JPH05325629A - 照明器具およびその製造方法 - Google Patents

照明器具およびその製造方法

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JPH05325629A
JPH05325629A JP13541592A JP13541592A JPH05325629A JP H05325629 A JPH05325629 A JP H05325629A JP 13541592 A JP13541592 A JP 13541592A JP 13541592 A JP13541592 A JP 13541592A JP H05325629 A JPH05325629 A JP H05325629A
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lamp
packing
insertion opening
groove
groove portion
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Masao Igawa
正夫 井川
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ランプソケット33を内設する筒状の胴体部24
と蓋体部27とにてパッキング41およびパッキング支持板
42を挟持して器具本体14を形成する。パッキング41は、
略中央に形成するランプ25が挿通する挿入口43の周縁近
傍に、挿入口43と略同心円状の溝部44を形成する。溝部
44は、真鍮製の金属線を設けた金ブラシを挿入口43の中
心軸に略一致するように回転させ、傷をつけるように細
かい切り込み状に形成する。 【効果】 ランプ25を装着する際、溝部44が拡開するよ
うに広がるため、パッキング41とランプ25との摩擦が低
下し、容易に装着できる。真鍮製の金属線を設けた金ブ
ラシにて溝部44を形成するため、容易に溝部44を形成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、球状ランプを内包しパ
ッキングを設けた防水構成を有する照明器具およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明器具は、球状ランプ
が装着されるランプソケットを内設した器具本体に、球
状の片口金ランプのランプ本体より小径の開口部が略中
央部に形成され、ランプソケット内に外部より水の浸入
を防止するためのパッキングを設けている。なお、パッ
キングは、ランプの温度が高温となるために耐熱性を有
するシリコンゴム等が使用されている。そして、球状ラ
ンプは、片口金ランプをこの片口金ランプの口金側から
パッキングの開口部の周縁を下方に弾性変形させながら
広げて挿入され、球状ランプの最狭部とパッキングとが
密着する。この球状ランプの挿入の際に、ランプを挿入
回転させるとき、このランプとパッキングとの間で摩擦
が生じ、球状ランプの回転挿入が進むにつれ摩擦力が増
大し、球状ランプの取り付けが困難になる。このため
に、ランプ本体とパッキングとの摩擦を軽減し、片口金
ランプを容易に挿入するために、粉体や潤滑油などを片
口金ランプのランプ本体およびパッキングに塗布するな
どの方法が採られている。
【0003】しかし、ランプ交換などの度に、粉体や潤
滑油などを塗布する手間がかかり、特に、数mの高さの
支柱に器具本体が取り付けられたものの場合には、その
作業は非常に煩雑となる。
【0004】そこで、粉体や潤滑油などの塗布を不要と
した照明器具として、例えば図12ないし図15に示すよう
な構成が知られている。
【0005】この図12ないし図15に示す照明器具は、例
えば水銀灯などのランプ91が装着されるランプソケット
92を配設した器具本体93は、筒状に形成された胴体部94
と、断面コ字状で上面の略中央にランプ91が挿通する挿
通口95を有した蓋体部96とからなり、この蓋体部96が胴
体部94の上面の開口を閉塞してねじ97にて取り付けられ
る。また、胴体部94の内側に内方に突出して取り付けら
れた鍔部98に、ランプソケット92を取り付けた筒状のラ
ンプソケット取付金具99を固定片部100 を介してねじ10
1 で取り付ける。
【0006】そして、胴体部94と蓋体部96とにて可撓性
を有するパッキング102 およびこのパッキング102 を下
面側から支持するパッキング支持板103 が挟持される。
そして、このパッキング102 は、略中央部にランプ91の
ランプ本体104 より小径の円形状の挿入口105 が形成さ
れ、この挿入口105 の周縁近傍に、ランプ91とパッキン
グ102 との接触面積を減少させるための挿入口105 と同
心円状の断面三角形状の突部106 を複数形成する。ま
た、パッキング支持板103 は、略中央に蓋体部96の挿通
口95の径より多少径大の挿通口107 が形成される。そし
て、ランプ91がパッキング102 の挿入口105 の周縁を広
げながら、パッキング102 を下方に弾性変形させてラン
プ91のランプ本体104 にパッキング102 の挿入口105 を
密着させて装着する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
12ないし図15に示す照明器具においては、パッキング10
2 に突部106 を設けたので、ランプ91とパッキング102
との接触面積は減少するが、パッキング102 の挿入口10
5 からランプ91を挿入する時、ランプソケット側へパッ
キング102 を引き延ばす力が加わるために、断面三角形
状の突部106 が伸び平坦に近い形状になったり、断面三
角形状の突部106 の傾面にランプ91の最狭部が密着する
状態になる。従って、この形状では多少の摩擦力の減少
効果はあるが、ランプを挿入回転させるときパッキング
102 のねじれと逆方向に戻る力が生じるとともに、ラン
プ挿入時にパッキング102 が引き延ばされるので、この
力と逆方向の力が加わる。このためパッキング102 に生
ずるねじれの力と延ばされる力によりランプ91の装着が
完全になされないという問題があり、また、ランプ91と
パッキング102 との接触による防水効果に問題もある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、請求項1の発明は、粉体や潤滑油などを塗布するこ
となくランプを容易に着脱でき、かつ、防水効果を向上
させることを目的とし、請求項2の発明は、ランプを容
易に着脱できる請求項1記載の照明器具のパッキングを
製造する方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、ランプ本体の一端に口金が設けられた片口金ランプ
を、可撓性を有するパッキングに前記ランプ本体より径
小に形成された挿入口に挿入した照明器具において、前
記パッキングは、前記挿入口の周縁近傍に同心円状に複
数の溝部を有するものである。
【0010】請求項2記載の照明器具の製造方法は、パ
ッキングの溝部は、細長く軟質の金属線が複数突出して
形成されたブラシ体を、前記パッキングに対して略垂直
に当接させ、前記ブラシ体を前記パッキングに対して相
対的に、前記挿入口の中心軸を中心として回転させて形
成することを特徴とする請求項1記載のものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の照明器具は、可撓性を有するパ
ッキングに片口金ランプを挿入する挿入口を設け、この
挿入口の周縁近傍にこの挿入口と略同心円状の溝部を複
数設ける。そしてこの挿入口の周縁近傍にこの挿入口と
パッキングをランプソケット側に押し曲げてパッキング
の挿入口からランプ91を挿入する際、溝部が引き伸ばさ
れ、略V字状に溝部が変形され、ランプとパッキングと
の密着する部分が変形された溝部となる。従ってランプ
の挿入により溝部が引き伸ばされるので、接触面積は減
少し、接触圧力も減少するとともに、ランプを挿入回転
させるときに発生する逆方向の力も減少するため、パッ
キングとランプとの摩擦抵抗が低減でき、容易にランプ
を着脱できる。
【0012】請求項2記載の照明器具の製造方法は、請
求項1記載の照明器具のパッキングの溝部を、細長く軟
質の金属線が複数突出して形成されたブラシ体を、パッ
キングに対して略垂直に当接させ、ブラシ体をパッキン
グに対して相対的に、挿入口の中心軸を中心として回転
させて形成することにより、パッキングに容易に溝部を
形成することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0014】図2において、11は照明器具で、この照明
器具11は、例えば地面に基端が固定された数mの長さの
鋼鉄製の支柱12の他端にボルト13などにて固定される器
具本体14と、この器具本体14に取り付けられ例えば略正
方形の板状のアクリルガラスあるいは強化ガラスなどの
カバー体15を有した枠体16とから構成されている。
【0015】そして、器具本体14は、図3ないし図6に
示すように、長方形状の側板21にて上下面に開口部22,
23を有して四角柱筒状に形成された胴体部24と、上面の
略中央に例えば水銀灯などの高輝度放電ランプ(High I
ntensity Discharge Lamp )などのランプ本体25a の一
端に口金25b を有する球状の片口金ランプ25が挿通する
挿通口26を有し、周囲に側板21の外面に重ね合わされる
重合部27a を断面略コ字状に折曲形成した蓋体部27とか
らなる。そして、胴体部24の上部周囲に蓋体部27の重合
部27a を重ね合わせ、この蓋体部27が胴体部24の上面開
口部22を閉塞してねじ28にて取り付けられ、下面開口部
23には支柱12の上端が挿入されてボルト13などにて固定
されている。さらに、胴体部24の4つの各側板21の外面
には放射状に外方に突出する角柱筒状の支持部29が設け
られ、この支持部29の先端上面には雄ねじ部30が上方に
向かってそれぞれ設けられている。
【0016】また、胴体部24の内側上部には上面開口部
22よりやや下方に取付面31が設けられている。さらに、
この取付面31には、略中央に円形状の挿通孔32が形成さ
れ、この挿通孔32には上面を開口しランプソケット33を
内設した円筒状のランプソケット取付金具34が配設さ
れ、このランプソケット取付金具34は、挿通孔32の周縁
より外方に突出するように折曲して形成された固定片部
35にてねじ36により取付面31に取り付けられている。そ
して、このランプソケット33には、蓋体部27の挿通口26
に挿通したランプ25が取り付けられる。
【0017】そして、胴体部24の上面開口部22の周縁と
蓋体部27とにて、胴体部24の上面開口部22と略同形状の
雨水の浸入防止のためのパッキング41およびこのパッキ
ング41を蓋体部27の反対側の下面側から支持するパッキ
ング支持板42が挟持されている。そして、このパッキン
グ41は、図9および図10に示すように、ランプ25を挿通
させてランプ25に密着させるため、可撓性を有し、か
つ、ランプ25への密着性が高いとともに、ランプからの
高熱により組成変形しないシリコーン樹脂などからな
り、略中央部にランプ25のランプ本体25a より小径での
円形状の挿入口43が形成されている。さらに、この挿入
口43の周縁近傍に、ランプ25とパッキング41との接触面
積を減少させるために、挿入口43と同心円状の切り込み
状の溝部44が上下両面に複数形成されている。また、パ
ッキング支持板42には、略中央に蓋体部27の挿通口26の
径より多少径大で同心軸上の円形状の挿通口45が形成さ
れている。そして、ランプ25が、図1および図8に示す
ように、ランプ25の口金25a にてパッキング41の挿入口
43の周縁を上面に形成された溝部44を拡開するように広
げながら下方に湾曲させて弾性変形させて広げ、ランプ
25のランプ本体25a が密着されてパッキング41の挿入口
43に嵌着されている。
【0018】なお、パッキング41の溝部44は、図11に示
すように、下面に真鍮製などの軟質の細長い複数の金属
針などの金属線46が下方に向かって突出するように設け
られた金ブラシ47を図示しない電動機に取り付ける。そ
して、電動機の駆動により金ブラシ47を回転させ、回転
軸がパッキング41の挿入口43の中心軸に略一致させる。
この状態で、金ブラシ47の金属線46をパッキング41に略
垂直に位置させてパッキング41に所定時間回転させなが
ら押圧当接させて、金ブラシ47でパッキング41に傷をつ
けるように細かい切り込み状の溝部45を形成する。
【0019】一方、枠体16は、図2ないし図5に示すよ
うに、略正方形状の上面部51およびこの上面部51の周縁
が下方に向かって折曲された側面部52からなる天板部53
と、この天板部53の周縁から下方に略垂直に設けられた
断面略L字状の柱部54と、上方に向かって開口された断
面略コ字状で柱部54の下端を略正方形状に各辺を構成し
て枠状に形成された基枠部55とにて構成され、これら天
板部53、柱部54および基枠部55にて側面および下面に正
方形状の照射開口56,57が開口されている。さらに、側
面の照射開口56を形成する柱部54は内方に向かって垂直
に当接縁58が折曲形成され、この当接縁58先端には雨水
などの浸入防止およびカバー体15の損傷防止のために断
面コ字状のゴム体59が係合されている。
【0020】また、各柱部54の内側には、長手方向両側
に同方向に略135度の角度に折曲された位置決め部61
a ,62a を有するねじ受金具61,62が、柱部54との間に
三角スペース63を区画するように位置決め部61a ,62a
の先端が当接縁58に略当接するとともに、位置決め部61
a ,62a が柱部54に内設し、位置決め部61a ,62a の先
端がゴム体59と柱部54の内面とにて挟持されている。そ
して、このねじ受金具61,62の上下方向の両端側付近に
はねじ孔64が穿設されている。さらに、4つの柱部54に
設けられるねじ受金具61,62のうち対向する一対のねじ
受金具61の略中央には嵌合孔65が穿設され、この嵌合孔
65には係止部材としてのカバー取付ガイド66が対向する
ねじ受金具61方向に突出するように嵌合されている。
【0021】そして、このカバー取付ガイド66は、三角
スペース63内に位置し嵌合孔65に係止される頭部71と、
この頭部71より小径でこの頭部71から突出して形成され
ねじ受金具61の嵌合孔65に嵌合挿入される係止胴部72
と、この係止胴部72の先端に頭部71に向かって拡開して
形成された弾性を有する係止片73とから構成されてい
る。
【0022】また、ねじ受金具61と同様に、長手方向両
側に135度の角度で折曲された押圧部74a を有するカ
バー受金具74が形成され、このカバー受金具74はねじ受
金具61のねじ孔64,64に対応してねじ孔75,75が穿設さ
れているとともに、嵌合孔65に対応して取付孔76が穿設
されている。
【0023】一方、天板部53の側面部52および基枠部55
の内面側には、爪部77が照射開口56側に向かって対向し
て突設されている。
【0024】そして、カバー体15が、上下方向の両縁が
爪部77にて係止され左右方向の両縁の一端側がカバー取
付ガイド66の係止胴部72に当接され、カバー体15の外面
が枠体16の当接縁58のゴム体59に密着され、カバー体15
にて枠体16の各照射開口56を水密に閉塞している。
【0025】さらに、カバー受金具74が、取付孔76にカ
バー取付ガイド66の係止片73が弾性変形されて挿通され
係止されることにより、カバー体15の内面に当接し、こ
のカバー受金具74とゴム体59とにてカバー体15を挟持す
る。また、ねじ78,78をそれぞれねじ孔75,75に挿入
し、ねじ孔64,64に螺着し、ねじ受金具61にカバー受金
具74を固定する。
【0026】そして、各基枠部55の略中央には、図3お
よび図4に示すように、接続体81が取り付けられ、この
接続体81には器具本体14の側板21に突設された支持部29
の雄ねじ部30が挿通するねじ孔82がそれぞれ穿設された
対向して突出する接続片部83が形成されている。そし
て、この接続片部83のねじ孔82に支持部29の雄ねじ部30
を挿通して、支持部29上に接続片部83を載置させて、枠
体16の基枠部55をナット84などにて固定し、枠体16を器
具本体14に支持している。
【0027】次に、上記一実施例の組み立て動作につい
て説明する。
【0028】まず、ランプソケット33を配設した胴体部
24に、下面に真鍮性などの軟質の細長い複数の金属線46
が下方に向かって突出するように設けられた金ブラシ47
によって、パッキング41の挿入口43の周縁近傍に、この
挿入口43と同心円状の切り込み状の溝部44を上下両面に
複数形成させ、このパッキング41をパッキング支持板42
とともに蓋体部27にて挟持して、器具本体14を組み立て
る。
【0029】次に、枠体16の組み立てに当たっては、枠
体16の一対の対角線上の柱部54の内面側に、カバー取付
ガイド66が内方に突出するように取り付けられたねじ受
金具61を接合させ、隣り合う他の一対の対角線上の柱部
54の内面側にカバー取付ガイド66が取り付けられていな
いねじ受金具62を接合させ、各ねじ受金具61,62の長手
方向の両縁を柱部54に当接させ、柱部54の内面との間に
挟持するように、当接縁58に照射開口56の周縁に沿って
ゴム体59を係合する。
【0030】そして、爪部77にカバー体15の上下方向の
両端縁部をそれぞれ係止させるとともに、上下方向の両
側縁部の一端側をカバー取付ガイド66の係止胴部72に当
接させて、枠体16の側面の各照射開口56を閉塞させて各
カバー体15を支持する。
【0031】次に、カバー受金具74を、このカバー受金
具74の略中央に穿設開口された取付孔76に枠体16に組ま
れたカバー取付ガイド66の係止片73を弾性変形させなが
ら挿通させて係止させるとともに、カバー体15の内面に
当接させて係止し、ねじ受金具61にねじ78にて上下方向
の両端縁付近に穿設された各ねじ孔75を対応するねじ受
金具74の各ねじ孔64に螺着し、当接縁58とカバー受金具
74との間にカバー体15を挟持して固定させる。
【0032】そして、取付孔76が穿設されていないカバ
ー受金具74も同様にカバー取付ガイド66が取り付けられ
ていないねじ受金具62にねじ止めする。
【0033】次に、組み立てられた器具本体14に、蓋体
部27の挿通口26を介してパッキング41の挿入口43にラン
プ25のランプ本体25a にてパッキング41の挿入口43の周
縁を下方に弾性変形させて広げながら口金25b を挿入口
43に挿入する。このとき、パッキング41の上面部に形成
された溝部44が拡開するように広がる。そして、ランプ
25の口金25b をランプソケット33にねじ込んで、ランプ
25のランプ本体25a にパッキング41の挿入口43を密着さ
せて嵌着させる。
【0034】そして、各基枠部55の略中央に設けられた
各接続体81を、この接続体81の接続片部83のねじ孔82に
ランプ25が装着された器具本体14の支持部29の雄ねじ部
30をそれぞれ挿通させ、この接続片部83を支持部29に載
置させてナット84などにて固定し、枠体16を器具本体14
に支持させて照明器具11を組み立てる。
【0035】上記実施例によれば、パッキング41の挿入
口43の周縁近傍にこの挿入口43と同心円状の細かい切り
込み状の溝部44を両面に形成されたパッキング41を、器
具本体14に設けたことにより、ランプ25を器具本体14内
に配設されたランプソケット33に着脱させるときに、パ
ッキング41の上面の溝部44が拡開するように広がるた
め、パッキング41とランプ25との接触面積が少なくな
り、パッキング41とランプ25との摩擦が低下して、粉体
や潤滑油などを塗布することなく容易にランプ25を着脱
することができる。
【0036】また、このパッキング41は、雨水の浸入防
止のため装着されるランプ25に密着させるため、可撓性
を有し、かつ、ランプ25への密着性が高いとともに、ラ
ンプ25からの熱に組成変形しないシリコーン樹脂などか
ら形成されるので、突部を設けたり溝部を設けるなどの
加工性が低いが、真鍮製などの軟質の細長い複数の金属
線46が下方に向かって突出するように設けられた金ブラ
シ47を、傷を付けるようにパッキング41に当接させて溝
部44を形成することにより、容易に溝部44を形成するこ
とができる。
【0037】なお、上記実施例において、金ブラシ47を
電動機に取り付けて回転させて溝部44を形成することに
ついて説明したが、手動にて金ブラシ47を挿入口43の中
心軸を中心として回転するように、挿入口43の周縁に沿
って擦り付けるなどにより溝部44を形成することもでき
る。
【0038】また、金ブラシ47として真鍮製の金属線46
が複数設けられたものを試用したが、スチール製などで
もできる。ただし、剣山などのように、多少の力が働い
ても座屈変形しないようなものは、溝部44を形成する
際、反りが生じて、ランプ25の挿入性の向上にはつなが
らず、逆にパッキング41を損傷する恐れがあるので、軟
質の真鍮製の金ブラシ47が好ましい。
【0039】さらに、金ブラシ47を回転させて溝部44を
形成させて説明したが、パッキング41を挿入口43の中心
軸を中心に回転させることもでき、また、溝部44を形成
してから挿入口43を形成してもできる。
【0040】また、カバー取付ガイド66に頭部71を形成
し、この頭部71をねじ受金具61にて柱部54との間に区画
された三角スペース63内に接合させて、カバー取付ガイ
ド66をねじ受金具54に嵌合させる構成にて説明したが、
カバー取付ガイド66の基部が直接ねじ受金具61に取り付
けられた構成、および、ねじ受金具61を使用せず、直接
枠体16の柱部54の内面側に取り付ける構成などもでき
る。
【0041】また、枠体16の柱部54の一対の対角線上に
カバー取付ガイド66を一対設けて説明したが、各柱部54
に複数対設けてもできる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、可撓
性を有するパッキングに片口金ランプを挿入する挿入口
を設け、この挿入口の周縁近傍にこの挿入口と略同心円
状の溝部を複数設けたことにより、ランプ本体との接触
面積を減少でき、パッキングとランプとの摩擦抵抗が低
減でき、容易にランプを着脱できる。
【0043】請求項2記載の照明器具の製造方法によれ
ば、請求項1記載の照明器具のパッキングの溝部を、細
長く軟質の金属線が複数突出して形成されたブラシ体
を、パッキングに対して略垂直に当接させ、ブラシ体を
パッキングに対して相対的に、挿入口の中心軸を中心と
して回転させて形成することにより、パッキングに容易
に溝部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す器具本体に
ランプが装着された状況の側面断面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の一部切欠いた側面断面図である。
【図4】同上の平面断面図である。
【図5】同上のカバー受金具のねじ止め状況の斜視図で
ある。
【図6】同上の器具本体の分解斜視図である。
【図7】同上のランプ装着前の器具本体の側面断面図で
ある。
【図8】同上のパッキングとランプとの嵌着状況の側面
断面図である。
【図9】同上のパッキングの平面図である。
【図10】同上のパッキングの側面断面図である。
【図11】同上のパッキングの溝部を形成する状況の斜
視図である。
【図12】従来の照明器具の一実施例を示す器具本体に
ランプが装着された状況の側面断面図である。
【図13】従来の照明器具の一実施例のパッキングとラ
ンプとの嵌着状況の側面断面図である。
【図14】従来の照明器具の一実施例のパッキングの平
面図である。
【図15】従来の照明器具の一実施例のパッキングの側
面断面図である。
【符号の説明】
14 器具本体 25 片口金ランプ 25a ランプ本体 25b 口金 41 パッキング 43 挿入口 44 溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ本体の一端に口金が設けられた片
    口金ランプを、可撓性を有するパッキングに前記ランプ
    本体より径小に形成された挿入口に挿入した照明器具に
    おいて、 前記パッキングは、前記挿入口の周縁近傍に同心円状に
    複数の溝部を有することを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 パッキングの溝部は、 細長く軟質の金属線が複数突出して形成されたブラシ体
    を、前記パッキングに対して略垂直に当接させ、前記ブ
    ラシ体を前記パッキングに対して相対的に、前記挿入口
    の中心軸を中心として回転させて形成することを特徴と
    する請求項1記載の照明器具の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158120U (ja) * 1981-03-31 1982-10-04
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JPH0435307U (ja) * 1990-07-19 1992-03-24

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