JPH05330265A - 印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法 - Google Patents

印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法

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JPH05330265A
JPH05330265A JP16675392A JP16675392A JPH05330265A JP H05330265 A JPH05330265 A JP H05330265A JP 16675392 A JP16675392 A JP 16675392A JP 16675392 A JP16675392 A JP 16675392A JP H05330265 A JPH05330265 A JP H05330265A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
surface treatment
waste
washing
discharged
Prior art date
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Pending
Application number
JP16675392A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fukuda
浩史 福田
Akio Uesugi
彰男 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP16675392A priority Critical patent/JPH05330265A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平版印刷版用アルミニウム板の表面処理工程
から多量に排出される廃水を表面処理工程に有効な工業
用水として再利用すること。 【構成】 表面処理工程から排出されるアルカリ性廃液
あるいは酸性廃液をpH調整して中和し、中和した廃液
を水と不純物に分離し、水を水洗工程の水洗水の全量あ
るいは一部として再利用すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷版用アルミニウム
板の表面処理方法に関し、表面処理工程から排出される
廃水から水を回収し、再利用することに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版用アルミニウム板の表面処理
方法には多様な処理液が用いられている。例えば、化学
的にアルミニウムをエッチングする工程では水酸化ナト
リウム、電気化学的に粗面化する工程では硝酸あるいは
塩酸、また陽極酸化工程では硫酸が一般的に用いられて
いる。
【0003】一方、平版印刷版用支持体としては、アル
ミニウム板、又はアルミニウム合金板が用いられてお
り、上述の処理液中のアルミニウムイオン濃度によって
大きく処理後の表面形状などが異なり、アルミニウムイ
オン濃度が印刷版用アルミニウム支持体の品質に及ぼす
影響は大きい。そのため、処理液中のアルミニウムイオ
ン濃度は所定の濃度に一定に保つことが重要であり、そ
のために処理系内の処理液の一部を系外に排出し廃液を
中和し、工場外へ排出している。
【0004】また各表面処理後、アルミニウム支持体に
処理液の一部が付着していると処理ムラなどの品質故障
が発生するため、各処理槽のあとには水洗槽が設けられ
大量の工業用水を用いてアルミニウム支持体に付着した
処理液を洗い流している。近年工業用水は、地下水の汲
み上げ制限などにより不足しているが、上述の工場外へ
排出されている排水には、硫酸イオンや硝酸イオンなど
が含有されているためそのまま表面処理工程への工業用
水としての再利用はできない。
【0005】特開平1−200992号公報では処理液
中のアルミニウムイオン濃度を一定に保つため、処理液
を電気透析槽に通してイオン交換膜から構成される電気
透析により処理液中のアルミニウムイオンを分離しアル
ミニウム塩として系外に排出している。この場合も各表
面処理後、アルミニウム支持体に処理液の一部が付着し
て処理ムラなどの品質故障の発生するのを防止するため
に各処理槽のあとには水洗槽を設け、大量の工業用水を
用いてアルミニウム支持体に付着していた処理液を洗い
流す。発生した水洗廃水はそのまま表面処理工程への工
業用水としての再利用はできず、廃液処理を行い中和し
て工場外へ排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】平版印刷版用アルミニ
ウム板の表面処理工程から多量に排出される廃水を表面
処理工程に有効な工業用水として再利用することはコス
トダウンや環境保全から重要な課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究努
力した結果、上記課題は本発明によって解決することが
できた。すなわち、印刷版用アルミニウム支持体の表面
処理工程から排出されるアルカリ性廃液あるいは酸性廃
液をpH調整して中和する表面処理方法において、中和
した廃液を水と不純物に分離し、水を水洗工程の水洗水
の全量あるいは一部として再利用することを特徴とする
印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法である。
【0008】本発明において上記印刷版用アルミニウム
支持体の表面処理工程からの中和した廃液から不純物を
分離し水を回収する手段としては凝集沈澱法による方法
が推奨される。また、廃液から凝集沈殿法にて不純物を
分離した後、次にその上澄液をフィルターに通してさら
に細かい不溶解成分を取り除いた後、水洗槽の水洗水な
どとして水を回収する方法が好ましい。
【0009】本発明において上記印刷版用アルミニウム
支持体の表面処理工程からの中和した廃液から不純物を
分離し回収された水の電気伝導度は2ms/cm以下で
あることが望ましい。また上記表面処理工程からの中和
した廃液から不純物を分離し回収された水中の硫酸イオ
ン濃度は600mg/リットル未満であることが望まし
い。さらにまた、上記表面処理工程からの中和した廃液
から不純物を分離し回収された水中の硝酸イオン濃度は
500mg/リットル未満であることが望ましい。
【0010】図1は、本発明の平版印刷版用アルミニウ
ム支持体の表面処理工程において、上述の表面処理方法
による、アルミニウム板の表面処理を行う装置の構成概
略図である。また図2は本発明の表面処理を行う装置の
フローを示すブロック図である。図1によって本発明の
表面処理方法の一具体例を説明する。但し、本発明は本
実施例によって制限されるものではない。
【0011】図1において、各水洗槽(3)〜(9)に
て排出されるアルカリ性廃水あるいは酸性廃水および各
表面処理工程から排出される廃酸(13)、廃アルカリ
液(14)はpH調整槽(15)にて中和し、その後凝
集沈澱槽(16)にて水酸化アルミニウム、パミスなど
の不溶解成分を取り除き、1次再利用水(11)とし
て、必要に応じて工業用水(10)の新鮮水と混合し、
各水洗槽(3)〜(9)にて水洗水として使用される。
また1次再利用水(11)の一部を逆浸透膜装置(1
8)によりさらに不溶解成分を除去し2次再利用水(1
9)として水洗槽(3)〜(9)にて使用される。
【0012】
【実施例】上記図1に示した配置の装置により、下記の
条件で廃水の回収を行いながらアルミニウム板の表面処
理を行った。 水洗廃水、廃酸、廃アルカリ 排水量 8.5m3 /分 同 電導度 3000μs/cm 同 硝酸イオン濃度 1200mg/リットル 同 硫酸イオン濃度 1500mg/リットル 同 固形物濃度 1500mg/リットル 1次再利用水 流 量 5 m3 /分 同 電導度 1800μs/cm 同 硝酸イオン濃度 350mg/リットル 同 硫酸イオン濃度 500mg/リットル 同 固形物濃度 5mg/リットル 2次再利用水 流 量 2.9m3 /分 同 電導度 200μs/cm 同 硝酸イオン濃度 50mg/リットル 同 硫酸イオン濃度 5.0mg/リットル未満 同 固形物濃度 1mg/リットル未満
【0013】
【発明の効果】その結果従来廃水として放流していた廃
水をより効率的に工業的に利用できる水に変質し、再利
用できるようになり、環境保全、製品のコストダウン上
に大きく貢献した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミニウム板の表面処理を行う装置
の構成概略図
【図2】本発明のアルミニウム板の表面処理を行う装置
のフローを示すブロック図
【符号の説明】
1 アルミニウム板 2 パスロール 3〜9 水洗槽 10 工業用水 11 1次再利用水 12 水洗排水 13 廃酸 14 廃アルカリ 15 pH調整槽 16 凝集沈殿槽 17 廃水ポンプ 18 逆浸透膜装置 19 2次再利用水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷版用アルミニウム支持体の表面処理
    工程から排出されるアルカリ性廃液あるいは酸性廃液を
    pH調整して中和する表面処理方法において、中和した
    廃液を水と不純物に分離し、水を水洗工程の水洗水の全
    量あるいは一部として再利用することを特徴とする印刷
    版用アルミニウム支持体の表面処理方法。
JP16675392A 1992-06-03 1992-06-03 印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法 Pending JPH05330265A (ja)

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JP16675392A JPH05330265A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法

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JP16675392A JPH05330265A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法

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JPH05330265A true JPH05330265A (ja) 1993-12-14

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JP16675392A Pending JPH05330265A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 印刷版用アルミニウム支持体の表面処理方法

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JP (1) JPH05330265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107380A (ja) * 2011-10-28 2013-06-06 Fujifilm Corp 平版印刷版用支持体の製造方法及び製造装置
JP2016030250A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 三菱重工業株式会社 排水処理システム及びそれを用いた排水処理方法

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JP2013107380A (ja) * 2011-10-28 2013-06-06 Fujifilm Corp 平版印刷版用支持体の製造方法及び製造装置
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