JPH05330436A - 車輛のステアリング装置 - Google Patents
車輛のステアリング装置Info
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- JPH05330436A JPH05330436A JP16415592A JP16415592A JPH05330436A JP H05330436 A JPH05330436 A JP H05330436A JP 16415592 A JP16415592 A JP 16415592A JP 16415592 A JP16415592 A JP 16415592A JP H05330436 A JPH05330436 A JP H05330436A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 41
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims abstract description 15
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 6
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 衝突等の異常時に運転者が慣性力によって強
く押し付けられるステアリングコラムに作用するエネル
ギを吸収して運転者にかかる衝撃を最小とし、運転者の
身体、特に胸部、腹部及び頭部の安全を確保する。 【構成】 回動自在とされたステアリングコラム12と
車輛に固定された固定軸19とを屈曲した形状に形成さ
れたベンディングプレート5で連結すると共に該ステア
リングコラムに固定された係合部を固定軸に係合させ、
衝突時に係合部を変形させて該係合を開放させ、また更
にベンディングプレートを変形させながらステアリング
コラムを回動させて衝突のエネルギを吸収するようにし
た構成を特徴とする。
く押し付けられるステアリングコラムに作用するエネル
ギを吸収して運転者にかかる衝撃を最小とし、運転者の
身体、特に胸部、腹部及び頭部の安全を確保する。 【構成】 回動自在とされたステアリングコラム12と
車輛に固定された固定軸19とを屈曲した形状に形成さ
れたベンディングプレート5で連結すると共に該ステア
リングコラムに固定された係合部を固定軸に係合させ、
衝突時に係合部を変形させて該係合を開放させ、また更
にベンディングプレートを変形させながらステアリング
コラムを回動させて衝突のエネルギを吸収するようにし
た構成を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛のステアリング装
置に係り、特に衝突等の異常時にステアリングコラムに
作用するエネルギを吸収して運転者にかかる衝撃を最小
とし、運転者の身体の安全、特に胸部、腹部及び頭部の
安全を確保するようにした車輛のステアリング装置に関
する。
置に係り、特に衝突等の異常時にステアリングコラムに
作用するエネルギを吸収して運転者にかかる衝撃を最小
とし、運転者の身体の安全、特に胸部、腹部及び頭部の
安全を確保するようにした車輛のステアリング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】雨天等の滑りやすい路面でのスピードの
出し過ぎや無理な追越し等の無謀運転により衝突事故を
起こしたとき、シートベルトを装着していれば運転者に
かかる衝撃は緩和され、運転者の身体の損傷がかなり軽
減されることが実証されており、シートベルトの装着が
運転者に義務付けられている。
出し過ぎや無理な追越し等の無謀運転により衝突事故を
起こしたとき、シートベルトを装着していれば運転者に
かかる衝撃は緩和され、運転者の身体の損傷がかなり軽
減されることが実証されており、シートベルトの装着が
運転者に義務付けられている。
【0003】しかしトラック等の大型車輛の運転者のシ
ートベルト装着率は非常に低いのが現状であり、事故時
に万一シートベルトを装着していないと、慣性力によっ
て運転者が前方に移動するため、特に腹部、胸部及び頭
部がステアリングホイール等に当たってこれらの部分が
損傷を受けるおそれがあった。
ートベルト装着率は非常に低いのが現状であり、事故時
に万一シートベルトを装着していないと、慣性力によっ
て運転者が前方に移動するため、特に腹部、胸部及び頭
部がステアリングホイール等に当たってこれらの部分が
損傷を受けるおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、衝突などの異常時に該衝突のエネ
ルギを吸収しながらステアリングコラムを前方に傾倒で
きるように構成することにより、運転者の身体がステア
リングホイールに強く押し付けられるのを防止し、運転
者に与える衝撃を軽減して特に胸部及び腹部の損傷を軽
減させることである。
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、衝突などの異常時に該衝突のエネ
ルギを吸収しながらステアリングコラムを前方に傾倒で
きるように構成することにより、運転者の身体がステア
リングホイールに強く押し付けられるのを防止し、運転
者に与える衝撃を軽減して特に胸部及び腹部の損傷を軽
減させることである。
【0005】また他の目的は、ステアリングホイールに
所定の大きさ以上の力が作用するとステアリングホイー
ルが屈曲するように構成して万一衝突等の異常時に運転
者の腹部や胸部がステアリングホイールに強く押し付け
られても損傷を最小に止めることができるようにするこ
とである。
所定の大きさ以上の力が作用するとステアリングホイー
ルが屈曲するように構成して万一衝突等の異常時に運転
者の腹部や胸部がステアリングホイールに強く押し付け
られても損傷を最小に止めることができるようにするこ
とである。
【0006】更に他の目的は、衝突時に運転者が慣性力
によって前傾して頭部が衝突することが多いステアリン
グホイールとステアリングコラムとの結合部に弾性部材
を装着することにより、運転者の頭部を保護することで
ある。
によって前傾して頭部が衝突することが多いステアリン
グホイールとステアリングコラムとの結合部に弾性部材
を装着することにより、運転者の頭部を保護することで
ある。
【0007】また他の目的は、屈曲するステアリングホ
イールと、ステアリングホイールとステアリングコラム
との結合部に装着された弾性部材と、エネルギ吸収ステ
アリング装置とを車輛に装備することにより、衝突時に
そのエネルギを吸収させてその身体を保護できるように
することである。
イールと、ステアリングホイールとステアリングコラム
との結合部に装着された弾性部材と、エネルギ吸収ステ
アリング装置とを車輛に装備することにより、衝突時に
そのエネルギを吸収させてその身体を保護できるように
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、ステアリングコラムに装着され係合部が車輛本
体に固定された固定軸に係合するコラムブラケットと、
一端が該コラムブラケットに他の一端が前記固定軸に回
動自在に嵌合し屈曲して形成されたベンディングプレー
トとを備え、前記ステアリングコラムに運転者の身体が
当たって車輛前向きの異常な力が作用したとき前記係合
部を変形させて前記固定軸から離脱させ更に前記ベンデ
ィングプレートの屈曲部を伸展させて前記ステアリング
コラムを支軸を中心として回動させることにより前記ス
テアリングコラムに作用するエネルギを吸収させるよう
に構成したことを特徴とするものである。
1)は、ステアリングコラムに装着され係合部が車輛本
体に固定された固定軸に係合するコラムブラケットと、
一端が該コラムブラケットに他の一端が前記固定軸に回
動自在に嵌合し屈曲して形成されたベンディングプレー
トとを備え、前記ステアリングコラムに運転者の身体が
当たって車輛前向きの異常な力が作用したとき前記係合
部を変形させて前記固定軸から離脱させ更に前記ベンデ
ィングプレートの屈曲部を伸展させて前記ステアリング
コラムを支軸を中心として回動させることにより前記ス
テアリングコラムに作用するエネルギを吸収させるよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明(請求項2)は、ステアリン
グコラムに装着され所定の大きさ以上の力により屈曲す
る如く構成されたステアリングホイールと、前記ステア
リングコラムに装着され係合部が車輛本体に固定された
固定軸に係合するコラムブラケットと、一端が該コラム
ブラケットに他の一端が前記固定軸に回動自在に嵌合し
屈曲して形成されたベンディングプレートとを備え、前
記ステアリングコラムに運転者の身体が当たって車輛前
向きの異常な力が作用したとき前記ステアリングホイー
ルを屈曲させて前記運転者の腹部及び胸部を保護すると
共に、前記係合部を変形させて前記固定軸から離脱させ
更に前記ベンディングプレートの屈曲部を伸展させて前
記ステアリングコラムを支軸を中心として回動させるこ
とにより前記ステアリングコラムに作用するエネルギを
吸収させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
グコラムに装着され所定の大きさ以上の力により屈曲す
る如く構成されたステアリングホイールと、前記ステア
リングコラムに装着され係合部が車輛本体に固定された
固定軸に係合するコラムブラケットと、一端が該コラム
ブラケットに他の一端が前記固定軸に回動自在に嵌合し
屈曲して形成されたベンディングプレートとを備え、前
記ステアリングコラムに運転者の身体が当たって車輛前
向きの異常な力が作用したとき前記ステアリングホイー
ルを屈曲させて前記運転者の腹部及び胸部を保護すると
共に、前記係合部を変形させて前記固定軸から離脱させ
更に前記ベンディングプレートの屈曲部を伸展させて前
記ステアリングコラムを支軸を中心として回動させるこ
とにより前記ステアリングコラムに作用するエネルギを
吸収させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】また、本発明(請求項3)は、ステアリン
グコラムに装着され所定の大きさ以上の力により屈曲す
る如く構成されたステアリングホイールと、前記ステア
リングホイールと前記ステアリングコラムとの結合部に
装着された弾性部材と、前記ステアリングコラムに装着
され係合部が車輛本体に固定された固定軸に係合するコ
ラムブラケットと、一端が該コラムブラケットに他の一
端が前記固定軸に回動自在に嵌合し屈曲して形成された
ベンディングプレートとを備え、前記ステアリングコラ
ムに運転者の身体が当たって車輛前向きの異常な力が作
用したとき前記ステアリングホイールを屈曲させて前記
運転者の腹部及び胸部を保護すると共に、前記係合部を
変形させて前記固定軸から離脱させ更に前記ベンディン
グプレートの屈曲部を伸展させて前記ステアリングコラ
ムを支軸を中心として回動させることにより前記ステア
リングコラムに作用するエネルギを吸収させ、かつ前記
運転者の頭部を前記弾性部材により保護するように構成
したことを特徴とするものである。
グコラムに装着され所定の大きさ以上の力により屈曲す
る如く構成されたステアリングホイールと、前記ステア
リングホイールと前記ステアリングコラムとの結合部に
装着された弾性部材と、前記ステアリングコラムに装着
され係合部が車輛本体に固定された固定軸に係合するコ
ラムブラケットと、一端が該コラムブラケットに他の一
端が前記固定軸に回動自在に嵌合し屈曲して形成された
ベンディングプレートとを備え、前記ステアリングコラ
ムに運転者の身体が当たって車輛前向きの異常な力が作
用したとき前記ステアリングホイールを屈曲させて前記
運転者の腹部及び胸部を保護すると共に、前記係合部を
変形させて前記固定軸から離脱させ更に前記ベンディン
グプレートの屈曲部を伸展させて前記ステアリングコラ
ムを支軸を中心として回動させることにより前記ステア
リングコラムに作用するエネルギを吸収させ、かつ前記
運転者の頭部を前記弾性部材により保護するように構成
したことを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図7において、本発明に係る車輛のステ
アリング装置1は、ステアリングホイール2と、弾性部
材3と、コラムブラケット4と、ベンディングプレート
5とを備えている。
する。図1から図7において、本発明に係る車輛のステ
アリング装置1は、ステアリングホイール2と、弾性部
材3と、コラムブラケット4と、ベンディングプレート
5とを備えている。
【0012】ステアリングホイール2は、運転者6の操
舵操作をステアリングシャフト8に伝達して車輛を任意
の方向に向けて走行させるためのものであって、金属製
のリング9の外周部を柔らかな弾性素材10で囲繞して
リング形状に製作された公知のものであり、ステアリン
グシャフト8に機械的に連結されている。
舵操作をステアリングシャフト8に伝達して車輛を任意
の方向に向けて走行させるためのものであって、金属製
のリング9の外周部を柔らかな弾性素材10で囲繞して
リング形状に製作された公知のものであり、ステアリン
グシャフト8に機械的に連結されている。
【0013】ステアリングホイール2の強度は、所定以
上の大きさの力が作用すると折れ曲がる程度に設定され
ており、衝突時等に異常に大きな力が作用すると折れ曲
がって運転者6に大きな衝撃力が作用しないようになっ
ている。
上の大きさの力が作用すると折れ曲がる程度に設定され
ており、衝突時等に異常に大きな力が作用すると折れ曲
がって運転者6に大きな衝撃力が作用しないようになっ
ている。
【0014】ステアリングシャフト8は、図示しないパ
ワーステアリング装置にステアリングホイール2からの
回動運動を伝達するためのものであって、自在接ぎ手等
の連結装置11によって屈曲及び回動自在に連結された
2本の軸から構成されている。
ワーステアリング装置にステアリングホイール2からの
回動運動を伝達するためのものであって、自在接ぎ手等
の連結装置11によって屈曲及び回動自在に連結された
2本の軸から構成されている。
【0015】ステアリングシャフト8が回動自在に嵌合
するステアリングコラム12には、長穴13aが形成さ
れたガイド板13が固定されており、長穴13aに図示
しない車輛本体に固定された支軸14が嵌合し、該支軸
14に沿ってステアリングホイール2を上下方向に移動
させてステアリングホイール2の位置を調整する、いわ
ゆるチルトステアリング機構が設けられている。
するステアリングコラム12には、長穴13aが形成さ
れたガイド板13が固定されており、長穴13aに図示
しない車輛本体に固定された支軸14が嵌合し、該支軸
14に沿ってステアリングホイール2を上下方向に移動
させてステアリングホイール2の位置を調整する、いわ
ゆるチルトステアリング機構が設けられている。
【0016】弾性部材3は、衝突時に運転者6の頭部6
aを保護するためのものであって、ステアリングシャフ
ト8とステアリングホイール2との結合部に装着された
厚さ1mm程度の金属製カバー3として製作されてお
り、上方から以上に大きな力が作用すると、つぶれて運
動のエネルギを吸収するようになっている。
aを保護するためのものであって、ステアリングシャフ
ト8とステアリングホイール2との結合部に装着された
厚さ1mm程度の金属製カバー3として製作されてお
り、上方から以上に大きな力が作用すると、つぶれて運
動のエネルギを吸収するようになっている。
【0017】金属製カバー3の外方には更に合成樹脂製
の化粧カバー15が装着されている。
の化粧カバー15が装着されている。
【0018】コラムブラケット4は、ベンディングプレ
ート5を装着するためのものであって、例えばポリアセ
タール樹脂などの合成樹脂で製作され、中央部にはステ
アリングコラム12を挿通するための貫通穴4aが形成
されている。
ート5を装着するためのものであって、例えばポリアセ
タール樹脂などの合成樹脂で製作され、中央部にはステ
アリングコラム12を挿通するための貫通穴4aが形成
されている。
【0019】上部ブロック4bには貫通穴4aの軸方向
に該貫通穴4aに達するすり割り溝4c及び該すり割り
溝4cに直交するねじ穴4dが、また該ねじ穴4dと平
行に略半円形の係合部4eが形成されている。
に該貫通穴4aに達するすり割り溝4c及び該すり割り
溝4cに直交するねじ穴4dが、また該ねじ穴4dと平
行に略半円形の係合部4eが形成されている。
【0020】そしてステアリングコラム12を貫通穴4
aに挿通し、ねじ穴4dに挿通したボルト16及びナッ
ト18によってすり割り溝4cを締め付け、後述するベ
ンディングプレート5と共にステアリングコラム12に
固定されている。
aに挿通し、ねじ穴4dに挿通したボルト16及びナッ
ト18によってすり割り溝4cを締め付け、後述するベ
ンディングプレート5と共にステアリングコラム12に
固定されている。
【0021】ベンディングプレート5は、衝突時のエネ
ルギを吸収するためのものであって、厚さ4mm程度の
金属板で製作されており、一端5aには挿通穴5bがあ
けられた二又状の突出部5cが形成されている。
ルギを吸収するためのものであって、厚さ4mm程度の
金属板で製作されており、一端5aには挿通穴5bがあ
けられた二又状の突出部5cが形成されている。
【0022】他の一端5dはコの字形に形成され、一端
5aと同様に挿通穴5eがあけられており、該両端5
a,5dを接続する中間部5fは、略直角に曲げられた
形状となっている。
5aと同様に挿通穴5eがあけられており、該両端5
a,5dを接続する中間部5fは、略直角に曲げられた
形状となっている。
【0023】そして突出部5cの挿通穴5bとコラムブ
ラケット4のねじ穴4dとが同軸上に組み合わされ、ボ
ルト16を挿通しナット18により固定されている。
ラケット4のねじ穴4dとが同軸上に組み合わされ、ボ
ルト16を挿通しナット18により固定されている。
【0024】他の一端5dは、図示しない車輛本体に固
定された固定軸19に挿通穴5eを回動自在に嵌合させ
ると共に、該固定軸19にコラムブラケット4の係合部
4eを係合させて組み立てられている。
定された固定軸19に挿通穴5eを回動自在に嵌合させ
ると共に、該固定軸19にコラムブラケット4の係合部
4eを係合させて組み立てられている。
【0025】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。正常な運転時には、ス
テアリングホイール2と運転者6との位置関係は図8に
示すように適度の間隔が保持されており、ステアリング
ホイール2を楽に回動操作することができる。
以下その作用について説明する。正常な運転時には、ス
テアリングホイール2と運転者6との位置関係は図8に
示すように適度の間隔が保持されており、ステアリング
ホイール2を楽に回動操作することができる。
【0026】ベンディングプレート5は、図6に実線で
示す如く、中間部5fが略直角に曲げられた所定の形状
を保持しており、またコラムブラケット4の係合部4e
は固定軸19に係合した状態となっている。
示す如く、中間部5fが略直角に曲げられた所定の形状
を保持しており、またコラムブラケット4の係合部4e
は固定軸19に係合した状態となっている。
【0027】図9を参照して、万一衝突事故等により車
輛に急激な減速度が作用すると、運転者6は慣性力によ
って矢印A方向に移動して腹部6b及び胸部6cがステ
アリングホイール2に強く押し付けられる。
輛に急激な減速度が作用すると、運転者6は慣性力によ
って矢印A方向に移動して腹部6b及び胸部6cがステ
アリングホイール2に強く押し付けられる。
【0028】ステアリングホイール2に作用する力が所
定の大きさよりも大きくなると、ステアリングホイール
2は折れ曲がり、該折曲がりによって衝突のエネルギの
一部が吸収される。
定の大きさよりも大きくなると、ステアリングホイール
2は折れ曲がり、該折曲がりによって衝突のエネルギの
一部が吸収される。
【0029】従ってステアリングホイール2は、運転者
6の腹部6b及び胸部6cに食い込むことはなく、運転
者6に大きな損傷を与えることもない。
6の腹部6b及び胸部6cに食い込むことはなく、運転
者6に大きな損傷を与えることもない。
【0030】またステアリングホイール2の外周部に装
着された弾性素材10の作用によっても、運転者6に作
用する衝撃力は軽減される。
着された弾性素材10の作用によっても、運転者6に作
用する衝撃力は軽減される。
【0031】軽度の衝突であれば、ステアリングホイー
ル2の折曲がりによって衝突のエネルギは吸収されてし
まい、運転者6はほとんど損傷を受けることはないが、
より速い速度で車輛が進行中に衝突が発生すると、運転
者6に作用する慣性力もより大きくなり図6,7及び図
10を参照して、運転者6は更に矢印A方向に強く移動
する。
ル2の折曲がりによって衝突のエネルギは吸収されてし
まい、運転者6はほとんど損傷を受けることはないが、
より速い速度で車輛が進行中に衝突が発生すると、運転
者6に作用する慣性力もより大きくなり図6,7及び図
10を参照して、運転者6は更に矢印A方向に強く移動
する。
【0032】ステアリングホイール2が運転者6によっ
て押されると、ステアリングコラム12には支軸14を
回転中心として矢印C方向の回転力が作用する。
て押されると、ステアリングコラム12には支軸14を
回転中心として矢印C方向の回転力が作用する。
【0033】図7も参照して、該回転力はコラムブラケ
ット4をステアリングコラム12と共に矢印D方向に移
動させるように働く。即ち固定軸19に係合する係合部
4eには、該係合を開放させる方向の力が作用し、ステ
アリングホイール2に作用する力が例えば300kg以
上になると、係合部4eは衝突のエネルギの一部を吸収
しながら矢印E方向に押し広げられて変形し、ついには
固定軸19から離脱する。
ット4をステアリングコラム12と共に矢印D方向に移
動させるように働く。即ち固定軸19に係合する係合部
4eには、該係合を開放させる方向の力が作用し、ステ
アリングホイール2に作用する力が例えば300kg以
上になると、係合部4eは衝突のエネルギの一部を吸収
しながら矢印E方向に押し広げられて変形し、ついには
固定軸19から離脱する。
【0034】衝突のエネルギが大きいと、ステアリング
コラム12はベンディングプレート5の直角に曲げられ
た中間部5fを伸展させながら更に矢印F方向に約22
°回動し、図6に実線で示す状態から仮想線で示す状態
に変位して残ったエネルギの大部分をベンディングプレ
ート5の伸展により吸収する。
コラム12はベンディングプレート5の直角に曲げられ
た中間部5fを伸展させながら更に矢印F方向に約22
°回動し、図6に実線で示す状態から仮想線で示す状態
に変位して残ったエネルギの大部分をベンディングプレ
ート5の伸展により吸収する。
【0035】また図10を参照して、慣性力により運転
者6が前傾すると、頭部6aが化粧カバー15に衝突す
るが、該化粧カバー15の下方に装着された弾性部材の
一例たる薄板の金属製カバー3が変形することにより該
衝突エネルギを吸収して頭部6aに与える衝撃を緩和
し、運転者6の損傷が軽減される。
者6が前傾すると、頭部6aが化粧カバー15に衝突す
るが、該化粧カバー15の下方に装着された弾性部材の
一例たる薄板の金属製カバー3が変形することにより該
衝突エネルギを吸収して頭部6aに与える衝撃を緩和
し、運転者6の損傷が軽減される。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記のように衝突などの異常
時に該衝突のエネルギを吸収しながらステアリングホイ
ールを前方に傾倒できるように構成したので、運転者の
身体がステアリングホイールに強く押し付けられるのを
防止することができるから、運転者に与える衝撃を軽減
して特に胸部及び腹部の損傷を軽減させることができる
効果がある。
時に該衝突のエネルギを吸収しながらステアリングホイ
ールを前方に傾倒できるように構成したので、運転者の
身体がステアリングホイールに強く押し付けられるのを
防止することができるから、運転者に与える衝撃を軽減
して特に胸部及び腹部の損傷を軽減させることができる
効果がある。
【0037】またステアリングホイールに所定の大きさ
以上の力が作用すると、ステアリングホイールが屈曲す
るように構成したので、万一衝突等の異常時に運転者の
腹部や胸部がステアリングホイールに強く押し付けられ
ても損傷を最小に止めることができる効果がある。
以上の力が作用すると、ステアリングホイールが屈曲す
るように構成したので、万一衝突等の異常時に運転者の
腹部や胸部がステアリングホイールに強く押し付けられ
ても損傷を最小に止めることができる効果がある。
【0038】更には、衝突時に運転者が慣性力によって
前傾して頭部が衝突することが多いステアリングホイー
ルとステアリングコラムとの結合部に弾性部材を装着し
たので、運転者の頭部を保護することができる効果があ
る。
前傾して頭部が衝突することが多いステアリングホイー
ルとステアリングコラムとの結合部に弾性部材を装着し
たので、運転者の頭部を保護することができる効果があ
る。
【0039】また屈曲するステアリングホイールと、ス
テアリングホイールとステアリングコラムとの結合部に
装着された弾性部材と、エネルギ吸収ステアリング装置
とを車輛に装備したので、衝突時にそのエネルギを吸収
させて運転者の生存空間を確保してその身体をほぼ完全
に保護できるという効果がある。
テアリングホイールとステアリングコラムとの結合部に
装着された弾性部材と、エネルギ吸収ステアリング装置
とを車輛に装備したので、衝突時にそのエネルギを吸収
させて運転者の生存空間を確保してその身体をほぼ完全
に保護できるという効果がある。
【図1】車輛のステアリング装置の全体側面図である。
【図2】ベンディングプレートの斜視図である。
【図3】コラムブラケットの斜視図である。
【図4】ベンディングプレートがコラムブラケットに装
着された状態を示す斜視図である。
着された状態を示す斜視図である。
【図5】車輛のステアリング装置の要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図6】安全装置の作動前後の位置関係を示す要部拡大
側面図である。
側面図である。
【図7】安全装置が作動した状態を示す要部拡大斜視図
である。
である。
【図8】図8から図10は車輛のステアリング装置の作
動状態に係り、図8は正常時の状態を示す側面図であ
る。
動状態に係り、図8は正常時の状態を示す側面図であ
る。
【図9】運転者の腹部及び胸部がステアリングホイール
に押し付けられる状態を示す側面図である。
に押し付けられる状態を示す側面図である。
【図10】安全装置が作動した状態を示す側面図であ
る。
る。
1 車輛のステアリング装置 2 ステアリングホイール 3 弾性部材の一例たる金属製カバー 4 コラムブラケット 4e 係合部 5 ベンディングプレート 5a 一端 5d 他の一端 6 運転者 6a 頭部 6b 腹部 6c 胸部 12 ステアリングコラム 14 支軸 19 固定軸
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングコラムに装着され係合部が
車輛本体に固定された固定軸に係合するコラムブラケッ
トと、一端が該コラムブラケットに他の一端が前記固定
軸に回動自在に嵌合し屈曲して形成されたベンディング
プレートとを備え、前記ステアリングコラムに運転者の
身体が当たって車輛前向きの異常な力が作用したとき前
記係合部を変形させて前記固定軸から離脱させ更に前記
ベンディングプレートの屈曲部を伸展させて前記ステア
リングコラムを支軸を中心として回動させることにより
前記ステアリングコラムに作用するエネルギを吸収させ
るように構成したことを特徴とする車輛のステアリング
装置。 - 【請求項2】 ステアリングコラムに装着され所定の大
きさ以上の力により屈曲する如く構成されたステアリン
グホイールと、前記ステアリングコラムに装着され係合
部が車輛本体に固定された固定軸に係合するコラムブラ
ケットと、一端が該コラムブラケットに他の一端が前記
固定軸に回動自在に嵌合し屈曲して形成されたベンディ
ングプレートとを備え、前記ステアリングコラムに運転
者の身体が当たって車輛前向きの異常な力が作用したと
き前記ステアリングホイールを屈曲させて前記運転者の
腹部及び胸部を保護すると共に、前記係合部を変形させ
て前記固定軸から離脱させ更に前記ベンディングプレー
トの屈曲部を伸展させて前記ステアリングコラムを支軸
を中心として回動させることにより前記ステアリングコ
ラムに作用するエネルギを吸収させるように構成したこ
とを特徴とする車輛のステアリング装置。 - 【請求項3】 ステアリングコラムに装着され所定の大
きさ以上の力により屈曲する如く構成されたステアリン
グホイールと、前記ステアリングホイールと前記ステア
リングコラムとの結合部に装着された弾性部材と、前記
ステアリングコラムに装着され係合部が車輛本体に固定
された固定軸に係合するコラムブラケットと、一端が該
コラムブラケットに他の一端が前記固定軸に回動自在に
嵌合し屈曲して形成されたベンディングプレートとを備
え、前記ステアリングコラムに運転者の身体が当たって
車輛前向きの異常な力が作用したとき前記ステアリング
ホイールを屈曲させて前記運転者の腹部及び胸部を保護
すると共に、前記係合部を変形させて前記固定軸から離
脱させ更に前記ベンディングプレートの屈曲部を伸展さ
せて前記ステアリングコラムを支軸を中心として回動さ
せることにより前記ステアリングコラムに作用するエネ
ルギを吸収させ、かつ前記運転者の頭部を前記弾性部材
により保護するように構成したことを特徴とする車輛の
ステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16415592A JP2829459B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 車輛のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16415592A JP2829459B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 車輛のステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05330436A true JPH05330436A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2829459B2 JP2829459B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=15787789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16415592A Expired - Fee Related JP2829459B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 車輛のステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829459B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16415592A patent/JP2829459B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2829459B2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |