JPH05326366A - 投影露光装置 - Google Patents
投影露光装置Info
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- JPH05326366A JPH05326366A JP4128370A JP12837092A JPH05326366A JP H05326366 A JPH05326366 A JP H05326366A JP 4128370 A JP4128370 A JP 4128370A JP 12837092 A JP12837092 A JP 12837092A JP H05326366 A JPH05326366 A JP H05326366A
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- fly
- optical axis
- pattern
- illumination
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70058—Mask illumination systems
- G03F7/70091—Illumination settings, i.e. intensity distribution in the pupil plane or angular distribution in the field plane; On-axis or off-axis settings, e.g. annular, dipole or quadrupole settings; Partial coherence control, i.e. sigma or numerical aperture [NA]
- G03F7/70108—Off-axis setting using a light-guiding element, e.g. diffractive optical elements [DOEs] or light guides
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体素子のリソグラフィ工程で使われる通
常のレチクルを投影露光する際、高解像度で大焦点深度
が得られるとともに、照度均一性の優れた投影露光装置
を得る。 【構成】 第1〜第3プリズム20〜22を用いて光源
1からの照明光束を4分割して、この4つの光束を照明
光学系の光軸AXから偏心した位置に中心が配置された
4組のフライアイレンズ(40a〜40d、41a〜4
1d)の各々に入射させる。主制御系50は、4組のフ
ライアイレンズの位置変更に連動して第1〜第3プリズ
ム20〜22の各々を光軸方向に移動し、常に4つの光
束をその対応した各フライアイレンズに正確に入射させ
る。
常のレチクルを投影露光する際、高解像度で大焦点深度
が得られるとともに、照度均一性の優れた投影露光装置
を得る。 【構成】 第1〜第3プリズム20〜22を用いて光源
1からの照明光束を4分割して、この4つの光束を照明
光学系の光軸AXから偏心した位置に中心が配置された
4組のフライアイレンズ(40a〜40d、41a〜4
1d)の各々に入射させる。主制御系50は、4組のフ
ライアイレンズの位置変更に連動して第1〜第3プリズ
ム20〜22の各々を光軸方向に移動し、常に4つの光
束をその対応した各フライアイレンズに正確に入射させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路、また
は液晶デバイス等のパターン形成に使用する投影露光装
置に関するものである。
は液晶デバイス等のパターン形成に使用する投影露光装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子等の回路パターン形成には、
一般にフォトリソグラフィと呼ばれる工程が必要であ
る。この工程では通常、レチクル(マスク)パターンを
半導体ウエハ等の基板上に転写する方法が採用される。
基板上には感光性のフォトレジストが塗布されており、
照射光像、すなわちレチクルパターンの透明部分のパタ
ーン形状に応じて、フォトレジストに回路パターンが転
写される。一般に投影露光装置(例えばステッパー)で
は、レチクル上に描画された転写すべき回路パターンの
像が、投影光学系を介して基板(ウエハ)上に投影、結
像される。
一般にフォトリソグラフィと呼ばれる工程が必要であ
る。この工程では通常、レチクル(マスク)パターンを
半導体ウエハ等の基板上に転写する方法が採用される。
基板上には感光性のフォトレジストが塗布されており、
照射光像、すなわちレチクルパターンの透明部分のパタ
ーン形状に応じて、フォトレジストに回路パターンが転
写される。一般に投影露光装置(例えばステッパー)で
は、レチクル上に描画された転写すべき回路パターンの
像が、投影光学系を介して基板(ウエハ)上に投影、結
像される。
【0003】また、レチクルを照明するための照明光学
系中には、例えばフライアイ型、またはロッド型等のオ
プチカルインテグレータが使用されており、レチクル上
に照射される照明光の強度分布がほぼ均一化される。こ
の均一化を最適に行うため、フライアイ型オプチカルイ
ンテグレータ(フライアイレンズ)を用いる場合には、
レチクル側焦点面(射出面側)とレチクル面(パターン
面)とはほぼフーリエ変換の関係で結ばれており、さら
にレチクル側焦点面と光源側焦点面(入射面側)ともフ
ーリエ変換の関係で結ばれている。
系中には、例えばフライアイ型、またはロッド型等のオ
プチカルインテグレータが使用されており、レチクル上
に照射される照明光の強度分布がほぼ均一化される。こ
の均一化を最適に行うため、フライアイ型オプチカルイ
ンテグレータ(フライアイレンズ)を用いる場合には、
レチクル側焦点面(射出面側)とレチクル面(パターン
面)とはほぼフーリエ変換の関係で結ばれており、さら
にレチクル側焦点面と光源側焦点面(入射面側)ともフ
ーリエ変換の関係で結ばれている。
【0004】従って、レチクルのパターン面とフライア
イレンズの光源側焦点面(正確にはフライアイレンズを
構成する個々のレンズエレメントの光源側焦点面)と
は、結像関係(共役関係)で結ばれている。このため、
レチクル上ではフライアイレンズの各レンズエレメント
(2次光源)からの照明光がコンデンサーレンズ等によ
ってそれぞれ加算(重畳)されることで平均化され、レ
チクル上の照度均一性を良好にすることが可能になって
いる。
イレンズの光源側焦点面(正確にはフライアイレンズを
構成する個々のレンズエレメントの光源側焦点面)と
は、結像関係(共役関係)で結ばれている。このため、
レチクル上ではフライアイレンズの各レンズエレメント
(2次光源)からの照明光がコンデンサーレンズ等によ
ってそれぞれ加算(重畳)されることで平均化され、レ
チクル上の照度均一性を良好にすることが可能になって
いる。
【0005】ところで、最近ではレチクルの回路パター
ンの透過部分のうち、特定の部分からの透過光の位相
を、他の透過部分からの透過光の位相よりπ(rad) だけ
ずらす、いわゆる位相シフトレチクルが提案されてお
り、例えば特公昭62―50811号公報には空間周波
数変調型の位相シフトレチクルが開示されている。この
位相シフトレチクルを使用すると、従来よりも微細なパ
ターンの転写が可能となる。ところが、位相シフトレチ
クルについてはその製造工程が複雑になる分コストも高
く、また検査及び修正方法も未だ確立されていないの
で、多くの問題が残されている。
ンの透過部分のうち、特定の部分からの透過光の位相
を、他の透過部分からの透過光の位相よりπ(rad) だけ
ずらす、いわゆる位相シフトレチクルが提案されてお
り、例えば特公昭62―50811号公報には空間周波
数変調型の位相シフトレチクルが開示されている。この
位相シフトレチクルを使用すると、従来よりも微細なパ
ターンの転写が可能となる。ところが、位相シフトレチ
クルについてはその製造工程が複雑になる分コストも高
く、また検査及び修正方法も未だ確立されていないの
で、多くの問題が残されている。
【0006】そこで、位相シフトレチクルを使用しない
投影露光技術として、レチクルの照明方法を改良するこ
とで転写解像力を向上させる試みがなされている。その
1つの方式として、照明光学系の瞳面(フーリエ変換
面)、すなわちフライアイレンズの射出側焦点面近傍に
輪帯状の絞り(空間フィルター)を配置し、照明光学系
の光軸の回りに分布する照明光束を部分的にカットして
照明光束の光量分布を輪帯状に規定することで、レチク
ルパターンに達する照明光束に一定の傾斜を持たせる方
式(輪帯照明法)が提案されている。
投影露光技術として、レチクルの照明方法を改良するこ
とで転写解像力を向上させる試みがなされている。その
1つの方式として、照明光学系の瞳面(フーリエ変換
面)、すなわちフライアイレンズの射出側焦点面近傍に
輪帯状の絞り(空間フィルター)を配置し、照明光学系
の光軸の回りに分布する照明光束を部分的にカットして
照明光束の光量分布を輪帯状に規定することで、レチク
ルパターンに達する照明光束に一定の傾斜を持たせる方
式(輪帯照明法)が提案されている。
【0007】さらに高解像力、大焦点深度の投影露光を
達成するため、例えば特開平4−101148号公報に
開示されているように、フライアイレンズの射出側焦点
面近傍に照明光学系の光軸に対して偏心した複数(2つ
または4つ)の位置の各々に開口を有する絞り(空間フ
ィルター)を配置し、レチクルパターンに対して特定方
向から照明光束を所定角度だけ傾斜させて照射する方式
(傾斜照明法、または変形光源法)も提案されている。
達成するため、例えば特開平4−101148号公報に
開示されているように、フライアイレンズの射出側焦点
面近傍に照明光学系の光軸に対して偏心した複数(2つ
または4つ)の位置の各々に開口を有する絞り(空間フ
ィルター)を配置し、レチクルパターンに対して特定方
向から照明光束を所定角度だけ傾斜させて照射する方式
(傾斜照明法、または変形光源法)も提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き傾斜照明法においては、有効なレンズエレメント(す
なわち空間フィルターを通過可能な2次光源)の数が減
少してレチクル上での照度均一化効果が低下し、レチク
ルの全面に渡って均一な照度分布を保証することが難し
くなるといった問題が生じる。また、空間フィルター等
のような部分的に照明光束をカットする部材を設けた系
では光量損失が大きく、当然のことながらレチクル上、
またはウエハ上での照明強度(照度)を大幅に低下させ
ることになり、照明効率の低下に伴う露光処理時間の増
大という問題に直面する。さらに、照明光学系中のフー
リエ変換面には、光源からの光束が集中して通るため、
空間フィルター等の遮光部材の光吸収による温度上昇が
著しくなり、照明光学系の熱的な変動による性能劣化の
対策(空冷等)も考える必要がある。
き傾斜照明法においては、有効なレンズエレメント(す
なわち空間フィルターを通過可能な2次光源)の数が減
少してレチクル上での照度均一化効果が低下し、レチク
ルの全面に渡って均一な照度分布を保証することが難し
くなるといった問題が生じる。また、空間フィルター等
のような部分的に照明光束をカットする部材を設けた系
では光量損失が大きく、当然のことながらレチクル上、
またはウエハ上での照明強度(照度)を大幅に低下させ
ることになり、照明効率の低下に伴う露光処理時間の増
大という問題に直面する。さらに、照明光学系中のフー
リエ変換面には、光源からの光束が集中して通るため、
空間フィルター等の遮光部材の光吸収による温度上昇が
著しくなり、照明光学系の熱的な変動による性能劣化の
対策(空冷等)も考える必要がある。
【0009】また、フライアイレンズの射出側焦点面近
傍に上記の如き絞りを設けると、複数のレンズエレメン
トによる2次光源像のうちのいくつかは、絞りの光透過
部と遮光部との境界部に重なり得る。このことは、フラ
イアイレンズに対する絞りの取付精度によって、上記境
界部付近の2次光源像が絞りで遮光されたり、逆に透過
したりすることを意味する。すなわち、照明光量のばら
つき等の不安定要因になるとともに、上記絞りを射出し
てレチクルに入射する各光束の光量が互いに異なってし
まうという問題も生じる。また、傾斜照明法ではレチク
ルパターンの微細度(線幅、ピッチ等)に応じて4つの
開口の位置(換言すればフーリエ変換面内での光量分
布)を変更しなければならず、照明光学系中で複数枚の
絞りを交換可能に構成する必要があり、装置が大型化す
るという問題もある。
傍に上記の如き絞りを設けると、複数のレンズエレメン
トによる2次光源像のうちのいくつかは、絞りの光透過
部と遮光部との境界部に重なり得る。このことは、フラ
イアイレンズに対する絞りの取付精度によって、上記境
界部付近の2次光源像が絞りで遮光されたり、逆に透過
したりすることを意味する。すなわち、照明光量のばら
つき等の不安定要因になるとともに、上記絞りを射出し
てレチクルに入射する各光束の光量が互いに異なってし
まうという問題も生じる。また、傾斜照明法ではレチク
ルパターンの微細度(線幅、ピッチ等)に応じて4つの
開口の位置(換言すればフーリエ変換面内での光量分
布)を変更しなければならず、照明光学系中で複数枚の
絞りを交換可能に構成する必要があり、装置が大型化す
るという問題もある。
【0010】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、高解像度、かつ大焦点深度が得られるとともに、照
度均一性の優れた投影露光装置を提供することを目的と
する。
で、高解像度、かつ大焦点深度が得られるとともに、照
度均一性の優れた投影露光装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決する為の手段】上記問題点を解決するため
本発明においては、照明光学系の光路中のレチクル9の
パターン10に対するフーリエ変換面(照明光学系の瞳
面17)、もしくはその近傍面内に射出側焦点面が配置
されるとともに、レチクル9のパターン10の周期性に
応じて決まる量だけ照明光学系の光軸AXに対して偏心
した離散的な4つの位置の各々に中心が配置される4組
のフライアイレンズ(第1フライアイレンズ群40a〜
40d、及び第2フライアイレンズ群41a〜41d)
と、光源1からの照明光を2分割するとともに、この分
割した2本の光束の各々を、照明光学系の光軸AXとほ
ぼ垂直な面内で、所定の第1方向(X方向)に関して光
軸AXから所定の第1距離だけ離してほぼ平行に射出す
る第1光束分割部材(多面体プリズム20、21)と、
この射出された2本の光束の各々をさらに2分割すると
ともに、この分割した2組の2本の光束の各々を、照明
光学系の光軸AXとほぼ垂直な面内で、第1方向と交差
する第2方向(Y方向)に関して光軸AXから所定の第
2距離だけ離してほぼ平行に射出する第2光束分割部材
(多面体プリズム21、22)と、4組のフライアイレ
ンズ(第1フライアイレンズ群40a〜40d)の各々
に、第2光束分割部材から射出される4本の光束が入射
するように、第1光束分割部材と第2光束分割部材との
少なくとも一方を駆動して第1距離と第2距離との少な
くとも一方を調整する制御手段(主制御系50、駆動系
58)とを設ける。
本発明においては、照明光学系の光路中のレチクル9の
パターン10に対するフーリエ変換面(照明光学系の瞳
面17)、もしくはその近傍面内に射出側焦点面が配置
されるとともに、レチクル9のパターン10の周期性に
応じて決まる量だけ照明光学系の光軸AXに対して偏心
した離散的な4つの位置の各々に中心が配置される4組
のフライアイレンズ(第1フライアイレンズ群40a〜
40d、及び第2フライアイレンズ群41a〜41d)
と、光源1からの照明光を2分割するとともに、この分
割した2本の光束の各々を、照明光学系の光軸AXとほ
ぼ垂直な面内で、所定の第1方向(X方向)に関して光
軸AXから所定の第1距離だけ離してほぼ平行に射出す
る第1光束分割部材(多面体プリズム20、21)と、
この射出された2本の光束の各々をさらに2分割すると
ともに、この分割した2組の2本の光束の各々を、照明
光学系の光軸AXとほぼ垂直な面内で、第1方向と交差
する第2方向(Y方向)に関して光軸AXから所定の第
2距離だけ離してほぼ平行に射出する第2光束分割部材
(多面体プリズム21、22)と、4組のフライアイレ
ンズ(第1フライアイレンズ群40a〜40d)の各々
に、第2光束分割部材から射出される4本の光束が入射
するように、第1光束分割部材と第2光束分割部材との
少なくとも一方を駆動して第1距離と第2距離との少な
くとも一方を調整する制御手段(主制御系50、駆動系
58)とを設ける。
【0012】
【作用】本発明では、照明光学系の光路中のマスクのパ
ターンに対するフーリエ変換面、もしくはその近傍面内
に射出側焦点面を配置するとともに、マスクのパターン
の周期性に応じて決まる量だけ照明光学系の光軸に対し
て偏心した離散的な4つの位置の各々に4組のフライア
イレンズを配置し、かつ2組の光束分割部材を用いて光
源からの照明光を4本の光束に分割して4組のフライア
イレンズの各々に入射させることとした。このため、マ
スクのパターンの周期性に応じて4組のフライアイレン
ズ(射出側焦点面)の位置を任意に変更しても、これに
追従(連動)して4本の光束を正確に4組のフライアイ
レンズの各々に入射させることが可能となる。また、2
組の光束分割部材(多面体プリズム等)を用いるため、
光源からの照明光を光量損失なく分割して4組のフライ
アイレンズの各々に導くことができる。
ターンに対するフーリエ変換面、もしくはその近傍面内
に射出側焦点面を配置するとともに、マスクのパターン
の周期性に応じて決まる量だけ照明光学系の光軸に対し
て偏心した離散的な4つの位置の各々に4組のフライア
イレンズを配置し、かつ2組の光束分割部材を用いて光
源からの照明光を4本の光束に分割して4組のフライア
イレンズの各々に入射させることとした。このため、マ
スクのパターンの周期性に応じて4組のフライアイレン
ズ(射出側焦点面)の位置を任意に変更しても、これに
追従(連動)して4本の光束を正確に4組のフライアイ
レンズの各々に入射させることが可能となる。また、2
組の光束分割部材(多面体プリズム等)を用いるため、
光源からの照明光を光量損失なく分割して4組のフライ
アイレンズの各々に導くことができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例による投影露光装置の
概略的な構成を示す図であって、光束分割部材として多
面体プリズム(V型プリズム)を使用したものである。
図1において、水銀灯等の光源1より放射される照明光
束は楕円鏡2で焦光され、折り曲げミラー3及びインプ
ットレンズ4によりほぼ平行光束となって光束分割部材
(20、21a、21b、22)に入射する。図2に示
すように光束分割部材は、V型の凹部を持つ多面体プリ
ズム(第1プリズム)20、V型の凸部を持つ多面体プ
リズム21aとV型の凹部を持つ多面体プリズム21b
とを貼り合わせたプリズム(第2プリズム21)、及び
V型の凸部を持つ多面体プリズム(第3プリズム)22
から構成されている。従って、これら4つのプリズムの
屈折作用によって光源1からの照明光束は4つの光束に
分割され、各光束は別々の第2フライアイレンズ40a
〜40d(図1では40a、40bのみ図示)に入射す
る。
概略的な構成を示す図であって、光束分割部材として多
面体プリズム(V型プリズム)を使用したものである。
図1において、水銀灯等の光源1より放射される照明光
束は楕円鏡2で焦光され、折り曲げミラー3及びインプ
ットレンズ4によりほぼ平行光束となって光束分割部材
(20、21a、21b、22)に入射する。図2に示
すように光束分割部材は、V型の凹部を持つ多面体プリ
ズム(第1プリズム)20、V型の凸部を持つ多面体プ
リズム21aとV型の凹部を持つ多面体プリズム21b
とを貼り合わせたプリズム(第2プリズム21)、及び
V型の凸部を持つ多面体プリズム(第3プリズム)22
から構成されている。従って、これら4つのプリズムの
屈折作用によって光源1からの照明光束は4つの光束に
分割され、各光束は別々の第2フライアイレンズ40a
〜40d(図1では40a、40bのみ図示)に入射す
る。
【0014】ところで、多面体プリズム20と21aと
は本発明の第1光束分割部材に相当し、ここで光源1か
らの照明光束はY方向に関してほぼ対称に、かつほぼ同
一光量となるように2分割されるとともに、X方向(図
1では紙面と垂直な方向)に関して所定間隔(第1距離
であって、後述する瞳面17内での第1フライアイレン
ズ41aと41d、または41bと41cの各中心のX
方向に関する間隔に相当)だけ離して2つの光束を互い
にほぼ平行(光軸AXにほぼ平行)に射出する。一方、
多面体プリズム21bと22とは本発明の第2光束分割
部材に相当し、ここで多面体プリズム20、21aで分
割された2つの光束の各々は、X方向に関してほぼ対称
に、かつほぼ同一光量となるように2分割されるととも
に、Y方向(図1では紙面と平行な方向)に関して所定
間隔(第2距離であって、後述の瞳面17内での第1フ
ライアイレンズ41aと41b、または41cと41d
の各中心のY方向に関する間隔に相当)だけ離して4つ
の光束を互いにほぼ平行(光軸AXにほぼ平行)に射出
する。
は本発明の第1光束分割部材に相当し、ここで光源1か
らの照明光束はY方向に関してほぼ対称に、かつほぼ同
一光量となるように2分割されるとともに、X方向(図
1では紙面と垂直な方向)に関して所定間隔(第1距離
であって、後述する瞳面17内での第1フライアイレン
ズ41aと41d、または41bと41cの各中心のX
方向に関する間隔に相当)だけ離して2つの光束を互い
にほぼ平行(光軸AXにほぼ平行)に射出する。一方、
多面体プリズム21bと22とは本発明の第2光束分割
部材に相当し、ここで多面体プリズム20、21aで分
割された2つの光束の各々は、X方向に関してほぼ対称
に、かつほぼ同一光量となるように2分割されるととも
に、Y方向(図1では紙面と平行な方向)に関して所定
間隔(第2距離であって、後述の瞳面17内での第1フ
ライアイレンズ41aと41b、または41cと41d
の各中心のY方向に関する間隔に相当)だけ離して4つ
の光束を互いにほぼ平行(光軸AXにほぼ平行)に射出
する。
【0015】また、プリズム20、21、22はそれぞ
れ独立に照明光学系の光軸AXに沿った方向(図2では
Z方向)に移動可能に構成されている。従って、第1プ
リズム20と第2プリズム21とを相対的に光軸方向に
移動してその間隔を調整することにより、多面体プリズ
ム21aから射出される2つの光束のX方向に関する間
隔(第1距離)を任意の値に設定することが可能となっ
ている。同様に、第2プリズム21と第3プリズム22
とを相対的に光軸方向に移動してその間隔を調整するこ
とにより、第3プリズム22から射出される2組の2つ
の光束のY方向に関する間隔(第2距離)を任意の値に
設定することが可能となっている。尚、本実施例では多
面体プリズム21aと21bとを一体に構成しているた
め、第1プリズム20と第2プリズム21との光軸方向
の間隔を変化させる場合、必要に応じて上記動作に連動
して第3プリズム22も光軸方向に微動させる必要があ
る。また、本実施例では多面体プリズム21aと21b
とを貼り合わせて一体に構成しているが、それぞれ独立
に光軸方向に移動可能に構成しても構わない。
れ独立に照明光学系の光軸AXに沿った方向(図2では
Z方向)に移動可能に構成されている。従って、第1プ
リズム20と第2プリズム21とを相対的に光軸方向に
移動してその間隔を調整することにより、多面体プリズ
ム21aから射出される2つの光束のX方向に関する間
隔(第1距離)を任意の値に設定することが可能となっ
ている。同様に、第2プリズム21と第3プリズム22
とを相対的に光軸方向に移動してその間隔を調整するこ
とにより、第3プリズム22から射出される2組の2つ
の光束のY方向に関する間隔(第2距離)を任意の値に
設定することが可能となっている。尚、本実施例では多
面体プリズム21aと21bとを一体に構成しているた
め、第1プリズム20と第2プリズム21との光軸方向
の間隔を変化させる場合、必要に応じて上記動作に連動
して第3プリズム22も光軸方向に微動させる必要があ
る。また、本実施例では多面体プリズム21aと21b
とを貼り合わせて一体に構成しているが、それぞれ独立
に光軸方向に移動可能に構成しても構わない。
【0016】さて、4組の第2フライアイレンズ40a
〜40dを射出した各光束は、各第2フライアイレンズ
に対応した4組のガイド光学系(但し、図1では第2フ
ライアイレンズ40c、40dに対応したガイド光学系
を省略してある)42a、43a、及び42b、43b
により、4組の第1フライアイレンズ41a〜41d
(図1では41a、41bのみ図示)の各々に入射す
る。このとき、第1フライアイレンズ41aには第2フ
ライアイレンズ40aからの光束のみ入射し、41bに
は40bからの光束のみ、41cには40cからの光束
のみ、41dには40dからの光束のみ入射する。第1
フライアイレンズ41a〜41dを射出した各光束はコ
ンデンサーレンズ6、8、折り曲げミラー7に導かれ、
レチクル9の下面側に形成されたパターン10を照明す
る。パターン10を透過、回折した光は投影光学系11
により集光結像され、ウエハ13上にパターン10の像
を形成する。尚、同図中の面12は投影光学系11中の
パターン10に対するフーリエ変換面(以後、投影光学
系11の瞳面と称す)を表わし、この投影光学系11の
瞳面12に可変絞り(N.A絞り)を設ける場合もあ
る。
〜40dを射出した各光束は、各第2フライアイレンズ
に対応した4組のガイド光学系(但し、図1では第2フ
ライアイレンズ40c、40dに対応したガイド光学系
を省略してある)42a、43a、及び42b、43b
により、4組の第1フライアイレンズ41a〜41d
(図1では41a、41bのみ図示)の各々に入射す
る。このとき、第1フライアイレンズ41aには第2フ
ライアイレンズ40aからの光束のみ入射し、41bに
は40bからの光束のみ、41cには40cからの光束
のみ、41dには40dからの光束のみ入射する。第1
フライアイレンズ41a〜41dを射出した各光束はコ
ンデンサーレンズ6、8、折り曲げミラー7に導かれ、
レチクル9の下面側に形成されたパターン10を照明す
る。パターン10を透過、回折した光は投影光学系11
により集光結像され、ウエハ13上にパターン10の像
を形成する。尚、同図中の面12は投影光学系11中の
パターン10に対するフーリエ変換面(以後、投影光学
系11の瞳面と称す)を表わし、この投影光学系11の
瞳面12に可変絞り(N.A絞り)を設ける場合もあ
る。
【0017】一方、照明光学系中にも、パターン10に
対するフーリエ変換面に相当する照明光学系の瞳面17
が存在するが、前述の4組の第1フライアイレンズ41
a〜41dの射出側焦点面(レチクル側焦点面)は、こ
の照明光学系の瞳面17とほぼ一致した位置にある。ま
た、第2フライアイレンズ40a〜40dの射出面は、
ガイド光学系42、43によって第1フライアイレンズ
41a〜41dの入射面に対するフーリエ変換面になっ
ている。但し、厳密にフーリエ変換の関係に維持される
必要はなく、要は第2フライアイレンズの各レンズエレ
メントから射出した光束が、第1フライアイレンズの入
射面上で重畳されているような関係が維持されていれば
良い。
対するフーリエ変換面に相当する照明光学系の瞳面17
が存在するが、前述の4組の第1フライアイレンズ41
a〜41dの射出側焦点面(レチクル側焦点面)は、こ
の照明光学系の瞳面17とほぼ一致した位置にある。ま
た、第2フライアイレンズ40a〜40dの射出面は、
ガイド光学系42、43によって第1フライアイレンズ
41a〜41dの入射面に対するフーリエ変換面になっ
ている。但し、厳密にフーリエ変換の関係に維持される
必要はなく、要は第2フライアイレンズの各レンズエレ
メントから射出した光束が、第1フライアイレンズの入
射面上で重畳されているような関係が維持されていれば
良い。
【0018】ところで、第1フライアイレンズ41a〜
41dは光軸AXより離れた位置にあるため、レチクル
パターン10中で特定の方向及びピッチを有するパター
ンの投影像の焦点深度を極めて大きくすることが可能と
なっている。但し、レチクルパターン10の周期方向や
ピッチは、使用するレチクル9により異なることが予想
される。従って、各レチクル毎にそのパターンの周期性
(周期方向、ピッチ、線幅等)に応じて照明条件(換言
すれば瞳面17内での4組の第1フライアイレンズの各
中心位置)が最適となるように、駆動系56により4組
の第1フライアイレンズ41a〜41d、及びガイド光
学系(42a、42b、43a、43b等)、あるいは
必要ならば第2フライアイレンズ40a〜40dの位置
等を変更可能としておく。また、後述(図3)の如く本
実施例では第1、第2フライアイレンズ、及びガイド光
学系を一体に保持部材に固定するため、レチクルパター
ンの周期性に応じて4組の第1フライアイレンズ41a
〜41d(保持部材)を移動するとき、光束分割部材2
0〜22から射出される4つの光束がその対応する第2
フライアイレンズ40a〜40dの各々に正確に入射す
るように、上記移動に連動(追従)して駆動系58によ
り3つのプリズム20〜22の各々を独立に光軸方向に
移動可能に構成してある。
41dは光軸AXより離れた位置にあるため、レチクル
パターン10中で特定の方向及びピッチを有するパター
ンの投影像の焦点深度を極めて大きくすることが可能と
なっている。但し、レチクルパターン10の周期方向や
ピッチは、使用するレチクル9により異なることが予想
される。従って、各レチクル毎にそのパターンの周期性
(周期方向、ピッチ、線幅等)に応じて照明条件(換言
すれば瞳面17内での4組の第1フライアイレンズの各
中心位置)が最適となるように、駆動系56により4組
の第1フライアイレンズ41a〜41d、及びガイド光
学系(42a、42b、43a、43b等)、あるいは
必要ならば第2フライアイレンズ40a〜40dの位置
等を変更可能としておく。また、後述(図3)の如く本
実施例では第1、第2フライアイレンズ、及びガイド光
学系を一体に保持部材に固定するため、レチクルパター
ンの周期性に応じて4組の第1フライアイレンズ41a
〜41d(保持部材)を移動するとき、光束分割部材2
0〜22から射出される4つの光束がその対応する第2
フライアイレンズ40a〜40dの各々に正確に入射す
るように、上記移動に連動(追従)して駆動系58によ
り3つのプリズム20〜22の各々を独立に光軸方向に
移動可能に構成してある。
【0019】また、瞳面17内での4組の第1フライア
イレンズ41a〜41dの各位置によっては、3つのプ
リズム20〜22を一体に光軸AXを回転中心として回
転可能に構成しておき、3つのプリズム20〜22の光
軸方向の相互間隔の調整と並行して回転させることで、
4つの光束を第2フライアイレンズ40a〜40dの各
々に入射させるようにしても良い。さらに、3つのプリ
ズム20〜22を一体に光軸AXと垂直な面(図2中の
XY平面)内で2次元移動可能に構成し、光源1からの
照明光束とプリズム(20〜22)とを光軸AXと垂直
な面内で相対移動させることにより、第3プリズム22
から射出される4つの光束の各光量を微調整して互いに
ほぼ等しくするようにしても良い。このとき、レチクル
9に照射される4つの光束の各光量を光電検出器にて検
出し、この検出値に基づいて上記相対移動を制御するこ
とが望ましい。また、3つのプリズム20〜22を移動
させる代わりに、例えばレンズ4と第1プリズム20と
の間に配置した平行平板ガラスを傾斜させることによ
り、第1プリズム20に入射する照明光束の位置を微動
させるように構成しても良い。
イレンズ41a〜41dの各位置によっては、3つのプ
リズム20〜22を一体に光軸AXを回転中心として回
転可能に構成しておき、3つのプリズム20〜22の光
軸方向の相互間隔の調整と並行して回転させることで、
4つの光束を第2フライアイレンズ40a〜40dの各
々に入射させるようにしても良い。さらに、3つのプリ
ズム20〜22を一体に光軸AXと垂直な面(図2中の
XY平面)内で2次元移動可能に構成し、光源1からの
照明光束とプリズム(20〜22)とを光軸AXと垂直
な面内で相対移動させることにより、第3プリズム22
から射出される4つの光束の各光量を微調整して互いに
ほぼ等しくするようにしても良い。このとき、レチクル
9に照射される4つの光束の各光量を光電検出器にて検
出し、この検出値に基づいて上記相対移動を制御するこ
とが望ましい。また、3つのプリズム20〜22を移動
させる代わりに、例えばレンズ4と第1プリズム20と
の間に配置した平行平板ガラスを傾斜させることによ
り、第1プリズム20に入射する照明光束の位置を微動
させるように構成しても良い。
【0020】尚、駆動系56、58は主制御系50の動
作命令により動作するが、このときの位置等の設定条件
はキーボード54より入力する。あるいはバーコードリ
ーダ52によりレチクル9上のバーコードパターンを読
み、その情報に基づいて設定を行っても良い。レチクル
9上のバーコードパターンに、上記照明条件を記入して
おいても良いし、あるいは主制御系は、レチクル名とそ
れに対応する照明条件を記憶(予め入力)しておき、バ
ーコードパターンに記されたレチクル名と上記記憶内容
とを照合して照明条件を決定しても良い。
作命令により動作するが、このときの位置等の設定条件
はキーボード54より入力する。あるいはバーコードリ
ーダ52によりレチクル9上のバーコードパターンを読
み、その情報に基づいて設定を行っても良い。レチクル
9上のバーコードパターンに、上記照明条件を記入して
おいても良いし、あるいは主制御系は、レチクル名とそ
れに対応する照明条件を記憶(予め入力)しておき、バ
ーコードパターンに記されたレチクル名と上記記憶内容
とを照合して照明条件を決定しても良い。
【0021】図3は、図1中の光束分割部材20〜22
から第1フライアイレンズ41a〜41dまでの拡大図
である。ここでは、第1プリズム20と多面体プリズム
21a、及び多面体プリズム21bと第3プリズム22
との互いに対向する面は平行であるものとし、さらに第
1プリズム20の入射面と第3プリズム22の射出面と
は光軸AXと垂直であるものとする。また、第2プリズ
ム21の貼り合わせ面、すなわちプリズム21aの射出
面、及びプリズム21bの入射面も光軸AXと垂直であ
るものとする。
から第1フライアイレンズ41a〜41dまでの拡大図
である。ここでは、第1プリズム20と多面体プリズム
21a、及び多面体プリズム21bと第3プリズム22
との互いに対向する面は平行であるものとし、さらに第
1プリズム20の入射面と第3プリズム22の射出面と
は光軸AXと垂直であるものとする。また、第2プリズ
ム21の貼り合わせ面、すなわちプリズム21aの射出
面、及びプリズム21bの入射面も光軸AXと垂直であ
るものとする。
【0022】さて、第1プリズム20は保持部材23に
より保持され、第2プリズム21は保持部材24により
保持され、第3プリズム22は保持部材25により保持
される。尚、多面体プリズム21aと21bとを貼り合
わせておかなくとも、保持部材24に対して両者を密
着、もしくは所定間隔だけ離して一定に固定しておくだ
けでも良い。保持部材23〜25はそれぞれ可動部材
(26a、26b)、(27a、27b)、及び(28
a、28b)により保持され、固定部材29a、29b
上を図中左右方向、すなわち光軸AXに沿った方向に可
動となっている。この動作はモータ等の能動部材(30
a、30b)、(31a、31b)、及び(32a、3
2b)によって行われる。
より保持され、第2プリズム21は保持部材24により
保持され、第3プリズム22は保持部材25により保持
される。尚、多面体プリズム21aと21bとを貼り合
わせておかなくとも、保持部材24に対して両者を密
着、もしくは所定間隔だけ離して一定に固定しておくだ
けでも良い。保持部材23〜25はそれぞれ可動部材
(26a、26b)、(27a、27b)、及び(28
a、28b)により保持され、固定部材29a、29b
上を図中左右方向、すなわち光軸AXに沿った方向に可
動となっている。この動作はモータ等の能動部材(30
a、30b)、(31a、31b)、及び(32a、3
2b)によって行われる。
【0023】従って、第1〜第3プリズム20〜22の
各々は独立に移動可能であるので、3つのプリズムの光
軸方向の相互間隔を任意に変更することにより、射出す
る4光束のX、Y方向の間隔(第1、第2距離)の各々
を独立に調整でき、光軸AXと垂直な面内での4光束の
各位置を任意、例えば光軸AXを中心として放射方向に
変更することが可能となっている。例えば、レチクルパ
ターン10が2次元の周期性パターンであり、かつX、
Y方向の各ピッチが異なっているときには、瞳面17内
で光軸AXを中心とした長方形の頂点位置の各々に、4
組の第1フライアイレンズの各中心を一致させる必要が
あるが、このような場合にも3つのプリズム20〜22
の相互間隔を調整することにより、射出される4光束を
その対応する第2フライアイレンズ40a〜40dの各
々に正確に入射させることが可能となる。また、上述し
た如く3つのプリズム20〜22を一体に光軸AXを中
心として回転可能に構成すれば、射出される4光束を光
軸AXを中心とする同心円方向に変更することも可能と
なる。
各々は独立に移動可能であるので、3つのプリズムの光
軸方向の相互間隔を任意に変更することにより、射出す
る4光束のX、Y方向の間隔(第1、第2距離)の各々
を独立に調整でき、光軸AXと垂直な面内での4光束の
各位置を任意、例えば光軸AXを中心として放射方向に
変更することが可能となっている。例えば、レチクルパ
ターン10が2次元の周期性パターンであり、かつX、
Y方向の各ピッチが異なっているときには、瞳面17内
で光軸AXを中心とした長方形の頂点位置の各々に、4
組の第1フライアイレンズの各中心を一致させる必要が
あるが、このような場合にも3つのプリズム20〜22
の相互間隔を調整することにより、射出される4光束を
その対応する第2フライアイレンズ40a〜40dの各
々に正確に入射させることが可能となる。また、上述し
た如く3つのプリズム20〜22を一体に光軸AXを中
心として回転可能に構成すれば、射出される4光束を光
軸AXを中心とする同心円方向に変更することも可能と
なる。
【0024】さて、第3プリズム22から射出する4つ
の光束は、第2フライアイレンズ40a〜40dに入射
する。図3では第2フライアイレンズ中の1つと、第1
フライアイレンズ中の1つと、1つのガイド光学系(4
2、43)が1つの保持部材44a〜44d(図3では
44a、44bのみ図示)に保持されている。ここで、
上記の如く光束分割部材20〜22から射出される4つ
の光束が、光軸AXを中心とした放射方向や同心円方向
を始めとして任意に位置変化する場合、これらの光束が
入射する第2フライアイレンズ40a〜40dの位置
も、それに応じて可変となる必要がある。図4は、この
ための2次元的(光軸AXに垂直な面内方向)な動作を
可能とする機構の例を示す。図4では図3の如く、第2
フライアイレンズ、ガイド光学系、及び第1フライアイ
レンズが一体に保持された部材(保持部材44a〜44
d)を光軸AXのレチクル側方向から見た図である。
の光束は、第2フライアイレンズ40a〜40dに入射
する。図3では第2フライアイレンズ中の1つと、第1
フライアイレンズ中の1つと、1つのガイド光学系(4
2、43)が1つの保持部材44a〜44d(図3では
44a、44bのみ図示)に保持されている。ここで、
上記の如く光束分割部材20〜22から射出される4つ
の光束が、光軸AXを中心とした放射方向や同心円方向
を始めとして任意に位置変化する場合、これらの光束が
入射する第2フライアイレンズ40a〜40dの位置
も、それに応じて可変となる必要がある。図4は、この
ための2次元的(光軸AXに垂直な面内方向)な動作を
可能とする機構の例を示す。図4では図3の如く、第2
フライアイレンズ、ガイド光学系、及び第1フライアイ
レンズが一体に保持された部材(保持部材44a〜44
d)を光軸AXのレチクル側方向から見た図である。
【0025】図4において、第1、第2フライアイレン
ズ、及びガイド光学系は保持部材44a〜44dに保持
され、それらはさらに可動部材45a〜45dにより保
持され、かつ能動部材46a〜46dによって光軸AX
を中心として放射方向に可動となっている。また、能動
部材46a〜46dは固定部材49a〜49d上を、前
記放射方向とほぼ直交する方向(ほぼ同心方向)に移動
可能であるので、保持部材44a〜44d、すなわち第
1フライアイレンズ41a〜41dはそれぞれ光軸AX
に垂直な面内(紙面内)に2次元的に可動である。従っ
て、第2フライアイレンズ、第1フライアイレンズ、及
びガイド光学系を一体に保持及び移動することにより、
第1フライアイレンズと第2フライアイレンズとの間の
光学的な位置関係をずらすことなく、第1フライアイレ
ンズから射出する各光束の位置を光軸AXと垂直な面内
で任意に変更することができる。
ズ、及びガイド光学系は保持部材44a〜44dに保持
され、それらはさらに可動部材45a〜45dにより保
持され、かつ能動部材46a〜46dによって光軸AX
を中心として放射方向に可動となっている。また、能動
部材46a〜46dは固定部材49a〜49d上を、前
記放射方向とほぼ直交する方向(ほぼ同心方向)に移動
可能であるので、保持部材44a〜44d、すなわち第
1フライアイレンズ41a〜41dはそれぞれ光軸AX
に垂直な面内(紙面内)に2次元的に可動である。従っ
て、第2フライアイレンズ、第1フライアイレンズ、及
びガイド光学系を一体に保持及び移動することにより、
第1フライアイレンズと第2フライアイレンズとの間の
光学的な位置関係をずらすことなく、第1フライアイレ
ンズから射出する各光束の位置を光軸AXと垂直な面内
で任意に変更することができる。
【0026】尚、図4中の可動部材45a〜45dの動
作方向は光軸AXを中心とする放射方向に限定されるわ
けではなく、光軸AXに垂直な任意の方向であって良
い。また、図3において保持部材44a、44bより突
き出た部材48a、48bは遮光板である。これによ
り、光束分割部材20〜22から発生し得る迷光を遮断
し、不必要な光がレチクル9へ達することを防止する。
また、遮光板48a、48bが光軸AX方向に各々ずれ
ていることにより、保持部材44a、44bの可動範囲
の制限を少なくすることができる。
作方向は光軸AXを中心とする放射方向に限定されるわ
けではなく、光軸AXに垂直な任意の方向であって良
い。また、図3において保持部材44a、44bより突
き出た部材48a、48bは遮光板である。これによ
り、光束分割部材20〜22から発生し得る迷光を遮断
し、不必要な光がレチクル9へ達することを防止する。
また、遮光板48a、48bが光軸AX方向に各々ずれ
ていることにより、保持部材44a、44bの可動範囲
の制限を少なくすることができる。
【0027】ところで、上記構成の装置では4組のフラ
イアイレンズを設けていたが、例えばレチクルパターン
が1次元の周期性パターンである場合には2組のフライ
アイレンズを用いるだけで十分である。このような場合
には、4組のフライアイレンズの中から2つを選択し、
この2つのフライアイレンズをレチクルパターンの周期
性に応じた量だけ光軸AXから偏心した位置にその中心
をほぼ一致させる。つまり、本実施例では図4中に示し
た駆動機構により、まず任意の2組の保持部材(例えば
44c、44d)を照明光路外へ退避させた後、残りの
2組の保持部材44a、44bを駆動して、レチクルパ
ターンの周期性に応じた量だけ光軸AXから偏心した位
置に位置決めする。
イアイレンズを設けていたが、例えばレチクルパターン
が1次元の周期性パターンである場合には2組のフライ
アイレンズを用いるだけで十分である。このような場合
には、4組のフライアイレンズの中から2つを選択し、
この2つのフライアイレンズをレチクルパターンの周期
性に応じた量だけ光軸AXから偏心した位置にその中心
をほぼ一致させる。つまり、本実施例では図4中に示し
た駆動機構により、まず任意の2組の保持部材(例えば
44c、44d)を照明光路外へ退避させた後、残りの
2組の保持部材44a、44bを駆動して、レチクルパ
ターンの周期性に応じた量だけ光軸AXから偏心した位
置に位置決めする。
【0028】さらに、第2フライアイレンズ40a、4
0bの位置に応じて3つのプリズム20〜22を移動
し、第1プリズム20と第2プリズム21との間隔と、
第2プリズム21と第3プリズム22との間隔とのいず
れか一方が零となるように2つのプリズムを密着させ
る。例えば、第2フライアイレンズ40a、40bが光
軸AXに関してほぼ対称に、かつX方向に所定間隔だけ
離れて配置されている場合には、第2プリズム21と第
3プリズム22とを密着させてその間隔を零とする。こ
の結果、光源1からの照明光束は第1プリズム20と第
2プリズム21(すなわち多面体プリズム21a)とに
よって2分割されるのみで、多面体プリズム21b及び
第3プリズム22では分割されない。従って、2組のフ
ライアイレンズのみを用いる場合であっても、光源1か
らの照明光束が光束分割部材20〜22で光量をほとん
ど損失することなく2分割され、2組の第2フライアイ
レンズの各々に集中して入射することになる。
0bの位置に応じて3つのプリズム20〜22を移動
し、第1プリズム20と第2プリズム21との間隔と、
第2プリズム21と第3プリズム22との間隔とのいず
れか一方が零となるように2つのプリズムを密着させ
る。例えば、第2フライアイレンズ40a、40bが光
軸AXに関してほぼ対称に、かつX方向に所定間隔だけ
離れて配置されている場合には、第2プリズム21と第
3プリズム22とを密着させてその間隔を零とする。こ
の結果、光源1からの照明光束は第1プリズム20と第
2プリズム21(すなわち多面体プリズム21a)とに
よって2分割されるのみで、多面体プリズム21b及び
第3プリズム22では分割されない。従って、2組のフ
ライアイレンズのみを用いる場合であっても、光源1か
らの照明光束が光束分割部材20〜22で光量をほとん
ど損失することなく2分割され、2組の第2フライアイ
レンズの各々に集中して入射することになる。
【0029】また、傾斜照明法を適用しないレチクル、
例えば空間周波数変調型の位相シフトレチクル等に対し
ては、従来通り瞳面17での照明光束の光量分布を光軸
AXを中心とする円形(または矩形)領域に規定してレ
チクルパターンへの照射を行わなければならない。この
ような場合には、第1プリズム20と第2プリズム2
1、及び第2プリズム21と第3プリズム22とがいず
れも密着してその光軸方向の間隔が零となるように移動
するとともに、4組のフライアイレンズが光軸AXを中
心として一体となるように移動する。この結果、光源1
からの照明光束は光束分割部材20〜22で分割され
ず、光量損失なく一体化された4組のフライアイレンズ
に入射することになり、上記構成の装置において従来通
りの照明(以下、通常照明と称す)を採用することが可
能となる。尚、4組のフライアイレンズを移動して一体
化(合体)する必要がある場合、本実施例による装置で
は第1、第2フライアイレンズ、及びガイド光学系を一
体に保持する保持部材44a〜44dによって、少なく
とも4組の第1フライアイレンズ41a〜41dの各接
触部分に隙間が生じないように保持部材44a〜44d
を構成しておくことが望ましい。
例えば空間周波数変調型の位相シフトレチクル等に対し
ては、従来通り瞳面17での照明光束の光量分布を光軸
AXを中心とする円形(または矩形)領域に規定してレ
チクルパターンへの照射を行わなければならない。この
ような場合には、第1プリズム20と第2プリズム2
1、及び第2プリズム21と第3プリズム22とがいず
れも密着してその光軸方向の間隔が零となるように移動
するとともに、4組のフライアイレンズが光軸AXを中
心として一体となるように移動する。この結果、光源1
からの照明光束は光束分割部材20〜22で分割され
ず、光量損失なく一体化された4組のフライアイレンズ
に入射することになり、上記構成の装置において従来通
りの照明(以下、通常照明と称す)を採用することが可
能となる。尚、4組のフライアイレンズを移動して一体
化(合体)する必要がある場合、本実施例による装置で
は第1、第2フライアイレンズ、及びガイド光学系を一
体に保持する保持部材44a〜44dによって、少なく
とも4組の第1フライアイレンズ41a〜41dの各接
触部分に隙間が生じないように保持部材44a〜44d
を構成しておくことが望ましい。
【0030】以上から明らかなように、上記構成の装置
では光学部材の交換等を行うことなく、傾斜照明と通常
照明との切り換え、及び傾斜照明であっても4組のフラ
イアイレンズを用いる場合と2組のフライアイレンズを
用いる場合との切り換えを容易に行うことが可能とな
る。また、例えばインプットレンズ4と第1プリズム2
0との間にズームレンズ系を配置し、第1プリズム20
に入射する照明光の光束径(大きさ)を可変に構成して
おくと、より一層光量損失を低減できるとともに、第2
プリズム22から射出された光束が第2フライアイレン
ズの入射面の一部分のみに集中して入射することを防止
することができる。例えば、4組のフライアイレンズを
光軸AXを中心として放射方向に移動する場合、各第2
フライアイレンズの入射面の大きさ(X、Y方向の幅)
に応じて、ズームレンズ系により第1プリズム20に入
射する照明光の光束径を調整するだけで良い。また、上
記の如きズームレンズ系を設けておくと、通常照明を行
う際には照明光学系のコヒーレンスファクターσを可変
にできる。
では光学部材の交換等を行うことなく、傾斜照明と通常
照明との切り換え、及び傾斜照明であっても4組のフラ
イアイレンズを用いる場合と2組のフライアイレンズを
用いる場合との切り換えを容易に行うことが可能とな
る。また、例えばインプットレンズ4と第1プリズム2
0との間にズームレンズ系を配置し、第1プリズム20
に入射する照明光の光束径(大きさ)を可変に構成して
おくと、より一層光量損失を低減できるとともに、第2
プリズム22から射出された光束が第2フライアイレン
ズの入射面の一部分のみに集中して入射することを防止
することができる。例えば、4組のフライアイレンズを
光軸AXを中心として放射方向に移動する場合、各第2
フライアイレンズの入射面の大きさ(X、Y方向の幅)
に応じて、ズームレンズ系により第1プリズム20に入
射する照明光の光束径を調整するだけで良い。また、上
記の如きズームレンズ系を設けておくと、通常照明を行
う際には照明光学系のコヒーレンスファクターσを可変
にできる。
【0031】次に、露光すべきレチクルパターンに応じ
て、これらの系をどのように最適にするかを説明する。
4組の第1フライアイレンズの各位置(光軸と垂直な面
内での位置)は、転写すべきレチクルパターンに応じて
決定(変更)するのが良い。つまり、各第1フライアイ
レンズからの照明光束が転写すべきパターンの微細度
(ピッチ)に対して最適な解像度、及び焦点深度の向上
効果を得られるようなレチクルパターンに入射する位置
(入射角)とすれば良い。
て、これらの系をどのように最適にするかを説明する。
4組の第1フライアイレンズの各位置(光軸と垂直な面
内での位置)は、転写すべきレチクルパターンに応じて
決定(変更)するのが良い。つまり、各第1フライアイ
レンズからの照明光束が転写すべきパターンの微細度
(ピッチ)に対して最適な解像度、及び焦点深度の向上
効果を得られるようなレチクルパターンに入射する位置
(入射角)とすれば良い。
【0032】そこで、各第1フライアイレンズの位置決
定の具体例を、図5及び図6を用いて説明する。図5は
第1フライアイレンズ41a、41bからレチクルパタ
ーン10までの部分を模式的に表わす図であり、第1フ
ライアイレンズ41のレチクル側焦点面414a、41
4bが、レチクルパターン10のフーリエ変換面17と
一致している。また、このとき両者をフーリエ変換の関
係とならしめるレンズ、またはレンズ群を、一枚のレン
ズ6として表してある。さらに、レンズ6のフライアイ
レンズ側主点から第1フライアイレンズ41のレチクル
側焦点面414a、414bまでの距離と、レンズ6の
レチクル側主点からレチクルパターン10までの距離は
共にfであるとする。
定の具体例を、図5及び図6を用いて説明する。図5は
第1フライアイレンズ41a、41bからレチクルパタ
ーン10までの部分を模式的に表わす図であり、第1フ
ライアイレンズ41のレチクル側焦点面414a、41
4bが、レチクルパターン10のフーリエ変換面17と
一致している。また、このとき両者をフーリエ変換の関
係とならしめるレンズ、またはレンズ群を、一枚のレン
ズ6として表してある。さらに、レンズ6のフライアイ
レンズ側主点から第1フライアイレンズ41のレチクル
側焦点面414a、414bまでの距離と、レンズ6の
レチクル側主点からレチクルパターン10までの距離は
共にfであるとする。
【0033】図6(A)、(C)はともにレチクルパタ
ーン10中に形成される一部分のパターンの例を表わす
図であり、図6(B)は図6(A)のレチクルパターン
の場合に最適な2組の第1フライアイレンズの各中心の
フーリエ変換面(照明光学系の瞳面)17での位置を示
し、図6(D)は図6(C)のレチクルパターンの場合
に最適な4組の第1フライアイレンズの各中心の瞳面1
7での位置を表す図である。
ーン10中に形成される一部分のパターンの例を表わす
図であり、図6(B)は図6(A)のレチクルパターン
の場合に最適な2組の第1フライアイレンズの各中心の
フーリエ変換面(照明光学系の瞳面)17での位置を示
し、図6(D)は図6(C)のレチクルパターンの場合
に最適な4組の第1フライアイレンズの各中心の瞳面1
7での位置を表す図である。
【0034】図6(A)は、いわゆる1次元ラインアン
ドスペースパターンであって、透過部と遮光部が等しい
幅でY方向に帯状に並び、それらがX方向にピッチPで
規則的に並んでいる。このとき、2組の第1フライアイ
レンズの最適位置は図6(B)に示すようにフーリエ変
換面17内に仮定したY方向の線分Lα上、及び線分L
β上の任意の位置となる。図6(B)はレチクルパター
ン10に対するフーリエ変換面17を光軸AX方向から
見た図であり、かつ面17内の座標系X、Yは、同一方
向からレチクルパターン10を見た図6(A)と同一に
してある。
ドスペースパターンであって、透過部と遮光部が等しい
幅でY方向に帯状に並び、それらがX方向にピッチPで
規則的に並んでいる。このとき、2組の第1フライアイ
レンズの最適位置は図6(B)に示すようにフーリエ変
換面17内に仮定したY方向の線分Lα上、及び線分L
β上の任意の位置となる。図6(B)はレチクルパター
ン10に対するフーリエ変換面17を光軸AX方向から
見た図であり、かつ面17内の座標系X、Yは、同一方
向からレチクルパターン10を見た図6(A)と同一に
してある。
【0035】さて、図6(B)において光軸AXが通る
中心Cから各線分Lα、Lβまでの距離α、βはα=β
であり、λを露光波長としたとき、α=β=f・(1/
2)・(λ/P)に等しい。この距離α・βをf・sin
ψと表わせれば、sin ψ=λ/2Pである。従って、各
第1フライアイレンズの各中心(各第1フライアイレン
ズの夫々によって作られる2次光源像の光量分布の各重
心)位置が線分Lα、Lβ上にあれば、図6(A)に示
す如きラインアンドスペースパターンに対して、各フラ
イアイレンズからの照明光により発生する0次回折光と
±1次回折光のうちのどちらか一方との2つの回折光
は、投影光学系瞳面12において光軸AXからほぼ等距
離となる位置を通る。従って、前述の如き1次元ライン
アンドスペースパターン(図6(A))に対する焦点深
度を最大とすることができ、かつ高解像度を得ることが
できる。
中心Cから各線分Lα、Lβまでの距離α、βはα=β
であり、λを露光波長としたとき、α=β=f・(1/
2)・(λ/P)に等しい。この距離α・βをf・sin
ψと表わせれば、sin ψ=λ/2Pである。従って、各
第1フライアイレンズの各中心(各第1フライアイレン
ズの夫々によって作られる2次光源像の光量分布の各重
心)位置が線分Lα、Lβ上にあれば、図6(A)に示
す如きラインアンドスペースパターンに対して、各フラ
イアイレンズからの照明光により発生する0次回折光と
±1次回折光のうちのどちらか一方との2つの回折光
は、投影光学系瞳面12において光軸AXからほぼ等距
離となる位置を通る。従って、前述の如き1次元ライン
アンドスペースパターン(図6(A))に対する焦点深
度を最大とすることができ、かつ高解像度を得ることが
できる。
【0036】次に、図6(C)はレチクルパターン10
がいわゆる孤立スペースパターンである場合であり、パ
ターンのX方向(横方向)ピッチがPx、Y方向(縦方
向)ピッチがPyとなっている。図6(D)は、この場
合の4組の第1フライアイレンズの最適位置を表わす図
であり、図6(C)との位置、回転関係は図6(A)、
(B)の関係と同じである。図6(C)の如き、2次元
パターンに照明光が入射するとパターンの2次元方向の
周期性(X:Px、Y:Py)に応じた2次元方向に回
折光が発生する。図6(C)の如き2次元パターンにお
いても回折光中の±1次回折光のうちのいずれか一方と
0次回折光とが投影光学系瞳面12において光軸AXか
らほぼ等距離となるようにすれば、焦点深度を最大とす
ることができる。図6(C)のパターンではX方向のピ
ッチはPxであるから、図6(D)に示す如くα=β=
f・(1/2)・(λ/Px)となる線分Lα、Lβ上
に各第1フライアイレンズの中心があれば、パターンの
X方向成分について焦点深度を最大とすることができ
る。同様に、r=ε=f・(1/2)・(λ/Py)と
なる線分Lγ、Lε上に各第1フライアイレンズの中心
があれば、パターンのY方向成分について焦点深度を最
大とすることができる。
がいわゆる孤立スペースパターンである場合であり、パ
ターンのX方向(横方向)ピッチがPx、Y方向(縦方
向)ピッチがPyとなっている。図6(D)は、この場
合の4組の第1フライアイレンズの最適位置を表わす図
であり、図6(C)との位置、回転関係は図6(A)、
(B)の関係と同じである。図6(C)の如き、2次元
パターンに照明光が入射するとパターンの2次元方向の
周期性(X:Px、Y:Py)に応じた2次元方向に回
折光が発生する。図6(C)の如き2次元パターンにお
いても回折光中の±1次回折光のうちのいずれか一方と
0次回折光とが投影光学系瞳面12において光軸AXか
らほぼ等距離となるようにすれば、焦点深度を最大とす
ることができる。図6(C)のパターンではX方向のピ
ッチはPxであるから、図6(D)に示す如くα=β=
f・(1/2)・(λ/Px)となる線分Lα、Lβ上
に各第1フライアイレンズの中心があれば、パターンの
X方向成分について焦点深度を最大とすることができ
る。同様に、r=ε=f・(1/2)・(λ/Py)と
なる線分Lγ、Lε上に各第1フライアイレンズの中心
があれば、パターンのY方向成分について焦点深度を最
大とすることができる。
【0037】以上、図6(B)、又は(D)に示した各
位置に配置したフライアイレンズ群からの照明光束がレ
チクルパターン10に入射すると、0次光回折光成分D
0 と、+1次回折光成分DR または−1次回折光成分D
m のいずれか一方とが、投影光学系11内の瞳面12で
は光軸AXからほぼ等距離となる光路を通る。従って、
高解像及び大焦点深度の投影露光装置が実現できる。
位置に配置したフライアイレンズ群からの照明光束がレ
チクルパターン10に入射すると、0次光回折光成分D
0 と、+1次回折光成分DR または−1次回折光成分D
m のいずれか一方とが、投影光学系11内の瞳面12で
は光軸AXからほぼ等距離となる光路を通る。従って、
高解像及び大焦点深度の投影露光装置が実現できる。
【0038】以上、レチクルパターン10として図6
(A)、(C)に示した2例のみを考えたが、他のパタ
ーンであってもその周期性(微細度)に着目し、そのパ
ターンからの+1次回折光成分または−1次回折光成分
のいずれか一方と0次回折光成分との2光束が、投影光
学系内の瞳面12では光軸AXからほぼ等距離になる光
路を通るような位置に各フライアイレンズの中心を配置
すれば良い。また、図6(A)、(C)のパターン例
は、ライン部とスペース部の比(デューティ比)が1:
1のパターンであったため、発生する回折光中では±1
次回折光が強くなる。このため、±1次回折光のうちの
一方と0次回折光との位置関係に着目したが、パターン
がデューティ比1:1から異なる場合等では他の回折
光、例えば±2次回折光のうちの一方と0次回折光との
位置関係が、投影光学系瞳面12において光軸AXから
ほぼ等距離となるようにしても良い。
(A)、(C)に示した2例のみを考えたが、他のパタ
ーンであってもその周期性(微細度)に着目し、そのパ
ターンからの+1次回折光成分または−1次回折光成分
のいずれか一方と0次回折光成分との2光束が、投影光
学系内の瞳面12では光軸AXからほぼ等距離になる光
路を通るような位置に各フライアイレンズの中心を配置
すれば良い。また、図6(A)、(C)のパターン例
は、ライン部とスペース部の比(デューティ比)が1:
1のパターンであったため、発生する回折光中では±1
次回折光が強くなる。このため、±1次回折光のうちの
一方と0次回折光との位置関係に着目したが、パターン
がデューティ比1:1から異なる場合等では他の回折
光、例えば±2次回折光のうちの一方と0次回折光との
位置関係が、投影光学系瞳面12において光軸AXから
ほぼ等距離となるようにしても良い。
【0039】また、レチクルパターン10が図6(D)
の如く2次元の周期性パターンを含む場合、特定の1つ
の0次回折光成分に着目したとき、投影光学系の瞳面1
2上ではその1つの0次回折光成分を中心としてX方向
(第1方向)に分布する1次以上の高次回折光成分と、
Y方向(第2方向)に分布する1次以上の高次回折光成
分とが存在し得る。そこで、特定の1つの0次回折光成
分に対して2次元のパターンの結像を良好に行うものと
すると、第1方向に分布する高次回折光成分の1つと、
第2方向に分布する高次回折光成分の1つと、特定の0
次回折光成分との3つが、瞳面12上で光軸AXからほ
ぼ等距離に分布するように、特定の0次回折光成分(1
つの第1フライアイレンズ)の位置を調節すればよい。
例えば、図6(D)中で第1フライアイレンズ中心位置
を点Pζ、Pη、Pκ、Pμのいずれかと一致させると
良い。点Pζ、Pη、Pκ、Pμはいずれも線分Lαま
たはLβ(X方向の周期性について最適な位置、すなわ
ち0次回折光とX方向の±1次回折光の一方とが投影光
学系瞳面12上で光軸からほぼ等距離となる位置)及び
線分Lγ、Lε(Y方向の周期性について最適な位置)
の交点であるためX方向、Y方向のいずれのパターン方
向についても最適な光源位置となる。
の如く2次元の周期性パターンを含む場合、特定の1つ
の0次回折光成分に着目したとき、投影光学系の瞳面1
2上ではその1つの0次回折光成分を中心としてX方向
(第1方向)に分布する1次以上の高次回折光成分と、
Y方向(第2方向)に分布する1次以上の高次回折光成
分とが存在し得る。そこで、特定の1つの0次回折光成
分に対して2次元のパターンの結像を良好に行うものと
すると、第1方向に分布する高次回折光成分の1つと、
第2方向に分布する高次回折光成分の1つと、特定の0
次回折光成分との3つが、瞳面12上で光軸AXからほ
ぼ等距離に分布するように、特定の0次回折光成分(1
つの第1フライアイレンズ)の位置を調節すればよい。
例えば、図6(D)中で第1フライアイレンズ中心位置
を点Pζ、Pη、Pκ、Pμのいずれかと一致させると
良い。点Pζ、Pη、Pκ、Pμはいずれも線分Lαま
たはLβ(X方向の周期性について最適な位置、すなわ
ち0次回折光とX方向の±1次回折光の一方とが投影光
学系瞳面12上で光軸からほぼ等距離となる位置)及び
線分Lγ、Lε(Y方向の周期性について最適な位置)
の交点であるためX方向、Y方向のいずれのパターン方
向についても最適な光源位置となる。
【0040】尚、以上において2次元パターンとしてレ
チクル上の同一箇所に2次元の方向性を有するパターン
を仮定したが、同一レチクルパターン中の異なる位置に
異なる方向性を有する複数のパターンが存在する場合に
も上記の方法を適用することができる。また、レチクル
上のパターンが複数の方向性又は微細度を有している場
合、第1フライアイレンズの最適位置は、上述のように
パターンの各方向性及び微細度に対応したものとなる
が、あるいは各最適位置の平均位置に第1フライアイレ
ンズを配置しても良い。また、この平均位置は、パター
ンの微細度や重要度に応じた重みを加味した荷重平均と
しても良い。
チクル上の同一箇所に2次元の方向性を有するパターン
を仮定したが、同一レチクルパターン中の異なる位置に
異なる方向性を有する複数のパターンが存在する場合に
も上記の方法を適用することができる。また、レチクル
上のパターンが複数の方向性又は微細度を有している場
合、第1フライアイレンズの最適位置は、上述のように
パターンの各方向性及び微細度に対応したものとなる
が、あるいは各最適位置の平均位置に第1フライアイレ
ンズを配置しても良い。また、この平均位置は、パター
ンの微細度や重要度に応じた重みを加味した荷重平均と
しても良い。
【0041】また、各第1フライアイレンズを射出した
光束の0次光成分は、それぞれウエハに対して傾いて入
射する。このときこれらの傾いた入射光束(複数)の光
量重心の方向がウエハに対して垂直でないと、ウエハ1
3の微小デフォーカス時に、転写像の位置がウエハ面内
方向にシフトするという問題が発生する。これを防止す
るためには、各第1フライアイレンズからの照明光束
(複数)の結像面、もしくはその近傍の面上での光量重
心の方向は、ウエハと垂直、すなわち光軸AXと平行で
あるようにする。つまり、各第1フライアイレンズに光
軸(中心線)を仮定したとき投影光学系11の光軸AX
を基準としたその光軸(中心線)のフーリエ変換面内で
の位置ベクトルと、各フライアイレンズ群から射出され
る光量との積のベクトル和が零になるようにすれば良
い。
光束の0次光成分は、それぞれウエハに対して傾いて入
射する。このときこれらの傾いた入射光束(複数)の光
量重心の方向がウエハに対して垂直でないと、ウエハ1
3の微小デフォーカス時に、転写像の位置がウエハ面内
方向にシフトするという問題が発生する。これを防止す
るためには、各第1フライアイレンズからの照明光束
(複数)の結像面、もしくはその近傍の面上での光量重
心の方向は、ウエハと垂直、すなわち光軸AXと平行で
あるようにする。つまり、各第1フライアイレンズに光
軸(中心線)を仮定したとき投影光学系11の光軸AX
を基準としたその光軸(中心線)のフーリエ変換面内で
の位置ベクトルと、各フライアイレンズ群から射出され
る光量との積のベクトル和が零になるようにすれば良
い。
【0042】以上のように、各第1フライアイレンズの
位置が決定されると、それに従って光束分割部材20〜
22の状態(図2、図3)が決定される。このとき、光
束分割部材の位置等は最も効率良く(光量損失なく)、
第1フライアイレンズに照明光を入射すべく決定する。
尚、以上の系において、各動作部にはエンコーダ等の位
置検出器を備えておくと良い。図1中の主制御系50ま
たは駆動系56、58は、これらの位置検出器からの位
置情報を基に各構成要素の移動、回転、交換を行なう。
また、各フライアイレンズのレンズエレメントの形状で
あるが、通常レチクルの有効エリア、又は回路パターン
エリアは直方形であることが多い。従って、第1フライ
アイレンズの各エレメントの入射面(レチクルパターン
と結像関係:なぜなら射出面とレチクルパターン面はフ
ーリエ変換の関係であり、入射面(光源側焦点面)と射
出面(レチクル側焦点)も当然フーリエ変換の関係であ
るため)は、レチクルパターン面の平面形状に応じた矩
形であると、効率良くレチクルのパターン部のみを照明
できる。
位置が決定されると、それに従って光束分割部材20〜
22の状態(図2、図3)が決定される。このとき、光
束分割部材の位置等は最も効率良く(光量損失なく)、
第1フライアイレンズに照明光を入射すべく決定する。
尚、以上の系において、各動作部にはエンコーダ等の位
置検出器を備えておくと良い。図1中の主制御系50ま
たは駆動系56、58は、これらの位置検出器からの位
置情報を基に各構成要素の移動、回転、交換を行なう。
また、各フライアイレンズのレンズエレメントの形状で
あるが、通常レチクルの有効エリア、又は回路パターン
エリアは直方形であることが多い。従って、第1フライ
アイレンズの各エレメントの入射面(レチクルパターン
と結像関係:なぜなら射出面とレチクルパターン面はフ
ーリエ変換の関係であり、入射面(光源側焦点面)と射
出面(レチクル側焦点)も当然フーリエ変換の関係であ
るため)は、レチクルパターン面の平面形状に応じた矩
形であると、効率良くレチクルのパターン部のみを照明
できる。
【0043】第1フライアイレンズは、各上記エレメン
トの組みとして成るが、その全入射面の合計は任意の形
状で良い。但し、この全入射面の合計と第2フライアイ
レンズの1つのエレメントの入射面は結像関係となるの
で、第2フライアイレンズの1つのエレメントの入射面
と似たような形状であると光量損失が少なくて済む。例
えば、第2フライアイレンズの1つのエレメントの入射
面が長方形ならば、各第1フライアイレンズの全入射面
もまた長方形とする。あるいは、第2フライアイレンズ
の1つのエレメントの入射面が正六角形ならば、各第1
フライアイレンズの全入射面は、正六角形に内接するよ
うな形状とすると良い。
トの組みとして成るが、その全入射面の合計は任意の形
状で良い。但し、この全入射面の合計と第2フライアイ
レンズの1つのエレメントの入射面は結像関係となるの
で、第2フライアイレンズの1つのエレメントの入射面
と似たような形状であると光量損失が少なくて済む。例
えば、第2フライアイレンズの1つのエレメントの入射
面が長方形ならば、各第1フライアイレンズの全入射面
もまた長方形とする。あるいは、第2フライアイレンズ
の1つのエレメントの入射面が正六角形ならば、各第1
フライアイレンズの全入射面は、正六角形に内接するよ
うな形状とすると良い。
【0044】尚、第2フライアイレンズの1つのエレメ
ントの入射面形状の像が、ガイド光学系によって各第1
フライアイレンズの全入射面よりやや大きくなるように
投影されると、第1フライアイレンズでの照度均一化効
果が一層高まる。また、各第1フライアイレンズの射出
面の大きさは、射出する各光束の1つあたりの開口数
(レチクル上の角度分布の片幅)が、投影光学系のレチ
クル側開口数に対して0.1から0.3倍程度であると
良い。これは0.1倍以下では転写パターン(像)の忠
実度が低下し、0.3倍以上では高解像度かつ大焦点深
度の効果が薄らぐからである。また、フライアイ型の代
わりにロッド型のオプチカルインテグレータを使用して
も全く同様の効果を得ることができる。
ントの入射面形状の像が、ガイド光学系によって各第1
フライアイレンズの全入射面よりやや大きくなるように
投影されると、第1フライアイレンズでの照度均一化効
果が一層高まる。また、各第1フライアイレンズの射出
面の大きさは、射出する各光束の1つあたりの開口数
(レチクル上の角度分布の片幅)が、投影光学系のレチ
クル側開口数に対して0.1から0.3倍程度であると
良い。これは0.1倍以下では転写パターン(像)の忠
実度が低下し、0.3倍以上では高解像度かつ大焦点深
度の効果が薄らぐからである。また、フライアイ型の代
わりにロッド型のオプチカルインテグレータを使用して
も全く同様の効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上、本発明によれば、通常の透過及び
遮光パターンから成るレチクルを使用しながら、従来よ
り高解像度かつ大焦点深度の投影露光装置を実現するこ
とが可能である。また、本発明で使用する照明系は、通
常の型式に比べて複雑となるが、2組の光束分割部材を
用いて光源からの照明光束を4つの光束に分割するよう
にしたため、4組のフライアイレンズが任意の位置に変
更されても、それに追従して4つの光束をその対応する
フライアイレンズに集中して正確に入射させることがで
き、しかも光量損失を大幅に低減できる。さらに、各フ
ライアイレンズから射出される光束の光量のばらつきも
ほぼ零とすることが可能となる。また、4組のフライア
イレンズを用いているため、レチクル及びウエハ面での
照度均一性も良好である。さらに、傾斜照明と通常照明
との切り換え等を簡単に行うことができる。
遮光パターンから成るレチクルを使用しながら、従来よ
り高解像度かつ大焦点深度の投影露光装置を実現するこ
とが可能である。また、本発明で使用する照明系は、通
常の型式に比べて複雑となるが、2組の光束分割部材を
用いて光源からの照明光束を4つの光束に分割するよう
にしたため、4組のフライアイレンズが任意の位置に変
更されても、それに追従して4つの光束をその対応する
フライアイレンズに集中して正確に入射させることがで
き、しかも光量損失を大幅に低減できる。さらに、各フ
ライアイレンズから射出される光束の光量のばらつきも
ほぼ零とすることが可能となる。また、4組のフライア
イレンズを用いているため、レチクル及びウエハ面での
照度均一性も良好である。さらに、傾斜照明と通常照明
との切り換え等を簡単に行うことができる。
【図1】本発明の実施例による投影露光装置の構成を示
す図。
す図。
【図2】図1中の2組の光束分割部材の構成を示す斜視
図。
図。
【図3】図1中の照明光学系の一部の具体的な構成を示
す図。
す図。
【図4】4組のフライアイレンズの移動機構の構造を示
す図。
す図。
【図5】フライアイレンズの照明光学系内での配置の原
理を説明する図。
理を説明する図。
【図6】フライアイレンズの配置方法を説明する図。
9 レチクル 11 投影レンズ 12 瞳 13 ウエハ 20、21、22 多面体プリズム 41a〜41d 第1フライアイレンズ 40a〜40d 第2フライアイレンズ
Claims (3)
- 【請求項1】 光源からの照明光を周期性のパターン部
分を有するマスクに照射する照明光学系と、前記マスク
のパターンの像を感光基板に結像投影する投影光学系と
を備えた投影露光装置において、 前記照明光学系の光路中の前記マスクのパターンに対す
るフーリエ変換面、もしくはその近傍面内に射出側焦点
面が配置されるとともに、前記マスクのパターンの周期
性に応じて決まる量だけ前記照明光学系の光軸に対して
偏心した離散的な4つの位置の各々に中心が配置される
4組のフライアイレンズと;前記光源からの照明光を2
分割するとともに、該分割した2本の光束の各々を、前
記照明光学系の光軸とほぼ垂直な面内で、所定の第1方
向に関して前記光軸から所定の第1距離だけ離してほぼ
平行に射出する第1光束分割部材と;該射出された2本
の光束の各々を2分割するとともに、該分割した2組の
2本の光束の各々を、前記照明光学系の光軸とほぼ垂直
な面内で、前記第1方向と交差する第2方向に関して前
記光軸から所定の第2距離だけ離してほぼ平行に射出す
る第2光束分割部材と;前記4組のフライアイレンズの
各々に、前記第2光束分割部材から射出される4本の光
束が入射するように、前記第1光束分割部材と前記第2
光束分割部材との少なくとも一方を駆動して前記第1距
離と前記第2距離との少なくとも一方を調整する制御手
段とを備えたことを特徴とする投影露光装置。 - 【請求項2】 前記第1光束分割部材と前記第2光束分
割部材とはともに、凹状のV型プリズムと凸状のV型プ
リズムとを組み合わせたものであり、 前記制御手段は、前記凹状のV型プリズムと凸状のV型
プリズムとを前記照明光学系の光軸に沿った方向に相対
移動することにより、前記第1距離、または前記第2距
離を調整することを特徴とする請求項1に記載の投影露
光装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記4つのフライアイ
レンズの各々から射出される光束の光量がほぼ等しくな
るように、前記照明光学系の光軸とほぼ垂直な面内で、
前記光軸に対して前記第1光束分割部材と前記第2光束
分割部材との少なくとも一方を相対移動することを特徴
とする請求項2に記載の投影露光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12837092A JP3362405B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 投影露光装置及び方法、並びに素子製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12837092A JP3362405B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 投影露光装置及び方法、並びに素子製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002234347A Division JP3414392B2 (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 投影露光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05326366A true JPH05326366A (ja) | 1993-12-10 |
| JP3362405B2 JP3362405B2 (ja) | 2003-01-07 |
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ID=14983148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12837092A Expired - Fee Related JP3362405B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 投影露光装置及び方法、並びに素子製造方法 |
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|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002231619A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-08-16 | Nikon Corp | 照明光学装置および該照明光学装置を備えた露光装置 |
| JP2003068607A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Nikon Corp | 露光装置および露光方法 |
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-
1992
- 1992-05-21 JP JP12837092A patent/JP3362405B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002231619A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-08-16 | Nikon Corp | 照明光学装置および該照明光学装置を備えた露光装置 |
| JP2003068607A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Nikon Corp | 露光装置および露光方法 |
| US7079220B2 (en) | 2002-04-23 | 2006-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Illumination optical system and method, and exposure apparatus |
| CN108663733A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-10-16 | 鹤山市嘉米基光电科技有限公司 | 分光棱镜 |
| CN108663733B (zh) * | 2018-06-28 | 2024-11-29 | 鹤山市嘉米基光电科技有限公司 | 分光棱镜 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3362405B2 (ja) | 2003-01-07 |
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