JPH05321977A - ゴンドラにおける横揺れ制振方法 - Google Patents
ゴンドラにおける横揺れ制振方法Info
- Publication number
- JPH05321977A JPH05321977A JP4126298A JP12629892A JPH05321977A JP H05321977 A JPH05321977 A JP H05321977A JP 4126298 A JP4126298 A JP 4126298A JP 12629892 A JP12629892 A JP 12629892A JP H05321977 A JPH05321977 A JP H05321977A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gondola
- damping
- vibration
- steel rope
- axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ゴンドラに発生する横揺れを効果的に制振する
ことを目的とする。 【構成】ロープウェイが、所定の2点間に鋼索1が張架
され、その鋼索1の所定位置Aから、ゴンドラ2の一部
である牽引部2aを介してゴンドラ本体2bが懸垂され
て構成されている。上記ゴンドラ本体2bは、箱形状を
した客車用の吊り籠であって、図5に示すように、天井
部上面の4隅側の4箇所に、上記牽引部2a下部の4つ
に分岐した足部を一体的に固定し、もってゴンドラ2を
構成している。上記ゴンドラ本体2bの天井部上面には
制振用ジャイロ装置Jが2基取り付けられている。そし
て、側方からの風等でゴンドラ2が揺れると、ゴンドラ
の振れ方向とは反対方向の制振モーメントを上記制振用
ジャイロ装置Jが発生する。
ことを目的とする。 【構成】ロープウェイが、所定の2点間に鋼索1が張架
され、その鋼索1の所定位置Aから、ゴンドラ2の一部
である牽引部2aを介してゴンドラ本体2bが懸垂され
て構成されている。上記ゴンドラ本体2bは、箱形状を
した客車用の吊り籠であって、図5に示すように、天井
部上面の4隅側の4箇所に、上記牽引部2a下部の4つ
に分岐した足部を一体的に固定し、もってゴンドラ2を
構成している。上記ゴンドラ本体2bの天井部上面には
制振用ジャイロ装置Jが2基取り付けられている。そし
て、側方からの風等でゴンドラ2が揺れると、ゴンドラ
の振れ方向とは反対方向の制振モーメントを上記制振用
ジャイロ装置Jが発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロープウェイ等におけ
る鋼索から懸垂されるゴンドラや、建築物の外壁等の清
掃や塗装等の作業のために建築物の上部からロープで懸
垂されるゴンドラ等、上方から懸垂されているゴンドラ
に対する、風等によって発生する横揺れを抑制する横揺
れ制振方法に関する。
る鋼索から懸垂されるゴンドラや、建築物の外壁等の清
掃や塗装等の作業のために建築物の上部からロープで懸
垂されるゴンドラ等、上方から懸垂されているゴンドラ
に対する、風等によって発生する横揺れを抑制する横揺
れ制振方法に関する。
【0002】
【従来の技術】懸垂されている吊り籠や荷台等のゴンド
ラは、風を原因とする横揺れに弱く、従来にあっては、
ゴンドラに所定以上の横揺れが発生したら,その場で操
業を一旦中止して横揺れが収まるのを待つしかなかっ
た。なお、塗装作業等のために建築物の上部から懸垂さ
れて外壁面に沿って昇降するゴンドラにあっては、従
来、例えばゴンドラに対して,外壁に向かって横方向へ
突設した固定装置を設け、その固定装置の先端部に備え
られている吸着パッドを壁に吸着することで懸垂されて
いるゴンドラの横揺れを防止していた。
ラは、風を原因とする横揺れに弱く、従来にあっては、
ゴンドラに所定以上の横揺れが発生したら,その場で操
業を一旦中止して横揺れが収まるのを待つしかなかっ
た。なお、塗装作業等のために建築物の上部から懸垂さ
れて外壁面に沿って昇降するゴンドラにあっては、従
来、例えばゴンドラに対して,外壁に向かって横方向へ
突設した固定装置を設け、その固定装置の先端部に備え
られている吸着パッドを壁に吸着することで懸垂されて
いるゴンドラの横揺れを防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のゴ
ンドラにあっては、横風が強いときにはゴンドラを操業
することができず、また、使用中に突風等が吹くとゴン
ドラが大きく横揺れして危険であるという問題がある。
また、上記従来の横揺れ防止の固定装置では、ロープウ
ェイにおけるゴンドラには適用できないと共に、ゴンド
ラを移動するためには吸着パッドの吸着を一旦解除する
必要があるのでゴンドラ移動中の安定性が確保されず、
ゴンドラを連続して昇降させることができないという問
題がある。
ンドラにあっては、横風が強いときにはゴンドラを操業
することができず、また、使用中に突風等が吹くとゴン
ドラが大きく横揺れして危険であるという問題がある。
また、上記従来の横揺れ防止の固定装置では、ロープウ
ェイにおけるゴンドラには適用できないと共に、ゴンド
ラを移動するためには吸着パッドの吸着を一旦解除する
必要があるのでゴンドラ移動中の安定性が確保されず、
ゴンドラを連続して昇降させることができないという問
題がある。
【0004】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、ゴンドラに発生する横揺れを効果的に
制振することを目的としている。
なされたもので、ゴンドラに発生する横揺れを効果的に
制振することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明のゴンドラにおける横揺れ制振方法
は、ロープウェイ等における鋼索から懸垂される吊り籠
や、建築物の壁等に沿ってワイヤロープなどで懸垂され
る荷台若しくは足場等であるゴンドラに対して、高速回
転する回転体の回転軸をフレームが軸支し、そのフレー
ムを,上記回転軸に直交し且つ水平な支持軸の周りに回
転可能に支持してなる制振用ジャイロ装置を設置し、上
記回転体に支持軸周りの歳差運動を生じさせ、その歳差
運動の角速度に比例して発生する制振モーメントによっ
てゴンドラに発生した横揺れを相殺することを特徴とし
ている。
するために、本発明のゴンドラにおける横揺れ制振方法
は、ロープウェイ等における鋼索から懸垂される吊り籠
や、建築物の壁等に沿ってワイヤロープなどで懸垂され
る荷台若しくは足場等であるゴンドラに対して、高速回
転する回転体の回転軸をフレームが軸支し、そのフレー
ムを,上記回転軸に直交し且つ水平な支持軸の周りに回
転可能に支持してなる制振用ジャイロ装置を設置し、上
記回転体に支持軸周りの歳差運動を生じさせ、その歳差
運動の角速度に比例して発生する制振モーメントによっ
てゴンドラに発生した横揺れを相殺することを特徴とし
ている。
【0006】上記制振用ジャイロ装置は、例えばゴンド
ラの天井部や床下部等へ水平に設置するとよい。
ラの天井部や床下部等へ水平に設置するとよい。
【0007】
【作用】制振用ジャイロ装置の支持軸の方向をX軸とす
ると、X軸方向から入力される横風等による外力によっ
て,ゴンドラならびに回転体に所定の角速度での横振れ
が生じると、横振れの角速度ベクトルと直交する方向,
即ちY軸方向(X軸周り)に所定のモーメントが発生す
る。このモーメントによって、回転体に対してX軸周
り,即ち支持軸周りに所定の角速度の回転動(歳差運
動)を生じて、その角速度と直交する方向,即ちY軸周
りに、上記角速度に比例した制振モーメントが発生し上
記ゴンドラに入力される。
ると、X軸方向から入力される横風等による外力によっ
て,ゴンドラならびに回転体に所定の角速度での横振れ
が生じると、横振れの角速度ベクトルと直交する方向,
即ちY軸方向(X軸周り)に所定のモーメントが発生す
る。このモーメントによって、回転体に対してX軸周
り,即ち支持軸周りに所定の角速度の回転動(歳差運
動)を生じて、その角速度と直交する方向,即ちY軸周
りに、上記角速度に比例した制振モーメントが発生し上
記ゴンドラに入力される。
【0008】この制振モーメントMは、ゴンドラに対し
て鉛直方向の力(偶力)としてその時点での横振れとは
逆方向に作用し、その時点でゴンドラに生じている横振
れを低減する。この制振モーメントは、横揺れによって
ゴンドラに対して正逆繰り返される横振れに追従して発
生し、もってゴンドラに入力した横揺れを低減する。
て鉛直方向の力(偶力)としてその時点での横振れとは
逆方向に作用し、その時点でゴンドラに生じている横振
れを低減する。この制振モーメントは、横揺れによって
ゴンドラに対して正逆繰り返される横振れに追従して発
生し、もってゴンドラに入力した横揺れを低減する。
【0009】なお、この制振モーメントMは下記式で表
される。 M=Ω・I・ω ここで、Ω :回転体の支持軸周りの角速度 I :回転体の回転軸周りの質量回転慣性モーメント ω :回転体の回転角速度 である。
される。 M=Ω・I・ω ここで、Ω :回転体の支持軸周りの角速度 I :回転体の回転軸周りの質量回転慣性モーメント ω :回転体の回転角速度 である。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例では、ロープウェイで使用されるゴンドラにお
ける横揺れを制振する場合の一例で説明する。ロープウ
ェイは、所定の2点間に鋼索1が張架され、その鋼索1
の所定位置Aから、図1及び図2に示すように、ゴンド
ラ2の一部である牽引部2aを介してゴンドラ本体2b
が懸垂されて構成されている。
本実施例では、ロープウェイで使用されるゴンドラにお
ける横揺れを制振する場合の一例で説明する。ロープウ
ェイは、所定の2点間に鋼索1が張架され、その鋼索1
の所定位置Aから、図1及び図2に示すように、ゴンド
ラ2の一部である牽引部2aを介してゴンドラ本体2b
が懸垂されて構成されている。
【0011】上記ゴンドラ本体2bは、箱形状をした客
車用の吊り籠であって、図5に示すように、天井部上面
の4隅側の4箇所に、上記牽引部2a下部の4つに分岐
した足部を一体的に固定し、もってゴンドラ2を構成し
ている。また、上記ゴンドラ本体2bの天井部上面には
制振用ジャイロ装置Jが2基取り付けられている。
車用の吊り籠であって、図5に示すように、天井部上面
の4隅側の4箇所に、上記牽引部2a下部の4つに分岐
した足部を一体的に固定し、もってゴンドラ2を構成し
ている。また、上記ゴンドラ本体2bの天井部上面には
制振用ジャイロ装置Jが2基取り付けられている。
【0012】その各制振用ジャイロ装置Jは、図3及び
図4に示すように、外周部分が内周部分よりも肉厚に成
形された円盤形状の回転体3が、回転軸4を上下に向け
た状態で配設され、その回転軸4の上下両端側が、それ
ぞれ偏平な紡錘円形上のフレーム5の中心軸上の上部及
び下部に回転自在に軸支されている。そのフレーム5の
外周側方には、回転体3の回転軸4と直交し且つ水平な
支持軸方向の両端部側に、一対の支持ビーム6がそれぞ
れ支持軸X方向に延びて設けられている。この支持ビー
ム6は、それぞれ天井部に固定された支持台7に回転可
能に支持され、もって回転体3はフレーム5及び支持ビ
ーム6を介して支持軸X周りに回転可能になっている。
図4に示すように、外周部分が内周部分よりも肉厚に成
形された円盤形状の回転体3が、回転軸4を上下に向け
た状態で配設され、その回転軸4の上下両端側が、それ
ぞれ偏平な紡錘円形上のフレーム5の中心軸上の上部及
び下部に回転自在に軸支されている。そのフレーム5の
外周側方には、回転体3の回転軸4と直交し且つ水平な
支持軸方向の両端部側に、一対の支持ビーム6がそれぞ
れ支持軸X方向に延びて設けられている。この支持ビー
ム6は、それぞれ天井部に固定された支持台7に回転可
能に支持され、もって回転体3はフレーム5及び支持ビ
ーム6を介して支持軸X周りに回転可能になっている。
【0013】なお、上記回転体3の回転軸4の一方に
は、回転体3を高速度で回転駆動する図示しない回転体
駆動モータが連結し、その駆動モータによって回転体3
が一定の回転角速度ωで高速回転している。また、制振
用ジャイロ装置Jの外周にはカバー9が配設されてい
て、2つの制振用ジャイロ装置Jを風雨等から保護して
いる。
は、回転体3を高速度で回転駆動する図示しない回転体
駆動モータが連結し、その駆動モータによって回転体3
が一定の回転角速度ωで高速回転している。また、制振
用ジャイロ装置Jの外周にはカバー9が配設されてい
て、2つの制振用ジャイロ装置Jを風雨等から保護して
いる。
【0014】上記のような構成の2基の制振用ジャイロ
装置Jは、その支持軸Xを図5に示すように、鋼索1に
対して直交するように配置して両支持軸Xを平行にして
いると共に、両回転体3の回転方向を互いに反対方向へ
同一回転角速度で回転している。なお、一つの制振用ジ
ャイロ装置Jの回転体3の歳差運動によって発生する制
振モーメントが、一対の支持台7を介してゴンドラ本体
2bへ鉛直方向の力(偶力)として作用し制振力となる
わけであるが、その偶力を構成する力は常にゴンドラ本
体2bに対して鉛直方向に作用しているわけではなく、
その時点の回転体3の水平面に対する傾斜角によって一
部はゴンドラ本体2bに捩じれ動を生じる水平力(捩じ
れモーメント)となる。
装置Jは、その支持軸Xを図5に示すように、鋼索1に
対して直交するように配置して両支持軸Xを平行にして
いると共に、両回転体3の回転方向を互いに反対方向へ
同一回転角速度で回転している。なお、一つの制振用ジ
ャイロ装置Jの回転体3の歳差運動によって発生する制
振モーメントが、一対の支持台7を介してゴンドラ本体
2bへ鉛直方向の力(偶力)として作用し制振力となる
わけであるが、その偶力を構成する力は常にゴンドラ本
体2bに対して鉛直方向に作用しているわけではなく、
その時点の回転体3の水平面に対する傾斜角によって一
部はゴンドラ本体2bに捩じれ動を生じる水平力(捩じ
れモーメント)となる。
【0015】これを消去するために、本実施例では、同
じ性能を有する別の制御用ジャイロ装置Jを上記別の制
振用ジャイロ装置とは互いの支持軸Xを平行にしてゴン
ドラ本体2bに設置すると共に、両制振用ジャイロ装置
Jの回転体3を互いに逆方向に回転させておくことで、
両装置Jの回転体3に同じ角速度を発生させて上記捩じ
れモーメントを相殺し、水平方向の制振モーメントのみ
をゴンドラ本体2bに付与するようにしている。
じ性能を有する別の制御用ジャイロ装置Jを上記別の制
振用ジャイロ装置とは互いの支持軸Xを平行にしてゴン
ドラ本体2bに設置すると共に、両制振用ジャイロ装置
Jの回転体3を互いに逆方向に回転させておくことで、
両装置Jの回転体3に同じ角速度を発生させて上記捩じ
れモーメントを相殺し、水平方向の制振モーメントのみ
をゴンドラ本体2bに付与するようにしている。
【0016】上記のような制振用ジャイロ装置Jを備え
たゴンドラ2を使用したロープウェイの作用を、次に説
明する。鋼索1の張架方向に沿ってゴンドラ2が移動中
に側方向から強い風が吹いたりすると、その外力でゴン
ドラ2は、牽引部2aの上部と鋼索1との連結部を中心
して所定の回転角速度で横に振れる(例えば,図4中S
方向に振れる)。
たゴンドラ2を使用したロープウェイの作用を、次に説
明する。鋼索1の張架方向に沿ってゴンドラ2が移動中
に側方向から強い風が吹いたりすると、その外力でゴン
ドラ2は、牽引部2aの上部と鋼索1との連結部を中心
して所定の回転角速度で横に振れる(例えば,図4中S
方向に振れる)。
【0017】すると、両制振用ジャイロ装置Jも同一方
向に振られるが、この方向は両制振用ジャイロ装置Jの
支持軸X方向でもある。そして、制振用ジャイロ装置J
の支持軸Xの方向をX軸とすると、X軸方向から入力さ
れる横風による外力によってゴンドラ2ならびに回転体
3に水平方向から所定の角速度の回転が生じると、この
角速度ベクトルと直交する方向,即ちY軸方向(X軸周
り)に所定のモーメントが発生する。このモーメントに
よって、回転体3に対してX軸周り,即ち支持軸X周り
に所定の角速度の回転動(歳差運動)を生じて、その角
速度と直交する方向,即ちY軸周りに、上記角速度に比
例した制振モーメントMが、上記ゴンドラ2に入力され
る。
向に振られるが、この方向は両制振用ジャイロ装置Jの
支持軸X方向でもある。そして、制振用ジャイロ装置J
の支持軸Xの方向をX軸とすると、X軸方向から入力さ
れる横風による外力によってゴンドラ2ならびに回転体
3に水平方向から所定の角速度の回転が生じると、この
角速度ベクトルと直交する方向,即ちY軸方向(X軸周
り)に所定のモーメントが発生する。このモーメントに
よって、回転体3に対してX軸周り,即ち支持軸X周り
に所定の角速度の回転動(歳差運動)を生じて、その角
速度と直交する方向,即ちY軸周りに、上記角速度に比
例した制振モーメントMが、上記ゴンドラ2に入力され
る。
【0018】この制振モーメントMは、図4に示すよう
な、ゴンドラ2に対して鉛直方向の力(偶力)としてゴ
ンドラ2の振れ方向とは逆方向に作用し、その時点でゴ
ンドラ2に生じている横振れを低減する。この制振モー
メントは、横揺れによってゴンドラ2に対して正逆繰り
返される横振れに追従して発生し、もってゴンドラ2に
入力した横揺れを低減する。
な、ゴンドラ2に対して鉛直方向の力(偶力)としてゴ
ンドラ2の振れ方向とは逆方向に作用し、その時点でゴ
ンドラ2に生じている横振れを低減する。この制振モー
メントは、横揺れによってゴンドラ2に対して正逆繰り
返される横振れに追従して発生し、もってゴンドラ2に
入力した横揺れを低減する。
【0019】上記実施例では、鋼索1に直交する方向の
横振れを制振する例を示したが、鋼索1と平行となる方
向の横揺れ(S方向)を制振する場合には、図6に示す
ように、前記両制振用ジャイロ装置Jの支持軸Xを共に
該鋼索1と平行にすればよい。また、両方向,即ち鋼索
1の直交する方向の横揺れも鋼索1に平行する横揺れも
共に制振する場合には、図7に示すように、鋼索1に直
交する方向に支持軸Xを向けた一対の制振用ジャイロ装
置Jとは別に、鋼索1に平行方向に支持軸Xを向けた一
対の制振用ジャイロ装置Jをゴンドラ2に設置して、鋼
索1に直交する方向の横振れは、支持軸Xを鋼索1に直
交する方向に向けた一対の制振用ジャイロ装置Jで制振
させ、鋼索1に平行方向の横揺れは、支持軸Xを鋼索1
と平行に設置した他方の制振用ジャイロ装置Jで制振さ
せるようにしてもよい。
横振れを制振する例を示したが、鋼索1と平行となる方
向の横揺れ(S方向)を制振する場合には、図6に示す
ように、前記両制振用ジャイロ装置Jの支持軸Xを共に
該鋼索1と平行にすればよい。また、両方向,即ち鋼索
1の直交する方向の横揺れも鋼索1に平行する横揺れも
共に制振する場合には、図7に示すように、鋼索1に直
交する方向に支持軸Xを向けた一対の制振用ジャイロ装
置Jとは別に、鋼索1に平行方向に支持軸Xを向けた一
対の制振用ジャイロ装置Jをゴンドラ2に設置して、鋼
索1に直交する方向の横振れは、支持軸Xを鋼索1に直
交する方向に向けた一対の制振用ジャイロ装置Jで制振
させ、鋼索1に平行方向の横揺れは、支持軸Xを鋼索1
と平行に設置した他方の制振用ジャイロ装置Jで制振さ
せるようにしてもよい。
【0020】また、上記実施例では、制振用ジャイロ装
置Jをゴンドラ本体2bの天井部に取り付けているが、
ゴンドラ本体2bの床下部や牽引部2aなど,他の場所
に制振用ジャイロ装置Jを設置しても構わないし、複数
箇所に設置しても構わない。さらに、本実施例では、ロ
ープウェイにおけるゴンドラ2の横揺れを制振する場合
における一例で説明したが、外壁の塗装や清掃のために
建築物の上部からロープを介して懸垂されるゴンドラや
観覧車などのゴンドラ等,上方から懸垂されているゴン
ドラであれば,他の公知のドンドラについても同様に適
用して横揺れを制振できることは勿論である。
置Jをゴンドラ本体2bの天井部に取り付けているが、
ゴンドラ本体2bの床下部や牽引部2aなど,他の場所
に制振用ジャイロ装置Jを設置しても構わないし、複数
箇所に設置しても構わない。さらに、本実施例では、ロ
ープウェイにおけるゴンドラ2の横揺れを制振する場合
における一例で説明したが、外壁の塗装や清掃のために
建築物の上部からロープを介して懸垂されるゴンドラや
観覧車などのゴンドラ等,上方から懸垂されているゴン
ドラであれば,他の公知のドンドラについても同様に適
用して横揺れを制振できることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のゴン
ドラにおける横揺れ制振方法を適用すると、従来操業が
出来なかった風の強いときでも、ゴンドラの横揺れが小
さく制振可能となるため操業することができるようにな
る。
ドラにおける横揺れ制振方法を適用すると、従来操業が
出来なかった風の強いときでも、ゴンドラの横揺れが小
さく制振可能となるため操業することができるようにな
る。
【図1】本発明に係る実施例のゴンドラを示す側面図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る実施例のゴンドラを示す正面図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係る実施例の制振用ジャイロ装置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】本発明に係る実施例の制振用ジャイロ装置を示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】本発明に係る実施例のゴンドラへの制振用ジャ
イロ装置の設置例を示す正面図である。
イロ装置の設置例を示す正面図である。
【図6】本発明に係る第2実施例のゴンドラへの制振用
ジャイロ装置の設置例を示す正面図である。
ジャイロ装置の設置例を示す正面図である。
【図7】本発明に係る第3実施例のゴンドラへの制振用
ジャイロ装置の設置例を示す正面図である。
ジャイロ装置の設置例を示す正面図である。
1 鋼索 2 ゴンドラ 2a 牽引部 2b ゴンドラ本体 3 回転体 4 回転軸 5 フレーム J 制振用ジャイロ装置 X 支持軸
Claims (1)
- 【請求項1】 ロープウェイ等における鋼索から懸垂さ
れる吊り籠や、建築物の上部から外壁等に沿ってワイヤ
ロープなどで懸垂される荷台若しくは足場等であるゴン
ドラに対して、高速回転する回転体の回転軸をフレーム
が軸支し、そのフレームを,上記回転軸に直交し且つ水
平な支持軸の周りに回転可能に支持してなる制振用ジャ
イロ装置を設置し、上記回転体に支持軸周りの歳差運動
を生じさせ、その歳差運動の角速度に比例して発生する
制振モーメントによってゴンドラに発生した横揺れを相
殺することを特徴とするゴンドラにおける横揺れ制振方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126298A JPH05321977A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ゴンドラにおける横揺れ制振方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126298A JPH05321977A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ゴンドラにおける横揺れ制振方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321977A true JPH05321977A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14931747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4126298A Pending JPH05321977A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ゴンドラにおける横揺れ制振方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321977A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006257766A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Nihon Bisoh Co Ltd | 吊り下げ式作業床装置 |
| JP2021115889A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 株式会社大林組 | 装置保持具及び壁面処理システム |
| CN114796659A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-29 | 丛硕 | 基于动态循环消毒的输血科血浆无害化储存装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4126298A patent/JPH05321977A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006257766A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Nihon Bisoh Co Ltd | 吊り下げ式作業床装置 |
| JP2021115889A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 株式会社大林組 | 装置保持具及び壁面処理システム |
| CN114796659A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-29 | 丛硕 | 基于动态循环消毒的输血科血浆无害化储存装置 |
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