JPH05329015A - ヘアードライヤ - Google Patents
ヘアードライヤInfo
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- JPH05329015A JPH05329015A JP16681392A JP16681392A JPH05329015A JP H05329015 A JPH05329015 A JP H05329015A JP 16681392 A JP16681392 A JP 16681392A JP 16681392 A JP16681392 A JP 16681392A JP H05329015 A JPH05329015 A JP H05329015A
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- Japan
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- far
- infrared radiation
- radiation plate
- infrared
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠赤外線照射式のヘアードライヤにおいて吹
出口2での遠赤外線照射量の増大、遠赤外線放射物質膜
を剥離するような曲げ変形の発生を抑制する。 【構成】 吹出口2側に配設される格子状の遠赤外線放
射板6の全体をドーム状に形成した。これにより遠赤外
線放射板6の表面積を増大できて遠赤外線照射量を増や
すことができ、遠赤外線放射板6の遠赤外線放射物質膜
を剥離するような変形を無くすることもできる。
出口2での遠赤外線照射量の増大、遠赤外線放射物質膜
を剥離するような曲げ変形の発生を抑制する。 【構成】 吹出口2側に配設される格子状の遠赤外線放
射板6の全体をドーム状に形成した。これにより遠赤外
線放射板6の表面積を増大できて遠赤外線照射量を増や
すことができ、遠赤外線放射板6の遠赤外線放射物質膜
を剥離するような変形を無くすることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠赤外線を照射可能に
したヘアードライヤに関する。
したヘアードライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のヘアードライヤは、例えば、実
開昭62−109004号公報で提案されている。これ
は、図14(a)および(b)に示すように遠赤外線放
射物質を付着した吹出口グリル20を構成し、この吹出
口グリル20を本体ケース1の温風吹出口2に配設して
おいて、温風によって遠赤外線を頭髪に照射することに
より迅速に乾燥でき、また頭皮の血行の促進などを図り
得るようにしたものである。
開昭62−109004号公報で提案されている。これ
は、図14(a)および(b)に示すように遠赤外線放
射物質を付着した吹出口グリル20を構成し、この吹出
口グリル20を本体ケース1の温風吹出口2に配設して
おいて、温風によって遠赤外線を頭髪に照射することに
より迅速に乾燥でき、また頭皮の血行の促進などを図り
得るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、遠赤外線放
射物質を付着してなる上記吹出口グリル20では、遠赤
外線の効能を高めるためにその照射量を多くしようとす
る場合に問題が生じる。すなわち、吹出口グリル20は
使用者の危険から保護し、また内蔵部品の破損を防止す
るために配設されるが、この吹出口グリル20を遠赤外
線放射用セラミックにより構成して遠赤外線照射量を多
くするには吹出口グリル20の総面積を大きくする必要
がある。そのためには吹出口グリル20の格子リブ21
の幅H寸法を大きく設定する必要が生じる。しかし、そ
のように格子リブ幅Hを大きくすると、格子リブ21で
囲まれる各通風孔22の開口大きさが小さくなって通気
抵抗が大きくなり、十分な吹き出しが行われず、本体ケ
ース1内の熱こもり現象が生じるという不具合がある。
かと言って、通気抵抗を小さくするために、吹出口グリ
ル20の格子リブ幅Hを小さくすると、遠赤外線照射量
が不足しがちになる。このように、通気抵抗の面からは
格子リブ幅Hを狭くすることが望ましく、遠赤外線照射
量の面からは格子リブ幅Hを広くすることが要求される
という二律背反の関係が生じる。
射物質を付着してなる上記吹出口グリル20では、遠赤
外線の効能を高めるためにその照射量を多くしようとす
る場合に問題が生じる。すなわち、吹出口グリル20は
使用者の危険から保護し、また内蔵部品の破損を防止す
るために配設されるが、この吹出口グリル20を遠赤外
線放射用セラミックにより構成して遠赤外線照射量を多
くするには吹出口グリル20の総面積を大きくする必要
がある。そのためには吹出口グリル20の格子リブ21
の幅H寸法を大きく設定する必要が生じる。しかし、そ
のように格子リブ幅Hを大きくすると、格子リブ21で
囲まれる各通風孔22の開口大きさが小さくなって通気
抵抗が大きくなり、十分な吹き出しが行われず、本体ケ
ース1内の熱こもり現象が生じるという不具合がある。
かと言って、通気抵抗を小さくするために、吹出口グリ
ル20の格子リブ幅Hを小さくすると、遠赤外線照射量
が不足しがちになる。このように、通気抵抗の面からは
格子リブ幅Hを狭くすることが望ましく、遠赤外線照射
量の面からは格子リブ幅Hを広くすることが要求される
という二律背反の関係が生じる。
【0004】また、遠赤外線放射物質を付着してなる上
記吹出口グリル20は平板状に形成されているため、吹
出口グリル20にこの正面側から押圧する外力が加えら
れると、吹出口グリル20の周縁の支点に生じる反力と
この外力とによって形づくられる偶力(曲げモーメン
ト)のために平板状の吹出口グリル20は反り曲げられ
ることがある。この変形は吹出口グリル20を軽量化や
加工性向上の目的などで薄肉にした場合に顕著に現れ
る。また、そのように吹出口グリル20が曲げ変形する
と、該グリル20の表面に遠赤外線放射物質が塗布され
ている場合その遠赤外線放射物質が剥がれやすい、とい
う問題が起こる。
記吹出口グリル20は平板状に形成されているため、吹
出口グリル20にこの正面側から押圧する外力が加えら
れると、吹出口グリル20の周縁の支点に生じる反力と
この外力とによって形づくられる偶力(曲げモーメン
ト)のために平板状の吹出口グリル20は反り曲げられ
ることがある。この変形は吹出口グリル20を軽量化や
加工性向上の目的などで薄肉にした場合に顕著に現れ
る。また、そのように吹出口グリル20が曲げ変形する
と、該グリル20の表面に遠赤外線放射物質が塗布され
ている場合その遠赤外線放射物質が剥がれやすい、とい
う問題が起こる。
【0005】こうした問題は、上記したごとく吹出口グ
リル20に遠赤外線放射物質を付着するグリル兼用タイ
プのものに限らず、吹出口グリルとは別体に、遠赤外線
放射物質を吹出口グリル形状と同様な多孔状の遠赤外線
放射板を成形し、これを吹出口グリルに並べて配設する
場合においても、上記と同様なことが言える。
リル20に遠赤外線放射物質を付着するグリル兼用タイ
プのものに限らず、吹出口グリルとは別体に、遠赤外線
放射物質を吹出口グリル形状と同様な多孔状の遠赤外線
放射板を成形し、これを吹出口グリルに並べて配設する
場合においても、上記と同様なことが言える。
【0006】本発明の目的は、上記のような遠赤外線照
射式のヘアードライヤにおいて吹出口側に配される遠赤
外線放射板の遠赤外線照射量の増大を図るとともに、曲
げ変形の発生を抑制する点にある。
射式のヘアードライヤにおいて吹出口側に配される遠赤
外線放射板の遠赤外線照射量の増大を図るとともに、曲
げ変形の発生を抑制する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のヘアードライヤ
では、図示例のように多数の通風孔7と各通風孔7を囲
む格子リブ8とを有する遠赤外線放射板6を吹出口2側
に配設し、その遠赤外線放射板6の全体形状をドーム状
に形成したものである。
では、図示例のように多数の通風孔7と各通風孔7を囲
む格子リブ8とを有する遠赤外線放射板6を吹出口2側
に配設し、その遠赤外線放射板6の全体形状をドーム状
に形成したものである。
【0008】
【作用】遠赤外線放射板6の全体をドーム状に形成する
ことにより、それが平板状に形成されるものに比べ、そ
の表面積を増加させることができ、格子リブ8の幅Hを
広げることなく、つまり各通風孔7の開口大きさを小さ
くするようなことなく遠赤外線照射面積を増やし得てそ
の照射量を増加する。全体をドーム状に形成された遠赤
外線放射板6は、曲げモーメントに対する剛性を増すた
め、正面側から加えられる外力による反り曲がるような
ことが少なくなる。
ことにより、それが平板状に形成されるものに比べ、そ
の表面積を増加させることができ、格子リブ8の幅Hを
広げることなく、つまり各通風孔7の開口大きさを小さ
くするようなことなく遠赤外線照射面積を増やし得てそ
の照射量を増加する。全体をドーム状に形成された遠赤
外線放射板6は、曲げモーメントに対する剛性を増すた
め、正面側から加えられる外力による反り曲がるような
ことが少なくなる。
【0009】
【実施例】図1ないし図4において、1はヘアードライ
ヤの本体ケース、2は本体ケース1の前端に設けた吹出
口、3は本体ケース1の後端に設けた吸込口、4は本体
ケース1の内部に収納したヒータ、5は本体ケース1内
のヒータ4の後方に配した送風フアンである。本体ケー
ス1の吹出口2に吹出口グリルを兼ねた遠赤外線放射板
6が配設される。この遠赤外線放射板6は、多数の通風
孔7と各通風孔7を囲む格子リブ8とを有する、全体が
ドーム状に形成されてなり、ベース材9の表面に遠赤外
線放射物質膜10を塗布している。
ヤの本体ケース、2は本体ケース1の前端に設けた吹出
口、3は本体ケース1の後端に設けた吸込口、4は本体
ケース1の内部に収納したヒータ、5は本体ケース1内
のヒータ4の後方に配した送風フアンである。本体ケー
ス1の吹出口2に吹出口グリルを兼ねた遠赤外線放射板
6が配設される。この遠赤外線放射板6は、多数の通風
孔7と各通風孔7を囲む格子リブ8とを有する、全体が
ドーム状に形成されてなり、ベース材9の表面に遠赤外
線放射物質膜10を塗布している。
【0010】具体的には、この遠赤外線放射板6は次の
ようにして製造される。まず、金属板をプレス加工する
ことにより、図4に示すごとき多数の孔を有するドーム
状のベース材9を得る。このベース材9は脱脂処理す
る。次いで、遠赤外線放射物質の溶液または分散液に上
記ベース材9を1次浸漬して自然乾燥する。更に2次浸
漬して自然乾燥したのち、所定温度で強制乾燥すること
により遠赤外線放射板6が得られる。
ようにして製造される。まず、金属板をプレス加工する
ことにより、図4に示すごとき多数の孔を有するドーム
状のベース材9を得る。このベース材9は脱脂処理す
る。次いで、遠赤外線放射物質の溶液または分散液に上
記ベース材9を1次浸漬して自然乾燥する。更に2次浸
漬して自然乾燥したのち、所定温度で強制乾燥すること
により遠赤外線放射板6が得られる。
【0011】上記遠赤外線放射物質の溶液または分散液
の成分の一例を挙げれば、遠赤外線放射物質の粉末と有
機系バインダーを67%、溶剤を33%として混合した
ものである。遠赤外線放射物質の粉末としては、例え
ば、ジルコニア、アルミナ炭化ケイ素系等のセラミック
を粉末にし、粒径は10〜50μとする。有機系バイン
ダーとしては、ウレタン系が好ましい。
の成分の一例を挙げれば、遠赤外線放射物質の粉末と有
機系バインダーを67%、溶剤を33%として混合した
ものである。遠赤外線放射物質の粉末としては、例え
ば、ジルコニア、アルミナ炭化ケイ素系等のセラミック
を粉末にし、粒径は10〜50μとする。有機系バイン
ダーとしては、ウレタン系が好ましい。
【0012】ベース材9は鉄、アルミ等の金属、または
合成樹脂(特に耐熱性に優れるポリカーボネート等の合
成樹脂)等のいずれでもよいが、鉄などのように比熱の
大きいものが好ましい。ベース材9を比熱の大きい材料
で構成した場合は、遠赤外線放射物質膜10がその断面
内部から外部へ向けて均一に加熱されて照射効率をより
高めることができるからである。これに対し、ベース材
9が樹脂で構成される場合は、遠赤外線放射物質膜10
はこの表面を流れる温風でしか加熱されず、図1に示す
ごとく風下の中心位置A点の温度は低くなりがちで、照
射効率が悪くなる。また樹脂からなるベース材9は熱の
保有量および熱伝導性が低く、温風の温度分布にそのま
ま影響され、遠赤外線放射板6の板面中心部と外周近傍
部での照射量にばらつきが生じやすいのである。
合成樹脂(特に耐熱性に優れるポリカーボネート等の合
成樹脂)等のいずれでもよいが、鉄などのように比熱の
大きいものが好ましい。ベース材9を比熱の大きい材料
で構成した場合は、遠赤外線放射物質膜10がその断面
内部から外部へ向けて均一に加熱されて照射効率をより
高めることができるからである。これに対し、ベース材
9が樹脂で構成される場合は、遠赤外線放射物質膜10
はこの表面を流れる温風でしか加熱されず、図1に示す
ごとく風下の中心位置A点の温度は低くなりがちで、照
射効率が悪くなる。また樹脂からなるベース材9は熱の
保有量および熱伝導性が低く、温風の温度分布にそのま
ま影響され、遠赤外線放射板6の板面中心部と外周近傍
部での照射量にばらつきが生じやすいのである。
【0013】上記のようにベース材9の表面に遠赤外線
放射物質膜10を形成することで得られる遠赤外線放射
板6は、これ全体の断面形状が吹出口外方へ向けて凸形
円弧となる、ドーム状に形成されるので、その表面積
は、図14(b)に示すごとく平板状に形成される吹出
口グリル20の表面積に比し増大でき、この増大分だけ
遠赤外線を吹出口2の外方へ向けて多量に照射する。ま
た、遠赤外線放射板6の全体がドーム状のように一方向
へ予め突出形成されているため、この遠赤外線放射板6
が外方から押圧されるような外力を加えられても、遠赤
外線放射物質膜10が剥離するような変形をなくするこ
とができる。このことはドーム状突出側が逆向きに本体
ケース1内へ向いても同様である。ドーム状のベース材
9の表面に浸漬塗布される遠赤外線放射物質膜10は、
その板面中央部の遠赤外線放射物質膜10の膜厚Tより
もその周縁取付部14の膜厚tを薄く形成することがで
きる。こうした場合は、遠赤外線放射板6の特に外力を
受けやすい板面中央の剛性をより高めることができる。
また、図3に示すように遠赤外線放射板6を本体ケース
1の吹出口2の内壁の溝16に圧入嵌合するにあたって
遠赤外線放射板6を撓ませるが、このとき周縁取付部1
4の膜厚tが厚いと撓ませにくくて確実に嵌合固定し難
いが、これが薄いと撓ませやすくて確実強固に係止でき
る。また周縁取付部14の膜厚tが厚いと、本体ケース
1の内壁と当接している部分の遠赤外線照射は本体ケー
ス1に対して行われ、本体ケース1の当該箇所の温度を
必要以上に上昇させて熱変形を加えやすいという不具合
が生じるが、周縁取付部14の膜厚tを薄くすることに
よってかかる不具合も解消できる。
放射物質膜10を形成することで得られる遠赤外線放射
板6は、これ全体の断面形状が吹出口外方へ向けて凸形
円弧となる、ドーム状に形成されるので、その表面積
は、図14(b)に示すごとく平板状に形成される吹出
口グリル20の表面積に比し増大でき、この増大分だけ
遠赤外線を吹出口2の外方へ向けて多量に照射する。ま
た、遠赤外線放射板6の全体がドーム状のように一方向
へ予め突出形成されているため、この遠赤外線放射板6
が外方から押圧されるような外力を加えられても、遠赤
外線放射物質膜10が剥離するような変形をなくするこ
とができる。このことはドーム状突出側が逆向きに本体
ケース1内へ向いても同様である。ドーム状のベース材
9の表面に浸漬塗布される遠赤外線放射物質膜10は、
その板面中央部の遠赤外線放射物質膜10の膜厚Tより
もその周縁取付部14の膜厚tを薄く形成することがで
きる。こうした場合は、遠赤外線放射板6の特に外力を
受けやすい板面中央の剛性をより高めることができる。
また、図3に示すように遠赤外線放射板6を本体ケース
1の吹出口2の内壁の溝16に圧入嵌合するにあたって
遠赤外線放射板6を撓ませるが、このとき周縁取付部1
4の膜厚tが厚いと撓ませにくくて確実に嵌合固定し難
いが、これが薄いと撓ませやすくて確実強固に係止でき
る。また周縁取付部14の膜厚tが厚いと、本体ケース
1の内壁と当接している部分の遠赤外線照射は本体ケー
ス1に対して行われ、本体ケース1の当該箇所の温度を
必要以上に上昇させて熱変形を加えやすいという不具合
が生じるが、周縁取付部14の膜厚tを薄くすることに
よってかかる不具合も解消できる。
【0014】遠赤外線放射板6の格子リブ8自体の断面
形状において、格子リブ8の吹出口外方に面する側の表
面に形成されるその膜10は吹出口外方へ向けて凸とな
る凸曲面11に形成し、これによって該表面積もより増
加できる。したがって、ヒータ4からの温風は凸曲面1
1に沿って円滑に流れ、凸曲面11による表面積の拡大
分だけ遠赤外線が吹出口2の外方へ向けてより多量に照
射する。格子リブ8の通風孔7に面する側面12・12
および吹出口内方に面する背面13は照射効率を向上す
る貢献度の低い所であり、それぞれの面12・13にお
ける膜厚は前記凸曲面11における膜厚よりも薄く形成
して、通風孔7の開口大きさをできるだけ大きく確保す
るとともに、経済的な塗布を可能にする。また、遠赤外
線放射板6の格子リブ8自体の断面形状において、その
吹出口内方へ向けてエッジ15を設けておけば、浸漬等
による塗布のさい該エッジ15が遠赤外線放射物質の溶
液または分散液の液切れ作用を発揮できて有利である。
そのエッジ15はベース材9を金属板でプレス加工する
ことによって容易に得られる。なお、ベース材9を金属
板で構成する場合、その金属板に中和もしくは未中和メ
ッキ、またはニッケルメッキ等のメッキを施したものを
用いてもよい。
形状において、格子リブ8の吹出口外方に面する側の表
面に形成されるその膜10は吹出口外方へ向けて凸とな
る凸曲面11に形成し、これによって該表面積もより増
加できる。したがって、ヒータ4からの温風は凸曲面1
1に沿って円滑に流れ、凸曲面11による表面積の拡大
分だけ遠赤外線が吹出口2の外方へ向けてより多量に照
射する。格子リブ8の通風孔7に面する側面12・12
および吹出口内方に面する背面13は照射効率を向上す
る貢献度の低い所であり、それぞれの面12・13にお
ける膜厚は前記凸曲面11における膜厚よりも薄く形成
して、通風孔7の開口大きさをできるだけ大きく確保す
るとともに、経済的な塗布を可能にする。また、遠赤外
線放射板6の格子リブ8自体の断面形状において、その
吹出口内方へ向けてエッジ15を設けておけば、浸漬等
による塗布のさい該エッジ15が遠赤外線放射物質の溶
液または分散液の液切れ作用を発揮できて有利である。
そのエッジ15はベース材9を金属板でプレス加工する
ことによって容易に得られる。なお、ベース材9を金属
板で構成する場合、その金属板に中和もしくは未中和メ
ッキ、またはニッケルメッキ等のメッキを施したものを
用いてもよい。
【0015】図5は上記遠赤外線放射板6の格子リブ8
の断面形状の変形例を示しており、ベース材9これ自体
を断面円弧状に形成してこの表面に遠赤外線放射物質膜
10を塗布したものである。
の断面形状の変形例を示しており、ベース材9これ自体
を断面円弧状に形成してこの表面に遠赤外線放射物質膜
10を塗布したものである。
【0016】図6および図7はいずれも遠赤外線放射板
6の格子リブ8の断面形状の更に別実施例を示してい
る。図6はベース材9の表面を粗面18に形成してこれ
に遠赤外線放射物質膜10を塗布したものである。図7
はベース材9の表面を、遠赤外線放射物質の粒径(10
〜50μ)より大きな凹凸状19に形成したうえでこの
表面に遠赤外線放射物質膜10を塗布したものである。
これらによれば、遠赤外線放射物質膜10の剥がれ防止
効果を高めることができて付着力の強化を図り得る。
6の格子リブ8の断面形状の更に別実施例を示してい
る。図6はベース材9の表面を粗面18に形成してこれ
に遠赤外線放射物質膜10を塗布したものである。図7
はベース材9の表面を、遠赤外線放射物質の粒径(10
〜50μ)より大きな凹凸状19に形成したうえでこの
表面に遠赤外線放射物質膜10を塗布したものである。
これらによれば、遠赤外線放射物質膜10の剥がれ防止
効果を高めることができて付着力の強化を図り得る。
【0017】図8は遠赤外線放射板6の格子リブ8の断
面形状の更に別実施例を示しており、ベース材9を発泡
金属、または発泡プラスチックで構成してポーラス状と
することによって遠赤外線放射物質膜10がその表面に
浸透して強固に付着するようにしたものである。
面形状の更に別実施例を示しており、ベース材9を発泡
金属、または発泡プラスチックで構成してポーラス状と
することによって遠赤外線放射物質膜10がその表面に
浸透して強固に付着するようにしたものである。
【0018】図9および図10はいずれも遠赤外線放射
板6の格子リブ8の断面形状の更に別の変形実施例を示
している。図9に示す実施例の格子リブ8は断面楕円形
状に形成され、断面四角形のベース材9に塗布される遠
赤外線放射物質膜10の表面は吹出口外方に向く面のみ
ならず吹出口内方に向く面をも凸曲面11に形成してな
る。また、図10に示す実施例の格子リブ8は断面円形
状に形成され、断面円形のベース材9に遠赤外線放射物
質膜10をその全周にわたってほぼ均等厚で塗布してな
るものである。このように格子リブ8の吹出口内方に向
く面をも凸曲面11に形成することによって、温風の乱
流による騒音が防げるだけでなく、温風と格子リブ8と
の接触時間、つまり熱伝導率が高くなり、遠赤外線の照
射量をより増加することができる。
板6の格子リブ8の断面形状の更に別の変形実施例を示
している。図9に示す実施例の格子リブ8は断面楕円形
状に形成され、断面四角形のベース材9に塗布される遠
赤外線放射物質膜10の表面は吹出口外方に向く面のみ
ならず吹出口内方に向く面をも凸曲面11に形成してな
る。また、図10に示す実施例の格子リブ8は断面円形
状に形成され、断面円形のベース材9に遠赤外線放射物
質膜10をその全周にわたってほぼ均等厚で塗布してな
るものである。このように格子リブ8の吹出口内方に向
く面をも凸曲面11に形成することによって、温風の乱
流による騒音が防げるだけでなく、温風と格子リブ8と
の接触時間、つまり熱伝導率が高くなり、遠赤外線の照
射量をより増加することができる。
【0019】図11ないし図13はいずれも遠赤外線放
射板6の更に別実施例を示している。この実施例では、
遠赤外線放射板6の周縁取付部14が四角形に形成さ
れ、この周縁取付部14の格子リブ8と連接する箇所に
狭幅とする緩衝部17を設けている。こうした場合は、
遠赤外線放射板6の周縁取付部14を本体ケース1の内
壁に取り付けるときに生じる変形歪が緩衝部17で吸収
されて遠赤外線放射板6の板面中央部にまで影響を及ぼ
すようなことが無くなり、このため前記変形歪による遠
赤外線放射物質膜10のベース材9からの剥離を防止で
きる。もっとも、こうしたことは周縁取付部14が四角
形のものに限らず、円形もしくは楕円形などの形状に形
成される場合も全く同様なことがいえる。上記緩衝部1
7としては、周縁取付部14の格子リブ8との連接箇所
を狭幅とする以外に、肉薄にすること、または図13に
示すように小さい孔を設ける等してもよい。
射板6の更に別実施例を示している。この実施例では、
遠赤外線放射板6の周縁取付部14が四角形に形成さ
れ、この周縁取付部14の格子リブ8と連接する箇所に
狭幅とする緩衝部17を設けている。こうした場合は、
遠赤外線放射板6の周縁取付部14を本体ケース1の内
壁に取り付けるときに生じる変形歪が緩衝部17で吸収
されて遠赤外線放射板6の板面中央部にまで影響を及ぼ
すようなことが無くなり、このため前記変形歪による遠
赤外線放射物質膜10のベース材9からの剥離を防止で
きる。もっとも、こうしたことは周縁取付部14が四角
形のものに限らず、円形もしくは楕円形などの形状に形
成される場合も全く同様なことがいえる。上記緩衝部1
7としては、周縁取付部14の格子リブ8との連接箇所
を狭幅とする以外に、肉薄にすること、または図13に
示すように小さい孔を設ける等してもよい。
【0020】なお、本発明は遠赤外線放射板6として、
上記実施例のごとき吹出口グリルを兼ねるもの以外に、
吹出口グリルとは別体に遠赤外線放射板を独自に形成し
てこれを吹出口グリルと並べて使用するようにしたもの
であってもよい。また、遠赤外線放射板6は、本体ケー
ス1の吹出口2の内部に配設するに代えて、図3に示す
ごとき吹出ノズルNを本体ケース1に取りつける場合は
その吹出ノズルNの内部に配設するもよい。更に、遠赤
外線放射板6はベース材9を無くして遠赤外線放射物質
のみで成形するものであってもよい。
上記実施例のごとき吹出口グリルを兼ねるもの以外に、
吹出口グリルとは別体に遠赤外線放射板を独自に形成し
てこれを吹出口グリルと並べて使用するようにしたもの
であってもよい。また、遠赤外線放射板6は、本体ケー
ス1の吹出口2の内部に配設するに代えて、図3に示す
ごとき吹出ノズルNを本体ケース1に取りつける場合は
その吹出ノズルNの内部に配設するもよい。更に、遠赤
外線放射板6はベース材9を無くして遠赤外線放射物質
のみで成形するものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の遠赤外線放射式のヘアードライ
ヤは、吹出口2側に配設される遠赤外線放射板6の全体
をドーム状に形成した。したがって、遠赤外線放射板6
の表面積を増大できて遠赤外線照射量を増やすことがで
きる。しかも通風孔7の開口大きさは通気抵抗が大きく
ならない程度にとどめられて通気抵抗を小さくすること
ができ、十分な吹き出しを確保し得るとともに、本体ケ
ース1内の熱こもり現象の発生を防止できる。また、遠
赤外線放射板6の全体がドーム状に形成されることによ
り、剛性を増し、外力による反り曲がりを防止でき、こ
の表面に塗布される遠赤外線放射物質膜10の剥がれや
脱落防止効果も発揮できる。
ヤは、吹出口2側に配設される遠赤外線放射板6の全体
をドーム状に形成した。したがって、遠赤外線放射板6
の表面積を増大できて遠赤外線照射量を増やすことがで
きる。しかも通風孔7の開口大きさは通気抵抗が大きく
ならない程度にとどめられて通気抵抗を小さくすること
ができ、十分な吹き出しを確保し得るとともに、本体ケ
ース1内の熱こもり現象の発生を防止できる。また、遠
赤外線放射板6の全体がドーム状に形成されることによ
り、剛性を増し、外力による反り曲がりを防止でき、こ
の表面に塗布される遠赤外線放射物質膜10の剥がれや
脱落防止効果も発揮できる。
【図1】ヘアードライヤの遠赤外線放射板の断面図であ
る。
る。
【図2】ヘアードライヤの遠赤外線放射板の正面図であ
る。
る。
【図3】ヘアードライヤの吹出口部分を切り欠いて示す
側面図である。
側面図である。
【図4】ヘアードライヤの遠赤外線放射板のベース材の
断面図である。
断面図である。
【図5】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
る。
【図6】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
る。
【図7】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
る。
【図8】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
る。
【図9】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図であ
る。
る。
【図10】別実施例の遠赤外線放射板の一部の断面図で
ある。
ある。
【図11】更に別実施例を示す遠赤外線放射板の正面図
である。
である。
【図12】図11におけるX−X線断面図である。
【図13】更に又別実施例を示す遠赤外線放射板の一部
の正面図である。
の正面図である。
【図14】従来例のヘアードライヤを示しており、図1
4(a)は正面図、図14(b)は吹出口グリルの一部
の断面図である。
4(a)は正面図、図14(b)は吹出口グリルの一部
の断面図である。
1 本体ケース 2 吹出口 6 遠赤外線放射板 7 通風孔 8 格子リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 本体ケース1の吹出口2側に、多数の通
風孔7と各通風孔7を囲む格子リブ8とを有する形の遠
赤外線放射板6が配設されているヘアードライヤにおい
て、 遠赤外線放射板6の全体がドーム状に形成されているこ
とを特徴とするヘアードライヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166813A JP2750487B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ヘアードライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166813A JP2750487B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ヘアードライヤ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108861A Division JPH0824606B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ヘアードライヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329015A true JPH05329015A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2750487B2 JP2750487B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=15838144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4166813A Expired - Fee Related JP2750487B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ヘアードライヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2750487B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024133148A (ja) * | 2018-12-17 | 2024-10-01 | エロマチック オサケユキチュア | トンネル型スラスタのためのグリッド |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01112859U (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-28 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4166813A patent/JP2750487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01112859U (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-28 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024133148A (ja) * | 2018-12-17 | 2024-10-01 | エロマチック オサケユキチュア | トンネル型スラスタのためのグリッド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2750487B2 (ja) | 1998-05-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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