JPH05325052A - 防犯装置 - Google Patents
防犯装置Info
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- JPH05325052A JPH05325052A JP12233592A JP12233592A JPH05325052A JP H05325052 A JPH05325052 A JP H05325052A JP 12233592 A JP12233592 A JP 12233592A JP 12233592 A JP12233592 A JP 12233592A JP H05325052 A JPH05325052 A JP H05325052A
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Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】施工が容易であって侵入者が警戒領域に侵入す
るだけで早期に警報信号を発生することができ、しか
も、誤検知を防止した防犯装置を提供する。 【構成】距離センサ1は警戒領域として設定した距離範
囲に侵入者が侵入することを検出する。熱線センサ2は
人体より放射される熱線を検出する。警報制御部30
は、距離センサ1および距離センサ2の出力に基づいて
侵入者の存在が検出されている状態が一定時間以上に亙
って継続すると警報信号を発生する。
るだけで早期に警報信号を発生することができ、しか
も、誤検知を防止した防犯装置を提供する。 【構成】距離センサ1は警戒領域として設定した距離範
囲に侵入者が侵入することを検出する。熱線センサ2は
人体より放射される熱線を検出する。警報制御部30
は、距離センサ1および距離センサ2の出力に基づいて
侵入者の存在が検出されている状態が一定時間以上に亙
って継続すると警報信号を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、侵入者に対して警戒
し、侵入者を検出すると警報信号を発生する防犯装置に
関するものである。
し、侵入者を検出すると警報信号を発生する防犯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空き巣等の侵入者は窓から家屋
に侵入することが多いから、窓付近の侵入者に対する警
戒を行うとともに、侵入者の存在を家人や警備会社に報
知したり、侵入者を威嚇したりすることのできる防犯装
置が提供されている。従来のこの種の防犯装置において
侵入者を検出する装置としては、窓に固定した磁石と、
窓枠に固定したリードスイッチとを用いることによって
窓の開閉を検出する形式のものや、窓ガラスを破壊した
ときに発生する振動を検出する形式のものが提供されて
いる。しかしながら、前者の防犯装置では、検知部を構
成する部材を窓と窓枠とに取り付けることが必要であっ
て、位置合わせ等の施工作業が面倒であるという問題を
有する。一方、後者の防犯装置では、検知部を窓ガラス
に取り付ければよいから施工は容易であるが、窓ガラス
が破壊されてからでなければ警報信号が発生せず、窓ガ
ラスの破損を防止することはできないという問題があ
る。
に侵入することが多いから、窓付近の侵入者に対する警
戒を行うとともに、侵入者の存在を家人や警備会社に報
知したり、侵入者を威嚇したりすることのできる防犯装
置が提供されている。従来のこの種の防犯装置において
侵入者を検出する装置としては、窓に固定した磁石と、
窓枠に固定したリードスイッチとを用いることによって
窓の開閉を検出する形式のものや、窓ガラスを破壊した
ときに発生する振動を検出する形式のものが提供されて
いる。しかしながら、前者の防犯装置では、検知部を構
成する部材を窓と窓枠とに取り付けることが必要であっ
て、位置合わせ等の施工作業が面倒であるという問題を
有する。一方、後者の防犯装置では、検知部を窓ガラス
に取り付ければよいから施工は容易であるが、窓ガラス
が破壊されてからでなければ警報信号が発生せず、窓ガ
ラスの破損を防止することはできないという問題があ
る。
【0003】上述したような防犯装置の問題を解決する
ものとして、光(主として赤外線)や超音波を用いて侵
入者が所定の警戒領域に侵入すると警報信号を発生する
構成が考えられる。
ものとして、光(主として赤外線)や超音波を用いて侵
入者が所定の警戒領域に侵入すると警報信号を発生する
構成が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように光や超音
波を用いて侵入者を警戒する防犯装置では、施工が容易
であるとともに、窓ガラスが破壊されたり窓が開けられ
たりする前に警報信号を発生することができるという利
点を有する。しかしながら、この種の検知部を備えた防
犯装置では、通行人、犬、猫、木の葉のように家屋への
侵入者ではないものでも、警戒領域への侵入者として誤
検知する場合があるという問題を有している。
波を用いて侵入者を警戒する防犯装置では、施工が容易
であるとともに、窓ガラスが破壊されたり窓が開けられ
たりする前に警報信号を発生することができるという利
点を有する。しかしながら、この種の検知部を備えた防
犯装置では、通行人、犬、猫、木の葉のように家屋への
侵入者ではないものでも、警戒領域への侵入者として誤
検知する場合があるという問題を有している。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、施工が容易であって侵入者が警戒領域に侵入
するだけで早期に警報信号を発生することができ、しか
も、誤検知を防止することができる防犯装置を提供しよ
うとするものである。
のであり、施工が容易であって侵入者が警戒領域に侵入
するだけで早期に警報信号を発生することができ、しか
も、誤検知を防止することができる防犯装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、物体より放射される熱線を検出する熱
線センサと、物体までの距離を検出する距離センサと、
熱線センサおよび距離センサの出力に基づいて侵入者が
存在すると判定すると警報信号を発生する警報制御部と
を備え、警報制御部は、警戒領域としてあらかじめ設定
された距離範囲内への侵入者の存在が距離センサによっ
て検出され、かつ、侵入者からの熱線が熱線センサによ
って検出されている状態が一定時間以上に亙って継続す
ると警報信号を発生するのである。
達成するために、物体より放射される熱線を検出する熱
線センサと、物体までの距離を検出する距離センサと、
熱線センサおよび距離センサの出力に基づいて侵入者が
存在すると判定すると警報信号を発生する警報制御部と
を備え、警報制御部は、警戒領域としてあらかじめ設定
された距離範囲内への侵入者の存在が距離センサによっ
て検出され、かつ、侵入者からの熱線が熱線センサによ
って検出されている状態が一定時間以上に亙って継続す
ると警報信号を発生するのである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、警戒領域として設定されて
いる距離範囲内に侵入者が存在しなければ警報信号が発
生しないから、犬、猫等の地面付近を走る小動物に対す
る誤検知を防止することができる。また、侵入者からの
熱線を検出するから、木の葉などのように熱線の放射量
の少ない物体の誤検知を防止することができる。さら
に、警戒領域である距離範囲内に熱線を放射する侵入者
が存在する状態が所定時間以上に亙って継続しなければ
警報信号が発生しないから、通行人のように短時間で通
過する人を誤検知することも防止されるのである。すな
わち、侵入者を警戒する距離範囲を限定するとともに侵
入者からの熱線を検出することにより2種類の物理量を
複合して侵入者を警戒するのに加えて、侵入者が存在す
る可能性のある状態の継続時間も加味して侵入者か通行
人かを識別するので、誤検知を確実に防止できるのであ
る。
いる距離範囲内に侵入者が存在しなければ警報信号が発
生しないから、犬、猫等の地面付近を走る小動物に対す
る誤検知を防止することができる。また、侵入者からの
熱線を検出するから、木の葉などのように熱線の放射量
の少ない物体の誤検知を防止することができる。さら
に、警戒領域である距離範囲内に熱線を放射する侵入者
が存在する状態が所定時間以上に亙って継続しなければ
警報信号が発生しないから、通行人のように短時間で通
過する人を誤検知することも防止されるのである。すな
わち、侵入者を警戒する距離範囲を限定するとともに侵
入者からの熱線を検出することにより2種類の物理量を
複合して侵入者を警戒するのに加えて、侵入者が存在す
る可能性のある状態の継続時間も加味して侵入者か通行
人かを識別するので、誤検知を確実に防止できるのであ
る。
【0008】
【実施例】図1に示すように、位置検出素子11を用い
た距離センサ1と、焦電素子21を用いた熱線センサ2
とを用いて侵入者を検出するように構成される。距離セ
ンサ1は、図2に示す原理によって動作する。すなわ
ち、赤外線発光ダイオードよりなる投光素子12から放
射された赤外線は投光光学系13を通ることによって光
ビームを形成し、光ビームが物体3の表面に照射される
ことによって物体3の表面に点状の投光スポットが形成
される。物体3の表面での反射光は、収束レンズよりな
る受光光学系14を通ることによって、PSDである位
置検出素子11の受光面に投光スポットの像としての受
光スポットを形成する。位置検出素子11は、受光スポ
ットの位置に対応して出力電流の比率が決まる一対の位
置信号を出力する。したがって、位置検出素子11の出
力に基づいて位置検出素子11の受光面での受光スポッ
トの位置を検出し、三角測量法によって物体3までの距
離を求めることができるのである。
た距離センサ1と、焦電素子21を用いた熱線センサ2
とを用いて侵入者を検出するように構成される。距離セ
ンサ1は、図2に示す原理によって動作する。すなわ
ち、赤外線発光ダイオードよりなる投光素子12から放
射された赤外線は投光光学系13を通ることによって光
ビームを形成し、光ビームが物体3の表面に照射される
ことによって物体3の表面に点状の投光スポットが形成
される。物体3の表面での反射光は、収束レンズよりな
る受光光学系14を通ることによって、PSDである位
置検出素子11の受光面に投光スポットの像としての受
光スポットを形成する。位置検出素子11は、受光スポ
ットの位置に対応して出力電流の比率が決まる一対の位
置信号を出力する。したがって、位置検出素子11の出
力に基づいて位置検出素子11の受光面での受光スポッ
トの位置を検出し、三角測量法によって物体3までの距
離を求めることができるのである。
【0009】距離センサ1について、さらに具体的に説
明する。投光素子12は、図1に示すように、マイクロ
プロセッサを備えた警報制御部30に設けたクロック発
生部31から発生するクロックパルスによって光ビーム
の投光タイミングが設定される。クロックパルスはドラ
イバ15を通して投光素子12を駆動し、投光素子12
を間欠的に発光させる。すなわち、投光素子12を間欠
的に発光させることによって、電力消費を小さくしなが
らも投光素子12の発光輝度を高くとり、位置検出素子
11に形成される受光スポットの強度が大きくなるよう
にしている。
明する。投光素子12は、図1に示すように、マイクロ
プロセッサを備えた警報制御部30に設けたクロック発
生部31から発生するクロックパルスによって光ビーム
の投光タイミングが設定される。クロックパルスはドラ
イバ15を通して投光素子12を駆動し、投光素子12
を間欠的に発光させる。すなわち、投光素子12を間欠
的に発光させることによって、電力消費を小さくしなが
らも投光素子12の発光輝度を高くとり、位置検出素子
11に形成される受光スポットの強度が大きくなるよう
にしている。
【0010】一方、位置検出素子11として用いるPS
Dは、pin構造を有して長手方向の両端に出力電極を
有する受光素子であり、受光面に集光された受光スポッ
トが照射されると高抵抗層であるp層が、受光スポット
の照射位置と各出力電極との距離に逆比例して分割さ
れ、各出力電極からは全電流Iを分割した出力電流であ
る位置信号Ia,Ibが取り出されるようになってい
る。すなわち、各出力電極から出力される位置信号I
a,Ibは、出力電極の間の全抵抗をZsとし、p層の
分割比をZa:Zbとすれば、 Ia=(Zb/Zs)・I … Ib=(Za/Zs)・I … になる。図2に示すように、位置信号Iaを発生する電
極から受光スポットまでの距離がx、両出力電極の間の
距離がLであるとすれば、 x=(Za/Zs)・L … であるから、式および式を用いて、式のZa,Z
sを消去し、距離xを位置信号Ia,Ibと、両出力電
極の間の距離Lとを用いて表せば、 (1/x)={1+(Ia/Ib)}/L … となる。一方、投光素子12の光軸と位置信号Iaを発
生する出力電極との距離をB、位置検出素子11と受光
光学系14との距離をf(受光光学系14の焦点距離)
とすれば、受光光学系14から物体3までの距離dは次
式で表される。
Dは、pin構造を有して長手方向の両端に出力電極を
有する受光素子であり、受光面に集光された受光スポッ
トが照射されると高抵抗層であるp層が、受光スポット
の照射位置と各出力電極との距離に逆比例して分割さ
れ、各出力電極からは全電流Iを分割した出力電流であ
る位置信号Ia,Ibが取り出されるようになってい
る。すなわち、各出力電極から出力される位置信号I
a,Ibは、出力電極の間の全抵抗をZsとし、p層の
分割比をZa:Zbとすれば、 Ia=(Zb/Zs)・I … Ib=(Za/Zs)・I … になる。図2に示すように、位置信号Iaを発生する電
極から受光スポットまでの距離がx、両出力電極の間の
距離がLであるとすれば、 x=(Za/Zs)・L … であるから、式および式を用いて、式のZa,Z
sを消去し、距離xを位置信号Ia,Ibと、両出力電
極の間の距離Lとを用いて表せば、 (1/x)={1+(Ia/Ib)}/L … となる。一方、投光素子12の光軸と位置信号Iaを発
生する出力電極との距離をB、位置検出素子11と受光
光学系14との距離をf(受光光学系14の焦点距離)
とすれば、受光光学系14から物体3までの距離dは次
式で表される。
【0011】 d=B・f/x … であるから、式に式を代入すれば、 d={1+(Ia/Ib)}・B・f/L … になる。調整済の装置では、B、f、Lは定数であるか
ら、位置信号Ia,Ibによって物体3までの距離dを
求めることができる。
ら、位置信号Ia,Ibによって物体3までの距離dを
求めることができる。
【0012】位置検出素子11から出力された位置信号
Ia,Ibは、それぞれ電流−電圧変換回路16a,1
6bを通して電圧信号Va,Vbに変換される。両電圧
信号Va,Vbは加算回路17に入力されて、全電流I
に対応する電圧値が求められる。すなわち、本実施例で
は、I=Ia+Ibであることに着目し、式を次式の
ように変形して距離dを求めるようになっている。
Ia,Ibは、それぞれ電流−電圧変換回路16a,1
6bを通して電圧信号Va,Vbに変換される。両電圧
信号Va,Vbは加算回路17に入力されて、全電流I
に対応する電圧値が求められる。すなわち、本実施例で
は、I=Ia+Ibであることに着目し、式を次式の
ように変形して距離dを求めるようになっている。
【0013】 d=κ・{I/Ib} … ただし、κ=B・f/Lである。加算回路17の出力電
圧と電圧信号Vbとはそれぞれサンプルホールド回路1
8a,18bに入力され、両サンプルホールド回路18
a,18bに保持された電圧値は除算回路19によって
除算される。すなわち、除算回路19では、加算回路1
7の出力値を保持するサンプルホールド回路18aの保
持値を被除数とし、電流−電圧変換回路16bの電圧値
を保持するサンプルホールド回路18bの保持値を除数
として除算を行う。式によれば、距離dは除算回路1
9の出力値(=I/Ib)に比例するのであって、除算
回路19の出力はマイクロプロセッサを備える警報制御
部30に入力される。ここにおいて、サンプルホールド
回路18a,18bや除算回路19の動作タイミング
は、警報制御部30に設けたクロック発生部31からの
クロック信号に同期するように設定されている。また、
サンプリング周期は、投光素子12の発光周期以下に設
定するのが普通である。
圧と電圧信号Vbとはそれぞれサンプルホールド回路1
8a,18bに入力され、両サンプルホールド回路18
a,18bに保持された電圧値は除算回路19によって
除算される。すなわち、除算回路19では、加算回路1
7の出力値を保持するサンプルホールド回路18aの保
持値を被除数とし、電流−電圧変換回路16bの電圧値
を保持するサンプルホールド回路18bの保持値を除数
として除算を行う。式によれば、距離dは除算回路1
9の出力値(=I/Ib)に比例するのであって、除算
回路19の出力はマイクロプロセッサを備える警報制御
部30に入力される。ここにおいて、サンプルホールド
回路18a,18bや除算回路19の動作タイミング
は、警報制御部30に設けたクロック発生部31からの
クロック信号に同期するように設定されている。また、
サンプリング周期は、投光素子12の発光周期以下に設
定するのが普通である。
【0014】警報制御部30では、アナログ−ディジタ
ル変換部32によって除算回路19から出力されたアナ
ログ信号をディジタル信号に変換し、距離判定部33に
おいて除算回路19の出力値が所定の距離範囲内に対応
するか否かが判定される。すなわち、距離判定部33で
は、あらじめ基準値設定部34において設定されている
基準値e0 と除算回路19の出力値eとの大小関係を比
較し、e≦e0 が成立したときには、物体3が監視領域
として設定された距離範囲内に存在するものと判断して
出力の論理値を1にする。
ル変換部32によって除算回路19から出力されたアナ
ログ信号をディジタル信号に変換し、距離判定部33に
おいて除算回路19の出力値が所定の距離範囲内に対応
するか否かが判定される。すなわち、距離判定部33で
は、あらじめ基準値設定部34において設定されている
基準値e0 と除算回路19の出力値eとの大小関係を比
較し、e≦e0 が成立したときには、物体3が監視領域
として設定された距離範囲内に存在するものと判断して
出力の論理値を1にする。
【0015】一方、熱線センサ2は、人体から放射され
る熱線(7〜20μm)の変化を検出する焦電素子21
を備え、焦電素子21の出力信号は増幅回路22によっ
て増幅された後に、比較回路23に入力され、焦電素子
21の出力レベルが所定レベル以上か否かが判定され
る。焦電素子21の出力レベルが所定レベル以上であれ
ば比較回路23の出力は論理値を1にする。比較回路2
3の出力は警報制御部30に入力される。ところで、焦
電素子21は微分型のセンサであって入射する赤外線量
に変化が生じたときにのみ出力が変化するから、焦電素
子21の視野内で侵入者が静止しているとすれば、侵入
者が視野内に入ったときにのみ焦電素子21が出力を発
生し、以後は焦電素子21からは出力信号が得られない
ことになる。そこで、焦電素子21の受光面の前方に
は、焦電素子21の視野内を多数の小領域に分割すると
ともに各小領域内で感度に変化を与えるように形成した
受光レンズ24を設ける。受光レンズ24は、たとえば
焦電素子21の受光面を通り互いに方向の異なる光軸を
有した多数個のフレネルレンズの集合体などによって形
成される。このような受光レンズ24を用いれば、焦電
素子21の視野内において各フレネルレンズの光軸付近
では高感度になり、光軸から離れるに従って低感度にな
るから、焦電素子21の視野内での感度の分布形状が複
雑な形状になり、人が手などを動かす程度の小さな動き
によっても焦電素子21の出力を変化させることが可能
になるのである。要するに、焦電素子21の視野内に人
がいるときに少し動くだけで焦電素子21の出力が変化
するのであって、実質的には焦電素子21の視野内に人
が存在すれば焦電素子21から出力が得られることにな
る。また、増幅回路22には適宜時定数を有した遅延回
路(積分回路)などを設けて人が存在する間は増幅回路
22の出力が所定値以上に保たれるようにするのが望ま
しい。
る熱線(7〜20μm)の変化を検出する焦電素子21
を備え、焦電素子21の出力信号は増幅回路22によっ
て増幅された後に、比較回路23に入力され、焦電素子
21の出力レベルが所定レベル以上か否かが判定され
る。焦電素子21の出力レベルが所定レベル以上であれ
ば比較回路23の出力は論理値を1にする。比較回路2
3の出力は警報制御部30に入力される。ところで、焦
電素子21は微分型のセンサであって入射する赤外線量
に変化が生じたときにのみ出力が変化するから、焦電素
子21の視野内で侵入者が静止しているとすれば、侵入
者が視野内に入ったときにのみ焦電素子21が出力を発
生し、以後は焦電素子21からは出力信号が得られない
ことになる。そこで、焦電素子21の受光面の前方に
は、焦電素子21の視野内を多数の小領域に分割すると
ともに各小領域内で感度に変化を与えるように形成した
受光レンズ24を設ける。受光レンズ24は、たとえば
焦電素子21の受光面を通り互いに方向の異なる光軸を
有した多数個のフレネルレンズの集合体などによって形
成される。このような受光レンズ24を用いれば、焦電
素子21の視野内において各フレネルレンズの光軸付近
では高感度になり、光軸から離れるに従って低感度にな
るから、焦電素子21の視野内での感度の分布形状が複
雑な形状になり、人が手などを動かす程度の小さな動き
によっても焦電素子21の出力を変化させることが可能
になるのである。要するに、焦電素子21の視野内に人
がいるときに少し動くだけで焦電素子21の出力が変化
するのであって、実質的には焦電素子21の視野内に人
が存在すれば焦電素子21から出力が得られることにな
る。また、増幅回路22には適宜時定数を有した遅延回
路(積分回路)などを設けて人が存在する間は増幅回路
22の出力が所定値以上に保たれるようにするのが望ま
しい。
【0016】ところで、警報制御部30は、距離判定部
33と比較回路23との出力の論理積を演算する論理積
演算部35を備える。すなわち、論理積演算部35は、
距離判定部33から出力される論理値が1であり、か
つ、比較回路23から出力される論理値が1であると、
出力の論理値を1に設定する。論理積演算部35の出力
の論理値が1になるとタイマ36が起動され、タイマ3
6による一定時間の時限動作が終了した後にも、論理積
演算部35の出力の論理値が1である場合には、侵入者
があるものと判断されて出力部37から警報信号が発生
する。また、タイマ36による時限動作中に論理積演算
部35の出力の論理値が0になれば、その時点で警報信
号を解除する。
33と比較回路23との出力の論理積を演算する論理積
演算部35を備える。すなわち、論理積演算部35は、
距離判定部33から出力される論理値が1であり、か
つ、比較回路23から出力される論理値が1であると、
出力の論理値を1に設定する。論理積演算部35の出力
の論理値が1になるとタイマ36が起動され、タイマ3
6による一定時間の時限動作が終了した後にも、論理積
演算部35の出力の論理値が1である場合には、侵入者
があるものと判断されて出力部37から警報信号が発生
する。また、タイマ36による時限動作中に論理積演算
部35の出力の論理値が0になれば、その時点で警報信
号を解除する。
【0017】以上の動作をまとめると、図3のようにな
る。すなわち、侵入者がしだいに近づくと、図3(a)
に示すように、距離センサ1に設けた除算回路19の出
力値が小さくなり、除算回路19の出力値eは、基準値
設定部34において設定されている基準値e0 以下にな
る。このとき、図3(b)のように、熱線センサ2によ
り人体からの熱線が検出されて比較回路23の出力の論
理値が1に立ち上がれば、論理積演算部35の出力の論
理値が1になり、図3(c)のように、警報制御部30
のタイマ36が時限動作を開始する。タイマ36による
一定時間Tの時限動作が終了した後も、論理積演算部3
5の出力の論理値が1であれば、図3(d)のように、
出力部37から警報信号が発生する。その後、距離セン
サ1によって規定されている距離範囲から侵入者が出る
と警報信号は停止する。ここに、熱線センサ2によって
人が検知されなくなった場合にも警報信号は停止する。
警報信号は、侵入者を威嚇する発音装置や発光装置の駆
動、侵入者の存在を家人に報知する発音装置や発光装置
の駆動、契約した警備会社への通報などに用いられる。
る。すなわち、侵入者がしだいに近づくと、図3(a)
に示すように、距離センサ1に設けた除算回路19の出
力値が小さくなり、除算回路19の出力値eは、基準値
設定部34において設定されている基準値e0 以下にな
る。このとき、図3(b)のように、熱線センサ2によ
り人体からの熱線が検出されて比較回路23の出力の論
理値が1に立ち上がれば、論理積演算部35の出力の論
理値が1になり、図3(c)のように、警報制御部30
のタイマ36が時限動作を開始する。タイマ36による
一定時間Tの時限動作が終了した後も、論理積演算部3
5の出力の論理値が1であれば、図3(d)のように、
出力部37から警報信号が発生する。その後、距離セン
サ1によって規定されている距離範囲から侵入者が出る
と警報信号は停止する。ここに、熱線センサ2によって
人が検知されなくなった場合にも警報信号は停止する。
警報信号は、侵入者を威嚇する発音装置や発光装置の駆
動、侵入者の存在を家人に報知する発音装置や発光装置
の駆動、契約した警備会社への通報などに用いられる。
【0018】以上の構成によれば、距離センサ1の投受
光部や熱線センサ2の受光部を備えるセンシング部A
を、図4のように家屋4の外壁における窓5の上方など
に配置しておくことによって、侵入者と犬、猫、枯れ
葉、通行人等とを識別することが可能になる。すなわ
ち、犬や猫では、熱線センサ2で検出される場合がある
が、犬や猫は地面付近を歩くから、距離センサ1での警
戒領域として設定する距離範囲を地面から離すことによ
って、犬や猫による誤動作を防止することが可能にな
る。一方、枯れ葉などは距離センサ1で検出される場合
があるが、枯れ葉などから熱線センサ2に入射する光は
人体から放射されている熱線とは波長が異なるから、熱
線センサ2に出力変化をほとんど与えないのであって、
枯れ葉などによる誤検知も防止されることになる。しか
も、タイマ36の時限動作の時間を適宜設定することに
よって、通行人のように、すぐに通り過ぎる人に対して
は警報信号を発生させないようにすることができるか
ら、通行人に対する誤動作も防止できる。
光部や熱線センサ2の受光部を備えるセンシング部A
を、図4のように家屋4の外壁における窓5の上方など
に配置しておくことによって、侵入者と犬、猫、枯れ
葉、通行人等とを識別することが可能になる。すなわ
ち、犬や猫では、熱線センサ2で検出される場合がある
が、犬や猫は地面付近を歩くから、距離センサ1での警
戒領域として設定する距離範囲を地面から離すことによ
って、犬や猫による誤動作を防止することが可能にな
る。一方、枯れ葉などは距離センサ1で検出される場合
があるが、枯れ葉などから熱線センサ2に入射する光は
人体から放射されている熱線とは波長が異なるから、熱
線センサ2に出力変化をほとんど与えないのであって、
枯れ葉などによる誤検知も防止されることになる。しか
も、タイマ36の時限動作の時間を適宜設定することに
よって、通行人のように、すぐに通り過ぎる人に対して
は警報信号を発生させないようにすることができるか
ら、通行人に対する誤動作も防止できる。
【0019】ところで、上述した防犯装置を設置する窓
は、赤外線を用いたリモコン装置によって開閉操作され
る。とくに、採光窓40は、図5に示すように、家屋4
の屋根7に開口部が形成され開閉操作を手で行うにはは
しごなどが必要であるから、リモコン装置を採用するこ
とが多い。一方、小屋裏を隠蔽するために、天井面と採
光窓40との間にはダクト41が設けられるから、採光
窓40の開閉状態は採光窓40の直下からでなければ確
認することができないという問題がある。この問題を解
決するために、本実施例では、リモコン送信器50にお
いて採光窓40の開閉状態を確認できるようにしてい
る。
は、赤外線を用いたリモコン装置によって開閉操作され
る。とくに、採光窓40は、図5に示すように、家屋4
の屋根7に開口部が形成され開閉操作を手で行うにはは
しごなどが必要であるから、リモコン装置を採用するこ
とが多い。一方、小屋裏を隠蔽するために、天井面と採
光窓40との間にはダクト41が設けられるから、採光
窓40の開閉状態は採光窓40の直下からでなければ確
認することができないという問題がある。この問題を解
決するために、本実施例では、リモコン送信器50にお
いて採光窓40の開閉状態を確認できるようにしてい
る。
【0020】すなわち、リモコン送信器50には、図6
に示すように、採光窓40の開閉操作や、採光窓40の
開閉状態の確認を指示するための複数のスイッチよりな
るキーマトリックス52が設けられる。キーマトリック
ス52の操作状態は信号処理部51に入力され、操作状
態に応じて赤外線発光ダイオードよりなる送信部53が
駆動される。また、リモコン送信器50には、後述する
リモコン受信器60からのワイヤレス信号を受光する受
光ユニット54と、受光ユニット54によって受信した
ワイヤレス信号に基づいて検知された採光窓40の開閉
状態に対応して点灯する発光ダイオードよりなる開閉表
示部55とが設けられる。開閉表示部55による採光窓
40の開閉状態を区別する表示方法としては、連続点灯
と間欠点灯とで区別する方法や、開状態と閉状態とに対
応する2個の発光ダイオードを各別に点灯させる方法
や、2色発光ダイオードを用いて色によって区別する方
法のいずれを用いてもよい。
に示すように、採光窓40の開閉操作や、採光窓40の
開閉状態の確認を指示するための複数のスイッチよりな
るキーマトリックス52が設けられる。キーマトリック
ス52の操作状態は信号処理部51に入力され、操作状
態に応じて赤外線発光ダイオードよりなる送信部53が
駆動される。また、リモコン送信器50には、後述する
リモコン受信器60からのワイヤレス信号を受光する受
光ユニット54と、受光ユニット54によって受信した
ワイヤレス信号に基づいて検知された採光窓40の開閉
状態に対応して点灯する発光ダイオードよりなる開閉表
示部55とが設けられる。開閉表示部55による採光窓
40の開閉状態を区別する表示方法としては、連続点灯
と間欠点灯とで区別する方法や、開状態と閉状態とに対
応する2個の発光ダイオードを各別に点灯させる方法
や、2色発光ダイオードを用いて色によって区別する方
法のいずれを用いてもよい。
【0021】一方、採光窓40の近傍には、モータ63
を備えたリモコン受信器60が設けられる。リモコン受
信器60では、リモコン送信器50からのワイヤレス信
号を受光ユニット62を通して受信し、マイクロプロセ
ッサを備えた信号処理部61においてワイヤレス信号を
解読し、ワイヤレス信号の内容に従って採光窓40を開
閉するようにドライバ64を介してモータ63を駆動す
る。一方、採光窓40の開閉状態はリミットスイッチな
どを用いた開閉検出部65により検出され、開閉検出部
65の出力は信号処理部61に入力される。さらに、信
号処理部61には赤外線発光ダイオードよりなる確認送
信部66が設けられる。確認送信部66では、リモコン
送信器50からのワイヤレス信号によって採光窓40が
開閉操作された場合や、リモコン送信器50からのワイ
ヤレス信号によって採光窓40の開閉状態が確認された
場合に、開閉検出部65により検出された採光窓40の
開閉状態に対応したワイヤレス信号を送出する。
を備えたリモコン受信器60が設けられる。リモコン受
信器60では、リモコン送信器50からのワイヤレス信
号を受光ユニット62を通して受信し、マイクロプロセ
ッサを備えた信号処理部61においてワイヤレス信号を
解読し、ワイヤレス信号の内容に従って採光窓40を開
閉するようにドライバ64を介してモータ63を駆動す
る。一方、採光窓40の開閉状態はリミットスイッチな
どを用いた開閉検出部65により検出され、開閉検出部
65の出力は信号処理部61に入力される。さらに、信
号処理部61には赤外線発光ダイオードよりなる確認送
信部66が設けられる。確認送信部66では、リモコン
送信器50からのワイヤレス信号によって採光窓40が
開閉操作された場合や、リモコン送信器50からのワイ
ヤレス信号によって採光窓40の開閉状態が確認された
場合に、開閉検出部65により検出された採光窓40の
開閉状態に対応したワイヤレス信号を送出する。
【0022】上述したようなリモコン送信器50および
リモコン受信器60を用いることによって、リモコン送
信器50のキーマトリックス52を操作すれば、リモコ
ン送信器50からワイヤレス信号が送出され、リモコン
受信器60ではワイヤレス信号の内容に応じてモータ6
3が駆動される。すなわち、採光窓40が開閉されるの
であって、採光窓40の開閉状態は開閉検出部65によ
って検出されてワイヤレス信号によってリモコン送信器
50に返送される。このワイヤレス信号をリモコン送信
器50が受信すると、開閉検出部65で検出された状態
に応じて開閉表示部55による表示がなされるのであ
る。ここにおいて、リモコン受信器60では、受光ユニ
ット62を通してリモコン送信器50から送出されたワ
イヤレス信号を受信すると、その時点で開閉検出部65
により検出されている採光窓40の開閉状態とは反対の
状態になるようにモータ62を回転させ、開閉検出部6
5によって開閉状態の反転が検出されるとモータ62を
停止させるとともに確認送信部66を通してワイヤレス
信号を送出するように構成される。また、リモコン送信
器50からのワイヤレス信号が採光窓40の開閉状態を
確認するワイヤレス信号である場合には、モータ62を
回転させることなく、その時点での開閉検出部64の検
出状態をリモコン送信器50に返送する。
リモコン受信器60を用いることによって、リモコン送
信器50のキーマトリックス52を操作すれば、リモコ
ン送信器50からワイヤレス信号が送出され、リモコン
受信器60ではワイヤレス信号の内容に応じてモータ6
3が駆動される。すなわち、採光窓40が開閉されるの
であって、採光窓40の開閉状態は開閉検出部65によ
って検出されてワイヤレス信号によってリモコン送信器
50に返送される。このワイヤレス信号をリモコン送信
器50が受信すると、開閉検出部65で検出された状態
に応じて開閉表示部55による表示がなされるのであ
る。ここにおいて、リモコン受信器60では、受光ユニ
ット62を通してリモコン送信器50から送出されたワ
イヤレス信号を受信すると、その時点で開閉検出部65
により検出されている採光窓40の開閉状態とは反対の
状態になるようにモータ62を回転させ、開閉検出部6
5によって開閉状態の反転が検出されるとモータ62を
停止させるとともに確認送信部66を通してワイヤレス
信号を送出するように構成される。また、リモコン送信
器50からのワイヤレス信号が採光窓40の開閉状態を
確認するワイヤレス信号である場合には、モータ62を
回転させることなく、その時点での開閉検出部64の検
出状態をリモコン送信器50に返送する。
【0023】リモコン送信器50を用いて採光窓40を
開閉する際に、特定の採光窓40を開閉操作するために
は、各リモコン受信器60を個別に識別することが必要
であって、この目的を達成するために、各リモコン受信
器60にはアドレスが設定され、リモコン送信器50か
らのワイヤレス信号にはリモコン受信器60のアドレス
を指定するアドレスデータが含まれるようになってい
る。また、リモコン受信器60でのアドレスの設定に
は、ディップスイッチによる方法が考えられているが、
採光窓40は高所に設けられているからアドレスの作業
が面倒であり、このような手間を省くために、リモコン
受信器60にEEPROM等の不揮発性のメモリ(図示
せず)を設け、このメモリに対してリモコン送信器50
からのワイヤレス信号を用いてアドレスデータを書き込
むようになっている。
開閉する際に、特定の採光窓40を開閉操作するために
は、各リモコン受信器60を個別に識別することが必要
であって、この目的を達成するために、各リモコン受信
器60にはアドレスが設定され、リモコン送信器50か
らのワイヤレス信号にはリモコン受信器60のアドレス
を指定するアドレスデータが含まれるようになってい
る。また、リモコン受信器60でのアドレスの設定に
は、ディップスイッチによる方法が考えられているが、
採光窓40は高所に設けられているからアドレスの作業
が面倒であり、このような手間を省くために、リモコン
受信器60にEEPROM等の不揮発性のメモリ(図示
せず)を設け、このメモリに対してリモコン送信器50
からのワイヤレス信号を用いてアドレスデータを書き込
むようになっている。
【0024】ところで、採光窓40の開閉操作の際には
リモコン受信器60に対して比較的遠距離からワイヤレ
ス信号を送信するのが望ましく、アドレスデータを書込
む際にはアドレスデータの誤設定を防止するためにワイ
ヤレス信号を近距離から送信するのが望ましい。たとえ
ば、採光窓40の操作の際には、リモコン送信器50と
リモコン受信器60との距離は10m程度になり、アド
レスデータの設定の際には距離は5mm程度になる。こ
のように距離が異なる場合に、ワイヤレス信号の出力強
度が固定的に設定されていると、無駄な電力消費が生じ
たり十分な強度のワイヤレス信号を送出できないという
不都合が生じる。
リモコン受信器60に対して比較的遠距離からワイヤレ
ス信号を送信するのが望ましく、アドレスデータを書込
む際にはアドレスデータの誤設定を防止するためにワイ
ヤレス信号を近距離から送信するのが望ましい。たとえ
ば、採光窓40の操作の際には、リモコン送信器50と
リモコン受信器60との距離は10m程度になり、アド
レスデータの設定の際には距離は5mm程度になる。こ
のように距離が異なる場合に、ワイヤレス信号の出力強
度が固定的に設定されていると、無駄な電力消費が生じ
たり十分な強度のワイヤレス信号を送出できないという
不都合が生じる。
【0025】そこで、図7に示すように、リモコン送信
器50の送信部53として、発光光量の大きい長距離送
信部53aと発光光量の小さい短距離送信部53bとを
設ける。長距離送信部53aは10m程度の送信距離が
得られ、短距離送信部53bは5mm程度の送信距離が
得られるように、出力エネルギが設定される。すなわ
ち、図7に示す構成では、長距離送信部53aが直列接
続した2個の発光ダイオードを備え、短距離送信部53
bが1個の発光ダイオードを備えているのであって、長
距離送信部53aおよび短距離送信部53bにおいて発
光ダイオードに直列接続されている電流制限用の抵抗の
抵抗値を適宜設定することによって、長距離送信部53
aからの出力エネルギが短距離送信部53bからの出力
エネルギよりも十分に大きくなるように設定してある。
長距離送信部53aと短距離送信部53bとは択一的に
発光するのであって、どちらを発光させるかはキーマト
リックス52の操作によって決定される。キーマトリッ
クス52は、たとえば図8のように、特定のリモコン受
信器60を選択する複数個の選択キーK1 、アドレスデ
ータの設定時に操作する登録キーK2 、採光窓40の開
閉等を指示する操作キーK3 などを備えている。したが
って、いずれかの選択キーK1 を押操作して操作対象の
採光窓40を選択した後に操作キーK3 を押操作した場
合には、信号処理部51はリモコン操作であると判断し
て長距離送信部53aを発光させ、選択キーK1 を押操
作した後に登録キーK2 を押操作した場合には、信号処
理部51はアドレスデータの設定操作であると判断して
短距離送信部53bを発光させるのである。このような
構成によって、無駄な電力消費が生じたり十分な強度の
ワイヤレス信号を送出できないという問題を解消するこ
とができる。ここにおいて、送信距離が長い場合には長
距離発光部53aと短距離送信部53bとを同時に発光
させ、送信距離が短い場合には短距離送信部53bのみ
を発光させる構成としてもよい。
器50の送信部53として、発光光量の大きい長距離送
信部53aと発光光量の小さい短距離送信部53bとを
設ける。長距離送信部53aは10m程度の送信距離が
得られ、短距離送信部53bは5mm程度の送信距離が
得られるように、出力エネルギが設定される。すなわ
ち、図7に示す構成では、長距離送信部53aが直列接
続した2個の発光ダイオードを備え、短距離送信部53
bが1個の発光ダイオードを備えているのであって、長
距離送信部53aおよび短距離送信部53bにおいて発
光ダイオードに直列接続されている電流制限用の抵抗の
抵抗値を適宜設定することによって、長距離送信部53
aからの出力エネルギが短距離送信部53bからの出力
エネルギよりも十分に大きくなるように設定してある。
長距離送信部53aと短距離送信部53bとは択一的に
発光するのであって、どちらを発光させるかはキーマト
リックス52の操作によって決定される。キーマトリッ
クス52は、たとえば図8のように、特定のリモコン受
信器60を選択する複数個の選択キーK1 、アドレスデ
ータの設定時に操作する登録キーK2 、採光窓40の開
閉等を指示する操作キーK3 などを備えている。したが
って、いずれかの選択キーK1 を押操作して操作対象の
採光窓40を選択した後に操作キーK3 を押操作した場
合には、信号処理部51はリモコン操作であると判断し
て長距離送信部53aを発光させ、選択キーK1 を押操
作した後に登録キーK2 を押操作した場合には、信号処
理部51はアドレスデータの設定操作であると判断して
短距離送信部53bを発光させるのである。このような
構成によって、無駄な電力消費が生じたり十分な強度の
ワイヤレス信号を送出できないという問題を解消するこ
とができる。ここにおいて、送信距離が長い場合には長
距離発光部53aと短距離送信部53bとを同時に発光
させ、送信距離が短い場合には短距離送信部53bのみ
を発光させる構成としてもよい。
【0026】ところで、リモコン装置はオーディオ機
器、ビデオ機器、照明器具、空気調和装置等においても
用いられているから、各装置ごとにリモコン送信器を設
けると、リモコン装置の台数が多くなってどの装置のリ
モコン送信器かがすぐには判断できなくなったり、リモ
コン送信器を置くために広いスペースが必要になるなど
の問題が生じる。このような問題を解決するために、1
台のリモコン送信器を用いて複数種類の装置を操作する
ことが考えられている。しかしながら、汎用的に用いる
ことができるようなリモコン送信器では、各装置の操作
内容に一致するような文字を各操作部に対応させて表記
するためには、使用者が各操作部にラベルなどを貼るこ
とが必要であり、手間がかかるとともに見栄えが悪くな
るという問題がある。
器、ビデオ機器、照明器具、空気調和装置等においても
用いられているから、各装置ごとにリモコン送信器を設
けると、リモコン装置の台数が多くなってどの装置のリ
モコン送信器かがすぐには判断できなくなったり、リモ
コン送信器を置くために広いスペースが必要になるなど
の問題が生じる。このような問題を解決するために、1
台のリモコン送信器を用いて複数種類の装置を操作する
ことが考えられている。しかしながら、汎用的に用いる
ことができるようなリモコン送信器では、各装置の操作
内容に一致するような文字を各操作部に対応させて表記
するためには、使用者が各操作部にラベルなどを貼るこ
とが必要であり、手間がかかるとともに見栄えが悪くな
るという問題がある。
【0027】本実施例では、このような問題を解決する
ために、図9に示すように、ICカード71を挿着する
カードコネクタ72を設けるとともに、キーマトリック
ス52の操作部を透明電極を有したタッチパネルによっ
て構成し、さらに、図10のように、キーマトリックス
52の操作部を液晶表示器73に積層した形でケース7
0に取り付けた構成としている。カードコネクタ72は
ケース70の側面に設けたカードスロット74の中に配
置される。ICカード71には、リモコン装置によって
操作される装置の種類に応じたプログラムが格納されて
おり、このプログラムに従って信号処理部51が動作す
るようになっている。また、ICカード71に格納され
たプログラムに従って、液晶表示器73には装置の種類
に応じた文字や記号が表示され、キーマトリックス52
の操作部のうちで各文字や記号に対応する部位が各操作
に対応するように設定される。
ために、図9に示すように、ICカード71を挿着する
カードコネクタ72を設けるとともに、キーマトリック
ス52の操作部を透明電極を有したタッチパネルによっ
て構成し、さらに、図10のように、キーマトリックス
52の操作部を液晶表示器73に積層した形でケース7
0に取り付けた構成としている。カードコネクタ72は
ケース70の側面に設けたカードスロット74の中に配
置される。ICカード71には、リモコン装置によって
操作される装置の種類に応じたプログラムが格納されて
おり、このプログラムに従って信号処理部51が動作す
るようになっている。また、ICカード71に格納され
たプログラムに従って、液晶表示器73には装置の種類
に応じた文字や記号が表示され、キーマトリックス52
の操作部のうちで各文字や記号に対応する部位が各操作
に対応するように設定される。
【0028】たとえば、採光窓40のみを操作するよう
に設定している場合には、図11に示すように、
「開」、「停」、「閉」の文字が液晶表示器73に表示
され、各文字を囲むように表示された矩形の枠内に触れ
ると各文字に対応したワイヤレス信号が送出されるので
ある。また、採光窓40のほかに2つの雨戸を操作する
ように設定したICカード71を挿着した場合には、図
12に示すように、各装置に対応するように「雨戸
1」、「雨戸2」、「採光窓」の文字が表示され、さら
に、各雨戸に対しては「△」、「□」、「▽」の記号が
表示され、採光窓40に対しては「開」、「停」、
「閉」の文字が表示される。ここに、雨戸は上下に移動
するものを用いている。このように、液晶表示器73と
透明電極を備えたタッチパネルとを組み合わせてキーマ
トリックス52の操作部を構成し、カードスロット74
に挿着するICカード71に応じて表示を変更するよう
にしているので、複数の装置を1台のリモコン送信器5
0によって操作できるとともに、各操作部の操作内容に
対応する表記が自動的になされることになる。リモコン
送信器50により操作される装置は、実施例に限定され
るものではない。
に設定している場合には、図11に示すように、
「開」、「停」、「閉」の文字が液晶表示器73に表示
され、各文字を囲むように表示された矩形の枠内に触れ
ると各文字に対応したワイヤレス信号が送出されるので
ある。また、採光窓40のほかに2つの雨戸を操作する
ように設定したICカード71を挿着した場合には、図
12に示すように、各装置に対応するように「雨戸
1」、「雨戸2」、「採光窓」の文字が表示され、さら
に、各雨戸に対しては「△」、「□」、「▽」の記号が
表示され、採光窓40に対しては「開」、「停」、
「閉」の文字が表示される。ここに、雨戸は上下に移動
するものを用いている。このように、液晶表示器73と
透明電極を備えたタッチパネルとを組み合わせてキーマ
トリックス52の操作部を構成し、カードスロット74
に挿着するICカード71に応じて表示を変更するよう
にしているので、複数の装置を1台のリモコン送信器5
0によって操作できるとともに、各操作部の操作内容に
対応する表記が自動的になされることになる。リモコン
送信器50により操作される装置は、実施例に限定され
るものではない。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、警戒領域として
設定されている距離範囲内に侵入者が存在しなければ警
報信号が発生しないから、犬、猫等の地面付近を走る小
動物に対する誤検知を防止することができるという利点
がある。また、侵入者からの熱線を検出するから、木の
葉などのように熱線の放射量の少ない物体の誤検知を防
止することができるという利点がある。さらに、警戒領
域である距離範囲内に熱線を放射する侵入者が存在する
状態が所定時間以上に亙って継続しなければ警報信号が
発生しないから、通行人のように短時間で通過する人を
誤検知することも防止されるのである。すなわち、侵入
者を警戒する距離範囲を限定するとともに侵入者からの
熱線を検出することにより2種類の物理量を複合して侵
入者を警戒するのに加えて、侵入者が存在する可能性の
ある状態の継続時間も加味して侵入者か通行人かを識別
するので、誤検知を確実に防止できるという効果を奏す
るのである。
設定されている距離範囲内に侵入者が存在しなければ警
報信号が発生しないから、犬、猫等の地面付近を走る小
動物に対する誤検知を防止することができるという利点
がある。また、侵入者からの熱線を検出するから、木の
葉などのように熱線の放射量の少ない物体の誤検知を防
止することができるという利点がある。さらに、警戒領
域である距離範囲内に熱線を放射する侵入者が存在する
状態が所定時間以上に亙って継続しなければ警報信号が
発生しないから、通行人のように短時間で通過する人を
誤検知することも防止されるのである。すなわち、侵入
者を警戒する距離範囲を限定するとともに侵入者からの
熱線を検出することにより2種類の物理量を複合して侵
入者を警戒するのに加えて、侵入者が存在する可能性の
ある状態の継続時間も加味して侵入者か通行人かを識別
するので、誤検知を確実に防止できるという効果を奏す
るのである。
【図1】実施例を示すブロック回路図である。
【図2】実施例の動作原理を説明する図である。
【図3】実施例の動作説明図である。
【図4】実施例の動作説明図である。
【図5】実施例の概略構成図である。
【図6】実施例に用いるリモコン装置のブロック回路図
である。
である。
【図7】実施例に用いるリモコン送信器の要部のブロッ
ク回路図である。
ク回路図である。
【図8】実施例に用いるリモコン送信器の正面図であ
る。
る。
【図9】実施例に用いる他のリモコン送信器のブロック
回路図である。
回路図である。
【図10】図9に示したリモコン送信器の斜視図であ
る。
る。
【図11】図9に示したリモコン送信器の動作例を示す
正面図である。
正面図である。
【図12】図9に示したリモコン送信器の動作例を示す
正面図である。
正面図である。
1 距離センサ 2 熱線センサ 30 警報制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 物体より放射される熱線を検出する熱線
センサと、物体までの距離を検出する距離センサと、熱
線センサおよび距離センサの出力に基づいて侵入者が存
在すると判定すると警報信号を発生する警報制御部とを
備え、警報制御部は、警戒領域としてあらかじめ設定さ
れた距離範囲内への侵入者の存在が距離センサによって
検出され、かつ、侵入者からの熱線が熱線センサによっ
て検出されている状態が一定時間以上に亙って継続する
と警報信号を発生することを特徴とする防犯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12233592A JPH05325052A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 防犯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12233592A JPH05325052A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 防犯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325052A true JPH05325052A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14833427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12233592A Pending JPH05325052A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 防犯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05325052A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100683528B1 (ko) * | 2005-05-18 | 2007-02-15 | 주식회사 엘지텔레콤 | 도난 경보 시스템 및 방법 |
| JP2012053658A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Mitsubishi Material C.M.I. Corp | 防犯システム |
| JP2013228834A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Atsumi Electric Co Ltd | 防犯センサ |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12233592A patent/JPH05325052A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100683528B1 (ko) * | 2005-05-18 | 2007-02-15 | 주식회사 엘지텔레콤 | 도난 경보 시스템 및 방법 |
| JP2012053658A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Mitsubishi Material C.M.I. Corp | 防犯システム |
| JP2013228834A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Atsumi Electric Co Ltd | 防犯センサ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001121 |