JPH05329407A - 静電塗装方法および装置 - Google Patents

静電塗装方法および装置

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JPH05329407A
JPH05329407A JP13731392A JP13731392A JPH05329407A JP H05329407 A JPH05329407 A JP H05329407A JP 13731392 A JP13731392 A JP 13731392A JP 13731392 A JP13731392 A JP 13731392A JP H05329407 A JPH05329407 A JP H05329407A
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JP
Japan
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paint
path
supply source
valve
supply
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Application number
JP13731392A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yamaguchi
賢之 山口
Kojin Ono
行人 小野
Sukekazu Toyama
弐一 外山
Ichiro Ishibashi
一郎 石橋
Masateru Tsuji
正照 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異なる塗料との交換時に排出される無駄な不使
用塗料を可及的に削減することができるとともに、構成
が複雑化することを有効に阻止することを可能にする。 【構成】接地された導電性塗料供給源12は、所望の塗
料が充填されたタンク24と、ポンプ26を介してこの
タンク24内の塗料を循環させる循環経路28とを備
え、この循環経路28から第1供給路30が分岐され
る。第1供給路30は、色替弁機構32を介して供給路
18に連通自在であり、この第1供給路30の途上に三
方切換弁34が配設され、この三方切換弁34を介して
導電性塗料供給源12と中間貯留槽14と返送路36と
が連通可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性塗料を用いて静
電塗装を行う静電塗装方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、導電性塗料に高電圧を直接印
加して自動車車体等の被塗装物に静電塗装を施す静電塗
装装置として、例えば米国特許4,771,729号に
開示されている自動静電塗装システムが知られている。
【0003】この従来技術は、塗装作業に使用される塗
料を異なる色の塗料に変更する際に、塗料経路の洗浄作
業に伴って無駄に排出される不使用塗料を低減させるこ
とを目的としている。すなわち、適用される被塗装物の
塗布面積や塗料の色等に応じて最適な塗料の量を計量
し、該最適量の塗料を貯留部に供給しようとするもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、被塗装物の種類、塗料の種類および塗装機の
種類等に応じて塗料の最適量が異なってしまう。このた
め、これらの条件を考慮して塗料の最適量を設定する必
要があり、この種の制御が相当に煩雑なものとなるとい
う問題が指摘されている。しかも、塗料は、その粘度が
変化し易く、これにより塗装機からの吐出量が変化する
場合が多い。従って、塗装中に塗料が不足するおそれが
あり、通常、最適量よりも多量の塗料を貯留部に供給し
て塗装作業が行われているため、多量の塗料が無駄に排
出されており、不経済であるという問題が生じている。
【0005】さらに、塗料を計量するために検出機が必
要であり、コストアップの要因となるとともに、該検出
機の型式によっては洗浄性が悪化したり、電気的に絶縁
する必要が発生する場合がある。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、異なる塗料との交換時に排出される無駄な不使用
塗料を可及的に削減することができるとともに、構成が
複雑化することを有効に阻止することが可能な静電塗装
方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、接地された導電性塗料供給源から電気
的絶縁機構が設けられた供給路を介して貯留部に所望の
塗料を供給する過程と、前記電気的絶縁機構を介して前
記導電性塗料供給源と前記貯留部とを電気的に絶縁する
過程と、前記絶縁状態で、前記貯留部から送出路を介し
て塗装ガンに前記所望の塗料を供給して塗装作業を行う
過程と、前記所望の塗料とは異なる塗料を使用するのに
先立って、少なくとも前記貯留部内に残留する該所望の
塗料を前記導電性塗料供給源に戻す過程と、前記供給
路、貯留部および送出路を含む塗料流路を洗浄する過程
と、を備えることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、接地された導電性塗料
供給源と、前記導電性塗料供給源と貯留部とを連通する
とともに、その途上に電気的絶縁機構が設けられた供給
路と、前記貯留部と塗装ガンとを連通する送出路と、前
記供給路とは個別に設けられて前記導電性塗料供給源に
連通する返送路と、前記電気的絶縁機構の上流側にあっ
て前記供給路に設けられ、前記導電性塗料供給源と前記
貯留部とを前記返送路を介して連通させることにより該
貯留部内の塗料を前記導電性塗料供給源に戻すための切
換弁機構と、を備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の本発明に係る静電塗装方法および装置で
は、接地された導電性塗料供給源から電気的絶縁機構が
設けられた供給路を介して貯留部に所望の塗料が供給さ
れた後、この電気的絶縁機構を介して前記導電性塗料供
給源と前記貯留部とが電気的に絶縁された状態で、前記
貯留部から送出路を介して塗装ガンに前記所望の塗料が
供給されて塗装作業が行われる。そして、異なる塗料が
使用される際には、まず、少なくとも貯留部内に残留す
る不使用塗料が返送路を介して導電性塗料供給源に戻さ
れるため、この残留塗料を無駄に排出することがなく、
塗料を効率的に使用することができる。しかも、被塗装
物や塗料の種類に対応して貯留部に供給される塗料の最
適量を設定する必要がなく、制御が一挙に簡素化すると
ともに、塗料の供給不足が回避される。
【0010】
【実施例】本発明に係る静電塗装方法および装置につい
て実施例を挙げ、添付の図面を参照して以下に説明す
る。
【0011】図1において、参照符号10は、第1の実
施例に係る静電塗装装置を示す。この静電塗装装置10
は、接地された導電性塗料供給源12と、この導電性塗
料供給源12と中間貯留槽(貯留部)14とを連通する
とともに、その途上にブロック弁機構(電気的絶縁機
構)16が設けられた供給路18と、この中間貯留槽1
4と塗装ガン20とを連通する送出路22とを備える。
【0012】導電性塗料供給源12は、所望の塗料が充
填されたタンク24と、ポンプ26を介してこのタンク
24内の塗料を循環させる循環経路28とを備え、この
循環経路28から第1供給路30が直接、あるいは流量
調整弁(図示せず)を介して分岐される。この第1供給
路30は、後述する色替弁機構32を介して供給路18
に連通自在であり、電気的絶縁機構16の上流側にある
前記第1供給路30の途上に三方切換弁(切換弁機構)
34が配設され、この三方切換弁34を介して導電性塗
料供給源12と中間貯留槽14と返送路36とが連通可
能である。返送路36の一端が三方切換弁34に連結さ
れるとともに、この返送路36の他端が循環経路28と
は個別にタンク24に連通している。
【0013】図2および図3に示すように、三方切換弁
34は、円板状弁本体38と流路部材40とを備え、こ
の流路部材40の一の側面に第1および第2通路42、
44が形成されるとともに、前記流路部材40の他の側
面に第3通路46が形成される。この第1通路42乃至
第3通路46は、流路部材40の内部で屈曲してこの流
路部材40の上面に設けられた円板状開口部48に連通
する。この開口部48の中央に孔部50が形成され、第
1通路42乃至第3通路46は、この孔部50を中心に
所定の角度ずつ離間している。第1通路42は第1供給
路30の循環経路28側に連通し、第2通路44は返送
路36に連通し、さらに第3通路46は第1供給路30
の色替弁機構32側に連通する。
【0014】流路部材40にケーシング52が装着され
ており、このケーシング52内に弁本体38が配設され
る。この弁本体38の中央部にピン54が植設され、こ
のピン54の一端が孔部50に嵌合する。弁本体38に
は、円弧状開口部56が形成されており、この円弧状開
口部56が、第1通路42と第3通路46あるいは第2
通路44と第3通路46とを連通自在である。弁本体3
8は、スラスト軸受58およびばね60を介して流路部
材40の上面に回転自在に押圧保持されるとともに、こ
の弁本体38に設けられたピン54の他端が回転駆動源
62から延びる回転軸64に連結されている。
【0015】色替弁機構32は、エア(A)、水(W)
および洗浄液(S)等の供給を制御する第1洗浄弁部8
4と、異なる塗料を供給することが可能な複数の塗料弁
86a乃至86cとを備え、この塗料弁86aに第1供
給路30を介して導電性塗料供給源12が連結されてい
る。塗料弁86b、86cには、第2および第3供給路
88、90を介して図示しない他の導電性塗料供給源が
連結されている。
【0016】ブロック弁機構16は、第1および第2切
換弁92、94を備え、この第1切換弁92と第2切換
弁94との間に電気絶縁性の管路96が配設される。こ
のブロック弁機構16は、入口側の第1切換弁92によ
って色替弁機構32と第2洗浄弁部97とに選択的に連
通されるとともに、出口側の第2切換弁94を介して供
給路18から中間貯留槽14に接続される。
【0017】中間貯留槽14は、ピストン98を介して
分割される塗料および洗浄液注入用第1シリンダ室10
0と、エア供給用第2シリンダ室102とを備え、この
第2シリンダ室102に、空気供給源104が流量調整
弁106、開閉弁108を介して連通する。この空気供
給源104は、ブースタ110を経由してエア圧を調節
するための塗料流量調節器112に接続され、この流量
調節器112により塗料の吐出量の制御が図られる。第
2切換弁94は、排出路114を経由して廃液槽116
に接続されている。
【0018】中間貯留槽14の第1シリンダ室100
は、送出路22を介して流量調節器112から塗装ガン
20に接続される。この塗装ガン20は、ダンプ弁11
8とトリガ弁120とを備えるとともに、図示しない高
電圧印加手段に接続される。
【0019】次に、このように構成される静電塗装装置
10の動作について説明する。
【0020】まず静電塗装装置10による静電塗装に際
して、例えば色替弁機構32の塗料弁86aが開放され
ると、導電性塗料供給源12の循環経路28を流動して
いる塗料が、三方切換弁34を介して供給路18側に圧
送される。この三方切換弁34は、図4Aに示す状態に
あり、第1通路42が弁本体38の円弧状開口部56を
介して第3通路46に連通している。このため、塗料
は、第1通路42、第3通路46および第1供給路30
を通って中間貯留槽14の第1シリンダ室100に充填
され、さらに送出路22を経由して塗装ガン20まで充
填される。この充填時には、トリガ弁120は閉塞され
る一方、ダンプ弁118が開放され、充填後にこのダン
プ弁118が閉成される。
【0021】そこで、ブロック弁機構16の第1および
第2切換弁92、94の切換動作が行われ、第2洗浄弁
部97の駆動作用下に図示しない洗浄液供給源から供給
される洗浄液を介して前記ブロック弁機構16の管路9
6が洗浄される。この洗浄に用いられた洗浄液が、排出
路114を経由して廃液槽116に排出される。そし
て、第2洗浄弁部97を介して乾燥用エアが管路96に
供給され、この管路96が乾燥されることにより、色替
弁機構32と中間貯留槽14とが電気的に絶縁される。
【0022】さらに、空気供給源104から流量調整弁
106および開閉弁108を介して中間貯留槽14の第
2シリンダ室102に駆動用エアが供給され、ピストン
98が第1シリンダ室100側に変位し、高電圧が直接
印加された塗料が、トリガ弁120の開成作用下に図示
しないワークに塗布される。
【0023】次いで、上記塗装作業に使用された塗料と
は異なる塗料が使用される際、まず塗装ガン20のダン
プ弁118およびトリガ弁120が閉塞されるととも
に、塗料弁86aが開放された状態で、ブロック弁機構
16を構成する第1および第2切換弁94が駆動され、
色替弁機構32と中間貯留槽14とが連通される。その
際、第1切換弁92を駆動させた後、第2切換弁94を
駆動させることにより、管路96内のエアが排出路11
4側に導出されてこの管路96内にエアが残留すること
をが阻止できる。
【0024】ここで、三方切換弁38を構成する回転駆
動源62の駆動作用下に回転軸64を介して弁本体38
が所定の角度だけ回転されると、この弁本体38の円弧
状開口部56が第2通路44と第3通路46とを連通す
る(図4B参照)。従って、循環経路28と第1供給路
30とが遮断される一方、この第1供給路30が返送路
36を介してタンク24に連通する。
【0025】この状態で、空気供給源104から中間貯
留槽26の第2シリンダ室102に駆動用エアが供給さ
れると、ピストン98が第1シリンダ室100側に変位
する。その際、ダンプ弁118およびトリガ弁120が
閉塞されるとともに、塗料弁86aが開放されかつ第1
供給路30が返送路36を介してタンク24に連通して
いる。このため、第1シリンダ室100内に残留してい
る塗料は、供給路18からブロック弁機構16を構成す
る第2切換弁94、管路96および第1切換弁92を通
って色替弁機構32に至り、塗料弁86aから第1供給
路30を介して三方切換弁34の第3通路46に導入さ
れる。この塗料は、さらに円弧状開口部56および第2
通路44を通って返送路36に供給され、タンク24内
に戻される。
【0026】中間貯留槽14内に残留していた不使用塗
料がタンク24に戻された後、塗料弁86aが閉塞され
るとともに、第1洗浄弁部84が駆動されて供給路1
8、中間貯留槽14、送出路22および塗装ガン20の
洗浄作業が行われる。そして、塗料弁86bあるいは塗
料弁86cが開放され、第2供給路88あるいは第3供
給路90に連通する図示しない導電性塗料供給源から中
間貯留槽14に所望の塗料が供給され、上述した塗装作
業と同様に、この新たな塗料による塗装作業が遂行され
る。
【0027】ところで、本実施例では、使用される塗料
の種類が異なる場合にも、中間貯留槽14に対して、常
時、同量の塗料を供給している。すなわち、ソリッド系
塗料とメタリック系塗料とでは、同一の塗布部位を塗装
するのに必要な量が異なっており、例えばソリッド系塗
料で約300CC必要な場合にメタリック系塗料では約
100CCでよい場合がある。その際、本実施例では、
中間貯留槽14に供給される塗料の量を最大量である3
00CCに設定しているため、塗料の種類に応じて中間
貯留槽14に供給される塗料を変更制御するものに比
べ、この塗料の供給量の制御が一挙に簡素化するという
利点が得られる。
【0028】そして、使用される塗料の種類が変更され
る際、静電塗装装置10の塗料流路を洗浄するのに先立
って、中間貯留槽14内に残留している不使用塗料が返
送路36を介して導電性塗料供給源12を構成するタン
ク24に戻される。従って、上記の塗装作業にメタリッ
ク系塗料が使用された場合、塗装が終了した時点では、
中間貯留槽14内に不使用塗料が2/3程度残っている
が、この残留塗料をタンク24に戻して再度の使用に供
することが可能になる。これにより、塗料の変更時に塗
料を無駄に排出することがなく、種々の塗料を効果的に
活用することができ、極めて経済的であるという効果が
得られる。
【0029】さらに、本実施例では、導電性塗料供給源
12を構成する循環経路28から分岐して第1供給路3
0が設けられるとともに、この第1供給路30には、色
替弁機構32の上流側にあって三方切換弁34が接続さ
れ、この三方切換弁34とタンク24とが返送路36を
介して連通している。このため、循環経路28と返送路
36とが個別にタンク24に連通することになり、この
循環経路28と返送路36とが接続された場合のように
それぞれの圧力差によって塗料が逆流したり、返送不良
が惹起するという不具合を阻止することが可能になる。
【0030】次いで、本発明の第2の実施例に係る静電
塗装装置200について、図5乃至図7を用いて説明す
る。なお、第1の実施例に係る静電塗装装置10と同一
の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明
は省略する。
【0031】この静電塗装装置200を構成する色替弁
機構202は、塗料弁として三方切換弁204a乃至2
04cを備えている。図6に示すように、三方切換弁2
04aは、弁本体238と流路部材240とを備え、こ
の弁本体238と流路部材240との間に弁座台242
が配設されるとともに、この弁座台242には、弁座2
44が設けられ、この弁座244を介して塗料導出口2
46と供給路18とが連通自在である。
【0032】弁本体238の両側部には、第1供給路3
0および流量調整弁247を介して循環経路28に連通
する第1ポート248と、返送路249を介してタンク
24に連通する第2ポート250とが形成される。この
弁本体238には、鉛直方向に指向して孔部252が設
けられ、この孔部252は、これと直交する軸線を有す
る孔部254を介して第1ポート248と連通する。孔
部252の上部側は、段部252aを介して拡開してお
り、この拡開する上部側に鉛直方向に対し傾斜する小径
な孔部256を介して第2ポート250が連通する。
【0033】弁本体238の上部側に、孔部252と同
軸的に比較的大径な開口部258が形成され、この開口
部258の上部側に流体導入用ポート259が連通す
る。開口部258内に固定筒260が配設され、この固
定筒260の一端部に形成されたフランジ部262にコ
イルスプリング264の一端が当接し、このコイルスプ
リング264の他端がピストン部材266に係合する。
このピストン部材266にナット部材268を介して弁
体270が係着される。この弁体270の所定の位置に
係止部272が設けられ、この係止部272とピストン
部材266との間にスリーブ状の閉塞部材274が保持
されるとともに、この閉塞部材274の係止部272に
係合する端部に大径部276が形成される。弁体270
の下端部に、弁座台232の弁座244に係合するシー
ル部278が形成されている。
【0034】なお、三方切換弁204bおよび三方切換
弁204cは、上記三方切換弁204aと同様に構成さ
れるものであり、その詳細な説明は省略する。
【0035】このように構成される第2の実施例に係る
静電塗装装置200では、導電性塗料供給源12から所
望の塗料を中間貯留槽14に供給する際、色替弁機構2
02を構成する三方切換弁204aが駆動される。すな
わち、ポート259に図示しない流体供給源から駆動用
エアが供給されると、ピストン部材266がコイルスプ
リング264の弾発力に抗して弁体270と一体的に下
降する。このため、閉塞部材274の大径部276が段
部252aに当接するとともに、シール部278が供給
路18内に臨入し、塗料導出口246が開成される。従
って、循環経路28を流動する塗料は、流量調整弁24
7および第1供給路30から第1ポート248を介して
孔部254に供給され、さらに孔部252を介して供給
路18を通って中間貯留槽14に供給される。
【0036】一方、種類の異なる塗料が使用される際に
は、ポート259に供給される駆動用エアが調整され、
コイルスプリング264の弾発力を介して弁体270が
所定の位置まで上昇する。このため、図7に示すよう
に、塗料導出口246が開成されるとともに、段部25
2aから閉塞部材274の大径部276が離間して孔部
252と第2ポート250とが連通する。
【0037】この状態で、前述した静電塗装装置10と
同様に、中間貯留槽26の第1シリンダ室100内に残
留している塗料は、供給路18からブロック弁機構16
を構成する第2切換弁94、管路96および第1切換弁
92を通って色替弁機構202に至り、三方切換弁20
4aの塗料導出口246に導入される。この塗料は、さ
らに孔部252、256および第2ポート250を通っ
て返送路249に供給され、タンク24内に戻される。
【0038】従って、第2の実施例に係る静電塗装装置
200では、中間貯留槽14内に残留する塗料をタンク
24に戻して再度の使用に供することが可能になる等、
第1の実施例に係る静電塗装装置10と同様の効果が得
られることになる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る静電塗装方法および装置に
よれば、以下の効果が得られる。
【0040】異なる塗料が使用されるのに先立って、少
なくとも貯留部内に残留する不使用塗料が導電性塗料供
給源に戻されるため、この残留塗料を無駄に排出するこ
とがなく、塗料を効率的に使用することができる。しか
も、被塗装物や塗料の種類に対応して貯留部に供給され
る塗料の最適量を設定する必要がなく、塗料の供給量制
御が一挙に簡素化するとともに、塗料の供給不足が回避
される。これにより、種々の塗料を使用して容易かつ良
好な塗装作業が遂行されるとともに、無駄に排出される
塗料を可及的に低減して経済的であるという利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る静電塗装装置の概
略構成説明図である。
【図2】前記静電塗装装置を構成する三方切換弁の縦断
面図である。
【図3】前記三方切換弁の要部分解斜視図である。
【図4】前記三方切換弁の動作説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る静電塗装装置の概
略構成説明図である。
【図6】前記静電塗装装置を構成する三方切換弁の縦断
面図である。
【図7】前記三方切換弁の動作説明図である。
【符号の説明】
10…静電塗装装置 12…導電性塗料供給源 14…中間貯留槽 16…ブロック弁機構 18…供給路 20…塗装ガン 22…送出路 24…タンク 26…ポンプ 28…循環経路 30…供給路 32…色替弁機構 34…三方切換弁 36…返送路 86a〜86c…塗料弁 104…空気供給源 200…静電塗装装置 202…色替弁機構 204a〜204c…三方切換弁 246…塗料導出口 247…流量調整弁 248、250…ポート 249…返送路
フロントページの続き (72)発明者 石橋 一郎 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 辻 正照 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地された導電性塗料供給源から電気的絶
    縁機構が設けられた供給路を介して貯留部に所望の塗料
    を供給する過程と、 前記電気的絶縁機構を介して前記導電性塗料供給源と前
    記貯留部とを電気的に絶縁する過程と、 前記絶縁状態で、前記貯留部から送出路を介して塗装ガ
    ンに前記所望の塗料を供給して塗装作業を行う過程と、 前記所望の塗料とは異なる塗料を使用するのに先立っ
    て、少なくとも前記貯留部内に残留する該所望の塗料を
    前記導電性塗料供給源に戻す過程と、 前記供給路、貯留部および送出路を含む塗料流路を洗浄
    する過程と、 を備えることを特徴とする静電塗装方法。
  2. 【請求項2】接地された導電性塗料供給源と、 前記導電性塗料供給源と貯留部とを連通するとともに、
    その途上に電気的絶縁機構が設けられた供給路と、 前記貯留部と塗装ガンとを連通する送出路と、 前記供給路とは個別に設けられて前記導電性塗料供給源
    に連通する返送路と、 前記電気的絶縁機構の上流側にあって前記供給路に設け
    られ、前記導電性塗料供給源と前記貯留部とを前記返送
    路を介して連通させることにより該貯留部内の塗料を前
    記導電性塗料供給源に戻すための切換弁機構と、 を備えることを特徴とする静電塗装装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の装置において、前記導電性
    塗料供給源は、タンク内の塗料を循環させる循環経路を
    備え、 前記循環経路から分岐されて前記供給路が設けられると
    ともに、 前記返送路は、該循環経路とは個別に前記導電性塗料供
    給源に連通するよう配設されることを特徴とする静電塗
    装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006263548A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Taikisha Ltd 塗装装置
US7328862B2 (en) 2003-03-18 2008-02-12 Honda Motor Co., Ltd. Method and device for electrostatic coating

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