JPH05331748A - 三次元構造布帛 - Google Patents

三次元構造布帛

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JPH05331748A
JPH05331748A JP4164214A JP16421492A JPH05331748A JP H05331748 A JPH05331748 A JP H05331748A JP 4164214 A JP4164214 A JP 4164214A JP 16421492 A JP16421492 A JP 16421492A JP H05331748 A JPH05331748 A JP H05331748A
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JP
Japan
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dimensional structure
core
fabric
sheath
polyester
Prior art date
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Pending
Application number
JP4164214A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetomi Okamoto
繁富 岡本
Masahiko Miwa
正彦 三和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体形状の保持性をより安定化でき,適度の
固さを付与することができ, 後加工における取扱い性を
改善し, エンボシングロール等で熱処理して所望の形状
にすることができる三次元構造布帛を提供する。 【構成】ポリエステル250d/48fとポリエチレン
テレフタレートにイソフタル酸を40モル%共重合した
ポリエステルを鞘部に,ポリエチレンテレフタレートを
芯部に配した芯鞘型複合接着性ポリエステル糸150d
/30fにより表裏地組織を編成し,連結糸としてナイ
ロン6の1号モノフイラメントを用い,表裏の地組織を
連結した三次元構造布帛

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,適度の空隙量が確保さ
れていて通気性に優れ,立体形状の優れた耐圧性のある
三次元構造布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルラツセル編機やモケツト織機等で
製造できる表裏の地組織が連結糸で連結された三次元構
造布帛は通気性,圧縮弾性,軽量等の特性を生かして,
椅子張り,寝具,水切りマツト等の生活関連資材や土中
排水材,養生シート,保温材,軽量構造材等の土木・建
築資材等各種の用途が提案されている。これらの三次元
構造布帛はその三次元的変形自在性を生かして使用中に
自由な形をとることができる三次元構造物としての用途
も提案されているが,三次元的変形自在性を生かして任
意の形に変形させてその形を樹脂含浸等で固定して用い
る用途も提案されている。
【0003】三次元構造布帛に用途に適した固さにする
ためや形を固定するためには樹脂含浸することが一般に
行われているが,嵩高い三次元構造布帛に均一に樹脂を
付着させたり,均整な三次元構造形状を保持したまま樹
脂含浸することは非常に難しいものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,かかる従来
の問題点を解決するため,立体形状の保持性をより安定
化でき,適度の固さを付与することができ, 後加工にお
ける取扱い性を改善でき, エンボシングロール等で熱処
理して所望の形状にすることができる三次元構造布帛を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するもので,次の構成よりなるものである。すなわ
ち,本発明は,表裏の地組織が連結糸で連結された三次
元構造布帛において,構成する糸条の少なくとも一部が
芯鞘型複合接着性繊維であり,式1で示す空隙指数Kが
0.4〜0.98であることを特徴とする三次元構造布帛を
要旨とするものである。
【0006】K=1−(W/C・T) ───式1 ただし,W:布の目付(g/m2) C:繊維素材の平均密度(g/cm3) T:布帛の体積(cm3/m2
【0007】以下,本発明を詳細に説明する。本発明の
三次元構造布帛は,ダブルラツセル編機あるいはモケツ
ト織機等により製編織されるものである。さらに詳しく
は,表側地組織と裏側地組織を連結糸を用いて連結し,
表裏の地組織を離反させた形で立体的に構築し,三次元
的に布帛を形成することになる。
【0008】本発明では少なくとも表裏いずれかの地組
織に,あるいは連結糸の一部に芯鞘型複合接着性繊維を
用いる。すなわち,用途による要求により,三次元構造
布帛の構成繊維全てに芯鞘型複合接着性繊維を用いた
り,表裏いずれかの地組織に,あるいは連結糸の全てに
芯鞘型複合接着性繊維を用いたり,表裏いずれかの地組
織に,あるいは連結糸の構成繊維の一部に用いたりする
ことができる。本発明に用いる芯鞘型複合接着性繊維
は,鞘部に芯部より融点の低いホットメルト樹脂成分を
配して複合紡糸された繊維で,ホットメルト樹脂成分と
してはポリエステル,ポリアミド,ポリブチラール,ポ
リアクリル樹脂,ポリエチレン−酢酸ビニル共重合物,
ポリウレタン樹脂等が挙げられる。芯部には,鞘部のホ
ットメルト樹脂成分より融点の高い樹脂成分を配すれば
よい。
【0009】鞘部のホットメルト樹脂成分は,基本的に
は芯部の樹脂成分より低融点を持つものであればよい
が,熱処理時に融点の高い方の樹脂成分による糸条の物
性に影響を及ぼさないように,融点の高い方の樹脂成分
より20℃以上低い融点をもつものが好ましく,加工
性,物性等の面で,80〜160℃の範囲の融点をもつ
ものが好適である。
【0010】芯鞘型複合接着性繊維としては,例えば,
ポリエステルならば,融点が240℃以上のポリエステ
ルを芯成分に配し,融点が110〜200℃のポリエス
テルを鞘成分に配した複合繊維や,ポリアミドならば,
融点が180℃以上のポリアミドを芯成分に配し,融点
が80〜150℃のポリアミドを鞘成分に配した複合繊
維が例示できる。
【0011】本発明において,芯鞘型複合接着性繊維以
外の繊維を併用する場合には,少なくとも芯鞘型複合接
着性繊維の鞘部のホットメルト樹脂成分より融点の高い
繊維を用い,融点が明確でないが分解点が高い繊維を含
むことができ,合成繊維,再成繊維,天然繊維,無機繊
維等のいずれでもよく,単独もしくは混合して製糸した
糸条であってもよく,着色糸,レギユラー糸であっても
よい。また,芯鞘型複合接着性繊維以外の繊維を併用す
る場合に,三次元構造布帛の製造時に引き揃えて給糸し
ても,予め合撚して給糸してもよく,またそれぞれを単
独に組織するよう給糸してもよい。
【0012】連結糸に用いる糸条としても,芯鞘型複合
接着性繊維を用いることができるが,他の繊維を用いる
場合は,ナイロン6,ナイロン66,ポリエステル,ポ
リエチレン,ポリプロピレン繊維等の合成繊維の長繊維
糸条が好ましく,特に繰り返しの圧縮弾性性能が要求さ
れる場合は,ナイロン6,ナイロン66等のポリアミド
系繊維が適している。また,人体圧を支えたりする場合
の圧縮抵抗性能あるいは三次元形状を保持し,空隙を確
保する等の三次元構造布帛の基本的特性を保持するため
には,用途にもよるが,連結糸の単糸デニールが10デ
ニール以上のモノフイラメントまたはモノマルチである
のが好ましい。
【0013】本発明の表裏の地組織には,任意の組織を
採用することができ,特徴的な組み合わせとしては,
表裏の地組織ともメツシユ状等の柄状組織,表裏地組
織の一方がメツシユ状等の柄状組織,他方が平坦組織,
表裏とも平坦組織の3つに大別される。メツシユ状等
の柄状組織と平坦な地組織が表裏の一方あるいは両方に
混在することも用途により可能である。
【0014】本発明における連結糸の間隔,配置,配置
方向等は,必要に応じ任意に決定し得る事項である。例
えば,垂直方向に表裏の地組織を連結してもよく,襷掛
けに配置,斜め方向に配置,ジクザクに配置,菱形に配
置,ハニカムに配置,さらには,これらを任意に組み合
わせて配置し連結してもよく,連結糸の配列を,部分的
に歯抜け状にしてもよい。
【0015】通気性,圧縮弾性,放熱性,含気による保
温性,透水性等の機能を付与するに必要な空隙指数K
は,0.4〜0.98であるが,より好ましくは0.6〜0.9
7である。空隙指数Kは,前記式1により算出され,単
位面積当たりの見掛けの体積から三次元構造布帛を構成
する糸条の体積を減ずることにより,三次元構造布の空
隙量がどの程度あるかを示したものである。なお,繊維
素材の平均密度Cは,三次元構造布帛を構成している繊
維素材が全部同一種である場合はその密度であり,繊維
素材が複数種である場合は,各繊維素材の密度の加重平
均である。空隙指数Kが0.4未満の場合には,空隙量が
少なく,通気性,水分蒸散性,クツシヨン性が劣り,好
ましくない。また,0.98を超えると,空隙量が多くなり
すぎ,三次元形状保持が困難となったり,圧縮抵抗が少
なすぎて好ましくない。
【0016】
【作 用】本発明のごとく, 表裏地組織を適度の剛性を
有する連結糸で連結した三次元構造布帛において, 少な
くとも表裏の地組織あるいは連結糸に芯鞘型複合接着性
繊維を用い,空隙率を0.4〜0.98とすると,鞘部に配
した樹脂成分より高い温度で熱処理して,繊維のフイラ
メント間を融着させ,糸条の接点を融着させて,立体形
状の保持性をより安定化でき,適度の固さを付与するこ
とができるようになる。
【0017】さらに,表裏地組織の密度が粗い場合や厚
みの大きい場合のように後加工において取扱いにくい組
織設計の場合でも,予備処理として融点の一番低い糸条
の融点より高い温度で熱処理して取扱いをしやすくして
後加工に供することができる。また,金型やエンボシン
グロールで熱処理して所望の形状にすることもできる。
【0018】
【実施例】
実施例1 ダブルラツセル機(カールマイヤー製)14G,6枚筬
を使用し,表側地組織として,ポリエチレンテレフタレ
ートよりなるポリエステル250d/48fマルチフイ
ラメント(融点155℃)とポリエチレンテレフタレー
トにイソフタル酸を40モル%共重合したポリエステル
(融点110℃)を鞘部に,ポリエチレンテレフタレー
トを芯部に配した芯鞘型複合接着性ポリエステル糸15
0d/30fを引き揃えて供給して,小さなメツシユ組
織を2枚の筬で編成し,裏側地組織としては,表と同じ
糸条を供給して,2枚の筬で寸法安定性のよい平坦な地
組織を編成した。連結糸として,ナイロン6の1号モノ
フイラメントを用い,2枚の筬で表裏の地組織を連結し
て本発明の立体構造布帛を得た。
【0019】得られた立体構造布を拡布状でヒートセツ
ターにより130℃×2分のセツトを実施した。熱セツ
トした立体構造布帛は,目付が500g/m2,厚みが6.
3mm, 空隙指数Kが0.89で圧縮弾性に優れ,適度の硬
さをもつものであった。
【0020】実施例2 ダブルラツセル機(カールマイヤー製)14G,6枚筬
を使用し,表裏の地組織として,ポリエチレンテレフタ
レートよりなるポリエステル250d/48fマルチフ
イラメント(融点155℃)とポリエチレンテレフタレ
ートにイソフタル酸を40モル%共重合したポリエステ
ル(融点110℃)を鞘部に,ポリエチレンテレフタレ
ートを芯部に配した芯鞘型複合接着性ポリエステル糸1
50d/30fを引き揃えて供給して,それぞれ2枚の
筬で寸法安定性のよい平坦な地組織を編成した。連結糸
として,ナイロン6の1号モノフイラメントと,ポリエ
チレンテレフタレートにイソフタル酸を40モル%共重
合したポリエステル(融点110℃)を鞘部に,ポリエ
チレンテレフタレートを芯部に配した芯鞘型複合接着性
ポリエステル糸75d/24fを引き揃えて供給して,
2枚の筬で表裏の地組織を連結して本発明の立体構造布
帛を得た。得られた立体構造布帛を150℃の柄付ヒー
トプレスで熱処理して,樹脂加工状のふくれ柄の立体構
造布帛を得た。
【0021】
【発明の効果】本発明によると,立体形状の保持性をよ
り安定化でき,適度の固さを付与することができ, 後加
工における取扱い性を改善し, ヒートプレスやエンボシ
ングロール等で熱処理して所望の形状にすることができ
るようになり, 圧縮抵抗,通気性,透水性,水分蒸散性
等の優れた特性を有した三次元構造布帛として広範囲の
用途が期待できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏の地組織が連結糸で連結された三次
    元構造布帛において,構成する糸条の少なくとも一部が
    芯鞘型複合接着性繊維であり,式1で示す空隙指数Kが
    0.4〜0.98であることを特徴とする三次元構造布帛。 K=1−(W/C・T) ───式1 ただし,W:布の目付(g/m2) C:繊維素材の平均密度(g/cm3) T:布帛の体積(cm3/m2
JP4164214A 1992-05-29 1992-05-29 三次元構造布帛 Pending JPH05331748A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996037648A1 (en) * 1995-05-23 1996-11-28 Kanebo, Ltd. Corrugated fiberboard knit, and moldings and mouse pad formed of same
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JP2022158270A (ja) * 2021-04-01 2022-10-17 アクトインテリア株式会社 マスク

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