JPH0532516B2 - - Google Patents
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- JPH0532516B2 JPH0532516B2 JP59241438A JP24143884A JPH0532516B2 JP H0532516 B2 JPH0532516 B2 JP H0532516B2 JP 59241438 A JP59241438 A JP 59241438A JP 24143884 A JP24143884 A JP 24143884A JP H0532516 B2 JPH0532516 B2 JP H0532516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous dispersion
- resin powder
- weight
- parts
- melting point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Colloid Chemistry (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、繊維のペーストドツト用ホツトメチ
ル接着剤に用いられる熱融着用水性分散液に関す
る。 〔従来技術〕 従来繊維の接着剤としてホツトメルトタイプの
熱可塑性合成樹脂粉末が用いられている。これら
の熱可塑性合成樹脂粉末としては共重合ポリアミ
ド、低融点ポリエステル、ポリウレタン、ポリエ
チレン等が用いられており、いずれも融点の低い
樹脂である。又、繊維表面へのこれら熱可塑性樹
脂粉末の塗布の方法も比較的粗い粉末を用いるス
キヤツターリング法、中程度の粒度を有する粉末
を用いるパウダードツド法および微小な熱可塑性
樹脂粉末を水性分散液にしておき、これを一定の
状態で繊維に転写してやるペーストドツト法など
が行われている。こうして得られるホツトメルト
型熱可塑性樹脂粉末を繊維表面にくつつけたもの
は主に衣料用接着芯地として用いられるが、その
他にも壁材、クロス等にも用いられる。 衣料用接着芯地として従来は、衿、袖口、前身
頃などの形態保持の役割を果すのが主な目的であ
つた。しかし、近年薄手婦人用生地の開発が進
み、単に形態保持の役割ばかりでなく、肌ざわり
等、風合いに関する要求がなされるようになつ
た。 一方、こうした接着芯地を用いた衣料等が繰返
し洗濯やドライクリーニングにより剥離がなく、
型崩れを生じないことも要求されている。 形態保持機能を満足させ、風合い、肌ざわりが
良く、且つ水洗濯やドライクリーニングに耐える
為には単一の熱可塑性樹脂粉末ではむつかしい
為、さまざまな可塑剤、柔軟剤等が用いられるよ
うになつた。こうした可塑剤や柔軟剤を熱可塑性
樹脂粉末と均一に混合する為には(固−固)混
合、(固−液)混合よりも、水性分散液による混
合の方が、より均一性なものが得られる為、水性
分散液を用いた熱可塑性樹脂粉末を主体とするホ
ツトメルト接着用繊維の製造法が行われるように
なつた。 水性分散液を繊維表面上にスクリーン印刷など
の手段にて塗布し、乾燥してやる。更に乾燥によ
り水分のなくなつた熱可塑性樹脂粉末および可塑
剤、柔軟剤等を含むものを表面が溶融し、基布上
に着床されたものが取扱い時に脱落しないように
加熱処理してやる。 こうして得られたホツトメルト熱可塑性樹脂の
着床された繊維は被着物となる表生地等を重ね合
せて、約120〜180℃の温度条件下で0.1〜0.5Kg/
cm2の圧力条件のもとで短時間で強固に接着するも
のである。 このような条件を満足する熱可塑性樹脂粉末を
含む水性分散液がスクリーン印刷等の転写性にす
ぐれ、且つ安定した水性分散液であることは非常
に大切なことである。又、水性分散液の作製に時
間がかからず、出来上つた水性分散液の特性が変
らないことも使用する立場から考えて大切なポイ
ントとなる。 〔発明が解決しようとしている問題点〕 本発明者らは、熱可塑性樹脂粉末を含む水性分
散液が、 1 製造に手間がかからず、短時間で均一性のあ
る水性分散液である。 2 水性分散液の特性が変わらず、充分な転写性
を有する水性分散液である。 ということを満足させるべく、鋭意検討を重ね
た。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者らは、このような水性分散液を得るべ
く検討した結果、低融点熱可塑性合成樹脂粉末表
面の高純度の超微粒子無水シリカを薄層になるよ
うに付着させたものを界面活性剤を含む粘稠液中
に分散させてやることにより本発明を完成させた
ものである。 すなわち、本発明は、低融点熱可塑性樹脂粉末
を分散してなる熱融着用水性分散液において前記
低融点熱可塑性樹脂粉末が微粒子状無水シリカお
よびステアリン酸金属塩からなる滑剤で覆われて
いることを特徴とする熱融着用水性分散液に関す
る。 本発明に用いる低融点熱可塑性樹脂粉末として
は、ポリアミド共重合体、低融点ポリエステル、
ポリエチレン、ポリウレタンなどがある。 好ましくは、ポリアミド共重合体で、ナイロン
−6,66,610,11,12,612などのモノマーの3
種以上用いた共重合体であり、具体的には、ナイ
ロン6/66/610、ナイロン6/66/12、ナイロ
ン6/610/12、ナイロン6/66/12、ナイロン
6/66/11/12などがある。 又、ポリアミド共重合体としては、ポリアミド
成分以外のポリエステルやポリアルキレンエーテ
ルグリコールとの共重合体であるポリアミドエラ
ラストマーなども例示できる。融点は80〜160℃
である。 低融点熱可塑性合成樹脂の粒度は0〜100μの
粒度分布をもつものが好ましく、更に好ましくは
0〜60μの粒度分布を持つものである。 微粒子状無水シリカとしては、純度として
SiO2の形で99.8%以上のもので、重金層、As,
Mg,Cs,Naなどがほとんど検出されないもの
であることがのぞましい。更に超微粒子無水シリ
カとしての平均粒径が5mμ〜50mμのものが好ま
しい。より好ましい平均粒径としては7mμ〜
15mμのものが良い。 金属のステアリン酸塩で構成される滑剤として
は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸亜鉛等が含まれる。又、
これらの混合物を用いることができるのは勿論で
ある。 これらの滑剤の粒径は出来るだけ微細なもので
あることがのぞましく、50μ以下の平均粒径が好
ましい。より好ましい粒度の範囲としては5〜
15mμのものがのぞましい。 このようなシリカおよび滑剤の混合物を低融点
熱可塑性合成樹脂粉末に薄層且つ均一にまぶす方
法としては、熱可塑性合成樹脂の粉砕時にシリカ
および滑剤を添加して粉砕工程および混合工程を
同時に行なう方法、あるいは熱可塑性合成樹脂粉
末を用いて、これにシリカおよび滑剤を添加して
攪拌、混合を行なう方法等いかなる方法を用いる
ことができる。 低融点熱可塑性合成樹脂粉末100重量部に対し、
シリカの添加量は0.01〜5重量部、さらに好まし
くは0.01〜3重量部であり、ステアリン酸金属塩
からなる活剤の添加量は0.01〜7重量部である。
シリカは粘稠液と樹脂粉末のなじみに効果的であ
り、滑剤は作製された水性分散液からの脱泡に効
果がある。シリカおよび滑剤の添加量が樹脂粉末
に対し0.01部より少ないと水性分散液の安定に時
間がかかり、いちじるしく作業性が悪くなる。
又、シリカおよび滑剤の添加量が樹脂粉末に対し
それぞれ5重量部および7重量部をこえると接着
力の低下を惹起する。その為、シリカおよび滑剤
の添加量が多過ぎても少なすぎても好ましくな
い。 こうして得られたシリカおよび滑剤をまぶされ
た低融点熱可塑性合成樹脂粉末は界面活性剤を含
む粘稠性液に容易に均一分散され、短時間で安定
した水性分散液が得られる。 分散液のベースになる粘稠液については、ポリ
アクリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、カルボ
キシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリ
ル酸アンモニウム、ポリアクリル酸、ノニオン、
アニオン、カチオン等の粘度増大作用のあるもの
を単独、あるいは複合で適量を水に溶解してやる
ことにより得ることができる。こうして出来上つ
た粘稠液には必要に応じて、可塑剤、分散剤、消
泡剤、柔軟剤、安定剤を溶解、あるいは分散させ
てやることもできることは勿論である。 それぞれに準備された粘稠液とシリカおよび滑
剤で表面を覆われた低融点熱可塑性合成樹脂粉末
は、まぜ合わせ攪拌、混合することにより均一に
固形分が分散された水性分散液となり、ペースト
ドツト転写用水性分散液として入手することがで
きる。 以下、本発明の実施例および比較例について述
べる。 実施例B,C,D 粘稠液の調整は以下の如くに行なつた。60℃に
加温した純水100重量部に対し、ポリアクリルア
ミド1重量部を溶解した。溶解に際しては攪拌翼
形回転式の攪拌溶解機を用い、回転速度50rpmで
ポリアクリルアミドを少しずつ純水に加えるよう
にしながら溶解させた。同様に、60℃に加温した
純水100重量部に対し、ポリアクリル酸ソーダ1
重量部を溶解する。溶解の方法は、純水にポリア
クリルアミドを溶解したのと同様の方法で行なつ
た。 以上のごとく、それぞれ別個に作られた液を一
つの容器に併せて入れてやり、二つの液が充分に
均一混合するまで攪拌翼形回転式攪拌機を用いて
50rpmで攪拌混合した。 こうして出来上つたポリアクリルアミドおよび
ポリアクリ酸ソーダを含む液に更に液中の純水
100重量部に対して消泡剤であるダイセル化学工
業(株)の商品名「シヨウホウ」0.5重量部を更に添
加してやり、充分に混合されるまで攪拌を続け
た。純水にポリアクリル酸ソーダおよびポリアク
リルアミドおよびシヨウホウを含む粘稠液が得ら
れたが、本液に更に転写性改良の為、ノニオン、
アニオンを加える。ノニオンとしては日本油脂(株)
の商品名「ノニオンHS206」を用い、アニオンと
しては日本油脂(株)の商品名「ニツサンパーソフト
EK」を用いた。ノニオンおよびアニオンのそれ
ぞれの添加量は既に得られている粘稠液中の純水
100重量部に対し、それぞれ1重量部ずつであつ
た。ノニオンおよびアニオンを添加した粘稠液は
全体が充分に均一になるように攪拌を行なつた。
攪拌速度は50rpmとした。こうして得られた粘稠
液の20℃に於ける粘度はB型粘度計を用い、ロー
ターNo.4で12rpmで測定したところ2750CPであ
つた。 こうして得られた粘稠液を多量に準備した。こ
の粘稠液から実験に必要な量を取り出し、以下の
試験に用いた。 一方、低融点熱可塑性合成樹脂粉末としては、
ポリアミド共重合体を用い、ポリアミド共重合体
粉末としては、ダイセル化学工業(株)の商品名「ダ
イアミドT−450 P61」パウダーを用いた。ダイ
アミドT−450 P61は、ナイロン6/612/12で、
融点110℃のポリアミド共重合物であり、粉体と
しての粒度は0〜60μのものである。 高純度超微粒子状無水シリカとしては、日本ア
エロジル(株)の商品名「AEROSIL 200」を用い
た。AEROSIL 200は、粒子の平均径12mμ、粒
度範囲7〜50mμ、SiO2分が99.8%以上のもので
ある。ステアリン酸マグネシウムとしては、和光
純薬工業(株)製の「ステアリン酸マグネシウム」試
薬一級を用い、ステアリン酸カルシウムとして
は、和光純薬工業(株)製の「ステアリン酸カルシウ
ム」試薬を用いた。 ポリアミド共重合体粉末に対し、AEROSIL、
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウムをそれぞれ所定量配合し、振とう混合処理し
た。それぞれの配合については表−1に示す。 こうして得られたポリアミド共重合体粉末の処
理済品を既に得られている粘稠液337grに対し固
形分としての重量が163grとなるように、それぞ
れ添加して攪拌混合し、水性分散液を得た。 水性分散液の評価については、曳糸性および気
泡の状態を目視で調べ、水性分散液の状態につい
ては攪拌状況と静止状況から判断した。又、それ
ぞれの粘度についてB型粘度計Mタイプを用い、
ローターNo.4回転速度12rm、20℃の条件下測定
の結果を表−1に示す。 比較例A,E〜K 実施例のときに作製した粘稠液を水性分散液の
ベースとして使用した。高純度超微粒子状無水シ
リカ、ステアリン酸マグネシウムおよびステアリ
ン酸カルシウムは実施例のときに用いたものと同
じものを使用した。更にポリアミド共重合体粉末
も実施例のときに用いた「ダイアミドT−450
P61」を使用した。ポリアミド共重合体粉末に対
し、「AEROSIL 200」ステアリン酸マグネシウ
ム、あるいはステアリン酸カルシウムを所定量配
合し、実施例と同様に振とう混合処理を行なつ
た。それぞれの配合については表−1および表−
2に示す。 こうして得られたポリアミド共重合体粉末処理
品は実施例のときに準備した粘稠液を用い、実施
例と同様の手法で水性分散液を作り、評価した。
評価の手法は実施例と同様に行なつた。測定の結
果を表−1および表−2に示す。
ル接着剤に用いられる熱融着用水性分散液に関す
る。 〔従来技術〕 従来繊維の接着剤としてホツトメルトタイプの
熱可塑性合成樹脂粉末が用いられている。これら
の熱可塑性合成樹脂粉末としては共重合ポリアミ
ド、低融点ポリエステル、ポリウレタン、ポリエ
チレン等が用いられており、いずれも融点の低い
樹脂である。又、繊維表面へのこれら熱可塑性樹
脂粉末の塗布の方法も比較的粗い粉末を用いるス
キヤツターリング法、中程度の粒度を有する粉末
を用いるパウダードツド法および微小な熱可塑性
樹脂粉末を水性分散液にしておき、これを一定の
状態で繊維に転写してやるペーストドツト法など
が行われている。こうして得られるホツトメルト
型熱可塑性樹脂粉末を繊維表面にくつつけたもの
は主に衣料用接着芯地として用いられるが、その
他にも壁材、クロス等にも用いられる。 衣料用接着芯地として従来は、衿、袖口、前身
頃などの形態保持の役割を果すのが主な目的であ
つた。しかし、近年薄手婦人用生地の開発が進
み、単に形態保持の役割ばかりでなく、肌ざわり
等、風合いに関する要求がなされるようになつ
た。 一方、こうした接着芯地を用いた衣料等が繰返
し洗濯やドライクリーニングにより剥離がなく、
型崩れを生じないことも要求されている。 形態保持機能を満足させ、風合い、肌ざわりが
良く、且つ水洗濯やドライクリーニングに耐える
為には単一の熱可塑性樹脂粉末ではむつかしい
為、さまざまな可塑剤、柔軟剤等が用いられるよ
うになつた。こうした可塑剤や柔軟剤を熱可塑性
樹脂粉末と均一に混合する為には(固−固)混
合、(固−液)混合よりも、水性分散液による混
合の方が、より均一性なものが得られる為、水性
分散液を用いた熱可塑性樹脂粉末を主体とするホ
ツトメルト接着用繊維の製造法が行われるように
なつた。 水性分散液を繊維表面上にスクリーン印刷など
の手段にて塗布し、乾燥してやる。更に乾燥によ
り水分のなくなつた熱可塑性樹脂粉末および可塑
剤、柔軟剤等を含むものを表面が溶融し、基布上
に着床されたものが取扱い時に脱落しないように
加熱処理してやる。 こうして得られたホツトメルト熱可塑性樹脂の
着床された繊維は被着物となる表生地等を重ね合
せて、約120〜180℃の温度条件下で0.1〜0.5Kg/
cm2の圧力条件のもとで短時間で強固に接着するも
のである。 このような条件を満足する熱可塑性樹脂粉末を
含む水性分散液がスクリーン印刷等の転写性にす
ぐれ、且つ安定した水性分散液であることは非常
に大切なことである。又、水性分散液の作製に時
間がかからず、出来上つた水性分散液の特性が変
らないことも使用する立場から考えて大切なポイ
ントとなる。 〔発明が解決しようとしている問題点〕 本発明者らは、熱可塑性樹脂粉末を含む水性分
散液が、 1 製造に手間がかからず、短時間で均一性のあ
る水性分散液である。 2 水性分散液の特性が変わらず、充分な転写性
を有する水性分散液である。 ということを満足させるべく、鋭意検討を重ね
た。 〔問題を解決するための手段〕 本発明者らは、このような水性分散液を得るべ
く検討した結果、低融点熱可塑性合成樹脂粉末表
面の高純度の超微粒子無水シリカを薄層になるよ
うに付着させたものを界面活性剤を含む粘稠液中
に分散させてやることにより本発明を完成させた
ものである。 すなわち、本発明は、低融点熱可塑性樹脂粉末
を分散してなる熱融着用水性分散液において前記
低融点熱可塑性樹脂粉末が微粒子状無水シリカお
よびステアリン酸金属塩からなる滑剤で覆われて
いることを特徴とする熱融着用水性分散液に関す
る。 本発明に用いる低融点熱可塑性樹脂粉末として
は、ポリアミド共重合体、低融点ポリエステル、
ポリエチレン、ポリウレタンなどがある。 好ましくは、ポリアミド共重合体で、ナイロン
−6,66,610,11,12,612などのモノマーの3
種以上用いた共重合体であり、具体的には、ナイ
ロン6/66/610、ナイロン6/66/12、ナイロ
ン6/610/12、ナイロン6/66/12、ナイロン
6/66/11/12などがある。 又、ポリアミド共重合体としては、ポリアミド
成分以外のポリエステルやポリアルキレンエーテ
ルグリコールとの共重合体であるポリアミドエラ
ラストマーなども例示できる。融点は80〜160℃
である。 低融点熱可塑性合成樹脂の粒度は0〜100μの
粒度分布をもつものが好ましく、更に好ましくは
0〜60μの粒度分布を持つものである。 微粒子状無水シリカとしては、純度として
SiO2の形で99.8%以上のもので、重金層、As,
Mg,Cs,Naなどがほとんど検出されないもの
であることがのぞましい。更に超微粒子無水シリ
カとしての平均粒径が5mμ〜50mμのものが好ま
しい。より好ましい平均粒径としては7mμ〜
15mμのものが良い。 金属のステアリン酸塩で構成される滑剤として
は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸亜鉛等が含まれる。又、
これらの混合物を用いることができるのは勿論で
ある。 これらの滑剤の粒径は出来るだけ微細なもので
あることがのぞましく、50μ以下の平均粒径が好
ましい。より好ましい粒度の範囲としては5〜
15mμのものがのぞましい。 このようなシリカおよび滑剤の混合物を低融点
熱可塑性合成樹脂粉末に薄層且つ均一にまぶす方
法としては、熱可塑性合成樹脂の粉砕時にシリカ
および滑剤を添加して粉砕工程および混合工程を
同時に行なう方法、あるいは熱可塑性合成樹脂粉
末を用いて、これにシリカおよび滑剤を添加して
攪拌、混合を行なう方法等いかなる方法を用いる
ことができる。 低融点熱可塑性合成樹脂粉末100重量部に対し、
シリカの添加量は0.01〜5重量部、さらに好まし
くは0.01〜3重量部であり、ステアリン酸金属塩
からなる活剤の添加量は0.01〜7重量部である。
シリカは粘稠液と樹脂粉末のなじみに効果的であ
り、滑剤は作製された水性分散液からの脱泡に効
果がある。シリカおよび滑剤の添加量が樹脂粉末
に対し0.01部より少ないと水性分散液の安定に時
間がかかり、いちじるしく作業性が悪くなる。
又、シリカおよび滑剤の添加量が樹脂粉末に対し
それぞれ5重量部および7重量部をこえると接着
力の低下を惹起する。その為、シリカおよび滑剤
の添加量が多過ぎても少なすぎても好ましくな
い。 こうして得られたシリカおよび滑剤をまぶされ
た低融点熱可塑性合成樹脂粉末は界面活性剤を含
む粘稠性液に容易に均一分散され、短時間で安定
した水性分散液が得られる。 分散液のベースになる粘稠液については、ポリ
アクリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、カルボ
キシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリ
ル酸アンモニウム、ポリアクリル酸、ノニオン、
アニオン、カチオン等の粘度増大作用のあるもの
を単独、あるいは複合で適量を水に溶解してやる
ことにより得ることができる。こうして出来上つ
た粘稠液には必要に応じて、可塑剤、分散剤、消
泡剤、柔軟剤、安定剤を溶解、あるいは分散させ
てやることもできることは勿論である。 それぞれに準備された粘稠液とシリカおよび滑
剤で表面を覆われた低融点熱可塑性合成樹脂粉末
は、まぜ合わせ攪拌、混合することにより均一に
固形分が分散された水性分散液となり、ペースト
ドツト転写用水性分散液として入手することがで
きる。 以下、本発明の実施例および比較例について述
べる。 実施例B,C,D 粘稠液の調整は以下の如くに行なつた。60℃に
加温した純水100重量部に対し、ポリアクリルア
ミド1重量部を溶解した。溶解に際しては攪拌翼
形回転式の攪拌溶解機を用い、回転速度50rpmで
ポリアクリルアミドを少しずつ純水に加えるよう
にしながら溶解させた。同様に、60℃に加温した
純水100重量部に対し、ポリアクリル酸ソーダ1
重量部を溶解する。溶解の方法は、純水にポリア
クリルアミドを溶解したのと同様の方法で行なつ
た。 以上のごとく、それぞれ別個に作られた液を一
つの容器に併せて入れてやり、二つの液が充分に
均一混合するまで攪拌翼形回転式攪拌機を用いて
50rpmで攪拌混合した。 こうして出来上つたポリアクリルアミドおよび
ポリアクリ酸ソーダを含む液に更に液中の純水
100重量部に対して消泡剤であるダイセル化学工
業(株)の商品名「シヨウホウ」0.5重量部を更に添
加してやり、充分に混合されるまで攪拌を続け
た。純水にポリアクリル酸ソーダおよびポリアク
リルアミドおよびシヨウホウを含む粘稠液が得ら
れたが、本液に更に転写性改良の為、ノニオン、
アニオンを加える。ノニオンとしては日本油脂(株)
の商品名「ノニオンHS206」を用い、アニオンと
しては日本油脂(株)の商品名「ニツサンパーソフト
EK」を用いた。ノニオンおよびアニオンのそれ
ぞれの添加量は既に得られている粘稠液中の純水
100重量部に対し、それぞれ1重量部ずつであつ
た。ノニオンおよびアニオンを添加した粘稠液は
全体が充分に均一になるように攪拌を行なつた。
攪拌速度は50rpmとした。こうして得られた粘稠
液の20℃に於ける粘度はB型粘度計を用い、ロー
ターNo.4で12rpmで測定したところ2750CPであ
つた。 こうして得られた粘稠液を多量に準備した。こ
の粘稠液から実験に必要な量を取り出し、以下の
試験に用いた。 一方、低融点熱可塑性合成樹脂粉末としては、
ポリアミド共重合体を用い、ポリアミド共重合体
粉末としては、ダイセル化学工業(株)の商品名「ダ
イアミドT−450 P61」パウダーを用いた。ダイ
アミドT−450 P61は、ナイロン6/612/12で、
融点110℃のポリアミド共重合物であり、粉体と
しての粒度は0〜60μのものである。 高純度超微粒子状無水シリカとしては、日本ア
エロジル(株)の商品名「AEROSIL 200」を用い
た。AEROSIL 200は、粒子の平均径12mμ、粒
度範囲7〜50mμ、SiO2分が99.8%以上のもので
ある。ステアリン酸マグネシウムとしては、和光
純薬工業(株)製の「ステアリン酸マグネシウム」試
薬一級を用い、ステアリン酸カルシウムとして
は、和光純薬工業(株)製の「ステアリン酸カルシウ
ム」試薬を用いた。 ポリアミド共重合体粉末に対し、AEROSIL、
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウムをそれぞれ所定量配合し、振とう混合処理し
た。それぞれの配合については表−1に示す。 こうして得られたポリアミド共重合体粉末の処
理済品を既に得られている粘稠液337grに対し固
形分としての重量が163grとなるように、それぞ
れ添加して攪拌混合し、水性分散液を得た。 水性分散液の評価については、曳糸性および気
泡の状態を目視で調べ、水性分散液の状態につい
ては攪拌状況と静止状況から判断した。又、それ
ぞれの粘度についてB型粘度計Mタイプを用い、
ローターNo.4回転速度12rm、20℃の条件下測定
の結果を表−1に示す。 比較例A,E〜K 実施例のときに作製した粘稠液を水性分散液の
ベースとして使用した。高純度超微粒子状無水シ
リカ、ステアリン酸マグネシウムおよびステアリ
ン酸カルシウムは実施例のときに用いたものと同
じものを使用した。更にポリアミド共重合体粉末
も実施例のときに用いた「ダイアミドT−450
P61」を使用した。ポリアミド共重合体粉末に対
し、「AEROSIL 200」ステアリン酸マグネシウ
ム、あるいはステアリン酸カルシウムを所定量配
合し、実施例と同様に振とう混合処理を行なつ
た。それぞれの配合については表−1および表−
2に示す。 こうして得られたポリアミド共重合体粉末処理
品は実施例のときに準備した粘稠液を用い、実施
例と同様の手法で水性分散液を作り、評価した。
評価の手法は実施例と同様に行なつた。測定の結
果を表−1および表−2に示す。
【表】
【表】
ホツトメルトペーストを作る時に全材料の混合
を終つた時点から使用する時迄の時間、即ち熟成
時間とも言うべき均一化の時間を短縮することが
できる。その為、貯蔵の為のタンク等の数量も少
なくてすみ、経済的にも有利である。
を終つた時点から使用する時迄の時間、即ち熟成
時間とも言うべき均一化の時間を短縮することが
できる。その為、貯蔵の為のタンク等の数量も少
なくてすみ、経済的にも有利である。
Claims (1)
- 1 低融点熱可塑性合成樹脂粉末を分散してなる
熱融着用水性分散液において、前記低融点熱可塑
性合成樹脂粉末100重量部が微粒子状無水シリカ
0.01〜5重量部およびステアリン酸金属塩からな
る活剤0.01〜7重量部で覆われていることを特徴
とする熱融着用水性分散液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59241438A JPS61119778A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 熱融着用水性分散液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59241438A JPS61119778A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 熱融着用水性分散液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61119778A JPS61119778A (ja) | 1986-06-06 |
| JPH0532516B2 true JPH0532516B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=17074307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59241438A Granted JPS61119778A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 熱融着用水性分散液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61119778A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04123294U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-06 | 倉敷繊維加工株式会社 | 接着芯地 |
| JP2001019937A (ja) | 1999-07-12 | 2001-01-23 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 熱融着用接着剤および接着布 |
| JP4598712B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2010-12-15 | 三洋化成工業株式会社 | ホットメルト接着剤用複合粒子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222008B2 (ja) * | 1972-06-16 | 1977-06-14 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59241438A patent/JPS61119778A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61119778A (ja) | 1986-06-06 |
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