JPH0532926A - 消去性水溶性インキ組成物 - Google Patents
消去性水溶性インキ組成物Info
- Publication number
- JPH0532926A JPH0532926A JP21293391A JP21293391A JPH0532926A JP H0532926 A JPH0532926 A JP H0532926A JP 21293391 A JP21293391 A JP 21293391A JP 21293391 A JP21293391 A JP 21293391A JP H0532926 A JPH0532926 A JP H0532926A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】カテコ−ル−3−スルホン酸−モリブデン錯
体、カテコ−ル−3−スルホン酸ナトリウム−モリブデ
ン錯体、カテコ−ル3,5−ジスルホン酸−モリブデン
錯体、8−ヒドロキシキノリン−5−スルホン酸−モリ
ブデン錯体、8−ヒドロキシキノリン−5−スルホン酸
ナトリウム−モリブデン錯体、カテコ−ル−モリブデン
錯体カリウム塩などのカテコ−ル及びそのスルホン酸系
誘導体とモリブデンとの錯体、ヒドロキシキノリン及び
そのスルホン酸系誘導体とモリブデンとの錯体より選択
される水性有色錯体を少なくとも1種類以上含む消去性
水性インキ組成物。 【効果】 空気中の炭酸ガスや布地の処理液などによっ
て経時的な退色を起こすことはなく、筆跡の濃度も高く
することができ、水洗により筆跡を簡単に消すことがで
きる。
体、カテコ−ル−3−スルホン酸ナトリウム−モリブデ
ン錯体、カテコ−ル3,5−ジスルホン酸−モリブデン
錯体、8−ヒドロキシキノリン−5−スルホン酸−モリ
ブデン錯体、8−ヒドロキシキノリン−5−スルホン酸
ナトリウム−モリブデン錯体、カテコ−ル−モリブデン
錯体カリウム塩などのカテコ−ル及びそのスルホン酸系
誘導体とモリブデンとの錯体、ヒドロキシキノリン及び
そのスルホン酸系誘導体とモリブデンとの錯体より選択
される水性有色錯体を少なくとも1種類以上含む消去性
水性インキ組成物。 【効果】 空気中の炭酸ガスや布地の処理液などによっ
て経時的な退色を起こすことはなく、筆跡の濃度も高く
することができ、水洗により筆跡を簡単に消すことがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色材として錯体を用い
るインキに関する。更に詳しくは、型紙の図形などを繊
維集合体に筆記し、裁断後、この筆跡を消去できる所謂
チャコマ−カ−のインキや消去性の印刷インキ(布や紙
を再生するときに容易にインキを除去できる)などに使
用する消去性水溶性インキ組成物に関する。
るインキに関する。更に詳しくは、型紙の図形などを繊
維集合体に筆記し、裁断後、この筆跡を消去できる所謂
チャコマ−カ−のインキや消去性の印刷インキ(布や紙
を再生するときに容易にインキを除去できる)などに使
用する消去性水溶性インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】また、布地に文字や線、記号などを描写
し、使用後消去するインキとしては、これらは使用する
染料がpH指示薬であるフェノ−ルフタレイン、チモ−
ルフタレイン、ブロムチモ−ルフタレインなどのpHに
より消色、発色する染料を用いたものがある。
し、使用後消去するインキとしては、これらは使用する
染料がpH指示薬であるフェノ−ルフタレイン、チモ−
ルフタレイン、ブロムチモ−ルフタレインなどのpHに
より消色、発色する染料を用いたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の所謂チ
ャコマ−カ−のインキでは色材としてpH指示薬を使用
していたので、通常の染料インキ程度の濃度を出すこと
は非常に難しく、布の色、柄などによっては、筆跡が判
読しにくい。更に、空気中の炭酸ガスや布地の処理剤な
どの影響を受けやすく、筆跡が経時により退色してしま
うなどの問題があった。
ャコマ−カ−のインキでは色材としてpH指示薬を使用
していたので、通常の染料インキ程度の濃度を出すこと
は非常に難しく、布の色、柄などによっては、筆跡が判
読しにくい。更に、空気中の炭酸ガスや布地の処理剤な
どの影響を受けやすく、筆跡が経時により退色してしま
うなどの問題があった。
【0004】本発明は上記の従来インキの問題点、すな
わち、経時により筆跡が退色してしまうこと、筆跡の濃
度が低いことを解決し、水により容易に消去できる消去
性水溶性インキ組成物を得ることを課題とする。
わち、経時により筆跡が退色してしまうこと、筆跡の濃
度が低いことを解決し、水により容易に消去できる消去
性水溶性インキ組成物を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、色材と水とか
ら少なくともなり、前記色材は、カテコ−ル及びそのス
ルホン酸系誘導体とモリブデンとの錯体、ヒドロキシキ
ノリン及びそのスルホン酸系誘導体とモリブデンとの錯
体より選択される水溶性有色錯体を少なくとも1種類以
上含むことを特徴とした消去性水溶性インキ組成物を要
旨とする。
ら少なくともなり、前記色材は、カテコ−ル及びそのス
ルホン酸系誘導体とモリブデンとの錯体、ヒドロキシキ
ノリン及びそのスルホン酸系誘導体とモリブデンとの錯
体より選択される水溶性有色錯体を少なくとも1種類以
上含むことを特徴とした消去性水溶性インキ組成物を要
旨とする。
【0006】以下、本発明のインキについて詳細に説明
する。水溶性有色錯体は、色材として使用せられるもの
であり、これに必要な特性としては、水及び水溶性有
機溶剤に溶解し易い、経時的に溶解が安定であり沈澱
を析出しない、繊維に対する吸着力が小さい、錯体
単体での耐光性などの安定性が強い、錯体が経時的に
水分、炭酸ガスなどで退色しない、があり、具体的に
は、カテコ−ルモノスルホン酸−モリブデン錯体として
カテコ−ル−3−スルホン酸−モリブデン錯体、カテコ
−ル−4−スルホン酸−モリブデン錯体、カテコ−ルモ
ノスルホン酸塩−モリブデン錯体としてカテコ−ル−3
−スルホン酸塩−モリブデン錯体、カテコ−ル−4−ス
ルホン酸塩−モリブデン錯体、カテコ−ルジスルホン酸
−モリブデン錯体としてはカテコ−ル3,5−ジスルホ
ン酸−モリブデン錯体、カテコ−ルジスルホン酸塩−モ
リブデン錯体としてカテコ−ル−3,5−ジスルホン酸
塩−モリブデン錯体、ヒドロキシキノリンスルホン酸−
モリブデン錯体として8−ヒドロキシキノリン−5−ス
ルホン酸−モリブデン錯体、ヒドロキシキノリンスルホ
ン酸塩−モリブデン錯体として8−ヒドロキシキノリン
−5−スルホン酸塩−モリブデン錯体、カテコ−ル−モ
リブデン錯体としてカテコ−ル−モリブデン錯体、カテ
コ−ル−モリブデン錯体塩としてカテコ−ル−モリブデ
ン錯体塩などが挙げられる。ここで上記した塩とは、ナ
トリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属塩を
示す。
する。水溶性有色錯体は、色材として使用せられるもの
であり、これに必要な特性としては、水及び水溶性有
機溶剤に溶解し易い、経時的に溶解が安定であり沈澱
を析出しない、繊維に対する吸着力が小さい、錯体
単体での耐光性などの安定性が強い、錯体が経時的に
水分、炭酸ガスなどで退色しない、があり、具体的に
は、カテコ−ルモノスルホン酸−モリブデン錯体として
カテコ−ル−3−スルホン酸−モリブデン錯体、カテコ
−ル−4−スルホン酸−モリブデン錯体、カテコ−ルモ
ノスルホン酸塩−モリブデン錯体としてカテコ−ル−3
−スルホン酸塩−モリブデン錯体、カテコ−ル−4−ス
ルホン酸塩−モリブデン錯体、カテコ−ルジスルホン酸
−モリブデン錯体としてはカテコ−ル3,5−ジスルホ
ン酸−モリブデン錯体、カテコ−ルジスルホン酸塩−モ
リブデン錯体としてカテコ−ル−3,5−ジスルホン酸
塩−モリブデン錯体、ヒドロキシキノリンスルホン酸−
モリブデン錯体として8−ヒドロキシキノリン−5−ス
ルホン酸−モリブデン錯体、ヒドロキシキノリンスルホ
ン酸塩−モリブデン錯体として8−ヒドロキシキノリン
−5−スルホン酸塩−モリブデン錯体、カテコ−ル−モ
リブデン錯体としてカテコ−ル−モリブデン錯体、カテ
コ−ル−モリブデン錯体塩としてカテコ−ル−モリブデ
ン錯体塩などが挙げられる。ここで上記した塩とは、ナ
トリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属塩を
示す。
【0007】これらの水溶性有色錯体は、カテコ−ル−
3,5−ジスルホン酸ナトリウムのような配位子とパラ
モリブデン酸アンモニウムのようなモリブデン酸化合物
から簡単に作ることができ、インキを調整する際に配位
子、モリブデン酸化合物をインキ溶剤に溶解するか、ま
たは、インキ溶剤とは別に錯体を作り、インキ溶剤に混
入して得られる。そして、これらをインキとして必要な
濃度になるまで1種もしくは2種以上を選択して使用す
る。これら錯体の使用量はインキの全量に対して0.1
〜65重量%が好適であり、特に1〜65重量%が好適
である。錯体の使用量が0.1重量%以下の場合にはイ
ンキの濃度が低くなり、また、65重量%以上の場合に
は溶解安定性が悪くなる。
3,5−ジスルホン酸ナトリウムのような配位子とパラ
モリブデン酸アンモニウムのようなモリブデン酸化合物
から簡単に作ることができ、インキを調整する際に配位
子、モリブデン酸化合物をインキ溶剤に溶解するか、ま
たは、インキ溶剤とは別に錯体を作り、インキ溶剤に混
入して得られる。そして、これらをインキとして必要な
濃度になるまで1種もしくは2種以上を選択して使用す
る。これら錯体の使用量はインキの全量に対して0.1
〜65重量%が好適であり、特に1〜65重量%が好適
である。錯体の使用量が0.1重量%以下の場合にはイ
ンキの濃度が低くなり、また、65重量%以上の場合に
は溶解安定性が悪くなる。
【0008】上記必須成分以外に、筆跡のにじみを防ぐ
ため、インキの粘度を調整するのに水溶性高分子を用い
ることもできる。具体的にはポリエチレンオキサイド、
メチルセルロ−ス、ポリビニルピロリドン、エチルセル
ロ−ス、ハイドロキシエチルセルロ−ス、カルボキシメ
チルセルロ−ス、ポリビニルアルコ−ル、ポリアクリル
酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミン、グア−
ガム、ロ−カストビンガム、クインスシ−ドガム、ガラ
クタン、アラビアガム、トラガントガム、キサンタンガ
ム、デキストランなどがあり、1種もしくは2種以上を
選択して使用する。その使用量はインキ全量に対して
0.01〜30重量%が好適であり。さらに、0.10
〜20重量%がより好適である。水溶性高分子の使用量
が0.01重量%以下の場合はインキの粘度調整が充分
に行えず、にじみが大きくなる。また、30重量%以上
の場合は消去性が悪くなる。
ため、インキの粘度を調整するのに水溶性高分子を用い
ることもできる。具体的にはポリエチレンオキサイド、
メチルセルロ−ス、ポリビニルピロリドン、エチルセル
ロ−ス、ハイドロキシエチルセルロ−ス、カルボキシメ
チルセルロ−ス、ポリビニルアルコ−ル、ポリアクリル
酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミン、グア−
ガム、ロ−カストビンガム、クインスシ−ドガム、ガラ
クタン、アラビアガム、トラガントガム、キサンタンガ
ム、デキストランなどがあり、1種もしくは2種以上を
選択して使用する。その使用量はインキ全量に対して
0.01〜30重量%が好適であり。さらに、0.10
〜20重量%がより好適である。水溶性高分子の使用量
が0.01重量%以下の場合はインキの粘度調整が充分
に行えず、にじみが大きくなる。また、30重量%以上
の場合は消去性が悪くなる。
【0009】更に、その他、必要に応じて、エチレング
リコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコ
−ル、チオジグリコ−ル、グリセリン、ポリエチレング
リコ−ル、N−メチル−2−ピロリドン、ソルビット、
ソルビタン、アセチン、尿素、エチレン尿素、などの溶
解助剤及び乾燥防止剤、防錆剤、防腐剤、更にポリオキ
シエチレンアルキルエ−テル、ポリオキシエチレンアル
キルアリ−ルエ−テル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、な
どの非イオン界面活性剤、二塩基性脂肪酸エステル、高
級アルコ−ルの硫酸エステル塩などの陰イオン界面活性
剤、アルキルアンモニウム塩、アルキルベンジルアンモ
ニウム塩などの陽イオン界面活性剤、水酸化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、アルカノ−ルアミン、などのpH
調整剤などを適宣添加することができる。
リコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコ
−ル、チオジグリコ−ル、グリセリン、ポリエチレング
リコ−ル、N−メチル−2−ピロリドン、ソルビット、
ソルビタン、アセチン、尿素、エチレン尿素、などの溶
解助剤及び乾燥防止剤、防錆剤、防腐剤、更にポリオキ
シエチレンアルキルエ−テル、ポリオキシエチレンアル
キルアリ−ルエ−テル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、な
どの非イオン界面活性剤、二塩基性脂肪酸エステル、高
級アルコ−ルの硫酸エステル塩などの陰イオン界面活性
剤、アルキルアンモニウム塩、アルキルベンジルアンモ
ニウム塩などの陽イオン界面活性剤、水酸化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、アルカノ−ルアミン、などのpH
調整剤などを適宣添加することができる。
【0010】本発明の消去性水溶性インキ組成物は上記
必須成分を従来公知の撹拌機を用いて混合撹拌し、均一
に溶解させることによって容易に得られる。
必須成分を従来公知の撹拌機を用いて混合撹拌し、均一
に溶解させることによって容易に得られる。
【0011】
【作用】本発明の消去性水溶性インキ組成物は、色材と
して特定の錯体を用いており、水に対する溶解力が繊維
に対する吸着力よりもはるかに大きいため繊維表面から
脱離しやすく、このため、水で洗い流し易いものと考え
られる。
して特定の錯体を用いており、水に対する溶解力が繊維
に対する吸着力よりもはるかに大きいため繊維表面から
脱離しやすく、このため、水で洗い流し易いものと考え
られる。
【0012】
【実施例】本発明を実施例により更に詳細に説明する
が、実施例、比較例中に単に「部」とあるのは「重量
部」を示す。
が、実施例、比較例中に単に「部」とあるのは「重量
部」を示す。
【0013】実施例1 カテコ−ル−3,5−ジスルホン酸ナトリウム(配位子) 5.0部 パラモリブデン酸アンモニウム(モリブデン酸化合物) 5.0部 アルコックスR−1000(ポリエチレンオキサイド、水溶性高分子、明成化学 工業(株)製) 0.1部 エチレングリコ−ル 10.0部 水酸化ナトリウム(pH調整剤) 2.0部 水 77.9部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0014】実施例2 カテコ−ル−モリブデン錯体 20.0部 メトロ−ズSM(重合度340、メチルセルロ−ス、水溶性高分子、信越化学工業 (株)製) 1.5部 エチレングリコ−ル 5.0部 ノイゲンP(非イオン界面活性剤、第一工業製薬(株)製) 0.1部 水酸化ナトリウム(pH調整剤) 5.0部 水 68.4部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0015】実施例3 8−ヒドロキシキノリン−5−スルホン酸−モリブデン錯体 35.0部 ルビスコ−ルK−90(ポリビニルピロリドン、水溶性高分子、独国BASF社 製) 8.0部 グリセリン 5.0部 炭酸ナトリウム(pH調整剤) 9.0部 水 43.0部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0016】実施例4 カテコ−ル−3,5−ジスルホン酸−モリブデン錯体 10.0部 ルビスコ−ルK−90(ポリビニルピロリドン、水溶性高分子、独国BASF社 製) 18.0部 エチレングリコ−ル 20.0部 水 52.0部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0017】実施例5〜実施例8 実施例1において、カテコ−ル−3,5−ジスルホン酸
ナトリウム及びパラモリブデン酸アンモニウムよりなる
色材の代わりとして、各々カテコ−ル−3−スルホン酸
−モリブデン錯体、カテコ−ル−4−スルホン酸ナトリ
ウム−モリブデン錯体、8−ヒドロキシキノリン−5−
スルホン酸−モリブデン錯体、カテコ−ル−モリブデン
錯体ナトリウム塩を用いたほかは、実施例1と同様にな
して黄色インキを得た。
ナトリウム及びパラモリブデン酸アンモニウムよりなる
色材の代わりとして、各々カテコ−ル−3−スルホン酸
−モリブデン錯体、カテコ−ル−4−スルホン酸ナトリ
ウム−モリブデン錯体、8−ヒドロキシキノリン−5−
スルホン酸−モリブデン錯体、カテコ−ル−モリブデン
錯体ナトリウム塩を用いたほかは、実施例1と同様にな
して黄色インキを得た。
【0018】実施例9 8−ヒドロキシキノリン−5−スルホン酸−モリブデン錯体 5.0部 カテコ−ル−4−スルホン酸−モリブデン錯体 5.0部 アルコックスR−1000 0.1部 エチレングリコ−ル 10.0部 水酸化ナトリウム 2.0部 水 77.9部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0019】比較例1 市販のチャコマ−カ−ペン (商品名:チャコパ−、茶色インキ、西日本チャコペ−
パ−(株)製)pH指示薬を色材としたインキ。
パ−(株)製)pH指示薬を色材としたインキ。
【0020】比較例2 カテコ−ル−3,5−ジスルホン酸−銅(3価)錯体 20.0部 メトロ−ズSM(重合度340、メチルセルロ−ス、水溶性高分子、信越化学工業 (株)製) 1.5部 エチレングリコ−ル 5.0部 ノイゲンP(非イオン界面活性剤、第一工業製薬(株)製) 0.1部 水酸化ナトリウム(pH調整剤) 5.0部 水 68.4部 上記成分を撹拌、溶解して褐色インキを得た。
【0021】比較例3 カテコ−ル−3,5−ジスルホン酸ナトリウム 5.0部 硝酸ニッケル6水塩 5.0部 ルビスコ−ルK−90 18.0部 グリセリン 20.0部 水 52.0部 上記成分を撹拌、溶解して黄緑色インキを得た。
【0022】比較例4 ウオ−タ−イエロ−#1(水溶性染料、オリエント化学工業(株)製) 14.0部 ルビスコ−ルK−90 8.0部 グリセリン 5.0部 水 73.0部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0023】比較例5 ウオ−タ−イエロ−#2(水溶性染料、オリエント化学工業(株)製) 10.0部 ルビスコ−ルK−90(ポリビニルピロリドン、水溶性高分子、独国BASF社 製) 18.0部 エチレングリコ−ル 20.0部 水 52.0部 上記成分を撹拌、溶解して黄色インキを得た。
【0024】
【発明の効果】実施例1、5〜9及び比較例1で得られ
たインキを各々サインペン(ぺんてる製)に充填し、試
験布(ポリエステル65%、綿35%のブロ−ド、色、
白)上に直線を筆記した物をサンプルとして試験を行っ
た。実施例2,3、比較例2,3で得られた、各々のイ
ンキを用い市販のエアブラシ(ホ−ミハンドピ−スY−
3型、伊東屋(株)製)により、試験布(ポリエステル
65%、綿35%のブロ−ド、色、白)上に直線を筆記
したものをサンプルとして試験を行った。実施例4、比
較例4で得られた、各々のインキを用いスクリ−ン印刷
により、試験布(ポリエステル65%、綿35%のブロ
−ド、色、白)に直線を印刷した物をサンプルとして試
験を行った。結果を表1と表2に示す。
たインキを各々サインペン(ぺんてる製)に充填し、試
験布(ポリエステル65%、綿35%のブロ−ド、色、
白)上に直線を筆記した物をサンプルとして試験を行っ
た。実施例2,3、比較例2,3で得られた、各々のイ
ンキを用い市販のエアブラシ(ホ−ミハンドピ−スY−
3型、伊東屋(株)製)により、試験布(ポリエステル
65%、綿35%のブロ−ド、色、白)上に直線を筆記
したものをサンプルとして試験を行った。実施例4、比
較例4で得られた、各々のインキを用いスクリ−ン印刷
により、試験布(ポリエステル65%、綿35%のブロ
−ド、色、白)に直線を印刷した物をサンプルとして試
験を行った。結果を表1と表2に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】 濃度: 筆跡の濃度を目視により判定…○判読可能
×判読不可能 にじみ: 筆跡のにじみを目視により判定…○にじみ小
×にじみ大 消去性: サンプルを室温1日放置後、水中に浸漬し、
1時間後、取り出し筆跡の状態を目視により判定…○完
全に消去 ×消去せず 経時退色: サンプルを室温1ヶ月間経時し、退色の状
態を目視により判定…○退色なし
×判読不可能 にじみ: 筆跡のにじみを目視により判定…○にじみ小
×にじみ大 消去性: サンプルを室温1日放置後、水中に浸漬し、
1時間後、取り出し筆跡の状態を目視により判定…○完
全に消去 ×消去せず 経時退色: サンプルを室温1ヶ月間経時し、退色の状
態を目視により判定…○退色なし
【0027】上記の試験は試験布としてポリエステル6
5%、綿35%混紡を使用したがナイロン、ビニロン、
アセテ−ト、アクリル、ポリエステルの各繊維において
は、消去性においてさらに良好な結果が得られた。ま
た、紙に筆記した場合として、上質紙、和紙、図画用
紙、ケント紙などにおいても良好な結果が得られた。
5%、綿35%混紡を使用したがナイロン、ビニロン、
アセテ−ト、アクリル、ポリエステルの各繊維において
は、消去性においてさらに良好な結果が得られた。ま
た、紙に筆記した場合として、上質紙、和紙、図画用
紙、ケント紙などにおいても良好な結果が得られた。
【0028】以上のように本発明の消去性水溶性インキ
組成物は、水によって洗い流れやすく、水洗により筆跡
を簡単に消すことができる。このため、インキの化学的
変化により筆跡を消すインキのように、空気中の炭酸ガ
スや布地の処理液などによって経時的な退色を起こすこ
とはない。また、筆跡の濃度も高くすることができる。
また、本発明の消去性水溶性インキは紙に印刷した場合
でも水によって簡単に消すことができるため、紙の再利
用などにも使用することができる。尚、本考案のインキ
は、黄色系のインキ色を有しているので、濃い色の布に
筆記した時もはっきりとその筆跡を見分けることができ
る。
組成物は、水によって洗い流れやすく、水洗により筆跡
を簡単に消すことができる。このため、インキの化学的
変化により筆跡を消すインキのように、空気中の炭酸ガ
スや布地の処理液などによって経時的な退色を起こすこ
とはない。また、筆跡の濃度も高くすることができる。
また、本発明の消去性水溶性インキは紙に印刷した場合
でも水によって簡単に消すことができるため、紙の再利
用などにも使用することができる。尚、本考案のインキ
は、黄色系のインキ色を有しているので、濃い色の布に
筆記した時もはっきりとその筆跡を見分けることができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 色材と水とから少なくともなり、前記色
材は、カテコ−ル及びそのスルホン酸系誘導体とモリブ
デンとの錯体、ヒドロキシキノリン及びそのスルホン酸
系誘導体とモリブデンとの錯体より選択される水溶性有
色錯体を少なくとも1種類以上含むことを特徴とした消
去性水溶性インキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21293391A JPH0532926A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 消去性水溶性インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21293391A JPH0532926A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 消去性水溶性インキ組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532926A true JPH0532926A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16630701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21293391A Pending JPH0532926A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 消去性水溶性インキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532926A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1991
- 1991-07-30 JP JP21293391A patent/JPH0532926A/ja active Pending
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