の滞留を防止したことを特徴として
いる。
【0012】
【作用】本発明の電動式燃料ポンプによれば、外周部に
複数の翼を備えたインペラの内周部を回転軸に嵌合して
回転させ、燃料を圧送する電動式燃料ポンプにおいて、
回転軸、或いはインペラが回転すると、燃料強制送油手
段により、インペラの嵌合部に強制的に燃料が供給さ
れ、嵌合部における燃料の滞留が防止される。この結
果、嵌合部におけるデポジットの堆積が防止される。
複数の翼を備えたインペラの内周部を回転軸に嵌合して
回転させ、燃料を圧送する電動式燃料ポンプにおいて、
回転軸、或いはインペラが回転すると、燃料強制送油手
段により、インペラの嵌合部に強制的に燃料が供給さ
れ、嵌合部における燃料の滞留が防止される。この結
果、嵌合部におけるデポジットの堆積が防止される。
【0013】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明するが、図6に示した従来の電動式燃料ポンプと
同じ構成部材については、同じ符号を付して説明する。
図1は本発明の第1の実施例における電動式燃料ポンプ
10の構成を示す断面図である。燃料ポンプ10のケー
シング61の中にはモータ部80と電源端子62を介し
て図示しない電源に接続されているコントローラ90が
あり、ケーシング61の下側にポンプ部70がある。モ
ータ部80では、その回転軸81に取付部材82を介し
てマグネット83が取り付けられており、ケーシング6
1の内周部に設けられたコイル84にコントローラ90
から通電が行われることによって回転軸81が回転する
ようになっている。
に説明するが、図6に示した従来の電動式燃料ポンプと
同じ構成部材については、同じ符号を付して説明する。
図1は本発明の第1の実施例における電動式燃料ポンプ
10の構成を示す断面図である。燃料ポンプ10のケー
シング61の中にはモータ部80と電源端子62を介し
て図示しない電源に接続されているコントローラ90が
あり、ケーシング61の下側にポンプ部70がある。モ
ータ部80では、その回転軸81に取付部材82を介し
てマグネット83が取り付けられており、ケーシング6
1の内周部に設けられたコイル84にコントローラ90
から通電が行われることによって回転軸81が回転する
ようになっている。
【0014】この回転軸81はポンプ部70のポンプボ
デー71に取り付けられたベアリング72によってその
下端部が回転支持され、回転軸81の自由端はポンプ部
70内に挿入されている。ポンプ部70のポンプボデー
71は上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えてお
り、この上側ボデー71aと下側ボデー71bとの間に
回転軸81に嵌合された2枚のインペラ73がある。そ
して、各インペラ73の外側には環状のスペーサ74が
取り付けられ、2枚のインペラ73の間にはセンタプレ
ート75が設けられている。上側ホデー71aはケーシ
ング61の下端に取り付けられており、この上側ボデー
71aに、スペーサ74、センタプレート75、および
下側ホデー71bがねじ76によって取り付けられてい
る。
デー71に取り付けられたベアリング72によってその
下端部が回転支持され、回転軸81の自由端はポンプ部
70内に挿入されている。ポンプ部70のポンプボデー
71は上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えてお
り、この上側ボデー71aと下側ボデー71bとの間に
回転軸81に嵌合された2枚のインペラ73がある。そ
して、各インペラ73の外側には環状のスペーサ74が
取り付けられ、2枚のインペラ73の間にはセンタプレ
ート75が設けられている。上側ホデー71aはケーシ
ング61の下端に取り付けられており、この上側ボデー
71aに、スペーサ74、センタプレート75、および
下側ホデー71bがねじ76によって取り付けられてい
る。
【0015】従って、回転軸81の先端に取り付けられ
るインペラ73は、上側ボデー71a、スペーサ74、
センタプレート75、スペーサ74、および下側ホデー
71bにより構成される空間内に上側ボデー71aとセ
ンタプレート75、センタプレート75と下側ホデー7
1bにそれぞれ挟まれることにより、軸方向の位置決め
がなされる。スペーサ74の肉厚はインペラ73の肉厚
よりも僅かに厚く形成されているので、インペラ73の
上下面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側
ホデー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間に
よってインペラ73が回転できるようになっている。ま
た、回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間
が設定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能
なように構成されている。
るインペラ73は、上側ボデー71a、スペーサ74、
センタプレート75、スペーサ74、および下側ホデー
71bにより構成される空間内に上側ボデー71aとセ
ンタプレート75、センタプレート75と下側ホデー7
1bにそれぞれ挟まれることにより、軸方向の位置決め
がなされる。スペーサ74の肉厚はインペラ73の肉厚
よりも僅かに厚く形成されているので、インペラ73の
上下面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側
ホデー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間に
よってインペラ73が回転できるようになっている。ま
た、回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間
が設定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能
なように構成されている。
【0016】下側ボデー71bの所定箇所には燃料を吸
入する吸入口77が設けられており、インペラ73の回
転によってこの吸入口77から吸い上げられた燃料は、
上側ホデー71aに設けられた吐出口78からモータ部
80側に圧送されるようになっている。そして、モータ
部80側に達した燃料はその後にコントローラ90の脇
を通ってケーシング61の上部に設けられたカバー63
に突設された圧送口64から図示しないインジェクタに
送られる。65は吐出口78内に設けられた逆止弁であ
る。
入する吸入口77が設けられており、インペラ73の回
転によってこの吸入口77から吸い上げられた燃料は、
上側ホデー71aに設けられた吐出口78からモータ部
80側に圧送されるようになっている。そして、モータ
部80側に達した燃料はその後にコントローラ90の脇
を通ってケーシング61の上部に設けられたカバー63
に突設された圧送口64から図示しないインジェクタに
送られる。65は吐出口78内に設けられた逆止弁であ
る。
【0017】この第1の実施例では、上側ボデー71a
に設けられた吐出口78にも逆止弁11が設けられてい
る。そして、上側ボデー71aの内部に、モータ部80
側から回転軸81とインペラ73の嵌合部に向かう燃料
通路12が設けられている。従って、この第1の実施例
では、ポンプ10の作動時にインペラ73によって加圧
された燃料が逆止弁11を通ってポンプ10の内部へ供
給されるが、ポンプ10内部の燃料の圧力、即ち、モー
タ部80側の燃料の圧力は、燃料圧送口64に設けられ
た逆止弁65の働きによりインペラ73側の燃料の圧力
よりも高い。よって、モータ部80側の燃料は燃料通路
12を通って回転軸81とインペラ73の嵌合部に流れ
る。この燃料はインペラ73とポンプボデー71、或い
はインペラ73とセンタプレート75の隙間を通って再
びインペラ73のフィンで加圧され、モータ部80側に
還流する。
に設けられた吐出口78にも逆止弁11が設けられてい
る。そして、上側ボデー71aの内部に、モータ部80
側から回転軸81とインペラ73の嵌合部に向かう燃料
通路12が設けられている。従って、この第1の実施例
では、ポンプ10の作動時にインペラ73によって加圧
された燃料が逆止弁11を通ってポンプ10の内部へ供
給されるが、ポンプ10内部の燃料の圧力、即ち、モー
タ部80側の燃料の圧力は、燃料圧送口64に設けられ
た逆止弁65の働きによりインペラ73側の燃料の圧力
よりも高い。よって、モータ部80側の燃料は燃料通路
12を通って回転軸81とインペラ73の嵌合部に流れ
る。この燃料はインペラ73とポンプボデー71、或い
はインペラ73とセンタプレート75の隙間を通って再
びインペラ73のフィンで加圧され、モータ部80側に
還流する。
【0018】このように、ポンプ10の作動時に従来流
れの少なかった回転軸81とインペラ73の嵌合部に強
制的に燃料が流れるようになるので、嵌合部に燃料中の
不純物が付着しにくく、ポンプ10の作動不良が発生し
にくい。更に、この第1の実施例の電動式燃料ポンプ1
0では、ポンプ10が停止された後、加圧されたポンプ
内部の燃料が逆止弁11によって遮断される代わりに、
燃料通路12を通って回転軸81とインペラ73の嵌合
部に流れ、インペラ73とポンプボデー71、或いはイ
ンペラ73とセンタプレート75の隙間を通って燃料吸
入口77から図示しない燃料タンク側へ戻される。そし
て、この流れによって燃料中の不純物が回転軸81とイ
ンペラ73の嵌合部への付着が防止され、付着物による
ポンプの作動不良が防止される。
れの少なかった回転軸81とインペラ73の嵌合部に強
制的に燃料が流れるようになるので、嵌合部に燃料中の
不純物が付着しにくく、ポンプ10の作動不良が発生し
にくい。更に、この第1の実施例の電動式燃料ポンプ1
0では、ポンプ10が停止された後、加圧されたポンプ
内部の燃料が逆止弁11によって遮断される代わりに、
燃料通路12を通って回転軸81とインペラ73の嵌合
部に流れ、インペラ73とポンプボデー71、或いはイ
ンペラ73とセンタプレート75の隙間を通って燃料吸
入口77から図示しない燃料タンク側へ戻される。そし
て、この流れによって燃料中の不純物が回転軸81とイ
ンペラ73の嵌合部への付着が防止され、付着物による
ポンプの作動不良が防止される。
【0019】図2は本発明の第2の実施例における電動
式燃料ポンプ20の構成を示すものであり、(a) は電動
式燃料ポンプ20のポンプ部70の部分のみを示すも
の、(b) は(a) におけるX−X線における底面を示すも
のである。回転軸81はポンプ部70のポンプボデー7
1に取り付けられたベアリング72によってその下端部
が回転支持され、回転軸81の自由端はポンプ部70内
に挿入されている。ポンプ部70のポンプボデー71は
上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えており、こ
の上側ボデー71aと下側ボデー71bとの間に回転軸
81に嵌合された2枚のインペラ73がある。そして、
各インペラ73の外側には環状のスペーサ74が取り付
けられ、2枚のインペラ73の間にはセンタプレート7
5が設けられている。
式燃料ポンプ20の構成を示すものであり、(a) は電動
式燃料ポンプ20のポンプ部70の部分のみを示すも
の、(b) は(a) におけるX−X線における底面を示すも
のである。回転軸81はポンプ部70のポンプボデー7
1に取り付けられたベアリング72によってその下端部
が回転支持され、回転軸81の自由端はポンプ部70内
に挿入されている。ポンプ部70のポンプボデー71は
上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えており、こ
の上側ボデー71aと下側ボデー71bとの間に回転軸
81に嵌合された2枚のインペラ73がある。そして、
各インペラ73の外側には環状のスペーサ74が取り付
けられ、2枚のインペラ73の間にはセンタプレート7
5が設けられている。
【0020】上側ホデー71aはケーシング61の下端
に取り付けられており、この上側ボデー71aに、スペ
ーサ74、センタプレート75、および下側ホデー71
bがねじ76によって取り付けられている。前述の実施
例同様に、インペラ73の上下面と上側ボデー71a、
スペーサ74、或いは下側ホデー71bとの間には僅か
な隙間があり、この隙間によってインペラ73が回転で
きるようになっている。また、回転軸81とインペラ7
3の嵌合部にも適正な隙間が設定され、インペラ73が
回転軸81方向へ移動可能なように構成されている。
に取り付けられており、この上側ボデー71aに、スペ
ーサ74、センタプレート75、および下側ホデー71
bがねじ76によって取り付けられている。前述の実施
例同様に、インペラ73の上下面と上側ボデー71a、
スペーサ74、或いは下側ホデー71bとの間には僅か
な隙間があり、この隙間によってインペラ73が回転で
きるようになっている。また、回転軸81とインペラ7
3の嵌合部にも適正な隙間が設定され、インペラ73が
回転軸81方向へ移動可能なように構成されている。
【0021】下側ボデー71bの所定箇所には燃料を吸
入する吸入口77が設けられており、インペラ73の回
転によってこの吸入口77から吸い上げられた燃料は、
上側ホデー71aに設けられた吐出口78からモータ部
80側に圧送されるようになっている。この第2の実施
例では、回転軸81の先端部に凹部が設けられると共
に、下側ボデー71bの中央部にこの凹部の中に挿入さ
れてこれを軸支する突起21が設けられている。そし
て、ポンプ内の燃料溜まりから上側ボデー71aの内
部、スペーサ74、センタプレート75、および下側ボ
デー71bを通り、突起21の先端部に達する燃料通路
22が設けられている。また、回転軸81の先端側の内
部には、この燃料通路22に接続する縦穴23と、この
縦穴23から2枚のインペラ73との嵌合部に達する横
穴24が設けられている。
入する吸入口77が設けられており、インペラ73の回
転によってこの吸入口77から吸い上げられた燃料は、
上側ホデー71aに設けられた吐出口78からモータ部
80側に圧送されるようになっている。この第2の実施
例では、回転軸81の先端部に凹部が設けられると共
に、下側ボデー71bの中央部にこの凹部の中に挿入さ
れてこれを軸支する突起21が設けられている。そし
て、ポンプ内の燃料溜まりから上側ボデー71aの内
部、スペーサ74、センタプレート75、および下側ボ
デー71bを通り、突起21の先端部に達する燃料通路
22が設けられている。また、回転軸81の先端側の内
部には、この燃料通路22に接続する縦穴23と、この
縦穴23から2枚のインペラ73との嵌合部に達する横
穴24が設けられている。
【0022】なお、この実施例では、回転軸81とイン
ペラ73との嵌合部分に2つの平行面があるので、横穴
24はこの平行面上に開口しているが、(c) に示すよう
に、回転軸81とインペラ73との嵌合がD穴を介して
行われる場合は、横穴24は平面と曲面の上のそれぞれ
開口させるようにすれば良い。従って、この第2の実施
例では、ポンプ20の作動時にインペラ73によって加
圧された燃料が吐出口78を通ってポンプ20の内部へ
供給される。そして、ポンプ20内部の燃料の圧力、即
ち、モータ部80側の燃料の圧力は、燃料圧送口64に
設けられた逆止弁65の働きによりインペラ73側の燃
料の圧力よりも高いので、モータ部80側の燃料は燃料
通路22、縦穴23、および横穴24を通って回転軸8
1とインペラ73の嵌合部に流れる。この燃料はインペ
ラ73とポンプボデー71、或いはインペラ73とセン
タプレート75の隙間を通って再びインペラ73のフィ
ンで加圧され、モータ部80側に還流する。
ペラ73との嵌合部分に2つの平行面があるので、横穴
24はこの平行面上に開口しているが、(c) に示すよう
に、回転軸81とインペラ73との嵌合がD穴を介して
行われる場合は、横穴24は平面と曲面の上のそれぞれ
開口させるようにすれば良い。従って、この第2の実施
例では、ポンプ20の作動時にインペラ73によって加
圧された燃料が吐出口78を通ってポンプ20の内部へ
供給される。そして、ポンプ20内部の燃料の圧力、即
ち、モータ部80側の燃料の圧力は、燃料圧送口64に
設けられた逆止弁65の働きによりインペラ73側の燃
料の圧力よりも高いので、モータ部80側の燃料は燃料
通路22、縦穴23、および横穴24を通って回転軸8
1とインペラ73の嵌合部に流れる。この燃料はインペ
ラ73とポンプボデー71、或いはインペラ73とセン
タプレート75の隙間を通って再びインペラ73のフィ
ンで加圧され、モータ部80側に還流する。
【0023】このように、ポンプ20の作動時に従来流
れの少なかった回転軸81とインペラ73の嵌合部に強
制的に燃料が流れるようになるので、嵌合部に燃料中の
不純物が付着しにくく、ポンプ10の作動不良が発生し
にくい。なお、第1の実施例と同様に、上側ボデー71
aに設けられた吐出口78にも逆止弁を設ければ、ポン
プ20が停止された後も加圧されたポンプ内部の燃料が
燃料通路12を通って回転軸81とインペラ73の嵌合
部に流れ、この流れによって燃料中の不純物が回転軸8
1とインペラ73の嵌合部への付着が防止され、付着物
によるポンプの作動不良が防止される。
れの少なかった回転軸81とインペラ73の嵌合部に強
制的に燃料が流れるようになるので、嵌合部に燃料中の
不純物が付着しにくく、ポンプ10の作動不良が発生し
にくい。なお、第1の実施例と同様に、上側ボデー71
aに設けられた吐出口78にも逆止弁を設ければ、ポン
プ20が停止された後も加圧されたポンプ内部の燃料が
燃料通路12を通って回転軸81とインペラ73の嵌合
部に流れ、この流れによって燃料中の不純物が回転軸8
1とインペラ73の嵌合部への付着が防止され、付着物
によるポンプの作動不良が防止される。
【0024】図3は本発明の第3の実施例における電動
式燃料ポンプ30の構成を部分的に示すものであり、基
本的な構成は図6に示した従来の電動式燃料ポンプ10
と同じである。従って、図において70はポンプ部、7
1は上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えたポン
プボデー、72はベアリング、73は回転軸81に嵌合
された2枚のインペラ、74はスペーサ、75はセンタ
プレート、76はねじ、77は燃料の吸入口である。
式燃料ポンプ30の構成を部分的に示すものであり、基
本的な構成は図6に示した従来の電動式燃料ポンプ10
と同じである。従って、図において70はポンプ部、7
1は上側ボデー71aと下側ボデー71bを備えたポン
プボデー、72はベアリング、73は回転軸81に嵌合
された2枚のインペラ、74はスペーサ、75はセンタ
プレート、76はねじ、77は燃料の吸入口である。
【0025】前述の実施例同様に、インペラ73の上下
面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側ホデ
ー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間によっ
てインペラ73が回転できるようになっている。また、
回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間が設
定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能なよ
うに構成されている。そして、インペラ73の回転によ
って吸入口77から吸い上げられた燃料は、上側ホデー
71aに設けられた吐出口78からモータ部80側に圧
送されるようになっている。
面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側ホデ
ー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間によっ
てインペラ73が回転できるようになっている。また、
回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間が設
定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能なよ
うに構成されている。そして、インペラ73の回転によ
って吸入口77から吸い上げられた燃料は、上側ホデー
71aに設けられた吐出口78からモータ部80側に圧
送されるようになっている。
【0026】この第3の実施例では、回転軸81の先端
部の内部に縦穴31が設けられていると共に、この縦穴
31から2枚のインペラ73との嵌合部に達する横穴3
2が設けられている。そして、縦穴31の内周部には回
転軸81の回転によって燃料溜まり34内の燃料が吸い
上げられる方向にらせん溝33が設けられている。この
結果、回転軸81の回転により、燃料溜まり34内の燃
料が縦穴31内を上昇し、横穴32から回転軸81とイ
ンペラ73との嵌合部に吐出される。この燃料の流れに
より、嵌合部に燃料が供給されて流れ出るため、この部
位におけるデポジットの形成、堆積が防止され、インペ
ラ73の各部の隙間が適正に保持される。
部の内部に縦穴31が設けられていると共に、この縦穴
31から2枚のインペラ73との嵌合部に達する横穴3
2が設けられている。そして、縦穴31の内周部には回
転軸81の回転によって燃料溜まり34内の燃料が吸い
上げられる方向にらせん溝33が設けられている。この
結果、回転軸81の回転により、燃料溜まり34内の燃
料が縦穴31内を上昇し、横穴32から回転軸81とイ
ンペラ73との嵌合部に吐出される。この燃料の流れに
より、嵌合部に燃料が供給されて流れ出るため、この部
位におけるデポジットの形成、堆積が防止され、インペ
ラ73の各部の隙間が適正に保持される。
【0027】なお、横穴32の嵌合部への開口場所は特
に限定されるものではない。図4は本発明の第4の実施
例における電動式燃料ポンプ40の構成を部分的に示す
ものであり、基本的な構成は図6に示した従来の電動式
燃料ポンプ10と同じである。従って、図4(a) におい
て70はポンプ部、71は上側ボデー71aと下側ボデ
ー71bを備えたポンプボデー、72はベアリング、7
3は回転軸81に嵌合された2枚のインペラ、74はス
ペーサ、75はセンタプレート、76はねじ、77は燃
料の吸入口である。
に限定されるものではない。図4は本発明の第4の実施
例における電動式燃料ポンプ40の構成を部分的に示す
ものであり、基本的な構成は図6に示した従来の電動式
燃料ポンプ10と同じである。従って、図4(a) におい
て70はポンプ部、71は上側ボデー71aと下側ボデ
ー71bを備えたポンプボデー、72はベアリング、7
3は回転軸81に嵌合された2枚のインペラ、74はス
ペーサ、75はセンタプレート、76はねじ、77は燃
料の吸入口である。
【0028】前述の実施例同様に、インペラ73の上下
面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側ホデ
ー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間によっ
てインペラ73が回転できるようになっている。また、
回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間が設
定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能なよ
うに構成されている。そして、インペラ73の回転によ
って吸入口77から吸い上げられた燃料は、上側ホデー
71aに設けられた吐出口78からモータ部80側に圧
送されるようになっている。
面と上側ボデー71a、スペーサ74、或いは下側ホデ
ー71bとの間には僅かな隙間があり、この隙間によっ
てインペラ73が回転できるようになっている。また、
回転軸81とインペラ73の嵌合部にも適正な隙間が設
定され、インペラ73が回転軸81方向へ移動可能なよ
うに構成されている。そして、インペラ73の回転によ
って吸入口77から吸い上げられた燃料は、上側ホデー
71aに設けられた吐出口78からモータ部80側に圧
送されるようになっている。
【0029】この第4の実施例では、第1の実施例と同
様に、上側ボデー71aの内部に、モータ部80側から
回転軸81とインペラ73の嵌合部に向かう燃料通路4
1が設けられていると共に、回転軸81のインペラ73
との嵌合部を含む先端部には、ナイロンなどのアルコー
ル燃料によって膨潤する材料によって作られたカラー4
2が、回転軸81の外周面と面一になるように取り付け
られている。そして、カラー42の外周面には上端から
下端まで連続する縦溝44が燃料通路として複数本形成
されている。
様に、上側ボデー71aの内部に、モータ部80側から
回転軸81とインペラ73の嵌合部に向かう燃料通路4
1が設けられていると共に、回転軸81のインペラ73
との嵌合部を含む先端部には、ナイロンなどのアルコー
ル燃料によって膨潤する材料によって作られたカラー4
2が、回転軸81の外周面と面一になるように取り付け
られている。そして、カラー42の外周面には上端から
下端まで連続する縦溝44が燃料通路として複数本形成
されている。
【0030】このカラー42は、例えば、図4(b) に示
すように、回転軸81の先端部を断面視D状にカットし
ておき、カラー42側にD穴43を設けて隙間なく固着
すれば良い。そして、カラー42に嵌合させるインペラ
73の内径は、カラー42の外径よりも僅かに大きくし
ておき、製作時の組み付け性を良くする。この第4の実
施例では、ポンプ10の作動時にインペラ73によって
加圧された燃料が吐出口78を通ってポンプ10の内部
へ供給される。ポンプ10内部の燃料の圧力、即ち、モ
ータ部80側の燃料の圧力は、燃料圧送口64に設けら
れた逆止弁65の働きによりインペラ73側の燃料の圧
力よりも高いので、モータ部80側の燃料は燃料通路4
1を通って回転軸81とインペラ73の嵌合部に流れ
る。この燃料はインペラ73とポンプボデー71、或い
はインペラ73とセンタプレート75の隙間を通って再
びインペラ73のフィンで加圧され、モータ部80側に
還流する。
すように、回転軸81の先端部を断面視D状にカットし
ておき、カラー42側にD穴43を設けて隙間なく固着
すれば良い。そして、カラー42に嵌合させるインペラ
73の内径は、カラー42の外径よりも僅かに大きくし
ておき、製作時の組み付け性を良くする。この第4の実
施例では、ポンプ10の作動時にインペラ73によって
加圧された燃料が吐出口78を通ってポンプ10の内部
へ供給される。ポンプ10内部の燃料の圧力、即ち、モ
ータ部80側の燃料の圧力は、燃料圧送口64に設けら
れた逆止弁65の働きによりインペラ73側の燃料の圧
力よりも高いので、モータ部80側の燃料は燃料通路4
1を通って回転軸81とインペラ73の嵌合部に流れ
る。この燃料はインペラ73とポンプボデー71、或い
はインペラ73とセンタプレート75の隙間を通って再
びインペラ73のフィンで加圧され、モータ部80側に
還流する。
【0031】アルコール燃料の使用時には、以上のよう
にしてアルコール燃料がカラー42とインペラ73との
嵌合部を流れるので、速やかにカラー42が膨潤し、組
み付け時に存在した隙間が消失する。この結果、嵌合部
へのアルコール燃料によって溶出した成分の堆積が防止
される。図5は第4の実施例で使用したカラー42の別
の実施例の形状を示すものである。この実施例では、ナ
イロン等のアルコール燃料により膨潤する材料で作られ
たカラー42の外周面が四方から削り取られ、外周面に
断面視円弧状の凹部45が設けられている。このカラー
42にもD穴43を設けておき、回転軸81の先端部を
断面視D状にカットして両者を隙間なく固着すれば良
い。そして、この凹部45により、カラー42と回転軸
81の製作時の組み付け性も良いものとなる。
にしてアルコール燃料がカラー42とインペラ73との
嵌合部を流れるので、速やかにカラー42が膨潤し、組
み付け時に存在した隙間が消失する。この結果、嵌合部
へのアルコール燃料によって溶出した成分の堆積が防止
される。図5は第4の実施例で使用したカラー42の別
の実施例の形状を示すものである。この実施例では、ナ
イロン等のアルコール燃料により膨潤する材料で作られ
たカラー42の外周面が四方から削り取られ、外周面に
断面視円弧状の凹部45が設けられている。このカラー
42にもD穴43を設けておき、回転軸81の先端部を
断面視D状にカットして両者を隙間なく固着すれば良
い。そして、この凹部45により、カラー42と回転軸
81の製作時の組み付け性も良いものとなる。
【0032】この実施例でもアルコール燃料の使用時に
は、アルコール燃料がカラー42とインペラ73との嵌
合部を流れるので、速やかにカラー42が膨潤し、組み
付け時に存在した隙間が消失する。この結果、嵌合部へ
のアルコール燃料によって溶出した成分の堆積が防止さ
れる。なお、この第4の実施例では、万が一、インペラ
73とセンタプレート75、或いはポンプボデー71と
の摺動抵抗が増大しても、回転軸81の先端部が膨潤に
よって変形する樹脂で出来ているため、なじみによって
使用過程で摺動抵抗が低下する。
は、アルコール燃料がカラー42とインペラ73との嵌
合部を流れるので、速やかにカラー42が膨潤し、組み
付け時に存在した隙間が消失する。この結果、嵌合部へ
のアルコール燃料によって溶出した成分の堆積が防止さ
れる。なお、この第4の実施例では、万が一、インペラ
73とセンタプレート75、或いはポンプボデー71と
の摺動抵抗が増大しても、回転軸81の先端部が膨潤に
よって変形する樹脂で出来ているため、なじみによって
使用過程で摺動抵抗が低下する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インペラの嵌合部に強制的に燃料が供給されて嵌合部に
おける燃料の滞留が防止されるので、嵌合部におけるデ
ポジットの堆積が防止されてポンプに回転不良が発生し
にくいという効果がある。
インペラの嵌合部に強制的に燃料が供給されて嵌合部に
おける燃料の滞留が防止されるので、嵌合部におけるデ
ポジットの堆積が防止されてポンプに回転不良が発生し
にくいという効果がある。
【図1】本発明の電動式燃料ポンプの第1の実施例の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】(a) は本発明の電動式燃料ポンプの第2の実施
例の構成を示す部分断面図であり、(b) は(a) のX−X
線における矢視図であり、(c) は回転軸に設ける横穴の
別の実施例を示す部分断面図である。
例の構成を示す部分断面図であり、(b) は(a) のX−X
線における矢視図であり、(c) は回転軸に設ける横穴の
別の実施例を示す部分断面図である。
【図3】本発明の電動式燃料ポンプの第3の実施例の構
成を示す部分断面図である。
成を示す部分断面図である。
【図4】(a) は本発明の電動式燃料ポンプの第4の実施
例の構成を示す部分断面図であり、(b) は(a) のインペ
ラ嵌合部の構成を示す組立斜視図である。
例の構成を示す部分断面図であり、(b) は(a) のインペ
ラ嵌合部の構成を示す組立斜視図である。
【図5】図4のカラーの別の実施例の構成を示す組立斜
視図である。
視図である。
【図6】従来の電動式燃料ポンプの構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】図6のA−A部、B−B部、及びC−C部の矢
視図を用いて、燃料の流れる経路を示す説明図である。
視図を用いて、燃料の流れる経路を示す説明図である。
【図8】図6の電動式燃料ポンプに使用されるインペラ
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図9】図6の電動式燃料ポンプにおける問題点を説明
する図である。
する図である。
10…第1の実施例の電動式燃料ポンプ 11…逆止弁 12,22,41…燃料通路 20…第2の実施例の電動式燃料ポンプ 21…突起 23,31…縦穴 24,32…横穴 30…第3の実施例の電動式燃料ポンプ 33…らせん溝 34…燃料溜まり 40…第3の実施例の電動式燃料ポンプ 42…カラー 43…D穴 44…縦溝 61…ケーシング 62…電源端子 70…ポンプ部 71…ポンプボデー 72…ベアリング 73…インペラ 74…スペーサ 75…センタプレート 76…ねじ 77…吸入口 78…吐出口 80…モータ部 81…回転軸 82…取付部材 83…マグネット 84…コイル 90…コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 外周部に複数の翼を備えたインペラの内
周部を回転軸に嵌合して回転させ、燃料を圧送する電動
式燃料ポンプにおいて、前記ポンプ内に前記インペラの
嵌合部に強制的に燃料を供給する燃料強制送油手段を設
け、前記嵌合部における燃料の滞留を防止したことを特
徴とする電動式燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12886992A JPH05321865A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 電動式燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12886992A JPH05321865A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 電動式燃料ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321865A true JPH05321865A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14995376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12886992A Pending JPH05321865A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 電動式燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321865A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101296269B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2013-08-14 | 현담산업 주식회사 | 차량용 bldc 연료펌프 제조방법 |
| WO2015064037A1 (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプ |
| US10041501B2 (en) | 2016-04-13 | 2018-08-07 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Vortex pump and fuel vapor treatment device comprising the vortex pump |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP12886992A patent/JPH05321865A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101296269B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2013-08-14 | 현담산업 주식회사 | 차량용 bldc 연료펌프 제조방법 |
| WO2015064037A1 (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプ |
| US10041501B2 (en) | 2016-04-13 | 2018-08-07 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Vortex pump and fuel vapor treatment device comprising the vortex pump |
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