JPH05331478A - 油圧作動油組成物 - Google Patents
油圧作動油組成物Info
- Publication number
- JPH05331478A JPH05331478A JP16363192A JP16363192A JPH05331478A JP H05331478 A JPH05331478 A JP H05331478A JP 16363192 A JP16363192 A JP 16363192A JP 16363192 A JP16363192 A JP 16363192A JP H05331478 A JPH05331478 A JP H05331478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphoric acid
- hydraulic fluid
- acid ester
- weight
- acidic phosphoric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸性りん酸エステルを含有し、良好な耐摩耗
性・摩擦特性を有すると共に、酸性りん酸エステルに起
因する金属腐食性が著しく改善された油圧作動油組成物
を提供すること。 【構成】 基油に対し、組成物全量基準で、(A)酸性
りん酸エステル0.01〜5重量%、及び(B)アルキ
ルアミン及びアルカノールアミンからなる群より選ばれ
る少なくとも1種の化合物0.01〜5重量%を含有せ
しめてなることを特徴とする油圧作動油組成物。
性・摩擦特性を有すると共に、酸性りん酸エステルに起
因する金属腐食性が著しく改善された油圧作動油組成物
を提供すること。 【構成】 基油に対し、組成物全量基準で、(A)酸性
りん酸エステル0.01〜5重量%、及び(B)アルキ
ルアミン及びアルカノールアミンからなる群より選ばれ
る少なくとも1種の化合物0.01〜5重量%を含有せ
しめてなることを特徴とする油圧作動油組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧作動油組成物に関
し、さらに詳しくは、酸性りん酸エステルを含有し、良
好な耐摩耗性・摩擦特性を有すると共に、酸性りん酸エ
ステルに起因する金属腐食性が著しく改善された油圧作
動油組成物に関する。
し、さらに詳しくは、酸性りん酸エステルを含有し、良
好な耐摩耗性・摩擦特性を有すると共に、酸性りん酸エ
ステルに起因する金属腐食性が著しく改善された油圧作
動油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧作動油は、油圧機器、流体継手、ト
ルクコンバーター、自動変速機、緩衝器などにおける動
力伝達、力の制御、緩衝、潤滑、防錆などの重要な機能
を果たし、油圧システムの信頼性、耐久性に直接影響す
るため、潤滑性能、耐摩耗性、摩擦特性、その他の諸性
能に優れていることが要求される。
ルクコンバーター、自動変速機、緩衝器などにおける動
力伝達、力の制御、緩衝、潤滑、防錆などの重要な機能
を果たし、油圧システムの信頼性、耐久性に直接影響す
るため、潤滑性能、耐摩耗性、摩擦特性、その他の諸性
能に優れていることが要求される。
【0003】具体的には、(1)潤滑性能に優れ、摺動
部分の摩耗が少ないこと、(2)適正な粘度特性を有す
ること、(3)熱・酸化安定性に優れること、(4)各
種金属に対し腐食性がなく、錆止め性に優れているこ
と、(5)ゴムシール材との適合性があること、(6)
揮発性が少ないこと、(7)泡立ちが少ないこと、等の
性能が要求される。
部分の摩耗が少ないこと、(2)適正な粘度特性を有す
ること、(3)熱・酸化安定性に優れること、(4)各
種金属に対し腐食性がなく、錆止め性に優れているこ
と、(5)ゴムシール材との適合性があること、(6)
揮発性が少ないこと、(7)泡立ちが少ないこと、等の
性能が要求される。
【0004】従来、油圧作動油に対するこれらの要求性
能を満足させるために、鉱油などの基油に、ジチオりん
酸亜鉛(以下、Zn−DTPと略記)などの摩耗防止剤
や粘度指数向上剤、酸化防止剤、消泡剤などの各種添加
剤を添加して、必要な性能を付与している。
能を満足させるために、鉱油などの基油に、ジチオりん
酸亜鉛(以下、Zn−DTPと略記)などの摩耗防止剤
や粘度指数向上剤、酸化防止剤、消泡剤などの各種添加
剤を添加して、必要な性能を付与している。
【0005】ところが、Zn−DTPを添加した油圧作
動油は、耐摩耗性は改善されるものの、摩擦係数が高い
という欠点を有している。そこで、Zn−DTPは、摩
擦係数低減のために他の添加剤と併用されているが、Z
n−DTPは、共存する他の添加剤との相互作用によっ
て耐摩耗性が失われるという問題点を有している。この
問題点を克服するために、例えば、炭化水素系潤滑油基
油に、Zn−DTPと長鎖脂肪酸などの油性剤を添加す
ると共に、清浄分散剤を添加することにより、Zn−D
TPと油性剤との相互反応を防止した緩衝器用油圧作動
油組成物が提案されている(特開昭55−165996
号)。しかしながら、併用する長鎖脂肪酸などの油性剤
は、摩擦係数低減効果はあるものの、緩衝器の軸受け材
料を腐食させ、摩耗を促進するという問題点を有してい
る。
動油は、耐摩耗性は改善されるものの、摩擦係数が高い
という欠点を有している。そこで、Zn−DTPは、摩
擦係数低減のために他の添加剤と併用されているが、Z
n−DTPは、共存する他の添加剤との相互作用によっ
て耐摩耗性が失われるという問題点を有している。この
問題点を克服するために、例えば、炭化水素系潤滑油基
油に、Zn−DTPと長鎖脂肪酸などの油性剤を添加す
ると共に、清浄分散剤を添加することにより、Zn−D
TPと油性剤との相互反応を防止した緩衝器用油圧作動
油組成物が提案されている(特開昭55−165996
号)。しかしながら、併用する長鎖脂肪酸などの油性剤
は、摩擦係数低減効果はあるものの、緩衝器の軸受け材
料を腐食させ、摩耗を促進するという問題点を有してい
る。
【0006】一方、酸性りん酸エステルは、摩耗防止剤
としてだけでなく、油性剤としても優れた効果を示す
が、反応性や吸着性が大きいため、腐食や化学摩耗を引
き起こし易い。酸性りん酸エステルは、高温条件下で、
特に、黄銅、鉛、亜鉛などの金属に対する腐食作用が激
しい。
としてだけでなく、油性剤としても優れた効果を示す
が、反応性や吸着性が大きいため、腐食や化学摩耗を引
き起こし易い。酸性りん酸エステルは、高温条件下で、
特に、黄銅、鉛、亜鉛などの金属に対する腐食作用が激
しい。
【0007】油圧作動油は、例えば、自動車分野におい
て、パワーステアリングやショックアブソーバー等に使
用されているが、金属腐食性が大きいと、導管の亜鉛メ
ッキを溶かしたり、前記金属を含む合金で形成された部
品を腐食するため、これらの装置や部品の耐久性を阻害
する。また、酸性りん酸エステルなどの腐食性の強い添
加剤は、金属と反応することにより消費され、耐摩耗性
や低摩擦係数等の添加効果が経時変化により損なわれ易
い。さらに、腐食した金属が油中に混入して、油圧作動
油の清浄性が損なわれる。
て、パワーステアリングやショックアブソーバー等に使
用されているが、金属腐食性が大きいと、導管の亜鉛メ
ッキを溶かしたり、前記金属を含む合金で形成された部
品を腐食するため、これらの装置や部品の耐久性を阻害
する。また、酸性りん酸エステルなどの腐食性の強い添
加剤は、金属と反応することにより消費され、耐摩耗性
や低摩擦係数等の添加効果が経時変化により損なわれ易
い。さらに、腐食した金属が油中に混入して、油圧作動
油の清浄性が損なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、酸性
りん酸エステルを含有し、良好な耐摩耗性・摩擦特性を
有すると共に、酸性りん酸エステルに起因する金属腐食
性が著しく改善された油圧作動油組成物を提供すること
にある。
りん酸エステルを含有し、良好な耐摩耗性・摩擦特性を
有すると共に、酸性りん酸エステルに起因する金属腐食
性が著しく改善された油圧作動油組成物を提供すること
にある。
【0009】本発明者は、前記従来技術の問題点を克服
するために鋭意研究した結果、鉱油などの基油に、酸性
りん酸エステルと共に、アルキルアミンやアルカノール
アミンを添加することにより、金属腐食性が大幅に改善
され、しかも耐摩耗性も向上した油圧作動油の得られる
ことを見いだし、その知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
するために鋭意研究した結果、鉱油などの基油に、酸性
りん酸エステルと共に、アルキルアミンやアルカノール
アミンを添加することにより、金属腐食性が大幅に改善
され、しかも耐摩耗性も向上した油圧作動油の得られる
ことを見いだし、その知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、基油に対し、組成物全量基準で、基油に対し、組成
物全量基準で、(A)酸性りん酸エステル0.01〜5
重量%、及び(B)アルキルアミン及びアルカノールア
ミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物
0.01〜5重量%を含有せしめてなることを特徴とす
る油圧作動油組成物が提供される。
ば、基油に対し、組成物全量基準で、基油に対し、組成
物全量基準で、(A)酸性りん酸エステル0.01〜5
重量%、及び(B)アルキルアミン及びアルカノールア
ミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物
0.01〜5重量%を含有せしめてなることを特徴とす
る油圧作動油組成物が提供される。
【0011】以下、本発明について詳述する。 (基油)本発明で用いる基油としては、特に限定され
ず、従来公知の各種鉱油や合成油等が使用できる。鉱油
としては、例えば、軽質ニュートラル油、中質ニュート
ラル油、重質ニュートラル油、ブライトストックなどが
挙げられる。合成油としては、例えば、ポリ−α−オレ
フィン、ポリブテン、アルキルベンゼン、ポリオールエ
ステル、二塩基酸エステル、シリコーン油などが挙げら
れる。これらの基油は、それぞれ単独で、あるいは2種
以上を混合して使用することができ、鉱油と合成油を混
合使用してもよい。基油は、100℃での粘度が通常
1.5〜30cSt(mm2/s)の範囲内にあること
が好ましい。
ず、従来公知の各種鉱油や合成油等が使用できる。鉱油
としては、例えば、軽質ニュートラル油、中質ニュート
ラル油、重質ニュートラル油、ブライトストックなどが
挙げられる。合成油としては、例えば、ポリ−α−オレ
フィン、ポリブテン、アルキルベンゼン、ポリオールエ
ステル、二塩基酸エステル、シリコーン油などが挙げら
れる。これらの基油は、それぞれ単独で、あるいは2種
以上を混合して使用することができ、鉱油と合成油を混
合使用してもよい。基油は、100℃での粘度が通常
1.5〜30cSt(mm2/s)の範囲内にあること
が好ましい。
【0012】(酸性りん酸エステル)本発明では、摩耗
防止剤として酸性りん酸エステルを使用する。酸性りん
酸エステルとしては、次の一般式(1)〜(2)で表さ
れる化合物が好ましい。 (1) O=P(OH)2(OR) (2) O=P(OH)(OR)2 Rは、炭素数4以上の飽和または不飽和のアルキル基、
アリール基、アルキル置換アリール基であり、1つの化
合物中にRが2個ある場合には、それぞれ同一または異
なっていてもよい。
防止剤として酸性りん酸エステルを使用する。酸性りん
酸エステルとしては、次の一般式(1)〜(2)で表さ
れる化合物が好ましい。 (1) O=P(OH)2(OR) (2) O=P(OH)(OR)2 Rは、炭素数4以上の飽和または不飽和のアルキル基、
アリール基、アルキル置換アリール基であり、1つの化
合物中にRが2個ある場合には、それぞれ同一または異
なっていてもよい。
【0013】これらの酸性りん酸エステルの中でも、一
般式(2)で表され、Rが炭素数4〜24のアルキル基
を有するものが、耐摩耗性や低摩擦係数付与効果が大き
いため、特に好ましい。Rの炭素数が少なすぎると摩擦
力が高くなり、逆に、多すぎると基油との相溶性が低下
する。また、Rは、直鎖のアルキル基であることが好ま
しい。
般式(2)で表され、Rが炭素数4〜24のアルキル基
を有するものが、耐摩耗性や低摩擦係数付与効果が大き
いため、特に好ましい。Rの炭素数が少なすぎると摩擦
力が高くなり、逆に、多すぎると基油との相溶性が低下
する。また、Rは、直鎖のアルキル基であることが好ま
しい。
【0014】酸性りん酸エステルの具体例としては、ブ
チルアシッドホスフェート、2−エチルヘキシルアシッ
ドホスフェート、ラウリルアシッドホスフェート、オレ
イルアシッドホスフェート、ステアリルアシッドホスフ
ェートなどを挙げることができる。これらの酸性りん酸
エステルは、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み
合わせて使用することができる。
チルアシッドホスフェート、2−エチルヘキシルアシッ
ドホスフェート、ラウリルアシッドホスフェート、オレ
イルアシッドホスフェート、ステアリルアシッドホスフ
ェートなどを挙げることができる。これらの酸性りん酸
エステルは、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み
合わせて使用することができる。
【0015】酸性りん酸エステルは、組成物全量基準
で、0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量
%の割合で使用する。この使用割合が少なすぎると耐摩
耗性が低下し、多すぎると酸化安定性が低下する。
で、0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量
%の割合で使用する。この使用割合が少なすぎると耐摩
耗性が低下し、多すぎると酸化安定性が低下する。
【0016】(アルキルアミンとアルカノールアミン)
本発明では、酸性りん酸エステルと共に、アルキルアミ
ン及びアルカノールアミンからなる群より選ばれる少な
くとも1種の化合物を使用する。アルキルアミンとアル
カノールアミンは、主として油性剤として作用する化合
物であるが、これらの化合物を添加することにより酸性
りん酸エステルの金属腐食性が顕著に低減され、さら
に、摩耗防止作用も向上する。
本発明では、酸性りん酸エステルと共に、アルキルアミ
ン及びアルカノールアミンからなる群より選ばれる少な
くとも1種の化合物を使用する。アルキルアミンとアル
カノールアミンは、主として油性剤として作用する化合
物であるが、これらの化合物を添加することにより酸性
りん酸エステルの金属腐食性が顕著に低減され、さら
に、摩耗防止作用も向上する。
【0017】アルキルアミンとしては、第一級脂肪族ア
ミン、第二級脂肪族アミン、及び第3級脂肪族アミンが
挙げられるが、これらの中でも、下記一般式(3)で示
される第三級脂肪族アミンが好ましい。 (3) R1−N(R2)2 R1は、炭素数6〜18の炭化水素基であり、R2は、炭
素数1〜4のアルキル基である。一般式(3)で示され
るアルキルアミンとしては、例えば、ヘキサデシルジメ
チルアミン、オレイルジメチルアミンなどを挙げること
ができる。
ミン、第二級脂肪族アミン、及び第3級脂肪族アミンが
挙げられるが、これらの中でも、下記一般式(3)で示
される第三級脂肪族アミンが好ましい。 (3) R1−N(R2)2 R1は、炭素数6〜18の炭化水素基であり、R2は、炭
素数1〜4のアルキル基である。一般式(3)で示され
るアルキルアミンとしては、例えば、ヘキサデシルジメ
チルアミン、オレイルジメチルアミンなどを挙げること
ができる。
【0018】アルカノールアミンとしては、下記一般式
(4)で示される化合物が好ましく使用できる。 (4) R−N(CnH2nOH)2 Rは、炭素数4〜18の炭化水素基であり、nは、1〜
6の整数である。アルカノールアミンの具体例として
は、C12H25−N(CH2CH2OH)2やC18H37−N
(CH2CH2OH)2などのジエタノールアミン系化合
物を挙げることができる。
(4)で示される化合物が好ましく使用できる。 (4) R−N(CnH2nOH)2 Rは、炭素数4〜18の炭化水素基であり、nは、1〜
6の整数である。アルカノールアミンの具体例として
は、C12H25−N(CH2CH2OH)2やC18H37−N
(CH2CH2OH)2などのジエタノールアミン系化合
物を挙げることができる。
【0019】アルキルアミン及び/またはアルカノール
アミンは、組成物全量基準で、0.01〜5重量%。好
ましくは0.05〜2重量%の割合で使用する。この使
用割合が小さすぎると、酸性りん酸エステルの金属腐食
作用抑制効果が小さくなり、多すぎても効果が飽和して
経済的ではない。
アミンは、組成物全量基準で、0.01〜5重量%。好
ましくは0.05〜2重量%の割合で使用する。この使
用割合が小さすぎると、酸性りん酸エステルの金属腐食
作用抑制効果が小さくなり、多すぎても効果が飽和して
経済的ではない。
【0020】(その他の添加剤)本発明の油圧作動油組
成物には、本発明の目的を損なわない限り、必要に応じ
てその他の耐摩耗剤や摩擦低減剤、無灰清浄分散剤、酸
化防止剤、金属清浄剤、粘度指数向上剤、流動点降下
剤、防錆剤、消泡剤、腐食防止剤などを適宜添加するこ
とができる。
成物には、本発明の目的を損なわない限り、必要に応じ
てその他の耐摩耗剤や摩擦低減剤、無灰清浄分散剤、酸
化防止剤、金属清浄剤、粘度指数向上剤、流動点降下
剤、防錆剤、消泡剤、腐食防止剤などを適宜添加するこ
とができる。
【0021】無灰清浄分散剤としては、例えば、こはく
酸イミド系、こはく酸アミド系、ベンジルアミン系、エ
ステル系のもの等があり、ホウ素含有無灰清浄分散剤も
使用できる。これらは、通常、0.5〜7重量%の割合
で使用される。
酸イミド系、こはく酸アミド系、ベンジルアミン系、エ
ステル系のもの等があり、ホウ素含有無灰清浄分散剤も
使用できる。これらは、通常、0.5〜7重量%の割合
で使用される。
【0022】酸化防止剤としては、例えば、アルキル化
ジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、ア
ルキル化−α−ナフチルアミン等のアミン系酸化防止
剤、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、4,4′−メ
チレンビス−(2,6−ジターシャリブチルフェノー
ル)等のフェノール系酸化防止剤等を挙げることがで
き、これらは、通常、0.05〜2重量%の割合で使用
される。
ジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、ア
ルキル化−α−ナフチルアミン等のアミン系酸化防止
剤、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、4,4′−メ
チレンビス−(2,6−ジターシャリブチルフェノー
ル)等のフェノール系酸化防止剤等を挙げることがで
き、これらは、通常、0.05〜2重量%の割合で使用
される。
【0023】金属清浄剤としては、例えば、Ca−スル
ホネート、Mg−スルホネート、Ba−スルホネート、
Ca−フェネート、Ba−フェネート等があり、これら
は、通常、0.1〜5重量%の割合で使用される。
ホネート、Mg−スルホネート、Ba−スルホネート、
Ca−フェネート、Ba−フェネート等があり、これら
は、通常、0.1〜5重量%の割合で使用される。
【0024】粘度指数向上剤としては、例えば、ポリメ
タクリレート系、ポリイソブチレン系、エチレン−プロ
ピレン共重合体系、スチレン−ブタジエン水添共重合体
系等が挙げられ、通常、0.5〜35重量%の割合で使
用される。
タクリレート系、ポリイソブチレン系、エチレン−プロ
ピレン共重合体系、スチレン−ブタジエン水添共重合体
系等が挙げられ、通常、0.5〜35重量%の割合で使
用される。
【0025】防錆剤としては、例えば、アルケニルこは
く酸またはその部分エステル等が挙げられ、適宜添加す
ることができる。消泡剤としては、例えば、ジメチルポ
リシロキサン、ポリアクリレート等が挙げられ、適宜添
加することができる。
く酸またはその部分エステル等が挙げられ、適宜添加す
ることができる。消泡剤としては、例えば、ジメチルポ
リシロキサン、ポリアクリレート等が挙げられ、適宜添
加することができる。
【0026】(油圧作動油組成物)本発明の油圧作動油
組成物は、優れた耐摩耗性と低摩擦係数を兼ね備えてい
るのみならず、酸性りん酸エステルに起因する金属腐食
作用が効果的に抑制されている。したがって、本発明の
油圧作動油組成物は、ショックアブソーバーやパワース
テアリング等の各種機器の油圧作動油として好適であ
る。
組成物は、優れた耐摩耗性と低摩擦係数を兼ね備えてい
るのみならず、酸性りん酸エステルに起因する金属腐食
作用が効果的に抑制されている。したがって、本発明の
油圧作動油組成物は、ショックアブソーバーやパワース
テアリング等の各種機器の油圧作動油として好適であ
る。
【0027】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明
についてさらに具体的に説明するが、本発明は、これら
の実施例のみに限定されるものではない。
についてさらに具体的に説明するが、本発明は、これら
の実施例のみに限定されるものではない。
【0028】[実施例1〜3、比較例1]基油として1
00℃での粘度が7.2cStの高度精製鉱油を単独
(基油中の容量100%)で用い、表1に示す各成分を
添加して潤滑油組成物を調製した。表1中の各添加剤の
割合は、重量%であり、残余は、基油の重量%である。
使用した各成分は、以下のとおりである。 (1)無灰分散剤:アルケニルこはく酸ポリアルキレン
ポリイミド (2)酸性りん酸エステル(a):
00℃での粘度が7.2cStの高度精製鉱油を単独
(基油中の容量100%)で用い、表1に示す各成分を
添加して潤滑油組成物を調製した。表1中の各添加剤の
割合は、重量%であり、残余は、基油の重量%である。
使用した各成分は、以下のとおりである。 (1)無灰分散剤:アルケニルこはく酸ポリアルキレン
ポリイミド (2)酸性りん酸エステル(a):
【0029】
【化1】 (3)酸性りん酸エステル(b):
【0030】
【化2】 (4)アルキルアミン:
【0031】
【化3】 (5)アルカノールアミン:
【0032】
【化4】 (6)消泡剤:ジメチルポリシロキサン 各成分の配合割合、及び摩擦痕径の測定結果を一括して
表1に示す。
表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】(*1)摩擦痕径の測定法: シェル四球式耐摩耗性試験による。 荷 重 :40kg 回転数 :1000rpm 試験時間:30分 油 温 :90℃
【0035】表1の結果から、酸性りん酸エステルとア
ルキルアミンまたはアルカノールアミンを併用すると、
酸性りん酸エステル単独の場合(比較例1)と比べて、
耐摩耗性が向上することがわかる。
ルキルアミンまたはアルカノールアミンを併用すると、
酸性りん酸エステル単独の場合(比較例1)と比べて、
耐摩耗性が向上することがわかる。
【0036】〔金属腐食性試験〕前記実施例1及び比較
例1の油組成物を用い、JIS K−2233に準じて
金属腐食性試験を行った。即ち、表面の総面積が25c
m2の金属試験片を用い、135℃に保持した油組成物
中に120時間浸漬した後、金属試験片の腐食量を求め
た。結果を表2に示す。
例1の油組成物を用い、JIS K−2233に準じて
金属腐食性試験を行った。即ち、表面の総面積が25c
m2の金属試験片を用い、135℃に保持した油組成物
中に120時間浸漬した後、金属試験片の腐食量を求め
た。結果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】表2から、酸性りん酸エステルが特に黄
銅、鉛、亜鉛に対する高温での腐食性が強いこと(比較
例1)、アルキルアミンと併用(実施例1)することに
より、これらの腐食量が顕著に低減することがわかる。
銅、鉛、亜鉛に対する高温での腐食性が強いこと(比較
例1)、アルキルアミンと併用(実施例1)することに
より、これらの腐食量が顕著に低減することがわかる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、酸性りん酸エステルを
含有し、良好な耐摩耗性・摩擦特性を有すると共に、酸
性りん酸エステルに起因する金属腐食性が著しく改善さ
れた油圧作動油組成物が提供される。
含有し、良好な耐摩耗性・摩擦特性を有すると共に、酸
性りん酸エステルに起因する金属腐食性が著しく改善さ
れた油圧作動油組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:06 30:12 40:04 40:08
Claims (1)
- 【請求項1】 基油に対し、組成物全量基準で、(A)
酸性りん酸エステル0.01〜5重量%、及び(B)ア
ルキルアミン及びアルカノールアミンからなる群より選
ばれる少なくとも1種の化合物0.01〜5重量%を含
有せしめてなることを特徴とする油圧作動油組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16363192A JPH05331478A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 油圧作動油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16363192A JPH05331478A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 油圧作動油組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331478A true JPH05331478A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15777608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16363192A Pending JPH05331478A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 油圧作動油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05331478A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960017826A (ko) * | 1994-11-09 | 1996-06-17 | 알베르루스 벨헬무스·요아네스 쩨스트라텐 | 윤활유 조성물 |
| KR970074906A (ko) * | 1996-05-08 | 1997-12-10 | 세야 히로마찌 | 유리 형성용 윤활유 및 이것을 이용한 유리 형성 방법 |
| JP2008069359A (ja) * | 2007-10-09 | 2008-03-27 | Showa Shell Sekiyu Kk | 潤滑油組成物 |
| WO2008038571A1 (fr) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Composition d'huile hydraulique |
| WO2015025977A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | 出光興産株式会社 | 緩衝器用潤滑油組成物 |
| WO2015025976A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | 出光興産株式会社 | 緩衝器用潤滑油組成物 |
-
1992
- 1992-05-30 JP JP16363192A patent/JPH05331478A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960017826A (ko) * | 1994-11-09 | 1996-06-17 | 알베르루스 벨헬무스·요아네스 쩨스트라텐 | 윤활유 조성물 |
| EP0711822A3 (en) * | 1994-11-09 | 1997-03-26 | Shell Int Research | Lubricant composition |
| KR970074906A (ko) * | 1996-05-08 | 1997-12-10 | 세야 히로마찌 | 유리 형성용 윤활유 및 이것을 이용한 유리 형성 방법 |
| WO2008038571A1 (fr) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Composition d'huile hydraulique |
| JPWO2008038571A1 (ja) * | 2006-09-25 | 2010-01-28 | 出光興産株式会社 | 油圧作動油組成物 |
| KR101412266B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2014-06-25 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | 유압 작동유 조성물 |
| JP2008069359A (ja) * | 2007-10-09 | 2008-03-27 | Showa Shell Sekiyu Kk | 潤滑油組成物 |
| WO2015025977A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | 出光興産株式会社 | 緩衝器用潤滑油組成物 |
| WO2015025976A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | 出光興産株式会社 | 緩衝器用潤滑油組成物 |
| CN105473693A (zh) * | 2013-08-23 | 2016-04-06 | 出光兴产株式会社 | 缓冲器用润滑油组合物 |
| JPWO2015025977A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2017-03-02 | 出光興産株式会社 | 緩衝器用潤滑油組成物 |
| US9745536B2 (en) | 2013-08-23 | 2017-08-29 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Lubricating oil composition for shock absorber |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05186787A (ja) | 潤滑油組成物 | |
| JPH05186789A (ja) | 潤滑油組成物 | |
| EP1058720B1 (en) | Lubricating composition | |
| JP3785378B2 (ja) | 自動変速機用潤滑油組成物 | |
| JP3510630B2 (ja) | 高速ギヤ用潤滑油組成物 | |
| WO2015122525A1 (ja) | 潤滑油組成物 | |
| EP0628623A1 (en) | Lubricant composition for limited slip differential of car | |
| EP0622444B2 (en) | Use of inorganic phosphorus compounds as friction improvers in wet clutch or wet brake lubricant compositions | |
| US5460741A (en) | Lubricating oil composition | |
| JPH05255682A (ja) | 油圧作動油組成物 | |
| JP3254279B2 (ja) | 油圧作動油組成物 | |
| JPH05331478A (ja) | 油圧作動油組成物 | |
| JPH06200274A (ja) | 終減速機用潤滑油組成物 | |
| JP2016506996A (ja) | アミン化合物をベースとする潤滑剤組成物 | |
| CA2816452C (en) | Percussion equipment lubricant compositions comprising a group i or ii base oil, sulfur-phosphorus hydrocarbons, and synthetic ester friction modifier | |
| JPH05331477A (ja) | 油圧作動油組成物 | |
| JPH09235579A (ja) | 潤滑油組成物 | |
| JP5301304B2 (ja) | 無段変速機用潤滑油組成物 | |
| JPH06145684A (ja) | 油圧作動油組成物 | |
| JP6857317B2 (ja) | 潤滑油組成物 | |
| JP3299819B2 (ja) | 自動変速機用潤滑油組成物 | |
| US3277003A (en) | Lubricating oils containing amine oxides | |
| JP3138181B2 (ja) | 自動変速機油組成物 | |
| JPH0566437B2 (ja) | ||
| JPH06200272A (ja) | 油圧作動油用潤滑油組成物 |